JPS60120049A - オ−バレイ木質板 - Google Patents

オ−バレイ木質板

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JPS60120049A
JPS60120049A JP22836483A JP22836483A JPS60120049A JP S60120049 A JPS60120049 A JP S60120049A JP 22836483 A JP22836483 A JP 22836483A JP 22836483 A JP22836483 A JP 22836483A JP S60120049 A JPS60120049 A JP S60120049A
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film
plywood
overlay
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田辺 良二
正夫 岸
誠一 佐野
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本預明は、ポリプロピレンフィルムオーバレイ木質板に
関するものである。
更に詳しくは、木質板表面に加工処理されたポリプロピ
レンフィルム(以下PPフイルムト略称する)を木質板
表面に接着剤によシ張着した化粧板またはコンクリート
型枠木質板(以下コンノくネと略称する)に関するもの
である。
従来、コンパネとして合板が使用され出してきたのは歴
史的には古い事ではない。それは、合板の完全耐水化性
能付与、寸法と精度の安定性、各種強度、曲げ剛性、耐
久性、コンクリートとの離型性能の向上、更には施工組
立方法等が木製型枠板に比較して一応の満足をみてから
でおる。
しかし乍ら、最近では更にコンパネとしてのくシ返し使
用回数の向上を目標に、耐久耐候性能の向上、コンクリ
ートとの離型性能の向上が図られている。又、原木の枯
渇あるいは供給安定事情等から、材種許容性向上を目標
としたセメントの硬化不良防止の研究開発が活発になさ
れている。
それらの研究開発内容は次の如くであシ、またその問題
点は次の通シである。
(1)木質板表面にウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、
アミンフェノール系縮合樹脂、ポリエステル系樹脂等を
常温硬化、熱硬化または紫外線硬化によシ塗工硬化した
塗装型木質板: この塗装型木質板においては、耐衝撃性、耐釘打ち性、
耐ひつかき性等のいわゆる機械的強度が劣り、その改善
方法もコストアップ、硬化条件の悪化、更には生産性の
低下につながシ、いづれも期待される種改良されていな
い。
(2)アミンフェノール系縮合樹脂等のいわゆる熱硬化
性樹脂をあらかじめ含浸させた含浸紙を木質板表面に積
層圧着した含浸紙オーバレイ木質板:この場合において
は、通常含浸させる熱硬化性樹脂を完全に硬化させた含
浸紙を接着剤にて接着させる方法と未硬化含浸紙を圧着
する方法とが採用されているが、前者の方法では接着剤
の選択に難点があり、後者の方法では熱圧接着時間が長
く、また高温接着条件となるため熱盤や鏡面板にこれら
の樹脂の付着が生じ易く、従って品質の低下や作業性の
低下をまねくと共にこれらの樹脂の劣化によシ耐久性が
極端に短かくなシ、実用レベルに達していない。
(3)ポリエチレン、エチレン酢ビ、ポリプロピレン、
ポリエチレン、テレフタレートするいはテフロン等のい
わゆる熱可塑性柄°脂を木質板表面に直接塗布する所謂
イクストリーージョン塗装木質板:これらの樹脂は、い
づれも一旦熱溶融され、ホットメルトコーター即ち、ロ
ールコータ−、カーテンコーターあるいは特殊コーター
等の塗布機により塗布されるものであシ、比較的低温で
塗布される樹脂においては耐久耐候性及び耐熱性に劣り
、高温条件で塗布される樹脂においては塗布機の選定お
よび塗布が困難である事から生産性も悪く、樹脂によっ
ては極めて高価となシ実用性は極めて低い。
(4)ポリエチレン、エチレン酢ビ、ポリエチレンテレ
フタレート及びポリプロピレン等のフィルムを接着剤で
張着するいわゆるフィルムオーツ(レイ木質板: いづれのフィルムも難接着材である事から充分な接着性
が得られず実用化レベルが低い。なかでもポリエチレン
テレフタレートは高価でことさら難接着性であり、ポリ
エチレン、エチレン酢ビは耐熱性、耐久耐候性にも劣帆
更にはコンクリート離型性も悪く、実用化レベルは極め
て低い。これら)内でポリプロピレンフィルムは、コス
ト的にもコンクIJ −ト離型性の点でも高水準にはあ
るが、耐久耐候性の向上、各種機械的強度の向−L1更
には接着剤の開発選定にもう一歩の改良が要請されてい
る。
本発明の目的は、上記した種々の方法における問題を解
決し、特にポリプロピレンの耐久耐候性、機械的強度及
び接着性を改良し、更にコンパネのくり返し使用回数の
向上、耐久耐候性の向上、コンクIJ −ト離型性能向
上、およびセメント硬化不良に直結する材種許容性に優
れたポリプロピレンフィルムオーバレイ木質板を提供す
る事にある。
本発明者らは、この目的を達成するために鋭意検討を重
ねた結果、以下に記述するポリプロピレンフィルムを接
着剤を用いて張着する事によシこの目的が達成される事
を見い出し本発明を完成させた。
即ち、本発明は、05〜5重量パーセントのカーボンブ
ラックを含有し且つ接着面がコロナ放電処理されたポリ
プロピレンフィルムを木質板表面に接着剤層を介して張
着したオーバレイ木質板である。
而して本発明のオーバレイ木質板の接着剤層を栴成する
接着剤としては、水性ビニルウレタン系接着剤エポキシ
系接着剤または塩素化ポリプロピレン樹脂、クロロプレ
ン不溶剤型接着剤及びアク楊 リル柄脂系ラッカー型接着剤よシなる殊着層であること
が好ましい。
本発明に用いられる加工処理される前のポリプロピレン
フィルムとは、通常のプロピレン重合方法で重合した重
合体でよく、更にはその他のα−オレフィン類例えばエ
チレン、ブテン等の共重合体あるいは少量の他の樹脂お
よびニジストマーを混合した混合体を用いてもよい。ま
た若干の極性及び軟化性を付与するためにマレイン酸、
フマル酸、無水マレイン酸等の不飽和二塩基酸を共重合
させたものでもよい。
上記したプロピレン重合体からフィルム化する場゛合は
通常の押出しフィルムの製造方法が用いられ、例えば、
プロピレン重合体粉末に酸化防止剤、その他の添加剤お
よびカーボンブラックを添加混合した後200〜280
℃温度で押出し−Hペレット状にした後、200〜26
0℃の樹脂温度でTダイ法によシ所定の厚みにフィルム
化される。
本発明においてポリプロピレンフィルムに添加配合され
るカーボンブラックの比率はプロピレン重合体一対し0
.5〜5重量パーセント(以下wt%と略称する)であ
シ、好ましくは、1〜3w贈で該ppフィルムの耐久耐
候性が特に著しく改良される。
カーボンブランクの添加配合量が0.5 wt%未満の
場合はポリプロピレンフィルムの耐久耐候性の改良及び
各種機械的強度の改良の効果が発現せず、又5wt%を
越えて添加配合する場合は、特に引張シ破断時の伸び及
び強度低下およびそれらに起因する例えば、耐ひりかき
性、耐釘打ち性が著しく低下する。
本発明に使用されるカーボンブランクは、通常の製造方
法により製造される品質のものであれば良く、粒子径は
特に制限はないが、通常10〜100mμ程度である。
この様なカーボンブラックIr゛ の製造業者としては、例え淘東洋コンチネンタルカーボ
ン(株、旭カーボン(株、電気化学工業(株)等が挙げ
られる。而してこの場合、重合体の熱溶融時の熱劣化防
上及び耐久耐候性付与の目的で、通常0.1 wt%程
度の酸化防止剤が通常用いられる。またカーボンブラッ
クの他に0.1 wt%程度の紫外線吸収剤を添加配合
するのがよい。カーボンブラック及びその他の配合添加
方法は一ト記した−Hペレットにする前段で配合しても
よいし、又はフィルム化する前段で配合してもよいが、
均一分散性の点で前者の方法がよい。
本発明に使用されるポリプロピレンフィルムの接着面の
コロナ放電処理は、該フィルムを木質板に接着剤によシ
接着する場合の接着性能を完全なものにするため妬不可
欠な処理である。
このコロナ放電処理によりポリプロピレンフィルムの臨
界表面張力が増大され、結果として接着剤のぬれ性が向
上し接着強度が増大する。本発明において採用されるコ
ロナ放電処理方法自体は従来一般に実施される方法がそ
のまま使用される。
而してこの方法による場合は、従来一般に使用されてい
る硫酸−重クロム酸塩混液処理、熱風処して容易であシ
よシ効果的である。而して一般的なコロナ放電処理の度
合は通常40dyne/cm以上の臨界表面張力とする
ことが一応の目標であシ、この際使用されるポリプロピ
レンフィルムの厚すは通常50μ以上のものが好ましい
ものとして用いられる。
本発明に使用される接着剤は、上記加工処理されたポリ
プロピレンフィルムと木質板との接着性能、耐久耐候性
、各種機械的強度を完壁なものにすると共に材種による
ヤニ分、糖類成分等のいゎゆるセメント硬化阻害を引起
す成分の移行現象を阻止すを機能を有する、所謂材種許
容性を有する接着剤でなければならない。
本発明に於いて好ましいものとして使用される水性ビニ
ルウレタン系接着剤は、後述する水性エマルション及び
またはポリビニルアルコール(以下PVAと略称する)
とインシアネート系化合物と、所望により増量剤及び又
は充填剤を配合してなる接着剤を指し、例えば特公昭5
1−30576 、特公昭51−50577、特開昭5
0−64388等に開示されている接着剤である。
該接着剤の水性エマルジョンとしては、酢酸ビニル系重
合体エマルジョン、合成ゴムラテックス、アクリル系重
合体エマルジョン、エチレン酢ビエマルジロンなどがあ
シ、なかでもインシアネート系化合物との架橋反応活性
を有し且っ可撓性を有する点でエチレン酢ビエマルジョ
ン及び合成ゴムラテックスが好ましい。
又、PvAとしては一般に市販されている重合度300
〜2500 、ケン化度8o〜iooモルチのものが使
用出来、特に高ケン化度のものが好ましい。
又、インシアネート系化合物としてはポリウレタンを得
るものであればよく、例えばトリレンジイソシアネート
(TD工)、メチレンビス−4−フェニルイソシアネー
ト(MDI)、ポリエステルなどのポリオールに上記の
MDIなどを過剰に混合したものを使用してもよい。こ
れらのイソシアネート化合物の内で、反応速度が速い事
と低毒性、高架橋性などの点で特にMDI系化合物が好
ましい。
而して増量剤としては小麦粉、澱粉類、脱脂大豆粉、血
粉などが使用出来る。また充填剤としては、炭酸カルシ
ウム、クレー、タルクなどの無機質のものが用いられる
が、木粉、クルミ穀粉等の有機質充填剤も用いることが
出来る。
該接着剤の配合組成割合は、通常水性エマルジョンベー
スでPVAは1〜20重量%、増量剤及び又は充填剤は
5〜100重量%の範囲である。これらの配合物を主剤
と称し、インシアネート系化合物(以下架橋剤と称する
)の配合組成割合は上記主剤に対し5〜25重量%の範
囲である。
本発明において好ましいものとして使用されるエポキシ
系接着剤としては、公知のエポキシ樹脂°が使用され、
更に硬化剤、必要に応じて硬化促進剤、反応性稀釈剤及
び充填剤が使用される。而して具体的にはビスフェノー
ル型エポキシ樹脂、例えばエポン562 、828 、
1001 (いずれも油化シェルエポキシresm>な
ど、ビスフェノールAアルキレ/オキサイド付加物、例
えばEp−4ooo (加電化工業■製)など、ダイマ
ー酸ジグリシジルエステル、例えば+671(油化シェ
ルエポキシ(株製)など、ウレタン変性エポキシ、−例
えばEPU(加電化工業■製)などが用いられる。
これらの中で特に好ましいものは、反応速度が速く可撓
性付与機能の点でビスフェノール型エポキシ樹脂である
エポン828とビスフェノールAフルキレンオキサイド
付加物であるFiP−4000の混合されたものである
一方、硬化剤としてはアミン系化合物、ポリアミド系樹
脂、酸無水物系化合物、イミダゾール類、メルカプタン
系化合物等が用いられる。
これらの内で最も好ましいのは可撓性付与機能を有する
ポリアミド系樹脂(例えば三井東圧、三洋化成、住友化
学などの製品)である。
上記した反応性稀釈剤としては、グリシジルエーテル、
ジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールなどが
用られる。また硬化促進剤としてジアルキルアミノグロ
ピルアミンが充填剤としてエアロジル、クレー、炭酸カ
ルシウムカリドリアなどが用いられる。
本発明に使用される塩素化ポリプロピレン樹脂、クロロ
プレン系溶剤型接着剤及びアクリル樹脂系ラッカー型接
着剤よシなる接着剤としては、山陽国策パルプ(掬製、
塩素化率60%の塩素化ポリプロピレン樹脂(商品名、
スーパークロン805’hnl。
固形分20%)を予じめキシレン溶媒中で重合したメチ
ルメタアクリレート、スチレンおよびシクロヘキシルア
クリレートを主成分とするアクリル樹脂系ラッカーに混
合せしめた接着剤(固形分50%)を、更に市販のクロ
ロプレン系溶剤型接着剤(固形分26チ、溶媒−Xルマ
ルヘキサントルエン)に配合した接着剤を指し、該接着
剤の最も好しい配合組成割合はスーパークロン803M
J10〜20重量%、アクリル樹脂系ラッカー1〜10
重量%、クロロプレン系溶剤型接着剤70〜90重量%
の範囲である。
本発明によって得られたPPフィルムオーバレイ木質板
は、コンパネとしてのくり返し使用回数の向上はもちろ
んその接着性とヤニ分、糖類成分等の対重性に優れる事
からセメント硬化不良防止性にも優れその材種許容性は
大きくその実用価値は広く高い。
次に実施例を示して本発明を更に説明する。
実施例1 メルトフローインデックス(M工)8〜12のPP樹脂
粉末に酸化防止剤その他の添加剤及びカーボンブラック
(旭カーボン■製、商品名、旭井35、平均粒子径11
00A’ ) 2 wtチ添加配合分散混合した後、2
00〜280℃に加熱加温された押出し成型機にかけ、
平均5rry、、のベレットを製造した。
次いでこのペレット状にしたPP樹脂を200〜260
℃の樹脂温度に加熱しTダイフィルム成型機によシロ0
μのフィルムを作成した。
次に該フィルムをコロナ放電処理装置(春日電機M2O
0VX5相、バーサイズ300 Ivm、 スリット間
隔05〜1ゆ摺)にて放電処理を施した。この放電処理
フィルムの臨界表面張力はagdyne/cmであった
。伺、該PPフィルムのコロナ放電処理前の臨界表面張
力は平均s s d y n e/cmであった。
斯くして得られたPPフィルムを水性ビニルウレタン系
接着剤(三井東圧化学製、商品名5B−7107)にて
コンパネ用ラワン合板(12rrVm厚、6×6尺サイ
ズ、T−1グレード)に常温にて張着し常温にて7日間
放置液着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバレイ合板を次
に記す各種性能試験を次の耐久耐候性試験後の試験体と
常態に於ける試験体との対比でその性能変化を調べた。
結果を表−1に示した。
A、耐久耐候性試験 プラスチック建築材料の促進曝露試験方法(JIs−A
−1415)に基づき行った。
実施例1で得られたPPフィルムオーツくレイ合板試験
体を該試験方法に基づき1000時間ウェザIJングし
た後、次の各方法にて耐久耐候性能を調べた。
1、表面状態変化の観察 該ppフィルムオーツ(レイされた表面状態変化ヒを光
沢、シワの発生有無その他の項で常態試験体との対比で
観察した。
2、セメントモルタル離型性試験 本発明によって得られたPPフィルムオーツくレイ合板
を5 X 5 cm角に切断し試験体として取り出し、
該試験体PPフィルム表面にセメント:砂:水=1:s
:o、sの重量割合であるセメントモルタルを約2’c
m厚みに均一に塗布接着して、常7品室内にて28日間
気乾養生した後、該オーツ(レイ合板面と裏面に平面引
張シ強度試験のための治具を取シつけインストロ/試験
機にて接着力測定をし、セメントモルタルとの離型性を
調べた。
又、実施例1−Aに記したJIS−A−1415に基づ
いたプラスチック建築材料の促進曝露試験方法にてウェ
ザリングした該試験体についても同様のセメントモルタ
ルを塗布接着した後セメントモルタルとの離型性を調べ
た。
6、各種機械的強度試験 a)耐衝撃性試験 東洋精機羨デーポン衝撃試験機を用い直径1/2インチ
の半円形に凹んだ台座上に5 X 5 ctn角に切断
した試験体をフィルム面を上にして置き、先端が’/4
 ’R%重量501の鉄芯状分銅を高さ1mの距離から
落下させ打撃部の剥離の有無を観察した。
b)耐釘打ち性試験 5 X 5 Cm角に切断した試験体の裏面よシ5寸針
金6ケ所に打ち込み、フィルムの浮きの有無を観察した
C)耐ひつかき性試躾 特殊合板の日本農林規格(JAS )のプリント合板規
格中の耐密着試験法に準じ、合板の表板の繊維方向に平
行に11本、直角方向に11本、合板の表板に達する様
に2m/m間隔に力ξノリ用片刃を使用して切シきずを
つけ、その上に密着テープを圧着し、500S’の荷重
を20cmの高さから落下させ、密着テープの先端を4
5°の角度で引張シ剥離した時のゴノくンの目の剥離個
数を測定し、耐ひりかき性試験とした。
d)接着性試験 15×15CnL角に切断したコンノ(専用27ン合板
の1/6の面積にのみ接着剤を塗布し、ポリプロピレン
フィルムを常温にて張着し、接着性試験用の試料を作成
した。更にこの試料を木目方向に2.5 cm幅に切断
し、インストロン引張シ試験機を用い、引張りスピード
5 (I n)4nで180゜剥離強度を測定した。
実施例2 カーボンブラック2%添加配合され接着面がコロナ放電
処理されたppフィルムを二液室温硬化型であるエポキ
シ系接着剤(三井東圧化学製、曲品名、5B−1202
F %主剤、硬化剤1:1配合)にて、コンパネ用ラワ
ン合板(12rI/m厚、6×6尺サイズ、T−ニゲレ
ード)に常温にて張着し常温にて7日間放置接着養生し
た。
この様にして得られたP’Pフィルムオーバーレイ合板
を実施例 1の各徨性能試験と同様にして性能を調べた
実施例 6 カーボンブラック2チ添加配合され接着面がコロナ放電
0理されたPPフィルムを塩素化ポリプロピレン柄脂を
配合したアクリル樹脂系ラッカー型接着剤(三井東圧化
学製、商品名、5B−7254F )にてコンパネ用ラ
ワン合板〈12rr!//m厚、3×6尺サイズ T−
ニゲレード)に常温にて張着し常温にて7日間放置接着
養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例1の各極性能試験と同様にして性能を調べた。
実施例4 カーボンブラックを0.5%添加配合し更に接着面がコ
ロナ放電処理されたPPフィルムを水性ビニルウレタン
系接着剤(三井東圧化学製、商品名、5B−7107)
にてコンパネ用ラワン合板(12′1/m厚、3×6尺
サイズ、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温にて7
日間放置接着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
実施例5 カーボンブラックを5%添加配合し更に接着面がコロナ
放電処理されたp’pフィルムを水性ビニルウレタン系
接着剤(三井東圧化学製、商品名、5B−7’107 
)にてコンパネ用ラワン合板(12IT/m厚、6×6
尺サイズ、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温にて
7日間放置接着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例1の各株性能試験と同様にして性能を調べた。
比較例1 カーボンブラックを2%添加配合されたPPフィルムを
水性ビニルウレタン系接着剤(三井東圧化学製、商品名
、5B−7107)にてコンパネ用ラワン合板(12r
I/m厚、3×6尺サイズ、T−ニゲレード)に常温に
て張着し常温にて7日間放置接着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
比較例2 接着面がコロナ放電処理された透明なPPフィルムを水
性ビニルウレタン系接着剤(三井東圧化学製、商品名、
5B−7107)にてコンパネ用ラワン合板(12IT
/m厚、3×6尺サイズ、T−ニゲレード)に常温にて
張着し常温にて7日間放置接着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
比較例6 カーボングラフ28部添加配合され接着面がコロナ放電
処理されたPPフィルムを水性ビニルウレタン系接着剤
゛(三井東圧化学製、商品名、5B−7107)によシ
コンバネ用ラワン合板(12′1/m厚、6×6尺サイ
ズ、T−ニゲレード)に常温で張着し、常温にて7日間
放置接着善生1−だ。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
比較例4 カーボッ122202グラ加配合され接着面がコロナ放
電処理されたPPフィルムを水性ビニルウレタン系接着
剤(三井東圧化学製、商品名、5B−7107)にてコ
ンパネ用ラワン合板(12rI/m厚、6×6尺サイズ
、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温にて7日間放
置接着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
比較例5 カーボングラン25部添加配合され接着面がコロナ放電
処理されたPPフィルムを実施例6で用7 いた塩素化ポリプロピレン樹脂を配合したアクリル樹脂
系ラッカー型接着剤(5B−7254F )から塩素化
ポリプロピレン樹脂を欠いたアクリル樹脂系ラッカー型
接着剤(三井東圧化学製、商品名、5B−7250)に
よシコンバネ用ラワン合板(12rr/m厚、3×6尺
サイズ、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温にて7
日間放置液着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
参考例1 カーボンブラック5グラ加配合され接着面がコロナ放電
処理されたPPフィルムをエチレン、酢酸ビニル系接着
剤(■クラレ製、商品名、パンフレックス○M−420
0)にてコンパネ用ラワン合板(121′T/m厚、6
×6尺サイズ、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温
にて7日間放置液着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
参考例2 カーボンブラック5グラ加配合され接着面がコロナ放電
処理されたPPフィルムをクロロプレン系接着剤(松栄
化学工業側製、商品名インスターボンドv−1soo 
)にてコンパネ用ラワン合板(12m/J、6×6尺サ
イズ、T−ニゲレード)に常温にて張着し常温にて7日
間放置液着養生した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
参考例6 カーボングラン25部添加配合され接着面がコロナ放電
処理されたppフィルムをアクリル系粘着型接着剤(綜
研化学Cm製、商品名、SKダイン101)にてコンパ
ネ用合板(12IT/m厚、6×6尺サイズ、T−1グ
レード)に常温にて張着し常温にて7日間放置液着養生
した。
この様にして得られたPPフィルムオーバーレイ合板を
実施例 1の各種性能試験と同様にして性能を調べた。
・*・ 表示 ○ 異常を認めず Δ 部分的な剥離又は浮き有シ × 剥離又は浮き大 特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)0.5〜5重量パーセントのカーボンブラックを
    含有し且つ、接着面がコロナ放電処理されたポリプロピ
    レンフィルムを木質板表面に接着剤層を介して張着した
    オーバレイ木質板。
  2. (2)接着剤層が水性ビニルウレタン系接着剤層である
    特許請求の範囲第1項記載のオーバレイ木質板。
  3. (3)接着剤層がエポキシ系接着剤層である特許請求の
    範囲第1項記載のオーバレイ木質板。
  4. (4)接着剤層が塩素化ポリプロピレン樹脂、クロロプ
    レン系溶剤型接着剤及びアクリル樹脂系ラッカー型接着
    剤よシ成る接着剤層である特許請求の範囲第1項記載の
    オーバレイ木質板。
JP22836483A 1983-12-05 1983-12-05 オ−バレイ木質板 Granted JPS60120049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22836483A JPS60120049A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 オ−バレイ木質板

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