JPS6010912Y2 - 変速機操作用倍力装置 - Google Patents
変速機操作用倍力装置Info
- Publication number
- JPS6010912Y2 JPS6010912Y2 JP6289279U JP6289279U JPS6010912Y2 JP S6010912 Y2 JPS6010912 Y2 JP S6010912Y2 JP 6289279 U JP6289279 U JP 6289279U JP 6289279 U JP6289279 U JP 6289279U JP S6010912 Y2 JPS6010912 Y2 JP S6010912Y2
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- Japan
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- piston
- piston rod
- valve
- pipe
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の変速機の操作力倍力装置に関するも
のである。
のである。
一般に変速機のセレクト操作は弱い操作力で操作が可能
であるが、シフト操作は強い操作力と必要とし、変速機
が大型化すると一層操作力が増大し、倍力機構の設置が
必要になってくる。
であるが、シフト操作は強い操作力と必要とし、変速機
が大型化すると一層操作力が増大し、倍力機構の設置が
必要になってくる。
従来この種の倍力装置は、圧縮空気の圧力を受けて力を
発生する出力部を用いて構成されているが、出力部の作
動感覚が操作者に伝わらないため、チェンジレバーの操
作感覚が悪い等の欠点があった。
発生する出力部を用いて構成されているが、出力部の作
動感覚が操作者に伝わらないため、チェンジレバーの操
作感覚が悪い等の欠点があった。
これを解消するため、実公昭52−6765号公報に示
す倍力装置を先に提案した。
す倍力装置を先に提案した。
この装置は第3図に示したように、シリンダ本体に変速
機のレバーを固定した中空なピストンロッドを設け、ピ
ストンロッドの中空部に変速機の操作レバーに連結した
操作ロンドを摺動可能に挿通し、操作ロンドの先端にパ
イプを連結し、該パイプ先端にリテイニングリングを固
定し、パイプの中間に壁を貫通する通孔をあけ、この通
孔の左右に位置して、二つの遊動弁を弁部が外側を向く
ように、かつパイプに対して摺動可能に設け、上記両弁
に反撥バネを介在させ、両弁の外側に両弁と弁を構成す
る弁座、及びバルブリフターをそれぞれ配置し、両弁座
をピストンロッドに固定し、バルブリフターはピストン
ロッドに摺動するよう、かつ弁座との間の反撥バネによ
って、常に弁を開らくようにし、ピストンロッドの弁座
とバルブリフターの間に位置する箇所に通孔をあけて、
ピストン左右室に通ずるようにし、一方のバルブリフタ
ーの背部には、前記リテイニングリングが当接するよう
にしてなるものである。
機のレバーを固定した中空なピストンロッドを設け、ピ
ストンロッドの中空部に変速機の操作レバーに連結した
操作ロンドを摺動可能に挿通し、操作ロンドの先端にパ
イプを連結し、該パイプ先端にリテイニングリングを固
定し、パイプの中間に壁を貫通する通孔をあけ、この通
孔の左右に位置して、二つの遊動弁を弁部が外側を向く
ように、かつパイプに対して摺動可能に設け、上記両弁
に反撥バネを介在させ、両弁の外側に両弁と弁を構成す
る弁座、及びバルブリフターをそれぞれ配置し、両弁座
をピストンロッドに固定し、バルブリフターはピストン
ロッドに摺動するよう、かつ弁座との間の反撥バネによ
って、常に弁を開らくようにし、ピストンロッドの弁座
とバルブリフターの間に位置する箇所に通孔をあけて、
ピストン左右室に通ずるようにし、一方のバルブリフタ
ーの背部には、前記リテイニングリングが当接するよう
にしてなるものである。
この装置では、内部先端にバルブリフターを摺動自在に
収容するシリンダーTを形威したコネクター支持具Uを
ピストンロッドの中空部に嵌合させ、このコネクター支
持具Uの先端で上記弁座を押込み、ピストンロッドの段
部Vに押当てて弁座をピストンロッドに固定している。
収容するシリンダーTを形威したコネクター支持具Uを
ピストンロッドの中空部に嵌合させ、このコネクター支
持具Uの先端で上記弁座を押込み、ピストンロッドの段
部Vに押当てて弁座をピストンロッドに固定している。
一方、このコネクター支持具Uはその中実軸方向に上記
パイプの端部を摺動自在に保持するとともに、該パイプ
の外周面とコネクター支持具Uとの間を密封するため、
コネクター支持具Uのパイプが嵌挿される端部に環状切
欠部を形威し、該部にOリングWを装填するとともに、
その開口側からプレートXを配設し、該プレートをその
外側からスナップリングYによってコネクター支持具U
に装着させている。
パイプの端部を摺動自在に保持するとともに、該パイプ
の外周面とコネクター支持具Uとの間を密封するため、
コネクター支持具Uのパイプが嵌挿される端部に環状切
欠部を形威し、該部にOリングWを装填するとともに、
その開口側からプレートXを配設し、該プレートをその
外側からスナップリングYによってコネクター支持具U
に装着させている。
したがってコネクター支持具Uに形成する排気通路Zは
第3図に示したように曲折させざるを得す、倍力装置の
性能が作動方向により差異が生じ、チェンジレバーの操
作感覚が均一にならないと云う弱点があった。
第3図に示したように曲折させざるを得す、倍力装置の
性能が作動方向により差異が生じ、チェンジレバーの操
作感覚が均一にならないと云う弱点があった。
本考案はこうした欠点を解消するもので、操作者がチェ
ンジレバーを操作して装置を作動させたときに、操作感
覚がチェンジレバーのシフト方向に無関係に均一となる
ようにした倍力装置を提供することを目的とし、その要
旨は、変速機レバー5が取付けられた中空なピストンロ
ッド4の一端側をシリンダ本体2に摺動自在に挿入し、
上記ピストンロッド4の外周に固定されたピストン3に
よって、上記ピストンロッド4の一端側に位置するピス
トン左室23と、上記ピストンロッド4の他端側に位置
するピストン右室24を上記シリンダ本体2内にそれぞ
れ区画形成腰一端部が変速機のチェンジレバーbに連結
された中空な操作ロッド6を上記ピストンロッド4の他
端側から上記ピストンロッド4内に摺動自在に挿入し、
上記操作ロッド6の先端にパイプ8を連結するとともに
、上記パイプ8の先端開口部を所定の圧力源に連通させ
、上記パイプ8の中間位置における周壁に通孔11を設
け、上記パイプ8の外周に、上記パイプ8の通孔11の
左右両側に位置する一対の遊動弁12,13をその弁部
がそれぞれ外側に向いた状態で摺動可能に配設するとと
もに、上記一対の遊動弁12.13の相互間に反撥バネ
14を配設し、上記一対の遊動弁12,13の外側に、
上記ピストンロッド4に固定された一対の固定弁座15
,16を配設し、上記一対の固定弁座15.16の外側
に一対のバルブリフター17,18を配設するとともに
、上記一対のバルブリフター17.18と上記一対の固
定弁座15,16との間に一対の反撥バネ19.20を
それぞれ配設シ、上記ピストンロッド4の周壁に、上記
ピストン左室23およびピストン右室24を、上記一対
の固定弁座15,16と一対のバルブリフター17.1
8との間の空間にそれぞれ連通させる一対の通孔21,
22を設け、上記パイプ8の先端部に、一方のバルブリ
フター17の背部を押圧可能なリテイニングリング10
を固定するとともに上記操作ロッド6の先端部で他方の
バルブリフター18の背部を押圧可能に構成してなる変
速機操作用倍力装置において、上記ピストンロッド4の
一端開口部内に、上記パイプ8の先端部を摺動自在に支
持するコネクター保持具32を配設するとともに、上記
コネクター保持具32と上記一対の固定弁座15,16
との間にチューブ31を配設し、上記コネクター保持具
32およびチューブ31に、上記一方のバルブリフター
17の背部側を外部に連通ずる互いに連通した通孔41
,36を上記ピストンロッド4の軸線方向に沿ってほぼ
直線状に形成し、上記ピストン左室23内の圧縮空気を
、上記コネクター保持具32とチューブ3−1のそれぞ
れの通孔41,36を通して外部に排出するとともに、
上記ピストン右室24内の圧縮空気を、上記操作ロッド
6内の中空部6″を通して外部に排出するようにしたこ
とを特徴とする変速機操作用倍力装置にある。
ンジレバーを操作して装置を作動させたときに、操作感
覚がチェンジレバーのシフト方向に無関係に均一となる
ようにした倍力装置を提供することを目的とし、その要
旨は、変速機レバー5が取付けられた中空なピストンロ
ッド4の一端側をシリンダ本体2に摺動自在に挿入し、
上記ピストンロッド4の外周に固定されたピストン3に
よって、上記ピストンロッド4の一端側に位置するピス
トン左室23と、上記ピストンロッド4の他端側に位置
するピストン右室24を上記シリンダ本体2内にそれぞ
れ区画形成腰一端部が変速機のチェンジレバーbに連結
された中空な操作ロッド6を上記ピストンロッド4の他
端側から上記ピストンロッド4内に摺動自在に挿入し、
上記操作ロッド6の先端にパイプ8を連結するとともに
、上記パイプ8の先端開口部を所定の圧力源に連通させ
、上記パイプ8の中間位置における周壁に通孔11を設
け、上記パイプ8の外周に、上記パイプ8の通孔11の
左右両側に位置する一対の遊動弁12,13をその弁部
がそれぞれ外側に向いた状態で摺動可能に配設するとと
もに、上記一対の遊動弁12.13の相互間に反撥バネ
14を配設し、上記一対の遊動弁12,13の外側に、
上記ピストンロッド4に固定された一対の固定弁座15
,16を配設し、上記一対の固定弁座15.16の外側
に一対のバルブリフター17,18を配設するとともに
、上記一対のバルブリフター17.18と上記一対の固
定弁座15,16との間に一対の反撥バネ19.20を
それぞれ配設シ、上記ピストンロッド4の周壁に、上記
ピストン左室23およびピストン右室24を、上記一対
の固定弁座15,16と一対のバルブリフター17.1
8との間の空間にそれぞれ連通させる一対の通孔21,
22を設け、上記パイプ8の先端部に、一方のバルブリ
フター17の背部を押圧可能なリテイニングリング10
を固定するとともに上記操作ロッド6の先端部で他方の
バルブリフター18の背部を押圧可能に構成してなる変
速機操作用倍力装置において、上記ピストンロッド4の
一端開口部内に、上記パイプ8の先端部を摺動自在に支
持するコネクター保持具32を配設するとともに、上記
コネクター保持具32と上記一対の固定弁座15,16
との間にチューブ31を配設し、上記コネクター保持具
32およびチューブ31に、上記一方のバルブリフター
17の背部側を外部に連通ずる互いに連通した通孔41
,36を上記ピストンロッド4の軸線方向に沿ってほぼ
直線状に形成し、上記ピストン左室23内の圧縮空気を
、上記コネクター保持具32とチューブ3−1のそれぞ
れの通孔41,36を通して外部に排出するとともに、
上記ピストン右室24内の圧縮空気を、上記操作ロッド
6内の中空部6″を通して外部に排出するようにしたこ
とを特徴とする変速機操作用倍力装置にある。
以下実施例を挙げて本考案を説明する。
第1図のように、本装置1のシリンダ本体2にピストン
ロッド4をもつピストン3を設けである。
ロッド4をもつピストン3を設けである。
ピストンロッド4には変速機レバー5を突設しである。
該変速機レバーはトランスミッションa(第2図参照)
のギヤーをチェンジするためのものである。
のギヤーをチェンジするためのものである。
ピストンロッド4は中空であって、その中空部には操作
ロッド6を摺動可能に挿通しである。
ロッド6を摺動可能に挿通しである。
操作ロッド6の基部はチェンジレバーbと連結するヨー
ク7となっている。
ク7となっている。
操作ロッド6の先端には基部9を閉止したパイプ8を連
結しである。
結しである。
このパイプの先端にはリテイニングリング10を固定し
、下達するバルブリフター17の背部に当接するように
なっている。
、下達するバルブリフター17の背部に当接するように
なっている。
パイプ8の中間にはその壁を貫通する通孔11をあけで
ある。
ある。
パイプ8にはこの通孔の左右に位置して、二つの遊動弁
12.13を、弁部が互いに外側を向くように、かつ摺
動可能に設けである。
12.13を、弁部が互いに外側を向くように、かつ摺
動可能に設けである。
両弁12,13には反撥バネ14を介在させである。
また両弁の外側には、両弁とそれぞれ弁を構成する固定
弁座15.16、及びバルブリフター17.18をそれ
ぞれ配置し、両固定弁座15,16をピストン田ンド4
に固定し、バルブリフター17.18はピストンロッド
4内を摺動するように設けである。
弁座15.16、及びバルブリフター17.18をそれ
ぞれ配置し、両固定弁座15,16をピストン田ンド4
に固定し、バルブリフター17.18はピストンロッド
4内を摺動するように設けである。
また固定弁座15,16とバルブリフター17.18と
の間に、反撥バネ19.20をそれぞれ設けて、常に遊
動弁とバルブリフターとの弁すなわち12と17.13
と18が開くようにしである。
の間に、反撥バネ19.20をそれぞれ設けて、常に遊
動弁とバルブリフターとの弁すなわち12と17.13
と18が開くようにしである。
また固定弁座15,16とバルブリフター17.18の
間にそれぞれ位置して、ピストンロッド4に通孔21,
22をあけ、それぞれピストン左右室23.24に通ず
るようにしである。
間にそれぞれ位置して、ピストンロッド4に通孔21,
22をあけ、それぞれピストン左右室23.24に通ず
るようにしである。
またピストンロッド4には大きな穴25をあけてあり、
この穴に位置して、操作ロッド6より突起26を突設し
、突起26の先端に、凹部27を形成しである。
この穴に位置して、操作ロッド6より突起26を突設し
、突起26の先端に、凹部27を形成しである。
この凹部にはロックボール28が落ち込むようになって
いる。
いる。
ロックボール28はレバー5に設けた穴29に嵌入して
いて、穴29に設けたバネ30によって、常にボール2
8を押し出す方向に附勢しである。
いて、穴29に設けたバネ30によって、常にボール2
8を押し出す方向に附勢しである。
本考案は上記固定弁座15,16をピストンロッド4に
固定支持するに当り、固定弁座15,16をチューブ3
1を介してコネクター支持具32でもって押込み、固定
弁座16の端部をピストンロッド4の段部33に当接さ
せて固定支持させている。
固定支持するに当り、固定弁座15,16をチューブ3
1を介してコネクター支持具32でもって押込み、固定
弁座16の端部をピストンロッド4の段部33に当接さ
せて固定支持させている。
チューブ31はその内周面にバルブリフター17を摺動
自在に収容するシリンダ一部34を有し、その中実軸方
向にパイプ8を貫挿させる孔35が穿設され、さらにそ
の周囲に軸方向に穿設された排気通路36を有している
。
自在に収容するシリンダ一部34を有し、その中実軸方
向にパイプ8を貫挿させる孔35が穿設され、さらにそ
の周囲に軸方向に穿設された排気通路36を有している
。
コネクター支持具32は一端にコネクター37を螺合支
持し、他端中実軸方向にパイプ8の先端8′を摺動自在
に支持する孔38を形成腰かつその両端に0 ’Jソン
グ9を収容する環状切欠部40を形成し、さらにその周
囲の上記チューブ31の排気通路36と合致する位置に
排気通路41を形成している。
持し、他端中実軸方向にパイプ8の先端8′を摺動自在
に支持する孔38を形成腰かつその両端に0 ’Jソン
グ9を収容する環状切欠部40を形成し、さらにその周
囲の上記チューブ31の排気通路36と合致する位置に
排気通路41を形成している。
なお、42は排気通路41内に配設してフィルターであ
る。
る。
本考案の装置1は第2図に示すようにトランスミッショ
ンa(変速機)上部に装置し、操作ロッド6のヨーク7
をチェンジレバーbに、コネクター37をエアータンク
Cを経て、コンプレッサーdに連結する。
ンa(変速機)上部に装置し、操作ロッド6のヨーク7
をチェンジレバーbに、コネクター37をエアータンク
Cを経て、コンプレッサーdに連結する。
この装置において、チェンジレバーbを操作して、操作
ロッド6を右方へ引くと、操作ロッドの突起26が右方
へずれて、ロックボール28が凹部27より外れる。
ロッド6を右方へ引くと、操作ロッドの突起26が右方
へずれて、ロックボール28が凹部27より外れる。
そしてパイプ8は右方へ移動し、パイプのりテイニング
リング10によって、バルブリフター17は背部を押さ
れて、遊動弁12を右方へ押し、遊動弁12と固定弁座
15を開く。
リング10によって、バルブリフター17は背部を押さ
れて、遊動弁12を右方へ押し、遊動弁12と固定弁座
15を開く。
パイプ8にはタンクCよりコネクター31を経て、圧縮
空気が送られているので、圧縮空気は通孔11より弁座
12とバルブリフター17の隙間を通り、さらに通孔2
1を通って、ピストン左室23に入り、ピストン3を右
方へ押す。
空気が送られているので、圧縮空気は通孔11より弁座
12とバルブリフター17の隙間を通り、さらに通孔2
1を通って、ピストン左室23に入り、ピストン3を右
方へ押す。
ピストンロッド4にはレバー5が固定しであるので、レ
バー5が右方へ移動し、この動作が連続的に行われ操作
ロッド6に追従する様にピストンロッド4が移動してギ
ヤーがチェンジされる。
バー5が右方へ移動し、この動作が連続的に行われ操作
ロッド6に追従する様にピストンロッド4が移動してギ
ヤーがチェンジされる。
この時、ピストン右室24の空気は、通孔22、バルブ
リフター18とパイプ8の隙間18′、操作ロッド6の
基部通孔6′、操作ロッド6の中空部6″を通って装置
外に排出される。
リフター18とパイプ8の隙間18′、操作ロッド6の
基部通孔6′、操作ロッド6の中空部6″を通って装置
外に排出される。
ギヤーチェンジが終了すると同時に、ロックボール28
は凹部27に戻る。
は凹部27に戻る。
このようにして変速機レバー5は圧縮空気の圧力で操作
される。
される。
以上の操作においてバルブリフター17は操作者によっ
て右方へ引かれるわけであるが、弁座15と遊動弁12
が開いたとたんに、圧縮空気の圧力はバルブリフター1
7に反作用として働き、パイプ8を左方へ引く、この作
用は操作者の手に反作用として応答され、操作者は操作
中に圧縮空気によって変速機レバー5が動作することが
判る。
て右方へ引かれるわけであるが、弁座15と遊動弁12
が開いたとたんに、圧縮空気の圧力はバルブリフター1
7に反作用として働き、パイプ8を左方へ引く、この作
用は操作者の手に反作用として応答され、操作者は操作
中に圧縮空気によって変速機レバー5が動作することが
判る。
前述する例とは反対に、操作ロッド6を押して左方に移
動すると、ロックボール28は前例同様に凹部27より
外れ、バルブリフター18が操作ロッド6の先端で押さ
れ、左方に移動して遊動弁13を押し、その結果ピスト
ン右室24に圧縮空気が入り、レバー5が前とは逆方向
にトランスミッションのギヤーを操作する。
動すると、ロックボール28は前例同様に凹部27より
外れ、バルブリフター18が操作ロッド6の先端で押さ
れ、左方に移動して遊動弁13を押し、その結果ピスト
ン右室24に圧縮空気が入り、レバー5が前とは逆方向
にトランスミッションのギヤーを操作する。
この時、ピストン左室23の空気は、通孔21、バルブ
リフター17とパイプ8の隙間17′、チューブ31の
排気通路36、コネクター支持具32の排気通路41を
通って装置外に排出される。
リフター17とパイプ8の隙間17′、チューブ31の
排気通路36、コネクター支持具32の排気通路41を
通って装置外に排出される。
ギヤーチェンジが終了すると同時に、ロックボール28
は凹部27に戻る。
は凹部27に戻る。
このようにして変速機レバー5は圧縮空気の圧力で操作
される。
される。
上記したように、ギヤーチェンジが終了すると、バルブ
リフター17または18が中立の位置(第1図と同様な
位置)に戻る。
リフター17または18が中立の位置(第1図と同様な
位置)に戻る。
バルブリフター18が中立位置に戻るときは、ピストン
右室24の圧縮空気が通孔22を通り、パイプ8とバル
ブリフター18の間隙から操作ロッド6の通孔6′及び
中空部6″を通って、シリンダー右端より大気へ排出さ
れる。
右室24の圧縮空気が通孔22を通り、パイプ8とバル
ブリフター18の間隙から操作ロッド6の通孔6′及び
中空部6″を通って、シリンダー右端より大気へ排出さ
れる。
他方、バルブリフター17が中立位置に戻るときは、ピ
ストン左室23の圧縮空気が通孔21を通り、パイプ8
とバルブリフター17の間隙からチューブ31の通孔3
6とコネクター保持具32の通孔41を通って、シリン
ダー左端より大気へ排出される。
ストン左室23の圧縮空気が通孔21を通り、パイプ8
とバルブリフター17の間隙からチューブ31の通孔3
6とコネクター保持具32の通孔41を通って、シリン
ダー左端より大気へ排出される。
本考案に係る変速機操作用倍力装置は、ピストン左室に
関連する排気通路とピストン右室に関連する排気通路と
をほとんど対称的に形成しているので、排気抵抗がほぼ
等しくなり、したがってチェンジレバー操作感覚が均一
になり、さらに排出通路が直線的になっているので排気
抵抗が小さくなり、かつ排気通路の加工も容易である。
関連する排気通路とピストン右室に関連する排気通路と
をほとんど対称的に形成しているので、排気抵抗がほぼ
等しくなり、したがってチェンジレバー操作感覚が均一
になり、さらに排出通路が直線的になっているので排気
抵抗が小さくなり、かつ排気通路の加工も容易である。
また本考案に係る変速機操作用倍力装置は、チューブに
ネジ加工を必要としないので、強度について比較的注意
する必要なくこれをプラスチックで成形することができ
、それによって装置の軽量化、コストダウンに寄与する
。
ネジ加工を必要としないので、強度について比較的注意
する必要なくこれをプラスチックで成形することができ
、それによって装置の軽量化、コストダウンに寄与する
。
第1図は本考案に係る変速機操作用倍力装置の縦断面図
、第2図は変速機操作機構全体を示した図、第3図は従
来の変速機操作用倍力装置の要部縦断面図である。 1・・・・・・装置、2・・・・・・シリンダ本体、3
・・・・・ゼストン、4・・・・・ピストンロッド、5
・・・・・・変速機レバー、6・・・・・・操作ロッド
、6′・・・・・・通孔、6″・・・・・・中空部、7
・・・・・・ヨーク、8・・・・・・パイプ、8′・・
・・・・パイプ先端、9・・・・・・基部、10・・・
・・・リテイニングリング、11・・・・・・通孔、1
2.13・・・・・・遊動弁、14・・・・・・反撥バ
ネ、15.16・・・・・・固定弁座、17.18・・
・・・・バルブリフター、19,20・・・・・・反撥
バネ、21.22・・・・・・通孔、23・・・・・・
ピストン左室、24・・・・・ゼストン右室、25・・
・・・・穴、26・・・・・・突起、27・・・・・・
凹部、28・・・・・・ロックボール、29・・・・・
・穴、30・・・・・・バネ、31・・・・・・チュー
ブ、32・・・・・・コネクター支持具、33・・・・
・・段部、34・・・・・・シリンダ一部、35・・・
・・・孔、36・・・・・・排気通路、37・・・・・
・コネクター、38・・・・・・孔、39・・・・・・
0リング、40・・・・・・環状切欠部、41・・・・
・・排気通路、a・・・・・・変速機、b・・・・・・
チェンジレバーC・・・・・・タンク、d・・・・・・
コンプレッサー。
、第2図は変速機操作機構全体を示した図、第3図は従
来の変速機操作用倍力装置の要部縦断面図である。 1・・・・・・装置、2・・・・・・シリンダ本体、3
・・・・・ゼストン、4・・・・・ピストンロッド、5
・・・・・・変速機レバー、6・・・・・・操作ロッド
、6′・・・・・・通孔、6″・・・・・・中空部、7
・・・・・・ヨーク、8・・・・・・パイプ、8′・・
・・・・パイプ先端、9・・・・・・基部、10・・・
・・・リテイニングリング、11・・・・・・通孔、1
2.13・・・・・・遊動弁、14・・・・・・反撥バ
ネ、15.16・・・・・・固定弁座、17.18・・
・・・・バルブリフター、19,20・・・・・・反撥
バネ、21.22・・・・・・通孔、23・・・・・・
ピストン左室、24・・・・・ゼストン右室、25・・
・・・・穴、26・・・・・・突起、27・・・・・・
凹部、28・・・・・・ロックボール、29・・・・・
・穴、30・・・・・・バネ、31・・・・・・チュー
ブ、32・・・・・・コネクター支持具、33・・・・
・・段部、34・・・・・・シリンダ一部、35・・・
・・・孔、36・・・・・・排気通路、37・・・・・
・コネクター、38・・・・・・孔、39・・・・・・
0リング、40・・・・・・環状切欠部、41・・・・
・・排気通路、a・・・・・・変速機、b・・・・・・
チェンジレバーC・・・・・・タンク、d・・・・・・
コンプレッサー。
Claims (1)
- 変速機レバー5が取付けられた中空なピストンロッド4
の一端側をシリンダ本体2に摺動自在に挿入し、上記ピ
ストンロッド4の外周に固定されたピストン3によって
、上記ピストンロッド4の一端側に位置するピストン左
室23と、上記ピストンロッド4の他端側に位置するピ
ストン右室24を上記シリンダ本体2内にそれぞれ区画
形威し、一端側が変速機のチェンジレバーbに連結され
た中空な操作ロッド6を上記ピストンロッド4の他端側
から上記ピストンロッド4内に摺動自在に挿入し、上記
操作ロッド6の先端にパイプ8を連結するとともに、上
記パイプ8の先端開口部を所定の圧力源に連通させ、上
記パイプ8の中間位置における周壁に通孔11を設け、
上記パイプ8の外周に、上記パイプ8の通孔11の左右
両側に位置する一対の遊動弁12.13をその弁部がそ
れぞれ外側に向いた状態で摺動自在に配設するとともに
、上記一対の遊動弁12.13の相互間に反撥バネ14
を配設し、上記一対の遊動弁12゜13の外側に、上記
ピストンロッド4に固定された一対の固定弁座15,1
6を配設し、上記一対の固定弁座15,16の外側に一
対のバルブリフター17.18を配設するとともに、上
記一対のバルブリフター17.18と上記一対の固定弁
座15.16との間に一対の反撥バネ19.20をそれ
ぞれ配設し、上記ピストンロッド4の周壁に、上記ピス
トン左室23およびピストン右室24を、上記一対の固
定弁座15,16と一対のバルブリフター17.18と
の間の空間にそれぞれ連通させる一対の通孔21,22
を設け、上記パイプ8の先端部に、一方のバルブリフタ
ー17の背部を押圧可能なりテイニングリング10を固
定するとともに、上記操作ロッド6の先端部で他方のバ
ルブリフター18の背部を押圧可能に構成してなる変速
機操作用倍力装置において、上記ピストンロッド4の一
端開口部内に、上記パイプ8の先端部を摺動自在に支持
するコネクター保持具32を配設するとともに、上記コ
ネクター保持具32と上記一対の固定弁座15,16と
の間にチューブ31を配設し、上記コネクター保持具3
2およびチューブ31に、上記一方のバルブリフター1
7の背部側を外部に連通ずる互いに連通した通孔41,
36を上記ピストンロッド4の軸線方向に沿ってほぼ直
線状に形成し、上記ピストン左室23内の圧縮空気を、
上記コネクター保持具32とチューブ31のそれぞれの
通孔4L36を通して外部に排出するとともに、上記ピ
ストン右室24内の圧縮空気を、上記操作ロッド6内の
中空部6″を通して外部に排出するようにしたことを特
徴とする変速機操作用倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289279U JPS6010912Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 変速機操作用倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289279U JPS6010912Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 変速機操作用倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55161727U JPS55161727U (ja) | 1980-11-20 |
JPS6010912Y2 true JPS6010912Y2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=29296912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6289279U Expired JPS6010912Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | 変速機操作用倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010912Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP6289279U patent/JPS6010912Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55161727U (ja) | 1980-11-20 |
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