JPS6011731B2 - ポリエステル化合物の製造方法 - Google Patents

ポリエステル化合物の製造方法

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JPS6011731B2
JPS6011731B2 JP8699476A JP8699476A JPS6011731B2 JP S6011731 B2 JPS6011731 B2 JP S6011731B2 JP 8699476 A JP8699476 A JP 8699476A JP 8699476 A JP8699476 A JP 8699476A JP S6011731 B2 JPS6011731 B2 JP S6011731B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗料の溶剤公害および作業性の改善をはかるた
めの高固型分で低粘度を有する塗料組成物の成分として
有用かつ新規な塗料用ポリエステル化合物の製造方法に
関する。
近年、塗料を乾燥させる際、大気を塗料溶剤で汚染しな
いような塗料が必要とされ、大気中に排出される有機溶
剤の種類および量の規制についての条例が一部の自治体
から公布されるにいたつた。
そのため塗料業界において従来の溶剤稀釈型塗料の溶剤
を少なくした高固型分含有塗料への転換のための努力が
なされている。高固型分で低粘度化した塗料は大気汚染
公害の防止と共に、省資源という意味で有益であり、さ
らに塗装作業の効率という面から1回の塗装で十分な膜
厚が得られるという利点がある。
従来ァルキッド樹脂を用いた塗料は顔料分散性、塗装作
業性および塗腰の仕上り性が良い等の特長の他にすべて
の物性にわたって良好な性質を有している。アルキッド
樹脂の低粘度、高固型分化の手段としては、分子量を小
さくし、かつ塗膜物性を補うために官能基濃度を大きく
する方法が考えられるが、官能基濃度を大きくすると、
樹脂の分子量分布が広くなり、粘度も高くなるため、従
来のアルキッド樹脂において、これらの条件を満足する
ことはかなり困難であった。そこで本発明者らはこれら
の問題点を解決すべく、鋭意研究の結果、本発明を完成
した。本発明の塗料用樹脂は、かかる欠点を改善したも
のであり、官能基である水酸基濃度が通常のアルキッド
樹脂よりも大きく、かつ90%以上の高団型分にした場
合でも室温で十分な流動性を有ししかもこの高固型分含
有塗料用ポリエステル化合物を用いた各種塗料の塗膜は
通常のアルキッド樹脂を用いた塗料と同等以上の性能を
与えるものである。
このポリエステル化合物はさらに多くの塗料用樹脂、例
えばアルキッド樹脂、アクリル樹脂、メラミソ樹脂、ニ
トロセルロース、セルロースアセテートブチレート、マ
レイン酸樹脂、ェポキシ樹脂、塩ビ樹脂等と相落し、す
ぐれた塗料組成物を提供する。そして、これらの硬化塗
膜は硬質かつ可縫性があり、秀でた耐水性、耐アルカリ
性耐膜性を有し、かつ金属に対して秀でた接着性を有す
るものである。本発明は、三価のアルコール7の重量%
以上を含む多価アルコール1モルに対して二塩基酸無水
物7の重量%以上を含む多塩基酸無水物1〜5モルを反
応させた後、多塩基酸無水物1モルに対してo.9〜1
.5モルの炭素数6〜28のェポキシアルカンとを反応
させることを特徴とする高固型分合有塗料用ポリエステ
ル化合物の製造方法である。
本発明で使用される三価のアルコールとしてはグリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
トリメチロールブタン等が含まれる。特に良好なるポリ
エステル化合物を得るにはトリメチロ−ルプロパンを使
用するのが好ましい。三価のアルコールはもちろん、そ
れ単独でも用い得るが、2種以上の混合物を使用するこ
とももちろん可能である。さ劫こ他の多価アルコール、
例えば二価のアルコールや四価のアルコールを三価のア
ルコールに対して0〜3の雲量%の範囲内で併用するこ
とも可能である。四価以上のアルコールとしては、例え
ばペンタェリスリトール等が用いられるが、これらを3
の重量%以上使用すると生成したポリエステル化合物の
溶液粘度が非常に大きくなり、高団型分塗料用樹脂とし
ての特徴が損なわれる。さらに、そのようなポリエステ
ル化合物と架橋性樹脂、例えばへキサメトキシメチル化
メラミン樹脂等との組み合せからなる塗料組成物を焼き
付けることによって得らる硬化塗膜は被塗布体との付着
性が悪く、硬くてもろい欠点がある。逆に二価のアルコ
ールとしては、例えば、エチレングリコールやネオベン
チルグリコール等が用いられるが、これらを3の重量%
以上用いた場合の樹脂溶液は高濃度においても低粘度で
あるが、このポリエステル化合物を他の架橋用樹脂、例
えばへキサメトキシメチル化メラミン等との組み合せか
らなる塗料組成物を焼き付けることによって得られる硬
化塗膜は軟質であり、付着性にも乏しく、耐薬品性も十
分ではない。本発明の原料の一つである二塩基酸無水物
は無水マレィン酸、無水コハク酸、無水ィタコン酸、無
水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ナフタリ
ンジカルポン酸等である。
特に良好なポリエステル化合物を得るには無水フタル酸
を使用するのが好ましい。三価以上の多塩基酸無水物、
例えば、無水トリメリット酸等を二塩基酸無水物に対し
て0〜3の重量%の範囲内で使用することも可能である
。三価以上の多塩基酸無水物を3の重量%以上使用した
場合は製品の粘度が非常に高くなり、高固型分塗料用樹
脂としての特徴が損なわれる。第三の原料である炭素数
6一28のヱポキシアルカンとは、エポキシヘキサン、
エポキシヘブタン、エポキシオクタン、エポキシノナン
、エポキシデカン「エポキシウンデカン、エポキシドデ
カン、エポキシテトラデカン、ヱポキシヘキサデカン、
ェポキシオクタデカン等であり、これ等の混合物を使用
することもできる。
これらのェポキシアルカンは工業的にはエチレンの重合
によって得られるQ−オレフイン類、あるいはパラフィ
ンの薮解分解によって得られるn−オレフィン類を過酸
でェポキシ化することにより製造されている÷ここに示
した三種の原料、すなわち多価アルコ−ル、二塩基酸無
水物、ェポキシアルカンを多価アルコール1モルに対し
て二塩基酸無水物1〜5モル、好ましくは2〜4モルの
範囲で反応させた後、さらにェポキシアルカンを二塩基
酸無水物1モルに対して0.9〜1.5モル、好ましく
は1.0〜1.2モル反応させることにより部分的には
下に示す反応式により希望する樹脂を合成することがで
きる。反応は80〜250qCまでの温度範囲で遂行さ
れるが、反応温度が低い程樹脂の色相は良い結果をもた
らす。
多価アルコールに酸無水物を添加し、80〜160qo
,好ましくは120〜15000に加熱し、櫨梓下に直
鏡ェポキシアルカンを反応混合物中に徐々に添加する。
この際原料の昇華による反応器壁への付着を防ぐため、
キシレンの如き溶媒を5〜10重量%添加することが好
ましい。さらに反応中、窒素のような不活性ガスを反応
混合物中に通じることは、ェステル化合物の色相を低く
するうえで好ましい。上記条件でェポキシアルカンを添
加した後、さらに加熱蝿拝を続け、160〜240午0
,好ましくは180〜220qoに昇温し、ポリエステ
ル化合物の酸価が10以下、好ましくは6以下になるま
で反応を続ける。
これらの反応を促進する触媒として脂肪族及び芳香族の
アミン類(特に第三級アミン)、第四級アンモニウム塩
、ホスフィン化合物等を直鎖ェポキシアルカンに対して
0.01〜5重量%,好ましくは0.1〜1.増重量%
用いることができる。
一般の高固型分合有アルキッド樹脂は高濃度で低粘度に
するため分子量を低くし、かつ分子量の低下による塗膜
物性の低下を補うため、官能基濃度を大きくすることが
望ましい。しかしながら官能基濃度を大きくすると、通
常のアルキッドの合成条件、すなわち約200〜260
0○での脱水ヱステル化反応では非常に分子量分布が広
くなり、溶液粘度が増大し、高固型分合有アルキッド樹
脂としては適当でない。しかるに本発明の高固型分含有
ポリエステル化合物は本質的に水酸基による酸無水物の
開環反応とその反応によって生成したハーフェステルの
カルボキシル基によるェポキシ環の関環反応によって合
成される。従って、その反応は低温で、すみやかに進行
するため、生成したポリヱステル化合物の色相は低く、
かつ官能基濃度が大きいにもかかわらず、分子量分布は
せまく、従って、その溶液は高濃度にもかかわらず、非
常に粘度が低いため高固型分合有塗料用樹脂として非常
に有用である。このようにして得られる本発明のポリエ
ステル化合物はトルェン、キシレン等の溶媒を加えて、
90〜8の重量%の溶液に稀釈し、種々の塗料の成分と
して用いることができる。
このポリエステル化合物は通常のアルキッド樹脂同様種
々のメラミン樹脂、尿素樹脂、ニト。
セルロース、ェポキシ樹脂、マレィン化ロジン樹脂、石
油樹脂、通常のアルキッド樹脂等と相溶し、優れた塗料
組成物を提供する。特に高固型分濃度を要求される高固
型分塗料用の樹脂として有用である。例えば、このポリ
エステル化合物とハィソリッド塗料用のメラミン樹脂で
あるへキサメトキシメチル化メラミン樹脂の配合からな
る80%以上の高濃度のメラミンアルキッド焼き付け塗
料は、80〜200qoで加熱することにより可操性、
高光沢、耐酸、耐水、耐アルカリ性、耐候・性のすぐれ
た塗料を得ることができる。特に本発明は直鎖モノェポ
キシドを内部可塑成分として用いるため、動植物油脂肪
酸を用いた従来のアルキッド樹脂よりもすぐれた耐候性
、耐化学性を示す。又、このポリエステル化合物はニト
ロセルロースや可塑剤、固型樹脂等と配合することによ
り、硝化線ラッカーに、又ジィソシアネートと配合する
ことによりウレタン塗料に、さらにアクリルラッカーや
インク用ビヒクル各種塗料の高分子可塑剤や反応性可塑
剤としても有用である。以下実施例、参考例によって本
発明を説明する。
なお、以下の記載において、部は重量部を、%は重量%
を示す。実施例 1 トリメチロールプロパン54部、無水フタル酸118部
、キシレン25部、テトラメチルアンモニウムクロリド
0.5部の混合物を窒素気流中で13ぴ○,1時間加熱
損拝した後、AOEX24(ダイセル株式会社の商品名
:1.2ェポキシドデセンと1.2ェポキシテトラヂセ
ンの混合物、ェポキシ当量208)175部を2時間か
かって添加し、さらに3時間130午0で加熱魔拝した
さらに反応混合物を20000で1時間加熱鷹拝したと
ころ、酸価5.級OHm9/夕,OH価170KOHの
c/夕の樹脂が得られた。90%のキシレン溶液に調製
したところ、ガードナー色度1以下、ガードナー粘度ろ
(25qo)を有した。
この樹脂はプチル化メラミン、ヘキサメトキシメチル化
メラミン、硝酸セルロース「マレイン化ロジン樹脂等と
相溶した。この樹脂溶液にへキサメトキシメチル化メラ
ミン樹脂(ニカラック485 三和ケミカル製品)と酸
化チタン(タイベークR−820 石原産業製品)さら
に触媒としてパラートルェンスルホン酸を固型分量比4
2三18:40:0.6の割合で配合し、ボールミルに
よって24時間混合し、固型分約90%の白エナメルア
ミノアルキッド塗料を得た。薄い軟鋼板及びブリキ板に
塗布し、15000で30分間焼付けを行ない、厚み3
0山の塗膜を得た。表1にこのェステル化合物の性状と
アミノアルキツド焼付け塗料に配合した場合の塗膜性状
を示すが、ハイソリツド用ビヒクルとして、すぐれた性
質を有することがわかる。
実施例 2 トリメチロールプロパン33.5部、無水フタル酸11
1部、キシレン25部、テトラメチルアンモニウムクロ
リド0.46部の混合物に実施例1.と同条件でAOE
X24156部を反応させて得られたポリエステル化合
物は酸価5.郷OHの夕/夕,水酸基価147KOHの
9/夕,90%のキシレン溶液のガードナー色度1以下
、ガードナー粘度乙(25qo)の性状を有した。
実施例1と同様の配合で白エナメルァミノアルキツド塗
料を調製したところ、その焼付け塗膜の諸性状は表1に
示すとおりであった。
実施例 3 トリメチロールプロパン33.5部、無水フタル酸14
8部、キシレン25部、ペンジルジメチルアミン0.6
部の混合物に実施例1と同条件でAOEX24208部
を反応させ、酸価3.桃OHの9/夕,水酸基価95・
7KOHの9/夕,90%のキシレン溶液のガードナ色
度1以下、ガードナ粘度Z(2500)の性状を有する
ポリエステル化合物を得た。
その分子量分布は第1図に示すように極めて狭く、しか
も単分散であった。分子量分布の測定は高速液体クロマ
トグラフ(ウオーターズ社ALC/GPC201)によ
り、カラムは山一S〇rage1(ウオーターズ社商品
名)、溶液はテトラヒドロフランを使用して行った。実
施例1と同様の配合で白エナメルアミノアルキッド塗料
を調製したところ、その焼付け塗膜諸性状は表1のとお
りであった。実施例 4 トリメチロールプロパン4$部、ネオベンチルグリコー
ル5部、無水フタル酸118部、キシレン25部、テト
ラメテルアンモニウムクロリト0.5部の混合物に実施
例1と同条件でAOEX24を175部反応させて、酸
価4.磯OHの9/夕,水酸基価14郎OHの9/夕の
樹脂が得られた。
90%のキシレン溶液のガードナ色度2以下、ガードナ
粘度Z3(25℃)の性状を有した。
実施例1と同様の配合で、白エナメルアミノアルキツド
塗料を調製したところ、その暁付け塗膜の性状は以下の
とおりであった。実施例 5トリメチロールブロパン2
8部、ベンタェリスリトール5.5部、無水フタル酸1
11部、キシレン25部、ペンジルジメチルアミン0.
5部の混合物に実施例1と同条件でAOEX24を15
6部反応させて得られたポリエステル化合物は酸価5.
がOHの9/夕,水酸基価15.弧○日収/夕,90%
のキシレン溶液のガードナ色度1以下、ガードナ粘度Z
5(25℃)の性状を有した。
実施例1と同様の配合で白エナメルアミノアルキツド塗
料を調製したところ、その焼付け塗膜の性状は以下のと
おりであった。実施例 6 トリメチロールェタン3戊部、無水フタル酸148部、
テトラメチルアンモニウムヒドロキシド0.7部、キシ
レン25部、AOEX24208部を実施例1と同条件
で反応させて得られたポリエステル化合物は酸価4.眺
OHの9/夕,水酸基価9巡OHのタノタ,90%のキ
シレン溶液のガードナ色度2,ガードナ粘度Y(25q
o)の性状を有した。
実施例 7 グリセリン23部、無水フタル酸148部、ベンジルト
リエチルアンモニウムクロリド0‐62部、キシレン2
5部の混合物に実施例1と同条件でAOEX24を20
8部実施例1と同条件で反応させて得られたポリエステ
ル化合物は酸価2.7KOHの9ノタ,水酸基価10雛
OHの9/夕,90%のキシレン溶液のガ‐ドナ色度は
1以下、ガードナ粘度Z(25oo)の性状を有した。
実施例 8トリメチロールプロパン33.3部、無水フ
タル酸148部「 キシレン25部、ペンジルジメチル
アミン0.6部の混合物に実施例1と同条件でAOEX
68(炭素数16と18の直鎖1.2ェポキシアルカン
混合物、ェポキシ当量280,ダイセル株式会社の商品
名)28碇部を反応させて得られたポリエステル化合物
は酸価4.磯OHの9/夕,水酸基価81KOHの夕ノ
タ,90%のキシレン溶液のガードナ色度1以下、ガー
ドナ粘度X(2500)の性状を有した。
実施例 9トリメチロールプロパン33.3部、無水フ
タル酸13碇郡、無水トリメリツト酸25部、キシレン
30部、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド1.1
7部の混合物に実施例1と同条件でAOEX24を23
4部反応させて得られたポリエステル化合物は酸価5.
狐OHの9/夕,水酸基価12雛OHのタノタ,90%
のガードナ色度1以下、ガードナ粘度乙(25qo)の
性状を有した。
実施例 10 トリメチロールプロパン33.3部、無水フタル酸14
8部、キシレン25部、ペンジルジメチルアミン4.4
部の混合物に実施例1と同条件でAOEY08を(炭素
数20,22,24,26,28の直鎖1.2ェポキシ
アルカン混合物、ェポキシ当量340 ダイセル株式会
社の商品名)37礎部を反応させて得られたポリエステ
ル化合物は酸価7.靴OH雌/夕,水酸基価61KOH
雌ノタ,90%のキシレン溶液のガードナ色度は2,ガ
ードナ粘度X(25qo)の性状を有した。
実施例 11 トリメチロールプロパン33.3部、無水フタル酸14
8部、キシレン25部、ペンジルジメチルアミン0.6
部の混合物に実施例1と同条件で、炭素数11から14
までの直鎖内部ェポキシアルカン(ヱポキシ当量216
)24礎部を反応させて酸価6.弧○日収/夕,水酸基
価87KOHの9ノタ,90%のキシレン溶液のガード
ナ色度3,ガードナ粘度Z(25つ0)の性状を有する
ポリエステル化合物を得た。
参考例 1 ネオベンチルグリコール93.6部、無水フタル酸88
.8部とキシレン3礎部の混合物を窒素気流中下に15
0ooから200qoで1加持間加熱蝿拝し、水11夕
が生成するまでェステル化反応を行った。
生成したポリエステル樹脂にさらに無水フタル酸88.
8部とAOEX24124.8部、ペンジルジメチルア
ミン0.37部を加え、130午0で5時間、2000
0で5時間加熱したところ、醗価4.0KOHの9ノタ
,水酸基価70.4KOH雌/夕,の樹脂を得た。しか
し、その90%のキシレン溶液の粘度は非常に高く、室
温でほとんど流動性がなかった。参考例 2 ネオベンチルグリコール31.2部「無水フタル酸13
3.2部、キシレン25部、テトラメチルアンモニウム
クロリド0.56部の混合物に実施例1と同様の条件で
AOEX24を183部反応させて得たポリエステル化
合物は酸価9.4KOHの9ノタ,水酸基価87KOH
の9/夕,90%のキシレン溶液のガードナ粘度Z(2
5oo)の性状を示した。
しかし実施例1と同様の配合で得た塗料の燐付け塗膜は
表1に示すように鉛筆硬度BでありL非常に軟質であっ
た。参考例 3 トリメチロールプロパソ53.6部、無水トリメリット
酸76.8部、テトラメチルアンモニウムクロリド0.
5部、キシレン25部の混合物に実施例1と同じ条件で
AOEX24を175部反応させて得たポリエステル化
合物は酸価5.腿OH雌/夕,水酸基価247KOHの
9/夕の性状を有した。
しかし、その90%のキシレン溶液の粘度は非常に高く
、室温ではほとんど流動性がなかった。参考例 4 ペンタェリスリトール54.4部、無水フタル酸118
部、キシレン25部、テトラメチルアンモニウムクロリ
ド0.51部の混合物に実施例1と同じ条件でAOEX
24を175部反応させて得たポリエステル化合物は酸
価5.0KOH雌/夕,水酸基価21鰍OH地/夕,の
性状を有したが、その90%キシレン溶液の粘度は非常
に高く、室温でほとんど流動性がなかつた。
又「 メラミンアルキツド焼付け塗料に応用した場合、
その競付け塗膜は表1に示すように付着性に乏しく、非
常にもろかった。
参考例 5 ペンタェリスリトール27,2部、無水フタル酸118
.4部、キシレン25部、テトラメチルアンモニウムク
ロリド0.47部の混合物に実施例1と同じ条件でAO
EX24を158部反応させて得たポリエステル化合物
は酸価5.雛OHの9/夕,水酸基価124KOHの9
/夕の性状を有した。
しかし、90%のキシレン溶液の粘度は非常に高く、室
温ではほとんど流動性がなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によって得られたポリエステル
化合物の分子量分布の一例を示す。 龍曲 g Q ぐ 溝 霊 ★ ト ン 三 お 智 霊 1ト K 日 桜 略 」′ 縄(層 ミ溝が 烏響き 戦力 こ ..仲 . 声墓ト バ雪 ミン 上;糧 ざ霜墨 H鰹舷 へS寧 入ム り Yン h ,.ザ r* QH洋 Aご岬 ざQに 二3事 ミさ& t糠寸」 Y避 けり 下);塵 代寸 のQ 菱責−X ′。 巷ズ^d聡/ も篭滋d 言圭電難 馬量墨 山<の入 旨旨★ 善戦 凄く公 蟻 世 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三価のアルコール70重量%以上を含む多価アルコ
    ール1モルに対して二塩基酸無水物70重量%以上を含
    む多塩基酸無水物1〜5モルを反応させた後、多塩基酸
    無水物1モルに対して0.9〜1.5モルの炭素数6〜
    28のエポキシアルカンとを触媒の存在下で反応させる
    ことを特徴とする高固型分含有塗料用ポリエステル化合
    物の製造方法。 2 三価のアルコールはトリメチロールプロパンである
    特許請求の範囲第1項記載のポリエステル化合物の製造
    方法。 3 二塩基酸無水物は無水フタル酸である特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のポリエステル化合物の製造方
    法。
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