JPS60122779A - 多孔質アルミナーマグネシアスピネル成形体の製造方法 - Google Patents
多孔質アルミナーマグネシアスピネル成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60122779A JPS60122779A JP58227547A JP22754783A JPS60122779A JP S60122779 A JPS60122779 A JP S60122779A JP 58227547 A JP58227547 A JP 58227547A JP 22754783 A JP22754783 A JP 22754783A JP S60122779 A JPS60122779 A JP S60122779A
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- JP
- Japan
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- porous
- porous body
- manufacture
- pore size
- powder
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、噴霧熱分解によシ得られる多孔質アルミナ・
マグネシアスピネル粉末から成るセラミックス多孔体の
製造法に関するものである。
マグネシアスピネル粉末から成るセラミックス多孔体の
製造法に関するものである。
高純度で高温まで化学的・物理的に安定なセラミックス
多孔体は、触媒及びその担体・吸着剤・分子ふるい・フ
ィルター等として広く工業的に使用されている。
多孔体は、触媒及びその担体・吸着剤・分子ふるい・フ
ィルター等として広く工業的に使用されている。
特に、触媒として石油化学の発達と共に研究が進み、/
り70年以降環境問題、エネルギー対策と関連し、ます
ます重要性が増している。代表的な触媒としてよく知ら
れているものにゼオライトがあり、接触分解反応、改質
反応に使用されている。最近、生化学の分野で固定化酵
素担体としても、セラミックス多孔体が注目を集めてい
る。
り70年以降環境問題、エネルギー対策と関連し、ます
ます重要性が増している。代表的な触媒としてよく知ら
れているものにゼオライトがあり、接触分解反応、改質
反応に使用されている。最近、生化学の分野で固定化酵
素担体としても、セラミックス多孔体が注目を集めてい
る。
従来、セラミックス多孔体の製造方法は、ある一定の粒
度分布を有する無機粉末全バインダー等で固めるか、場
合によっては高温で焼成する事によシ焼き固め、生じた
空隙を利用し多孔体としての機能を与えていたシ、サブ
ミクロンオーダーでの多孔体製造では、ガラスの分相作
用により生じたからみ合い構造を用いて多孔体を得てい
る。高温で焼き固める方法では、細孔径分布のサブミク
ロンオーダーでの制御が困難であり、オングストローム
オーダーでの制御は不可能であった。またガラスの分相
作用による多孔体は、化学的浸食に対する安定性が低く
、高温条件下では多孔体としての能力が著しく低下して
しまい、使用限界温度が低いという欠点を有している。
度分布を有する無機粉末全バインダー等で固めるか、場
合によっては高温で焼成する事によシ焼き固め、生じた
空隙を利用し多孔体としての機能を与えていたシ、サブ
ミクロンオーダーでの多孔体製造では、ガラスの分相作
用により生じたからみ合い構造を用いて多孔体を得てい
る。高温で焼き固める方法では、細孔径分布のサブミク
ロンオーダーでの制御が困難であり、オングストローム
オーダーでの制御は不可能であった。またガラスの分相
作用による多孔体は、化学的浸食に対する安定性が低く
、高温条件下では多孔体としての能力が著しく低下して
しまい、使用限界温度が低いという欠点を有している。
発明者らは、上記の点に鑑み純度、細孔径、創孔径分布
の制御、高温安定性という点ですぐれた多孔体の製造法
について検討し、本発明を達成するに至ったものである
。
の制御、高温安定性という点ですぐれた多孔体の製造法
について検討し、本発明を達成するに至ったものである
。
ull チ本発明は、アルミナ・マグネシアスピネル(
MgA1+04)から成る多孔体であって、噴霧熱分解
により得られる粉末を用いることを特徴とするものであ
る。本発明の多孔体は、X線的にスピネル単一組である
ため、耐熱性に優れ、また高温において使用しても変質
することがなく、機械的強度においても優れている。特
に本発明では、噴繕熱分解という特別なプロセスを用い
て粉末を合成しているために、化学的にアルミナ・マグ
ネシア以外の不純物全ppmオーダーまで制御し、熱分
解という熱履歴を経ているために、高温安定性が著しく
優れている。また、用いる粒子自身が一次粒子の集合体
から成る中空の粒子であシ、集合粒子の副孔径分布カど
粒子の特性を制御することが可能である。
MgA1+04)から成る多孔体であって、噴霧熱分解
により得られる粉末を用いることを特徴とするものであ
る。本発明の多孔体は、X線的にスピネル単一組である
ため、耐熱性に優れ、また高温において使用しても変質
することがなく、機械的強度においても優れている。特
に本発明では、噴繕熱分解という特別なプロセスを用い
て粉末を合成しているために、化学的にアルミナ・マグ
ネシア以外の不純物全ppmオーダーまで制御し、熱分
解という熱履歴を経ているために、高温安定性が著しく
優れている。また、用いる粒子自身が一次粒子の集合体
から成る中空の粒子であシ、集合粒子の副孔径分布カど
粒子の特性を制御することが可能である。
次に前記のごとき本発明にかかるセラミックス多孔体1
−[造する方法としては、噴霧熱分解によシ得られた特
色ある細孔径分布を有した粉末ケ用い、加圧成形し焼成
することにより得られる。なお、上記において「細孔径
分布」とは、窒素ガス吸着にてめられた分布を意味する
。
−[造する方法としては、噴霧熱分解によシ得られた特
色ある細孔径分布を有した粉末ケ用い、加圧成形し焼成
することにより得られる。なお、上記において「細孔径
分布」とは、窒素ガス吸着にてめられた分布を意味する
。
本発明の構成金更に詳しく説明すれば、アルミナ及びマ
グネシアの出発原t1として、それぞれの金属塩、例え
ば硝酸アルミニウム及び硝酸マグネシウムとを所定の割
合になる様に調整し、ヌピ不ル単一411が得られる温
度で噴霧熱分11yCを(1い、イ“)られた非常に活
性な粉末(比表面積/ ’00nf/ !/ )を、目
的とする細孔径分布を有する様に加圧成形し、酸化雰囲
気中7000℃以上の高温で焼成する事によりセラミッ
ク多孔体を得る。ここで細孔径分布を制御する方法は、
用いるスピネル粉末の合成条件及び合成粉末の成形圧力
、焼成riljIL度、ナ)゛ム成時間等を変化させる
ことによシ焼成体の細孔径分布全制御するものである。
グネシアの出発原t1として、それぞれの金属塩、例え
ば硝酸アルミニウム及び硝酸マグネシウムとを所定の割
合になる様に調整し、ヌピ不ル単一411が得られる温
度で噴霧熱分11yCを(1い、イ“)られた非常に活
性な粉末(比表面積/ ’00nf/ !/ )を、目
的とする細孔径分布を有する様に加圧成形し、酸化雰囲
気中7000℃以上の高温で焼成する事によりセラミッ
ク多孔体を得る。ここで細孔径分布を制御する方法は、
用いるスピネル粉末の合成条件及び合成粉末の成形圧力
、焼成riljIL度、ナ)゛ム成時間等を変化させる
ことによシ焼成体の細孔径分布全制御するものである。
また、本発明において対殿象となる形状及び+1ji造
は、実施例に示すごとき円柱状に限らず、球状体、ハニ
カム構浩体でも良い。
は、実施例に示すごとき円柱状に限らず、球状体、ハニ
カム構浩体でも良い。
次に本発明を実施例について述べる。
実施例
硝酸アルミニウムと硝酸マグネシラムラ/:/のモル比
でスピネル組成05モ)Lt / lになる様に水/メ
タノール(体積比/:/)溶媒に溶解した溶液を、酸化
雰囲気中ざOOoCで噴霧熱分解全行い、得られたアル
ミナ・マグネシアスピネル全円柱状に300.500、
g 00 kti / cAの圧力で成形し、7300
℃で7時間焼成し、多孔体セラミックを得た。得られた
多孔体について、その気孔半径rに対する細孔容積△■
/△log r i水銀圧入法によシ測定した。その結
果を図/に、横軸を対数目盛で気孔半径r (A) 、
縦軸を等分目盛で細孔容積△V / △log r C
C11/! ・A’)として示した。なお、細孔容積と
は、気孔半径rにおいて△iog r =: Qグ5の
幅の範囲に存在する細孔容積を示す。図/より知られる
ごとく、細孔容積の分布は成形圧によシ変化し、狭い範
囲において細孔が分布していることが分る。
でスピネル組成05モ)Lt / lになる様に水/メ
タノール(体積比/:/)溶媒に溶解した溶液を、酸化
雰囲気中ざOOoCで噴霧熱分解全行い、得られたアル
ミナ・マグネシアスピネル全円柱状に300.500、
g 00 kti / cAの圧力で成形し、7300
℃で7時間焼成し、多孔体セラミックを得た。得られた
多孔体について、その気孔半径rに対する細孔容積△■
/△log r i水銀圧入法によシ測定した。その結
果を図/に、横軸を対数目盛で気孔半径r (A) 、
縦軸を等分目盛で細孔容積△V / △log r C
C11/! ・A’)として示した。なお、細孔容積と
は、気孔半径rにおいて△iog r =: Qグ5の
幅の範囲に存在する細孔容積を示す。図/より知られる
ごとく、細孔容積の分布は成形圧によシ変化し、狭い範
囲において細孔が分布していることが分る。
以上述べたとおり、本発明のセラミックス多孔体の製造
法は、噴霧熱分解により得られる高純度多孔質セラミッ
クス粉末を用いることにより成るセラミックス多孔体の
製造法である。
法は、噴霧熱分解により得られる高純度多孔質セラミッ
クス粉末を用いることにより成るセラミックス多孔体の
製造法である。
図/は、本発明の実施例を示し、焼成体の気孔半径工°
と細孔容積△■/△土Qg :j’との関係線図である
。
と細孔容積△■/△土Qg :j’との関係線図である
。
Claims (1)
- 噴霧熱分解により得られるアルミナ・マグネシアスピネ
ル多孔質粉末から成る多孔体であって、気孔径及び細孔
径分布を制御することが可能であって、7300℃の高
温領域まで化学的・物理的に安定であることを特徴とす
るセラミックス多孔体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58227547A JPS60122779A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 多孔質アルミナーマグネシアスピネル成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58227547A JPS60122779A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 多孔質アルミナーマグネシアスピネル成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60122779A true JPS60122779A (ja) | 1985-07-01 |
JPH0143712B2 JPH0143712B2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=16862605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58227547A Granted JPS60122779A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 多孔質アルミナーマグネシアスピネル成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60122779A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6004525A (en) * | 1997-10-06 | 1999-12-21 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Hollow oxide particle and process for producing the same |
JP2007326756A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Toda Kogyo Corp | ハニカム用多孔質体材料、多孔質体材料混合物、ハニカム担持用懸濁液、触媒体、及び該触媒体を用いた混合反応ガスの製造方法 |
JP2012229139A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Covalent Materials Corp | 多孔体セラミックスとその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08268752A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-15 | Taimei Kagaku Kogyo Kk | アルミナ−マグネシア複合酸化物及びその製造方法並びにアルミナ−マグネシア複合酸化物の微粉体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5319560A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-22 | Nippon Electric Co | Method of producing multilayer circuit substrate |
-
1983
- 1983-12-01 JP JP58227547A patent/JPS60122779A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5319560A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-22 | Nippon Electric Co | Method of producing multilayer circuit substrate |
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US6004525A (en) * | 1997-10-06 | 1999-12-21 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Hollow oxide particle and process for producing the same |
JP2007326756A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Toda Kogyo Corp | ハニカム用多孔質体材料、多孔質体材料混合物、ハニカム担持用懸濁液、触媒体、及び該触媒体を用いた混合反応ガスの製造方法 |
JP2012229139A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Covalent Materials Corp | 多孔体セラミックスとその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0143712B2 (ja) | 1989-09-22 |
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