JPS60110333A - 気体浄化用フィルタ−の吸着剤 - Google Patents
気体浄化用フィルタ−の吸着剤Info
- Publication number
- JPS60110333A JPS60110333A JP21505883A JP21505883A JPS60110333A JP S60110333 A JPS60110333 A JP S60110333A JP 21505883 A JP21505883 A JP 21505883A JP 21505883 A JP21505883 A JP 21505883A JP S60110333 A JPS60110333 A JP S60110333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powdery
- dried
- alone
- filter
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、煙草フィルター、マスク、エアフィルター
等に使用され、煙草の煙や空気中に含有される有害な物
質を吸着して除去するだめの吸着剤に関する。
等に使用され、煙草の煙や空気中に含有される有害な物
質を吸着して除去するだめの吸着剤に関する。
従来この種の吸着剤としては、その使用目的によっても
異なるが、主として活性炭、アルミナ、シリカゲル等が
使用されている。しかしながら、例えば、煙草の煙の中
にはニコチン、タール、−酸化炭素等のほかに３．４−
ペンツピレン等の有害物質も含有されており、また、排
気ガス中には窒素酸化物や硫黄酸化物も含有されており
、上記吸着剤のみではこれら多くの種類の有害物質を完
全に吸着除去することは難しく、また、その吸着性能も
不十分であった。
異なるが、主として活性炭、アルミナ、シリカゲル等が
使用されている。しかしながら、例えば、煙草の煙の中
にはニコチン、タール、−酸化炭素等のほかに３．４−
ペンツピレン等の有害物質も含有されており、また、排
気ガス中には窒素酸化物や硫黄酸化物も含有されており
、上記吸着剤のみではこれら多くの種類の有害物質を完
全に吸着除去することは難しく、また、その吸着性能も
不十分であった。
従って、本発明の目的は、多くの種類の有害物質に対し
て優れた吸着性能を発揮し、煙草フィルター、マスク、
エアフィルター等に使用するのに適した吸着剤を提供す
ることにある。
て優れた吸着性能を発揮し、煙草フィルター、マスク、
エアフィルター等に使用するのに適した吸着剤を提供す
ることにある。
すなわち、本発明は、乾燥して粉末状に形成した藍藻ス
ピルリナを含有する気体浄化用フィルターの吸着剤であ
り、好ましい実施態様としては、上記スピルリナが単独
で又はこれに粉末状担体を配合して顆粒状に形成されて
いる吸着剤である。
ピルリナを含有する気体浄化用フィルターの吸着剤であ
り、好ましい実施態様としては、上記スピルリナが単独
で又はこれに粉末状担体を配合して顆粒状に形成されて
いる吸着剤である。
本発明で使用する上記藍藻スピルリナは、青緑色螺線状
の藻類であり、通常長さ３００〜５００μ、太さ約８μ
の極めて大きな毛状藻体である。
の藻類であり、通常長さ３００〜５００μ、太さ約８μ
の極めて大きな毛状藻体である。
このスピルリナは、通常６４．２〜７２．６重量％とい
う極めて多くの蛋白質を含有しており、これがこのスピ
ルリナを吸着剤として使用した際に多くの有害物質に対
して優れた吸着性能を発揮する理由であると思われる。
う極めて多くの蛋白質を含有しており、これがこのスピ
ルリナを吸着剤として使用した際に多くの有害物質に対
して優れた吸着性能を発揮する理由であると思われる。
上記スピルリナは、採取した後約１２０〜１３０℃で約
３〜１０秒間乾燥して粉末状に形成する。
３〜１０秒間乾燥して粉末状に形成する。
この状態ではその蛋白質含有量が約６０重量％程度であ
る。このスピルリナは、そのままで使用してもよいが、
アルコール抽出等の手段により色素を取除いて蛋白質含
有量を約７０７４量％まで高めてから使用してもよい。
る。このスピルリナは、そのままで使用してもよいが、
アルコール抽出等の手段により色素を取除いて蛋白質含
有量を約７０７４量％まで高めてから使用してもよい。
乾燥して粉末状に形成されたスピルリナは、そのまま単
独で又は他の粉末状担体に配合して吸着剤として使用す
ることができるが、微粉末状で取扱ずらいので、好まし
くはスピルリナ単独で又は他の粉末状担体を配合して表
面積の大きい多孔性の顆粒状に形成して使用する。
独で又は他の粉末状担体に配合して吸着剤として使用す
ることができるが、微粉末状で取扱ずらいので、好まし
くはスピルリナ単独で又は他の粉末状担体を配合して表
面積の大きい多孔性の顆粒状に形成して使用する。
このような目的で使用される粉末状担体としては、例え
ば、活性炭、ゼオライト、アルミナ、シリカゲル、活性
白土、イオン交換樹脂、酵素、過炭酸塩、過硼酸塩、過
酸化ピロ燐酸塩等を挙げることができる。
ば、活性炭、ゼオライト、アルミナ、シリカゲル、活性
白土、イオン交換樹脂、酵素、過炭酸塩、過硼酸塩、過
酸化ピロ燐酸塩等を挙げることができる。
上記スピルリナを単独で又はこれに粉末状担体を配合し
て顆粒状に形成する方法としては、従来公知の方法を採
用することができるが、水、アルコール等の液体中にデ
キストリン、デンプン糊液、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン等の適当な結合剤と共に懸濁ざぜてこれを
噴霧乾燥Ｊ゛るか、水やアルコールの使用量を少なくし
てペースト状に混練し、これをノズルから押出しながら
切断して乾燥することにより細かいチョツプドストラン
ドにする方法がよい。
て顆粒状に形成する方法としては、従来公知の方法を採
用することができるが、水、アルコール等の液体中にデ
キストリン、デンプン糊液、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン等の適当な結合剤と共に懸濁ざぜてこれを
噴霧乾燥Ｊ゛るか、水やアルコールの使用量を少なくし
てペースト状に混練し、これをノズルから押出しながら
切断して乾燥することにより細かいチョツプドストラン
ドにする方法がよい。
このようにして形成された吸着剤は、煙草の吸口に設け
られた繊維フィルター、パイプの中に装着する繊維フィ
ルター、マスクやエアフィルターの中に装着して使用さ
れる通気性の＃ｌｉ維構造体や合成樹脂連続気泡発泡体
等に担持させて使用することができるほか、通気性の紙
゛製袋体の中に充填して冷蔵庫等の脱臭剤としても使用
することができる。
られた繊維フィルター、パイプの中に装着する繊維フィ
ルター、マスクやエアフィルターの中に装着して使用さ
れる通気性の＃ｌｉ維構造体や合成樹脂連続気泡発泡体
等に担持させて使用することができるほか、通気性の紙
゛製袋体の中に充填して冷蔵庫等の脱臭剤としても使用
することができる。
本発明の吸着剤は、藍藻スピルリナが有する螺線状の毛
状構造に加えて蛋白質の含有率が高く、種々の有害物質
に対して優れた吸着性能を発揮するほか、特に、煙草の
煙の中に含有されている発癌物質の３，４−ペンツピレ
ンを効果的に吸着除去するので煙草フィルターに使用す
る吸着剤として有用である。
状構造に加えて蛋白質の含有率が高く、種々の有害物質
に対して優れた吸着性能を発揮するほか、特に、煙草の
煙の中に含有されている発癌物質の３，４−ペンツピレ
ンを効果的に吸着除去するので煙草フィルターに使用す
る吸着剤として有用である。
長さ１０ｍＩｎで直径７ｍｍの円筒状に形成したタバコ
用のアセデート繊維フィルター中に顆粒状に形成したス
ピルリナ（フィルター１本当りスピルリナ４５ｍｇ）を
担持させ、これをパイプに装着して煙草の煙（ピース３
０本分）を通し、次いで通過した煙を濾紙フィルター（
東洋瀘覇■製ＴＭ５−０．１μ）で捕集し、この濾紙フ
ィルターについてニコチン、タール、３．４−ペンツピ
レンを測定し、スピルリナを担持しないアセテート繊維
フィルターを使用した比較例を基準にして吸着除去率を
めた結果、ニコチンについては４２．４重量％、タール
については５３．２重缶％、３，４−ペンツピレンにつ
いては７５．１％であった。
用のアセデート繊維フィルター中に顆粒状に形成したス
ピルリナ（フィルター１本当りスピルリナ４５ｍｇ）を
担持させ、これをパイプに装着して煙草の煙（ピース３
０本分）を通し、次いで通過した煙を濾紙フィルター（
東洋瀘覇■製ＴＭ５−０．１μ）で捕集し、この濾紙フ
ィルターについてニコチン、タール、３．４−ペンツピ
レンを測定し、スピルリナを担持しないアセテート繊維
フィルターを使用した比較例を基準にして吸着除去率を
めた結果、ニコチンについては４２．４重量％、タール
については５３．２重缶％、３，４−ペンツピレンにつ
いては７５．１％であった。
特許出願人 シー・エス工業株式会社
代理人 弁理士 中 村 智 廣
代理人 弁理士 成 瀬 勝 夫
手続補正書
昭和５９年３月１６日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
１ 事件の表示
昭和５８年特許願第２１５０５８号
２ 発明の名称
気体浄化用フィルターの吸着剤
３ 補正をする者
事件との関係特許出願人
住所 東京都中央区日本橋茅場町２丁目９番５＠名称
シー・エス工業株式会社 ４ 代理人 〒１０４ 電話０３（５４３）１６７５住
所 東京都中央区銀座７丁目１４番２号 荏原ビル３階
６ 補正により増加する発明の数 なし７ 補正の対象 （１） 代理権を証明する書面 （２） 明細書 ８補正の内容 （１） 委任状の提出。
シー・エス工業株式会社 ４ 代理人 〒１０４ 電話０３（５４３）１６７５住
所 東京都中央区銀座７丁目１４番２号 荏原ビル３階
６ 補正により増加する発明の数 なし７ 補正の対象 （１） 代理権を証明する書面 （２） 明細書 ８補正の内容 （１） 委任状の提出。
Claims (2)
- （１） 乾燥して粉末状に形成した藪藻スピルリナを含
有することを特徴とする気体浄化用フィルターの吸着剤 - （２） 上記スピルリナが単独で又はこれに粉末状担体
を配合して顆粒状に形成されている気体浄化用フィルタ
ーの吸着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21505883A JPS60110333A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 気体浄化用フィルタ−の吸着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21505883A JPS60110333A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 気体浄化用フィルタ−の吸着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60110333A true JPS60110333A (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=16666058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21505883A Pending JPS60110333A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 気体浄化用フィルタ−の吸着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60110333A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2688386A1 (fr) * | 1992-03-11 | 1993-09-17 | Noel France Sa | Article chaussant comprenant au moins un element constitutif a base d'un hydrocollouide. |
| CN102326866A (zh) * | 2011-06-30 | 2012-01-25 | 红云红河烟草(集团)有限责任公司 | 一种面筋蛋白复合嘴棒及其制造方法 |
| US8826916B2 (en) | 2002-09-04 | 2014-09-09 | Japan Tobacco Inc. | Filter for smoking |
| CN105124749A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-12-09 | 川渝中烟工业有限责任公司 | 含有螺旋藻的口含烟制品 |
| CN110813078A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-21 | 许达勇 | 一种烟碱分解剂及其制备方法 |
| CN111747631A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-09 | 江南大学 | 一种促进蓝藻泥快速脱水并制备棒状生物炭的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931831A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-22 |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP21505883A patent/JPS60110333A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931831A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-22 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2688386A1 (fr) * | 1992-03-11 | 1993-09-17 | Noel France Sa | Article chaussant comprenant au moins un element constitutif a base d'un hydrocollouide. |
| US8826916B2 (en) | 2002-09-04 | 2014-09-09 | Japan Tobacco Inc. | Filter for smoking |
| CN102326866A (zh) * | 2011-06-30 | 2012-01-25 | 红云红河烟草(集团)有限责任公司 | 一种面筋蛋白复合嘴棒及其制造方法 |
| CN105124749A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-12-09 | 川渝中烟工业有限责任公司 | 含有螺旋藻的口含烟制品 |
| CN110813078A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-21 | 许达勇 | 一种烟碱分解剂及其制备方法 |
| CN111747631A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-09 | 江南大学 | 一种促进蓝藻泥快速脱水并制备棒状生物炭的方法 |
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