JPS60122798A - 砒化ガリウム単結晶とその製造方法 - Google Patents

砒化ガリウム単結晶とその製造方法

Info

Publication number
JPS60122798A
JPS60122798A JP58227247A JP22724783A JPS60122798A JP S60122798 A JPS60122798 A JP S60122798A JP 58227247 A JP58227247 A JP 58227247A JP 22724783 A JP22724783 A JP 22724783A JP S60122798 A JPS60122798 A JP S60122798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impurity
single crystal
crystal
gaas
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58227247A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0448759B2 (ja
Inventor
Takashi Shimoda
下田 隆司
Masami Sasaki
政美 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP58227247A priority Critical patent/JPS60122798A/ja
Priority to US06/675,400 priority patent/US4618396A/en
Priority to EP84114530A priority patent/EP0149082B1/en
Priority to DE8484114530T priority patent/DE3469445D1/de
Publication of JPS60122798A publication Critical patent/JPS60122798A/ja
Publication of JPH0448759B2 publication Critical patent/JPH0448759B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/40AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
    • C30B29/42Gallium arsenide

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 この発明は、不純物としてIn 、ΔZ、C,Sなとを
ドーピングした砒化ガリウム単結晶に於て、不純物の濃
度を単結晶の上部から底部にわたって一様にした単結晶
とその製造方法に関する。
砒化ガリウム(以下GaAs と略記)単結晶は、電界
効果トランジスタ、発光ダイオード、レーザダイオード
などの素子の基板として用いられる。
GaAs単結晶は、水平式ブリッジマン法やチョクラル
スキー法によって作製される。
水平式ブリッジマン法(HB法)は、石英ボートの中で
、温度分布を水平方向に移動させながら、融液を固化さ
せてゆく。温度勾配を小さくする事かできるから、比較
的欠陥の少い単結晶を得ることができる。
しかし、ボート中で単結晶を成長させるから、半円形断
面のインゴットしか得られない。これを斜めに切断して
円形ウェハを切出す場合、無駄になる結晶部分の割合か
大きい。材料の損失が多大であるから、コスト高になる
チョクラルスキー法(CZ法)は、ルツボ中に原料を入
れてこれを融かし、上方から種結晶を融液にひたし、上
方へ徐々に引上ける。成長の方向か上下方向であり、円
形断面の単結晶インゴットを得やすい、という長所があ
る。さらに、不純物が混入するということが少いので、
絶縁性の高い比抵抗の高い単結晶を引上げることができ
る。
F E Tを作製する場合、比抵抗の制い基板が必要で
ある。If B法で作った基板は、ボートから51か抜
けて結晶の中に入り、これかドナーとなるので比抵抗が
低くなる。CZ法によって成長したGaAs単結晶には
、このような欠点かない。
しかし、CZ法によって引」二げた単結晶は、固液界面
での温度勾配か大きいので、格子欠陥が発生しやすい、
という難点がある。
格子欠陥の評価は、転位密度を数えることによってなさ
ねる。これは、単位面積中のエッヂピットの数である。
エッチピット密度K I’ l)と1!゛Fぶ。
EPDを測定するには、引上けられた弔結1’ll’l
インゴットを薄くスライスしてウェハとし、鏡面に研磨
した後、エツチングする。エツチングすると転位の存在
する部分が小さい点になって現われる。
これを顕微鏡下で数えて、面積で割り、EPD(ELc
h l’it Density ) とする。
(イl EPDの分布 エッチピット密度EPDは、同一インゴット内に於て多
様に変化する。一般な傾向は次のようである。
(1) インゴットの上部(Lop )と底部(bot
tom)とを比較すると、種結晶に近い上部の方がEP
Dは少い。底部では欠陥が多くなりEPDか高くなる。
しばしば底部では単結晶にならず多結晶になることもあ
る。
(2) インゴットをスライスしたウェハ内に於てもE
PDは大きく変動する。ウェハの周縁部は欠陥か多(1
!: P Dが高い。ウェハの中心部でもE l) D
が高い。中心と周縁の中間でE l)Dが低い。つまり
、ウェハ内て、E l) DはW字型の分布をする。
(3) インゴットの直径が大きくなればなるほど、周
縁部でのElゝDの増大の程度はより著しくなる。これ
は(2)と共通の原因による。インゴット径が大きいと
、径方向の熱応力の差が大きくなり、このため周縁部で
格子欠陥が顕著に増加する。
直径の小さい単結晶は簡単に引上げることができる。た
とえば直径が10〜20 mm 321の単結晶は容易
にできるし、E I) Dが1万〜5万/crlのもの
も比較的簡単に作れる。しかし、2インチ径(約50n
un93’)、3インチ径(75+o+5zI)の低E
PD単結晶を作るのは難しい。
以上のようなおおざっばな傾向がある。
E I) Dは、多くの場合5万〜15万/C〃!の程
度である。余程注意して、温度勾配を低くして引上はテ
モ、EPDは1万〜5万/ tydにしか下らない。
このように欠陥の多いウェハを使って、1・J!、Tを
作製すると、ピンチオフ電圧が著しくバラつく。
これは重大なパラメータであるから、全ての素子単位に
ついて均一でなければ、素子を集積化することができな
い。つまり、GaΔ5FETを集積回路化するためには
、低EI’Dウェハか不可欠である。
発光ダイオードやレーザダイオードを作製する場合、事
情はより困難になる。これらの素子は、狭い部分に比較
的大きい電流を流すから、格子欠陥かあると、これを核
として急速な素子機能の劣化が起こる。この場合も、E
P’D低減への要求は強いものかある。
(つ) 液体封止チョクラルスキー法 (LEC法) GaAsを引上げる場合、実際には修正されたチョクラ
ルスキー法が用いられる。
Asは蒸気圧が高いので、原料融液から抜けやすい。多
結晶GaAsを融かして、融液とした場合でも、高温(
GaAsの融点は1238℃)であるから、Asが気体
になって抜ける。すると、ストイキオメトリからのずれ
が起こり、As空格子が多数残ったインゴットしか得ら
れない。
これを防ぐには、As の抜けを禁止しなければならな
い。
そこで、ルツボの中の原料融液の上面を、13203の
融液で覆うようにする。B2O3は、この温度で液体と
なり、原料融液より比重が小さいので、原料融液を覆う
ことかできる。
B2O3で覆・つただけでなく、炉内に不活性ガスを入
れて数十気圧の圧力をかけることも多い。
こうすれば、B2O3に妨げられて、Asか殆ど、原料
融液から抜は出さない。
これを液体封止チョクラルスキー法(LEC)といい、
GaAsの引上げには、殆どこの方法が用いられる。現
在では、GaAs原料融液の上面か開放された状態で単
結晶を引上げるという事は殆どなされない。
江) ウイラードソンの理論と方法 ライラード7 ン(Willardson )、アルレ
ッド(Al1rcd )、タック(Cook )等は、
III −V族化合物半導体単結晶のエレクトロンの移
動度を高めるために、不純物をドーピングして結晶成長
を行うのが良い、という事をはじめて提唱した。
米国特許3,496,118号明細和(1970年2月
17日発行)に、ウイラードソンの結晶引上方法と理論
が展開されている。
これは、GaAsの他にGaP 、 GaSb 、 I
nAs 、 InAs 、 InP 、 InSb 、
 AI!P 、 Aj’As 、 A13Sb ノ単結
晶など広い応用分野をもつ方法である。
ウイラードンンの思想は、必ずしも正しくない、と本発
明者は考える。しかし、出願日(1966年4月19日
)当時の技術水準より抜きん出たものであると思われる
ウイラードソン等の技術思想は次のよってある。
単結晶半導体の電子の移動度を高めなければならない。
移動度を低くしている原因は、単結晶中の格子欠陥であ
る。これは転位をさすが、不純物も電子の散乱中心にな
り、移動度を低下させる原因になる。
まず、転位などの結晶の不完全性を除去しなければなら
ない。
ウイラードソンは融点が900℃以下の、■−V化合物
の単結晶は容易に引上げられる、という。
例えばGarb 、 1nsbなどである。
ウイラードソン等は、そこで、融点が900℃以上の化
合物単結晶も、氷点(freezing point 
)を下げることによって完全性の優れたものが引上げら
創るはずである、と考えた。
溶液になんらかの溶質を混合すると、融点(氷点も同じ
)が下t〕、沸点が」二る、ということは、1ヤからよ
く知られている。
ウイラードソン等は、氷点を下げるために融液中になん
らかの不純物を入れる、という名想を得た。
氷点降下は、不純物の量にほぼ比例する。
氷点はウイラードソンによると100℃以上下けるのが
望ましい。このためには、不純物を多年に原料融液中へ
溶かさなければならない。
しかし、不純物が単結晶の中6ζ人;I8°に含まれる
と、これが電子の散乱中心となって移動度を抑制する。
不純物の存在が新たな格子欠陥をひき起こす。これは避
けなければならない。
ウイラードソンはそこで、融液の中では、(”:ji 
濃度に含まれるが、固体の中へは入らす、t1i結晶か
らは排除されるような不純物か良いと考えた。
偏析係数(disLribution coe[[1c
icnt ) という概念を使う。
ある物質か、熱平衡状態にあり、液体と固体の状態で一
共存しているとする。これとは異なる物質か、液体1単
位に対して溶ける量に対し、固体1単位の中へ取り込ま
れる盲の比の値を偏析係数という。
偏析係数は現象論的な値であって、平衡状態に於てのみ
定義しうるものである。
偏析係数kが1より大きければ、この不純物は液体lこ
は溶けに<<、固体の中へ入りやすい。
偏析係数kが1より小さければ、この不純物は固体に入
りに<<、液体に溶けやすい。
ウイラードソン達がめる不純物は、それゆえ、■−v化
合物に対し偏析係数の小さい不純物である、という事が
できる。
これは優れた着想であった、と本発明者は考える。
偏析係数kが小さければ、この不純物を多用に原料融液
に混合して、氷点(又は融点)を大きく、例えば100
℃以、上ドげることがてきる。しかし、結晶を引上げて
いった時、固体である結晶中には殆ど取り込まれないの
で、結晶中の不純物濃度は低いままである。不純物によ
る格子欠陥という問題もよほど軽減されるはずである。
ウイラードンンは、偏析係数が一定であっても、単結晶
をチョクラルスキー法で引上げた時、不純物濃度は一定
でない事を指摘した。
単結晶を引上げてゆくと、原料融液が減ってゆく。偏析
係数kが1より小さいと、この不純物は結晶の中へ取り
込まれず、融液の中へ残留する。
このため、徐々に、原料融液中の不純物濃度か高くなっ
てゆくのである。
そうすると、単結晶の中に含まれる不純物の濃度も高ま
ってゆく。種結晶に続く結晶インゴットの上部は不純物
濃度が低く、成長の終期に作られた底部は不純物濃度が
高くなる。
ウイラードンンは、偏析係数にの不純物の、単結晶中の
濃度Cは、 C=kCo (1−g )k−10) で表わされると考えた。COは定数で、gは出発原料融
液の内、固化(結晶化)した部分の重量比であり、当然
1より小さい。引上げのはじめにg;0て、gは結晶成
長ととも増大する。
第1図にウイラードンンの与えたグラフを示す。
kはパラメータで0.01 、0.1・・・・・・・・
、5などの場合の(1)式を表わす。COは全て1であ
るとしている。
ウイラードソンは(1)式の根拠を説明していないか、
次のように考えたものと本発明者は推考する。
原料融液がルツボ内に最初Lo (重量)たけあったと
する。同化率がgであるとすると、引上げて固化した部
分(結晶)の重量はLo gである。
融液重量はI−o (1−g )である。
融液の中に!11(市ili’ )の不純物が含まれる
とする。
(11結晶成長中に、新しく固化した部分の微少L]を
d (Lo g )とする。これに含まわることにより
、融液中の不純物がdmだけ減少するものとする。
偏析係数がkであるから、融液中の不純物濃度Lo(1
−g) (2) と、固体中の不純物゛濃度の比がkである。固体中では
、相互に物質の移動がないから、液体と平衡状態にある
のは、新しく固化した部分だけである。
新しく固化した部分の重量がd (Lo g )で、こ
れに取りこまれる不純物の慣が−dmであるがら、固体
中の不純物濃度は、 によって示される。(2)と(3)の比が偏析係数にで
あるから、 という微分方程式を得る。
これを解いて、 m=mo (1−g )k(5) トする。moは最初の不純物量である。
1nは融液に含まれる不純物の重量である。不純物濃度
は、これを融液型組Lo(1−g)で割ればよいので、 −(1−g )” (6) O となる。
融液に接する固体部分では、これにkを乗じた不純物濃
度となるので、固体部の不純物濃度CはC=k Co 
(1−g )k−1(7)となる。但し、 Co −−(8) L。
である。これはウイラードソンの式(1)に等しい。
第1図は、固体部の不純物濃度Cを同化率gの函数とし
て、対数目盛上に示したものである。
kが1より小さければ、右上りの曲線となる。
kが1より大きければ右下りの曲線となる。
Goは(8)式にみるように、最初の不純物濃度である
。氷点降下は、不純物濃度に比例するから、これがqし
い時、氷点降−トは労しい。氷点降下作用か等しい不純
物の中では、固体中に入りこまない不純物が良いわけで
あるから、kか1より小さく、できるたけ小さい値であ
ることか望ましい。
ウイラードソンは、そこで、次の条件を与えた(1) 
偏析係数kが0.02以下である、(2)氷点降下が1
00℃以上であるよう不純物を入れること。
ウイラードソンの条件によると、へzsb結晶に於て、
k < 0.02となる不純物は、B 、 Co 、 
Cu 。
1’b 、 Mn 、 Niである。
Garb結晶に対し、k < 0.02となる不純物は
Cdだけである。
InΔS結晶に対し、k < 0.02となる不純物は
ない。
InSb結晶に対し、k< 0.02となる不純物は、
Cu 、 Ge 、 Au 、 Ni テある。
ウイラードソンは、GaAs結晶番ご対し、kく0.0
2となる不純物はSb 、 lsi 、 Ccl 、 
Ca 、 Cr 。
Co 、 Cu 、 Fe 、 l’b 、 Niであ
る、と述ヘテイる。
ただし、ウィラードソンは、偏析係数だけが、不純物を
決定する唯一のパラメータであるのではない、という。
拡散係数も考慮に入れるべきだとしている。拡散係数が
大きい不純物は結晶の中で動きまわり、結晶の電気的性
質を不安定にする、と主弥する。
たとえば、GaAs結晶中のCuは偏析係数が0.00
2以下であるが、(臨界値の1/IQ )拡散係数が大
きくて、不適だという。Cuの存在により、GaAs結
晶が絶縁性を失い、導電性になってしまう。
ウイラードンンは特にGaAs結晶については、Sb 
、 13i 、 In 、 l’bが氷点を低減させ、
結晶欠陥を減少させるといっている。いずれも不純物濃
度は1×1o”t’m−3以上でなければならないとし
ている。偏析係数は、GaAs中で、ウイラードソンに
よれば sb o、016 ni O,0005 In Q、I Pb O,0002 である。
ウイラードンンの結晶引上法はチョクラルスキー法では
あるが、LEC法ではなく、特異な方n:である。ルツ
ボの中に、原料となる多結晶GaAs又はGa単体、A
s単体と、不純物を入れ、これを融溶して原料融液とす
るのが通常の引上げ法である。
ウイラードンンは、そうではなくルツボの中には、Ga
と不純物(sbなど)を入わる。Δ5はルツボの外の他
の容器に入れる。八5の’l’nu Inは605℃に
保つ。ルツボはより高温に加熱する。Asの蒸気がルツ
ボに入って、GaAsの融液となる。種結晶を融液中に
つけて、回転しなから引」二ける。
ルツボの上方は開いている。■、ト、C〃、のように蓋
がない。これはΔSの蒸気と、融液中の八5か中衛を保
つためである。チャンバ内は、ルツボ以外の部分は60
5℃に保たなけれはならない。
ルツボは、GaAsの融液が生しるわけであるか、12
38℃よりも低い温度て液体状態である。51)などの
不純物によね氷点が下るからである。ウイラ−ドソンは
100℃以上下げる、といっているから、1100℃程
度であろうか?と考えられる。
ウイラードンンはGa A s単結晶をこのような方法
で引上げて、Sb 、 Pb 、 Bi を不純物とし
て、実施例を上げて説明している。これによると、電子
移動度ハ2000〜3000c!l/v、ノ領域カ最も
多く、3000〜4000 Cd/V緊のものもある。
これらは、他に′l″e 、 Seなどの不純物を入れ
てn型の半導体としたものである。
Inについては実施例を示していない。
ウィラードソンは、また引上げた結晶のキャリヤ濃度と
、電子移動度だけを測定している。エッチピット密度に
ついては全く記述かない。測定していないのであろう。
オ) ウイラードソン理論に関する疑問ウイラードソン
等の理論は極めて興味深いものがある。偏析係数と、不
純物による氷点降下を結びつけた理論は、非常に面白い
、と思う。
しかしながら、この特許明細書で、実際に測定値として
挙っているのは、電子密度と移動度だけである。
電子移動度は、電子密度が多くなると減少するから、こ
れだ1すでは結晶の特性を評価するに十分ではない。こ
ういうことを考慮に人ねでも、電子あまり大きいとはい
えない。
電子移動度9.外の測定値をウイラードソンは示してい
ない。EPDの値が全く現われない、というのは致命的
である、と思う。
本発明者は、格子欠陥の多さと、電子移動度には直接の
関係かないと思う。従って、もしも、不純物を加えるこ
とにより、格子欠陥の;I:か減る、というなら、E 
l) Dを測定すべきであった。
さらに、ウイラードソンのJ!Il論の中で疑問に思わ
れるのは、氷点降下の評価である。
たとえば、モル氷点降下定数の大きい物質として知らね
ているショウノウは、40℃である。これハ1ooo 
gのショウノウの中に、1モルの他の物質か溶けている
時に、氷点が40℃降下する、ということである。
この定数は水の場合1.86℃、ベンゼンで4.9℃に
すぎない。
アボガドロ数をNo 、密度をρ、分子量をMとすると
、この物質の単位体積中の公子数旧はで与えられる。
この物質の中に含まれる不純物があり、この密度(単位
体積中の分子数) nzとする。母体分子不純物分子の
数の比は、旧対n2である。母体分子が1000 gあ
るとすると、不純物のモル数102は、であるから、(
9)を代入して、1ooo g中の不純物のモル数 となる。
ウイラードソンはn2≧l X 1018crn−aと
いう値を与えている。No = 6 X 10” /I
Tlol 、である。ρは例えば5g−m−3とおくと
、m2の下限か計算できる。
もしも、1018c1n−3の不純物の存在によって、
氷点が100℃下るものとすれば、この物質(母体分子
)のモル氷点降下定数ΔTfは ΔTf = 3000 X 100℃/ m o I=
= 3 X 105℃/mol 、 ’(13でなけね
ばならない、と考えられる。これは、ショウノウの1万
倍に当る。GaAsの融液かこのような大きいモル氷点
降下定数を持つとは考えられない。
逆に言えば、1018cm−3程度の不純物による氷点
降下は多くても0.01℃程度であろう。100 ’C
も低下するはずがない。
ウィラードソンが氷点降下により結晶欠陥を減らずこと
かできる、と考えたのは、結晶引上けの際、結晶の縦方
向、半径方向のlfu’を度勾配を低減てき、熱歪みを
減少させることができる、という着想からであろう。
しかし、o、oi℃程度の降下では、このような効果は
全く期待できない。
氷点降下の評価に関し、このような誤りがある、と本発
明者は考える。
いまひとつウィラードンンの方法には難点がある。
それはルツボの温度制御かできない、という事である。
チャンバ内でルツボ内だけは高温Th にし、残りの部
分Asの蒸気圧を一定に保つため605℃にする。ルツ
ボ内にもともとAsは入れておかない。
ルツボの温度゛111は、ヒータなどの制御によってL
jえるのではなく、融点′1和から氷点降下ΔT「を引
いた値として決められる。
Tb =−1,’m−Δ1−f Q菊 である。不純物濃度は引上げ工程で変化するからΔ′1
゛「は変化し、Thも疫化する。
このように、ルツボ内の液体の温度11Nは制御可能な
変数ではない。従って結晶の直径方向の制御など全く不
可能である。
制御変数の数が足らないのである。これは根本的な難点
である。
ウイラードソンは、実際、その方法によって引上げた結
晶は欠陥が少なくなったとは述べていない。電子移動度
のデータを示しているだけであるが、このデータも特に
優れたものとはいえない。
むしろ小さすぎる値である。
結局、偏析係数が0.02以下の不純物を1018画一
3以上融液に混ぜるというウィラードソンの発明は、そ
れに見合う効果かなく、氷点降下理論も誤りであると、
本発明者は考える。
(力) ミルピッドスキーの理論 Journal of Crystal Growtb
 VOl、52 p、395−403 (1981)に
ミルピッドスキー(Miloviclsky )、オス
ヘンスキー(0svensky )、シフリフ(Sh百
rin)は、Ge 、 GaAsなどの半導体単結晶の
転位の生成に及はすドーピングの効果について、実験結
果を示し、理論的な説明を加えた。
引上は法て、ルツボから、単結晶を引上げると、固液界
面から離れるに従い、温度が低下する。温度降下に伴っ
て、剪断応力か発生する。融点を′1石とする。
ミルピッドスキーは、Q、7 Tm より高い温度域に
於て転位が発生するという。そして、このようなIfl
lt度域では柔軟な状態にあるから、非常に弱い剪断応
力によっても、転位が発生する。
剛性率をGとする。剪断力τが10−5〜10−’Gよ
り小さければ、この温度域でも転位か発生しない、とい
う。これは、降伏点応力の1/1o以下である。
そこで、ミルピッドスキーは臨界剪断応力τCという概
念を尋人する。これは、転位の発生の規準となる応力の
大きさである。剪断応力がこれを越えると転位が生じ、
これ以下であれば転位か生じない、というものである。
臨界剪断応力τCは、低温では高く、高温では低くなる
。l゛≧Q、7−rmに於て、τCは極めて小さい。
重要ti 事は、結晶中に不純物をドーピングする事に
より臨界剪断応力τCの値か上昇する、ということであ
る。
ミルピッドスキーは、不純物を入れることにより、τC
か上る理由を次のように説明した。
パ転位の移動”ゝについて考える。転位は、ひとつの実
体のように考え、移動するものであると、する。これか
移動した後に転位が形成される、とする。剪断力がかか
ると、移動が激しくなる。つまり転位の増殖率が高くな
る。
しかし、不純物が存在すると、転位の移動を阻止する。
つまり転位の増殖を妨けるというのである。
転位の移動を阻止1−る力は、1:J体几素の体積■0
と、不純物の体積Vlの体積差の2乗に比例し、不純物
原子の結晶中の拡散係数1〕に反比例する、という。
つまり、転位を阻止する力は、 で定義されるQの値に比例するとした。
ミルピッドスキーはその根拠として、LEC法でGaA
s単結晶を成長させた時、Te 、 In 、 Sn 
Znをドープすると、EPDが減少する、という実験デ
ータを示した。第2図にミルピッドスキーのデータを表
にして示す。横軸は不純物濃度で、縦軸がNd (E 
l) Dのこと、単位はcrt+−” )である。
単結晶の直径は20〜25+aである。Teのドープ量
が5X10”〜I X 10” cm−”の時Ndは1
0 cm ” 321゜下になる、とある。
1′eについて、Inが優れており、In濃度と、EP
Dは、グラフから読みとると、 (1) 1n=Q(ノンドープ)、Nd = 1.4 
X 10’ CIrT 2(2) In = 3.8 
X 10”m−3、Nd = IQ3cm−”(3) 
In = 1.5 X 101jan−3、Nd = 
1.2 X IQ2o++−2(4) tn : 5.
8 X 1019cm−3、Nd −103cm ”で
ある。Inの濃度は(4)のケースが最大で、これ以上
の濃度(5,8X 1019cIn−3以上)につむ)
ではデータが示されていない。
最小は(3)のケースで、Nd= 120 cnr−”
 とし)うトップデータが示されている。In = 1
.5 X 1019crn”である。
(2) 〜(3)でNdは120〜1000 cm−2
である。10196n−3を単位として、Inの量をn
iで表わすことにすると、 In = ni X 1019crn−3QIGと書け
るが、(2)〜(3)の範囲で、E 111)の値Nd
は、近似式 %式% ) て与えることができる。旧は58以上のデータがないが
、04式を使って外挿すると、例えは旧−7の時、Nd
 = 1870 cm−2と計算される。
Te 、 Inにつづイテ、5n 、 Zn (7) 
7’ −/i すども示されている。
ミルピッドスキーは00式てちえられるqの値か、11
00℃のQaAs (7)中で、 (1) ’l’cに対し Q=8X1010了(2) 
Inに対しDが分らず不明 (3) Sn ニ対し Q : 2 X 10”シト(
4) Znに対し Q=1.5X107−:トこれらの
EPDのデータは、不純物濃度Inだけを変数として示
されている。しかし、Ndは、インゴット中で一様では
ない。ウェハ1枚の中でも一様ではない。第2図に示し
たEPDの値Ndは単結晶インゴットの内の最もE l
) Dの小さい領域でのEPDの値である。つまり、こ
れはインゴット中の最良値が示しであるのである。
In = l 、5 X IQ” cm−”の時に、1
20o++−” のEPl)であるのは最良値であり、
1万〜10万crn−2の領域もある。
(キ) ミルピッドスキー理論の難点 ミルピッドスキーは、結晶中の不純物の体積のちがいに
よって、その転位減殺作用を説明した。
これは非常に面白い考え方であると本発明者は考える。
しかし、次のような勤怠がある、と思う。
まず、体積効果が06式で示されるように、2次の効果
から始まっている、ということである。
GaA sの中へ、In又は/Vを入れたとする。Ga
のサイトにこれらか入ると、InはGaより大きく、A
I!はGaより小さい半径をもつ。2次の効果であルカ
ら、ΔlでもInでも同し効果かあることになる。
より低次の一次の効果 があるはずである。これか転位を1c11止する上で何
の作用もしない、というのはおかしい。つまり、不純物
として/Vを入れたのと、Inを入れたのでは異る効果
があるはずである。
もうひとつは、作用の起る確率の(79題である。
Inの不純物濃度をNlと1−ると、−次の効果、つま
り0119式の効果は、Nlに比例した確・れで起るは
ずである。
母体の元素数は1022cm”のオーダーであるから、
IQ 19cm−3の不純物により10−3の不純物濃
度か実現される。
(至)式のQは2次の効果であるから、Nlの2乗に比
例する確率で起る。これは10−6である。
結晶中で、転位は軸方向に成長する線として考えられる
。転位線が不純物原子に衝突すると転位がストップする
というのがミルピッドスキーの見解である。
もともと10万/ crll程度あるものを、10−6
の衝突断面積を持つものが、これをブロックして、10
〇−〜1000 / c、l に減少させる、というの
はおかしい。
さらに、QID式で体積差の2乗を、拡散係数りて割っ
ている。これは、体積差の2乗の値があまり変らない元
素について、効果の差があるので、つじつまを合わせる
ために考えたのではないかと思う。
たとえば、′rCが最もよいというので、これについて
考える。−3価のAsのイオン半径は、2.22λ、−
2価のTeのイオン半径は2.21 Aである(新版物
理定数表、朝会書店1978年発刊1’、211 )と
されている。
また+3価のGaのイオン半径は0.62A、+4価の
Snのイオン半径は帆69人となっている。
AsサイトがTeによって置換されても体積は殆どかわ
らない。体積差の2乗は殆ど0である。
それで拡散係数りを分(EJに入れたのであろう。
これは、転位の増殖を阻止すべき不純物元素が熱により
動きまわるよっては、転位のエネルギーによって弾き飛
ばされる、と考えられたよってある。
拡散係数りのような現象論的なファクターを用いても、
理解が進むことにはならない。
アインシュタインの関係、D−μk Tから、温度が高
いとき、Dが大きいと考えられる。μは原子の移動度、
kはボ、ルツマン定数、Tは絶対温度である。
転位の増殖作用が最も盛んなのは、1m〜0.7−I’
mの(1jnは融点)高温時である。転位1511止能
qは高温時に小さく、低温時に大きい。
このようなQによって、盛んな転位の増殖を阻止できる
とは思えない。
ミルピッドスキーは臨界剪断応力τ(という框念を使い
、これが温度と不純物濃度によって変化するという。
不純物濃度N1が商くなると、τCが上るという。
Nlの作用により0Q式のqが働き出すという事は分る
が、なぜτCが上るのか理由は説明されない。
ミルピッドスキーは、転位が、ウェハの周縁と中心で高
いことを説明するため、剪断応力自体が周縁と中心で高
いのだと考えた。
剪断力によって転位が発生する、という考えは直観的で
あるか疑問も残る。
これは材料力学的考察を行えばよりはつきりする。
単結晶は円柱形であり、融液から引上げると、周Hの方
から熱が奪われ、冷却してゆく。中心は未だ高温で、周
縁が冷え収縮するから、応力が発生する。
円筒対称性をもつから、中心方向にl軸、半径方向にl
軸をもつ円筒座標を考える。Z方向の分布は簡単のため
考えない。中心対称性があるから、角度0の依存性はな
いとする。
半径方向の引張り応力σr、角度方向の引張り応力をσ
【とする。
dr、dθの微少面積に於ける力のつり合いから、−(
rσr)=σ【 0呻 r となる。連続体の1点での変位をv (r)とする。
この点でのr方向の線膨張εrは v dr 翰 この点での角度方向の線膨張の割合ε【はε(=−Qυ によって与えられる。
ポアソン比をm、ヤング率をEとすると、i!IA度が
一様な場合、半径方向及び角度方向の引張り応力σF/
、σ【/は、 によって与えられる。
ヤング率をE、線膨張係数をα1とし、温度EOに於て
、両端を固定した線材を、温度【に冷却すると、線材の
中に熱応力 −αIE(L−LO) (ハ) が生する。
i’!IA度かrの1数である時、全応力σr、σ【は
(イ)。
(ハ)と熱応力の和で与えられる。
翰 である。01式に代入して となる。
温度差(io−L)は、結晶の中心て0、周縁にゆくに
従って大きくなるので、簡単のため2次雨数で近似する
とする。
to −t = ari’ 翰 と仮定する。@式はこの仮定の下で、 但し 翰式の微分方程式を解くことができる。
四式の右辺を0と置いたものの一般解はv : C1r
 + −01) で与えられる。次に、右辺の<−qr)を考慮する。
に)の特殊解をめればよい。右辺が1次式であるから、
左辺も1次式である。
v=kr 3 (沙う という特殊解か存在するはずである。eAIlに代入し
て、 8kr=−qrcl よって ■は連続体の変位である。インゴットの中心がr = 
Qであり、ここで変位は発散してはならないから、0υ
式のC2はOである。
(2)式の一般解は −93(埒 である。これを、(イ)、(1)に代入して応力をめる
と、勢、(1)も考慮して、 インゴットの半径をl(とする。r=Rに於て、半径方
向応力σrが0である、という境界条件を課すことがで
きる。ciは となる。(ト)、@から、 となる。
半径方向の応力σrは0≦r≦l(に於いて常に負であ
る。つまり圧縮応力である。1−0、つまり中心で最も
大きい。I’)i’になるにつれて小さくなってゆく。
角度方向の応力σ−はr = Qて圧縮応力であるが、
r=rlで0となり、これをこえると引張り応力となる
第3図は、友′を変数とし、角度方向σL 、s1/、
径方向σrの応力をグラフに示したものである(但し右
半分だけを示す)。
である。
簡単のため、正規化応力σ0を定義する。
である。すると、 2 σr=−σ0(1−−p) θ埠 である。半径方向、角度方向の剪断力は0である。
半径方向と角0をなす方向への座標系で考える。
引張り応力をσl、σ2、剪断力をτとすると、モール
の応力関係式から、 σ1=σrQls2θ+atB石2θ ■σ2=σr 
5in20+σL cos20 、(4−’jとなる。
剪断力の方向は(ト)がらo−45°の方向である。つ
まり、半径方向rにも角度方向【にも45°をなす方向
に最大剪断力がががる。o−45゜の座標系で考えると
、応力は均等 で、剪断力は最大 をとる。
剪断力τは、r = Qで0であり、rの2乗に比例し
て増大する。
応力σ1.σ2はr = Qで−σ0てあり、圧縮力で
ある。rか においてOとな°る。rがこの値を越えてl(に至るま
でσl、σ2は正であり、つまり引張り応力になる。
r==Rのとき である。r =Rでσr = Qという境界条件を与え
るから、σ五=τとなるのは当然のことである。
固体のポアソン比mはだいたい3〜4であるといわれる
。しかし液体に近い極限ではm→2となる。結晶が引上
げられた直後はまだ流動的であるから、mは2に近い値
であろう。
するとr = Qでのal= −coに対し、r = 
Rでの(イ)式のσ1−τは、絶対値にして、約2倍に
近い。
応力は、結晶の周縁に於て大きくなる。また、「=0の
中心部でも大きい。中間部(r2の近傍で小さくなる。
第3図の左半分に0−45°の座標系での応力σs(=
σ2)、τの値を図示する。
もしもミルピッドスキーのいうように、剪断力τかEP
Dを多くする、というなら、r = QでEPDが極少
で、周辺へゆくに従い単調増加すべきである。
実際にはそうでない。EPDは中心と周縁で高く、中間
で低い。剪断力はr2 で増加するがら、E I) D
の半径方向のW型分布を説明できない。
むしろ、EPDがW型分布をする、という事は、主応力
σlの変化に合致しているといえる。これの絶対値は、
周縁で最大で、1−r2でQ、r−=0で周縁の約17
2程度の大きい値になるからである。
(り)本発明者の仮説 本発明者は、剪断力よりも主応力σlか転位発生の機構
に強く関係゛していると考える。主応力σlについても
引張り(σl〉0)と、圧縮(σ1く0)とでは、EP
D量への寄与か異なると思う。
また剪断力も、転位の発生をもたらすてあろう。
転位誘起係数というものを考える。これは引張り係数α
、圧縮係数β、剪断係数rの3つを含む。
これ(よ、応力の2乗の1単位;肩に対し、Ji I’
 l)が誘起される数として定義する。r(r2て圧縮
、r>r2で引張り応力が存在するから、本発明者のE
PD仮説は、次の式で表わせる(σlをσと書く)。
(1)0≦r(rzのとき E l) D−βσ2 +、 τ2 11.υfill
 rz(rsにのとき EPD=ασ2+γτ2 (財) である。
主応力の係数α、βが0でない、という理由は、E l
) DのW量分布から説明される。これはミルピッドス
キーとは正反対の見解である。
本発明者はτも考慮する。これは、EPDの方向性に関
係する。
EPDに方向性があれば、これを主応力σ1によって説
明することはできない。
しかし、EPDの発生頻度の方向性はτによって合理的
に説明できる。
本発明者はこう考える。
τは剪断力である。剪断力によって、最も動きやすいの
は、結晶の襞間方向である。GaAs結晶の襞間方向は
<110> 、・・・・・・である。<001>方向に
引上げた結晶は、互に90°をなす襞間方向があり、こ
れと45°をなす非臂開方向<100>。
・・・・・・がある。
ある方向の半径に沿って考えると、これと45゜の角を
なす方向に剪断力が最大となる。
そうすると、非臂開方向<100>方向に見ると、襞間
方向と剪断力の方向が合致する。もしも、剪断力が転位
を発生させるものとすれば、<100〉方向の転位が<
110>方向の転位より多いはずである。
これを支持するデータを第4図に示す。ノンドープGa
Asの単結晶をスライスしてウェハとし、エツチングし
て、<100>方向と<110>方向のEPD分布を測
定したもので、イギリスC1社(Cambridge 
InsErumcnts社)+7) 、l LJMII
O炉によって作られたGaAsのデータである。縦軸は
EPDである。
EPDは5万〜16万/ calの値をとる。中心と周
縁で15万/ Ca程度である。<110>方向の最小
が5万/1−111.<100>方向の最小が7万7−
程度である。
これは、本発明者が6η、6埠に於てτを考慮すべきで
ある、と考えたことに合致する。<100>方向の方が
EPDが高くなるのは、前述のように、τが襞間方向に
重なるからである。<100>方向でγが大きくなる、
と考えてよいし、EPDを測定する方向が襞間方向と角
0をなすとすれば、rが r−γ0(ε十sIn”20) tJ によって現わされると考えてもよい。fo 、εは定数
である。
詳しくみれば、第4図で最小値をとるrの値も異なる。
<110>方向では rz2.7cfnて最小<100
>方向では rz1.5crnで最小これもΦυ〜輪式
によって合理的に説明できる。
<110>方向は襞間方向であるからγの値が小さい。
このため、Φυ、働で表わされるE l) D最小の点
(これはrzより小さい)が、rzに接近する。
<100>方向はrが大きく、EPD最小の点がrzか
ら遠ざかる。このためく10′O〉方向の最少点の方が
r =Qに近いわけである。
EPDが最小になる点を「3とすると、ψυ、に)から
、 (財) となる。rs<rzである。
第4図の例についてtt :4 、、として、だいたい
の比の値をめると、 となる。εは小さいので省略した。ポアソン比を、m=
2.3.4とすると、γ0/β の値は5,6゜7の程
度になる。
これは、第4図にグラフを示すノンドープGaAsにつ
いての試みの計算にすきない。剪断係数rがあれば、<
100>、<110>方向の非対称を説明できる、とい
うことである。
第5図は、本発明者が、提案したEPDに関する←υ、
62を図示したグラフである。
WWの分布をする函数である。
fit r=oで EPD−βσ02 曽 fill r = r3で最小値 f811 r = Rで最大値 が得られる。
本発明者は、不純物をドープすることによって、σ0の
中の熱膨率係数α1(高温時の)が減少1−るのだと考
える。係数α、β、γが変化するのではない。
またσ0の表式θυから、直径に比例して、EPDは増
加するものであるから、大直径のGaAsを引上げた時
、E l) Dを小さくするのは、特にIBl: Lい
ことが分る。しかし、不純物ドープによりα1を下げる
から、全体のEPDを下げることができる。
PT)本発明の方法 In、A7.C,SなどをドープすることによりGaA
s単結晶のE l) Dを減ずことかできるということ
は、このように公知である。
以下、Inを例にとって説明する。
偏析係数にはウィラードソンの理論では根本的な役割を
果す。ウィラードンンはk = 0.1であるという。
他にGaAs中のInのkは帆007という人もいる(
 G、Jacob et aJ 、 Journal 
of Crystal Growth61 p417−
L 424 (1983) )。
これはGaAs中のAs濃度か違うからである。
As9度によってInの偏析係数kか変化する。
J 、 Br1ce (A【omic Di[fusi
on Sem1conductors(plenum 
、 New York ) )は、GaAs融液中(7
)Asの濃度及び蒸気圧により、In 、 A/ 、 
C、S (D偏析係数kが第6図に示すように変化する
、というデータを示した。
既に述べたように偏析係数kが1でない場合、第(1)
式 %式%(1) により、結晶中の不純物濃度が、固化率gとともに変化
してゆく。
不純物濃度が変動するのは好ましくない。
ウイラードソンはkくく1 が良いと考えている。
前述のJacobはk>1が適当であるとしている。
しかし、本発明者はに=lが最も良いと考える。
不純物濃度が、底部に於て高くなると(k<<1)底部
が多結晶になりやすい。
不純物濃度に変動があると、単結晶インゴットから、特
性のそろったウェハを取ることができない。
そこでに=lとしてGaA s単結晶引上げを行う。
第6図に於て、横軸は下がAs濃度である。上がAsの
蒸気圧である。
As濃度は原子%で示す。As濃度が49.39%、5
0.35%の時に、つまり蒸気圧が578Torr 、
又は731 Torrの時にに=lである。
Asの蒸気圧を制御するためには、次のようにする。
チョクラルスキー法に於て、液体カプセルせず、ルツボ
の上を開放し、ΔSがチャンバ内と圧力平衡を保つよう
にする。チャンバ内に、別のΔS溜め容器を設け、これ
の温度を制御して蒸気圧をこの値に保持する。
液体カプセルを使う場合は、カプセルを貫いて耐熱性の
管をとおして、ΔS溜め容器と接続し蒸気圧を平衡させ
てもよい。
液体カプセルする場合は、As d1度が49.35%
又は50.35%になるよう坪量し、13203でカプ
セルした融液とする。13zo3を通してAsか抜ける
から、ルツボの外にΔS溜め容器を設けて、チャンバ内
のAs分圧を適当に保持ずわはよい。+3203 Q)
上下でAsの分圧か平衡すねは、融液中のAs濃度はほ
ぼ一定となる。
As濃度はに−1からのずれが0.1程度に抑えられる
よう、0.1%程度の精度で制御するのかのそましい。
圧力でいえば、5Torr以内である。
In濃度は10”crn−3以上がよいか、1018c
Tn−3程度でもJ!: l) I)を減する上で効果
がある。
偏析係数kを常に1とすれば、単結晶の上部から底部に
わたってInの濃度は一定となる。そうするとIn添加
により、EPDが少なく、しかもIn濃度か均一である
から、特性のそろったウェハがえられる。
In濃度のゆらきQは、 によって与えられる。これは20%以下であれば、デバ
イスを作る際、特性のバラつきが問題にならない。つま
り Q≦0.2 輪 である。く・・・・・・〉は単結晶中での平均を意味す
る。
同じような事は、A7?、C,Sを不純物とじてAI!
を不純物として用いる場合、k=lとなるのは、Asの
濃度が50.01%である。
Cを不純物として用いる場合、k=1となるのは、As
 (7)濃度が49.35%、50.33%である。
Sを不純物として用いる場合、k=lとなるのは、As
−の濃度か49.00%又は51..25%である。
In、AJを不純物とする場合は半絶縁性のGaAsが
えられる。
Sを不純物とすると、n型のGaAs結晶がえられる。
Cを不純物とするとp型のGaAs結晶がえられる。
Asの圧力Pと濃度Cの関係は 1’ = 55.21 C−2048,7(61)によ
って計算すればよい。
(コ)効 果 (1) 不純物の添加によって、結晶欠陥の少ないGa
As単結晶がえられる。
(2)不純物の濃度が一様であるから、インゴットの上
部から底部にわたって、特性のそろったウェハをとるこ
とがてきる。kくく1の場合、下半分とか下2/3〜1
/3は多結晶になることが多いか、本発明では全長にわ
たって単結晶となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はウイラードソンが与えた偏析係数kをパラメー
タとし結晶引上げ率(固化率)gと結晶下端の不純物濃
度Cを与えるグラフ。 ′?E2図はミルピッドスキーが与えたLEC法で引」
−げたGaAs結晶中の不純物Te 、 In 、 S
n 。 Zn濃度とli P I)数のデータを示すグラフ。 第3図は結晶の周縁からの冷却によって半径方向応力σ
r、角度方向応力σ【、半径と45°をなす方向の主応
力σl−σ2、剪断力τか、半径rの函数として発生す
る状態を示すグラフ。右半分がσr、σ【、左半分かσ
11τを示す。 第4図はノンドープGaA s単結晶の一例について、
<100>、<110>方向のE 1’ Dを半径座標
rの函数として示したグラフ。 第5図は本発明者の仮説による単結晶半径方向のEPD
函数を示すグラフ。 第6図はJ、Br1cが与えたGaAs中のGa濃度又
はGa分圧に依存して In 、 Al 、 C、Sの
偏析係数が変動する様子を示すグラフ。 発 明 者 下 Di 隆 司 佐々木 政 美 特許出願人 住友電気工業株式会社 第4図 40 30 20 10 0 to 20 30 ll
O。 CMM’) <110> ’ −r <IQO) (t
nm)第3図 第51゛(イ) PD R−−!r Or a−一−−R

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) In 、At 、C、Sの内いずれかひとつが
    不純物としてドープされ、不純物濃度のゆらぎが単結晶
    の上部から底部にわたって20%以下であることを特徴
    とする砒化ガリウム単結晶。
  2. (2)不純物濃度の平均値が1018crn−3以上で
    ある特許請求の範囲vg(11項記載の砒化ガリウム単
    結晶。
  3. (3) Ga単体とAs単体又はGaA s化合物と、
    In 。 Aj? 、 C、S の内いずれかひとつを不純物とし
    てルツボに入れヒータで加熱して原料融液とし高温高圧
    下で、GaAs結晶を引上げる砒化ガリウム単結晶の製
    造方法に於て、GaAs結晶に対する不純物の偏析係数
    kを1に保持するためAs濃度を一定値に制御する事を
    特徴とする砒化ガリウム単結晶の製造方法。
  4. (4)原料融液を入れたルツボの上方の一部又は全部を
    開放し、チャンバ内に設けたAs溜め容器の温度を制御
    してチャンバ内のAs蒸気圧を規定して、原料融液のA
    s蒸気圧を一定値に保持する特許請求の範囲第(3)項
    記載の砒化ガリウム単結晶の製造方法。
  5. (5)不純物がInであって、As蒸気圧の平均値が6
    78Torr 、又は731−1−orrの上、下5T
    o r r以内であるように制御する特許請求の範囲第
    (4)項記載の砒化ガリウム単結晶−の製造方法。
  6. (6)不純物がInであって原料融液中のAs5度が4
    9.39%又は50.35%の上下0.1%以内になる
    ように出発原料を与え、原料融液を液体カプセルで覆い
    ルツボの外にAs溜め容器を設け、チャンバ内にAsの
    蒸気を存在させることにより、As濃度を保持するよう
    にした特許請求の範囲第(3)項記載の砒化ガリウム単
    結晶の製造方法。
JP58227247A 1983-12-01 1983-12-01 砒化ガリウム単結晶とその製造方法 Granted JPS60122798A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58227247A JPS60122798A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 砒化ガリウム単結晶とその製造方法
US06/675,400 US4618396A (en) 1983-12-01 1984-11-27 GaAs single crystal and preparation thereof
EP84114530A EP0149082B1 (en) 1983-12-01 1984-11-30 Gaas single crystal and preparation thereof
DE8484114530T DE3469445D1 (en) 1983-12-01 1984-11-30 Gaas single crystal and preparation thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58227247A JPS60122798A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 砒化ガリウム単結晶とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122798A true JPS60122798A (ja) 1985-07-01
JPH0448759B2 JPH0448759B2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=16857819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58227247A Granted JPS60122798A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 砒化ガリウム単結晶とその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4618396A (ja)
EP (1) EP0149082B1 (ja)
JP (1) JPS60122798A (ja)
DE (1) DE3469445D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201097A (ja) * 1987-02-13 1988-08-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 半絶縁性ガリウム砒素単結晶
JPH01239089A (ja) * 1987-11-30 1989-09-25 Toshiba Corp 化合物半導体単結晶の製造方法及び製造装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137899A (ja) * 1983-12-23 1985-07-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 砒化ガリウム単結晶とその製造方法
CA1224885A (en) * 1984-01-18 1987-07-28 Kenichi Kikuchi Integrated circuit and method for producing it
US5770873A (en) 1984-10-05 1998-06-23 Hitachi, Ltd. GaAs single crystal as well as method of producing the same, and semiconductor device utilizing the GaAs single crystal
JPH0628234B2 (ja) * 1984-10-05 1994-04-13 株式会社日立製作所 GaAs単結晶および半導体装置
JPS6270291A (ja) * 1985-09-19 1987-03-31 Toshiba Corp GaAs単結晶の製造方法及び装置
JPS62256793A (ja) * 1986-05-01 1987-11-09 Shin Etsu Handotai Co Ltd 化合物半導体単結晶の引上方法
JP2687103B2 (ja) * 1995-03-24 1997-12-08 科学技術振興事業団 温度分布を制御したSi単結晶育成方法
JP3397968B2 (ja) * 1996-03-29 2003-04-21 信越半導体株式会社 半導体単結晶インゴットのスライス方法
US6809027B2 (en) * 2002-06-06 2004-10-26 International Business Machines Corporation Self-aligned borderless contacts
US7617742B2 (en) * 2006-06-14 2009-11-17 Battelle Energy Alliance, Llc Flow through in situ reactors with suction lysimeter sampling capability and methods of using
CN114808131B (zh) * 2022-04-20 2023-05-09 北京通美晶体技术股份有限公司 一种GaAs单晶及其VGF制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1288869A (fr) * 1961-02-15 1962-03-30 Electronique & Physique Perfectionnements aux méthodes pour la préparation et l'utilisation de composés chimiques, notamment des hydrures, en quantités réglables et dispositifs pour leur mise en application
US3496118A (en) * 1966-04-19 1970-02-17 Bell & Howell Co Iiib-vb compounds
DE1934369C3 (de) * 1969-07-07 1974-10-03 Wacker-Chemitronic Gesellschaft Fuer Elektronik-Grundstoffe Mbh, 8263 Burghausen Verfahren zum Herstellen von Einkristallen aus HI-V Verbindungen
US3630906A (en) * 1969-10-02 1971-12-28 Bell & Howell Co Gallium arsenide

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201097A (ja) * 1987-02-13 1988-08-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 半絶縁性ガリウム砒素単結晶
JPH01239089A (ja) * 1987-11-30 1989-09-25 Toshiba Corp 化合物半導体単結晶の製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
US4618396A (en) 1986-10-21
EP0149082A2 (en) 1985-07-24
JPH0448759B2 (ja) 1992-08-07
EP0149082A3 (en) 1985-08-07
DE3469445D1 (en) 1988-03-31
EP0149082B1 (en) 1988-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4382838A (en) Novel silicon crystals and process for their preparation
JPS60122798A (ja) 砒化ガリウム単結晶とその製造方法
Schilz et al. Bulk growth of silicon-germanium solid solutions
Elliot et al. Low dislocation density, large diameter, liquid encapsulated Czochralski growth of GaAs
US4619730A (en) Process for solidification in a magnetic field with a D.C. heater
JPS60137899A (ja) 砒化ガリウム単結晶とその製造方法
US4528061A (en) Process for manufacturing boron-doped gallium arsenide single crystal
JPS60137891A (ja) 化合物半導体単結晶引き上げ方法と装置
JPH0254320B2 (ja)
JPH0255400B2 (ja)
Kuramata et al. Floating zone method, edge-defined film-fed growth method, and wafer manufacturing
JPH0254319B2 (ja)
Mullin Progress in the melt growth of III–V compounds
JP2553485B2 (ja) 砒化ガリウム単結晶の製造方法
Müller Melt growth of semiconductors
Elliot et al. Temperature gradients, dopants, and dislocation formation during low-pressure LEC growth of GaAs
JP3931956B2 (ja) シリコン単結晶の育成方法
JPS62501497A (ja) 連続して引き出される単結晶シリコンインゴット
US4853077A (en) Process for the preparation of mono-crystalline 3-5 semi-insulating materials by doping and use of the semi-insulating materials thus obtained
Shiosaki et al. Single Crystal Growth of Se-Te Alloys onto Tellurium from the Melts
JPS62256793A (ja) 化合物半導体単結晶の引上方法
JP3451658B2 (ja) 混晶半導体単結晶の成長方法
JPS5935880B2 (ja) GaSb単結晶の引上方法
JPS606918B2 (ja) 3−5族化合物単結晶の製造方法
KR840001382B1 (ko) 단결정의 성장방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees