JPS60115004A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 ・本発明は記録再生ヘッドとイレーズヘッドとからなる
１対のトンネルイレーズ型の磁気ヘッドを両面に記録面
が形成された磁気ディスクの両側に配置してデータを上
記磁気ディスクに対して記録再生する磁気記録装置に関
する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕 記録再生ヘッドとイレーズヘッドとからなるトンネルイ
レーズ型の磁気ヘッドを使用した磁気記録装置は第１図
に示すように磁気記録媒体である磁気ディスク１の回転
方向、すなわち図中矢印で示す方向に沿って記録再生ヘ
ッド２とイレーズヘッド３とを所定の間隔をあけて、か
つ記録再生ヘッド２を前方にして設け、記録トラック４
に対して記録再生ヘッド２でデータを記録するとともに
イレーズヘッド３でトラックエッチを消去してトラック
を整えるようにしている。しかしこのような磁気ヘッド
５においては、記録再生ヘッド２とイレーズヘッド３と
は離間しているためデータの記録位置とトラックエッチ
の消去位置とを合わせるには記録再生ヘッド２の動作開
始及び動作停止に対してイレーズヘッド３の動作開始及
び動作停止タイミングを若干遅らせる必要がある。さら
に、磁気ディスク１の両側にそれぞれ磁気ヘッド５が配
置されている場合、磁気ディスク１の片側の記録面に対
するデータの記録再生が終了すると、外部制御部として
のホストコンピュータからサイド選択（ＳＳ）信号が送
出され、このサイド選択信号に同期して記録再生する磁
気ヘッドが反対側の磁気ヘッドへ切換る。しかし記録磁
気ヘッドを記録終了と同時に反対側の磁気ヘッドへ切換
えると、トラックエツジが消去されない記録トラック４
が生じることになる。したがって、イレーズヘッド３が
記録再生ヘッド２とイレーズヘッド３との間の距路を移
動する時間、すなわち「イレーズ遅れ時間」Ｔだけ、前
記記録再生ヘッド２による記録終了後同一側のイレーズ
ヘッド３にイレーズ電流を流す必要がある。

しかしながら、従来の磁気記録装置においては、第２図
に示すように、外部制御部としてのホストコンピュータ
からの記録可能（□）信号の記録可能状態終了時刻ｔａ
から上記イレーズ遅ンピ二一タからこの磁気記録装置へ
サイド選択（ｓｓ）（１号を送信するようにしている。

しかして、イレーズヘッドには図示するように記録終了
後、時間Ｔだけ余分にイレーズ電流が流れる。

しかし、上記サイド選択信号の変換タイミングはホスト
コンピュータの制御プログラムで調整しなければならな
いので、新規に磁気記録装置を設置する場合、接続する
ホストコンピュータの制御プログラムを確認しなければ
ならない。

また、接続するホストコンピュータを変更する場合、ポ
ストコンピュータの制御プログラムを変更しなければな
らない場合がある。

〔発明の目的〕

本発明は、このような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、たとえ、磁気ディスクの
片方の記録面への記録が終了してサイド選択信号が変換
したとしても、イレーズ遅れ時間以上の時間、変換後の
記録再生ヘッドを動作させるとともに変換前のイレーズ
ヘッドを動作させることによって、外部制御部の宿り御
プログラムを変更せずに、いずれの制御装置に対しても
接続でき、他の装置に対する互換性能を向上できる磁気
記録装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、記録再生ヘッドとイレーズヘッドとを磁気デ
ィスクの回転方向に沿って離間さ２１対のトンネルイレ
ーズ型の磁気ヘッドを両面に記録面が形成された上記磁
気ディスクの両側に配置して磁気ディスクに対してデー
タの記録再生を行う磁気記録装置において、外部制御部
からのサイド選択信号に応動するイレーズヘッドへの選
択信号を上記磁気ヘッドに右けるイレーズ遅れ時間以上
遅延させるラッチ回路を設けることによって、上記イレ
ーズ遅れ時間中上記イレーズヘッドへの選択信号が切換
ることを禁止するようにしたものである。

才た、別の発明においては、外部制御部からの記録可能
信号に応動して前記イレーズ遅れ時間を示す遅れ時間パ
ルス信号を発生する単安定回路の出力信号と前記サイド
選択信号との論理和を算出するアンドゲートと、このア
ンドゲートの出力信号でもって上記記録可能信号をオン
・オフ制御してイレーズヘッドへ送出するフリップフロ
ップ回路とを設けたものである。

さらｌζ、別の発明においては、磁気ヘッドの記録再生
ヘッドと記録再生回路との間にサイド選択信号に応動す
るスイッチング回路と、上記サイド選択信号をイレーズ
遅れ時間だけ遅らせるラッチ回路とを設けることによっ
て、上記イレーズ遅れ時間中、記録再生ヘッドへの選択
信号が切換ることを可能とするとともにイレーズヘッド
への選択信号が切換ることを禁止するようにしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第３図は実施例の磁気記録装置の磁気ヘッド制御回路図
である。すなわち、外部制御部としてのホストコンピュ
ータから出力された記録可能（Ｗτ）信号はインバータ
１１を介して第１の単安定回路１２のＢ入力端子および
第２の単安定回路１３のＡ入力端子へ入力される。第１
の単安定回路１２のＡ入力端子は讃地されており、第２
の単安定回路１３のＢ入力端子は＋５ｖの制御電源に接
続されている。これら第１．第２の単安定回路１２．１
３のＱ出力端子はオアゲート１４を介してＤ型のフリッ
プフロップ１５のＴ（トＩＪガー）入力端子に接続され
ている。

第１の単安定回路１２は、Ｂ入力端子がＬレベルからＨ
レベルへ変化する立上りに応動してＱ出力端子をＬレベ
ルからＨレベルへ反転させ、所定時間、すなわち、イレ
ーズ遅れ時間Ｔ経過後にそのＱ出力端子をＬレベルに復
帰させる。

逆に第２の単安定回路１３は、Ａ入力端子がＨレベルか
らＬレベルへ変化すると、イレーズ遅れ時間Ｔのパルス
信号をＱ出力端子より出力する。フリップフロップ１６
のＤ入力端子はインバータ１１の出力端子に接続されて
おり、ｉ出力端子はインバータ１６および逆流防止用の
ダイオード１７ｍ、１７ｂをそれぞれ介してサイドＡの
トンネルイレーズ型の磁気ヘッドにおけるイレーズヘッ
ド１８ｍの一端およびサイドＢの磁気ヘッドにおけるイ
レーズヘッド１８ｂの一端にそれぞれ接続されている。

また、前記ホストコンピュータから出力されたサイド選
択（ＳＳ）信号はインバータ１９を介して第１のアンド
ゲート２０の一方の入力端子に接続されるとともにイン
バータ２１を介して第２のアンドゲート２２の一方の入
力端子に接続されている。これら第１．第２のアンドゲ
ート２０，２２の他方の入力端子は前記インバータ１１
の出力端子に接続されている。上記第１のアンドゲート
２０の出力端子は前記サイドＡの磁気ヘッドにおける記
録再生ヘッド２３ａのコモン端子とアース間に介挿され
たトランジスタ２４のベースに接続されており、第２の
アンドゲート２２の出力端子はサイドＢの記録再生ヘッ
ド２３ｂのコモン端子とアース間に介挿されたトランジ
スタ２５のベースに接続されている。また、トランジス
タ２４．２５のコレクタはそれぞれ抵抗２６．２１およ
びトランジスタ２８．２９を介して接地されている。こ
れら各トランジスタ２８．２９の各ペースはそれぞれ抵
抗３０．３１を介してインバータ１９の出力端子および
インバータ２１の出力端子に接続されており、各ペース
・エミッタ間にそれぞれ抵抗３２．３３が接続されてい
る。

さらに、サイド選択信号が入力されるインバータ１９の
出力端子はラッチ回路３４のＤ入力端子に接続されてい
る。このラッチ回路３４のＱ出力端子はサイドＡの前記
イレーズヘッド１８ａの他端とアース間に介挿されたト
ランジスタ３５のペースに接続されており、４出力端子
はサイドＢのイレーズヘッド１８ｂの他端とアース間に
介挿されたトランジスタ３６のペースに接続されている
。前記フリップフロップ１５のＱ出力端子はインバータ
３７を介して上記ラッチ回路３４のＧ入力端子に接続さ
れている。このラッチ回路３４はＧ入力端子がＬレベル
からＨレベルに変化する時点でＤ入力端子のデータをＱ
出力端子へ出力するが、ＨレベルからＬレベルに変化す
る時点では上記り入力端子のデータを保持する。

前記各記録再生ヘッド２３ａ、２３ｂの各両端子間にデ
ータを入出力するための記録再生回路４０が接続されて
いる。すなわち、記録データ入力端子４１はそれぞれダ
イオード４２ａ。

４２ｂ、４ａｍ、４３ｂを介して各記録再生ヘッド２６
ｍ、２６ｂの両端に接続されており、電源供給端子４４
は抵抗４５ｍ、４５ｂおよび各ダイオード４６’ａ　、
　４６　ｂを弁して上記各記録再生ヘッド２６ａ、２６
ｂの両端に接続されている。そして、各記録再生ヘッド
２６ａ。

２６ｂは上記各ダイオード４６ｇ、４６ｂおよび図示極
性のダイオード４７．４８を介して増幅器４９の入力端
子に接続されている。なお、この増幅器４９の各入力端
子と接地間にそれぞれ抵抗５０．５１が介挿されており
、入力端子間にコンデンサ５２が接続されている。さら
に、僧ｍ器４９の出力端子は再生データ出力端子５３に
接続されている。

このように構成された磁気記録装置の動作説明を第４図
のタイムチャートを用いて行う。

才ず、インバータ１１．１９にそれぞれ記録可能信号ａ
およびサイド選択信号すがホストコンピュータから入力
する。ただし、記録可能（Ｗで−）信号ａはＬレベルで
記録可能状態とし、サイド選択（ＳＳ）信号すはＨレベ
ルでサイドＢを選択し、ＬレベルでサイドＡを選択する
。今時側ｔｏにてＷ１信号ａがＬレベルに変化すると、
前述したように第１の単安定回路１２のＱ出力端子に時
刻ｔｏからイレーズ遅れ時間Ｔ経過した時刻１１までＨ
レベルのパルス信号が出力する。そして、時刻ｔ２にて
ＳＳ信号すが反転するとともにＷη信信号炉Ｈレベルに
変化すると、今度は第２の単安定回路１３のＱ出力端子
に時刻ｔ２から時刻ｔ３までの幅Ｔのパルス信号が出力
する。したがって、オアゲート１４を弁したＤ型のフリ
ップフロップ１５のＴ入力端子４こ図示するパル１道会
、州λカオス−その枯界−Ｄ入力端子に印加されたイン
バ、−夕１１の出力信号は上記７Ｎ６ルス信号Ｃの立下
りにて反転させられ、Ｑ出力端子に図示するようにＷ「
信号ａの反転信号を時間Ｔだけ遅延させた出力信号ｄが
出力される。

したがって、インバータ１６の出力端に出力信号ｄと同
−形秋の信号が出力される。

上記出力信号ｄはインバータ３７へ入力される。したが
って、インバータ３７の出力端子、すなわちラッチ回路
３４のＧ入力端子の入力信号ｅは、図示するようにＷＧ
信号ａの立下時刻ｔｏから時間Ｔ経過後の時刻ｉ１にて
ＨレベルからＬレベルへ変化し、ＳＳ信号すの反転時刻
ｔ２から時間Ｔ経過後の時刻ｔａｌｃＬレベルからＨレ
ベルへ変化する。しかして、Ｄ入力端子にＳＳ信号すの
反転信号が入力さｎたラッチ回路３４のＱ出力端子に図
示すように、時刻ｔ３にて立上り、ＳＳ信号すが再び反
転する時刻ｔ６から時間Ｔ経過後の時刻ｊ？にて立下る
出力信号ｆが出力する。その結果、トランジスタ３５は
この期間（’（ｓ〜ｔｅ）だけ導通する。一方、Ｑ出力
塙子の出力信号ｇはＱ出力端子の出力信号ｆを反転した
形状になるので、トランジスタ３６は時刻ｔ３以前と時
刻ｔ６以降だけ導通する。その結果、時刻ｔ１から時刻
ｔ３の間のみサイドＢのイレーズヘッド１８ｂにイレー
ズ電流りが流れ、このイレーズヘッド１８ｂが動作する
。また時刻ｔ５がら時刻ｔ７の間のみサイドＡのイレー
ズヘッド１８ａにイレーズ電流ｊが流れ、イレーズヘッ
ド１Ｂ、が動作する。

また、第１のアンドゲート２ｏは時刻ｔ４がら時刻ｔ６
の間Ｈレベルとなる信号を出方し、第２のアンドゲート
２ｏは時刻１０から時刻ｔ２の間Ｈレベルとなる信号を
出方する。その結果、サイドＢの記録再生ヘッド２８ｂ
はｔｏ−１−１２期間のみ動作し、サイドＡの記録再生
ヘッド２３ａはｔ４〜ｔ６期間のみ動作する。したがっ
て、記録再生ヘッド、２３　ａ　、　２３　ｂによって
磁気ディスクへデータを記録する場合、時刻１０から時
刻ｔ２の間に記録再生回路４ｏの記録データ入力端子４
１へデータを入力すれば、サイドＢの記録再生ヘッド２
３ｂにて、磁気ディスクのＢ面に記録される。また、時
刻ｔ４から時刻ｔ６の間にデータを入力すればサイドＡ
の記録再生ヘッド２３ｍにて、磁気ディスクのＡ面に記
録される。

このような構成の磁気記録装置であれば、記録可能（Ｗ
Ｇ）信号ａの記録可能状態停止（第４図においては立上
りエツジ）に同期して反転するホストコンピュータから
のサイド選択（ＳＳ）信号すはラッチ回路３４によって
トンネルイレーズ製の磁気ヘッドにおけるイレーズ遅れ
時間Ｔだけ遅延されることになる。その結果、各磁気ヘ
ッドの各イレーズヘッド１８ａ、１８ｂは、時刻ｔ６お
よびｔ２にて各記録再生ヘッド２３ａ。

２３ｂによる記録が終了した後、イレーズ遅れ時間Ｔだ
け余分に動作する。しかして、磁気ディスクの記録トラ
ックに消去されないトラックエツジが残留することはな
い。

したがって、従来の磁気記録装置のように、サイド選択
信号の変換タイミングを外部のホストコンピュータの制
御プログラムでもって調整する必要ない。その結果、新
規に磁気記録装置を設置する場合においても、接続する
コンピュータの制御プログラムを確認する必要なく、ポ
ストコンピュータを変更する場合でも、上記制御プログ
ラムを変更する必要ないので、他の装置に対する互換性
能を向上できる。それにより据付工事等の作業能率も向
上できる。

さらに、各磁気ヘッドの記録再生ヘッドとイレーズヘッ
ドとを分離し、サイド選択信号すが時刻ｔ２又は時刻ｔ
６にて反転した後、イレーズ遅れ時間Ｔ経過する才での
期間（ｔ２〜ｉ８　、　ｉ６〜ｔｔ）サイド変換後の記
録再生ヘッドを動作させるようにしているので、この期
間に変換後のＧ気ディスクの記録面における記録トラッ
クの検出、データの再生等の作業を実行させることが可
能であるので、上記イレーズ遅れ時間Ｔが無駄にならず
、全体としての記録再生速度を向上できる。

第５図は本発明の他の実施例の磁気記録装置の磁気ヘッ
ド制御回路図であり、第３′図と同一部分には同一符号
が付しである。したがって重複する部分の説明は省略す
る。

この実施例にお゛いては、第１．笛２の単安定回路１２
　、　Ｊ　Ｐの出力信号が入力するオアゲート１４の出
力端子は第３のアンドゲート６１および第４のアンドゲ
ート６２の一方の入力端子に接続されている。第３のア
ンドゲート６１の他方の入力端子はサイド選択（ＳＳ）
信号が入力されるインバータ１９の出力端子に接続され
、第４のアンドゲート６２の他方の入力端子は上記イン
バータ１９の出力信号が入力されるインバータ２１の出
力端子に接続されている。しかして、各アントゲ−）６
１　、６２の出力端子は第３図の実施例のＤ型のフリッ
プフロップ１５と同一構成の第１および第２のフリップ
フロップ６３．６４の各Ｔ入力端子に接続され、こわら
第１．第２のフリップフロップ６３．６４のＤ入力端子
は共通してインバータ１１の出力端子に接続されている
。各フリップフロップ６３゜６４の各す出力端子はイン
バータ５５．６６を介してサイドＡのイレーズヘッド１
８ａの一端およびサイドＢのイレーズヘッド１８ｂの一
端にそれぞれ接続されている。また、各イレーズヘッド
ｌｅｇ、１８ｂの他端は共通して接地されている。した
がって、第３図の実施ｑに用いたラッチ回路３４は用い
られていない。

このように構成された磁気記録装置において、第６図に
示すようにインバータ１１．１９にそれぞれ記録可能（
ＷＧ）信号ａおよびサイド選択（８８）信号すがホスト
コンピュータから入力すると、オアゲート１４を介した
第１．第２のアンドゲート６１，６２の一方の入力端子
に第４図におけるパルス信号Ｃと同一形状のパルス信号
Ｃが入力する。しかして、ＳＳ信号の反転信号および非
反転信号がもう一方の入力端子に入力された各アンドゲ
ート６１．６２の各出力端子、すなわち、各フリップフ
ロップ６３．６４の各り入力熾子には入力信号ｄ、ｅが
入力される。その結果、第１のフリップフロップ６３の
４出力熾子には、入力信号ｄの立下り時刻（１゜ｔ５に
て反転する信号が出力される。才た、各イレーズヘッド
１８ｍ、１８ｂの一端は接地されているので、インバー
タ６５を介してサイドＡのイレーズヘッド１８ｍに流れ
るイレーズ電流ｆは図示するように時刻ｔ３から時刻ｔ
５までの間のみ遮断される。一方、第２のフリップフロ
ップ６４の互出力端子には入力信号ｅの立下り時刻ｊｌ
　、　ｔ７にて反転する信号が出力される。

その結果、サイドＢのイレーズヘッド１８ｂに流れるイ
レーズ電流ｇは図示するように時刻ｔ１で立上り、時刻
ｔ７で立下る波形となる。また、第３図の実施例と同様
にサイドＡの記録再生ヘッド２３ｍは第６図に示すよう
に時刻ｉｊ、ｉ６期間のみ動作し、サイドＡの記録再生
ヘッド２３ｂは時刻１　Ｇ−（２期間のみ動作する。

このような構成の磁気記録装置であれば、ホストコンピ
ュータからのサイド選択信号すおよび記録可能信号ａに
同期して記録動作する記録再生ヘッドが変換されたとし
ても、第６図の各イレーズ電流ｆ、ｇで示すように、イ
レーズ遅れ時間中変換前のイレーズヘッドは動作状態で
ある。才た、上記イレーズ遅れ時間中変換後の記録再生
ヘッドは動作状態である。したがって、第３図の実施例
と同様の効果を祷ることができる。

さらに、この実施例においては、各イレーズヘッド１８
ａ、Ｊａｂの一端を共通に接地するようにしているので
、一対の磁気ヘッドと記録再生回路４Ｑを含む制御回路
全体との間の信号＃数を第３図の実施例より１本少い９
本とすることができる。ちなみに、従来の装置において
は、イレーズヘッド１８ｍ、Ｊａｂの一端と記録再生ヘ
ッド２３ａ、２３ｂのコモン端子とを接続して共通に取
り出しているために、上記信号線は８本に設定されてい
る場合が一般的である。したがって、前述した発明の効
果を得るための信号線の増設本数は１本のみでよい。

第７図は本発明のさらに別の実施例の磁気記録装置の磁
気ヘッド制御回路図であり、第３囚と同一部分には同一
符号が付しである。したがつて重複する部分の説明は省
略する。

この実施例においては、Ｄ型のフリップフロップ１５の
互出力端子は第１および第２のナントゲート１１．ｆ／
２の一方の入力端子に接続されている。これら第１．第
２のナントゲート７１．７２の他方の入力端子はサイド
選択（８８）信号が入力されるインバータ１９に接続さ
れたラッチ回路３４の４出力端子および司出力端子にそ
れぞれ接続されている。しかして、各ナントゲート７１
，７・２の出力端子はインノく一タフ３．７４を介して
サイドＡのイレーズへ゛ノド１８ｍの一端およびサイド
Ｂのイレーズへ・ンド１８ｂの一端にそれぞれ接続され
てＧ）る。

前記ラッチ回路３４のＱ出力端子および互出力端子はそ
れぞれ第１および第２のアンドゲート２０，２２の一方
の入力端子に接続されており、第１．第２のアンドゲー
ト２０，２２の他方の入力端子は共通してインノく一夕
１１の出力端子ｌこ接続されている。第１のアンドゲー
ト２０の出力端子は記録再生ヘッド３３ａのコモン端子
とアース間に介挿されたトランジスタ２４のベースに接
続されており、第２のアンドゲート２２の出力端子は記
録再生ヘッド２３ｂのコモン端子とアース間に介挿され
たトランジスタ２５のベースに接続されている。なお、
上記各記録再生ヘッド２：Ｉｍ、２３ｂのコモン端子は
それぞれ各イレーズヘッド１８ａ、ｊａｂの他端に接続
されている。

前記記録再生ヘッド２３ｍの両端子と記録再生回路４０
との間にスイッチング回路としての電界効果トランジス
タ（ＦＥＴ）７５．７６が介挿されており、各ＦＥＴ　
７５　、７６のゲートは共通してサイド選択信号が入力
されるインバータ１９の出力端子に接続されている。ま
た、記録再生ヘッド２３ｂの両端子と記録再生回路４゜
との間にスイッチング回路としての電界効果トランジス
タＣＦＥＴ）７７．７＆が介挿されており、各ＦＥＴ　
７７　、７　Ｂのゲートは共通して上記インパーク１９
の出力端子が接続されたインバータ１Ｌ９の出力端子に
接続されている。さらに、各記録再生ヘッド２３ｍ、２
３ｂの両端子間に抵抗８０．８１が接続されている。

このように構成された磁気記録装置において、第８図に
示すようにインバータ１１．１９にそれぞれ記録可能（
ＷＧ　）信号ａおよびサイド選択（ＳＳ）信号すがホス
トコンピュータから入力すると、第４図と同じ形状の、
フリップフロップ１５のＴ入力端子に入力されるパルス
信号Ｃ。

フリップフロップ１５のＱ出力端子の出力信号ｄ、ラッ
チ回路３４のＧ入力端子の入力信号ｅ。

ラッチ回路３４のＱ出力端子および司出力端子における
各出力信号ｆ、ｇが得られる。

しかして、上記ラッチ回路３４のｉ出力端子の出力信号
ｇと上記出力信号ｄの反転信号が入力されたナンド回路
７１の出力信号を反転するインバータ７３の出力信号り
は図示するように時刻ｔ５にて立上り、ｓ　ｓ　ｆｉｔ
号すが再び反転する時刻ｔ６からイレーズ遅れ時間Ｔ経
過後の時刻ｔ７にて立下る形状となる。一方、ラッチ回
路３４のＱ出力端子の出力信号ｆと上記出力信号ｄの反
転信号が入力されたナンド回路７２の出カ信、号を反転
するインバータ７４の出力信号ｊはス示するように時刻
ｉ１にて立上り、ｓｓ倍信号が反転する時刻ｔ２から時
間Ｔ経過後の時刻ｔ３にて立下る形状となる。したがっ
て、各イレーズヘッド２３ａ、２３ｂには上記各出力信
号ｈ＋Ｊに対応て動作する。さらに、ラッチ回路３４に
よってイレーズ遅れ時間Ｔだけ遅延されたサイド選択信
号およびこの信号の反転信号と前記インバータ１１の出
力信号が入力する第１および第２のアンドゲート２０，
２２の各出力は、トランジスタ２４．２５を導通制御し
て各記録再生ヘッド２３ａ、２３ｂを前記各イレーズヘ
ッド１８ｍ、１８ｂと同じタイミングで動作させようと
する。しかし、各記録再生ヘッド２３ａ。

２３ｂと記録再生回路４ｏとの間には前記ラッチ回路３
４を経由せずに直接サイド選択信号すによってオン・オ
フ制御され、るＦＥＴ７５　、７６゜７７．７８が介挿
されているので、上記各記録再生ヘッド２３ｍ、２３ｂ
はサイド選択信号すの切換動作時刻ｉ２．．ｊ６にて、
動作ヘッドが切換る。

このような構成の磁気記録装置であれば、サイド選択信
号すおよび記録可能信号ａが入力すると、サイド選択信
号すの変換時刻からイレーズ遅れ時間Ｔがｆ＆遇する才
では、変換前のイレーズヘッドは動作状態である。一方
、記録再生ヘッドは上記サイド選択信号すの状態に直接
応動するスイッチング回路としての４個のＦＥＴｆこて
上記変換時刻にサイドが変換される。したがって、結果
的に第３図の実施例と同様の効果を得ることが可能であ
る。

さらに、この実施例においては、従来の装置と同様ｌこ
イレーズヘッド１８ｍ、１８ｂの一端と記録再生ヘッド
２３ａ、２３ｂのコモン端子とを接続して共通に取り出
しているので、制御回路全体との間の信号線数は８本で
ある。したがって、前述した発明の効果を得るために信
号線を増設する必要ない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、たとえ磁気ディス
クの片方の記録面への記録が終了して外部制御部として
のホストコンピュータからのサイド選択信号が変換した
としても、イレーズ遅れ時間以上の時間、変換前のイレ
ーズヘッドを動作させるようにしている。したがって、
上記外部制御部の制御プログラムを変更せずにいずれの
制御装置に対しても接続でき、他の装置に対する互換性
能を向上できる。

また、上記イレーズ遅れ時間経過中サイド変換後の記録
再生ヘッドを動作させるようにしているので、この期間
に記録トラックの検出、データの再生等の他の業務を実
行できるので、全体としての記録再生速度を向上できる
。

なお、磁気ヘッドと制御回路全体との間の信号線の設置
数を増加させることなく、上述した効果を得ることも可
能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は磁気ディスクに対するトンネルイレーズ屋の磁
気ヘッドの配置関係を示す部分図、第２図は従来の磁気
記録装置の動作を示すタイムチャート、第３図は本発明
Ｃ）−実施側に係る磁気記録装置の磁気ヘッド制御回路
図、第４図は同磁気記録装置の動作を示すタイムチャー
ト、第５図および第７図は本発明のイ也のｉｌ！　＃　
？！ｌを示す磁気記録装置の磁気ヘッドＩＩＪ御回路図
１、第６図および第８図は同磁気記録装置の効イ乍を示
すタイムチャートである。 １・・・磁気へ゛ンド、２，２３ａ、２３ｂ・・・ｉ己
碌再生ヘッド、３．１８ｍ、１８ｂ・・・イレーズヘッ
ド、４・・・記録トラック、５・・・磁気へ゛ンド、１
２・・・第１の単安定回路、１３・・・第２の柩安定回
路、１５．６３．６４・・・フリップフロ゛ンプ、３４
・・・ラッチ回路、７５．７６．７７．７８・・・ＦＢ
Ｔ　（スイッチング回路）、ｆτ・・・ｎ己録可ｉ目信
号、ＳＳ・・・サイド選択信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録再生ヘッドとイレーズヘッドとを両面に記録
   面が形成された磁気ディスクの回転方向に沿って離間さ
   せてなる１対のトンネルイレーズ型の磁気ヘッドを前記
   磁気ディスクの両側に配置し、外部制御部からのサイド
   選択信号にて選択された前記磁気ヘッドによって前記磁
   気ディスクに対してデータの記録再生を行う磁気記録装
   置において、前記サイド選択信号に応動する前記磁気ヘ
   ッドのイレーズヘッドへの選択信号を前記トンネルイレ
   ーズ型の磁気ヘッドにおけるイレーズ遅れ時間以上の時
   間だけ遅勉させるラッチ回路を設け、前記イレーズ遅れ
   時間中前記イレーズヘッドへの選択信号が切換ることを
   禁止することを　１特徴とする磁気記録装置。 １９１　雪２易′Ｍｔ出八１すＶＬ）１１−一へｉす１
   す１−ナー−二に記録面が形成された磁気ディスクの回
   転方向に沿って離間させてなる１対のトンネルイレーズ
   型の磁気ヘッドを前記磁気ディスクの両側に配置し、外
   部制御部からのサイド選択信号にて選択された前記磁気
   ヘッドをこよって前記磁気ディスクに対してデータの記
   録再生を行う磁気記録装置において、前記外部制御部か
   らの記録可能信号に応動して前記トンネルイレーズ型の
   磁気ヘッドにおけるイレーズ遅れ時間を示す遅れ時間パ
   ルス信号を発生ずゲートと、このアンドゲートの出力信
   号でもって前記記録可能信号をオン・オフ制御して前記
   磁気ヘッドのイレーズヘッドへのイレーズ信号として送
   出するフリップフロップ回路とを備えたことを特徴とす
   る磁気記録装置。 ３）　記録再生ヘッドとイレーズヘッドとを両面ｌこ記
   録面が形成された磁気ディスクの回転方向Ｃと沿って耐
   量＊せＴかＡ１対のトソ土ルスレーズ凰の磁気ヘッドを
   前記磁気ディスクの両側に配置し、外部制御部からのサ
   イド選択信号にて選択された前記磁気ヘッドによって前
   記磁気ディスクに対して記録再生回路を介してデータの
   記録再生を行う磁気記録装置において、前記記録再生ヘ
   ッドと前記記録再生回路との間に介挿され、前記サイド
   選択信号に応動するスイッチング回路と、前記サイド選
   択信号を前記トンネル屋の磁気ヘッドにおけるイレーズ
   遅れ時間以上の時間だけ遅らせるラッチ回路とを設け、
   前記イレーズ基れ時間中、記録再生ヘッドへの選択信号
   が切換ることを可能とするとともにイレーズヘッドへの
   選択信号が切換ることを禁止するようにしたことを特徴
   とする磁気記録装置。