JPS6012164B2 - 放電加工用電極の製造方法 - Google Patents
放電加工用電極の製造方法Info
- Publication number
- JPS6012164B2 JPS6012164B2 JP9959076A JP9959076A JPS6012164B2 JP S6012164 B2 JPS6012164 B2 JP S6012164B2 JP 9959076 A JP9959076 A JP 9959076A JP 9959076 A JP9959076 A JP 9959076A JP S6012164 B2 JPS6012164 B2 JP S6012164B2
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- Japan
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- electrode
- powder
- machining
- discharge machining
- powder material
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/04—Electrodes specially adapted therefor or their manufacture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放電加工用電極の製造方法に係り、特に高精度
な深穴を加工するのに好適な放電加工用電極の製造方法
に関する。
な深穴を加工するのに好適な放電加工用電極の製造方法
に関する。
放電加工用電極としては、Wを主成分とするもの、Cu
を主成分とするものLおよびカーボンを主体とするもの
が実用されている。
を主成分とするものLおよびカーボンを主体とするもの
が実用されている。
しかしながらこのような電極で高精度な深穴の加工を行
う場合には特に次のような不満足な点があった。
う場合には特に次のような不満足な点があった。
たとえば、工具鋼(SKDil等)のように硬くて、通
常では機械加工し難い材料に、20×4物廠の大きさで
50肋〜10仇肋深という様な深穴貫通加工を放電加工
で、精度良く行う場合〜Wを主成分とするものでは電極
消耗が少なく精度良く加工できるが加工速度が比較的小
さいので「放電加工に多くの時間を要する。
常では機械加工し難い材料に、20×4物廠の大きさで
50肋〜10仇肋深という様な深穴貫通加工を放電加工
で、精度良く行う場合〜Wを主成分とするものでは電極
消耗が少なく精度良く加工できるが加工速度が比較的小
さいので「放電加工に多くの時間を要する。
又、Cuを主成分とするもの、カーボンを主体とするも
のは加工速度が大きいので加工時間を極めて短くするこ
とが出来るが、電極自身の多大なる消耗のため、加工精
度が悪く、長大な電極材を使わざるを得ないという欠点
があった。出願人は、このような難点を解消した放電加
工用電極を出願している。すなわち放電加工方向下方に
比較的消耗は大きいが、加工速度の大きいCuを主成分
とする材料を、その上(根元部)にひ加工精度の良いW
を主成分とする材料を配設してなる加工速度の大きい、
精度の良い深穴加工が出来る様にしたものである。/
本発明は、このような特に高精度な深穴を加工するのに
好適な放電加工用電極を、効率よく得ら5れる製造方法
を提供する。
のは加工速度が大きいので加工時間を極めて短くするこ
とが出来るが、電極自身の多大なる消耗のため、加工精
度が悪く、長大な電極材を使わざるを得ないという欠点
があった。出願人は、このような難点を解消した放電加
工用電極を出願している。すなわち放電加工方向下方に
比較的消耗は大きいが、加工速度の大きいCuを主成分
とする材料を、その上(根元部)にひ加工精度の良いW
を主成分とする材料を配設してなる加工速度の大きい、
精度の良い深穴加工が出来る様にしたものである。/
本発明は、このような特に高精度な深穴を加工するのに
好適な放電加工用電極を、効率よく得ら5れる製造方法
を提供する。
本発明方法はW粉末を主体とする粉末材料と、Cu粉を
主体とする粉末材料とを金型内に積層するように充填す
る工程と、充填された粉末材料を加工成形する工程と、
得られた成形体を嘘結する0工程からなる。
主体とする粉末材料とを金型内に積層するように充填す
る工程と、充填された粉末材料を加工成形する工程と、
得られた成形体を嘘結する0工程からなる。
また、本発明方法の好ましい態様は、前記のW粉末を主
体とする粉末材料と、Cu粉を主体とする粉末材料との
積層面を凹凸面にすることである。すなわち積層面を凹
凸面にすることにより援合強度が増大する。タ実施例 まずW粉末を主体とする粉末材料AとCu粉末を主体と
する粉末材料Bを準備する。
体とする粉末材料と、Cu粉を主体とする粉末材料との
積層面を凹凸面にすることである。すなわち積層面を凹
凸面にすることにより援合強度が増大する。タ実施例 まずW粉末を主体とする粉末材料AとCu粉末を主体と
する粉末材料Bを準備する。
好ましい粉末材料Aは、例えばW粉末もCu粉末および
Zの2粉末を、重量比で68:30三2の比率で湿式混
合し、これを約300oCに加熱しながら約1%のパラ
フィンを加えて得られる。
Zの2粉末を、重量比で68:30三2の比率で湿式混
合し、これを約300oCに加熱しながら約1%のパラ
フィンを加えて得られる。
また好ましい粉末材料Bは例えばCu粉末およびZの2
粉末を重量比で98:2の比率で緑式混合し、これを約
300oCに加熱しながら約1%のパラフィンを加えて
得られる。ついで100トン程度の油圧成形プレスにト
20×4仇肋の内寸法を有する金型をとりつけダイス1
内に粉末材料Aを充填した。
粉末を重量比で98:2の比率で緑式混合し、これを約
300oCに加熱しながら約1%のパラフィンを加えて
得られる。ついで100トン程度の油圧成形プレスにト
20×4仇肋の内寸法を有する金型をとりつけダイス1
内に粉末材料Aを充填した。
この時の充填深さは約3仇肋であった。この状態を図1
−イに示す。次に下パンチ2を65側下げてのこぎり状
のならし板で表面をならし、凸凹面とした。この状態を
図1−口に示す。さらに粉末材料Bをダィスー上面まで
充填した。
−イに示す。次に下パンチ2を65側下げてのこぎり状
のならし板で表面をならし、凸凹面とした。この状態を
図1−口に示す。さらに粉末材料Bをダィスー上面まで
充填した。
この状態を図1ーハに示す。こうして充填された粉末を
矢印方向に加圧して成形体を得た。こ**の時の成形圧
力は耽onノめであった。この状態を図1ーニに示す。
この様にして得られた成形体を900〜9500○で約
1時間真空嫌結した。
矢印方向に加圧して成形体を得た。こ**の時の成形圧
力は耽onノめであった。この状態を図1ーニに示す。
この様にして得られた成形体を900〜9500○で約
1時間真空嫌結した。
さらに鋼密化のため、約800qoで熱間圧延を行った
。
。
この様にして得られた電極材は殆んど理論密度に近く、
Wを主成分とする部分は空孔率5.1%、Cuを主成分
とする部分は空孔率2.1%であった。この空孔は稲密
加工によりつぶされているが、放電条件に悪影響を及ぼ
さず、むしろ、加工速度を増すという好ましい効果を奏
する。このようにして得られた電極材を機械加工により
所定形状の放電加工用電極とした。
Wを主成分とする部分は空孔率5.1%、Cuを主成分
とする部分は空孔率2.1%であった。この空孔は稲密
加工によりつぶされているが、放電条件に悪影響を及ぼ
さず、むしろ、加工速度を増すという好ましい効果を奏
する。このようにして得られた電極材を機械加工により
所定形状の放電加工用電極とした。
これを図2に示す。図2において3は、シャンクを取付
けるねじ部である。本発明方法により得られた電極と比
較の為の電極により同一条件で放電加工を行なった。
けるねじ部である。本発明方法により得られた電極と比
較の為の電極により同一条件で放電加工を行なった。
その結果を表1に示す。表 I
表1において加工深さとは、被加工体の厚さを示し、電
極厚さとは、被加工体厚さ分を所定の寸法で加工し得る
に必要な電極の厚さを示す。
極厚さとは、被加工体厚さ分を所定の寸法で加工し得る
に必要な電極の厚さを示す。
これは、電極の消耗を示すバロメーターと考えて良い。
したがってこの数値が少ない程良い。加工時間とは、所
定加工を行うに必要な時間を示しし これが少ない程、
加工速度に優れた電極と云える。なお放電加工条件を表
2に示す。表 2 表1から明らかなように本発明方法による電極(試料番
号1)は、電極厚さで示される電極消耗度、加工時間、
加工精度ともバランスよく好ましい結果を示している。
したがってこの数値が少ない程良い。加工時間とは、所
定加工を行うに必要な時間を示しし これが少ない程、
加工速度に優れた電極と云える。なお放電加工条件を表
2に示す。表 2 表1から明らかなように本発明方法による電極(試料番
号1)は、電極厚さで示される電極消耗度、加工時間、
加工精度ともバランスよく好ましい結果を示している。
なお本発明方法による電極と同じ目的で得られた電極(
試料番号2)と比較すると「特にWを主成分とする材料
とCuを主成分とする材料との接合部の接合強度の点で
本発明方法が優れている。すなわち、ろう付けによるも
のは、放電加工時ろう付け部にマイクロアークが発生し
て時々接合Z部がはがれることがあり、またろう付け部
の消耗が他の部分と比較して大きいのである。
試料番号2)と比較すると「特にWを主成分とする材料
とCuを主成分とする材料との接合部の接合強度の点で
本発明方法が優れている。すなわち、ろう付けによるも
のは、放電加工時ろう付け部にマイクロアークが発生し
て時々接合Z部がはがれることがあり、またろう付け部
の消耗が他の部分と比較して大きいのである。
更に、ろう付けによるものは、ろう付け作業が必要では
ん雑であり工業上好ましくない。これに対し本発明方法
によれば成形時に同時に成形することにより所望の電極
が簡易に得られるのである。なお試料番号3、4に示す
電極は電極性能を比較する為に従来多く用いられている
電極を示したものであるが、これらのものと比較しても
本発明方法により得られるものは、各特性がバランスよ
く優れている。
ん雑であり工業上好ましくない。これに対し本発明方法
によれば成形時に同時に成形することにより所望の電極
が簡易に得られるのである。なお試料番号3、4に示す
電極は電極性能を比較する為に従来多く用いられている
電極を示したものであるが、これらのものと比較しても
本発明方法により得られるものは、各特性がバランスよ
く優れている。
したがって特に、本発明方法により得られるものは高精
度な深穴を加工するのに極めて好ましい。以上述べたよ
うに本発明方法は特に高精度な深空を加工するのに好適
な放電加工用電極を効率よく製造することができる。
度な深穴を加工するのに極めて好ましい。以上述べたよ
うに本発明方法は特に高精度な深空を加工するのに好適
な放電加工用電極を効率よく製造することができる。
第1図は、本発明方法を示す工程図、第2図は得られた
電極を示す図である。 A…・・・W粉末を主体とする粉末材料、B・・・・・
・Cu粉末を主体とする粉末材料、1…・・・ダイス、
2……下パンチ。 函′ 図2
電極を示す図である。 A…・・・W粉末を主体とする粉末材料、B・・・・・
・Cu粉末を主体とする粉末材料、1…・・・ダイス、
2……下パンチ。 函′ 図2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 W粉末を主体とする粉末材料と、Cu粉末を主体と
する粉末材料とを金型内に積層するように充填する工程
と、充填された粉末材料を加工成形する工程と、得られ
た成形体を焼結する工程とからなる放電加工用電極の製
造方法。 2 W粉末を主体とする粉末材料と、Cu粉を主体とす
る粉末材料との積層面は凹凸面である特許請求の範囲第
1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9959076A JPS6012164B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | 放電加工用電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9959076A JPS6012164B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | 放電加工用電極の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5325993A JPS5325993A (en) | 1978-03-10 |
JPS6012164B2 true JPS6012164B2 (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=14251299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9959076A Expired JPS6012164B2 (ja) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | 放電加工用電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012164B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017491A1 (ja) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 神経組織の保存方法 |
-
1976
- 1976-08-23 JP JP9959076A patent/JPS6012164B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017491A1 (ja) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 神経組織の保存方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5325993A (en) | 1978-03-10 |
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