JPS601209B2 - 真空包装方法 - Google Patents
真空包装方法Info
- Publication number
- JPS601209B2 JPS601209B2 JP56050794A JP5079481A JPS601209B2 JP S601209 B2 JPS601209 B2 JP S601209B2 JP 56050794 A JP56050794 A JP 56050794A JP 5079481 A JP5079481 A JP 5079481A JP S601209 B2 JPS601209 B2 JP S601209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- liquid
- pressure box
- airtight
- vacuum packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Package Closures (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体を含有する被包装物を能率よく真空包装す
る方法に関するものである。
る方法に関するものである。
例えば福神漬、紅生麦、ハンバーグなど、適量の味つけ
液を一体に包装しなければならない被包装物を真空包装
する上で、包装能率を妨げるものは、前記の味つけ液の
存在である。
液を一体に包装しなければならない被包装物を真空包装
する上で、包装能率を妨げるものは、前記の味つけ液の
存在である。
すなわち、被包装物と液体とを容れた袋を気密耐圧箱に
配置したあと、前記耐圧箱を真空にすると、前記袋の内
面に附着している小さな無数の気泡が膨張し、これらの
気泡が水面に浮上しようとするため一時的に沸騰現象が
起るが、この場合、真空能率を上げるために吸引能力の
大きい真空ポンプを使用すると、前記の沸騰現象が短時
間で行われることになるので、被包装物が袋の外へ飛び
出してしまう。従って液体を含有する被包装物には吸引
能力を上げるために大きい真空ポンプを使用できない。
本発明は上記の点もこ鑑み上記の如き真空包装能率を妨
げる液体を被包装物から除去した状態で該被包装物の周
囲を真空にしたあと「真空環境下において前記被包装物
に液体を補充するようにして真空包装能率を向上させる
ようにしたものである。以下本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
配置したあと、前記耐圧箱を真空にすると、前記袋の内
面に附着している小さな無数の気泡が膨張し、これらの
気泡が水面に浮上しようとするため一時的に沸騰現象が
起るが、この場合、真空能率を上げるために吸引能力の
大きい真空ポンプを使用すると、前記の沸騰現象が短時
間で行われることになるので、被包装物が袋の外へ飛び
出してしまう。従って液体を含有する被包装物には吸引
能力を上げるために大きい真空ポンプを使用できない。
本発明は上記の点もこ鑑み上記の如き真空包装能率を妨
げる液体を被包装物から除去した状態で該被包装物の周
囲を真空にしたあと「真空環境下において前記被包装物
に液体を補充するようにして真空包装能率を向上させる
ようにしたものである。以下本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
図示実施例は液貯溜タンクーと、計量ポンプ2と、真空
包装装置3とから成り立っている。前記の液貯溜タンク
ーは、上面開口部に開閉自在な蓋板11を設けると共に
下端に流出ロー2を形成した円筒形容器13によって形
成したもので、前記容器13の底部に気泡排除用のフィ
ルター3aを設けると共に、同容器内に味つけ液Aを貯
溜する如くしている。一方前記の計量ポンプ2は、内部
に糟動自在なピストン14を設けたシリンダー5に吸入
ロー6と吐出口17とを形成し、前記吸入ロー6に吸入
弁18を、また前記吐出口17に吐出弁19をそれぞれ
設けて構成したもので、前記吸入弁18を介して前記吸
入ロー6と前記液貯溜タンクーの流出口12とを吸入ラ
イン20を介して連結している。
包装装置3とから成り立っている。前記の液貯溜タンク
ーは、上面開口部に開閉自在な蓋板11を設けると共に
下端に流出ロー2を形成した円筒形容器13によって形
成したもので、前記容器13の底部に気泡排除用のフィ
ルター3aを設けると共に、同容器内に味つけ液Aを貯
溜する如くしている。一方前記の計量ポンプ2は、内部
に糟動自在なピストン14を設けたシリンダー5に吸入
ロー6と吐出口17とを形成し、前記吸入ロー6に吸入
弁18を、また前記吐出口17に吐出弁19をそれぞれ
設けて構成したもので、前記吸入弁18を介して前記吸
入ロー6と前記液貯溜タンクーの流出口12とを吸入ラ
イン20を介して連結している。
また前記の真空包装装置3は、1対の開閉自在な箱部材
21; 22からなる気密耐圧箱23を具備し「一側の
部材21には熱可塑性プラスチック製の袋Bの両側を挟
持するための1対のチャック24,24及び圧力調整口
25を設けると共に、前記圧力調整口25に一端を連結
したライン26に圧力調整弁27及び真空ポンプ28を
接続し、また前記の池側の部村22は上部にノズル29
を、同正面側に袋口溶着用のシールバー30をアクチュ
ェータ31尊こ連結してそれぞれ敵設している。
21; 22からなる気密耐圧箱23を具備し「一側の
部材21には熱可塑性プラスチック製の袋Bの両側を挟
持するための1対のチャック24,24及び圧力調整口
25を設けると共に、前記圧力調整口25に一端を連結
したライン26に圧力調整弁27及び真空ポンプ28を
接続し、また前記の池側の部村22は上部にノズル29
を、同正面側に袋口溶着用のシールバー30をアクチュ
ェータ31尊こ連結してそれぞれ敵設している。
さらに前記ノズル29の上端近傍には該ノズルを上方向
に附勢するためのスプリング32を設けると共に、同ノ
ズルの上城にロータリー式のハンマー33を設け、さら
にまた前記ノズル29と前記計量ポンプ2の吐出口17
とを吐出ライン34を介して連結している。図示実施例
は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する
。
に附勢するためのスプリング32を設けると共に、同ノ
ズルの上城にロータリー式のハンマー33を設け、さら
にまた前記ノズル29と前記計量ポンプ2の吐出口17
とを吐出ライン34を介して連結している。図示実施例
は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する
。
図面は2個の箱部材21,22が気密状に接触している
状態を示しているが、これらの部材21,22を任意に
離反させて気密耐圧箱23を開放することができ、該気
密耐圧箱23が開放しているとき、予じめ図示の如く被
包装物Cを容れた袋Bの両側を2個のチャック24,2
4で挟持させる。
状態を示しているが、これらの部材21,22を任意に
離反させて気密耐圧箱23を開放することができ、該気
密耐圧箱23が開放しているとき、予じめ図示の如く被
包装物Cを容れた袋Bの両側を2個のチャック24,2
4で挟持させる。
なお被包装物Cは袋Bに容れる前に水切りがしてあり、
その水切りによって集めた液体を予じめ液貯溜タンクー
内に入れて置く。前記の如く袋Bをチャック24によっ
て支持させると気密耐圧箱23を閉鎖し、そして圧力調
整弁27の操作によって前記気密耐圧箱23と真空ポン
プ28とを連結して同箱内を減圧し始める。やがて袋B
内が真空になったところでロータリーハンマー33によ
りノズル29をスプリング32の力に抗して袋Bの内部
まで下降させ、一方ピストン14を引張って液貯溜タン
クー内の味つけ液Aをシリンダー5内に吸入したあと、
該ピストン14を押すとシリンダー5内の味つけ液は吐
出ライン34を介して袋B内に注入される。その直後、
ノズル29をスプリング32の反力によって上方へ引き
上げ、またアクチュェータ31によってシールバー30
を袋口に押し当てたあと、圧力調整弁27を切換えて気
密耐圧箱23内に大気を導入すると、袋は真空包装を完
了する。なお液吐出ライン34に設けた小形のピストン
形ポンプ35はノズル2g内に残溜する味つけ液を引張
って気密耐圧箱23内に味つけ液がしずく状に垂れるの
を防止する。なお図示した液貯溜タンクーは通気性があ
り液Aは大気圧力と同圧であるが「前記タンクーを気密
状にして液体A真空値に保持することもてきる。
その水切りによって集めた液体を予じめ液貯溜タンクー
内に入れて置く。前記の如く袋Bをチャック24によっ
て支持させると気密耐圧箱23を閉鎖し、そして圧力調
整弁27の操作によって前記気密耐圧箱23と真空ポン
プ28とを連結して同箱内を減圧し始める。やがて袋B
内が真空になったところでロータリーハンマー33によ
りノズル29をスプリング32の力に抗して袋Bの内部
まで下降させ、一方ピストン14を引張って液貯溜タン
クー内の味つけ液Aをシリンダー5内に吸入したあと、
該ピストン14を押すとシリンダー5内の味つけ液は吐
出ライン34を介して袋B内に注入される。その直後、
ノズル29をスプリング32の反力によって上方へ引き
上げ、またアクチュェータ31によってシールバー30
を袋口に押し当てたあと、圧力調整弁27を切換えて気
密耐圧箱23内に大気を導入すると、袋は真空包装を完
了する。なお液吐出ライン34に設けた小形のピストン
形ポンプ35はノズル2g内に残溜する味つけ液を引張
って気密耐圧箱23内に味つけ液がしずく状に垂れるの
を防止する。なお図示した液貯溜タンクーは通気性があ
り液Aは大気圧力と同圧であるが「前記タンクーを気密
状にして液体A真空値に保持することもてきる。
またタンクーとして液を密封した可榛性の袋を使用する
こともできる。叙上の如く本発明は気密耐圧箱23内に
支持した袋B内に予じめ水切りした被包装物Cを容れ、
前記気密耐圧箱23内を減圧する一方、計量ポンプ2の
作用で液貯溜タンクI内の液の一部をノズル29を介し
て減圧環境下において前記袋内に注入するようにしたも
ので、水切りした被包装物に対して真空を作用させるか
ら、袋の中で沸騰現象が起らないので、吸引能力の大き
い真空ポンプの使用が可能になり、最終的には液を含有
することになる包装製品でありながら真空包装能力を向
上させることができる効果がある。
こともできる。叙上の如く本発明は気密耐圧箱23内に
支持した袋B内に予じめ水切りした被包装物Cを容れ、
前記気密耐圧箱23内を減圧する一方、計量ポンプ2の
作用で液貯溜タンクI内の液の一部をノズル29を介し
て減圧環境下において前記袋内に注入するようにしたも
ので、水切りした被包装物に対して真空を作用させるか
ら、袋の中で沸騰現象が起らないので、吸引能力の大き
い真空ポンプの使用が可能になり、最終的には液を含有
することになる包装製品でありながら真空包装能力を向
上させることができる効果がある。
図面は本発明の実施例を示す側視断面図である。
A…・・・味つけ液、B・…・〇袋、C…・・・被包装
物、1…・・・液貯溜タンク、2・・・・・・計量ポン
プ、3・・・・・・真空包装装置、20・・・・・・吸
入ライン、21,22・・…・箱部村、23・・・・・
・気密耐圧箱、27・・・・・・圧力調整弁、28・・
・・・・真空ポンプ、29・・…・ノズル、33……ハ
ンマー。
物、1…・・・液貯溜タンク、2・・・・・・計量ポン
プ、3・・・・・・真空包装装置、20・・・・・・吸
入ライン、21,22・・…・箱部村、23・・・・・
・気密耐圧箱、27・・・・・・圧力調整弁、28・・
・・・・真空ポンプ、29・・…・ノズル、33……ハ
ンマー。
Claims (1)
- 1 水切りした被包装物Cを内部に容れた上部開口状の
袋Bを気密耐圧箱23内に配置したあと、前記気密耐圧
箱内の空気を吸引して減圧し、一方、前記気密耐圧箱外
に設けた液貯溜タンク1内に貯えた所定量の味つけ液A
を計量ポンプ2で、前記気密耐圧箱の外側から内側に向
って気密に貫通させたノズル29を介して減圧環境下に
おける前記の袋内に注入したあと、前記袋の開口部を密
封するようにした真空包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56050794A JPS601209B2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | 真空包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56050794A JPS601209B2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | 真空包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57175521A JPS57175521A (en) | 1982-10-28 |
JPS601209B2 true JPS601209B2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=12868699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56050794A Expired JPS601209B2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | 真空包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601209B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01294402A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-28 | Fujimori Kogyo Kk | 起泡性液体の充填方法 |
JP2007099368A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Yoshikawa Kogyo Co Ltd | 液充填機能を有する真空包装装置 |
-
1981
- 1981-04-03 JP JP56050794A patent/JPS601209B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57175521A (en) | 1982-10-28 |
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