JPS60120129A - 空気調和機の循環水ポンプ制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、グループ運転される空気調和機の循環水ポ
ンプ制御方式に関し、特に循環水ポンプの起動・停止を
確実かつ効率的に行ない、循環水ポンプの省エネルギ化
と空気調和機の信頼性向上を図るためのものである。

〔従来技術〕

従来のグループ運転される空気調和機の循環ポンプ制御
方式を第１図に基いて説明する。

第１図において、／は制御盤、コは空気調和機運転スイ
ッチ１．３Ａ、、３Ｆ３．・、−・３Ｎはそれぞれグル
ープ運転されるＡ号機〜Ｎ号機の空気調和機本体であわ
、これら各空気調和機本体３Ａ、、３Ｂ、・・・３Ｎは
それぞれ送風機用電磁接触器ダＡ、ｌＩＢ、・・・ＩＩ
Ｎと、圧縮機用電磁接触器、５−Ａ　、　、！ｔＢ　、
・・・ｊＮ。

及び順次起動用タイマＡＡ　、　ＡＢ　、・・・ＡＮを
備え、そして各空気調和機本体３Ａ〜３Ｎの送風機用電
磁接触器ＩＩＡ−ダＮ及び圧縮機用電磁接触器ｊＡ〜Ｓ
Ｎの電源ラインには前段の空気調和機本体に装備した送
風機用″電磁接触器４（Ａ〜ダＮ−／の常開接点ＩＩ　
Ａ　ａ−１ＩＮ−／　ａと、順次起動用タイマＡＡ〜Ａ
Ｎ−／　の常開接点ＡＡａ−ＡＮ−／ａが接続され、こ
れにより各空気圧縮機をＡ号機からＮ号機に向は順次起
動できるようになっている。また、りは循環水ポンプの
インタロック接点、ｇはグループ運転の空気調和機に循
環水を流すための循環水ポンプ、９は循環水ポンプ運転
スイッチである。

上記構成の従来方式において、グループ運転の空気調和
機本体３Ａ〜３Ｎを起動させるには、まず当該グループ
に循環水を流すために制御盤ｌ内の循環水ポンプ運転ス
イッチ９を押し、循環水ポンプざを起動し、ポンプイン
タロックを接点りを閉じて、そのインタロックをグルー
プ運転されるＡ号機の空気調和機本体３Ａに与える。そ
の後、制御盤／内の空気調和機運転スイッチコを押すこ
とによりＡ号機用空気調和機本体３Ａの各接触器ｌｌＡ
、＆Ａを励磁して空気調和機本体３Ａを起動する。これ
と同時に順次起動用タイマＡＡが始動し、所定時間経過
してその常開接点ＡＡａが閉じると、上記送風機用電磁
接触器ダＡの常Ｕμ接点ダＡａが閉じているので、Ｂ号
機の空気調和機本体３Ｂが、その電磁接触器ダＢ、！Ｂ
の励磁によってＡ号機に引き続き起動されることになる
。

以下同様にしてＢ号機の空気調和機本体３ＢからＣ号機
の空気調和機本体３ｃへ、さらには最終段のＮ号機空気
調和機本体３Ｎへとそれぞれの送風機用電磁接触器ｌｌ
Ｂ、ダＣ・・・及び順次起動用タイマＡＢ、ＡＣ・・・
により順次起動されていく。

このような従来の制御方式においては、まず第１に循環
水ポンプｇを起動後、各空気調和機を起動するまでの循
環水ポンプの運転時間が無駄であること、第２に空気調
和機の起動前に循環水ポンプが起動されていないと空気
調和機が異常停止する可能性があること（ポンプインタ
ロックが無い場合）、第３に９例えばＣ＠機が異常停止
し、それ以後の空気調和機ユニットが運転しなくとも循
環水ポンプが運転を継続しており、このため省エネルギ
化に逆行するとともに、空気調和機の信頼性を低下させ
ること、などの欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来の欠点を解消したもので、
グループ運転する最終段の空気調和機のファンインタロ
ツク接点により循環水ポンプヲ起動・停止できる方式と
することにより、循環水ポンプの省エネルギ化と空気調
和機の信頼性向上を図るようにした空気調和機の循環水
ポンプ制御方式を提供することを目的とする。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の実施例を図面について説明する。

第２図はこの発明の空気調和機における循環水ポンプ制
御方式の一例を示すもので、第１図と同一符号は同一部
分を示している。ｔた、グループ運転する空気調和機の
循環水ポンプｇの電源ラインには最終段の空気調和機本
体３Ｎの送風機用接触器＋Ｎのインタロック接点１０が
接続され、これによって循環水ポンプｇ全起動・停止す
るようになっているとともに、循環水ポンプｇのインタ
ロック接点りは初段の空気調和機本体３Ａの圧縮機用接
触″ａ、ｌｒＡの電源ラインに接続され、そのインタロ
ックで空気調和機本体３Ａに圧縮機動作指令を与えるよ
うになっている。したがって本実施例では循環水ポンプ
運転スイッチ９が不要となる。

次に上記のように構成された本実施例における空気調和
機の運転動作について説明する。

空気調和機運転スイッチコを押すと、まずＡ号機の空気
調和機本体３Ａの送風機電磁接触器ダＡが励磁し、これ
により送風機が起動される。そして電磁接触器ダＡの励
磁によりその常開接点ダＡａが閉じると、次の空気調和
機本体３Ｂの送風機用電磁接触器ダＢが励磁してＢ号機
の送風機が起動される。

以下同様にして前段の送風機用電磁接触器が励磁される
に伴いＣ号機以後のそれぞれの送風機は、空気調和機本
体３Ｃから最終段空気調和機本体３Ｎへと順に起動され
る。また、最終段空気調和機本体３Ｎの送風機用電磁接
触器ＩＩＮが励磁されると、そのファンインタロツク接
点ＩＯが閉成するため、循環水ポンプｇが起動し、これ
と同時にポンプインタロック接点７が閉じ、初段、即ち
Ａ号機の空気調和機本体３Ａの圧縮機起動指令を与える
。これによりＡ号機の圧縮機用電磁接触器ｊＡを励磁し
てＡ号機の圧縮機を起動させるとともに、順次起動用タ
イマＡＡを始動させる。所定時限経過すると、その常開
接点ＡＡａが閉じ、Ｂ号機の空気調和機本体の圧縮機用
電磁接触器３Ｂを励磁してＢ号機の圧縮機を起動させる
。これと同時にスタートする順次起動用タイマＡＢの一
定時限が経過すると、その常開接点６Ｂａの閉成により
、Ｃ号機の空気調和機本体３Ｃの圧縮機用電磁接触器Ｉ
Ｃが励磁し、Ｃ号機の圧縮機が起動することになる。

以下同様にして、それぞれの順次起動用タイマが動作す
ることによりＣ号機から最終段の空気調和機３Ｎへとそ
れぞれの圧縮機を順次起動して行くことになる。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明においては、各空気調和ユニ
ットの送風機が全て起動された後、最終段の空気調和機
のファンインタロツク接点により循環水ポンプを起動す
る方式としたので、ポンプ運転時間の無駄がなくなり、
省エネルギ化が可能になるとともに、各空気調和ユニッ
トの送風機が起動していることを確ＲＬ、かつ循環水が
供給されていることを確認した後に圧縮機を順次起動さ
れる方式としたので、従来のような異常停止及びグルー
プの一部空気調和ユニットが運転しないき云う問題を一
掃できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のグループ運転空気調和機における循環水
ポンプ制御方式を示すブロック図、第２図はこの発明の
グループ運転空気調和機における循環水ポンプ制御方式
の一例を示すブロック図である。 ｌ・・・制御盤、コ・・・空気調和機運転スイッチ、３
Ａ〜３Ｎ・・・空気調和機本体、ダＡ−４Ｎ・・・送風
機用電磁接触器、３Ａ−，５−Ｎ・・・圧縮機用電磁接
触器、６Ａ〜ＡＮ・・・順次起動用タイマ、り・・・循
環水ポンプインタロック、ざ１循環水ポンプ、１０・・
・ファンインタロツク接点。 なお、図中同−符＠は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄 （ほか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. グループ運転する複数の空気調和ユニットを順次起動す
   る方式の空気調和機において、上記最終段の空気調和ユ
   ニットの送風機用電磁接触器に連動するファンインタロ
   ツク接点を設け、このファンインタロツク接点により上
   記グループ運転する空気調和ユニットに給水する循環水
   ポンプを制御するようにしたことを特徴とする空気調和
   機の循環水ポンプ制御方式。