JPS60109658A

JPS60109658A - 動力切り換え装置

Info

Publication number: JPS60109658A
Application number: JP58215346A
Authority: JP
Inventors: Toshio Imai; 今井　登志男
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-11-14
Filing date: 1983-11-14
Publication date: 1985-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はビデオテープレコーダ等に使用される動力切
り換え装置に関するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来の動力切シ換え装置の一例を示す。

この図において、（↓ｌ　、　（２）はベース（３）に
設けられた支軸で、各支軸（１）　、　（２１には、外
周に被駆動歯車（４）。

（５）を形成したリール台（６１、＋７１が設けられて
いる。

（８）は前記ベース（３）に対して回動自在に設けられ
た駆動軸で、この駆動軸（８）には、駆動歯車（９）が
固定されるとともに、アーム叫の一端部が回転自在に連
結されている。■はアーム０ωの他端部に固定された支
軸で、この支軸＋１１１には、前記被駆動歯車（４）。

（５）に選択的にかみ合う中間歯車（瑞が回転自在に設
けられている。α３１　、　（１３１はアームα０）の
回転角度を規制するストッパで、前記ベース（３）に設
けられている。

第２図の拡大図で示すように、前記アーム（１ｏ）の上
面には、前記中間歯車聞が摩擦圧接するフェルト等の摩
擦材αａが固着され、かつ中間歯車（１２＋はばね（１
５１によシ前記摩擦材α１１し付けられている。

つぎに、上記構成の動作を説明する。

ビデオテープレコーダ等においては、録画、再生および
早送シ時等の順方向回転時と、巻き戻し、逆転再生等の
逆方向回転時とでは、動力をそれぞれリール台（６）と
リール台（７）間で切り換える必要がある。第１図は順
方向回転時の状態を、また、第３図は逆方向回転時の状
態を示す。第３図において、七−夕等によシ駆動される
駆動軸（８）が時計方向に回転すると、駆動軸（８）に
固設された駆動歯車（９）も時計方向に回転する。同時
に、第２図のように、ばね（至）によシ中間歯車叩が摩
擦材α滲を介してアームααに押し付けられ、摩擦連結
されていることによ）、アーム叫は駆動軸（８）を中心
として駆動軸（８）の回転方向と同一方向に右側のスト
ッパ（１四に当たるまで回動する。その結果、第１図の
ように、中間歯車Ｕは左側の被駆動歯車（４）から右側
の被駆動歯車（５）に切シ換わってかみ合い、駆動軸（
８）の動力は駆動歯車（９）→中間歯車α２→被駆動歯
車（５）すなわちリール台（７）へと伝達される。

また、第１図の状態で、駆動軸（８）が反時計方向へ回
転すると、上記同様の摩擦連結作用によシ、アーム（１
０１も左側のストッパ側に当たるまで反時計方向へ回転
し１Φ間歯車（１２１は第３図のように被駆動歯車（４
）にかみ合う。すなわち、駆動軸（８）の動力は左側の
リール台（６）に伝達される。

上述した従来の動カ切シ換え装置においては、中間歯車
Ｕは摩擦材−を介してアーム（１０１に常時押し付けら
れているため、つまり中間歯車＠は摩擦材−との間に作
用する摩擦力に抗して動力の伝達を行うため、動力の損
失が大きく、モータなどの駆動源が大形化する欠点があ
った。

〔発明の概要〕

この発明は上記欠点を解消するためになされたもので、
前記中間歯車が被駆動歯車とがみ合うときに、その中間
歯車を摩擦圧接用のばねに抗して駆動して、前記中間歯
車とこれを設けたアームとの間の摩擦力を解除すること
によ）、動力の損失を少なくシ、モータなどの駆動源を
小形化できる動力切シ換え装置を提供することを目的と
している。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第４図はこの発明の一実施例にかかる動力切シ換え装置
の一部切久側面図である。この図において、第１図〜第
３図に示したものと同一物には同一符号がつけられてい
る。

第４図に示された支軸ｕ１１は、アーム（１０）に対し
て軸方向つまシ矢印人方向に摺動自在に設けられるとと
もに、支軸圓の下端部に形成されたフランジαｅとアー
ムａωの下面との間に介装されたばね０ωによシ、矢印
Ａ１方向へ付勢されている。また、支軸ｔｔｎには中間
歯車（２）を間にして上下方向に対応したフランジα７
＋　、　（１８１が設けられ、一方のフランジαηは、
ばね（至）の力を受け、中間歯車＠をアームａωに固定
された摩擦材−に押し付けている。さらに、左右のスト
ッパ（１１の前部にはそれぞれＬ字形のレバー（至）が
配置されている。レバー叫の基部はベース（３）上の支
軸（４）Ｋよシ矢印Ｂ方向に回動自在に支持され、かつ
レバーα匂の一端部（１９ａ）はアーム叫の側面と対応
する位置に、他端部（１９ｂ）は上述のフランジ叫の下
面と対応できる位置にそれぞれ設定されている。しかし
て、前記レバー０９）、支軸ａυ、中間のフランジ（１
８）などは摩擦解除機ｍ（２Ｄを構成している。なお、
その他の構成については従来のものと同じである。

つぎに、詑４図の構成の動作を説明する。

第１図、第３図で述べたように、駆動軸（８）が回転し
て、摩擦材（１４１による摩擦力によジアームａωが回
転し、中間歯車（１２が被駆動歯車（４）または（５）
にかみ始める際、第４図のように、レバー（ｌ（ト）の
他端部（１９ｂ）上に支軸αυのフランジα０が位置す
る。

そして、中間歯車Ｕが被駆動歯車（４）または＋５１　
Ｋかみ始めると、第５図のようにアーム叫がレバーａｇ
ｌの一端部（１９ＪＬ）に当接して該レバー０９を支軸
■を中心に矢印Ｂ１方向へ回動させる。その結果、レバ
ー（１９）の他端部（１９ｂ）によシ支軸圓がばね（１
９に抗して押し上げられる。そして、このとき、フラン
ジ朋にて中間歯車（２）が被駆動歯車（４）または（５
）とかみ合ったままで押し上げられ、摩擦材（１Φから
切シ離される。

一方、中間歯車Ｕが摩擦材α滲から離れることにより、
アームα０）を回動させる力も発生しなくなるが、中間
歯車（１２１と被駆動歯車（４）あるいは（５）とのか
み合いＫより、中間歯車＠にはくい込み力が作用するた
め、アームαωはレバーα■の回動がストッパ（１３１
によシ規制されるまで、駆動軸（第１図、第３図）（８
）を中心として駆動軸（８）の回転方向と同一方向に回
動する。したがって、中間歯車＜１２＋が被駆動歯車（
４）あるいは（５）とかみ合って動力を伝達していると
きには、中間歯車じと摩擦材−間の摩擦による動力損失
は発生しない。

また、第５図に示すように、中間歯車Ｕと被駆動歯車（
４）あるいは（５）とがかみ合って動力を伝達している
際に１回転方向を切シ換えるために駆動軸（第１図、第
３図）（８）が逆転す暮と、被駆動歯車（４）あるいは
（５）とのかみ合いによシ、中間歯車■には逃げ方向の
力が作用し、またばね（至）の力もレバー（ＩＩを介し
て中間歯車（１２１と被駆動歯車（４）あるいは（５）
とのかみ合いを外す方向に作用するため、中間歯車Ｕの
被駆動歯車（４）あるいは（５）とのかみ合いが外れる
方向にアーム（１■が回動し、第４図に示されるように
中間歯車（１２１はばね０Ｊの力によシ再び摩擦材（１
１に圧接され、中間歯車（１２１と摩擦材（１４１との
間の摩擦力によシ、アーム（１０）は駆動軸（８）の回
転方向に回動する。

なお、上記実施例の摩擦解除機構ｃ２１）は、回動する
レバー叫を用いるものとしたが、第６図のように、支軸
Ｑｌ）の下端とストッパ（１３）とにテーパ部□□□。

■）を設け、支軸０１）側のテーバ部（２）がストッパ
（１３）側のテーバ部（２３）に当接することにより、
支軸（１１１が上昇し、中間歯車叫が摩擦材（１４１か
ら離れるように構成してもよい。また、第６図の２つの
テーパ部（２）、　（２３＋のいずれかは曲面とするこ
ともできる。

さらに、上記実施例では、ビデオテープレコーダのリー
ル台の動力切シ換え装置として説明したが、この発明は
オーディオテープレコーダ等、複数の回転体の間の動力
を切り換える機器にも、上記同様に実施し得ることは明
白である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、中間歯車が被
駆動歯車にかみ合うときに、その中間歯車を摩擦圧接用
のばねに抗して駆動して、前記中間歯車とこれを設けた
アームとの間の摩擦力を解除することにより、動力の損
失を少なくシ、モータなどの駆動源を小形化できる動力
切シ換え装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の動力切り換え装置の順方向回転状態を示
す平面図、第２図は従来の摩擦伝動部の一部切欠側面図
、第３図は従来の動力切シ換え装置の逆方向回転状態を
示す平面図、第４図はこの発明の一実施例にかかる動力
切シ換え装置の一部切欠側面図、第５図は第４図に対す
る動作図、第６図はこの発明の他の実施例を示す一部切
欠側面図である。＋４１　、　ｆ５）・・・被駆動歯車、（８）・・・駆
動軸、（９）・・・駆動両軍、ａＯ）・・・アーム、Ｕ
・・・中間歯車、（１５１・・・ばね、（２１１・・・
摩擦解除機構。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。代理人大岩増雄

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動軸に回動自在に設けられたアームと、前記駆
動軸に固設された駆動歯車と、前記アームに回転自在に
支持され、前記駆動歯車にかみ合った中間歯車と、この
中間歯車を前記アームに押圧して摩擦圧接させるばねと
、前記アームの回動にて前記中間歯車が選択的にかみ合
う複数の被駆動歯車とを備えた動力切シ換え装置に−お
いて、前記中間歯車が前記被駆動歯車とかみ合うときに
、前記中間歯車を前記ばねに抗して駆動して、前記中間
歯車と前記アームとの間の摩擦圧接力を解除する摩擦解
除機構を設けたことを特徴とする動力切シ換え装置。