JPS60112758A - Ν−フエニルマレイミド類の製造方法 - Google Patents
Ν−フエニルマレイミド類の製造方法Info
- Publication number
- JPS60112758A JPS60112758A JP21948583A JP21948583A JPS60112758A JP S60112758 A JPS60112758 A JP S60112758A JP 21948583 A JP21948583 A JP 21948583A JP 21948583 A JP21948583 A JP 21948583A JP S60112758 A JPS60112758 A JP S60112758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- product
- reaction
- phenylmaleimide
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はN−フェニルマレイミド類の効果的製造方法に
関するものである。さらに詳しくはアニリノ類と無水マ
レイン酸類とをリンの酸化物の存在下に反応させるN−
フェニルマレイミド類の製造方法の改良に関するもので
ある。
関するものである。さらに詳しくはアニリノ類と無水マ
レイン酸類とをリンの酸化物の存在下に反応させるN−
フェニルマレイミド類の製造方法の改良に関するもので
ある。
N−フェニルマレイミド類は耐熱性ホllマー原料、あ
るいは医薬品、農薬原料などとして広範囲な用途に使用
されている化合物である。
るいは医薬品、農薬原料などとして広範囲な用途に使用
されている化合物である。
従来から、N−フェニルマレイミド類の合成は、アニリ
ノ類と無水マレイン酸類とから得られるマレアミック酸
類を、無水酢酸をはじめとする脂肪酸無水物を用いて脱
水閉環する方法により一般的かつ効果的に行なわれてき
た(例えば特開昭53−53648号公報−)。しかし
、この方法は収率よくN−フェニルマレイミド類を得る
ためには、コバルト塩などの高価な触媒類を併用せねば
ならず、また反応条件も狭い温度範囲に限定されるなど
の問題があり、必らずしも満足すべき方法であるとはい
えない。一方マレアミック酸の脱水イミド開環剤として
リンの酸化物が有効であることは従来からよく知られて
いた(例えば、 A−E−Kretov et at
+ Zhur、 0bschcheiKhin1. 。
ノ類と無水マレイン酸類とから得られるマレアミック酸
類を、無水酢酸をはじめとする脂肪酸無水物を用いて脱
水閉環する方法により一般的かつ効果的に行なわれてき
た(例えば特開昭53−53648号公報−)。しかし
、この方法は収率よくN−フェニルマレイミド類を得る
ためには、コバルト塩などの高価な触媒類を併用せねば
ならず、また反応条件も狭い温度範囲に限定されるなど
の問題があり、必らずしも満足すべき方法であるとはい
えない。一方マレアミック酸の脱水イミド開環剤として
リンの酸化物が有効であることは従来からよく知られて
いた(例えば、 A−E−Kretov et at
+ Zhur、 0bschcheiKhin1. 。
26 + 208〜l 3 (’56 )−、Will
iamR,Rodericl(。
iamR,Rodericl(。
J、 Am、 Ch曲、 Soc、 、 7乏、171
0〜12(’57)、。
0〜12(’57)、。
p、4. Z、 Baral(at et al 、
J、Chem−3oc、 、 1957 。
J、Chem−3oc、 、 1957 。
4133〜5など)。しかしこれらの従来例は五酸化リ
ンを無溶媒で、またはトルエン、レオキサノなどの五酸
化リンをほとんど溶解しない溶媒中で利用していること
もあって、いずれも収率は高々50%程度にとどまり、
工業的にはほとんど実用性のないものである。
ンを無溶媒で、またはトルエン、レオキサノなどの五酸
化リンをほとんど溶解しない溶媒中で利用していること
もあって、いずれも収率は高々50%程度にとどまり、
工業的にはほとんど実用性のないものである。
またアミノフェノールという特殊なアニリン誘導体から
のマレイミド合成に限っては、五酸化リンをその良溶媒
と併用して反応させることが有効であると指摘されてい
る(特開昭54−66.671号公報)。しかしこの場
合は五酸化リンがアミノフェノールの水酸基と反応して
リン酸エステル類を生成するためか、あるいは水酸基が
二重結合への付加反応を起こすためか、生成マレイミド
の収率が組成品でも高々82.5%であり、純度も非常
に悪く、シかも蒸留精製がむず力ししいため、精製コス
トも高くつくなどの欠点があり、とても満足できる合成
法とはいえない。
のマレイミド合成に限っては、五酸化リンをその良溶媒
と併用して反応させることが有効であると指摘されてい
る(特開昭54−66.671号公報)。しかしこの場
合は五酸化リンがアミノフェノールの水酸基と反応して
リン酸エステル類を生成するためか、あるいは水酸基が
二重結合への付加反応を起こすためか、生成マレイミド
の収率が組成品でも高々82.5%であり、純度も非常
に悪く、シかも蒸留精製がむず力ししいため、精製コス
トも高くつくなどの欠点があり、とても満足できる合成
法とはいえない。
そCで本発明者らは、従来公知の方法の持つこレラ欠点
ヲ有しないN−フェニルマレイミド類の製造方法につい
て鋭意検討した結果、脱水イζド閉環剤としてリンの酸
化物を均一溶液で利用するにあたって、フェノール性水
酸基を有しないアニリン誘導体を用い、しかも80℃以
上で反応させた後、生成物を直接蒸留回収することがN
−フェニルマレイi F類を高純度、高収率で生産する
目的上極めて有効であるCとを見出し本発明に到達した
。
ヲ有しないN−フェニルマレイミド類の製造方法につい
て鋭意検討した結果、脱水イζド閉環剤としてリンの酸
化物を均一溶液で利用するにあたって、フェノール性水
酸基を有しないアニリン誘導体を用い、しかも80℃以
上で反応させた後、生成物を直接蒸留回収することがN
−フェニルマレイi F類を高純度、高収率で生産する
目的上極めて有効であるCとを見出し本発明に到達した
。
わされるアニリン類と無水マレイン酸またはその誘導体
とを、リンの酸化物の存在下、リンの酸化物およびN−
フェニルマレイミド類を溶解させる溶媒中、80〜20
0℃で反応させた後、溶媒に続いて生成物を直接蒸留回
収することを特徴とするN−フェニルマレイミド類の製
造方法を提供するものである。
とを、リンの酸化物の存在下、リンの酸化物およびN−
フェニルマレイミド類を溶解させる溶媒中、80〜20
0℃で反応させた後、溶媒に続いて生成物を直接蒸留回
収することを特徴とするN−フェニルマレイミド類の製
造方法を提供するものである。
本発明で使用されるアニリン類は一般式には水素の他、
本発明の反応に不活性な置換基例えば、フッ素基、塩素
基、臭素基、ヨウ素基などのハロゲン基、01〜C6の
アルキル基、フェニル基、Q〜Caのアルキルエーテル
基、フェノキシ基、カルボキシル基または二1・0基な
どが含まれる。ただしOH基は除く、、仁のアニリン類
の例としては、アニリン、モノフルオロアニリンおよび
レフルオロアニ′ リンをはじめとするポリフルオロア
ニリノ、モノクロルアニリン、ジクロルアニリノ、モノ
ブロムアニリ/、ジブロムアニリノ、モノヨードアニリ
ンおよびショートアニリノなどの核ハロゲン化アニリン
類、トルイレノ、エチルアニリノ、70ロピルアニリノ
、ブチフレアニリン、ジクロルアニリン、ジエチルアニ
リン、ビニルアニリンおよびエチニルアニリノなどのア
ルキル置換アニリノ類、フェニルアニリンおよびベンジ
ルアニリノのようなアラルキル置換アニリン類、アニソ
ール、エトキノアニリノおよびジメトキシアニリンなど
のアルキルエーテル置換アニリノ、フェノキシアニリノ
、アミノ安息香酸、アミノ安息香酸カルボメトキシアニ
リノおよびニトロアニリ7などが挙げられる。
本発明の反応に不活性な置換基例えば、フッ素基、塩素
基、臭素基、ヨウ素基などのハロゲン基、01〜C6の
アルキル基、フェニル基、Q〜Caのアルキルエーテル
基、フェノキシ基、カルボキシル基または二1・0基な
どが含まれる。ただしOH基は除く、、仁のアニリン類
の例としては、アニリン、モノフルオロアニリンおよび
レフルオロアニ′ リンをはじめとするポリフルオロア
ニリノ、モノクロルアニリン、ジクロルアニリノ、モノ
ブロムアニリ/、ジブロムアニリノ、モノヨードアニリ
ンおよびショートアニリノなどの核ハロゲン化アニリン
類、トルイレノ、エチルアニリノ、70ロピルアニリノ
、ブチフレアニリン、ジクロルアニリン、ジエチルアニ
リン、ビニルアニリンおよびエチニルアニリノなどのア
ルキル置換アニリノ類、フェニルアニリンおよびベンジ
ルアニリノのようなアラルキル置換アニリン類、アニソ
ール、エトキノアニリノおよびジメトキシアニリンなど
のアルキルエーテル置換アニリノ、フェノキシアニリノ
、アミノ安息香酸、アミノ安息香酸カルボメトキシアニ
リノおよびニトロアニリ7などが挙げられる。
本発明で用いられる無水マレイン酸およびそのM導体と
は無水マレイン酸およびそのハロゲン置換物、アルキル
置換物、ディールス・アルダ−反応付加体などおよびこ
れらのアルキルエステル誘導体、酸ハロゲン化物誘導体
およびジカルボン酸誘導体などであり、例えば無水マレ
イノ酸、クロfi/置換無水マレイノ酸、メチル置換無
水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水ナジック酸、ク
ロル置換無水ナジック酸、メチル置換無水ナジック酸お
よびこれらのアルキルエステル誘導体 #/10ゲン化
物誘導体、ジカルボン酸誘導体などが挙げられる。Cれ
ら無水マレイン酸またはその誘導体(以後、無水マレΔ
)酸類と略称する)は一種または二種以上の混合物で用
いられる。
は無水マレイン酸およびそのハロゲン置換物、アルキル
置換物、ディールス・アルダ−反応付加体などおよびこ
れらのアルキルエステル誘導体、酸ハロゲン化物誘導体
およびジカルボン酸誘導体などであり、例えば無水マレ
イノ酸、クロfi/置換無水マレイノ酸、メチル置換無
水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水ナジック酸、ク
ロル置換無水ナジック酸、メチル置換無水ナジック酸お
よびこれらのアルキルエステル誘導体 #/10ゲン化
物誘導体、ジカルボン酸誘導体などが挙げられる。Cれ
ら無水マレイン酸またはその誘導体(以後、無水マレΔ
)酸類と略称する)は一種または二種以上の混合物で用
いられる。
本発明に用いられる脱水イミド化剤はリンの酸化物であ
り、具体的な例として五酸化リン、三二酸化リン、メタ
リン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸およびポリリン酸
などが挙げられる。これらリンの酸化物の使用量は無水
マレイン酸類1モルに対して脱水イミド閉環剤の脱水当
量として0.01〜10(さらに好適には0.1〜3)
当量が好ましい。
り、具体的な例として五酸化リン、三二酸化リン、メタ
リン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸およびポリリン酸
などが挙げられる。これらリンの酸化物の使用量は無水
マレイン酸類1モルに対して脱水イミド閉環剤の脱水当
量として0.01〜10(さらに好適には0.1〜3)
当量が好ましい。
本発明の反応は、脱水イミド閉環剤としてのリンの酸化
物が溶解して均一系となる溶媒中で行なう仁とが必要で
ある。さらにこの溶媒は原料のアニリン類、無水マレイ
ン酸類および生成物としてのN−フェニルマレイミド類
を溶解させる能力をもつ必要がある。これらの条件に適
した溶媒は含窒素卵プロトノ性極性溶媒である。その具
体的な例として、N、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−;1チルホノVムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン、N−メチルカプロラク
タム、テトラメチル尿素およびヘキサメチレンホスホア
ミドなどが挙げられる。
物が溶解して均一系となる溶媒中で行なう仁とが必要で
ある。さらにこの溶媒は原料のアニリン類、無水マレイ
ン酸類および生成物としてのN−フェニルマレイミド類
を溶解させる能力をもつ必要がある。これらの条件に適
した溶媒は含窒素卵プロトノ性極性溶媒である。その具
体的な例として、N、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−;1チルホノVムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン、N−メチルカプロラク
タム、テトラメチル尿素およびヘキサメチレンホスホア
ミドなどが挙げられる。
本発明における脱水イミド閉環剤としてのリンの酸化物
を反応系に添加するにあたっては、人手形態のまま利用
することも可能であるが、あらかじめリンの酸化物の有
機溶媒溶液を別途調製して使用する方が次のような利点
があるためより好ましい。すなわち、(1)添加時の溶
解発熱による温度の急上昇が避けられ反応制御が容易に
なる、(2)脱水剤の利用効率が上昇するおよび(3)
反応生成物の劣化が少なく色調が良い。
を反応系に添加するにあたっては、人手形態のまま利用
することも可能であるが、あらかじめリンの酸化物の有
機溶媒溶液を別途調製して使用する方が次のような利点
があるためより好ましい。すなわち、(1)添加時の溶
解発熱による温度の急上昇が避けられ反応制御が容易に
なる、(2)脱水剤の利用効率が上昇するおよび(3)
反応生成物の劣化が少なく色調が良い。
本発明の反応を実施するにあたっては、アニリノ類、無
水マレイノ酸類および脱水イミド閉環剤を同時に仕込ん
で反応させることもoJ能であり、また、まずアニリノ
類と無水マレイノ酸類とを反応させて、アミド酸を合成
した後に脱水イミド化閉環剤を添加して閉環反応を行な
わせるという方法も可能である。
水マレイノ酸類および脱水イミド閉環剤を同時に仕込ん
で反応させることもoJ能であり、また、まずアニリノ
類と無水マレイノ酸類とを反応させて、アミド酸を合成
した後に脱水イミド化閉環剤を添加して閉環反応を行な
わせるという方法も可能である。
さらに第3の方法として、まず脱水イミド閉環剤の溶液
を調製した後、その溶液中に無水マレイノ酸類およびア
ニリノ類を添加して反応させることも何ら支障な〈実施
できる。脱水イミド化閉環剤をあらかじめ調製した溶液
で使用する場合は第3の方法が反応濃度を高められる点
で有利である。
を調製した後、その溶液中に無水マレイノ酸類およびア
ニリノ類を添加して反応させることも何ら支障な〈実施
できる。脱水イミド化閉環剤をあらかじめ調製した溶液
で使用する場合は第3の方法が反応濃度を高められる点
で有利である。
反応は80〜200℃(より好ましくは85〜150℃
)の温度条件下に実施することが必要である。80℃よ
り低温では、イミド閉環反応が遅すぎて実用的でない。
)の温度条件下に実施することが必要である。80℃よ
り低温では、イミド閉環反応が遅すぎて実用的でない。
また200℃以上では、二重結合が活性化されて副生成
物としてのオリゴマーが多里に発生するため好ましくな
い。そして通常、反応時間は0.1〜10(好ましくは
0.5〜5)時間である。また、アミド酸生成に続いて
イミド閉環させるという二段法の場合は、一段目のアミ
ド酸生成反応は通常θ〜150℃(より好ましくは10
〜100℃)の温度条件下、0、1〜5時間で実施され
る。また二段目のイミド閉環反応は80〜200℃(よ
り好ましくは85〜150℃)の温度条件下に行なうこ
とが必要であり、通常、反応時間は0.1〜5時間であ
る。
物としてのオリゴマーが多里に発生するため好ましくな
い。そして通常、反応時間は0.1〜10(好ましくは
0.5〜5)時間である。また、アミド酸生成に続いて
イミド閉環させるという二段法の場合は、一段目のアミ
ド酸生成反応は通常θ〜150℃(より好ましくは10
〜100℃)の温度条件下、0、1〜5時間で実施され
る。また二段目のイミド閉環反応は80〜200℃(よ
り好ましくは85〜150℃)の温度条件下に行なうこ
とが必要であり、通常、反応時間は0.1〜5時間であ
る。
本発明におけるアニリノ類と無水マレイノ酸類との使用
比率は等モルが好ましい。どちらか一方を過剰に使用す
ることも可能であるが、反応終了後に過剰の未反応出発
物質が残留するだけであり、経済的見地がら無意味であ
る。
比率は等モルが好ましい。どちらか一方を過剰に使用す
ることも可能であるが、反応終了後に過剰の未反応出発
物質が残留するだけであり、経済的見地がら無意味であ
る。
本発明においCは反応終了後、反応混合物から溶媒に続
いて生成物を直接蒸留法によりill l1ll[する
。蒸留は減圧下、200℃以下の温度で行なうのが好ま
しい。200℃以上の温度では生成物が劣化して回収収
率が低下してしまう。減圧度を高くしてできるだけ低温
で蒸留するほど高純度品が高収率で得られる。
いて生成物を直接蒸留法によりill l1ll[する
。蒸留は減圧下、200℃以下の温度で行なうのが好ま
しい。200℃以上の温度では生成物が劣化して回収収
率が低下してしまう。減圧度を高くしてできるだけ低温
で蒸留するほど高純度品が高収率で得られる。
また反応生成混合物中の大部分の溶媒を留去するとリン
化合物液相が分離してくるのでリン化合物液相を容易に
分液除去するこよができる。この場合冷却すると生成N
−フェニルマレイミド類が固化してしまうことがあるの
で冷却せず、場合によっては加熱しながら分散操作を行
なうのが好ましい。このようにしてリン化合物を除去し
た後、生成物を蒸留回収すると、リン化合物共存下で蒸
留回収する場合と比べて劣化の度合はかなり改善される
、従来から一般に行なわれている水のような生成物を溶
解しない大量の沈殿剤中に、反応混合物を投入して生成
物を沈殿させて回収する方法(再沈法)では、生成物中
にイミド閉環していないアミド酸化合物やオリゴマーな
どの不純物が多量に混入してきて、生成物の純度は低い
ものになってしまう。しかも、一般に粗製イミド化合物
を精製する方法として知られている未閉環アミド酸をア
ルカリ洗浄により可溶化して除去する方法は、粗製N−
フェニルマレイミド類の場合+i 、N 7 工=ルマ
レイミド順そのものがアルカリにより容易に加水分解し
て滅失するため適用できない。
化合物液相が分離してくるのでリン化合物液相を容易に
分液除去するこよができる。この場合冷却すると生成N
−フェニルマレイミド類が固化してしまうことがあるの
で冷却せず、場合によっては加熱しながら分散操作を行
なうのが好ましい。このようにしてリン化合物を除去し
た後、生成物を蒸留回収すると、リン化合物共存下で蒸
留回収する場合と比べて劣化の度合はかなり改善される
、従来から一般に行なわれている水のような生成物を溶
解しない大量の沈殿剤中に、反応混合物を投入して生成
物を沈殿させて回収する方法(再沈法)では、生成物中
にイミド閉環していないアミド酸化合物やオリゴマーな
どの不純物が多量に混入してきて、生成物の純度は低い
ものになってしまう。しかも、一般に粗製イミド化合物
を精製する方法として知られている未閉環アミド酸をア
ルカリ洗浄により可溶化して除去する方法は、粗製N−
フェニルマレイミド類の場合+i 、N 7 工=ルマ
レイミド順そのものがアルカリにより容易に加水分解し
て滅失するため適用できない。
再沈法回収による粗収率は本発明の直接蒸留法による最
終収率より高い場合もあるが、精製が必要なため、実際
には工程数が多くなるうえに、収率、純度共に本発明の
方法より大11」に劣るものになってしまう。
終収率より高い場合もあるが、精製が必要なため、実際
には工程数が多くなるうえに、収率、純度共に本発明の
方法より大11」に劣るものになってしまう。
このように、本発明の方法を用いれば、N−フェニルマ
レイミド類が従来公知の方法ニ比べて大「1」に高純度
、高収率で得られる。このようにして得られるN−フェ
ニルマレイミド類は耐熱ポリマー原料、あるいは医薬品
、農薬雄1ト1などよして広範囲な用途に使用される。
レイミド類が従来公知の方法ニ比べて大「1」に高純度
、高収率で得られる。このようにして得られるN−フェ
ニルマレイミド類は耐熱ポリマー原料、あるいは医薬品
、農薬雄1ト1などよして広範囲な用途に使用される。
以下実施例を用いて本発明をさらに詳述する。
実施例1
攪拌機、11,1反81、滴ドロー1・および還流コン
デンサーを備えた内容積11のフラスコ中に無水マレイ
ノ酸98.1F(1,0モル)およびN、N−ジメチル
ホルムアミド(以後DMFと略称する) 200 ml
を仕込み、攪拌溶解させた。次に摘手ローI・よりアニ
リン93.1f(1,0モル)をD M F 100
mlに溶解した溶液を徐々に添加した。続いて30℃で
1時間反応させた後、五酸化リン56.8 F (0,
4モ/l/ )をDMF 150 mlに溶解した溶液
を徐々に添加した。添加終了後ioo’cまで昇温し、
この温度で1時間反応させた。
デンサーを備えた内容積11のフラスコ中に無水マレイ
ノ酸98.1F(1,0モル)およびN、N−ジメチル
ホルムアミド(以後DMFと略称する) 200 ml
を仕込み、攪拌溶解させた。次に摘手ローI・よりアニ
リン93.1f(1,0モル)をD M F 100
mlに溶解した溶液を徐々に添加した。続いて30℃で
1時間反応させた後、五酸化リン56.8 F (0,
4モ/l/ )をDMF 150 mlに溶解した溶液
を徐々に添加した。添加終了後ioo’cまで昇温し、
この温度で1時間反応させた。
次に反応装置から還流コンデンサーを取り外し、代わり
にアスピレータ−に接続した留出装置を取っけ、内温1
oo℃にて減圧下DMFの留去を開始した。430 d
のDMFを留去した時点で蒸留残液がN−フェニルマレ
イミド溶液相およびリン化合物溶液相の二相に分離して
きたので、リン化合物溶液層を分液除去した。続いてN
−フェニルマレイミド溶液層、を蒸留装置に戻し、アス
ピレーターを真空ポツプと取り代えて真空蒸留を行なっ
たところ、149F(収率86.0%)の黄色結晶性生
成物が得られた。得られた生成物のm、p、は91〜9
1.5℃、GPCによる純度分析結果は99%以上とい
う優れたものであっtこ。
にアスピレータ−に接続した留出装置を取っけ、内温1
oo℃にて減圧下DMFの留去を開始した。430 d
のDMFを留去した時点で蒸留残液がN−フェニルマレ
イミド溶液相およびリン化合物溶液相の二相に分離して
きたので、リン化合物溶液層を分液除去した。続いてN
−フェニルマレイミド溶液層、を蒸留装置に戻し、アス
ピレーターを真空ポツプと取り代えて真空蒸留を行なっ
たところ、149F(収率86.0%)の黄色結晶性生
成物が得られた。得られた生成物のm、p、は91〜9
1.5℃、GPCによる純度分析結果は99%以上とい
う優れたものであっtこ。
比較例1
実施例1の前半とまったく同様に合成操作を行ない、反
応混合物を得た。次にこの反応混合物をlOlの激しく
攪拌している水中に投入して、凝固析出させた。凝固析
出物を2回水洗した後乾燥したところ、黄色粉末が14
12(収率8L4%)得られた。
応混合物を得た。次にこの反応混合物をlOlの激しく
攪拌している水中に投入して、凝固析出させた。凝固析
出物を2回水洗した後乾燥したところ、黄色粉末が14
12(収率8L4%)得られた。
また得られた生成物のアルカリ滴定にょる閉環率は96
%で4%の未開環マレアミ゛ツク酸を含有するものであ
り、GPC+こよる純度分析テはN−フェニルマレイε
ドの純度Iより3%であった。
%で4%の未開環マレアミ゛ツク酸を含有するものであ
り、GPC+こよる純度分析テはN−フェニルマレイε
ドの純度Iより3%であった。
得られた生成物の一部5(lfを未閉環物を除去して精
製する目的で、1%炭酸ナト1Jウム水溶液でスラリー
洗浄した後、2回口過水洗して乾燥したところ、ア)v
カ+11こよる加水分解が起こって目的物が滅失したら
しく、回収物は23f(収率46%)しか得られなめ・
つた。回収物についてもアルカリ滴定による閉環率の測
定およびGPCによる純度分析を行なったところ閉環率
9796、N −7f−ニー /L/マレイミドの純度
は93%と品位はほとんど改善されていなかった。
製する目的で、1%炭酸ナト1Jウム水溶液でスラリー
洗浄した後、2回口過水洗して乾燥したところ、ア)v
カ+11こよる加水分解が起こって目的物が滅失したら
しく、回収物は23f(収率46%)しか得られなめ・
つた。回収物についてもアルカリ滴定による閉環率の測
定およびGPCによる純度分析を行なったところ閉環率
9796、N −7f−ニー /L/マレイミドの純度
は93%と品位はほとんど改善されていなかった。
また水中に投入して得た生成物の別の一部509を真空
蒸留したところ39f(収率78%)の黄色結晶性物が
回収された。この回収物をGPCで分析したところN−
フェニルマレイミド含fi9996以上という優れたも
のであったが、合成工程か柿の全収率は63.5%とい
う低いものになってしまった。
蒸留したところ39f(収率78%)の黄色結晶性物が
回収された。この回収物をGPCで分析したところN−
フェニルマレイミド含fi9996以上という優れたも
のであったが、合成工程か柿の全収率は63.5%とい
う低いものになってしまった。
比較例2
実施例1と同様の装置に無水マレイノ酸98.1f(1
0モル)およびDMF200a/を仕込み攪拌溶解させ
た。次に滴トロートよりp−アミノフェノール100.
4 y (0,92モル)をDMF 100 atに溶
解した溶液を徐々に添加した。続いて30℃で1時間反
応させた後、五酸化リン130.6F(0,92モル)
をD M F 300 yslに溶解した溶液を徐々に
添加した。添加終了後70℃まで昇温し、この温度で2
.5時間反応させた。
0モル)およびDMF200a/を仕込み攪拌溶解させ
た。次に滴トロートよりp−アミノフェノール100.
4 y (0,92モル)をDMF 100 atに溶
解した溶液を徐々に添加した。続いて30℃で1時間反
応させた後、五酸化リン130.6F(0,92モル)
をD M F 300 yslに溶解した溶液を徐々に
添加した。添加終了後70℃まで昇温し、この温度で2
.5時間反応させた。
次に反応混合物を106の激しく攪拌している水中に投
入して、析出凝固させた。析出物を口過回収した後2回
水洗して乾燥したところ、粘着性のあるネ易色固体が1
43.6F(収率82.596)得られた。生成物をG
PCで分Fr シf: I−ころp−ヒドロキシフェニ
ルマレイミド純度は5796という低いものであり、リ
ン酸エステルおよびマレイン酸エステル誘導体と思われ
る不純物が43%も含まれてOlこ。
入して、析出凝固させた。析出物を口過回収した後2回
水洗して乾燥したところ、粘着性のあるネ易色固体が1
43.6F(収率82.596)得られた。生成物をG
PCで分Fr シf: I−ころp−ヒドロキシフェニ
ルマレイミド純度は5796という低いものであり、リ
ン酸エステルおよびマレイン酸エステル誘導体と思われ
る不純物が43%も含まれてOlこ。
このようにヒドロキシフェニルマレイミドについて公知
の方法(特開昭54−66.6711J公報)そのまま
で合成した場合、粗収率は82.5%と比較的高いもの
の、純度は57%しかなく、純分換算の収率は50%以
Fしがなかった。しかも、沸点が高いため蒸留精製は実
質的に不ijJ能であった。このように本発明のアニリ
ノ類の範囲外であるアミノフェノールを用いた場合は、
本発明の実施例1と比べて収率および純度が大[1]に
劣り、はとんど実用性のないものである。
の方法(特開昭54−66.6711J公報)そのまま
で合成した場合、粗収率は82.5%と比較的高いもの
の、純度は57%しかなく、純分換算の収率は50%以
Fしがなかった。しかも、沸点が高いため蒸留精製は実
質的に不ijJ能であった。このように本発明のアニリ
ノ類の範囲外であるアミノフェノールを用いた場合は、
本発明の実施例1と比べて収率および純度が大[1]に
劣り、はとんど実用性のないものである。
実施例2
実施例1と同様の反応装置にN−メチルピロリドン(以
後NMPと略称する) 200 mlを仕込み、激しい
攪拌上五酸化リン56.8F(0,4モル)を徐々に添
加して完全に溶解させた。次に無水マレイン酸98.1
y(1,0モル)を添加し攪拌溶解させた後、温度が3
0℃以上に上昇しないように外部から冷却しながら滴下
ロートよりm−メチルアニリノ107、1 y (1,
0モル)をN M P 150 atに溶解した溶液を
徐々に添加した。添加終了後100℃まで昇温し、この
温度で1時間反応させた。
後NMPと略称する) 200 mlを仕込み、激しい
攪拌上五酸化リン56.8F(0,4モル)を徐々に添
加して完全に溶解させた。次に無水マレイン酸98.1
y(1,0モル)を添加し攪拌溶解させた後、温度が3
0℃以上に上昇しないように外部から冷却しながら滴下
ロートよりm−メチルアニリノ107、1 y (1,
0モル)をN M P 150 atに溶解した溶液を
徐々に添加した。添加終了後100℃まで昇温し、この
温度で1時間反応させた。
次に反応装置から還流コノデンサ−を取り外し、代わり
にアスピレークーに接続した留出装置を取り付け、内温
100℃にて減圧FNMPの留去を開始した。470
mlのNMPを留去した時点で、N −(m−メチルフ
ェニル)マレイミド溶液相とリン化合物溶液相が二相に
分離してきたのでリン化合物層を分液除去した。続いて
N−(m−メチルフェニル)マレイミド溶液層より真空
ポンプを用いてN−(m−メチルフェニル)マレイミド
の真空蒸留を行なったところ、164F(収率87.6
%)の黄褐色液体生成物が得られた。
にアスピレークーに接続した留出装置を取り付け、内温
100℃にて減圧FNMPの留去を開始した。470
mlのNMPを留去した時点で、N −(m−メチルフ
ェニル)マレイミド溶液相とリン化合物溶液相が二相に
分離してきたのでリン化合物層を分液除去した。続いて
N−(m−メチルフェニル)マレイミド溶液層より真空
ポンプを用いてN−(m−メチルフェニル)マレイミド
の真空蒸留を行なったところ、164F(収率87.6
%)の黄褐色液体生成物が得られた。
得られた生成物をGPCで分析したところ、N−(m−
メチルフェニル)マレイミドの純度が99%以上という
優れたものであった。
メチルフェニル)マレイミドの純度が99%以上という
優れたものであった。
実施閃3
攪拌機、温度記録計、送液ポンプおよび還流コンデンサ
ーを備えた内容110nのステンレス製オートクレーブ
中に無水マレイノ酸981g(10モル)およびDMF
211を仕込み、撹拌溶解させた。次に送液ポツプに
より、アニリン931F(10モ/L/ )をDMFl
lに溶解した溶液を徐々に添加した。30℃で1時間反
応させた後、ポリリン酸1 kqのDMFl、51溶液
を徐々に添加した。添加終了後100℃まで昇温し、こ
の温度で1時間反応させた。
ーを備えた内容110nのステンレス製オートクレーブ
中に無水マレイノ酸981g(10モル)およびDMF
211を仕込み、撹拌溶解させた。次に送液ポツプに
より、アニリン931F(10モ/L/ )をDMFl
lに溶解した溶液を徐々に添加した。30℃で1時間反
応させた後、ポリリン酸1 kqのDMFl、51溶液
を徐々に添加した。添加終了後100℃まで昇温し、こ
の温度で1時間反応させた。
次に反応装置から還流コンデンサーを取り外し、代わり
に減圧蒸留装置に接続した。内温100℃にて減圧下D
MFを留去した後N−フェニルマレイミドの真空蒸留を
行なったところ、1.15七〇(66,5%)の黄色結
晶性生成物が得られた。得られた生成物のm、p、は9
0〜91℃、GPCによる純度分析結果CよN−フェニ
ルマレイミド98.5%テアつtこ。
に減圧蒸留装置に接続した。内温100℃にて減圧下D
MFを留去した後N−フェニルマレイミドの真空蒸留を
行なったところ、1.15七〇(66,5%)の黄色結
晶性生成物が得られた。得られた生成物のm、p、は9
0〜91℃、GPCによる純度分析結果CよN−フェニ
ルマレイミド98.5%テアつtこ。
特許出願人 東 し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 R3フコ=、;=−ル差、 よびニトロ基を示す)で表わされるアニリノ類と無水マ
レイノ酸またはその誘導体とを、リンの酸化物の存在下
、リンの酸化物およびN−フェニルマレイミド類を溶解
させる溶媒中、80〜200℃で反応させた後、溶媒に
続いて生成物を直接蒸留回収することを特徴とするN−
フェニルマレイミド類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21948583A JPS60112758A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | Ν−フエニルマレイミド類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21948583A JPS60112758A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | Ν−フエニルマレイミド類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112758A true JPS60112758A (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=16736176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21948583A Pending JPS60112758A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | Ν−フエニルマレイミド類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02223552A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-05 | Mitsui Toatsu Chem Inc | N―フェニルマレイミド化合物の製造方法 |
JPH06231041A (ja) * | 1987-08-05 | 1994-08-19 | Texas Instr Inc <Ti> | 多重列選択モードを持つ読書き記憶装置 |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP21948583A patent/JPS60112758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231041A (ja) * | 1987-08-05 | 1994-08-19 | Texas Instr Inc <Ti> | 多重列選択モードを持つ読書き記憶装置 |
JPH02223552A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-05 | Mitsui Toatsu Chem Inc | N―フェニルマレイミド化合物の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1340428C (en) | Process for the preparation and recovery of oxydiphthalic anhydrides | |
US4289699A (en) | Process for the production of N-(hydroxyphenyl) maleimides | |
JPS6220185B2 (ja) | ||
JPS615066A (ja) | マレイミド類の製造方法 | |
JPS60112758A (ja) | Ν−フエニルマレイミド類の製造方法 | |
JPS60112759A (ja) | Ν−フエニルマレイミド類の製造法 | |
JP3057876B2 (ja) | ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の製法 | |
EP0055630B1 (en) | Method for the preparation of fluorophthalamic compounds | |
US4226776A (en) | Preparation of arylene-bis-maleimides | |
JP3171635B2 (ja) | シトラコンイミドの合成法 | |
JP4168473B2 (ja) | ビス(n−置換)フタルイミドとその製造方法およびビフェニルテトラカルボン酸の製造方法 | |
JP2001122858A (ja) | フタルイミド化合物の製造方法 | |
JP2683404B2 (ja) | N―フェニルマレイミド化合物の製造方法 | |
JPS6210510B2 (ja) | ||
JP3009245B2 (ja) | N−置換マレイミドおよびその製造方法 | |
JPH0341067A (ja) | 2―(4―ヒドロキシフェニル)―2―(4’―マレイミドフェニル)プロパンの製造方法 | |
JPS6366164A (ja) | ビスマレイミド類の製造方法 | |
WO1998027047A1 (en) | Process for the preparation of 4,4'-oxybisphthalic dianhydride | |
KR100198047B1 (ko) | 3,4,6-트리플루오로프탈산의 제조방법 | |
JPS6122065A (ja) | マレイミド類の精製方法 | |
JPS6263561A (ja) | マレイミド類の製造方法 | |
JPH01216969A (ja) | N−置換マレイミド類の精製法 | |
JP3085611B2 (ja) | ビスマレイミド類の精製方法 | |
JPS6327527A (ja) | 耐熱性重合体の製造方法 | |
JP2667414B2 (ja) | 2,3−ジシアノナフタレンの製造方法 |