JPS6011713A - 内燃機関のコネクティングロッド - Google Patents
内燃機関のコネクティングロッドInfo
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- JPS6011713A JPS6011713A JP11611383A JP11611383A JPS6011713A JP S6011713 A JPS6011713 A JP S6011713A JP 11611383 A JP11611383 A JP 11611383A JP 11611383 A JP11611383 A JP 11611383A JP S6011713 A JPS6011713 A JP S6011713A
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- Japan
- Prior art keywords
- cap member
- fastening means
- rod body
- connecting rod
- fastening
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/02—Constructions of connecting-rods with constant length
- F16C7/026—Constructions of connecting-rods with constant length made of fibre reinforced resin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C9/00—Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
- F16C9/04—Connecting-rod bearings; Attachments thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関のコネクティングロッド、特に繊維強
化プラスチックから形成されたコネクティングロッドに
関する。
化プラスチックから形成されたコネクティングロッドに
関する。
一般に、コネクテイングは耐熱性、耐久性、生産性等の
面から金属材料で形成されておシ、そのため重量が大き
く機関の振動及び騒音の原因となっていた。
面から金属材料で形成されておシ、そのため重量が大き
く機関の振動及び騒音の原因となっていた。
そこで、近年、コネクティングロッドの素材として軽量
で且つ比較的な強度の大きい繊維強化プラスチック(F
RP)が注目され、この繊維強化プラスチックから形成
され九ロッド本体とキャップ部材とを具備するコネクテ
ィングロッドが提案されている。ところが、かかるコネ
クティングロッドにおいては、従来と同様にロッド本体
及びキャップ部材にその強化繊維を切断してボルト用貫
通孔を設は締結ボルトとナツトによシこの両者を結合す
ると、その強化繊維の切断に起因してロッド本体及びキ
ャップ部材の強度(従って、コネクティングロッド全体
の強度)が著るしく低下し、この貫通孔付近に応力集中
が起こシ、内燃機関の高回転時にこの部分が破損する問
題がある。
で且つ比較的な強度の大きい繊維強化プラスチック(F
RP)が注目され、この繊維強化プラスチックから形成
され九ロッド本体とキャップ部材とを具備するコネクテ
ィングロッドが提案されている。ところが、かかるコネ
クティングロッドにおいては、従来と同様にロッド本体
及びキャップ部材にその強化繊維を切断してボルト用貫
通孔を設は締結ボルトとナツトによシこの両者を結合す
ると、その強化繊維の切断に起因してロッド本体及びキ
ャップ部材の強度(従って、コネクティングロッド全体
の強度)が著るしく低下し、この貫通孔付近に応力集中
が起こシ、内燃機関の高回転時にこの部分が破損する問
題がある。
上述した問題を解消するために、種々の改良されたコネ
クティングロッドも提案されている(実開昭55−84
310号、実開昭55−147527号)。実開昭55
−84310号公報に開示されているコネクティングロ
ッドでは、ロッド本体とキャップ部材とが繊維強化プラ
スチックから形成されたリング状の締結具によって結合
されている。
クティングロッドも提案されている(実開昭55−84
310号、実開昭55−147527号)。実開昭55
−84310号公報に開示されているコネクティングロ
ッドでは、ロッド本体とキャップ部材とが繊維強化プラ
スチックから形成されたリング状の締結具によって結合
されている。
このコネクティングロッドにおいては、強化繊維を切断
することなくロッド本体とキャップ部材を結合すること
ができるが、上記両者が繊維強化プラスチックから形成
されている故に、高温時のクリープ現象に起因して締結
力が低下する惧れがある。また、実開昭55−1475
27号公報に開示されているコネクティングロッドでは
、ロッド本体とキャップ部材とが接着剤によって結合さ
れている。このコネクティングロッドにおいては、上記
と同様に強化繊維を切断することなくロッド本体とキャ
ップ部材とを結合することができるが、高温時に接着剤
の接着力が低下するために信頼性に欠ける。
することなくロッド本体とキャップ部材を結合すること
ができるが、上記両者が繊維強化プラスチックから形成
されている故に、高温時のクリープ現象に起因して締結
力が低下する惧れがある。また、実開昭55−1475
27号公報に開示されているコネクティングロッドでは
、ロッド本体とキャップ部材とが接着剤によって結合さ
れている。このコネクティングロッドにおいては、上記
と同様に強化繊維を切断することなくロッド本体とキャ
ップ部材とを結合することができるが、高温時に接着剤
の接着力が低下するために信頼性に欠ける。
上記コネクティングロッドはいずれもロッド本体とキャ
ップ部材とを別個に形成した後これら両者を結合する型
のものであるが、これら以外にもロッド本体とキャップ
部材とを一体に形成したものも提案されている。ロッド
本体とキャップ部材とを一体に形成したコネクティング
ロッドにおいては、コネクティングロッドの強度低下を
防止することができるが、反面、従来一体物であったク
ランク軸を分割型にしなければならず、クランク軸の構
成が複雑となる欠点がある。
ップ部材とを別個に形成した後これら両者を結合する型
のものであるが、これら以外にもロッド本体とキャップ
部材とを一体に形成したものも提案されている。ロッド
本体とキャップ部材とを一体に形成したコネクティング
ロッドにおいては、コネクティングロッドの強度低下を
防止することができるが、反面、従来一体物であったク
ランク軸を分割型にしなければならず、クランク軸の構
成が複雑となる欠点がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その目
的は、コネクティングロッドの強度を低下させることな
くロッド本体とキャップ部材とを確実に締結することが
できる、一層改良された内燃機関のコネクティングロッ
ドを提供することである。
的は、コネクティングロッドの強度を低下させることな
くロッド本体とキャップ部材とを確実に締結することが
できる、一層改良された内燃機関のコネクティングロッ
ドを提供することである。
本発明によれは、ロッド本体と、該ロッド本体に結合さ
れるキャップ部材と、前記両者を結合する締結手段とを
具備する、繊維強化プラスチックから成る内燃機関のコ
ネクティングロッドにおいて;該ロッド本体の該大端部
と該キャップ部材とは、該締結手段が装着される際の締
結力によって結合されていることを特徴とするコネクテ
ィングロッドが提供される。
れるキャップ部材と、前記両者を結合する締結手段とを
具備する、繊維強化プラスチックから成る内燃機関のコ
ネクティングロッドにおいて;該ロッド本体の該大端部
と該キャップ部材とは、該締結手段が装着される際の締
結力によって結合されていることを特徴とするコネクテ
ィングロッドが提供される。
以下、本発明に従って構成された内燃機関のコネクテイ
ングを、添付図面を参照して詳則に説明する。
ングを、添付図面を参照して詳則に説明する。
本発明に従って構成されたコネクティングロッドの第1
の具体例を示す第1図乃至第4図を参照して、全体を番
号2aで示すコネクティングロッドは、繊維強化プラス
チック〔例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP) )から
形成されたロッド本体4と繊維強化プラスチックから形
成されたキャップ部材6とを具備している。ロッド本体
4の一端には大端部8が形成され、その他端部にはピス
トンピン孔10が形成されている。このロッド本体4の
大端部8には、更に、締結手段12aによって上記キャ
ップ部材6が結合され、そして大端部8の端面に形成さ
れた半円形状の凹所とキャップ部材6の唱僅に形成され
た半円形状の凹所によってクランク軸孔14が規定され
ている。
の具体例を示す第1図乃至第4図を参照して、全体を番
号2aで示すコネクティングロッドは、繊維強化プラス
チック〔例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP) )から
形成されたロッド本体4と繊維強化プラスチックから形
成されたキャップ部材6とを具備している。ロッド本体
4の一端には大端部8が形成され、その他端部にはピス
トンピン孔10が形成されている。このロッド本体4の
大端部8には、更に、締結手段12aによって上記キャ
ップ部材6が結合され、そして大端部8の端面に形成さ
れた半円形状の凹所とキャップ部材6の唱僅に形成され
た半円形状の凹所によってクランク軸孔14が規定され
ている。
上記コネクティングロッド2&は、クランク軸孔14に
クランク軸(図示せず)が装着されることによって一端
部がクランク軸に回動自在に連結され、ピストンピン孔
10にピストンピン(図示せず)が圧入されることによ
って他端部がピストンピンを介してピストン(図示せず
)に回動自在に連結される。
クランク軸(図示せず)が装着されることによって一端
部がクランク軸に回動自在に連結され、ピストンピン孔
10にピストンピン(図示せず)が圧入されることによ
って他端部がピストンピンを介してピストン(図示せず
)に回動自在に連結される。
次に、主として第2図乃至第4図を参照して締結手段1
2&によるロッド本体4とキャップ部材6の結合様式に
ついて説明する。ロッド本体40大端部の両面には結合
突部16が形成され、まだキャップ部材6の両面には結
合突部18が形成されている。具体例において、結合突
部16はロッド本体4の大端部8に形成された半円形状
の凹所の周囲に設けられ、結合突部18はキャップ部材
6に形成された半円形状の凹所の周囲に設けられており
、従って結合突部16及び18は上記クランク軸孔14
の周囲に夛状に形成されている。他方、具体例における
締結手段121Lは上締結手段20と下締結手段22と
を含んでおシ、上締結手段20は一対の金属製帯状締結
部材24から構成され、また下締結手段22は一対の金
属製帯状締結部材26から構成されている。一対の帯状
締結部材24(第3図においてその片方のみを示す)の
各々の中間部は半円形状に湾曲されておシ、その内面に
よってロッド本体40大端部8に形成された結合突部1
6に対応した受部2Bを規定している。一対の帯状締結
部材24は、夫々、ロッド本体40両面に形成された結
合突部16に装着され、各々の受部28には上記結合突
部16が夫々受は入れられる。また、一対の帯状締結部
材26(第3図においてその片方のみを示す)の各々の
中間部も半円形状に湾曲されておシ、その内面によって
キャップ部材6に形成された結合突部18に対応した受
部30を規定している。この一対の帯状締結部材26は
、夫々、キャップ部材60両面に形成された結合突部1
8に装着され、各々の受部30には上部結合突部18が
受け入れられる。
2&によるロッド本体4とキャップ部材6の結合様式に
ついて説明する。ロッド本体40大端部の両面には結合
突部16が形成され、まだキャップ部材6の両面には結
合突部18が形成されている。具体例において、結合突
部16はロッド本体4の大端部8に形成された半円形状
の凹所の周囲に設けられ、結合突部18はキャップ部材
6に形成された半円形状の凹所の周囲に設けられており
、従って結合突部16及び18は上記クランク軸孔14
の周囲に夛状に形成されている。他方、具体例における
締結手段121Lは上締結手段20と下締結手段22と
を含んでおシ、上締結手段20は一対の金属製帯状締結
部材24から構成され、また下締結手段22は一対の金
属製帯状締結部材26から構成されている。一対の帯状
締結部材24(第3図においてその片方のみを示す)の
各々の中間部は半円形状に湾曲されておシ、その内面に
よってロッド本体40大端部8に形成された結合突部1
6に対応した受部2Bを規定している。一対の帯状締結
部材24は、夫々、ロッド本体40両面に形成された結
合突部16に装着され、各々の受部28には上記結合突
部16が夫々受は入れられる。また、一対の帯状締結部
材26(第3図においてその片方のみを示す)の各々の
中間部も半円形状に湾曲されておシ、その内面によって
キャップ部材6に形成された結合突部18に対応した受
部30を規定している。この一対の帯状締結部材26は
、夫々、キャップ部材60両面に形成された結合突部1
8に装着され、各々の受部30には上部結合突部18が
受け入れられる。
上述した一対の帯状締結部材24の各々と一対の帯状締
結部材26の各々とは以下の如くして所要の通りに装着
される。即ち、ロッド本体4の両面に形成された結合突
部16に上述した如く帯状締結部材24を夫々装着する
と共にキャップ部材60両面に形成された結合突部18
に上述した如く帯状締結部材26を夫々装着した後に、
第1図乃至第3図に示す如く、ロッド本体4及びキャッ
プ部材6の片面に配設された帯状締結部材24及び26
の両端部をボルト32とナツト34を用いて連結すると
共にロッド本体4及びキャップ部材6の他面に配設され
た帯状締結部材24及び26の両端部もボルト32とナ
ツト34を用いて連結することによって、上記上締結手
段20を構成する一対の帯状締結部材24及び上記下締
結手段22を構成する一対の帯状締結部材26がPif
i要の通りに装着される。かくの如く上締結手段20及
び下締結手段22が装着されると、ボルト32とナツト
34による締付力が帯状締結部材24を介してロッド本
体4に締結力として作用すると共に上記締付力が帯状締
結部材26を介してキャップ部材6に締結力として作用
し、かくしてロッド本体4とキャップ部材6とが上記締
結力によって確実に結合される。
結部材26の各々とは以下の如くして所要の通りに装着
される。即ち、ロッド本体4の両面に形成された結合突
部16に上述した如く帯状締結部材24を夫々装着する
と共にキャップ部材60両面に形成された結合突部18
に上述した如く帯状締結部材26を夫々装着した後に、
第1図乃至第3図に示す如く、ロッド本体4及びキャッ
プ部材6の片面に配設された帯状締結部材24及び26
の両端部をボルト32とナツト34を用いて連結すると
共にロッド本体4及びキャップ部材6の他面に配設され
た帯状締結部材24及び26の両端部もボルト32とナ
ツト34を用いて連結することによって、上記上締結手
段20を構成する一対の帯状締結部材24及び上記下締
結手段22を構成する一対の帯状締結部材26がPif
i要の通りに装着される。かくの如く上締結手段20及
び下締結手段22が装着されると、ボルト32とナツト
34による締付力が帯状締結部材24を介してロッド本
体4に締結力として作用すると共に上記締付力が帯状締
結部材26を介してキャップ部材6に締結力として作用
し、かくしてロッド本体4とキャップ部材6とが上記締
結力によって確実に結合される。
具体例では、更に、コネクティングロッド2&のクラン
ク軸孔14の内周面には、金属製のスリーブ部材36が
装着されている。スリーブ部材36は、第2図及び第4
図に示す如く、一対の半円筒状の部材38&及び38b
から構成されている。
ク軸孔14の内周面には、金属製のスリーブ部材36が
装着されている。スリーブ部材36は、第2図及び第4
図に示す如く、一対の半円筒状の部材38&及び38b
から構成されている。
このスリーブ部材36は一体の円筒スリーブ状の部材よ
多構成することも可能であろうこのスリーブ部材36の
両端には、その半径方向外方に突出している環状縁部4
0が形成されている(詳しくは、第4図から明らかな如
く、部材38a及び38bの両端部には夫々半円弧状の
縁部が形成されておシ、部材38Bの縁部及び部材38
bの縁部によって環状縁部40を規定している)。この
スリーブ部材36の現状縁部40の各々は、夫々、ロッ
ド本体及びキャップ部材6によって規定されたクランク
軸孔14の両開口端からその半径方向外方に拡がって延
び、ロッド本体4に装着された帯状締結部材24及びキ
ャップ部材6に装着された帯状締結部材26を越えて若
干外方に突出している。
多構成することも可能であろうこのスリーブ部材36の
両端には、その半径方向外方に突出している環状縁部4
0が形成されている(詳しくは、第4図から明らかな如
く、部材38a及び38bの両端部には夫々半円弧状の
縁部が形成されておシ、部材38Bの縁部及び部材38
bの縁部によって環状縁部40を規定している)。この
スリーブ部材36の現状縁部40の各々は、夫々、ロッ
ド本体及びキャップ部材6によって規定されたクランク
軸孔14の両開口端からその半径方向外方に拡がって延
び、ロッド本体4に装着された帯状締結部材24及びキ
ャップ部材6に装着された帯状締結部材26を越えて若
干外方に突出している。
上述した通シのコネクティングロッド2aにおいては、
一対の帯状締結部材24及び26を連結する際の締付力
が締結力としてロッド本体4及びキャップ部材6に作用
するために、ロッド本体4及びキャップ部材6の強度を
低下させることなくC特に、強化繊維の切断に起因する
強度低下をなくすことができる)これらを確実に結合す
ることができる。また、スリーブ部材36の環状縁部4
0が帯状締結部材24及び26を越えて突出しているた
めに、帯状締結部材24及び26の抜けをもi実に防止
することができる。
一対の帯状締結部材24及び26を連結する際の締付力
が締結力としてロッド本体4及びキャップ部材6に作用
するために、ロッド本体4及びキャップ部材6の強度を
低下させることなくC特に、強化繊維の切断に起因する
強度低下をなくすことができる)これらを確実に結合す
ることができる。また、スリーブ部材36の環状縁部4
0が帯状締結部材24及び26を越えて突出しているた
めに、帯状締結部材24及び26の抜けをもi実に防止
することができる。
上述した具体例ではスリーブ部材36に形成された環状
縁部40によって帯状締結部材24及び26の抜けを確
実に防止しているが、スリーブ部材36に代えて、この
環状縁部をロット°本体4に形成された結合突部16及
びキャップ部材6に形成された結合突部18に一体に形
成することも可能である。また、スリーブ部材36に形
成された環状縁部40に代えて、帯状締結部材24及び
26の受部28及び30を規定する内面に突起を設け、
この突起によって上記抜けを確実に防止することも可能
である。また、ロッド本体4にプ杉成された結合突部1
6の外面及びキャップ部材6に形成された結合突部18
の外面に夫々外方(クランク軸孔14の軸線方向外方)
に拡がる傾斜面を形成し、他方、帯状締結部材24の受
部2Bを規定する内面に上記ロッド本体4の結合突部1
6に形成された傾斜面に対応する傾斜係合面を形成する
と共に帯状締結部材26の受部30を規定する内面に上
記キャップ部材6の結合突部18に形成された傾斜面に
対応する傾斜保合面を形成することによつても、帯状締
結部材24及び26の抜けを確実に防止することが可能
である。更に、上線結手段20を一対の帯状締結部材2
4よシ構成し、下船結手段22を一対の帯状締結部材2
6よp構成しているが、これらに代えて、いずれも単一
の部材よシ構成することも可能である。
縁部40によって帯状締結部材24及び26の抜けを確
実に防止しているが、スリーブ部材36に代えて、この
環状縁部をロット°本体4に形成された結合突部16及
びキャップ部材6に形成された結合突部18に一体に形
成することも可能である。また、スリーブ部材36に形
成された環状縁部40に代えて、帯状締結部材24及び
26の受部28及び30を規定する内面に突起を設け、
この突起によって上記抜けを確実に防止することも可能
である。また、ロッド本体4にプ杉成された結合突部1
6の外面及びキャップ部材6に形成された結合突部18
の外面に夫々外方(クランク軸孔14の軸線方向外方)
に拡がる傾斜面を形成し、他方、帯状締結部材24の受
部2Bを規定する内面に上記ロッド本体4の結合突部1
6に形成された傾斜面に対応する傾斜係合面を形成する
と共に帯状締結部材26の受部30を規定する内面に上
記キャップ部材6の結合突部18に形成された傾斜面に
対応する傾斜保合面を形成することによつても、帯状締
結部材24及び26の抜けを確実に防止することが可能
である。更に、上線結手段20を一対の帯状締結部材2
4よシ構成し、下船結手段22を一対の帯状締結部材2
6よp構成しているが、これらに代えて、いずれも単一
の部材よシ構成することも可能である。
上線結手段及び下船結手段の変形例を示す第5図におい
て、全体を番号128′で示す締結手段は上線結手段2
0′を構成する金属製の上締結部材24′及び下船結手
段22′を構成する下締結部材26′を含んでいる。上
締結部材24′には略矩形状の開口42が形成され、そ
の長手方向中間部は半円形状に湾曲され、開口420両
側に位置するその湾曲された内面によって上記ロッド本
体4の両面に形成された結合突部16に対応した受部4
4を規定している。この上締結部材24′は開口42を
通してロッド本体4の他端部が挿入されることによって
ロッド本体4に装着され、かく装着されると、上締結部
材24′に形成された各々の受部44にロッド本体4の
両面に形成された結合突部16が夫々受は入れられる。
て、全体を番号128′で示す締結手段は上線結手段2
0′を構成する金属製の上締結部材24′及び下船結手
段22′を構成する下締結部材26′を含んでいる。上
締結部材24′には略矩形状の開口42が形成され、そ
の長手方向中間部は半円形状に湾曲され、開口420両
側に位置するその湾曲された内面によって上記ロッド本
体4の両面に形成された結合突部16に対応した受部4
4を規定している。この上締結部材24′は開口42を
通してロッド本体4の他端部が挿入されることによって
ロッド本体4に装着され、かく装着されると、上締結部
材24′に形成された各々の受部44にロッド本体4の
両面に形成された結合突部16が夫々受は入れられる。
また、下締結部材26′にも略矩形状の開口46が形成
され、その長手方向中間部は半円形状に湾曲され、−口
46の両側に位置するその湾曲された内面によって上記
キャップ部材6の両面に形成された結合突部18に対応
した受部48を規定している。かかる下締結部材26′
は開口46を通してキャップ部材6が挿入されることに
よってキャップ部材6に装着され、かく装着されると、
上記下締結部材26′に形成された各々の受部48にキ
ャップ部材6の両面に形成された結合突部18が夫々受
は入れられる。そして、上述した如くロッド本体4に上
締結部材24′が装着されると共にキャップ部材6に下
締結部材26′が装着された後に上締結部材24′及び
下締結部材26′の両端部をボルト(図示せず)とナツ
ト(図示せず)により連結することによって、上締結部
材24′及び下締結部材26′が所要の通りに装着され
る。かかる変形例においても、ボルトとナツトによる締
付力が上締結部材24′を介してロッド本体4に締結力
として作用すると共に上記締付力が下締結部材26′を
介してキャップ部材6に作用し、かくしてロッド本体4
とキャップ部材6とを強度を低下させることなくe:実
に結合することができる。上記変形例においては、上記
記載から容易に理解される如く、上締結部材24′の開
口42内にロッド本体4が配設されると共に下締結部材
26′の開口46内にキャップ部材6が配設される故に
、上締結部材24′及び下締結部材26′の抜けを完全
に防止することができる。
され、その長手方向中間部は半円形状に湾曲され、−口
46の両側に位置するその湾曲された内面によって上記
キャップ部材6の両面に形成された結合突部18に対応
した受部48を規定している。かかる下締結部材26′
は開口46を通してキャップ部材6が挿入されることに
よってキャップ部材6に装着され、かく装着されると、
上記下締結部材26′に形成された各々の受部48にキ
ャップ部材6の両面に形成された結合突部18が夫々受
は入れられる。そして、上述した如くロッド本体4に上
締結部材24′が装着されると共にキャップ部材6に下
締結部材26′が装着された後に上締結部材24′及び
下締結部材26′の両端部をボルト(図示せず)とナツ
ト(図示せず)により連結することによって、上締結部
材24′及び下締結部材26′が所要の通りに装着され
る。かかる変形例においても、ボルトとナツトによる締
付力が上締結部材24′を介してロッド本体4に締結力
として作用すると共に上記締付力が下締結部材26′を
介してキャップ部材6に作用し、かくしてロッド本体4
とキャップ部材6とを強度を低下させることなくe:実
に結合することができる。上記変形例においては、上記
記載から容易に理解される如く、上締結部材24′の開
口42内にロッド本体4が配設されると共に下締結部材
26′の開口46内にキャップ部材6が配設される故に
、上締結部材24′及び下締結部材26′の抜けを完全
に防止することができる。
次に、第6図及・び第7図を参照して、本発明に従って
構成されたコネクティングロッドの第20具体例を説明
する。尚、以下の記載において第1図乃至第4図に示す
部材と同一の部材は拘−の番号を付す。
構成されたコネクティングロッドの第20具体例を説明
する。尚、以下の記載において第1図乃至第4図に示す
部材と同一の部材は拘−の番号を付す。
第6図及び第7図において、全体を番号2bで示すコネ
クティングロッドは繊維強化プラスチックがら形成され
九ロッド本体4及びギャップ部材6を具備し、これらが
一対の金属製の帯状締結ノくンド50から成る締結手段
12bK、l:つて結合されている。
クティングロッドは繊維強化プラスチックがら形成され
九ロッド本体4及びギャップ部材6を具備し、これらが
一対の金属製の帯状締結ノくンド50から成る締結手段
12bK、l:つて結合されている。
主として第7図を参照して締結手段12bによる締結様
式について説明すると、帯状締結ノ(ンド50の各々は
略コ字状に形成され、その両端部50a及び50bには
内側に向かって下方に傾斜している保合面52P、及び
52bが規定されている。
式について説明すると、帯状締結ノ(ンド50の各々は
略コ字状に形成され、その両端部50a及び50bには
内側に向かって下方に傾斜している保合面52P、及び
52bが規定されている。
他方、ロッド本体40大端s8の両端部及びキャップ部
材6の両端部によって規定される両側部は略矩形状に形
成され、キャップ部材6の両端部下面の両縁部(第7図
において片方の端部のみを示す)には傾斜面54a及び
54bが形成されている。更に、この両端部にはキャッ
プ部材6の下面を除く周囲に溝部56が形成され、溝部
56の底面の一部(詳しくは、キャップ部材6の両端部
下面の両縁部)には上記係合面52a及び52bに対応
した傾斜保合面58(第7図において片方の端部に形成
された一方の傾斜保合面のみ示す)が形成されている。
材6の両端部によって規定される両側部は略矩形状に形
成され、キャップ部材6の両端部下面の両縁部(第7図
において片方の端部のみを示す)には傾斜面54a及び
54bが形成されている。更に、この両端部にはキャッ
プ部材6の下面を除く周囲に溝部56が形成され、溝部
56の底面の一部(詳しくは、キャップ部材6の両端部
下面の両縁部)には上記係合面52a及び52bに対応
した傾斜保合面58(第7図において片方の端部に形成
された一方の傾斜保合面のみ示す)が形成されている。
この溝部56は、強度低下を防止するために成型時に形
成するのが好ましい。尚、上記傾斜保合面58は、キャ
ップ部材6に代えて、ロッド本体4の両端部上面の両級
部に形成することも可能である。
成するのが好ましい。尚、上記傾斜保合面58は、キャ
ップ部材6に代えて、ロッド本体4の両端部上面の両級
部に形成することも可能である。
上記第2の具体例のコネクティングロッド2bにおいて
は、ロッド本体4の大端部8及びキャップ部材6によっ
て規定される両端部に形成された溝部56に夫々帯状締
結バンド50が装着される。
は、ロッド本体4の大端部8及びキャップ部材6によっ
て規定される両端部に形成された溝部56に夫々帯状締
結バンド50が装着される。
そして、かく装着された後に更に帯状締結バンド50の
両端部501L及び50bに形成されている貫通孔60
a及び60bを通して連結用ボルト62を挿通し、連結
用ボルト62の雄ねじ部にナツト64を螺着することに
よって、帯状締結バンド50が所要の通シに装着される
。帯状締結バンド50が所要の通シに装着されると、連
結用ボルト62及びナツト64による締伺力が帯状締結
バンド50に形成された係合面52a及び52bの作用
によってロッド本体4とキャップ部材6とを結合するた
めの締結力に変換され、かくして上記締結力によってロ
ッド本体4とキャップ部材とが確実に結合される。
両端部501L及び50bに形成されている貫通孔60
a及び60bを通して連結用ボルト62を挿通し、連結
用ボルト62の雄ねじ部にナツト64を螺着することに
よって、帯状締結バンド50が所要の通シに装着される
。帯状締結バンド50が所要の通シに装着されると、連
結用ボルト62及びナツト64による締伺力が帯状締結
バンド50に形成された係合面52a及び52bの作用
によってロッド本体4とキャップ部材6とを結合するた
めの締結力に変換され、かくして上記締結力によってロ
ッド本体4とキャップ部材とが確実に結合される。
尚、この場合、第7図に示すように、帯状締結バンド5
00両端部52a及び52bの外面に凹所66(第7図
において片方の凹所のみ示す)を形成し、との凹所66
内に連結用ボルト62の頭部及びナツト64を収容する
ように構成するのが好ましい。
00両端部52a及び52bの外面に凹所66(第7図
において片方の凹所のみ示す)を形成し、との凹所66
内に連結用ボルト62の頭部及びナツト64を収容する
ように構成するのが好ましい。
上述した第2の具体例のコネクティングロッド2bにお
いても、帯状締結バンド50を装着する際の締伺力が締
結力として作用するために、ロッド本体4及びキャップ
部材60強度を低下させることなくこれらを確実に結合
することができる。
いても、帯状締結バンド50を装着する際の締伺力が締
結力として作用するために、ロッド本体4及びキャップ
部材60強度を低下させることなくこれらを確実に結合
することができる。
また、帯状締結バンド50が溝部56内に配設されるた
めに、帯状締結バンド56の抜けをも確実に防ぐことが
できる。
めに、帯状締結バンド56の抜けをも確実に防ぐことが
できる。
次いで、第8図を参照して本発明に従って構成されたコ
ネクティングロッドの第3の具体例について説明する1
、第8図において、番号2Cで示すコネクティングロッ
ド(第8図において、コネクティングロッドの一端部の
一部を示す)は、繊維強化プラスチックから形成された
ロッド本体4とキャップ部材6とを具偏し、これらが締
結手段12Cによって結合されている。更に、締結手段
12Cによる締結様式について説明すると、締結手段1
2111は一対のリング状の金属製締結ノくンド68を
有しており、各々のその両端は開放されている。
ネクティングロッドの第3の具体例について説明する1
、第8図において、番号2Cで示すコネクティングロッ
ド(第8図において、コネクティングロッドの一端部の
一部を示す)は、繊維強化プラスチックから形成された
ロッド本体4とキャップ部材6とを具偏し、これらが締
結手段12Cによって結合されている。更に、締結手段
12Cによる締結様式について説明すると、締結手段1
2111は一対のリング状の金属製締結ノくンド68を
有しており、各々のその両端は開放されている。
他方、ロッド本体4の大端部8の両端部及びキャップ部
材6の両端部によって規定される両端部は円筒状に形成
され、この円筒状の両端部にはその周囲全周に渡だって
溝部70(以下の記載から理解される如く、抜は防止と
して作用するYが形成されている。
材6の両端部によって規定される両端部は円筒状に形成
され、この円筒状の両端部にはその周囲全周に渡だって
溝部70(以下の記載から理解される如く、抜は防止と
して作用するYが形成されている。
上記第3の具体例のコネクティングロッド2Cにおいて
は、ロッド本体40大端部80両端部及びキャップ部材
6の両端部によって規定される両端部に形成された溝部
70に帯状締結)(ンド68が夫々装着される。そして
、かく装着された後に更に帯状締結バンド70の両端部
に形成された孔72を通して連結用ボルト74を挿通し
、連結用ボルト74の雄ねじ部にナツト76を螺着する
ことによって、帯状締結バンド68がFl’l要の通)
に装着される。かく装着されると、連結用ボルト74と
ナツト76とによる締付力が締結力としてロッド本体4
とキャップ部材6に作用し、かくして上述した如くロッ
ド本体4とキャップ部材6とが確実に締結される。
は、ロッド本体40大端部80両端部及びキャップ部材
6の両端部によって規定される両端部に形成された溝部
70に帯状締結)(ンド68が夫々装着される。そして
、かく装着された後に更に帯状締結バンド70の両端部
に形成された孔72を通して連結用ボルト74を挿通し
、連結用ボルト74の雄ねじ部にナツト76を螺着する
ことによって、帯状締結バンド68がFl’l要の通)
に装着される。かく装着されると、連結用ボルト74と
ナツト76とによる締付力が締結力としてロッド本体4
とキャップ部材6に作用し、かくして上述した如くロッ
ド本体4とキャップ部材6とが確実に締結される。
次に、第9図を参照して本発明に従って構成されたコネ
クティングロッドの第4の具体例について説明する。第
9図において、番号2dで示スコネクテイングロツド(
笛9図においてコネクティングロッドの一端部の一部を
示す)は、繊維強化プラスチックから形成されたロッド
本体4とキャップ部材6とを具備し、これらが締結手段
12(1によって結合されている。史顛、締結手段12
(1による締結様式について説明すると、締結手段12
dは受部が夫々規定された一対の略U字状の金属膜受は
部材ロッド80(受は部材を構成する)(第9図におい
て片方のみを示す)と、各々の受け部材ロッド80の両
端部間に装着さ扛る金属製締付プレート部材82(第9
図において片方のみを示す)とを有している。受は部材
ロッド80は中間部8011と中間部80aの両端から
実質上垂直に延びる直線端部80b及び80cとを有し
、上記中間部80a並びに直線端部80b及び80cに
よって受部84を規定している。この直線端部80b及
び80Cの先端部には、史に、雄ねじ部が刻設されてい
る。また、プレート部@82の両端部には孔86が形成
されている。かかる孔86には上記受は部材ロッド80
の直線端部80b及び80oが挿通される。
クティングロッドの第4の具体例について説明する。第
9図において、番号2dで示スコネクテイングロツド(
笛9図においてコネクティングロッドの一端部の一部を
示す)は、繊維強化プラスチックから形成されたロッド
本体4とキャップ部材6とを具備し、これらが締結手段
12(1によって結合されている。史顛、締結手段12
(1による締結様式について説明すると、締結手段12
dは受部が夫々規定された一対の略U字状の金属膜受は
部材ロッド80(受は部材を構成する)(第9図におい
て片方のみを示す)と、各々の受け部材ロッド80の両
端部間に装着さ扛る金属製締付プレート部材82(第9
図において片方のみを示す)とを有している。受は部材
ロッド80は中間部8011と中間部80aの両端から
実質上垂直に延びる直線端部80b及び80cとを有し
、上記中間部80a並びに直線端部80b及び80cに
よって受部84を規定している。この直線端部80b及
び80Cの先端部には、史に、雄ねじ部が刻設されてい
る。また、プレート部@82の両端部には孔86が形成
されている。かかる孔86には上記受は部材ロッド80
の直線端部80b及び80oが挿通される。
他方、ロッド本体4の大端部80両端部及びキャップ部
材60両端部によって規定される両端部は矩形状に形成
され、上記両端部にはキャップ部材6の下面を除く周囲
にその断面形状が略半円形である溝部88(以下の記載
から明らかな如く、抜は防止として作用する)が形成さ
れている。
材60両端部によって規定される両端部は矩形状に形成
され、上記両端部にはキャップ部材6の下面を除く周囲
にその断面形状が略半円形である溝部88(以下の記載
から明らかな如く、抜は防止として作用する)が形成さ
れている。
上記第4の具体例においては、受は部材ロッド80は夫
々ロッド本体4の大端部8の両端部及びキャップ部材6
の両端部によって規定される両端部に形成された溝部8
8に装着され、かく装着されると、上記両端部は受け部
材ロッド80の受部84に受け入れられる。そして、〃
・<装着された後に、受は部材ロッド80の直線端部8
0b及び80C間にプレート部材84を装着し、しかる
後戻に上記直線端部80b及び80cの雄ねじ部にナツ
ト90を螺着することによって、受は部材ロッド80及
びプレート部材82が所要の通シに装着される。上述し
た如く所要の通シに装着されると、受は部材ロッド80
の雄ねじ部とナラ)90による締付力が受け部材ロッド
80を介してロッド本体4に締結力として作用すると共
にプレート部材82を介してキャップ部材6に締結力と
して作用し、かくして上述した如くロッド本体4とキャ
ップ部材6とが確実に締結される。
々ロッド本体4の大端部8の両端部及びキャップ部材6
の両端部によって規定される両端部に形成された溝部8
8に装着され、かく装着されると、上記両端部は受け部
材ロッド80の受部84に受け入れられる。そして、〃
・<装着された後に、受は部材ロッド80の直線端部8
0b及び80C間にプレート部材84を装着し、しかる
後戻に上記直線端部80b及び80cの雄ねじ部にナツ
ト90を螺着することによって、受は部材ロッド80及
びプレート部材82が所要の通シに装着される。上述し
た如く所要の通シに装着されると、受は部材ロッド80
の雄ねじ部とナラ)90による締付力が受け部材ロッド
80を介してロッド本体4に締結力として作用すると共
にプレート部材82を介してキャップ部材6に締結力と
して作用し、かくして上述した如くロッド本体4とキャ
ップ部材6とが確実に締結される。
次に、第10図乃至第12図を参照して本発明に従って
構成されたコネクティングロッドの第5の具体例につい
て説明する。第10図及び第11図において、全体を番
号2eで示すコネクティングロッドは繊維強化プラスチ
ックから形成されたロッド本体4とキャップ部材6とを
具備し、これらが締結手段12eによって結合されてい
る。主として第11図及び第12図を参照して締結手段
12aによる締結様式について説明すると、締結手段1
2eは一対の略矩形状の金属性枠体92を具備している
。枠体92は、第12図に示す如く、上プレート部92
aと、下プレート部92bと、上プレート部92aと下
プレート部92bとを接続する側部プレート部92c及
び92dとを有している。枠体92の下プレート部92
bの内面には突起部94が設けられておplこの突起部
94には雌ねじ部が形成されている。他方、ロッド本体
4の大端部8の両端部とキャップ部材6の両端部とによ
って規定される両端部は略矩形状に形成されている。
構成されたコネクティングロッドの第5の具体例につい
て説明する。第10図及び第11図において、全体を番
号2eで示すコネクティングロッドは繊維強化プラスチ
ックから形成されたロッド本体4とキャップ部材6とを
具備し、これらが締結手段12eによって結合されてい
る。主として第11図及び第12図を参照して締結手段
12aによる締結様式について説明すると、締結手段1
2eは一対の略矩形状の金属性枠体92を具備している
。枠体92は、第12図に示す如く、上プレート部92
aと、下プレート部92bと、上プレート部92aと下
プレート部92bとを接続する側部プレート部92c及
び92dとを有している。枠体92の下プレート部92
bの内面には突起部94が設けられておplこの突起部
94には雌ねじ部が形成されている。他方、ロッド本体
4の大端部8の両端部とキャップ部材6の両端部とによ
って規定される両端部は略矩形状に形成されている。
上記第5の具体例においては、枠体92は夫々ロッド本
体4の大端部8の両端部及びキャップ部材6の両端部に
よって規定される両端部に装着される。そして、かく装
着された後に更に枠体92の下プレート部92bの雌ね
じ部に締付ねじ96を螺着することによって、枠体92
が所要の通シに装着される。かく装着されると、枠体9
2の雌ねじ部と締付ねじ96による締付力が枠体92を
介してロッド本体4に締結力として作用すると共に締付
ねじ96を介してキャップ部材6に締結力として作用し
、かくして上述した如くロッド本体4とキャップ部材6
とが確実に結合される。
体4の大端部8の両端部及びキャップ部材6の両端部に
よって規定される両端部に装着される。そして、かく装
着された後に更に枠体92の下プレート部92bの雌ね
じ部に締付ねじ96を螺着することによって、枠体92
が所要の通シに装着される。かく装着されると、枠体9
2の雌ねじ部と締付ねじ96による締付力が枠体92を
介してロッド本体4に締結力として作用すると共に締付
ねじ96を介してキャップ部材6に締結力として作用し
、かくして上述した如くロッド本体4とキャップ部材6
とが確実に結合される。
この第5の具体例においては、第11図に示す如く、ロ
ッド本体40大端部8の両端部上面及びキャップ部材6
の両端部下面に作用する上記締結力が実質上均一に加わ
るように、枠体92の内面とロッド本体40大端部80
両端部上面及びキャップ部材6の両端部下面との間に夫
々座金988及び98bが配設されている。
ッド本体40大端部8の両端部上面及びキャップ部材6
の両端部下面に作用する上記締結力が実質上均一に加わ
るように、枠体92の内面とロッド本体40大端部80
両端部上面及びキャップ部材6の両端部下面との間に夫
々座金988及び98bが配設されている。
また、上記具体例においては、枠体92が外れるのを防
止するために、ロッド本体4の大端部80両端部1面に
は外方に拡がる(従って、外側に向かって、上方に傾斜
する)傾斜面が形成され、他方、枠体92の上プレート
部92&とロッド本体4の大端部8との間に配設された
座金93aの上記傾斜面に接する面(下面)には上記傾
斜面に対応した傾斜保合面が形成されている(第12図
から明らかであろう)。この傾斜面はキャップ部材6の
両端部下面、或いはキャップ部材6の両端部下面及びロ
ッド本体4の大端部8の両端部上面の双方に形成するこ
とも可能であシ、かかる場合には、上記傾斜面に接する
座金の面に上記傾斜面に対応した傾斜保合面が形成され
る。
止するために、ロッド本体4の大端部80両端部1面に
は外方に拡がる(従って、外側に向かって、上方に傾斜
する)傾斜面が形成され、他方、枠体92の上プレート
部92&とロッド本体4の大端部8との間に配設された
座金93aの上記傾斜面に接する面(下面)には上記傾
斜面に対応した傾斜保合面が形成されている(第12図
から明らかであろう)。この傾斜面はキャップ部材6の
両端部下面、或いはキャップ部材6の両端部下面及びロ
ッド本体4の大端部8の両端部上面の双方に形成するこ
とも可能であシ、かかる場合には、上記傾斜面に接する
座金の面に上記傾斜面に対応した傾斜保合面が形成され
る。
更に、上記具体例においては、枠体92の外れを一層防
止するために、ロッド本体4の大端部8と枠体92の上
プレート部92&との間に配設された座金98mの両端
部に突出縁部100aが形成され、この突出縁部100
a間に枠体92が装着されている。この突出縁部はキャ
ップ部材6と枠体92の下プレート部92bとの間に配
設された座金98bの両端部、或いはキャップ部材6と
枠体92の下プレート部92bとの間に配設された座金
98b及びロッド本体4の大端部8と枠体92の上プレ
ート部92mとの間に配設された座金98aの双方の両
端部に形成することも可能である。
止するために、ロッド本体4の大端部8と枠体92の上
プレート部92&との間に配設された座金98mの両端
部に突出縁部100aが形成され、この突出縁部100
a間に枠体92が装着されている。この突出縁部はキャ
ップ部材6と枠体92の下プレート部92bとの間に配
設された座金98bの両端部、或いはキャップ部材6と
枠体92の下プレート部92bとの間に配設された座金
98b及びロッド本体4の大端部8と枠体92の上プレ
ート部92mとの間に配設された座金98aの双方の両
端部に形成することも可能である。
以上本発明に従って構成されたコネクティングロッドの
具体例について説明したが、本発明はかかる具体例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
具体例について説明したが、本発明はかかる具体例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
第1図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第1の具体例を示す正面図。 第2図は、第1図のコネクティングロッドにおけるロッ
ド本体とキャップ部材との結合部付近を示す一部切欠い
だ断面図。 第3囚は、第1図のコネクティングロッドにおける締結
手段の一部を示す斜視口。 第4図は、第1図のコネクティングロッドにおけるスリ
ーブ部材を示す斜視図。 第5図は、締結手段の上締結部材及び下締結部材の変形
例を示す斜視図。 第6図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第2の具体例を示す正面図。 第7図は、第6図のコネクティングロッドにおけるロッ
ド本体とキャップ部材との結合部付近の一端部を示す分
解斜視図。 第8図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第3の具体例におけるロッド本体とキャップ部材
との結合部付近の一端部を示す分解斜視図。 第9図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第4の具体例におけるロッド本体とキャップ部材
との結合部付近の一端部を示す分解斜視図。 第10図は、本発明に従って構成されたコネクティング
ロッドの第5の具体例を示す正面図。 第11図は、第10図のコネクティングロッドにおける
ロッド本体とキャップ部材との結合部付近の一端部を示
す部分断面図。 第12図は、第10図のコネクティングロッドにおける
枠体を示す斜視図。 2a乃至2e・・・コネクティングロッド4・・・ロッ
ド本体 6・・・キャップ部制 8・・・大端部 12a乃至12a・・・締結手段 特許出願人 いすy自動車株式会社 第2図 4 第3図 第4図 率5図
ッドの第1の具体例を示す正面図。 第2図は、第1図のコネクティングロッドにおけるロッ
ド本体とキャップ部材との結合部付近を示す一部切欠い
だ断面図。 第3囚は、第1図のコネクティングロッドにおける締結
手段の一部を示す斜視口。 第4図は、第1図のコネクティングロッドにおけるスリ
ーブ部材を示す斜視図。 第5図は、締結手段の上締結部材及び下締結部材の変形
例を示す斜視図。 第6図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第2の具体例を示す正面図。 第7図は、第6図のコネクティングロッドにおけるロッ
ド本体とキャップ部材との結合部付近の一端部を示す分
解斜視図。 第8図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第3の具体例におけるロッド本体とキャップ部材
との結合部付近の一端部を示す分解斜視図。 第9図は、本発明に従って構成されたコネクティングロ
ッドの第4の具体例におけるロッド本体とキャップ部材
との結合部付近の一端部を示す分解斜視図。 第10図は、本発明に従って構成されたコネクティング
ロッドの第5の具体例を示す正面図。 第11図は、第10図のコネクティングロッドにおける
ロッド本体とキャップ部材との結合部付近の一端部を示
す部分断面図。 第12図は、第10図のコネクティングロッドにおける
枠体を示す斜視図。 2a乃至2e・・・コネクティングロッド4・・・ロッ
ド本体 6・・・キャップ部制 8・・・大端部 12a乃至12a・・・締結手段 特許出願人 いすy自動車株式会社 第2図 4 第3図 第4図 率5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ロッド本体と、該ロッド本体に結合されるキャップ
部材と、前記両者を結合する締結手段とを具備する、繊
維強化プラスチックから成る内燃機関のコネクティング
ロッドにおいて;該ロッド本体の該大端部と該キャップ
部材とは、該締結手段が装着される際の締結力によって
結合されていることを特徴とするコネクティングロッド
。 2 該締結手段は互いに連結されることによって装着さ
れる上締結手段及び下締結手段とを含んでおp、、該上
締結手段及び核下締結手段には夫々受部が規定され、他
方、該ロッド本体には該上締結手段の該受部に受け入れ
られる結合突部が設けられ、該キャップ部劇には該下締
結手段の該受部に受け入れられる結合突部が設けられて
いる特許請求の範囲第1項記載のコネクティングロッド
。 3、該締結手段は、両端部が連結されることによって該
ロッド本体の大端部の両端部及び該キャップ部劇の両端
部によって規定される両端部に装着される一対の帯状綿
結バンドを含んでいる特許請求の範囲第1項記載のコネ
クティングロッド。 4、該締結手段は受部が夫々規定された一対の略U字状
の受け部材と、各々の該受は部側の両端部間に装着され
る締付プレート部材とを含んでおシ、該各々の受け部劇
の該受部には、夫々、該ロッド本体の大端部の両端部及
び該キャップ部材の両端部によって規定される両端部が
受け入れられる特許請求の範囲第1項記載のコネクテイ
ンクロンド。 5.該締結手段は一対の金属性の枠体と、該各々の枠体
に螺着された結合ねじ部材とを含んでおり、該各々の枠
体は、夫々、該ロッド本体の大端部の両側部及び該キャ
ップ部材の両側部によって規定される両端部に装着され
る特許請求の範囲第1項記載のコネクティングロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11611383A JPS6011713A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 内燃機関のコネクティングロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11611383A JPS6011713A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 内燃機関のコネクティングロッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6011713A true JPS6011713A (ja) | 1985-01-22 |
JPH0473002B2 JPH0473002B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14679010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11611383A Granted JPS6011713A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 内燃機関のコネクティングロッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011713A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07302449A (ja) * | 1988-04-06 | 1995-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスク記録再生装置 |
JP2009522515A (ja) * | 2005-12-29 | 2009-06-11 | ホガナス アクチボラゲット | 軸受ハウジング |
US20190358845A1 (en) * | 2018-05-24 | 2019-11-28 | Miba Sinter Austria Gmbh | Method for production of a fracture-split connecting rod |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5584310U (ja) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | ||
JPS5999109A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 複合材料製のコネクチングロツド |
JPS5999110A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 複合材料製のコネクチングロツド |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP11611383A patent/JPS6011713A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5584310U (ja) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | ||
JPS5999109A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 複合材料製のコネクチングロツド |
JPS5999110A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 複合材料製のコネクチングロツド |
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---|---|---|---|---|
JPH07302449A (ja) * | 1988-04-06 | 1995-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスク記録再生装置 |
JP2009522515A (ja) * | 2005-12-29 | 2009-06-11 | ホガナス アクチボラゲット | 軸受ハウジング |
US20190358845A1 (en) * | 2018-05-24 | 2019-11-28 | Miba Sinter Austria Gmbh | Method for production of a fracture-split connecting rod |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473002B2 (ja) | 1992-11-19 |
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