JPS60119619A - 磁気記録再生装置における再生用ヘツドの目づまり検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は磁気記録再生ｔｉｌｌ（以下ｒＶＴＲＪとい
う）における再生用ヘッドの目づまり検知装置に関し、
特に、記録媒体（たとえば磁気テープ）の磁性粉などが
再生ヘッドのへラドギャップに詰まってヘッドが目づま
りを起こし、再生出力が劣化または欠落した場合に、そ
れを検出し表示するような再生用ヘッドの目づまり検知
＠置に関するものである。

［従来技術］ ＶＴＲの再生系において、再生画質が劣化したり欠落し
たりあるいは再生画質が全く出なくなったりした場合、
その原因として、再生ヘッドの目づまりまたは再生信号
処理回路の故障が考えられる。従来のＶＴＲにおいては
、再生系の故障の原因が単なる再生ヘッドの目づまりに
よるものなのか、再生信号処理回路の故障によるものな
のかが容易に判別できなかったので、その修理に時間と
費用を要するという欠点があった。

［発明の概要］ それゆえに、この発明は、ＶＴＲにお番プる再生用ヘッ
ドの目づまり検知装置を提供し、ＶＴＲの再生系におけ
る故障の原因の１つである再生ヘッドの目づまりをＶＴ
Ｒの使用者等に的確に把握させることを目的としている
。

この発明は、簡単に言えば、ＶＴＲの再生系において、
再生用ヘッドによって抽出されたＦＭ変調された映像信
号とＩＩＩＩＩＩ用ヘッドに上ヘツド出された制御信号
とを比較し、映像信号出力がなくかつ制御信号出力があ
る場合に、再生用ヘッドの目づまりを検知するようにし
た再生用ヘッドの目づまり検知装置である。

この発明の上述の目的と特徴は、図面を参照して行なう
以下の実施例の説明から一層明らかとなろう。

［発明の実施例］ ｗ４１図は、この発明の一実施例が適用されたＶｌ”　
Ｒ再生系の構成ブロック図である。図において１は再生
用ヘッドであり、４は制御用ヘッドである。たとえば一
般に、再生用ヘッド１は、図示しない回転ヘントドラム
に取付けられた回転ヘッドであり、制御用ヘッド４は記
録媒体の経路に設けられた固定ヘッドである。それゆえ
、再生用ヘッドの方が摩耗が大きく目づまりしやすいの
で、この発明をより有効に適用することができる。再生
用ヘッド１および制御用ヘッド４は、それぞれ記録媒体
であるたとえば磁気テープ（図示せず）と摺接する。再
生用ヘッド１で抽出されたＦＭ変調された映像信号はロ
ータリトランス１１を介してヘッドアンプ２に与えられ
る。ヘッドアンプ２で増幅された映像信号は、再生信号
処理回路３に与えられ、再生複合映像信号に復調されて
出力される。ＩＩＩａ用ヘッ上ヘッド４された＠御信号
は、制御信号アンプ５で増幅され、駆動系制御回路６に
与えられる。駆動系制御回路６は１ＩｌｌＩｐ信号に基
づいて再生用ヘッド１が取付けられた回転ヘッドドラム
や磁気テープの走行バス系に設けられたキャブスターン
、ビレチローラ等の駆動制御を行なう。

以１のような構成の通常のＶＴＲに対して、この発明の
一実施例のヘッド目づまり検出表示装置１０は、次のよ
うに設けられる。すなわち、ヘッドアンプ２から出力さ
れる映像信号を入力とするエンベロープ検出回路７と、
制御信号アンプ５から出力される制御信号を入力とする
制御信号検出回路８とが設けられ、エンベロープ検出回
路７および制御信号検出面ｉｍ８の出力はヘッド目づま
り表示回路９に与えられる。エンベロープ検出回路７は
、ＦＭ変調された映像信号のレベルを検出してその有無
を判別し、たとえば映像信号があるときはハイレベル出
力を導出し、映像信号がないときはローレベル出力を導
出するものである。エンベロープ検出回路７は、たとえ
ばコンパレータ等で構成り゛ることができる。制御信号
検出回路８は、制御信号を検出したときにたとえばハイ
レベル出力を導出し、制御信号を検出しない場合はロー
レベル出力を導出する。制御信号検出回路８も、コンパ
レータ等で構成することができる。ヘッド目づまり表示
回路９は、たとえば発光ダイオードなどの表示素子を含
んでおり、エンベロープ検出回路７の出力がローレベル
で、かつ制御信号検出回路８の出力がハイレベルである
ときに該発光ダイオードを点灯し、ヘッドの目づまりを
表示する。

以上のような構成において、動作は次のようになる。正
常な再生動作では、再生用ヘッド１によりＦＭｖｌｉｌ
された映像信号が抽出され、かつ制御用ヘッド４でＩＩ
ＩＪＩＩＩ信号が抽出されるので、各信号はそれぞれエ
ンベロープ検出回路７および制御信号検出回路８に与え
られる。応じてエンベロープ検出口ｉ＠７はハイレベル
出力を導出し、制御信号検出回路８−１ｐハイレベル出
力を導出する。よってヘッド目づまり表示回路９の表示
素子である発光ダイオードは消灯している。今、たとえ
ば磁気テープの磁性ｖＪや埃などが再生ヘッド１のへラ
ドギャップに詰まったとする。すなわち再生ヘッド１に
目づまりが生じたとする。この場合は、再生ヘッド１の
映像信号抽出性能が劣化しまたは欠落するので、ヘッド
アンプ２から出力される映像信号の出力レベルが低下し
または無くなる。それゆえエンベロープ検出回路１の出
力がローレベルになる。一方、制御用ヘッド４は上述と
同様に正常に制御信号を抽出しているので、制御信号検
出回路８の出力はハ・Ｃレベルである。よって、この場
合にヘッド目づまり表示回路９の発光ダイオードが点灯
し、再生用ヘッド１の目づまりを検出表示するのである
。

第２図は、ヘッド目づまり表示回路９の一例を示す回路
図である。ヘッド目づまり表示回路９は、たとえば、直
列接続されたトランジスタ９１および９２を含む。トラ
ンジスタ９１および９２に対して、さらに発光ダイオー
ド９３が直列に接続されている。トランジスタ９１のベ
ースには所定の抵抗を介してエンベロープ検出回路７の
出力が与えられ、トランジスタ９２のベースには所定の
抵抗を介して制御信号検出回路８の出力が与えられるよ
うに構成されている。エンベロープ検出回路７の出力が
ハイレベルであれば、トランジスタ９１はオフ状態であ
り、エンベロープ検出回路７の損力がローレベルに転じ
たときトランジスタ９１はオンする。また、トランジス
タ９２は、１ＩｉＩＩＩＩｌｌ信号検出回路８の出力が
ハイレベルのときにオンであり、ローレベルではオフで
ある。それゆえ、電圧＋Ｂは、エンベロープ検出回路７
の出力がローレベルで制御信号検出回路８の出力がハイ
レベルのときにだけ、発光ダイオード９３に与えられる
ことになる。

上記実施例では、表示素子を備えたヘッド目づまり検出
表示回路１０について説明したが、表示素子は必ずしも
必要でなく、外部の表示Ｍｌヤ音声発生装置等に検出出
力を導出するようにしてもよい。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、再生用ヘッドが目づ
まりを起こしたときそれが正確に検知できるので、＼／
ＴＲの使用者等が故障の原因を正確に判別できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例の構成ブロック図である
。第２図はヘッド目づまり表示回路９の構成の一例を示
す回路図である。 図において、１は再生用ヘッド、４は制御用ヘッド、７
はエンベロープ検出回路、８は制御信号検出回路、９は
）＼ラド目づまり表示回路、１ｏはヘッド目づまり検出
表示回路を示す。 代理人　大　岩　増　雄

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　制御信号とＦＭ変調された映像信号とが記録さ
   れた記録媒体から、制御用ヘッドおよび再生用ヘッドに
   よって、それぞれ制御信号および映像信号を抽出し、映
   像信号の再生を行なう°磁気記録再生装置における前記
   再生用ヘッドの目づまり検知装置であって、 前記再生用ヘッドによって抽出されたＦＭ変調された映
   像信号の有無を判別する映像信号判別手段と、 前記制御用ヘッドによって抽出された制御信号の有無を
   判別する制御信号判別手段と、前記２つの手段の出力の
   うち、前記映像信号判別手段の出力がなくかつ前記制御
   信号判別手段の出力があるときに、出力を導出する目づ
   まり検知手段とを含む、磁気記録再生＠置における再生
   用ヘッドの目づまり検知装置。
2. （２）　前記映像信号判別手段は、前記ＦＭ変調された
   映像信号のエンベロープにより映像信号の有無を判別す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記
   録再生＠置における再生用ヘッドの目づまり検知装置。
3. （３）　前記目づまり検知手段は、表示手段を備え、前
   記目づまり検知出力は該表示手段によって表示されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲３１１１項または第２項
   記載の磁気記録再生装置における再生用ヘッドの目づま
   り検知装置。