JPS60122773A - 塩基性耐火セメント組成物 - Google Patents

塩基性耐火セメント組成物

Info

Publication number
JPS60122773A
JPS60122773A JP23179383A JP23179383A JPS60122773A JP S60122773 A JPS60122773 A JP S60122773A JP 23179383 A JP23179383 A JP 23179383A JP 23179383 A JP23179383 A JP 23179383A JP S60122773 A JPS60122773 A JP S60122773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
cement composition
zirconia
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23179383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0359034B2 (ja
Inventor
幸男 笹川
長谷川 政臣
武藤 純平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP23179383A priority Critical patent/JPS60122773A/ja
Publication of JPS60122773A publication Critical patent/JPS60122773A/ja
Publication of JPH0359034B2 publication Critical patent/JPH0359034B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩基性の耐火セメント組成物に関し、詳しく
は、著しく高い耐火性と耐食性と高強度発現性を示し、
硬化遅れがな(施工上必要にして十分な作業性を有する
セメント組成物に関する。
従来から、アルミナセメントは、耐火性骨材と配合しキ
ャスタゾル耐火物として妖l、1$4関係或いは非鉄金
属関係の炉材等に広(用いられてい内が、塩基性骨材を
用いると使用場所により者しく耐火性、耐食性、高強度
発現性等の物性が劣り、特に塩基性の鉱滓には非常に弱
いという欠点があった。
本発明者らはこれらの欠点を解決すべ(鋭意研死な進め
た結果、アルミナセメントにジルコニア及び/又はジル
コンを含有せしめることにより耐食性と媚温強度等が著
しく向上し、また、作業性は特殊な添加剤の使用によっ
て改善できることを見い出し、本発明を完成したもので
ある。
すなわち、本発明は、少なくともAA 203分を45
重重量含有して成るアルミナセメント40〜95重量部
とジルコニア及び/又はジルコン5〜60重層部から成
る塩基性耐火セメント組成物、及び該組成物ioo重i
重量に対し、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸及び
それらの咳の塩9A(以下、ポリアクリル酸等という)
の少くとも一種を0.1〜5重を部及び/又はヒドロオ
キシカルボン酸及びその塩並びに無機炭酸塩(以下、ヒ
ドロオキシカルメン散等という)から選ばれた少くとも
一種を0.1〜3重膚部とを含有させて成る塩基性耐火
セメント組成物である。
以下、本発明をさらに詳しく説明する〇本発明で使用す
るアルミナセメントは、溶融法或いは焼成法によって製
造することができ、通常その鉱物組成は、cao−Ma
o31 CaO−2AJ205 。
12Ca0・7AA!203等の少くとも一種のカルシ
ウムアルミネートを主体としたもので、粒度は粒径88
μ以下、比表面積かプレーン法で0.2〜1.2rIL
2ろである。本発明では、u2oB分の含有量が重要で
あって、45重t%未満であると耐火性が劣る。
一方、ジルコニアは、ZrO□成分として70重11%
以上営むものであって、天然ジルコニア或いは電融法、
乾式法及び湿式法によって得られたジルコニア等が使用
される。ジルコニアは、1.000〜1.200℃間で
結晶転移を起こし、その際に6〜4%の体積膨張収縮を
示すので、それを防止するため少量のCaO父はMgO
で固溶させたものが特に望ましい。−また、ジルコンは
、ジルコンサンド、イルメナイト及びルチルサンド等の
型砂かも41Imによって得られ、ZrO2・5i02
成分として80貞IWチ以上含有するものが使用される
。ジルコニアとジルコンは単独使用してもよ(、また、
両者の併用であってもよい。
アルミナセメントとジルコニア及び/又はジルコンの配
合割合は、アルミナセメント40〜95重量部、ジルコ
ニア及び/又はジルコン5〜60重量部の範囲である。
ジルコニア及び/又はジルコンの割合が51重量部未満
では塩基性骨材による耐食性等の特性が劣化し、また、
60重量部をこえると高温強度及び作業性が低下する。
好ましい配合割合は、アルミナセメント45〜8o−i
ts、ジルコニア及び/又はジルコツ20〜55型骨部
である。
以上述べた如(本発明は、高温強度、耐食性及び作業性
に著しく優れた塩基性耐火セメント組成物である。すな
わち、従来、キャスタデル用骨材として塩基性骨材を使
用すると使用場所により著しくその特性の劣化を呈し、
従来品では使用困難物としての使用が可能となり、極め
て大なる効果を有するものである。
第2の発明は、前述した第1の発明のセメント組成物の
作業性と強度発現性をさらに向上させるために、ポリア
クリル酸等及び/又はヒドロオキシカルボンrIR等の
特定量を混在せしめたものである。
ポリアクリル酸等は王として硬化遅延剤として機能する
。その重合度は50〜i o、o o oで水溶性であ
ることが望ましいが、配合量は、前述したセメント組成
物100重量部に対しOo1〜6重脅部とする。0.1
重1°部未滴では硬化遅延効果が全(なく添加しない場
合よりも劣り、また、5に置部をこえると強度発現が悪
くなる。ポリアクリル酸父はポリメタアクリル酸の水溶
性塩としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム等
の塩があるが、性能と取り扱い易さから考えるとナトリ
ウム塩が好ましい。
ヒドロオキ7カ/I/♂ン酸等は主として減水分赦剤と
して機能する。例示すれば、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、グルコン酸などのヒドロオキシカルボン酸やそれら
の酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム等の水浴性
塩、さらには、炭酸ナトリウム、炭ぼ水素ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素カリウムなどの無機炭酸塩をあ
げることかできる。性能と取り扱い易さの点から、クエ
ン酸ナトリウムと炭酸ナトリウムが好ましい。配合酸は
、前述したセメント組成物100重)??郡に対し0.
1〜6重f部である。0.11所部未満では効果がな(
、また、′5を置部をこえて!?に加すると実用性に欠
は高温強度も低下する。
以上の2つの成分を第1の発明のセメント組成物にさら
に含有せしめることにより、硬化遅れがなく施工上必要
にして十分な作業性を有す′るものとなる。
本発明のセメント組成物は、アルミナセメントとジルコ
ニア及び/父はジルコンの所定量を配合し混合粉砕する
か、父はそれぞれのa静物を混合することによって製造
することができ、ポリアクリル酸等とヒげロオキシカル
ボン酸等はあらかじめセメント組成物に配合しておいて
もよ(、また、混線時に添加してもよい。
次に、本発明を実施例と比較例をあげて説明する。
実施例1〜21、比較例1〜22 表1に示すアルミナセメントと表2のジルコニア(ブラ
ジル産)又はジルコンを混合し表6に示すセメント組成
物を得た。
表1 アルミナセメント成分組成(ffit%)表3に
示したセメント組成物20重量部とマグネシア骨材80
重合部を配合して得られたキャスタブル耐火物の諸物性
の測定結果を表4に示す。
表4 物性測定結果 表4に示した通り、本発明のセメント組成物は、比較例
に比べて、高温強度と作業性はいずれも著しく優れてい
ることがわかる。
次に、表6の実施例6(アルミナセメン) A50重電
部とジルコニア50屯量部)及び実施例5(アルミナセ
メン)A70重菅部とジルコン30重重部)のセメント
組成物1oott部に、ポリアクリル酸ナトリウム(P
AS ) 、クエン醒ナトリウム(SC)、炭酸ナトリ
ウム(Na2C(J3 )を檀々配合して得られたセメ
ント組成物204叶部とマグネシア骨材80重量部な混
合してなるキャスタブル耐火物について、同様な物性を
測定した。
実施例6のセメント組成物についての結果を表5に、実
施例5のセメント組成物についての結果を表6にそれぞ
れ示す。
表5と表6に示したように、ポリアクリル酸等やヒドロ
オキシカル?ン酸等の添加量が0.14量部未満では瞬
結性となり高温強度も低下し、また、6取量部をこえる
と硬化時間が長くなり実用性に欠は高温強度も低下する
ことがわかる。
なお、以上の実條において、成分の測定と物性の測定は
次の方法によった。
1、 成分の測定: JIS R2522に準する。
2、 物性の測定 (1) フロー値の側足二耐火セメントを耐火性骨材と
配合し、JISR2り53の方法にて水ヲ〃uえ6分間
混練しこの混合物をフローコーンに充填し表面をならし
た後、フローコーンな垂直方向に抜き取り15秒間に1
5回落下運動な与えキャスタブルの広がった径の長さ(
朋)を最大と招められる方向とこれに垂直な方向につい
て計り長さの平均額を整数に丸めフロー値とした・f2
1 1000 ”O焼成強度=4x4×16(:IrL
の供試体を1000℃で焼成した後の強度をJI8R2
556に準じて測定した。
(3)その他の物性の測定:JISR2553に準 ゛
じて測定した。
特許出願人 電気化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fi+ 少なくともAjl!203分を45重量%含有
    して成るアルミナセメント40〜95重量部とジルコニ
    ア及び/又はジルコン5〜60重量部を含有して成る塩
    基性耐火セメント組成物。 (2)少なくともAj?203分を45重1%含有して
    成るアルミナセメント40〜95重量部とジルコニア及
    び/又はジルコツ5〜60重置部とから成る組成物10
    0重電部に対し、ポリアクIJ/I/#、ポリメタアク
    リル酸及びそれらの酸の塩類から選ばれた少なくとも一
    種を0.1〜6重量部及び/又はヒドロオキシカルボン
    酸及びその塩並びに無機炭#R塩から選ばれた少(とも
    一種を0.1〜3重量部を含有させて成る塩基性耐火セ
    メント組成物。
JP23179383A 1983-12-08 1983-12-08 塩基性耐火セメント組成物 Granted JPS60122773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23179383A JPS60122773A (ja) 1983-12-08 1983-12-08 塩基性耐火セメント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23179383A JPS60122773A (ja) 1983-12-08 1983-12-08 塩基性耐火セメント組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122773A true JPS60122773A (ja) 1985-07-01
JPH0359034B2 JPH0359034B2 (ja) 1991-09-09

Family

ID=16929103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23179383A Granted JPS60122773A (ja) 1983-12-08 1983-12-08 塩基性耐火セメント組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60122773A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023234041A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 デンカ株式会社 セメント材料、セメント組成物、及び硬化体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032223A (ja) * 1973-05-17 1975-03-28
JPS5343162A (en) * 1976-09-30 1978-04-19 Borsig Gmbh Apparatus for sealing drive journal shaft of boll cock
JPS5585478A (en) * 1978-12-20 1980-06-27 Kurosaki Refractories Co Waterrsetting refractory composition
JPS55144456A (en) * 1979-04-26 1980-11-11 Nihon Cement Alumina cement composition
JPS5792583A (en) * 1980-12-01 1982-06-09 Nippon Crucible Co Binder for formless refractories and formless refractories
JPS5832079A (ja) * 1982-04-12 1983-02-24 イソライト工業株式会社 耐火断熱用吹付材

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032223A (ja) * 1973-05-17 1975-03-28
JPS5343162A (en) * 1976-09-30 1978-04-19 Borsig Gmbh Apparatus for sealing drive journal shaft of boll cock
JPS5585478A (en) * 1978-12-20 1980-06-27 Kurosaki Refractories Co Waterrsetting refractory composition
JPS55144456A (en) * 1979-04-26 1980-11-11 Nihon Cement Alumina cement composition
JPS5792583A (en) * 1980-12-01 1982-06-09 Nippon Crucible Co Binder for formless refractories and formless refractories
JPS5832079A (ja) * 1982-04-12 1983-02-24 イソライト工業株式会社 耐火断熱用吹付材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023234041A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 デンカ株式会社 セメント材料、セメント組成物、及び硬化体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0359034B2 (ja) 1991-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5022512B1 (ja) 不定形組成物
JP2019503958A (ja) 耐火性マグネシアセメント
US5602063A (en) Lightweight sprayable tundish lining composition
JPS6060972A (ja) 耐火性及びその低温焼成方法
GB1598000A (en) High alumina-chromia plastic refractory mix
JPS6065761A (ja) 耐火性組成物
JPS60122773A (ja) 塩基性耐火セメント組成物
JPS6060985A (ja) 取鍋内張り用不定形耐火組成物
JPS60112676A (ja) 塩基性耐火セメント組成物
JP2005008496A (ja) 不定形耐火物
JPS6251912B2 (ja)
US3868261A (en) Refractory motor
JPH09301780A (ja) 軽量不定形耐火物
JPS5811388B2 (ja) 流し込み用不定形耐火組成物
JP3026640B2 (ja) ジルコニア系材料添加塩基性流込材
JPS5945973A (ja) れんが積み施工接着用塩基性耐火モルタル
JPH0469114B2 (ja)
JPH01282143A (ja) 耐火モルタル組成物
US3085021A (en) Bonding agent for dry air setting mortars
JP3165171B2 (ja) キャスタブル組成物
JPS60260476A (ja) 塩基性耐火セメント組成物
JPH0124748B2 (ja)
SU833797A1 (ru) В жущее
JPS6051673A (ja) キャスタブル耐火物の製造方法
JP2001058878A (ja) 耐火組成物