JPS6012073Y2 - ショ−ケ−スの庫内開閉部 - Google Patents
ショ−ケ−スの庫内開閉部Info
- Publication number
- JPS6012073Y2 JPS6012073Y2 JP3568380U JP3568380U JPS6012073Y2 JP S6012073 Y2 JPS6012073 Y2 JP S6012073Y2 JP 3568380 U JP3568380 U JP 3568380U JP 3568380 U JP3568380 U JP 3568380U JP S6012073 Y2 JPS6012073 Y2 JP S6012073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- showcase
- doors
- transparent
- spacers
- open surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケース本体の開放面に複数枚の戸を備えたショ
ーケースに係り、特にその戸の構造に関する。
ーケースに係り、特にその戸の構造に関する。
この種のショーケースにおいて物品を例えば保冷陳列し
ようとする場合には、戸としては、複数枚の透明板を周
辺部にスペーサを介して重ね合わせ、内部に実質上の密
閉空間を形成した引戸や開き戸を用いることが、断熱効
果を向上させる上から望ましい。
ようとする場合には、戸としては、複数枚の透明板を周
辺部にスペーサを介して重ね合わせ、内部に実質上の密
閉空間を形成した引戸や開き戸を用いることが、断熱効
果を向上させる上から望ましい。
しかし従来のこの種の構造の引戸や開き戸においては、
複数枚の透明板間の密閉空間の湿度を低下させるために
スペーサ内に乾燥剤を組込んでいるため、そのスペーサ
部分が不透明になってしまい、それ故にショーケースの
開閉部に用いると透視の邪魔になって、陳列効果を損う
という問題が生じる。
複数枚の透明板間の密閉空間の湿度を低下させるために
スペーサ内に乾燥剤を組込んでいるため、そのスペーサ
部分が不透明になってしまい、それ故にショーケースの
開閉部に用いると透視の邪魔になって、陳列効果を損う
という問題が生じる。
かといって乾燥剤を用いずにスペーサ部分を全て透明体
にしたのでは、複数枚の透明板間の密閉空間の湿度が高
くなって透明板の内面に温度差に基く結露が生じて陳列
効果を損ってしまう。
にしたのでは、複数枚の透明板間の密閉空間の湿度が高
くなって透明板の内面に温度差に基く結露が生じて陳列
効果を損ってしまう。
その部分の露は拭い去ることができないため、重大な欠
点となってしまう。
点となってしまう。
したがって本考案は、ショーケースの庫内開閉部におい
て透視の邪魔体を除去して陳列効果を高めることを目的
とする。
て透視の邪魔体を除去して陳列効果を高めることを目的
とする。
さらに本考案は、複数枚の透明板を周辺部にスペーサを
介して重ね合わせて内部に実質上の密閉空間を形成した
断熱効果の高い戸を複数枚用いたショーケースの庫内開
閉部において、上記目的を達成することを目的とする。
介して重ね合わせて内部に実質上の密閉空間を形成した
断熱効果の高い戸を複数枚用いたショーケースの庫内開
閉部において、上記目的を達成することを目的とする。
また本考案は、戸自体に形成された密閉空間の乾燥効果
を損うことなく上記目的を達成することを目的とする。
を損うことなく上記目的を達成することを目的とする。
本考案によれば、ケース本体の開放面に複数枚の戸を備
え、上記戸の夫々は複数枚の透明板を周辺部にスペーサ
を介することによって互いに間隔をおいて平行に配した
構造を有しているショーケースにおいて、上記開放面を
閉じているときの上記戸の相互対向部分における上記ス
ペーサは透明体で構威し、残りの部分のスペーサのみを
乾燥剤を内蔵したものとなし、これにより上記開放面を
閉じているときの透視面積を拡大したことを特徴とする
庫内開閉部が得られる。
え、上記戸の夫々は複数枚の透明板を周辺部にスペーサ
を介することによって互いに間隔をおいて平行に配した
構造を有しているショーケースにおいて、上記開放面を
閉じているときの上記戸の相互対向部分における上記ス
ペーサは透明体で構威し、残りの部分のスペーサのみを
乾燥剤を内蔵したものとなし、これにより上記開放面を
閉じているときの透視面積を拡大したことを特徴とする
庫内開閉部が得られる。
以下図面を参照しながら、実施例を用いて説明する。
先ず第１図は本考案の一実施例として、ショーケースの
ケース庫内の開放面に備えられた２枚の引戸１，１の相
互関係を、開放面を閉じた状態で示している。
ケース庫内の開放面に備えられた２枚の引戸１，１の相
互関係を、開放面を閉じた状態で示している。
引戸１，１はそれぞれ一端近傍に取手２，２を有してい
る。
る。
このような第１図によると、開放面を閉じているときに
も、２枚の引戸１．１は他端近傍部分において相互に重
なり合って対向することがわかるだろう。
も、２枚の引戸１．１は他端近傍部分において相互に重
なり合って対向することがわかるだろう。
さて引戸は、第２図および第３図をも参照して、２枚の
透明板３，３を周辺部にスペーサ４゜５を介することに
よって互いに間隔をおいて平行に配した構造を有してい
る。
透明板３，３を周辺部にスペーサ４゜５を介することに
よって互いに間隔をおいて平行に配した構造を有してい
る。
ここで引戸１の開放面を閉じているときにも相互に重な
り合って対向する部分のスペーサ４は透明体となし、ま
た残りのスペーサ５は乾燥剤を内蔵したものとなす。
り合って対向する部分のスペーサ４は透明体となし、ま
た残りのスペーサ５は乾燥剤を内蔵したものとなす。
そして乾燥剤入りのスペーサ５を用いた各端面には、そ
れぞれチャンネル部材６を嵌合させかつビス等により固
定し、これらにより引戸枠体を構成組付けする。
れぞれチャンネル部材６を嵌合させかつビス等により固
定し、これらにより引戸枠体を構成組付けする。
なお、引戸枠体は一体に構成されたものであってもよい
ことはもちろんである。
ことはもちろんである。
透明板３，３とスペーサ４，５との固定は接着剤を用い
て行なわれる。
て行なわれる。
こうして２枚の透明板３．３間に密閉空間（第４図に符
号７で示した）を作り、かつその密閉空間の湿気をスペ
ーサ５の乾燥剤により除去するようになす。
号７で示した）を作り、かつその密閉空間の湿気をスペ
ーサ５の乾燥剤により除去するようになす。
なお透明スペーサ４には乾燥剤は内蔵されていないが、
他の３箇所の乾燥剤により密閉空間の湿気は十分に除去
されるので問題はない。
他の３箇所の乾燥剤により密閉空間の湿気は十分に除去
されるので問題はない。
このような引戸１を２枚用いたショーケースの引戸開閉
部によると、引戸１が内部に密閉空間を有した断熱効果
の高い構造であるにもかかわらず、第４図から明らかな
ように、引戸を閉じたときに残る引戸の相互対向部分８
には透明スペーサ４が用いられているため、透視面積が
広くなって陳列効果が向上する。
部によると、引戸１が内部に密閉空間を有した断熱効果
の高い構造であるにもかかわらず、第４図から明らかな
ように、引戸を閉じたときに残る引戸の相互対向部分８
には透明スペーサ４が用いられているため、透視面積が
広くなって陳列効果が向上する。
また透明スペーサ４以外のスペーサ５には乾燥剤が内蔵
されているため乾燥効果を損うことはない。
されているため乾燥効果を損うことはない。
なお３枚以上の引戸を用いる場合には、中間の引戸につ
いては引戸の可動方向両端にいずれも透明スペーサを用
いてその両端ともに透明な構造にすることが好ましい。
いては引戸の可動方向両端にいずれも透明スペーサを用
いてその両端ともに透明な構造にすることが好ましい。
なお上述では引戸を用いた場合につき説明したが、開き
戸を用いた場合にも同様に実施できかつ同等な効果が得
られることはいうまでもない。
戸を用いた場合にも同様に実施できかつ同等な効果が得
られることはいうまでもない。
第１図は本考案による庫内開閉部の一実施例を示す斜視
図、第２図は同実施例に用いた引戸の分解斜視図、第３
図は同じ引戸の枠体を省略した正面図、第４図は引戸の
相互対向部分を示した拡大水平断面図である。 １・・・・・・引戸、３・・・・・・透明板、４・・・
・・・透明スペーサ、５・・・・・・乾燥剤入りスペー
サ、７・・・・・・密閉空間、８・・・・・・引戸の相
互対向部分。
図、第２図は同実施例に用いた引戸の分解斜視図、第３
図は同じ引戸の枠体を省略した正面図、第４図は引戸の
相互対向部分を示した拡大水平断面図である。 １・・・・・・引戸、３・・・・・・透明板、４・・・
・・・透明スペーサ、５・・・・・・乾燥剤入りスペー
サ、７・・・・・・密閉空間、８・・・・・・引戸の相
互対向部分。
Claims (1)
- ケース本体の開放面に複数枚の戸を備え、上記戸の夫々
は複数枚の透明板を周辺部にスペーサを介することによ
って互いに間隔をおいて平行に配した構造を有している
ショーケースにおいて、上記開放面を閉じているときの
上記戸の相互対向部分における上記スペーサは透明体で
構威し、残りの部分のスペーサのみを乾燥剤を内蔵した
ものとなし、これにより上記開放面を閉じているときの
透視面積を拡大したことを特徴とする庫内開閉部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3568380U JPS6012073Y2 (ja) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | ショ−ケ−スの庫内開閉部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3568380U JPS6012073Y2 (ja) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | ショ−ケ−スの庫内開閉部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136078U JPS56136078U (ja) | 1981-10-15 |
| JPS6012073Y2 true JPS6012073Y2 (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=29631306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3568380U Expired JPS6012073Y2 (ja) | 1980-03-18 | 1980-03-18 | ショ−ケ−スの庫内開閉部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012073Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012106200B4 (de) * | 2012-07-10 | 2021-10-14 | Remis Gesellschaft für Entwicklung und Vertrieb von technischen Elementen mbH | Kühlschrank |
| JP7464036B2 (ja) * | 2021-12-20 | 2024-04-09 | 積水ハウス株式会社 | 窓ユニットおよび建築物 |
-
1980
- 1980-03-18 JP JP3568380U patent/JPS6012073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136078U (ja) | 1981-10-15 |
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