JPS6011460Y2 - 流速流量測定装置 - Google Patents

流速流量測定装置

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JPS6011460Y2
JPS6011460Y2 JP9581380U JP9581380U JPS6011460Y2 JP S6011460 Y2 JPS6011460 Y2 JP S6011460Y2 JP 9581380 U JP9581380 U JP 9581380U JP 9581380 U JP9581380 U JP 9581380U JP S6011460 Y2 JPS6011460 Y2 JP S6011460Y2
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JP
Japan
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circuit
level
measuring device
vibration
flow rate
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Application number
JP9581380U
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English (en)
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JPS5719465U (ja
Inventor
一造 伊藤
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本発明はカルマン渦を利用した流速流量測定装置に関す
るものである。
更に詳述すれば、カルマン渦により渦発生体に作用する
交番力を検出して、渦発生周波数を信号として取り出、
し、流速又は流量を測定する流速流量測定装置に関する
ものである。
第1図は、従来より一般に使用されている従来例の説明
図である。
図において、1は測定流体の流れる円筒状の管路、2は
管路1に直角に挿入された柱状の受力体である。
21は受力体2の一端側に設けられた凹部、3は円板状
の力検出センサで、凹部21に配置されている。
力検出センサ3は、この場合は、第2図に示す如く、円
板状の素子本体31と電極32.33,34よりなる。
電極32は、薄円板状をなし、素子本体31の一面側に
設けられている。
一方、電極33.34は、はぼ半円形をなし、素子本体
31の他面側に素子本体31の中心を挾んで対称形に設
けられ、受力体の軸心をはさんで、流路方向と直角方向
に対称になるように配置されている。
素子本体31は、この場合は、圧電素子が使用されてい
る。
4は力検出センサ3を凹部21内に凹部21より絶縁し
て封着する封着体で、この場合は、ガラス材が用いられ
ている。
第3図は第1図の電気回路5の一例で、51はチャージ
コンバータ回路、52はローパスアクティブフィルタ回
路、53はシュミットトリガ回路を示す。
以上の構成において、管路1内に測定流体が流れると、
受力体2には、カルマン渦により第1図に示す如く、管
路に直角方向に交番力Fvが作用する。
而して、力検出センサ3の電極32−33、電極32−
34間の電気出力を測定すれば渦発生周波数を知ること
ができる。
この場合、電極32−33、電極32−34間の電気出
力を差動的に処理すれば、2倍の電気出力を得ることが
できる。
而して、圧電素子よりなる力検出センサ3に誘起された
交番電荷はチャージコンバータ回路51により電圧に変
換される。
ローパス・アクティブフィルタ回路52において、所要
のレベルまで増幅され、シュミットトリガ回路53でパ
ルス列信号となる。
トリガ回路の出力はトリガレベル電圧以上の交流電圧を
有する入力周波数に1=1に対応したパルス列信号とな
る。
ところで、力検出センサ3に誘起される交番電荷はカル
マン渦による揚力方向の交番Fvのほかに配管振動等に
よるノイズが含まれる。
配管振動のうちでは、揚力方向の振動が特に大きい。
一方シュミットトリガ回路では、トリガレベル以上の入
力に対して出力がON −OF F信号となるので、ト
リガレベルはノイズレベルより常に高く設定される必要
がある。
このため、あらかじめ設定されたトリガレベル以下の測
定信号レベルは、パルス信号出力にはならない。
したがって、設定トリガレベル以下の、測定信号レベル
の小さい、低流量の測定は、計測不可能となりカットさ
れてしまう。
それ故に、トリガレベルの設定の調整は、測定可能レン
ジの下限を決定してしまうので、慎重に決定する必要が
ある。
所で、実際のフィールドにおける配管ラインの振動によ
る影響は、設置してみないと明らかにならないのが普通
である。
したがって、安全を見て、トリガレベルを高く設定する
ため、測定可能レンジの下限が狭くなる。
第4図は、許容振動レベル範囲を示したもので、渦発生
周波数の低い、即ち、低流量レベルでは許容振動レベル
が低いことを表わしている。
本考案は、以上の点に着目したものである。
本考案の目的は、配管ラインの振動レベルに対応して適
切な測定レンジの下限を自動的に決定し、最適な計測レ
ンジを確保し得る流速流量測定装置を提供するにある。
第5図は、本考案の一実施例の構成説明図で、第6図は
第5図の電気回路のブロック図の説明図である。
図において、第1〜3図と同一記号は同一機能を示す。
以下第1〜3図と相違する部分のみ説明する。
6は管路1に設けられた、交番力Fv力方向配管振動を
検出する振動ピックアップで、この場合は、圧電素子が
使用されている。
7は振動ピックアップ回路である。
71は初段入力処理回路で・、この場合は、チャージコ
ンバータ回路51と同様のものが使用されている。
72はローパスアクティブフィルタ回路で、この場合は
、フィルタ回路52と同じ特性を有する。
73はフィルタ回路72の出力を整流しアナログ電圧に
変換する整流回路である。
整流回路73の出カフ31は、第7図に示す如く、シュ
ミットトリガ回路53のトリガレベルの調整回路のOP
アンプ531のコントールに使用される。
なお、振動ピックアップ回路7のゲインは、力検出セン
サ3の管路振動ノイズの検出レベルと、振動ピックアッ
プの検出レベルとの関係で相対的に決定される。
このようなものにおいては、シュミットトリガ回路53
のトリガレベルは、実際の設置場所での配管振動レベル
を振動ピックアップ6で検出、し、振動ピックアップ回
路7を介して、自動的に調整されるので、最適な(レン
ジ幅の広がった)計測レンジを確保することができる。
第8図は、本考案の他の実施例の要部構成説明図である
本実施例においては、トリガ回路53において、OPア
ンプ531の入力側に直列的に抵抗R及び並列的に電界
効果トランジスタFETを接続したもので、電界効果ト
ランジスタFETのゲート電圧として前述の整流回路7
3の出カフ31を加えるようにしたものである。
本実施例においては電界効果トランジスタFETのソー
スとドレイン間の抵抗がゲート電圧によって変化するこ
とを利用したものである。
本実施例においては、トリガ回路53の入力レベルを振
動ピックアップ回路73の出カフ31で調整するように
したもので、トリガレベルの調整を、入力レベルを調整
して等価的に行うものである。
なお、前述の実施例においては、振動ピックアップ6は
管路1に取付けられていると説明したが、これに限るこ
とはなく、たとえば受力体2の管路1との接合部近くに
設けられてもよく、要するに、揚力Fv力方向管路振動
を検出できれば、設置個所は何処でもよい。
また、前述の実施例のごとく、力検出センサ3を用いて
交番力Fvを直接測定する方式のものに限らず、歪み検
出方式や容量検出方式のもめに本考案を用いてもよいこ
とは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、配管ラインの振
動、レベルに対応して適切な測定レンジの下限を自動的
に決定し、最適な計測レンジを確保し得る流速流量測定
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来より一般に使用されている従来例の説明図
、第2図は第1図の部分説明図、第3図は第1図の電気
回路のブロック図、第4図は第1図実施例の許容管路振
動レベルの説明図、第5図は本考案の一実施例の構成説
明図、第6図は第5図の電気回路のブロック図、第7図
は第6図の要部説明図、第8図は本考案の他の実施例の
要部構成説明図である。 1・・・・・・管路、2・・・・・・受力体、21・・
・・・・凹部、3・・・・・・力検出センサ、31・・
・・・・素子本体、32,33.34・・・・・・電極
、4・・・・・・封着体、5・・・・・・電気回路、5
1・・・・・・チャージコンバータ回路、52,72・
・・・・・ローパスアクティブフィルタ回路、53・・
・・・・シュミットトリガ回路、531・・・・・・O
Pアンプ、6・・・・・・振動ピックアップ、7・曲・
振動ピックアップ回路、71・・・・・・初段入力処理
回路、73・・・・・・整流回路、731・・・・・・
出力、R・・・・・・抵抗、FET・・・・・・電界効
果トランジスタ、Fv・・・・・・交番力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カルマン渦により物体に作用する交番力をシュミットト
    リガ回路を介して検出し流速又は流量を測定する流速流
    量測定装置において、前記交番力の方向と同方向の配管
    振動を検出する、振動ピックアップセンサと、該振動ピ
    ックアップセンサの出力に応じて、前記シュミットトリ
    ガ回路のトリガレベルまたは入力レベルを変化させるレ
    ベル調整回路とを具備したことを特徴とする流速流量測
    定装置。
JP9581380U 1980-07-08 1980-07-08 流速流量測定装置 Expired JPS6011460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9581380U JPS6011460Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 流速流量測定装置

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JP9581380U JPS6011460Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 流速流量測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5719465U JPS5719465U (ja) 1982-02-01
JPS6011460Y2 true JPS6011460Y2 (ja) 1985-04-16

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ID=29457671

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