JPS60114590A - ハンダ付け性にすぐれた表面処理鋼板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はＺ、ｎまたはＺ、ｎ合金メッキ鋼板のハンダ
（；Ｉけ１イ１．の向」二を図ったハンダ（＝Ｉけ性に
すぐれた表面処理鋼板に門する。

７山またば／、Ｉ’１合金メッキ銅板は、自動車および
硅イ（等に広く利用されているが、その成形方法にハン
ディ・ｊけエイ（＋、ｊを含む場合が多い。このＺｎま
たはＺｎ合金メッキ鋼板は一般に、ハンダ濡れ性が通″
１’：’＋の冷ＱＩＬ鋼板に１咬べて低く、ハンディ１
け性に劣り、このため接合不良を起すことがあって問題
となっている。

そもそもハンダ飾れ性は、溶融ハンダと被接合金１萬の
１に台面との間の表面張力に支配される。そして金属表
面は大気下では通常（”駅めて薄い酸化物皮膜（以下酸
化皮膜という）で被覆されており、ハンダと接する被接
合金属の表面にこのような酸化皮膜が存在すると上記表
面張力が低下し、ハンダと被接合金属との粘着力が阻害
されてハンダ濡れ性は低下する。しかもこの酸化皮膜は
、ハンダ付けの際の高温処理によシ高渦に曝されると酸
化が一段と進んでさらに強固に酸化皮膜を形成してくる
ので、ハンディ：Ｊけの際のハンダ濡れ性は一段と低下
する。

上記酸化皮膜形ｆ５ｙ、によるハンダ濡れ性低下の対策
としては一般に、ハンダ（＝Ｊけの際に適当なフラック
スを接合面に塗布する等して、該フラックスに酸化皮膜
の生成、増大の抑制またはその分１４１１除去等を行わ
せて、被接合金属の接合面のハンダ１１．；れ性の向上
を図るという処ｆｉ＆がとられる。

しかし上記Ｚ１’ｌまたはＺｎ合金メッキ鋼板の場合に
は、通常の冷Ｉｇ、鋼板に較べて大気下での酸化皮膜が
発生し易い詐りでなく、ハンダ（＝Ｊけのｌ’５＋’！
　＋ｉｌ＋濡に曝されると表面酸化がなお−１曽進み易
いという性ａから一段と強固な酸化液１１ψが形成され
てきて、ｊ１１１常のフワックス処即では酸化液ＩＩｑ
の生成抑制またＱよ分舗除去切のハンダ濡れ性向上の効
果が十分ＫｉＪｉわｉｌず、上記の如くハンダの接合不
良という°１４態に゛まで発展する事例が発生し、問題
となっているのである。

そこで本発明者らは、ＺｎまだはＺｎ合金メッキ鋼板の
大気中での酸化液＋１Ｌ、％の生成並びにハンダ（１け
に当っての高温１１ｊｉ露による酸化皮膜の成長を抑制
する効果的な手段について、鋭意央験研究を重ねた結果
、７．ｒ＋またＩｄ、　Ｚｎ合金メッキ鋼板の表面にｔ
ｎ〜Ｂメッキ層を設けることによって上記の目的をｊ３
′：成しイｌＦてハンディ：］け性にすぐれた表面処理
鋼をイ１；ることかできるという知見を得た。

すなわち本発明はＺｎ　”ｔたはＺｎ合金メッキ鋼板の
メッキ表面にＮ　ニー　Ｂメッキ層を設けたことを特徴
とするハンダ（＝Ｉけ性にずぐれた表面処理鋼板を要旨
とする。

／・ｒｌまたはＺ、ｎ合金メッキ鋼板の表面にＮ’ｘ−
Ｂメッキ層を設けるととによりハンディ」け性が向上す
るのは次の理由による。

すなわち、Ｎ１−Ｂメツギｊ曽中のＢがＩ’７ｔｉ’（
めて１１１１４酸化性に強い性質を冶しているところか
ら、特に高温に曝された場合の酸化皮膜生成の増大がＮ
ｊ−Ｊ３メッキ層により完全に抑制されて、フラックス
によるハンダ濡れ性向上効果が冷延９１１板なみに享受
し得るからと考察される。

上記Ｎ１−Ｂメッキ層の厚さは０．０２〜５．０μ、の
範囲が好ましい。この理由は、０．０２μ未満の場合は
、メッキＤが少な過ぎてＮｉ、−Ｂメッキ層の均一分布
が形成されないだめにハンダ濡れ性向上の効果が不十分
となる場合があり、壕だ５．０μを越えて厚くしてもハ
ンダ滴れ性向上の効果が飽和していたずらに経済的にコ
スト高となるだけであるからである。

なお本発明において、ＺｎまたはＺｎ合金メッキ鋼板表
面のＮ１−Ｂメッキ層中のＢの含有；１１としては、０
１〜３　ｗｔ％程度とするのが好ましい。Ｎ１−Ｂメッ
キ層はジメチルアミンボフンを添加した硫酸ニッケル浴
による電気メッキ等にて得ることができる。

次に本発明の実施効果について説明する。

鋼（反表面に１＋＋＜々の厚さにＺｎ、　Ｚｎ−Ｎｉ合
金またはＺｒ＋−丁゛ｅ合金メッキを施したメッキ鋼板
に、下記の条件による電気メッキにて厚さを種々に変え
てＮｊ−１３メツキを施し、各種の表面処理鋼板を得た
。

１＼Ｉｊ−１３メツキ条件 硫酸ニッケル：　Ｎｉ　ｊｉ（として３０　ｇ／ｌ−ジ
メチルアミンボフン：　１０　ｇ／、ｇ？＋’ｌ’、前
条件＝１〜分ｍ７ 浴？ｉ：Ａ　：　６９℃ なお、Ｎ’ｉ−、Ｂメッキ皮膜中に含有をれるＢは、０
１〜３．　ｇ　ｗｔ％でを）つた。

得られた表面処理鋼板について、下記の試験によりハン
ダ４７ｒ＋れ性の調査を行った。

ハンダににれ性試験 試験ノ１の寸法：０．８麿厚×５履１１’Ｊ　Ｘ　５０
職長ハンダの種ハ“ｊ：Ｈ６８Ａ（日本工業規格）ハン
ダのｌ晶Ｉ伎：　２８０　’Ｃ フヲックヌ：ＧＸ−７ 浸漬深さ＝２ｗ１ 浸漬時１）Ｊ）　：　１０秒 浸入速度：１６−秒 ハンダ濡れ性評価：　２８０　”Ｃのハンダ浴中に、深
さ２順、１０秒間浸漬する条件のメニスコグラフ法によ
シ行い、浸漬１０秒後、試料にかかる荷重の測定を行い
、空気中の試料重量との差からハンダ濡れ性の評価を行
った。評価１ｉｉ’＋’、Ｉｔま大きい程良好なハンダ
濡れ＋ｇｂを示す。

上記結果をまとめて第１表に示した。

第１表に見る通り、評価の基準としたＮｉ、−８メッキ
層なしの比較例（６）〜（８）がハンダ濡れ性評価値が
−０６２、−０，６８、−０，６８と負の値でハン０．
６０といずれも％めで大きな正の値を示し、きわめて良
好なハンダ４１６れ１（Ｉを有するものと判定された。

ｗ上の説４明に明らかなＩＪ＋、＋　＜　、本発明は、
高温に１１−ｔされると表面酸化を起し易く接合不良を
起こずという７、ｌ’ｌまたは７、ｌ）合金メッキ鋼板
のハンダ付けにおける弱点を有効ＶこＩ’Ｊｆ’消する
ものであり、従つで７山寸たけＺｎ合金メッキ鋼板のハ
ンダ１τ］け作業のｆ１ヒ率向」〕ならびにコストの低
減に寄与するところ人なるものがｋ）ると云うことがで
きる、出にｉ１１人　住友金属工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　Ｚｎ　ｉたはＺｎ合金メッキ鋼板において、そ
   の表面にＮ　ｉ　−、Ｂメッキ層を設けたことを特徴と
   するハンディ；１け性にすぐれた表面処ＢＩ　Ｒ１１板
   。