JPS60121574A - 情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスク上の情報記録媒体の各トランクが複数
のセクタ単位に分割された構造を有する情報記録媒体に
、情報の記録または再生を行なう情報記録再生装置に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 セクタ単位で情報の記録再生を行なう情報記録再生装置
では、情報を指定されたセクタの論理アドレスに基づい
て記録または再生しなくてはならない。しかし、光ディ
スクのような誤シ特性の余り良くない記録媒体を用いる
情報記録再生装置では欠陥セクタが生じることがあり、
そのようなセクタは記録前あるいは記録後の書き込み確
認により識別される。指定された論理アドレスに対応し
た物理アドレスを持つセクタが前述の欠陥セクタである
場合には、記録されるべき情報を代替記録する代替セク
タが必要となる。そして、この代替セクタに情報を記録
するときには論理アドレスから代替セクタの物理アドレ
スへのアドレス変換が必要になる。また、代替セクタに
記録された情報を再生するときにも論理アドレスから代
替セクタの物理アドレスへのアドレス変換が必要となる
。

従来の情報記録再生装置においては、ディレクトリ等の
アドレス変換テーブルを用いることによって論理アドレ
スから物理アドレスへのアドレス変換を実現している。

しかし、ディレクトリを用いる方式では、記録時に欠陥
セクタが生じる毎にディレクトリの更新が必要となると
ともに、再生時にはブイレフ］・りによって論理アドレ
スを物理アドレスに変換した後に情報を検索しなければ
ならない。また、セクタ数が非常に大きい場合には、オ
ペレーティングシステム中の常駐領域に占めるディレク
トリの容量やディレクトリによってテーブルを検索する
時間が無視できないものになるという問題点がある。

また、記録媒体が情報を消去できないものである場合に
はディレクトリに変更がある毎に新しい記録領域を必要
とする問題点も有している。

発明の目的 本発明は前述した従来方式の問題点を解消するもので、
ディレクトリ等の論理アドレスと物理アドレスの対応テ
ーブルを用いることなく直接的に情報記録媒体の各セク
タをアクセスすることによって信頼性の高いセクタアド
レスを高速にそして容易に与えることができるような情
報記録再生装置を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は、情報記録媒体の通常トラック群を物理トラッ
クアドレスに基づいて、幾つかの部分集合に分割し通常
トラックの各部集合に対して特定の代替トラックを割り
当てるとともに、物理セクタアドレスに基づいて、通常
トラック内の通常セクタ群を幾つかの部分集合領分側し
通常セクタの各部分集合に対して同一トラック内の特定
の代替セクタを割り当てることにょシ、情報記録時に欠
陥セクタである通常セクタが検出された場合や情報再生
時に検索した通常セクタが欠陥セクタであると判定され
た場合に、論理アドレスを用いて同一トランク内の代替
セクタあるいは代替トラック中の代替セクタにおいて必
要な情報の代替記録再生を行なう手段と、欠陥セクタに
その識別情報を記録することによシ情報再生時において
欠陥セクタを容易にそして高速に検出する手段を設けた
情報記録再生装置である。

実施例の説明 以下に本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明の情報記録再生装置のブロック
図である。同図において、１は記録情報入力部、２は論
理アドレス入力部、３は情報記録媒体における通常セク
タ領域、４は代替アドレス生成部、６は物理アドレス記
憶部、６は情報符号化部、７は情報記録部、８は情報記
録媒体、９は情報再生部、１ｏは情報復号化部、１１は
識別情報送出部、１２は情報記録媒体８における代替セ
クタ領域、１３は再生情報出力部、ａは記録情報、ｂは
論理アドレス、Ｃは代替セクタアドレス、ｄは符号化記
録情報、ｅＦｉ物理アドレス、ｆは記録信号、ｑは再生
信号、ｈは再生情報、ｉは欠陥セクタ検出情報、ｊは識
別情報、ｋは再生情報である。

上記のように構成された情報記録再生装置において情報
を記録する動作について第２図に示すフローチャートに
従って説明する。

四　外部から記録情報入力部１に記録情報ａが入力され
、論理アドレス入力部２に論理アドレスｂが入力される
。この論理アドレスと同一の物理アドレスを持つ通常セ
クタは通常セクタ領域３に存在する。

の）論理アドレス入力部２から送出された論理アドレス
ｂ、あるいは代替アドレス生成部４で生成された代替セ
クタアドレスＣを物理アドレス記憶部６に取り込む。

（ｑ　情報符号化部６で記録情報ａにエラー訂正符号を
付加した上で、例えば位相変調によって符号化し符号化
記録情報ｄを生成する。

０　すＮ報記録部７では、符号化記録情報ｄを記録信号
正に変換して情報記録媒体８に記録する。

このとき記録するセクタは物理アドレスｅで指定する。

に）ｑで記録した情報の書゛き込み確認を行なうために
、情報再生部９は物理アドレスｅで指定したセクタから
再生信号ｑを再生し、符号化再生情報りを情報復号化部
１０に送出する。

■　情報復号化部１ｏでは符号化再生情報りを復号し、
復号が正常に終了した場合には情報の記録が正常に行な
われたとして記録動作を終了する。逆に、情報復号部１
１のエラー訂正能力を超えるエラーが復号中に生起して
、正常な情報の復号が行なわれなかった場合には記録し
ようとしたセクタが欠陥セクタであると判断し、情報復
号部１ｏは欠陥セクタ検出情報ｉを識別情報送出部１１
と代替アドレス生成部４に送出する。

０ＣＦ）で情報の記録が正常に行なわれなかった場合に
は識別情報送出部１１は欠陥セクタ識別のだめの識別情
報」を情報記録部７に送出し、情報記録部７はこれを記
録信号ｆに変換して欠陥セクタ上に重畳記録する。この
とき識別情報ｊとしては例えば直流信号を用いることに
よって（ｑで用いた符号化記録情報ｄと容易に区別され
るとともに情報再生時には復号不能となることによって
欠陥セクタと判定されるような信号を用いる。

（ハ）（ト）で情報の記録が正常に行なわれなかった場
合には代替アドレス生成部４は論理アドレスｂを用いて
代替セクタ領域１２に含まれるセクタを指定する代替セ
クタアドレスＣを算出し物理アドレス記憶部５に送出す
る。

次に情報を再生する動作について第３図に示すフローチ
ャートに従って説明する。

（Ｉ）　外部から論理アドレス入力部２に論理アドレス
ｂが入力される。この論理アドレスｂと同一の物理アド
レスｅを持つ通常セクタは通常セクタ領域３に存在する
。

（１）　論理アドレス入力部２から送出された論理アド
レスｂ、あるいは代替アドレス生成部４で生成された代
替セクタアドレスＣを物理アドレス記憶部５に取シ込む
。

（へ）情報再生部９では物理アドレスｅで指定したセク
タから再生信号ｑを再生し符号化再生情報りを情報復号
化部１０に送出する。

■　情報復号化部１ｏでは、まず符号化再生情報りと識
別情報送出部１１から入力される識別情報ｊとの一致を
判定し、一致した場合には情報を再生しようとしたセク
タが欠陥セクタであると判断し符号化再生情報りの復号
を行なわずに欠陥セクタ検出情報ｉを代替アドレス生成
部４に送出する。

（財）（Ｌ）で符号化再生情報りが識別情報ｊに一致し
ない場合には符号化再生情報りを復号し、再生情報出力
部１３に対して再生情報ｋを送出する。

（財）輪で情報の復号が正常に終了したときには再生情
報出力部１３は再生情報ｋを外部に出力する。

Ａ　（Ｌ）あるいは（財）で情報を再生しようとしたセ
クタが欠陥セクタであると判断した場合には、代替アド
レス生成部４は論理アドレスｂを用いて代替セクタ領域
１２に含まれるセクタを指定する代替セクタアドレスＣ
を算出し物理アドレス記録部６に送出する。

次に第１図の代替アドレス生成部４における代替セクタ
の物理アドレス決定手順に関して、まず情報の代替記録
再生が同一トラック内の°代替セクタにおいて行なわれ
る場合について、トラック内のデータ構造と関連して説
明する。ある論理アドレスは論理トラックアドレスと論
理セクタアドレスの組み合せとして指定される。一実施
例として１トラツクが４０セクタから構成された情報記
録媒体の場合、物理セクタアドレスは６ピツトで表現さ
れる。同一トラック内のセクタ群は、まず物理セクタア
ドレスの最上位ピントの値に基づいて第０セクタから第
３１セクタ１での通常セクタ領域と、第３２セクタから
第３９セクタまでの代替セクタ領域１２とに分割する。

次に、通常セクタ領域３に含まれる通常セクタ群を幾つ
かの部分集合に分割するために、有効５ビツトで表現さ
れた論理セクタアドレスの下位３ビツトを共通ビット部
に指定し、この共通ビット部と等しい下位３ビツトを有
する物理セクタアドレスを持つ通常セクタを要素として
部分集合を構成する。上記のように共通ピント部を指定
することによシ、３２個の通常セクタ群は個ｋに４個の
通常セクタを要素とする８個の部分集合に分割される。

情報の記録時あるいは再生時に例えば論理セクタアドレ
スが（○ｏ０１１）で与えられたとき、まず通常セクタ
領域内の第３セクタがアクセスされる。そして、この第
３セクタが欠陥セクタであることが判明した場合には、
代替セクタ生成部４は論理アドレスｂの一部として与え
られる論理セクタアドレスの上位２ビツトをマスクして
下位３ビツトで表現される共通ビット部（Ｑｌｌ）を抽
出し、上位３ビツトには代替セクタ領域１２に存在する
代替セクタの物理セクタアドレスに共通な上位３ビツト
（１００）を付加して６ビツトで表現される代替セクタ
の物理セクタアドレス（１００ｏ１１）を算出する。こ
の物理セクタアドレスの王位に論理トラックアドレスを
付加することにより、同一トラック内の代替セクタアド
レスＣを生成する。このような代替セクタアドレスの決
定手順により、欠陥セクタであることが判明した第３セ
クタで記録再生されるべき情報は同一トラック内の第３
６セクタにおいて代替記録再生することになる。このよ
うにして通常セクタ領域に含まれる通常セクタ群を論理
セクタアドレスに基づいて８個の部分集合に分割した場
合に、論理セクタアドレスの下位３ビツトで表現される
共通ビット部と各部分集合に含まれる通常セクタの物理
セクタアドレスと各部分集合に割り当てられた同一トラ
ック内の代替セクタの物理セクタアドレスは第４図に示
すようにまとめられる。

次に、通常セクタを代替する同一トラック内の代替セク
タが欠陥セクタであるために同一トランク内での情報の
代替記録再生が行なわれない場合について説明する。同
一トラック内のセクタ群を物理セクタアドレスに基づい
て、まず通常セクタ領域と代替セクタ領域とに分割し、
更に通常セクタ領域に含まれるセクタ群を論理セクタア
ドレスに基づいて幾つかの部分集合に分割し、各々の部
分集合に対して同一トラック内の特定の代替セクタを割
シ当てる場合と同様な手順で、情報記録媒体内のトラッ
ク群を物理トラックアドレスに基ついて、まず通常トラ
ック領域と代替トラック領域とに分割し、更に通常トラ
ック領域に含まれるトラック群を論理トラックアドレス
に基づいて幾つかの部分集合に分割し、各りの部分集合
に対して特定の代替トラックを割シ当てる。同一トラッ
ク内での情報の代替記録再生が行なえない場合には代替
アドレス生成部６において論理アドレスに含まれる論理
トラックアドレスを用いて代替トラックの物理トラック
アドレスを算出して代替トランクを指定し、情報の代替
記録再生を行なう。

発明の効果 本発明の情報記録再生装置は、ディスク状の情報記録媒
体の同一トラック内のセクタ群を、まず通常の情報記録
再生に用いる通常セクタ領域と通常セクタが欠陥セクタ
である場合に通常七夕りで記録再生されるべき情報を代
替記録する代替セクタから成る代替記録領域に分割し、
さらに通常記録領域に含まれるセクタ群をその物理セク
タアドレスに基づいて幾つかの部分集合に分割し、各部
分集合を構成する通常セクタに共通な物理セクタアドレ
スの一部を用いて代替セクタの物理セクタヤヱ アドレスを生成し、通常ミクタの各部分集合に特定の代
替セクタを割シ当てることにより、ディレクトリ等のア
ドレス変換テーブルを用いることなしに直接的な代替セ
クタへのアクセスが可能となることから、信頼性の高い
データ検索をより高速にそして容易に行なうことができ
、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における情報記録再生装置の
ブロック図、第２図は同実施例の情報の記録時における
動作を示すフローチャート、第３図は情報の再生時にお
ける動作を示すフローチャート、第４図は同実施例にお
ける論理セクタアドレスに基づく同一トラック内での代
替セクタアドレスの割当ての一例を示す図である。 ２・・・・・・論理アドレス入力部、４・・・・・・代
替アドレス生成部、１１・・・・・・識別情報送出部、
１ｏ・・・・・・情報復号化部、ｂ・・・・・・論理ア
ドレス、ｉ・・・二・・欠陥セクタ検出情報、ｉ・・・
・・・識別情報。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　セクタ単位に分割された情報記録媒体内に、直
   接アク七スして情報の記録再生を行なう通常セクタと前
   記通常セクタが欠陥セクタである場合にこれを代替する
   代替セクタが存在し、複数の前記通常セクタと複数の前
   記代替セクタから構成する通常トラックと、前記通常ト
   ラック内で情報の代替記録再生が行なえない場合に、前
   記通常トラックを代替する複数の代替セクタから成る代
   替トラックが存在し、複数の前記通常トラックと複数の
   前記代替トラックから構成されたディスク状の情報記録
   媒体にセクタ単位で信号を記録する手段と、上記情報記
   録媒体からセクタ単位で信号を再生する信号再生手段と
   、記録情報にエラー訂正符号を付加して符号化する手段
   と、上記信号再生手段を用いて再生された符号化情報を
   復号するとともにエラー訂正不能を検出することによっ
   て欠陥セクタを検出する情報復号手段と、上記情報復号
   手段によって欠陥セクタが検出されたときに欠陥セクタ
   の識別情報を生成する手段と、上記信号再生手段によっ
   て再生された情報と識別情報の一致を検出する手段と、
   上記情報復号手段によって欠陥セクタが検出された場合
   に欠陥セクタを代替する代替セクタの物理アドレスを指
   定する代替アドレス指定手段と、上記情報復号手段によ
   シ検索すべき情報が再生されたときにこれを外部に送出
   する手段を備えた情報記録再生装置。
2. （２）　代替セクタアドレス生成手段が、物理トランク
   でドレスに基づいて、情報記録媒体の通常トラック群を
   幾つかの部分集合に分割して通常トラックの各部分集合
   に対して特定の代替トラックを割り当てるとともに１物
   理セクタアドレスに基づいて前記通常トラック内の通常
   セクタ群とを幾つかの部分集合に分割して通常セクタの
   各部分集合に対して同一トラック内の特定の代替トラッ
   クを割シ当て、論理アドレスを用いて前記通常トランク
   内の代替セクタあるいは前記代替トラック内の代替セク
   タの物理アドレスを算出する特許請求の範囲第１項記載
   の情報記録再生装置０