JPS60122061A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気中の塵埃を捕集する空気清浄機に関するも
のである。

従来例の構成とその問題点 従来の空気清浄機は、第１図に示す如く、ケーシング１
の内部に、放電線２と対向電極３とからなる荷電部およ
び加速電極４と対向電極５からなる集塵部、そして送風
部６を順に置設して構成されており、上記放電線２、加
速電極４、対向電極３．５０間には高圧電源７が接続さ
れている。吸気に１から入った含塵空気中の塵埃は荷電
部にて荷電され、次の集塵部に入り、その対向電極５に
捕集されるようになっている。

ところで、前記対向電極６には塵埃が捕集されるのでメ
インテナンスが必要で、通常は洗滌し再使用したシ、交
換したシするのが一般的である。

しかしながら洗滌の場合は時間がかかるし、面倒でもあ
る。交換の場合は高価になる。また対向電極５の近傍に
は高圧を印加した加速電極４があシ、長時間使用してい
ると両者の間の絶縁が劣化するといった問題点がある。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消せんとするもので、集塵
電極にエレクトレット化したシートを使用して、安価に
交換できしかも絶縁劣化を起こさないようにしたもので
ある。

発明の構成 本発明の空気清浄機は荷電部の後方に空気流に沿って整
流方向にエレクトレット化されたシートを間隔をあけて
対向させ、その間に荷電された含塵空気を流し、塵埃を
エレクトレット化されたシートに捕集するようにするこ
とにより集塵部を安価に構成し、交換を容易にするとと
もに、集塵部には高圧が印加されていないので絶縁劣化
の問題も無くなるものである。

実施例の説明 以下その実施例を添付図面にもとづいて説明する。

第２図において、本体のケーシング１１の内部には放電
線１２と対向電極１３によって構成された荷電型部、そ
の後方にエレクトレット化されたポリプロピレン等のシ
ート１４を空気流に沿って整流方向に間隔をあけて対向
させて構成された集塵部、送風部１５．放電線１２と対
向電極１３に接続された高圧電源１６が設けである。

上記の構成において、ケーシング１１内に流入した含塵
空気中の塵埃は高電圧が印加された放電線１２と対向成
極１３間のコロナ放電により荷電され、電荷を宙びた状
態になる。次に電荷を帯びた塵埃はエレクトレット化さ
れた／−ト１４を間隔をあけて対向させた集塵部で、そ
のシート１４の肩する電荷との間に働くクーロン力で同
シート１４に捕集される。

このように集塵部をエレクトレット化されたシートを空
気流に沿って整流方向に間隔をあけて対向させることに
よって作ることができ、エレクトレット化されたシート
は安価であるし、まだ構成的に単に間隔をあけて対向さ
せるだけでよいので構造が簡単であるしまた圧力損失も
少なく安く作ることができるし、交換あるいは洗滌も容
易である。また集塵部には電気を印加していないので塵
埃の付着による絶縁劣化等も問題ない。

なお、本実施例ではエレクトレット化されたシートの異
なる電荷をもつ面をそれぞれ対向させているがこれに限
定されるものではない。

発明の効果 実施例から明らかなように本発明によれば、集塵部をエ
レクトレット化されたシートを間隔をあけて対向させて
構成することによって、安価で、しかも構造も簡単で、
圧力損失も少なく、電気絶縁劣化の問題もない、交換や
洗滌の容易なものを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の空気清浄機の概略構成断面図、第２図は
本発明の実施例を示す概略構成断面図である。 １４・・・・・・シート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 荷電部の後方にエレクトレット化されたシートを空気流
   に沿って整流方向に間隔をあけて対向させて配置した集
   塵部を具備した空気清４機。