JPS601103Y2 - 冷却用容器 - Google Patents

冷却用容器

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JPS601103Y2
JPS601103Y2 JP11510081U JP11510081U JPS601103Y2 JP S601103 Y2 JPS601103 Y2 JP S601103Y2 JP 11510081 U JP11510081 U JP 11510081U JP 11510081 U JP11510081 U JP 11510081U JP S601103 Y2 JPS601103 Y2 JP S601103Y2
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JP
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container
water
cooling
cooling container
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瑞穂 富田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドライアイスを利用して冷菓類や洋菓子等を
間接冷却する冷却用容器の改良に関する。
一般に、冷却を要する生菓子、生クリーム菓子等の菓子
類に、銀紙等に含んた下ライアイスを直接触れさせて冷
却すると、例えは下ライアイスから発生する炭酸ガスに
より菓子類の味を損ねる嫌いがあった。
そこで、このドライアイスを含んだ銀紙を菓子類(以下
冷却製品という)から離間し、間接的に冷却することが
行なわれた。
しかしながら、この場合銀紙等がドライアイスによって
冷却されると表面に水蒸気が凝固付着して霜となる。
これは後にドライアイスが昇華し尽されると、こめ霜が
水滴となって溜まり冷却製品の上に滴に落ちたりあるい
は流れ出したりして菓子類の水分が地え風味を損い、ま
た腐敗を速めるという欠点を有していた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、ドライア
イスを収容した冷却用容器本体を、洋菓子類の冷却製品
が収納される別容器の壁面に取り付け、この冷却用容器
本体の少なくとも最底部の外壁が吸水性または吸湿性の
能力を有するか、あるいは少なくとも該最底部を覆うよ
うな前記吸水性または吸湿性を有する膜質を設けること
により、ドライアイスが昇華し尽された後に生ずる水滴
を吸収して冷却製品に滴り落ちたり浸み込むことのない
冷却用容器を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
本考案の冷却用容器1は冷却製品を収納して冷却するた
めの被冷却用の別容器(以下第1容器という)2の収納
空間に対し、冷却用容器本体(以下第2容器という)3
をを配置してその収納空間の冷気が前記冷却製品を間接
的に冷却するようにしたものである。
この実施例においては、第2容器3の収納空間(室)開
口外周にフランジ4が形成され、このフランジ4と第1
容器2の壁面とを例えば熱溶融性合成樹脂膜5を介して
溶着可能に構成されている。
また第2容器3は例えばアルミニウム箔、硬質合成樹脂
板等の気密性を有し、且つ熱伝導性のよい素材にて形成
され、容器収納室に収納されるドライアイスDの炭酸ガ
スが第1容器室に混入しないようにしである。
さらに、第2容器3の収納室壁の外側には不織布、和紙
等を一様に張り詰めた吸水層6が形成されている。
この吸水層6は吸水性あやいは吸湿性の能力を有し、収
納室外壁に付着する霜が液化するにつれてその水分を徐
々に吸収し、水滴が溜まることのないようにして水滴落
下の防止をするように構成されている。
また、吸水層6と第2容器3の素材とは接着剤、圧着、
コーティング、ラミネート等の加工により接合されるも
のである。
このように第2容器3の外面に吸水層6のごとき膜質を
形Jffiiることにより、ドライアイスDが残留中は
、その冷気は第2容器3の壁部気密層及び吸水層6に湧
して第1容器室全冷却腰冷却製品(図示せず)を間接的
に効率阜<冷却すると共に、第2容す、3のドライアイ
ス夢納室壁外側に存する水蒸気が凝固し霜が第2容器3
の外側壁に付着する。
そして、ドライアイスDが昇華し尽されると、徐々に霜
が融解して水分となるが、その水分を第2容器3の吸水
層6が吸収し、下側の冷却製品に水滴が落下することは
ないものである。
以下の如<、”:の実施例は、冷智用寄器の外壁全面に
吸水層6を形成して吸水・吸湿能力を持たせたものであ
る。
吸水層6の素材としては上記以外にも毛凱等の毛繊維あ
るいはシリカゲル等の多孔性物質の粉末を塗布したもの
であっても良い。
次に、本考案の他の実施例を説明する。
第2図はその冷却用容器100の断面を示す図である。
第1図の構成要素と同様のものは同符号を付しである。
この実施例は、水滴落下の防止手段として第2容器3の
収納室が吸水膜(袋)7にて覆われるようにフランジ4
のところで吸水膜7の周縁部を接合固着したものである
ただ腰この吸水膜7の接合箇所は第1容器2の壁面であ
っても良い このような水滴落下防止手段を設けることにより、第2
容器3の外側に溜まる水滴は吸水膜7に落下すると同時
に吸水されて広がり、吸水膜7より下側に落下すること
がない。
また、第2容器3と吸水膜7の周縁部との接合は、前実
施例と同様の手段を用いる。
これは見方を変えれば、前実施例において、第2容器3
の収納室壁部に直接接合をしないようにしたものである
また、吸水膜7は上述した不織布、和紙等を用いる。
第3図は本考案の第3実施例を示す断面図である。
第3図の冷却用容器200は、ドライアイスDを収納し
た第2容器3の容器底部を例えば船底状に両側から斜面
8,8をなして凹部9を形威し、この凹部9によって容
器底部の外側が凸状になるように最底部を構成し、さら
にこの凸部の収納室壁面に吸水層6が接合接着されてい
る。
この構成によれば、第2容器3の外側に溜まる水滴は凹
部9の外面に次第に集まることから、吸水層6によって
吸収され、下側に落下することがないものである。
以上の実施例はいずれも吸水性、吸湿性の物質を第1容
器2に溜まる水滴落下防止用に使用したものであるが、
次の第4図に示す第4実施例は、前実施例における吸水
層6及び吸水膜7を設けることなく水滴落下の防止をす
るようにした変形例の冷却用容器300である。
即ち、第2容器3の容器底部を傾斜10をもたせて凹部
11を形威し、この凹部11によって容器底部に最底部
を構成し、ドライアイスDの冷気で生ずる水滴が底部の
一端に集まるようになっている。
さらに、この最底部の下には第2容器3のフランジ4に
固定部を取り付けた吸水性あるいは吸湿性の受は皿12
が設けられている。
ただしこの受は皿12の固定箇所は第1容器2の壁面で
あってもよい。
以上のような水滴の落下を受は止め、かっ吸水能力を有
する受は皿12を設けると共に、第2容器3の容器底部
に傾斜10をもたせることにより、第2容器3の収納室
壁に付着する水滴が傾斜10に沿って凹部11の下面に
溜まり、受は皿12に落下する。
これにより冷却製品への水滴落下を防止することができ
る。
尚、この実施例にあって、受は皿12を膜状に構成し、
その周縁部を第2実施例と同様に接合することによって
も水滴の落下を防止できる。
また、受は皿12自体吸水能力のないもので構成しても
良い。
次に第5実施例にかかる冷却用容器400を第5図に示
す。
第5図の構成は、第2容器3′自体が吸水性あるいは吸
湿性を有する素材例えばボール紙等にて構成され、必要
に応じて図示しない溶着用フィルム層を表面に形成する
ものである。
このようにしても、ドライアイスDの冷気で生ずる水滴
を第2容器3自体が吸収するから冷却製品を保護するこ
とができるものである。
以上5つの実施例を説明したが、いずれも第1容器2の
収納空間を効率良く冷却するよう構成されているが、本
考案はこれら実施例に限定されないことは勿論である。
以上述べた如く本考案によれば、ドライアイスを収納す
る容器の壁面外側に付着する水滴が下側に落下しない手
段を構成しであるので、冷却製品の収納室に落下あるい
は浸入する水滴を吸収または受は止めることができると
いう効果がある。
これにより、冷却製品の風味が損われることなく、また
腐敗防止に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる冷却用容器の第1実施例を示す
縦断面図、第2図は本考案の第2実施例を示す縦断面図
、第3図は本考案の第3実施例を示す縦断面図、第4図
は本考案の第4実施例を示す縦断面図、第5図は本考案
の第5実施例を示す断面図である。 1.100,200,300,400・・・冷却用容器
、2・・・第1容器、3・・・第2容器、4・・・フラ
ンジ、5・・・合成樹脂膜 6・・・吸水層、7・・・
吸水膜、8・・・斜面、9,11・・・凹部、10・・
・傾斜、12・・・受は皿。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドライアイスを収納する冷却用容器本体を薄板にて
    凹状に形成し、この容器本体の開口部にフランジを形成
    してこのフランジを介して被冷却用の別容器の壁面に固
    着可能に構成した冷却用容器において、前記冷却用容器
    本体の少なくとも底部に水滴落下防止手段が形成される
    ことを特徴とする冷却用容器。 2 前記水滴落下防止手段は、前記冷却用容器本体の表
    面に所定の加工により形成される吸水層であるごとを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の冷却用
    容器。 3 前記水滴落下防止手段は、前記冷却用容器本体の収
    納室を覆うようにした吸水膜にて構成することを特徴と
    する実用新案登録請求あ範囲第4”=票忌=↑±T;こ
    ;01.2h@F’A−オ体の少なくども最底部下に取
    り付けた吸水性の受は皿であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第3項に記載の冷却用容器
    。 5 前記水滴落下防止手段は、補記冷却用容器本体の少
    なくとも底部であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項1こ記載の冷却用容器。
JP11510081U 1981-07-31 1981-07-31 冷却用容器 Expired JPS601103Y2 (ja)

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JP11510081U JPS601103Y2 (ja) 1981-07-31 1981-07-31 冷却用容器

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JP11510081U JPS601103Y2 (ja) 1981-07-31 1981-07-31 冷却用容器

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JPS5819971U JPS5819971U (ja) 1983-02-07
JPS601103Y2 true JPS601103Y2 (ja) 1985-01-12

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ID=29909377

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JPS5819971U (ja) 1983-02-07

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