JPS60122749A - 光学ガラス - Google Patents
光学ガラスInfo
- Publication number
- JPS60122749A JPS60122749A JP22703083A JP22703083A JPS60122749A JP S60122749 A JPS60122749 A JP S60122749A JP 22703083 A JP22703083 A JP 22703083A JP 22703083 A JP22703083 A JP 22703083A JP S60122749 A JPS60122749 A JP S60122749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- refractive index
- optical glass
- 45mol
- softening point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は屈折率ndが1.60 JX上で7ツベ数νd
が60以上である比較的低軟化点の中屈折低分散ガラス
に関するものであって、その目的とするところはプレス
レンズを得るのに好適なガラス組成を提供することにあ
る。
が60以上である比較的低軟化点の中屈折低分散ガラス
に関するものであって、その目的とするところはプレス
レンズを得るのに好適なガラス組成を提供することにあ
る。
米国特許第3833347号明細書、同第390032
8号明細書、同第4168961号明細書、特開昭56
−59641号公報、欧州特許第19342号明細粛及
び特開昭56−149343号公報等に見られる如く、
近年に於てはプレス成形優、研削ないしはvArMを必
要としないプレスレンズの研究が盛んに行なわれている
。プレスレンズを得るには、金型の酸化による肌荒れ防
止等の点で、ガラス自体は軟化点が低い方が低い温度で
プレス成形できるので有利であるともえる。
8号明細書、同第4168961号明細書、特開昭56
−59641号公報、欧州特許第19342号明細粛及
び特開昭56−149343号公報等に見られる如く、
近年に於てはプレス成形優、研削ないしはvArMを必
要としないプレスレンズの研究が盛んに行なわれている
。プレスレンズを得るには、金型の酸化による肌荒れ防
止等の点で、ガラス自体は軟化点が低い方が低い温度で
プレス成形できるので有利であるともえる。
SKガラスを含むndが1.60以上で、νdが60以
上の中屈折低分散ガラスは、市場性が非常に^く、プレ
スレンズ化されることが大いに望まれるガラスであるが
、このものは高分散のフリントガラスやSF系光学ガラ
スに比べて軟化点が高いため、プレスレンズ化するうえ
で難点がある。前掲の特開昭56−59641号公報、
欧州特許第19342号明細書蚊びに特開昭56−14
9343号公報等には、プレス成形づるのみで研削、研
磨を必要とするこなくレンズを得ることができる低軟化
点ガラス組成が教示されているものの、これらには上記
の光学恒数を満足するガラスが見当らず、また化学゛的
耐久性の点で不十分なものもある。一般にガラスは軟化
点の低下に連れて科学的耐久性が悪化する傾向があり、
ガラスとしての安定性も劣化する場合が多い。
上の中屈折低分散ガラスは、市場性が非常に^く、プレ
スレンズ化されることが大いに望まれるガラスであるが
、このものは高分散のフリントガラスやSF系光学ガラ
スに比べて軟化点が高いため、プレスレンズ化するうえ
で難点がある。前掲の特開昭56−59641号公報、
欧州特許第19342号明細書蚊びに特開昭56−14
9343号公報等には、プレス成形づるのみで研削、研
磨を必要とするこなくレンズを得ることができる低軟化
点ガラス組成が教示されているものの、これらには上記
の光学恒数を満足するガラスが見当らず、また化学゛的
耐久性の点で不十分なものもある。一般にガラスは軟化
点の低下に連れて科学的耐久性が悪化する傾向があり、
ガラスとしての安定性も劣化する場合が多い。
本発明者等は化学的耐久性に優れ、しかもガラスとして
十分な安定性を有する比較的低軟化点の中屈折低分散ガ
ラスを開発する目的で、ガラス組成を種々検討した結果
、低分散でかつ比較的低軟化点のガラスを得るためにガ
ラス形成酸化物としてP2O5を用い、屈折率を高くす
るためにガラス形成酸化物の凶を少なくして多聞のBa
Oを修飾酸化物として導入し、LizOの配合で軟化点
をさらに低下させ、Al2O3を少量添加りることによ
り化学的耐久性を向上させ、その他の成分の添加によっ
てガラスとしての安定性をより一層増大させれば、所期
の目的に適うガラスが得られることを見い出して本発明
を完成した。
十分な安定性を有する比較的低軟化点の中屈折低分散ガ
ラスを開発する目的で、ガラス組成を種々検討した結果
、低分散でかつ比較的低軟化点のガラスを得るためにガ
ラス形成酸化物としてP2O5を用い、屈折率を高くす
るためにガラス形成酸化物の凶を少なくして多聞のBa
Oを修飾酸化物として導入し、LizOの配合で軟化点
をさらに低下させ、Al2O3を少量添加りることによ
り化学的耐久性を向上させ、その他の成分の添加によっ
てガラスとしての安定性をより一層増大させれば、所期
の目的に適うガラスが得られることを見い出して本発明
を完成した。
すなわち、本発明に係る光学ガラスは、モル%で P2
O534〜 45. 8203 0〜4゜A I203
0〜5. BaO28〜as、3r。
O534〜 45. 8203 0〜4゜A I203
0〜5. BaO28〜as、3r。
O〜8.zno O〜7. L it 0 4〜20゜
P20 B + 8203 +A l t 03 ≦4
5ノ[l成f有することで特徴づけられる。
P20 B + 8203 +A l t 03 ≦4
5ノ[l成f有することで特徴づけられる。
本発明に於て、P2O5はガラス形成剤であって、この
成分の使用は低分散ガラスを取@するうえで、またその
ガラスの軟化点を低下さゼるうえで有利である。しかし
、その量が34%未満であるとガラスとして不安定にな
り、45%を越えると屈折率が低下する。B2O3は少
量配合することでガラスとしての安定性を向上させるこ
とができるが、4%を越えて添加した場合はかえってガ
ラスの安定性を悪化させる。Al2O+1の少量添加は
ガラスの科学的耐久性を大いに向上させ、ガラスとして
の安定性向上にも効果があるが、この成分はガラスの軟
化点を^めるものであるため、添加員は5%未満を可と
する。
成分の使用は低分散ガラスを取@するうえで、またその
ガラスの軟化点を低下さゼるうえで有利である。しかし
、その量が34%未満であるとガラスとして不安定にな
り、45%を越えると屈折率が低下する。B2O3は少
量配合することでガラスとしての安定性を向上させるこ
とができるが、4%を越えて添加した場合はかえってガ
ラスの安定性を悪化させる。Al2O+1の少量添加は
ガラスの科学的耐久性を大いに向上させ、ガラスとして
の安定性向上にも効果があるが、この成分はガラスの軟
化点を^めるものであるため、添加員は5%未満を可と
する。
修飾酸化物のうち、BaOは多聞に導入することができ
、このものは屈折率を高くづるための必須成分である。
、このものは屈折率を高くづるための必須成分である。
しかし、その囚が28%未満では屈折率を所望通り高く
することができず、45%より多いとガラスとしての安
定性は損われるので、28〜45%の範囲に制限される
。SrO及びZnOを添加して多成分とすることはガラ
スの安定化に寄与する。この場合、BaOをSrOに置
換すると屈折率を余り低下させずにガラスの安定化を図
ることができ、BaOをZnOに置換すると軟化点を低
下さ「つつガラスの安定化を図ることができる。しかし
ながら、置換量が多くなりすぎるとかえって不安定にな
るため、SrOは8%以下、ZnOは7%以下に限定さ
れる。アルカリ成分は軟化点の低下に効果を発揮するが
、化学的耐久性を悪化させる成分でもある。しかし、L
j 20は科学的耐久性を余り悪化させないので、本
発明では4〜20%の範囲で添加される。4%未満では
軟化点を十分に低くすることができず、20%を越える
と科学的耐久性が悪化する。尚、本発明ではLizOの
一部をNa2O及び/又はに20で置換することができ
る外、屈折率をより^くするための任意成分として、Y
203 、La2O3゜Gd2O3、Yb2O3、Nb
2O5,WO3。
することができず、45%より多いとガラスとしての安
定性は損われるので、28〜45%の範囲に制限される
。SrO及びZnOを添加して多成分とすることはガラ
スの安定化に寄与する。この場合、BaOをSrOに置
換すると屈折率を余り低下させずにガラスの安定化を図
ることができ、BaOをZnOに置換すると軟化点を低
下さ「つつガラスの安定化を図ることができる。しかし
ながら、置換量が多くなりすぎるとかえって不安定にな
るため、SrOは8%以下、ZnOは7%以下に限定さ
れる。アルカリ成分は軟化点の低下に効果を発揮するが
、化学的耐久性を悪化させる成分でもある。しかし、L
j 20は科学的耐久性を余り悪化させないので、本
発明では4〜20%の範囲で添加される。4%未満では
軟化点を十分に低くすることができず、20%を越える
と科学的耐久性が悪化する。尚、本発明ではLizOの
一部をNa2O及び/又はに20で置換することができ
る外、屈折率をより^くするための任意成分として、Y
203 、La2O3゜Gd2O3、Yb2O3、Nb
2O5,WO3。
PbO等をそれぞれ2%以下の量で添加Jることができ
る。
る。
本発明のガラスは、光学鏡面に磨いたある種の金型を用
いてプレス成形に供すれば、比較的低し)成形1[1F
でプレスレンズを得ることができるばかりでなく、ガラ
スとして十分安定であるのでプレス成形時に失透を起す
ことがなく、また成形後の洗浄工程でヤケを発生する心
配もない。
いてプレス成形に供すれば、比較的低し)成形1[1F
でプレスレンズを得ることができるばかりでなく、ガラ
スとして十分安定であるのでプレス成形時に失透を起す
ことがなく、また成形後の洗浄工程でヤケを発生する心
配もない。
進んで本発明の実施例(No、1〜9)をモル%表示の
ガラス組成で示し、併せてそれらの光学恒数、化学的耐
久性(DW)及びガラス転移点(TO>を示す。但し、
化学的耐久性は日本光学硝子工業会規格の耐水重量減(
粉末法:100℃1時間)で表示した。(以下余白) 実施例に示すガラスはH3PO4。
ガラス組成で示し、併せてそれらの光学恒数、化学的耐
久性(DW)及びガラス転移点(TO>を示す。但し、
化学的耐久性は日本光学硝子工業会規格の耐水重量減(
粉末法:100℃1時間)で表示した。(以下余白) 実施例に示すガラスはH3PO4。
A I (OH)3 、 H3BO3、BaCO3゜3
a (NO3)2 、 Sr (NO3)2 、 Zn
O。
a (NO3)2 、 Sr (NO3)2 、 Zn
O。
LizCO3等を原料としてこれらを混合し、白金るつ
ぼにて約1200℃で溶融、脱泡を行ない、1100℃
で撹拌して脈理をなくし、830℃で予熱された金型に
鋳込み、これを徐冷づることにより得られたものであっ
て、いずれも均質なガラスであった。
ぼにて約1200℃で溶融、脱泡を行ない、1100℃
で撹拌して脈理をなくし、830℃で予熱された金型に
鋳込み、これを徐冷づることにより得られたものであっ
て、いずれも均質なガラスであった。
特許出願人 株式会社保谷硝子
代理人 @1倉正幸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 1−A、%テPt Os 34〜45.820
3 0〜4 。 A 1203 0〜5. L iz O4〜20. B
a02a 〜45. SrOO〜8. ZnOO〜7゜
Pg O5+8203 +A I203≦45の組成を
有する光学ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22703083A JPS60122749A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 光学ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22703083A JPS60122749A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 光学ガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60122749A true JPS60122749A (ja) | 1985-07-01 |
JPS6320775B2 JPS6320775B2 (ja) | 1988-04-30 |
Family
ID=16854414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22703083A Granted JPS60122749A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 光学ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60122749A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124743A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-14 | Sumita Kogaku Glass Seizosho:Kk | 精密プレス成形用光学ガラス |
JP2002211949A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Minolta Co Ltd | プレス成形用光学ガラス、プレス成形用プリフォーム材およびこれを用いた光学素子 |
JP2004168593A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Minolta Co Ltd | 光学ガラス |
EP1468973A2 (en) * | 2003-04-18 | 2004-10-20 | Hoya Corporation | Optical glass, press molding preform, method of manufacturing same, optical element, and method of manufacturing same |
JP2005082406A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Hoya Corp | 精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法並びに光学素子およびその製造方法 |
JP2011241128A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Sumita Optical Glass Inc | 光学ガラスならびに、モールドプレス成形用プリフォームおよび光学素子 |
JP2012212853A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-11-01 | Alps Green Devices Co Ltd | 圧粉磁心及びその製造方法 |
CN106927675A (zh) * | 2015-11-06 | 2017-07-07 | 株式会社小原 | 一种光学玻璃、预制件以及光学元件 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5760789B2 (ja) | 2010-08-06 | 2015-08-12 | 旭硝子株式会社 | 光学ガラス |
-
1983
- 1983-12-02 JP JP22703083A patent/JPS60122749A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124743A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-14 | Sumita Kogaku Glass Seizosho:Kk | 精密プレス成形用光学ガラス |
JP2002211949A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Minolta Co Ltd | プレス成形用光学ガラス、プレス成形用プリフォーム材およびこれを用いた光学素子 |
JP2004168593A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Minolta Co Ltd | 光学ガラス |
EP1468973A2 (en) * | 2003-04-18 | 2004-10-20 | Hoya Corporation | Optical glass, press molding preform, method of manufacturing same, optical element, and method of manufacturing same |
EP1468973A3 (en) * | 2003-04-18 | 2006-02-08 | Hoya Corporation | Optical glass, press molding preform, method of manufacturing same, optical element, and method of manufacturing same |
US7670974B2 (en) | 2003-04-18 | 2010-03-02 | Hoya Corporation | Optical glass, press molding preform, method of manufacturing same, optical element, and method of manufacturing same |
JP2005082406A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Hoya Corp | 精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法並びに光学素子およびその製造方法 |
US7618909B2 (en) | 2003-09-04 | 2009-11-17 | Hoya Corporation | Precision press-molding preform, process for the production thereof, optical element and process for the production of the optical element |
JP2011241128A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Sumita Optical Glass Inc | 光学ガラスならびに、モールドプレス成形用プリフォームおよび光学素子 |
JP2012212853A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-11-01 | Alps Green Devices Co Ltd | 圧粉磁心及びその製造方法 |
CN106927675A (zh) * | 2015-11-06 | 2017-07-07 | 株式会社小原 | 一种光学玻璃、预制件以及光学元件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320775B2 (ja) | 1988-04-30 |
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