JPH06510507A - 改良されたパウチディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたパウチディスペンサ一 本発明は、パウチからの流動可能な物質の分配装置に関する。パウチは「耳」の ある枕の形状である。

流動可能な物質、例えば牛乳をいわゆる縦型の成形及び充填機で包装することは よく知られている。かがる機械を使用して、合成熱可塑性フィルムの平らなウェ ブがロールから繰り出され、フィルムの長手方向の縁がいわゆるラップシール又 はいわゆるフィンシールを形成するように一緒に閉じられることにより、筒状断 面の連続筒に形成される。このように形成された筒は垂直方向下方に充填ステー ションに引かれる。次いで、筒は筒の横断方向断面を横切って潰され、このとき の断面の位置は充填ステーション下方の封鎖用機械の位置にある。筒の潰された 位置において、封鎖用機械により横断方向のヒートシールが行われ、筒を横切る 気密のノールが作られる。封鎖用機械は、一般に１対のジョーを備える。横断方 向のシールを作った後でかつ封鎖用機械のジョーが開がれるより前に、ある量の 包装すべき物質、例えば液体が充填ステーションにおいて筒の中に入れられ、上 述の横断シールより上方でこの筒を充たす。

筒は予定の距離を下方に動かされる。かかる運動は筒の中の物質の重量の作用で 行ってもよいし、或いは筒を引っ張り又は機械的に駆動することににより行わせ ることもできる。封鎖用装置のジョーが再び閉じられ、きる。封鎖用装置は、第 ２の横断部分において筒を横断方向に封鎖し切断する。筒の物質で充填された部 分は杭状のパウチの形態となる。このようにして封鎖用装置は、１動作で、充填 されたパウチの頂部を密閉しかつ次に形成すべきパウチの底部を封鎖する。上述 の形式のかかる垂直形式の成形及び充填機械は、商品名プレパック（ＰＲＥＰＡ Ｃ）で発売されている。ある種の別の機械では、封鎖用装置は第２の横断部分に おいてこの筒を切断せずに後続の筒を切断する。また、ある種の機械では、筒の 充填を断続的でなくて連続的に行う。パウチの横断シールの端部の部分は、しば しば「耳」と呼ばれる。

多年の間、牛乳は、垂直型の形成及び充填機械で作られたパウチで包装されてき た。かかるパウチは家庭の消費者に売られ、使用の際は、かかる牛乳が充填され たパウチは開口ピッチャ−内に立てられる。より近年では、かかるパウチは、そ の他の流動可能な食料品、マヨネーズ、サラダドレッシング、ジャム等を包装す るために使用されてきた。かかる食用品を入れたパウチは、通常は「組織化され た」購買者、例えばレストランに売られる。これまで、流動可能な物質は、パウ チの耳を切り、流動可能な物質をパウチの外に注ぎ又は絞り出すことにより取り 出されてきた。或いは、エル・オビドニアクのカナダ特許第１１９２１６４号に 開示されたような注ぎ口がパウチに取り付けられた。

別の分配装置が、デュポン・カナダ・インクの１９９０年５月２日付動可能な物 質を取り出すディスペンサー装置を明らかにし、前記ディスペンサーは、ｉ）側 辺とリムのある開口頂部とを有し前記パウチを入れるようにされた筒状容器、１ １）リムに取り付は可能な蓋であって前記蓋がリムに取り付けられたときに蓋と リムとの間にパウチの耳を捕捉しかつ前記耳の間にパウチの前記端部を張った状 態で保持するようにされ、更に前記張りの部分において前記パウチに注ぎ口を刺 しつるようにされた蓋を備える。一つの実施例においては、筒状の容器は、容器 の頂部に向かって動けるようにされたピストン円板を備えた底部を持つ。ピスト ン形式のディスペンサーが多く好まれ、かつ本発明はこの形式に向けられる。

廃棄分を最小にするためには、できるだけ多くの物質をパウチがら絞り出すこと が望ましいことが認められるであろう。パウチからの物質の絞り出し能力に関し ては、ピストンのどの面がパウチに隣接するがは大きな事柄ではない。しかし、 パウチから物質の「最後の数滴」を絞ることについては、ピストンの周囲の形状 が重要であることが見いだされている。

本発明によりパウチディスペンサーのキットが提供され、これにおいてはパウチ ディスペンサーはパウチを収容するようにされ、パウチは可撓性フィルムで作ら れかつ流動可能な物質を収容し、前記キットは、ａ）筒、ｂ）ノズル用の穴を有 する筒用の蓋、及びＣ）筒の長手方向中心軸の方向で簡の中を動くようにされた ピストンを備え、このピストンはパウチの第１の端部を圧迫して流動可能な物質 を押してパウチの第２の端部の穴及び次いで蓋の穴を通してパウチ外に押し出し 、更にピストンは蓋の方に伸びている周囲リップを有し、ピストンが蓋の方に動 かされパウチ内の物質がピストンの圧迫作用によりパウチから絞り出されるとき に前記リップは筒の内面の付近からフィルムを剥がしかつフィルムにディスペン サーの長手方向中心軸を横切る方向のひだを付けさせるに十分な長さだけ延び： 更に蓋はピストンの周囲リップを受けるようにされ、カリ蓋とピストンとは一緒 に共同作用してフィルムのひだを受けるようにされる。

１実施例においては、筒は角に丸みの付けられた本質的に正方形の断面を持つ。

別の実施例においては、筒は側片とリムのある開口頂部とを有し、かつ蓋はリム に取り付は可能であって、蓋がリムに取り付けられたときに蓋はこれとリムとの 間にパウチの耳を捕らえかつ前記耳の間のパウチの張りを保つようにされ、更に 前記蓋は注ぎ口が蓋の穴を通り差し込まれてパウチを張りの部分において刺しつ るようにもされる。

別の実施例においては蓋は筒に旋回可能に取り付けられる。

更に別の実施例においては、蓋は筒から分離されかつ適合して閉鎖するようにリ ムに取り付は可能である。

本発明は図面を参照することにより更に容易に理解されるであろう。

図面において、 図１は本発明に使用される容器の一部切り取った斜視図を示す。この容器はヒン ジ式の蓋及び脱着自在の注ぎ口を持つ。

図２ａ、２ｂ、２ｃ及び２ｄは図１の容器の使用方法を示す。

図３ａ及び３ｂは図１の容器と関連して使用しつる本発明のディスペンサーの一 部を断面図で示す。

図４ａ及び４ｂは本ｆのものではないディスペンサーを断面図で示す。

図１及び２ａは、サワークリーム、マヨネーズ及び類似物をパウチから分配する に適したシステムを示す。このシステムは、筒状の容器３３に一体に連結された 底部３２を有する容器３１を備える。筒３３は頂部リム３４を持つ。蓋３５はヒ ンジポスト３６により筒３３に取り付けられる。蓋３５は側面のスカート３７も 持つ。筒３３は、ヒンジポスト３６から最も遠い円筒状の筒の側面に横断方向の リップ３８も持つ。蓋３５は、ランチ用部片４０の取り付けられたタブ３９も持 つ。ラッチ用部片４０は、蓋３５が図２０に示されるように閉じられたときに横 断方向リップ３８の下に掛かるようにされる。ネジの切られた導管４１が穴１２ １内に挿入され蓋３５に連結される。ネジ端部４３とノズル４４とを持った注ぎ 口４２を導管４１内に挿入することができる。ネジ端部４３は導管４１のネジ部 分内にねじ込まれる。底部３２は、これに連結されたハンドル４５を持つ。ハン ドルのベース及び底部３２を通りラチェット付きのスピンドル４６が通過する。

スピンドル４６は、円筒状の筒３３内でピストン円板４７に取り付けられる。円 板４７とは反対側のスピンドル４６の端部にＴ型ハンドル４８が取り付けられる 。スピンドル４６を動かしてピストン円板４７を蓋３５の方に進めるように引き 金４９が爪（図示せず）に取り付けられる。図１において、ピストン円板４７は 、周囲のりツブ１１５及び周囲方向の溝１１９を有するとして示される。図２ａ 及び２ｂにおいて、蓋３５は周囲方向の溝１２０を有して示される。周囲方向の 溝１１９と１２０とは、本発明の作動のためには、両者とも存在し或いは片方だ けとすることもできる。この（これらの）溝の機能は、更に詳細に説明されるよ うにフィルムのひだが収まる全に説明される。容器３１は、容器３１の直立保持 を支援するようにされた切り抜き部分５１を有するラック５０上に直立して置か れる。容器３１は底部手段３２をラック５０の上面と同じ面にして直立に、即ち 重量によりラック５０上に立って保持される。図２ａに示されるように蓋３５が 開かれる。流動可能な物質、例えばサワークリームのパウチ５２は２個の横断方 向の端部シールを有し、その一方が５３として示される。

パウチは熱可塑性共重合体材料、例えばポリエチレンの平らなウェブより作られ 、長手方向の筒に形成される。図２ａに示された実施例においては、筒は長手方 向シール５４で封鎖され、次いでシール５３により横断方向に密閉される。横断 方向シールは「耳」５５と５６とを形成する。

図２ａに示されるように、パウチ５２が容器３１内に落とされる。パウチの耳５ ５及び５６が図２ｂに示されるように円筒状の筒３３の頂部リム３４の上で引っ 張られる。タブ３９のラッチ用部片４０が横断方向リップ３８と組み合うまで、 蓋３５が図３ｂの矢印Ａに従って旋回される。

次いで、図２０に示されるように、蓋３５が耳５５及び５６をしっかりと掴み、 これらをリム３４、スカート３７及び蓋３５の間に掴む。このようにして、パウ チ５２の頂部５７が耳５５と５６との間で張った状態に保持される。パウチ自体 は内容物が圧力を受けないように充填される。

図２０に示された実施例においては、注ぎ口４２は既に導管４１に取り付けられ ている。ノズル４４が長手方向シール５４又は横断方向シール尖端がパウチ５２ の頂部５７の張った部分を貫通するようにさせる。パウチには圧力が加わってい ないので、パウチの内容物は漏洩することなくパウチ内に留まる。もしパウチ内 に圧力があれば、内容物が容器３３の内部に吹き出す危険がありうる。前述の英 国特願第９０．０９８４６号に説明された機構及び方法により、注ぎ口のネジ端 部又は鋸歯型端部がパウチを封鎖し、従って物質は容器内にこぼれ出ない。この とき、注ぎ口付きの容器は使用準備状態にある。ネジ端部形式の注ぎ口は、伸張 性の低いフィルム、例えばエチレンビニルアルコール共重合体フィルムに貼り合 わせられたポリエチレンフィルムに対して好ましい。図２ｄに示されるように、 ディスペンサーはハンドル４５を使用して手でこれを掴むことができる。パウチ から物質を強制するために、引き金４９が蓋３５の方に手動で引かれ、ラッチエ ト機構がピストン円板４７を蓋３５の方に前進させ、パウチ内の液圧によりパウ チから注ぎ口４２及びノズル４４を経て物質を絞り出す。

以上示されたように、折り目のあるひだ層がピストンの移動方向を横切る方向、 即ち容器の長手方向中心軸を横切る方向にあるようにパウチを折り又はひだを付 けることが有利なことが見いだされた。ピストンの周囲のパウチに面した側のリ ップにより、パウチをこのように折り畳むことができることが見いだされた。し かし、このリップが十分に遠くまで伸びていなければ、フィルムは、そのひだ層 がピストンの移動方向と平行な方向、即ち容器の長手方向中心軸と平行な方向に なるように折られる。リップの延長の量は簡単な実験により見いだすことができ る。

図３ａ及び３ｂは、フィルムを適正に折る、即ち折り目がディスペンサーの長手 方向を横切る方向で層になるように折り畳むに適したピストストン４７は筒３３ の内壁と接触する周囲方向のリブ１１５を持つ。周囲リブ１１５に加えて、周囲 方向の溝１１９があり、これはフィルムのひだ１１６を受け入れるに充分な幅と 充分な深さとを持つ。蓋３５は周囲方向の溝１２２を有し、これは図３ｂに示さ れるように、周囲のりツブ１１５を受け入れるようにされる。パウチ５２の底部 端部１１３はピストン面１１４上に置かれて示される。蓋３５は筒３３のリム３ ４に着脱自在に取り付けられる。見られるように、耳５５と５６とは、リム３４ 、スカート３７及び蓋３５の間に捕らえられる。ピストン４７が矢印の方向に押 されると、パウチの底部が蓋３５の方に押される。溝の底から測ったりツブ１１ ５の長さ及びリップ１１５の形状は、リップがパウチのフィルムをひだ１１６に させるような長さと形状とである。図３ａと３ｂとの比較から分かるように、ひ だをこのように置くことにより、穴１２１に方に向ってひだから物質を完全に絞 り出せる。ひだは折り畳まれて溝１１９内に入り、従ってひだはピストン円板４ ７と蓋３５との間で捕捉されない。従って、こうでない場合よりも多くの物質が パウチから取り出される。

図４ａ及び４ｂは、リップがフィルムを適切に折り畳むようにされない、即ちデ ィスペンサーの長手方向を横切った層にするように折り畳むリップを持ったピス トン式ディスペンサーを示す。ピストン４７はラッチエツトスピンドル４６に取 り付けられる。ピストン４７は筒３３の壁の間で移動可能なようにされる。ピス トン４７は筒３３の内壁と接触すだ１１８を完全に収容するそれの性能には多少 の欠陥があるが、フィルムのひだ１１８を受け入れるに充分な幅と充分な深さで ある。パウチ５２の底の端部１１３は、ピストン面１１４にあるように示される 。蓋３５は筒３３のリム３４に着脱自在に取り付けられる。見られるように、耳 ５５と５６とはリム３４、スカート３７及び蓋３５の間に捕らえられる。ピスト ン４７が矢印の方向に押されると、パウチの底部が蓋３５の方に強制される。面 １１４から測ったりツブ１１７の長さとりツブ１１７の形状とは、これらがパウ チのフィルムをひだ１１８の層にさせるような長さと形状とである。かかるひだ は筒３３の長手方向中心軸と平行に折り畳まれる。図４ｂに示されるように、こ の折り畳みは図３ｂの場合におけるように定められた幅の中に留まらずに、１１ ８ａのようにひだの終りの部分が残り易いことが見いだされている。残ったひだ の終り部分１１８ａのため、面１１４と蓋３５とは分配に充分な密着をすること ができない。このひだの終り部分１１８ａを収容するにように溝１２０が広げら れると、この場合はひだで完全に満たされない溝部分が生じ、これもまた物質の 残留分の全部をパウチから分配することはできない原因となる。この形式の折り 畳みは、筒３３の長手方向中心軸を横切る折り畳みの場合と比べ、パウチ内の物 質の分配量が少なくなる。

本発明は流動可能な物質の分配に有用である。用語「流動可能な物質」は気体は 含まないが、重力、或いは圧送、又は吸引により流れ得る物質を含む。かかる物 質は、エマルジョン、例えばアイスクリームミックス；ソフトマーガリン、食用 ドレッンング；ペースト；ジャム、例えばド例えば６８０ｍ１入りのパウチから 分配されタコスにかける２８ｍ１分のサワークリームの分量の管理に適している 。周囲に小さなリップのあるディスペンサーを使用した場合は、パウチ内で約２ ．２５から２．５％の廃棄が、また別にノズルの首の部分において１．５％の廃 棄がある。

本発明を使用すれば、パウチ内の廃棄量を約１．５％に下げることが可能である 。

実施例 長さが約１５．３　ｃｍ、対向面間が７．３ｃｍで、各隅角部に半径４３ｍｍの 丸みが付けられた正方形断面の図１に示されたものと同様のディスペンサー作ら れた。このディスペンサーには、きちんと適合するピストンが取り付けられた。

１実験においては、ピストンは図３に示されたような周囲リップを有し、ピスト ン面の大部分が平坦であった。このピストンは、ひだを受け入れるために、リッ プに近接して深さ３．８ｍｍ、幅約８ｍｍの溝を持つ。周囲リップは溝の底から ８．９ｍｍ伸びる。

第２の実験においては、ピストンは図４に示されるような周囲リップのある平面 であり、このリップは面から２．３ｍｍ伸びていた。蓋は、フィルムのひだとピ ストンの周囲リップとを受け入れる溝を持つ。

サワークリームのパウチがディスペンサー内に挿入され、パウチからサワークリ ームを絞り出すためにピストンが使用された。当初パウチ内にあったサワークリ ームの量とパウチ内に残されたサワークリームの量２．５％であった。第１の実 験に使用されたパウチの検査では・バウチのフィルムのひだはディスペンサーの 長手方向中心軸を横切って層にされていた。第２の実験では、ひだは長手方向中 心軸に平行に層にされていた。第１の実験に使用されたディスペンサーについて の結果が最良であったことが分かるであろう。第１の実験に使用されたディスペ ンサーは本発明の範囲内にあるが、第２のものはそうでない。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．可撓性フィルムで作られ流動可能な物質を収容するパウチ（５２）を収容す るようにされたパウチディスペンサー用のキットにして、ａ）筒（３３）、ｂ） ノズル（４１）用の穴（１２１）を有する筒用の蓋（３５）、及びｃ）筒の長手 方向中心軸の方向で筒の中を動くようにされたピストン（４７）を備え、ピスト ンはパウチの第１の端部（１１３）を圧迫して流動可能な物質を押してパウチの 第２の端部の穴及び次いで蓋（３５）の穴（１２１）を通してパウチ外に押し出 し、更にピストンは蓋の方に伸びている周囲リップ（１１５）を有し、ピストン が蓋の方に動かされパウチ内の物質がピストンの圧迫作用によりパウチから絞り 出されるときに、前記リップは筒の内面の付近からフィルムを剥がしかつフィル ムがディスペンサーの長手方向中心軸を横切る方向のひだ（１１６）を付けるに 十分な長さだけ延び；更に蓋（３５）はピストン（４７）の周囲リップ（１１５ ）を受け入れるようにされ、かつ蓋とピストンとは一緒に共同作用してフィルム のひだを受け入れるようにされたキット。
2. ２．筒（３３）が丸みの付けられた隅角部のある本質的に正方形の断面を有する 請求の範囲によるキット。
3. ３．筒（３３）が側面とリム（３４）のある開口頂部とを有し、更に蓋（３５） がリムに取り付け可能であって、この蓋はこれがリムに取り付けられたときにパ ウチの耳（５５、５６）を蓋とリムとの間に捕らえかつ前記耳ｋ間にパウチの張 り維持するようにされ、前記蓋は注ぎ口が蓋に穴（１２１）を通って差し込まれ 更に張られた部分においてパウチを刺すようにもされた請求の範囲１によるディ スペンサー。
4. ４．蓋（３５）が筒に旋回可能に取り付けられた請求の範囲１又は３によるキッ ト。
5. ５．蓋（３５）が筒（３５）から分離されかつ嵌め込み式閉鎖具によりリムに取 り付け可能である請求の範囲１又は３によるキット。