JPS6011928B2 - 変性フエノ−ル樹脂の製造法 - Google Patents

変性フエノ−ル樹脂の製造法

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JPS6011928B2
JPS6011928B2 JP13724477A JP13724477A JPS6011928B2 JP S6011928 B2 JPS6011928 B2 JP S6011928B2 JP 13724477 A JP13724477 A JP 13724477A JP 13724477 A JP13724477 A JP 13724477A JP S6011928 B2 JPS6011928 B2 JP S6011928B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイソプロベニルフェノールまたはイソプロベニ
ルフェノールのオリゴマーの単独もしくは混合物とトー
ル油とを酸性触媒下で反応させた後あるいはィソプロベ
ニルフェノールまたはイソプロベニルフェノールのオリ
ゴマーの単独もしくは混合物とトール油とをフェノール
類の共存下に酸性触媒により反応させた後(第1段変性
)、更にフェノール類に酸性触媒により反応せしめ(第
2段変性)、次いで該反応生成物をフェノール成分の一
部としてホルムアルデヒド類と反応させる変性フェノー
ル樹脂の製造法に関するものである。
本発明の目的とするところは、フェノール類を主体とし
た従釆のフェノール樹脂の優れた特性を失なわせしめる
ことなく、トール油を極めて効果的に変性することによ
り、優れた電気特性、耐熱性、耐薬品性、寸法安定性、
ソリ等の諸特性を損うことなく可榛性を著しく向上させ
た電気絶縁材料、積層板、化粧板として有用な変性フェ
ノール樹脂の製造方法を提供するものである。
従来、フェノール、クレゾール、キシレノール等のフェ
ノール類とホルムアルデヒド類とを反応させて得られる
レゾール型フェノール樹脂を基材に含浸して乾燥せしめ
、該樹脂含浸基材を所定の構成積層材料となして、次い
で加熱加圧して積層板を得ることは良く知られている。
これらの積層品は電気絶縁材料、構造材料などとして工
業的に広く利用されているが、特に近年、電気機器、電
子機器の発展に伴い各種の積層板が利用され、通信用、
民生用等の機器の部品の実装方式の簡略化、小型化、高
性能化に伴い電気絶縁性、耐熱性、耐アルカリ性が良く
機械的性能、打抜加工性等の性質のバランスのとれた積
層板の要求が益々高まってきた。なかでもプリント配線
材料への需要が非常に多く、この分野では所望の形状に
打抜加工して使用される。
しかし乍ら、フェノ−ル樹脂は一般に硬くて脆いため打
抜加工の際には100〜150ooに加熱して加工を行
わねばならないため膨張収縮による寸法変化、残留応力
の変化による反り等が発生する欠点があり、また加熱操
作と云う工程の煩雑さがある。このためこれらの特性を
備えたフェノ−ル樹脂積層板を製造するめに種々の方法
が提案されている。特に打抜加工性を維持するために桐
油の如き共役二重結合を多量に含有する鞄性油を用いる
ことが古くから提案されている。
しかしながら乾・性油の単なる添加による変性では打抜
加工性は改善されるが、他の性能が著しく劣るため乾‘
性油を更に変性する方法が提案されている。
たとえば、酸性触媒下に乾性油とフェノール類を反応さ
せた後にホルマリンとの反応を実施することにより、乾
‘性油による打抜加工性を維持しながら架橋密度を高め
他の特性の低下を防ぐ方法である。
従来、亜麻仁油、荏油の如き非共役二重結合を有する乾
性油は化学反応性が低いのでフェノール類の乾性油への
導入割合が少なく充分な架橋反応が進行せず、積層板の
内部硬化性が劣るため積層板を得ることが困難であった
たとえ、特殊な条件で積層板を製造し得ても、パンチン
グの際に層間が剥離したり、トリクレン等の溶剤中で数
分間の煮沸で樹脂が溶出したり、また苛性ソーダ水溶液
中で浸債すると積層板表面が白化して層間が剥離する欠
点があり、電気的、機械的性能、耐薬品性、耐湿耐水性
を備えた実用に供し得る積層板は殆んど得られてし、な
い状況である。
この様な状況から、従来電気的、機械的諸特性並びに加
工性の点においてバランスのとれた積層板を製造するに
は、共役二重結合を多量に含有しフェノール類の如き物
質と化学反応性の大きい桐油を使用する事が必須要件で
あった。
支男B桐油組成の一例はQーェレオステアリン酸81.
5%、リノール酸6.7%、オレィン酸6.4%、ステ
アリン酸2.9%、パルミチン酸2.5%である。
従って、桐油はその主鎖中に共役二重結合が80%以上
存在するために酸性触媒下でフェノール類と容易に付加
する。しかしながら、フェノール類変性桐油を使用した
場合に於いてもなお積層板の層間結合力は弱く剥離を起
し易い。
この理由は酸性触媒下での桐油とフェノール類との反応
はフリーデルクラフト反応であるが、この反応条件下で
は桐油が重合し易く、得られる樹脂の基材への含浸効果
が悪い。このことから小型化された精密な用途には満足
されるものとは云えない。以上の点に鑑み、本発明者等
は鋭意研究した結果、従来使用不可能と考えられていた
トール油を極めて効果的に変性する方法を見出し、打抜
加工性、電気的特性、耐薬品性、耐水性の優れた積層板
用フェノール樹脂の製造方法を見出した。
即ち、本発明はフェノール類の存在下または非存在下に
ィソプロベニルフヱノールまたは式(ロ)もしくは式(
m)で表わされるィソプロベニルフェノールのオリゴマ
ーの単独もしくは混合物とトール油とを酸性触媒の存在
下で反応させたのち更にフェノール類と酸性触媒の存在
下に反応せしめ、次いで該反応生成物をフェノール成分
の一部としてホルムアルデヒド類と反応させる変性*フ
ェノール樹脂の製造法である。(式(0)及び(m)に
於いてnは0〜18の整数を表わす。
)従来の変性方法による乾・性油のフェノール類変性、
変性された鞄性油とホルムアルデヒドとの反応性及び得
られる樹脂の物性と本発明により得られるそれらの比較
を要約すると次の様である。
■ 本発明の方法によりトール油を比較的ゆるやかな条
件で変性することができ、反応条件を適宜選択すること
でフェノール類共存下に於いてもイソプロベニルフエノ
ールあるいはそのオリコマーを優先的にトール油に導入
することができる。■イソプロベニルフエノールあるい
はそのオリコマーを導入したトール油(第1段変性)に
更に酸性触媒下にフェノール類を導入する(第2段変性
)本発明の方法により多量のオキシフェニル核をトール
油に導入することができ樹脂の架橋密度を増加すること
ができる。
■ 本発明の方法により変性されたトール油はホルムア
ルデヒドと速やかに反応する。
ィソプロベニルフエノールまたはイソプロベニルフエノ
ールオリゴマーで変性されたトール油とホルマリンとの
反応性は従来のフェノール類による変性方法により変性
された敵性油に比較し高い反応性を示す。■ 本発明の
方法により得られる変性フェノール樹脂ワニスは均一性
、安定性に優れており、この樹脂ワニスを基材に含浸、
加熱加圧して得られる積層板は眉間結合力が改善され耐
湿耐水性、耐熱性、耐溶剤性及び耐電圧が増加する。
しかして本発明の変性方法で得られる変性トール油をフ
ェノール成分の一つとしてレゾール化して得た樹脂ワニ
スを含浸して得られる積層板は上記の利点が総括される
ため電気的、機械的特性、耐湿耐水性、耐熱性、及び寸
法安定性、反り、打抜加工性等が著しく改善される。本
発明に於いてトール油とは、トール油脂肪酸、トール油
のグリセラィド、トール油ロジン等である。
本発明に於いてイソプoベニルフェノールまたは式(0
)もしくは式(m)で表わされるィソプロベニルフェノ
ールのオリゴマーの単独もしくは混合物とトール油との
反応或はフェノール類の存在下に於けるイソプロベニル
フェノールまたは式(0)もしくは式(m)で表わされ
るィソプロベニルフェノールのオリゴマーの単独もしく
は混合物とトール油の反応(第1段変性)に用いられる
酸性触媒は、硫酸、燐酸、塩酸の如き鱗酸、pートルェ
ンスルホン酸、袴酸の如き有機酸、更にはスルホン酸型
あるいはカルボン酸型陽イオン交換樹脂であり、その使
用量は反応物に対して100〜1000の風特に500
〜500瓜血の範囲が好ましい。
第1段変性の反応条件は65〜15000で1〜3時間
、好ましくは65〜120qoで1〜2時間が適当であ
る。トール油とイソプロベニルフェノールあるいはその
オリゴマーとの反応は該物質と反応性の低い他のフェノ
ール類の共存下に於いては非常に好ましい結果を与える
。なぜならば、イソプロベニルフェノールオリゴマーの
溶解の点で好ましいからである。本発明におけるフェノ
ール類としては(1)イソブロベニルフエノールあるい
はそのオリゴマーとの反応性の高いフェノール類、例え
ば、フェノール、クレゾール、キシレノール、クミルフ
エノール、カテコール、レゾルシン等、また、(0)イ
ソプロベニルフエノールあるいはそのオリゴマーとの反
応性の低いフェノール類、例えば、ブチルフエノール、
アミルフエノール、ヘキシフエ/ール、オクチルフエノ
ール、/ニルフエノール、ドデーシルフエノール、フエ
ニルフエノール、スチレン化フェノール、クミルフエノ
ール、ビスフエノールA等がありいずれも使用できる。
本発明に於いてトール油とィソプロベニルフェノールあ
るいはそのオリゴマとの反応生成物とフェノール類との
反応(第2段変性)に用いられる触媒はpートルェンス
ルホン酸、硫酸、塩酸等の強酸類であり、触媒の使用量
は反応物に対して300〜1000功血、特に1000
〜500奴肌の範囲が好ましい。
反応温度、時間については特に制限はないが、80〜1
40つ0で0.5〜3時間が好ましく、従来の乾性油の
フェノール類による変性条件(80〜180℃で1〜6
時間)と比較すると、理由は明らかではないが、第2段
変性も比較的ゆるやかな条件で実施することができる。
トール油に対するィソプロベニルフヱノ−ルあるいはそ
のオリゴマーの反応および該反応生成物とフェノール類
との反応による生成物について検討した結果から次の事
が判明した。
例えば、トール油脂肪酸とィソプロベニルフェノールあ
るいはそのオリゴマーとの酸性触媒下での反応に於いて
、例えば、硫酸触媒を使用し100℃で2時間反応させ
た反応生成物は、トール油脂肪酸にィソプロベニルフェ
ノール2分子あるいはイソプoベニルフェノール2量体
1分子が反応していることがガスクロマトグラフイ一よ
り明らかとなった。
また生成物の赤外吸収スペクトル、及び核磁気共鳴スペ
クトルによる分析の結果、不飽和結合がそのまま残存し
ていることが判明した。即ち、該反応物を例えばクレゾ
ールと硫酸触媒存在下に於いて100q○で1時間反応
させた結果、ガスクロマトグラフィ−、核磁気共鳴スペ
クトルにより二重結合にクレゾールが付加された変性物
が得られたことが明らかとなった。これに対し、従来の
フェノール類による乾性油の変性方法により得られる変
性物は、例えば特公昭45一35918にも記載されて
いる通りいわゆるフリーデルクラフト反応による生成物
である。従って、本発明の方法によるトール油の変性方
法では、ィソプロベニルフヱノールあるいはそのオリゴ
マーで変性された後にも不飽和結合がそのまま存在する
ため、更にフェニル核を導入することができる。しかし
て本発明は従来の変性方法に比較してトール油1分子当
りのフェニル核導入割合を増加することができる。即ち
、従来の変性方法によれば樹脂の架橋反応はトール油に
付加したフェノール類のメチロール化のみによって達成
されるのに対し、本発明の方法では導入されたインプロ
ベニルフェニル核のメチロール化物によっても達成され
るので樹脂の磯イQ段階でその特性が変つてくる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、ィソプロベ
ニルフェノールあるいはそのオリゴマーによるトール油
の第1段変性反応において、従来のフェノール類による
乾I性油の変性方法と異なり、トール油の不飽和結合が
実質的に残存するという新しい発見に基づいている。本
発明に於いて変性されたトール油はホルマリンとの反応
によりメチ。
ール基の導入率が高いため得られるフェノール樹脂の積
層板基材への含浸効果が従来の変性法によるフェノール
樹脂に比較いまるかに優れており、積層板成型後の架橋
密度を高め層間結合力の改善に寄与しているものと推定
される。以上の事から明らかなように本発明による変性
効果はホルマリンとの反応性改善、オキシフェニル核の
導入割合の増大等の化学的特徴により得られるフェノー
ル樹脂の含浸効果の改善、ワニス性状の改善、及び架橋
密度の増大が起り、積層板の層間結合力が向上する。
従って、熱的、電気的、機械的諸性質並びに耐薬品性が
大中に改善される。本発明の方法を効果的に達成するた
めにはトール油変性の際、トール油に対し、ィソプロベ
ニルフェノール或はそのオリゴマーを重量比で0.1〜
2倍量、好ましくは0.3〜1.5音量使用する。
本発明の方法に使用されるィソブロベニルフェノール或
はそのオリゴマーは一般式1、0(前出)および皿(前
世)で表わされる化合物であり、.上記各式に於いて水
酸基はオルト、メタ或はパラ位のいずれに位置するもの
であってもよい。モノマー、ダィマー及びトリマーは純
粋な化合物として合成し得るがテトラマー以上のオリゴ
マーは混合物として共存するものである。これらモノマ
ー及びオリゴマーはそれぞれ単独あるいは混合物のいず
れの形でも使用することができる。本発明の方法に於い
てフェノール樹脂は変性反応終了後、酸性下あるいはア
ルカリ性下に於いてホルムアルデヒドと反応させること
によって得られる。
酸性下にホルムアルデヒドと反応させノボラック型樹脂
を得る方法、部分的に酸性下で反応せしめた後、アルカ
リ性となし引続きホルムアルデヒド類と反応せしめるノ
ボラック型〜レゾー型樹脂を得る方法、あるいは変性反
応後アルカリ性となしレゾール型樹脂を得る方法のいず
れも可能である。
レゾール型樹脂を得るためには変性に用いた酸性触媒を
アンモニア、有機アミン類等で中和した後ホルムアルデ
ヒド類との反応に供する。ホルムアルデヒド類との反応
に於いて使用するホルムアルデヒド類と原料中の全フェ
ノール類とのホルムアルデヒド/フェノール類(モル比
)は一般に0.7〜2.政守まし〈は0.8〜1.6の
範囲で反応させる。反応温度、時間についても限定はし
ないが、80〜110qCで1〜5時間の範囲が好まし
い。触媒としては/ポラック型樹脂を製造する場合は、
塩酸、修酸、pートルェンスルホン酸、硫酸等が、レゾ
ール型樹脂を製造する場合は、アンモニア、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジア
ミン、ジエチルアミン、苛性ソーダ、苛性カリ等が用い
られるが、エチレンジアミンをアンモニアを含むアミン
系触媒成分として10〜20モル%併用すると、理由は
明らかではないが、性能良好な積層板を与えるフェノー
′樹脂が得られる。本発明の方法で優れた効果が発揮さ
れるためのトール油の使用量は、フェノール樹脂原料中
の全フェノール成分に対して10〜10の重量%、好ま
しくは20〜6の重量%の範囲である。
ホルムアルデヒド源としてはホルマリン水溶液、パラホ
ルムアルデヒド等が一般的に用いられる。反応終了後脱
水し芳香族炭化水素、ケトン類、アルコ−ル類またはこ
れらの混合物にフェノール樹脂を溶解しワニスを得るこ
とができる。本発明の方法は以下の実施例によりさらに
よく理解される。
実施例 1 p−イソプロベニルフェノール聡重量%、2量体及び3
量体2重量%の組成を持つp−ィソプロベニルフェノー
ル350夕及びトール油グリセラィド510夕を120
qoに蝿梓下に保ち40%硫酸2.2夕を袋入し2時間
損拝した。
反応後冷却して合成クレゾール(m一体60%、p一体
40%)244夕と40%硫酸3.5夕を加えて100
00で1.虫時間反応させた。次いでフェノール550
夕、ノニルフェノール530夕、37%ホルマリン12
80夕及び24.54%アンモニア41夕とエチレンジ
アミン4.0夕を加えて98。〜100qoで5時間反
応させた。減圧下に水を除去し内容物が90〜95q0
になった時に脱水を止め冷却し、メタノール、トルェン
2:1の混合溶媒に溶解し樹脂濃度50%のワニスを得
た。
以上の樹脂ワニスを厚さ10ミルスのリンター紙に含浸
させ乾燥して樹脂含量45%のブリプレグを得た。
このプリプレグを9枚重ねて積層成形(90k9′地、
160qo、50分)し積層板を得た。なお、これとは
別に35山の銅板を貼着した銅張積層板を得た。厚みは
1.6脚であった。実施例 2 pーイソブロベニルフェノール9母重量%、2量体及び
3量体2重量%の組成を持つp−インプロべ二ルフ工/
ール350夕、ノニルフエノ‐‐ル2669及びトール
油グリセラィド650夕を100qoに鷹梓下に保ち2
0%硫酸5.5タ装入し2時間凝拝した。
反応後、更に合成クレゾール240夕と20%硫酸5.
1夕を加えて100℃で1.5時間反応させた。次いで
フェノール560夕、オクチルフエノール270夕、3
7%ホルマリン1280夕及び24.5%アンモニア4
1夕とエチレンジアミン3.9夕を加えて980〜10
0q○で3.虫時間反応させた。減圧下に水を除去し内
容物が9500になった時に脱水を止めて冷却した。メ
タノール、トルェン2:1の混合溶媒に溶解し樹脂濃度
50%のワニスを得た。実施例1と同様の処理に従い厚
さ1.6側の積層板及び銅張積層板を得た。
実施例 3 pーイソプロベニルフェノール9母重量%、2量体及び
3量体2重量%の組成を持つp−ィソプロベニルフェノ
ール3502、フェノール300夕及びトール油ロジソ
6002を8yoに櫨梓下に保ち、40%硫酸3.1夕
を装入し2.5時間蝿拝した。
合成クレゾール230夕と40%硫酸2.5夕を加えて
100つ0で1.5時間反応させた。次いでフェノール
350夕、ノニルフェノール480夕、37%ホルマリ
ン1400夕及び24.5%アンモニア50夕とエチレ
ンジアミン4.3夕を加えて980〜100℃で4時間
反応させた。
減圧下に水を除去し内容物が960になった時に脱水を
止め冷却した。メタノール、トルェン2:1の混合溶媒
に溶解し樹脂濃度50%のワニスを得た。実施例1と同
様の処理に従い厚さ1.6肌積層板及び銅張積層板を得
た。
実施例 4 pーイソプロベニルフェノール2塁体9の重量%、3量
体及び4量体1の重量%の組成を有するpーイソプロベ
ニルフエノールのオリゴマー350夕、クレゾール17
0夕及びトール油グリセライド500夕を10000に
縄梓下に保ち40%硫酸3.2夕を装入し2時間燈拝し
た。
反応後合成クレゾール250夕と40%硫酸2.5夕を
加えて100q○で1時間反応させた。次いでフェノー
ル300夕、ノニルフェノール120夕、オクチルフエ
ノール120夕、37%ホルマリン700夕、24.5
%アンモニア25夕及びエチレンジアミン2.0夕を加
えて970〜9800で3時間反応させた。
減圧下に水を除去し、内容物が90〜95千Cになった
時に脱水を止め冷却した。メタノール、トルェン2:1
の混合溶媒に溶解し樹脂濃度50%のワニスを得た。実
施例1と同様の処理に従い厚さ1.6肋の積層板及び銅
張積層板を得た。
実施例 5 pーイソプロベニルフェノール2量体9の重量%、3量
体及び4量体1の重量%の組成を持つp−イソプロベニ
ルフエノールオリゴマー350夕、ノニルフヱノール2
70夕、及びトール油グリセライド500夕を140o
oに灘梓下に保ち85%燐酸2.5夕を装入し2時間燈
拝した。
反応後冷却して合成クレゾール250夕と40%硫酸2
.3夕を加えて100qoで1時間反応させた。次いで
フェノール540夕、オクチルフェノール250夕、3
7%ホルマリン1300夕及び24.5%アンモニア4
0.5夕とエチレンジアミン4.0夕を加えて98o〜
100ご0で4時間反応させた。
減圧下に水を除去し内容物が960になった時に脱水を
止め冷却した。メタノール、トルェン2:1の混合溶媒
に溶かし樹脂濃度50%のワニスを得た。実施例1と同
様の処理に従い厚さ1.6側の積層板及び銅張積層板を
得た。
実施例 6 p−イソプoベニルフェノール2量体9の重量%、3量
体及び4量体1の重量%の組成を持つp−イソプoベニ
ルフェノールのオリゴマー340夕及びトール油グリセ
ラィト500夕を100ooに鷹梓下に保ち85%燐酸
2.2夕を装入し2時間嬢拝した。
反応後冷却して合成クレゾール200夕とキシレノール
80夕及び40%硫酸3.8夕を加えて100ooで1
時間反応させた。次いでフェノール540夕、オクチル
フエノール260夕、ノニルフエノール270夕、37
%ホルマリン1300夕及び24.5%アンモニア41
夕とエチレンジアミン4.0夕を加えて980〜10ぴ
○で4時間反応させた。減圧下に水を除去し内容物が9
5qoになった時に脱水を止め冷却、メタノール、トル
ヱン2:1の混合溶媒に溶解し樹脂濃度50%のワニス
を得た。実施例1と同様の処理に従い厚さ1.6脚の積
層板及び銅張積層板を得た。
実施例 7 pーイソプロベニルフェノール2量体9の重量%、3量
体及び4量体1の重量%の組成を持つpーイソプロベニ
ルフェノールのオリゴマー340夕及びトール油500
夕を140qoに鷹洋下に保ち85%燐酸2.2夕を装
入し2時間燈拝した。
反応後冷却してフェノール1309、レゾルシン130
夕、及び40タ硫酸3.6夕を加えて100午0で2時
間反応させた。次いでフェノール5009、オクチルフ
ェノール250夕、ノニルフヱノール280夕、37%
ホルマリン1278夕及び24.5アンモニア41夕と
エチレンジアミン4.3夕を加えて98o 〜100℃
で4時間反応させた。減圧下に水を除去し内容物が9y
oになった時に脱水を止めて冷却した。メタノール、ト
ルヱン2:1の混合溶媒に溶かし樹脂濃度50%のワニ
スを得た。実施例1と同様の処理に従い厚さ1.6肋の
積層板及び銅張積層板を得た。
比較例 1 クレゾール600夕、トール油グリセライド350夕及
び40%硫酸14.3夕を120℃で3時間反応させた
反応後冷却して37%ホルマリン760夕、/ニルフエ
ノール200夕、オクチルフエ/−ル200夕、24.
5%アンモニア29.0夕及びエチレンジアミン2.5
夕を加えて9が 〜100qoで2.虫時間反応させた
。減圧下に水を除去し内容物が95こ0になった時に脱
水を止め冷却後、メタノール、トルェン2:1の混合溶
媒に溶解し樹脂濃度50%のワニスを得た。実施例1と
同様の処理に従い厚さ1.6柳の積層板及び鋼張積層板
を得た。比較例 2 フェノール400夕、トール油グリセラィド230夕及
び40%硫酸9.5夕120qoで4時間反応させた。
反応後冷却して37%ホルマリン530夕、オクチルフ
エノール140夕、ノニルフエノール150夕、24.
5%アンモニア21.0夕及びエチレンジアミン1.6
夕を加えて9が 〜100午Cで3時間反応させた。減
圧下に水を除去し内容物が95qoになった時に脱水を
止め冷却し、メタノール、トルェン2:1の混合溶媒に
溶解し樹脂濃度50%のワニスを得た。実施例1と同様
の処理に従い厚さ1.6肋の積層板及び銅張積層板を得
た。比較例 3 pーイソブロベニルフヱノール2量体9の重量%、3塁
体及び4童体1の重量%の組成を持つpーイソプロベニ
ルフエノールのオリゴマー300夕、フェノール264
夕及びトール油ロジン450夕を8500に鷹梓下に保
ち、40%硫酸2.9夕を装入し2時間燈拝した。
次いで、合成クレゾール380夕、ノニルフエノール1
10タオクチルフエノール1109、37%ホルマリン
630夕、24.5%アンモニアね.0夕及びエチレン
ジアミン2.0夕を加えて970〜98qCで2.虫時
間反応させた。減圧下に水を除去し内容物が900 〜
9守0になった時に脱水を止めた。得られた変性フェノ
ール樹脂はフェノール樹脂とトール油ロジンがゲル化の
際、分離した不均一状態と成り積層板を得ることができ
なかった。比較例 4クレゾール600夕、トール油3
50夕及び40%硫酸14.3夕を120qoで3時間
反応させた。
反応後冷却して37%ホルマリン760夕、ノニルフエ
ノール200夕、オクチルフエノール200夕、24.
5%アンモニア29.0夕及びエチレンジアミン2.5
夕を加えて98〜100℃で2.虫時間反応させた。減
圧下に水を除去し内容物が95qoになった時に脱水を
止めた。得られた変性フェノール樹脂はフェノール樹脂
とトール油がゲル化の際、分離した不均一状態と成り積
層板を得ることができなたった。表−1 尚、以上の札性試験の方法は次のように行った。
‘1} 吸水率、絶縁抵抗、半田耐熱性、耐トリクレン
性はJISC 6481に準じた。
■ 打抜加工性はASTMD−614一44に準じた。
【3} 寸法変化率は中13肋、長さ140肋のテスト
ピースを銅張積層板より縦方向、及び横方向の2種類を
切り取った。このテストピースを150℃で10分間加
熱したのち室温迄冷却した。この場合に生じた収縮を百
分率で表わした。‘41 反りは14物蚊×170肌の
テストピースを銅張積層板より切り取った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエノール類の存在下または非存在下にイソプロペ
    ニルフエノールまたは式(II)もしくは式(III)で表
    わされるイソプロペニルフエノールのオリゴマーの単独
    もしくは混合物とトール油とを酸性触媒の存在下で反応
    させたのち更にフエノール類と酸性触媒の存在下に反応
    せしめ、次いで該反応生成物をフエノール成分の一部と
    してホルムアルデヒド類と反応させることを特徴とする
    変性フエノール樹脂の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(II)及び(III)に於いてnは0〜18の整数を
    表す。 〕。
JP13724477A 1977-08-04 1977-11-17 変性フエノ−ル樹脂の製造法 Expired JPS6011928B2 (ja)

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