JPS6012116Y2 - 焼付条件調整記憶機能を備えた写真焼付露光制御装置 - Google Patents

焼付条件調整記憶機能を備えた写真焼付露光制御装置

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JPS6012116Y2
JPS6012116Y2 JP9545578U JP9545578U JPS6012116Y2 JP S6012116 Y2 JPS6012116 Y2 JP S6012116Y2 JP 9545578 U JP9545578 U JP 9545578U JP 9545578 U JP9545578 U JP 9545578U JP S6012116 Y2 JPS6012116 Y2 JP S6012116Y2
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light
negative
illuminance
circuit
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義弘 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印画紙のメーカー差、乳番差、ネガのメーカー
差、焼付機の引伸レンズの特性差、光源光質差等の諸因
子の変化によりその都度試焼を行う必要のない焼付条件
調整記憶機能を備えた写真焼付露光制御装置に関するも
のである。
仕上りのよいカラー写真を得るためには上記のように多
数知られる露光量に影響を与える諸因子の変化に応じて
その都度露光量を変化させ、所謂条件出しを行わなけれ
ばならないが、これらの諸因子の変化による印画効果へ
の影響を正確にしかも簡単に判断する工業的な方法はな
かった。
そのために従来大型ラボでも普通に行われていたのは個
人的な予焼の場合と同じ試焼であって、一つの条件毎に
3〜4回の試焼が行われることになる。
ところが1回の試焼にはよく知られるようにプリント5
分、現像機へのセット5分、現像1粉を必要とし、合計
約2粉かかるため関連作業を含めると1条件毎に2時間
以上が費されるが、焼付条件としては印画紙についてメ
ーカー差、ロット差即ち乳番差で三色の感度が異なり、
ネガについてもメーカー差の外メーカー毎に複数の感度
タイプが用いられている等その数は相当数になる。
しかもラボにおいては条件出しを行うべきプリンターは
一台ではなく数台から場合によっては数十台にもなり、
このような条件出しだけで1週間以上がたちまち消費さ
れる。
このような事態はプリンターの新機種導入時に止まらず
、日常的に発生する印画紙の乳番差による感度差の変化
に伴い継続して生じるもので、プリンターメーカー、ラ
ボ共通の大きな問題であり、しかもこのような条件出し
には相当の熟練を要し、専門の担当者を必要とするとい
う困難が伴っていた。
本考案はこのような問題を解決する目的の下になされた
ものであって、以下、本考案を適用した写真焼付装置の
実施例につき詳細に説明する。
1、2.3は赤(R)、緑(G)、青(B)三色の各フ
ィルター1’、2’、3’及び散光装置4を通じて赤、
緑、青の三色光を混合散光化してネガフィルム5に向は
照射する三個の光源ランプであって、該ネガフィルム5
を透過した焼付光は一方で光軸上に配置される引伸レン
ズ6、ノ)−フミラー7、シャッター8を通じて露光用
として印画紙9に照射され、他方ではハーフミラ−7で
、ネガのカラーバランス及び濃度検出用として一部反射
されたうえ集光レンズ10、散光装置11、R9G、B
三色フィルター12.13.14を介してネガ透過光の
各色光毎の平均照度を測定するための光電子増倍管等の
照度検出器15. 16. 17に導かれるようになっ
ている。
18,19.20は該照度検出器15,16,17にて
光電変換された各色光の照度を示す電流値を増幅する前
置増幅器であって、該前置増幅器18,19.20の出
力端は一方でシャッター8を制御する積分式露光時間制
御回路21に接続されており、また他方で、後に詳細に
説明するカラーバランス分析補正回路22の入力側に接
続される。
23,24.25は焼付光の三色照度をネガ透過前位置
において測定するため散光装置4内に設けられるR、
G。
B各フィルター付のS、B、C,などの照度検出器であ
って、該照度検出器23,24.25はB、 G。
Rの三色毎に設けられる前置増幅器26.27゜28、
B、G光用の補正用の加算増幅器29,30及びR光用
の反転増幅器31、B光、G光についてのみ設けられる
緩衝増幅器32,33、各色光の動作点を決めるため三
色毎に設ける調光出力回路34,35.36を夫々この
順に一連に接続し、該調光出力回路34,35.36の
出力側には前記光源ランプ3,2.1を夫々接続してB
G、 R各党自動制御回路37,38.39を構成させ
、該B、 G、 R各党自動制御回路37,38.39
によって全体として焼付光の光質の基本を決める調光回
路40を構成している。
一方、前記カラーバランス分析補正回路22は上記のよ
うに該調光回路40によってネガフィルムに無関係に基
本を決められる焼付光光質をネガフィルムのカラーバラ
ンスに応じて補正するためのものであって、前記前置増
幅器18,19.20の各出力側にはネガ透過光の照度
値を対数変換して印画濃度の指標となる対数値とするた
めの対数増幅器41.42.43を接続し、その中でR
光、G光用の該対数増幅器41.43の各出力端は後記
R−G光偏差検出用の後記カラーバランスチェックメー
タ44及び後記B−G光偏差検出用のカラーバランスチ
ェックメータ45のゼロ位置調整用擬似入力を発生する
バランスチェック補償回路46゜47の出力端とともに
演算増幅器48.49に接続し、さらに一方のR光用の
該演算増幅器48と前記G光用の対数増幅器42の各出
力端はその間にR−G光用のカラーバランスチェックメ
ータ44を接続するとともに減算増幅器50の入力端に
接続し、また他方のB光用の該演算増幅器49と同じく
G光用の対数増幅器42の各出力端はその間にB−G光
用のカラーバランスチェックメータ45を接続するとと
もに減算増幅器51の入力側に接続した後、該減算増幅
器50.51の外出力側は補正信号の調光回路40への
供給を開閉するための補正スイッチ52.53を介し夫
々R−G、B−G夫々の偏差のどの程度を補正信号とし
て調光回路40へ供給するかを決定する補正函数発生器
54.55に接続し、その各出力端子X。
Yについては調光回路40の前記加算増幅器29に出力
端子X、 Yの両方に接続し、加算増幅器30には出力
端子Xのみを接続する。
一方、前記バランスチェック補償回路46.47は全く
同一のものであって、第2図に詳細を示すバランスチェ
ツク補償回路46についてのみ説明すれば、焼付条件中
印画紙は通常各ラボで特定メーカーのもののみが用いら
れ、その乳香がロフト毎に順次変化してゆくが、(イ)
その切替は単純にある時点で一度に行われるものではな
く、複数台のプリンターでプリント進度が異なり、異な
る乳香間で印画紙の貸借が行われること、(ロ)−日の
途中で切替が生じるが、条件出しはその日の朝予め行わ
れるべきこと、(ハ)印画紙の乳香は同一でもシルクタ
イプ、通常タイプ等のちがいがあり、両タイプで消費量
が異なること等の理由から2つの印画紙の乳香について
の条件を基本ネガ種の条件と組合わせて記憶するため2
個設け、夫々固定端子間に一定電圧をかけた可変抵抗器
よりなる第1及び第2の印画紙用条件記憶器56.57
の両可動端子は、その何れかを選択するための切替スイ
ッチ60の一対の固定接点61.61’の夫々に接続し
該切替スイッチ60の可動接点60′は入力抵抗64を
介して演算増幅器48の入力加え合わせ点に接続する一
方、基本となるネガ種以外に2つのネガ種の条件を記憶
するための同様のネガ種用条件記憶器58.59の各可
動端子を夫々開閉スイッチ62.63を介し入力抵抗6
4′を介して前記演算増幅器48の入力加え合わせ点に
接続したものがバランスチェック補償回路46であって
、本来のR−G光偏差に擬似入力を加え、該偏差が標標
準的なときR−G光用のカラーバランスチェックメータ
44の指示がゼロとなるよう調整腰且つその状態を記憶
し得るようになっているものである。
他方、65.65’はB光、G光自動制御回路37.3
8の緩衝増幅器32.33に対して夫々加算増幅器29
.30からの信号入力との差が出力される関係となるよ
う接続した光源光質制御用のカラーレベル設定器であっ
て、該カラーレベル設定器65.65’は同一回路構成
をとるの!で一方のG光用のカラーレベル設定器65に
ついて第3図により詳細に説明すれば、抵抗66、可変
抵抗67と抵抗66′、可変抵抗67′により構成する
第1及び第2直列回路68.68’を並列回路としてそ
の一端を(+)電源69に接続し、づ他端をアースする
とともに抵抗66と可変抵抗67、抵抗66′と可変抵
抗67′の両接続点間を一対の抵抗70.70’の直列
回路で結び、可変抵抗67.67’の可動端子を切替ス
イッチ71によって選択的に入力抵抗72を介して緩衝
増幅器32に接続し得るように構成し、このように構成
した回路の全体を2種の印画紙乳香及び基本ネガ種の組
み合わせに対する光源光質設定記憶用に供する乳香用の
カラーレベル設定器73とし、また、夫々固定端子の一
端をアースした可変抵抗74.75の固定端子の他端を
共に前記(+)電源69に接続するとともに夫々の可動
端子は前記開閉スイッチ62と連動するようにした開閉
スイッーチ76及び前記開閉スイッチ63と連動するよ
うにした開閉スイッチ77を介して一括したうえ押し操
作で迂路を開くブツシュスイッチ78を介して前記一対
の抵抗70.70’の接続点に接続して構成した一対の
回路を夫々基本となるネガ種以1外の例えば他の2種の
メーカーのネガ種に対する光源光質設定記憶用に供する
カラーレベル設定器79.80としてカラーレベル設定
器73と該カラーレベル設定器79.80は互に独立で
且つ重畳的に作用するように構成する。
なお、ここでメーカーによるネガ種及び後記引伸レンズ
は光源光質に影響を与える因子の中で重要なものとして
選択されたものである。
一方、両固定端子を(+)、 (−)電源に接続すると
ともに可動端子を開閉スイッチ81、入力抵抗82を介
して前記入力抵抗72と共通の入力端子によって緩衝増
幅器32に接続した可変抵抗器83は引伸サイズに応じ
て引伸レンズを切替えるに伴い生じる焼付条件の変化に
関して光源光質を設定記憶させるための引伸サイズ用の
カラーレベル設定器84として使用されるものである。
また、R−G光用のカラーバランスチェックメータ44
とB−G光用のカラーバランスチェックメータ45は夫
々R−G、B−G間の偏差を指示するが、その入力は前
記のようにネガ透過光照度の対数値をとっているためこ
の指示値は最終的な印画効果における各色間の濃度差を
示しているが、第4図に示すその目盛85の一方のカラ
ーキー目盛86は標準ネガから標準プリントを得る条件
即ちR−G、B−G間偏差が標準値である場合をゼロと
し、人の識別可能な最小濃度変化を一単位とした整数値
で目盛られている。
この値は従来15%とされてきたが、本実施例では12
.5%まで細かく区分しており、また、この値は従来手
動補正のカラーキーの単位とされてきたものである。
また目盛85の他の濃度目盛87は濃度差そのものを表
示したものである。
なお、本実施例の場合、焼付機は三色同時露光方式のも
ので、しかも、(I)自然の分光エネルギー分布が、G
光は変化が極めて少なく、R光、B光の変化が大きいこ
とに着目してG光を中心としてカラーバランスを測定し
、且つ、(n)印画紙の感度は赤色が格段に低く設定さ
れていることに対応して光源光質の制御はR光照度をそ
の最大値付近に設定し、G光、B光をこれに対して相対
的に制御して三色比を決定する方式をとっているもので
あるが、本考案は必ずしもこの(I)、 (II)の方
式のものに限らず適用できる。
このように構成されたものにおいて、日常的に生じる様
々な焼付条件の変化に対応し得るよう焼付条件を調整す
るには次のような手続(a)〜(f)をとれは゛よい。
(a) 先ずネガフィルム5として各ラボにおいて最
も普通に用いられているメーカーのネガフィルム中で基
本となるネガ種の標準ネガ即ち標準的なカラーバランス
と濃度のネガフィルムをセットし、印画紙9としては同
じく各ラボで最も基本的な印画紙の種類の中でこれから
用いようとする第1の乳香の印画紙をセットしうえ補正
スイッチ52.53を1開ヨとして補正信号が光源光質
に影響を与えるのを絶つ一方、B光用のカラーレベル設
定器65について開閉スイッチ76.77.81を夫々
1開ヨの状態とし、切替スイッチ71を第1乳番に対応
させる第1直列回路68側に接続したうえ可変抵抗67
を操作して、照度検出器25、前置増幅器26、加算増
幅器29から緩衝増幅器32へ入る信号入力に対して入
力抵抗72を介し該緩衝増幅器32へ入る調整入力を変
化させ、調光出力回路34からB光用の光源ランプ3へ
至るB先日動制御回路37に手動操作を加え、また、G
光用のカラーレベル設定器65′についても同様に操作
してG光用の光源ランプ2についてG光用自動制御回路
38にも手動操作を加え、これらにR光用の光源ランプ
1についてのR光用自動制御回路a9を加えた全体の調
光回路40を操作して光源光質を調整し、試焼によって
前記標準ネガから標準プリント即ち仕上りのよい標準的
な印画が得られるようにする。
(b)(イ)次いで、この状態においてR−G、B−G
光の偏差は標準的なものであるので、これを偏差ゼロと
定義し、R−G光用のカラーバランスチェックメータ4
4、B−G光用のカラーバランスチェックメータ45の
指示のゼロ調整を行なう。
具体的に引伸レンズ6、ハーフミラ−7、集光レンズ1
0、R,G、B三色フィルター12. 13. 14、
照度検出器15,16゜17、前置増幅器1B、19.
20、対数増幅器41,42.43によってネガ透過光
照度信号からR,G、 B印画濃度指標信号が算出され
ているが、ここでR光用のバランスチェック補償回路4
6について、第1印画紙用条件記憶器56の切替スイッ
チ60をその可動接点60′が固定接点61を選ぶよう
にし、開閉スイッチ62.63は1開ヨとすれば、演算
増幅器48は前記印画濃度指標信号に加えて入力抵抗6
4を介して、未調整の調整用擬似入力を受けるので、該
第1印画紙用条件記憶器56の可変抵抗ヲ調整してR−
G光用のカラーバランスチェックメータ44の指示がゼ
ロとなるようにする。
一方、B光用のバランスチェック補償回路47について
も同様にしてB−G光用のカラーバランスチェックメー
タ45の指示をゼロとすれば、ここに標準条件が設定さ
れ、しかも、それが正しく記憶指示されたこととなる。
(ロ)従ってこの状態において、ネガフィルム5の種類
、印画紙9の乳香に変化がない限り、補正スイッチ52
.53を閉じ、次々に目的とするネガフィルム駒を焼付
位置に送り込めば、カラーバランス分析補正回路22の
減算増幅器50,51、補正函数発生器54.55が作
動し、出力端子X、 Yを通じて調光回路40の加算増
幅器29.30に補正信号が加えられ、様々なカラーバ
ランスのネガフィルム5から標準プリントに近い印画が
得られるよう光源光質が自動調光制御され、積分式露光
時間制御回路21、シャッター8が作動して印画作業が
進行するものである。
(C)シかし、実際にはネガフィルム5にはメーカー差
、感度差があり、マスキングや色素の違いによ″り前記
のような標準条件では適正な標準プリントが得られない
場合がある。
(イ)そこで、調整段階において前記(a)〜(b)の
標準条件成立の後、先ずネガフィルム5としては前記と
同じ基本となるネガ種の標準ネガをセットし、補正スイ
ッチ52.53は開としたうえカラーレベル設定器65
のブツシュスイッチ78を押してカラーレベル設定器7
3とカラーレベル設定器79.80側を分離し、また切
替スイッチ71は第1乳番に対応させた第1直列回路6
8を選択させ、バランスチェック補償回路46の前記切
替スイッチ60は可動接点60′が固定接点61側に接
続されたままとして未調整のネガ極用条件記憶器58を
選択する開閉スイッチ62を閉じれば、R−G光用のカ
ラーバランスチェックメータ44はゼロを外れるので、
該ネガ極用条件記憶器58の可変抵抗器を調整してゼロ
に復帰させる。
即ち基本となるネガ種の条件が第1印画紙用条件記憶器
56からネガ極用条件記憶器58に移されたことになる
なお、この際開閉スイッチ76も開閉スイッチ62に連
動して閉じられるが、前記のようにブツシュスイッチ7
8が開かれているので影響はない。
(0)次いで、ネガ種のカラーレベル設定器79の開閉
スイッチ76が前記のように閉じられた状態でブツシュ
スイッチ78を復帰させたうえ該ネガ種属のカラーレベ
ル設定器79の可変抵抗74を調整し、R−G光用のカ
ラーバランスチェックメータ44の指示がゼロとなるよ
うにし、B−G光間でも同様の操作をすれば、基本とな
るネガ種の条件がネガ極用条件記憶器58とネガ種属の
カラーレベル設定器79に完全に移されたことになる。
(ハ)ここで初めてネガフィルム5として、基本となる
ネガ種の標準ネガに代えて、それに次ぐ需要のあるメー
カーのネガフィルムの標準ネガをセットすれば、R−G
光用のカラーバランスチェックメータ44、B−G光用
のカラーバランスチェックメータ45はゼロから偏位し
てアンバランスを示すが、正にこのアンバランスこそネ
ガ種の変化による光源光質への影響とみられるから、ネ
ガ種属のカラーレベル設定器79の可変抵抗74を再調
整し、R−G、B−G各光用のカラーバランスチェック
メータ44.45が再びゼロを指示するようにすれば、
このネガ種の変化については、最早試焼を要さずに基本
となるメーカーの第1乳番の印画紙について適正な焼付
が行われる標準条件が成立したことになる。
なお、カラーレベル設定器73とカラーレベル設定器7
9または80c電気的関係は可変抵抗74または75が
加わ≧ことによって可変抵抗67または67′の分りが
割合的に変化させられて両者が重畳されたン果を生むよ
うになでいるものである。
(d) さらにもう一つのメーカーのネガ種につい1
も(C1と全く同じ操作で他の一組のネガ種用条f記憶
器59及びネガ種属のカラーレベル設定器80によって
試焼なしに標準条件を成立させ巧ことができる。
(e) ネガフィルムの所謂ライカサイズ、ハーフサ
イズによって引伸倍率を変えるため引伸レン;6を交換
した場合にも焼付光の三色比は変イし、光源光質に変化
が生じたと同じ状態とな巧が、この場合には、引伸サイ
ズ用のカラーレ・ル設定器84の開閉スイッチ81を開
いた状宛においてライカサイズに関しては他の条件説ス
と共にその中に含まれた因子として調整して4き、ハー
フサイズについては開閉スイッチ81を閉じ、可変抵抗
器83を調整してR−G光Fのカラーバランスチェック
メータ44の指針tゼロとなるように一度調整しておけ
ば、入力お抗82を通じ緩衝増幅器32に対して乳香用
Qカラーレベル設定器73、ネガ種属のカラーしベル設
定器79.80による影響と独立にニオらに重畳して影
響を与え、適正な畳件を設定し得るもので、B−Gバラ
ンスについても同様&:してこの場合も、−切試焼なし
に条件設定がfえるものである。
(f) 第1の乳香の印画紙に続いて用いられる第5
の乳香の印画紙についての標準条件の設定はノラーレベ
ル設定器65の第2直列回路68′4切替スイッチ71
によって選択し、バランスチェック補償回路46につい
ては、切替スイツラ60の可動接点60′が固定接点6
1を選ぶJうにして(a)〜(b)(イ)と同じ手順を
踏めばよいもσである。
但しこの場合、カラーバランスチェつクメータ44.4
5があるから、これを用いマ先ず第1の印画紙用条件記
憶器56の記憶を禽2の印画紙用条件記憶器57に移し
、次いでこれを指標として可変抵抗67の記憶を可変抵
167′に移せば、二つの印画紙乳香に対する黄源光質
の差だけを調整すればよく、試焼が部局に行えるもので
ある。
一方、第1の乳香の印己紙についての条件の記憶は可変
抵抗67に保持されたままであるから、以後必要に応じ
切替スイッチ71による切替によって何れの乳香の印画
紙でも自由に使用できる。
また、基本ネガ種以外のネガフィルム5については、前
記のように印画紙の条件とは別に可変抵抗74.75に
記憶されており、しかも印画紙乳香に関する条件と重畳
的にその効果が作用する構成を採っているから、印画紙
乳香の変化があってもネガ種についての条件の記憶はそ
のまま利用できて印画紙乳香とネガ種の任意の組み合わ
せが可能である。
然して以上の操作を通じて用いられるR−G及びB−各
光用のカラーバランスチェックメータ44.45はその
目盛85をR−G、B−G各光間の偏差がゼロのときを
目盛のゼロとし、濃度偏差で±12.5%を1目盛とし
て従来の手動補正方式におけるカラーキーの段階と対応
した整数値と、濃度値の両方によって目盛られたカラー
キー目盛86と濃度目盛87を備えているから補正スイ
ッチ52.53を開けば、ネガフィルム5の各駒の色分
布を分析するカラーアナライザーとして機能し、しかも
その偏差の程度が人間の感覚及び従来のプリンターの経
験と対応付けられた目盛となっているため分析が容易適
確に行えるものであり、また、補正スイッチ52.53
を閉じて補正函数発生器54゜55が機能する状態では
、該各駒についての自動補正の程度を検討する資料を得
るためのカラーアナライザーとして機能するもので、補
正函数発生器54.55による補正量が読める外、プリ
ントの色相がこれから予測でき、また、補正函数発生器
54.55のハイコレクション、ノーマルコレクション
、ロワードコレクションの初期調整に役立てることもで
きる。
さらに該カラーアナライザーにより変色ネガであること
も判定可能であり、補正スイッチ52.53を切って無
補正の焼付を行う決定を下すことをも可能にするという
利点も生れるもので、オペレーターにとっても調整、整
備の技術者にとっても有用なものである。
前記実施例による説明によって明らかなように、本考案
によれば、三色同時露光方式の写真焼付露光制御回路に
おいて印画紙乳香及び基本ネガ種の組み合わせについて
光源光質を設定する複数のカラーレベル設定器と、これ
に対応したカラーバランスチェックメータのゼロ調整用
のバランスチェック補償回路、基本ネガ種以外のネガ種
等光源光質に変化を与える因子について該印画紙乳香及
び基本ネガ種の組み合わせについての複数のカラーレベ
ル設定器と独立で且つこれに重畳的に作用して光源光質
を修正して設定する1種以上のカラーレベル設定器と、
これに対応したカラーバランスチェックメータをゼロ調
整するための別のバランスチェック補償回路を設けるこ
とによって、複数の印画紙乳香及び基本ネガ種の組み合
わせについてのみ試焼により乳香毎に試焼によって条件
設定をしておけば、該条件は以後記憶され、複数の印画
紙乳香それ自身についてはスイッチの切替えで、また基
本ネガ種以外のネガ種等他の光源光質に変化を与える因
子については、全く試焼の必要のない条件出しを一度行
って記憶させておけば以後はスイッチの切替えのみで簡
単に条件出しが行えるので、従来専門家による長時間の
作業を必要とした条件出し作業が数分の一以下の労力と
時間で行え、1週間の仕事を1日で完成できるという画
期的な効果が得られるものであり、また、カラーバラン
スチェックメータは独特な目盛付けによりカラーアナラ
イザーとして種々の機能を効果的に発揮でき、実用的価
値極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は全体構成
図、第2図はバランスチェック補償回路の回路図、第3
図はカラーレベル設定器の回路図、第4図はカラーバラ
ンスチェックメータの正面図である。 1:光源ランプ、2:光源ランプ、3:光源ランプ、1
5:照度検出器、16:照度検出器、17:照度検出器
、22:カラーバランス分析補正回路、23:照度検出
器、24:照度検出器、25:照度検出器、40:調光
回路、41:対数増幅器、42:対数増幅器、43:対
数増幅器、44:カラーバランスチェックメータ、45
:カラーバランスチェックメータ、46:バランスチェ
ック補償回路、47:バランスチェック補償回路、73
:カラーレベル設定器、79:カラーレベル設定器、8
0:カラーレベル設定器、85:目盛。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 照度検出器23,24.25によりネガ透過前の光
    源光の三色照度を検出して光源ランプ1.2.3の照度
    の基本値を調整する調光回路40と、照度検出器15,
    16.17によってネガ透過光の三色照度を検出してそ
    の偏差に応じ該調光回路40の出力に補正を加えるため
    のカラーバランス分析補正回路22を備えた写真焼付露
    光制御装置において、調光回路40の制御回路には該調
    光回路40の出力を様々な焼付条件に関して設定記憶す
    るため印画紙乳香と基本ネガ種を組み合わせた条件につ
    いての複数の選択し得るカラーレベル設定器73と、該
    カラーレベル設定器73と独立で且つこれに重畳的に作
    用するよう構成した基本ネガ種以外のネガ種等の光源光
    質に変化を与える因子についての1種以上のカラーレベ
    ル設定器79.80を備える一方、前記カラーバランス
    分析補正回路22°には、三色の照度の偏差を指示する
    カラーバランスチェックメータ44.45及び該カラー
    バランスチェックメータ44.45に対しそのゼロ調整
    を行うための擬似入力を与えるため前記カラーレベル設
    定器73,79.80と対応した数の条件記憶器を選択
    的に設けたバランスチェック補償回路46.47を備え
    たことを特徴とする焼付条件調整記憶機能を備えた写真
    焼付露光制御装置。 2 カラーバランス分析補正回路22にはネガ透過光照
    度を印画効果の指標値となる濃度値に変換する対数増幅
    器41,42.43が設けられ、これら対数増幅器の出
    力間に接続したカラーバランスチェックメータ44.4
    5の目盛85は標準ネガから標準プリントの得られる条
    件での三の濃度差値をゼロとして人の識別可能な最小濃
    度変化を一単位とした整数値及び濃度差そのものの両方
    で目盛られている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    焼付条件調整記憶機能を備えた写真焼付露光制御装置。
JP9545578U 1978-07-11 1978-07-11 焼付条件調整記憶機能を備えた写真焼付露光制御装置 Expired JPS6012116Y2 (ja)

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