JPS601087Y2 - ペダル開閉式容器 - Google Patents

ペダル開閉式容器

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Publication number
JPS601087Y2
JPS601087Y2 JP16489980U JP16489980U JPS601087Y2 JP S601087 Y2 JPS601087 Y2 JP S601087Y2 JP 16489980 U JP16489980 U JP 16489980U JP 16489980 U JP16489980 U JP 16489980U JP S601087 Y2 JPS601087 Y2 JP S601087Y2
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JP
Japan
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piece
bent
container body
hole
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP16489980U
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English (en)
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JPS5785444U (ja
Inventor
俊男 萩野
Original Assignee
山崎産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、塵埃などを収納するために用いるペダル開
閉式の容器に関するものである。
内容器を収納した容器本体の上部に蓋を取付け、容器本
体の下部前面に設けたペダルを踏下げると、蓋が開いて
内容器への塵埃の投入や内容器の出し入れが行なえる容
器は、衛生的であるので、室内用の塵埃収納ポットとし
て広く一般に用いられている。
上記のような容器は、例えば実公昭53−34776号
公報等によって知られているように、円筒状の容器本体
、容器本体の下端に取付けた底枠、容器本体上に配置し
た蓋、この蓋を容器本体に対して起伏動自在に取付ける
ヒンジ、容器本体の前面下部に取付けたペダル、このペ
ダルと蓋を連動し、ペダルを踏下げるど蓋を押上げる押
上枠が基本的な構成部材になっている。
ところで、上記の容器における組立て手段、即ち、容器
本体に対する底枠やヒンジの取付け、ヒンジに対する蓋
の取付けはビスによる締付によって行なわれていた。
このため、各構成部材の加工時にビス挿通孔やねじ孔の
穿設が必要になり、加工工程が多くなると共に、組立て
作業に時間がかかるという問題点がある。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たものであり、組立てが嵌め込み方式によって簡単に行
なえ、構造及び作業の簡略化を図ることができるペダル
開閉式容器を提供するのが目的である。
上記のような問題を解決するため、この考案は周壁の下
部周囲に複数の小孔が設けられ容器の上部後面に上下方
向の長孔が設けられた筒状の容器本体と、外周壁と内周
壁で前記容器本体の下部が嵌合する溝を形成し、外周壁
が容器本体の小孔を覆う高さを有し、溝の内側に各小孔
へ抜止状に嵌合する弾性掛合片が設けられた底枠と、前
記底枠の前部に上下に揺動自在となるように取付けたペ
ダルと、底枠内で直線部が回動自在に支持され、直線部
の底枠から突出する先端に直角方向へ折曲がる屈曲片及
びこの屈曲片の端部から直線部の延長方向に折曲がる先
端片が、また直線部の後端に先端屈曲片と反対の方向に
折曲がる屈曲片が設けられ、先端片がペダルの下面に重
なるペダル軸と、容器本体内の後部位置における上下方
向に配置され、下端をペダル軸の後端屈曲片と連結し、
上端部が外方に屈曲して長孔から容器本体の後部に突出
する押上棒と、容器本体の上部後面で長孔を設けた位置
に角孔と掛合片の嵌合せによって固定され押上棒の上端
部が貫通する縦孔と上部に窓孔が設けられた固定ヒンジ
と、前記固定ヒンジ上に起伏動自在となるようピンと孔
の嵌合せによって取付けられ窓孔と対応する位置の下面
に押上棒との連結片が設けられた蓋ヒンジと、容器本体
の上縁開口に対して載置する蓋とで構成され、前記蓋は
後部位置が蓋ヒンジに一対の掛合片と両掛合片の嵌入す
る孔との嵌合せによって、固定するようにしたものであ
る。
この考案は上記のような構成であり、容器本体の下端に
嵌挿した底枠は小孔と弾性掛合片の掛合によって固定化
され、底枠に設けた外周壁が小孔を外部から覆っている
容器本体の上部後面に角孔と掛合片の嵌合せによって固
定した固定ヒンジに蓋ヒンジがビンと孔の嵌合せによっ
て上下に起伏動するよう取付けられ、該ヒンジに対して
蓋が一通の掛合片と両掛合片の嵌入する孔との嵌合せに
よって固定され、底枠の側面に取付けたペダルを踏下げ
ると、ペダル軸が回動し、ペダル軸の後端屈曲片に連結
した押上構を有して蓋が押上げられ、容器本体の上端開
口を開設する。
ペダルの踏下げを解くと、蓋は自動で閉鎖方向に伏倒腰
押上棒が下降してペダル軸を逆方向に回動させ、ペダル
が上昇位置に復帰する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
図示のように、内部にバケツ形の内容器Aを抜差自在と
なるよう収納する容器本体1は上下に長い円筒に形成さ
れ、上部の後面に上下方向の長孔2と、この長孔2を挾
む両側に角孔3と、両角孔3の下部にリベットの挿入孔
4とが設けられ、下部には前面に切欠5と、周囲に複数
の小孔6が適当な間隔で設けられている。
前記容器本体1の下部が嵌合する底枠7は、環状の底壁
8上に外周壁9と内周壁10を内外二重の環状に設けて
形成され、外周壁9と内周壁10の間に、容器本体1の
下部が嵌合する溝11を形成している。
前記内周壁10は、溝11に容器本体1の下部を嵌め合
わせたとき小孔6と対応する位置を適当な幅で切離し、
第5図のように、この切離し部分に弾性壁12を立設し
、弾性壁12の上端に小孔6へ抜止状に嵌合する掛合片
13が設けられ、容器本体1の下部を溝11内へ強制的
に押込むと、小孔6と掛合片13の掛合により、本体1
と底枠7が固定化される。
前記底枠7の前部においても内周壁を省き、この部分に
外周壁9から上方に突出し、切欠5の内側を覆うペダル
支持壁14が設けられ、支持壁14に形成した横長孔1
5の一端にペダル軸16の支持凹部17が形成され、こ
の支持壁14の両側に連ねて設けた側壁18の内面に、
支持壁14の両端に形成した窓孔19から挿入するペダ
ル20の枢止ピン21が突設されている。
前記底枠7の後部底壁8a上にペダル軸16の支持台2
Vが立設され、第8図のように支持台21′の上端にペ
ダル軸16を強制通過可能に保持する一対の弾性片22
が設けられている。
ペダル軸16は第4図に示すように、適当な直径の金属
線材を用い、直線部16aの後端に第4図右側へ折曲が
る屈曲片16bと、直線部16aの先端に第4図左側へ
折曲がり、先端が上向きとなる傾斜状の屈曲片16cと
、この屈曲片16cの先端に底枠7の前方へ向かうよう
に折曲がる先端片16dとを設けて形成され、直線部1
6aの後端が支持台21上に回動自在となるよう保持さ
れ、先端が支持凹部17で支持された状態で底枠7に取
付けられる。
なお、横長孔15は、ペダル軸16の先端部が底枠7を
内外に貫通するのを容易とするために設けられている。
底枠7に取付けられたペタ゛ル軸16は、直線部16a
の両端支持部が回動時の支点になり、底枠7の前部に突
出する先端片16dを押下げると、屈曲片16bの先端
が逆に上昇回動するようになっている。
ペダル20は、第7図のように両側後部に取付片23が
設けられ、窓孔19に前面から挿入した取付片23の透
孔24をピン21に嵌合することにより、底枠7の前部
に、ピン21を中心とする上下揺動が自在となるよう取
付けられる。
底枠7の前面に取付けられたペダル20は、第4図及び
第7図に示すように、下面中央部が丁度先端片16d上
に載り、踏下げを行なうとこの先端片16dを押下げ、
ペダル軸16に回転を与えるようになっている。
ペダル軸16における屈曲片16bの先端に、容器本体
1内の後部上下方向に配置される押上棒25の下端が枢
止連結され、ペダル軸16の回動をこの押上棒25の上
下運動に変換するようになっている。
上記押上棒25の上端は第9図のように、後方へ直角に
折曲がって長孔2を貫通し、この屈曲片26の先端に上
方へ折曲がるフック片27が設けられている。
前記容器本体1の上部後面に固定ヒンジ28が取付けら
れている。
このヒンジ28は第9図及び第10図に示すように、容
器本体1に外接する弧状壁29に押上棒25の屈曲片2
6が貫通する縦孔30と、上縁に凹段部31を備えこの
縦孔30の両側に突設され、角孔3へ嵌入する掛合片3
2と、両掛合片32の下方にリベットの挿入孔33とを
設け、上壁34の中央にフック片2iの貫通する窓孔3
5を設けると共に、両側壁36の外面に蓋ヒンジ37の
取付ピン38を突設己で形成されている。
上記固定ヒンジ28の容器本体1への取付けは、掛合片
32を角孔3に嵌め合わせた後、ヒンジ28を押上げて
凹段部31を角孔3の上縁に掛合させ、連通した挿入孔
4と33にわたって挿入したリベットをカシメることに
より、完全な固定化を行なうものである。
蓋ヒンジ37は、第10図のように、天板39の両側に
設けた側壁40に取付ピン38へ外嵌する孔41を形成
し、天板39の内面中央にフック片27の連結片42が
設けられ、天板39に連ねて設けた弧状壁43の両端に
一対の掛合片44が設けられている。
容器本体1の上縁開口に対して載置する蓋45は、周壁
46の後部に掛合片44の嵌入する孔47が設けられ、
周壁46を弧状壁43に重ねて掛合片44を蓋45内に
突出させた状態で、周壁46の内側に位置させた弾性板
48の両端を掛合片44に掛止し、この弾性板4aを周
壁46.に重なるよう中央部を押込んで変形されれば、
弾性板48が掛合片44の抜止めになり、蓋ヒンジ37
に対して蓋45が固定化されることになる。
なお、固定ヒンジ28に設けた取付ピン38は第10図
のようにその上面を傾斜面にカットし、蓋ヒンジ3′7
の嵌め合わせが合成樹脂の弾力性を利用して簡単に行な
えるようになっている。
この考案の容器は上記のような構成であり、底枠7にペ
ダル軸16を取付け、ペダル軸16の後端に設けた屈曲
片16bに押上棒25を連結した状態で、容器本体1の
下部を底枠7の溝11内に嵌込めば、容器本体1と底枠
7は小孔6と掛合片13の掛合によって抜止状態に固定
化される。
容器本体1の上部後面に固定ヒンジ28を、角孔3と掛
合片32の掛合及びリベット止を併用して固定し、固定
ヒンジ28の取付ピン38に蓋ヒンジ37を取付け、押
上棒25の上端と蓋ヒンジ37を連結すると共に、蓋ヒ
ンジ37に弾性板48を利用して蓋45を取付ければ組
立ての完了となる。
塵埃ポットとして使用するには、容器本体1内に内容器
Aを組込めばよく、ペダル20を踏下げると、ペダル軸
16は支持台21′と支持凹部17で支持された部分を
中心にして回動し、押上棒25が上昇して蓋ヒンジ37
を押上げるので、蓋ヒンジ37に取付けた蓋45は取付
ピン38を中心に上昇回動して開放位置になり、容器本
体1の上端開口が大きく開き、内容器Aへの塵埃の投入
が行なえる。
また、この状態で内容器Aの取出しも行なえる。
ペダル20の踏下げを解放すると、蓋45は自重で容器
本体1上に伏倒して上端開口を閉じ、押上棒25は押下
げられるのでペダル軸16は踏下げ時とは逆方向に回転
上、ペダル20は上昇位置に復帰する。
以上のように、この考案によると、容器本体と底枠、容
器本体に固定した固定ヒンジと蓋ヒンジ、蓋ヒンジと蓋
の固定を各々嵌め合わせにより固定するようにしたので
、ペダルの踏下げによって蓋の開閉を行なう容器の組立
てが極めて簡単に行なえるようになり、しかも嵌合わせ
部分は前部や上部からは見えないようになっているので
、美しい仕上りが得られるという効果がある。
また、ペダルの踏下げでペダル軸を回転させて蓋を押上
げるようにしたので、ペダル軸支持構造を簡略化でき、
蓋の開閉操作が僅かな踏下力で行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る容器の分解斜視図、第2図は同
上の組立状態を示す斜視図、第3図は組立状態の縦断正
面図、第4図は同横断平面図、第5図は底枠と容器本体
の固定部を示す拡大断面図、第6図はペダル部分の拡大
断面図、第7図は同じくペダルの底面図、第8図は第4
図における矢印■−■での拡大断面図、第9図は蓋の取
付部分を示す縦断面図、第10図は蓋取付ヒンジ構造の
分解斜視図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・長孔、3・・
・・・・角孔、4・:・・・・リベ゛)ト挿入孔、5・
・・・・・切欠、6・・・・・・小孔、7・・・・・・
底枠、11・・・・・・溝、12・・・・・・弾性壁、
13・・・・・・掛合片、14・・・・・・ペダル支持
壁、16・・・・・・ペダル軸、17・・・・・・支持
凹部、20・・・・・・ペダル、21・・・・・・枢止
ピン、21′・・・・・・支持台、25・・・・・・押
上棒、27・・・・・・フック片、28・・・・・・固
定ヒンジ、37・・・・・・蓋ヒンジ、45・・・・・
・蓋、A・・・・・・内容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁の下部周囲に複数の小孔が設けられ周壁の上部後面
    に上下方向の長孔が設けられた筒状の容器本体と、外周
    壁と内周壁で前記容器本体の下部が嵌合する溝を形成し
    、外周壁が容器本体の小孔を覆う高さを有し、溝の内側
    に各小孔へ抜止状に嵌合する弾性掛合片が設けられた底
    枠と、前記底枠の前部に上下に揺動自在となるよう、取
    付けられたペダルと、底枠内で直線部が回動自在に支持
    され、直線部の底枠から突出する先端に直角方向へ折曲
    がある・屈:曲片及びこの屈曲片の端部から直線部の延
    長方向に折曲がる先端片が、また直線部の後端に先端屈
    曲片と反対の方向に折曲がる屈曲片が設けられ、先端片
    がペダルの下面に重なるペダル軸と、容器、本体内の後
    部位置における上下方向に配置され、下端をペダル軸の
    後端屈曲片と連結し、上端部が外方に屈曲して長孔から
    容器本体の後部に突出する押上棒と、容器本体の上部後
    面で長孔を設けた位置に角孔と掛合片の嵌合せによって
    固定され押上棒の上端部が貫通する縦孔と上部に窓孔が
    設けられた固定ヒンジと、上記固定ヒンジ上に起伏動自
    在となるようピンと孔の嵌合せによって取付けられ窓孔
    と対応する位置の下面に押上棒との連結片が設けられた
    蓋ヒンジと、容器本体の上縁開口に対して載置する蓋と
    で構成され、前記蓋は後部位置が蓋ヒンジに一対の掛合
    片と両掛合片の嵌入する孔との嵌合せによって固定され
    ていることを特徴とするペダル開閉式容器。
JP16489980U 1980-11-14 1980-11-14 ペダル開閉式容器 Expired JPS601087Y2 (ja)

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JP16489980U JPS601087Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 ペダル開閉式容器

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JP16489980U JPS601087Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 ペダル開閉式容器

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Publication Number Publication Date
JPS5785444U JPS5785444U (ja) 1982-05-26
JPS601087Y2 true JPS601087Y2 (ja) 1985-01-12

Family

ID=29523613

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JP16489980U Expired JPS601087Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 ペダル開閉式容器

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