JPS6010749B2 - イセ込み縫いミシンにおける布送り量選定方法 - Google Patents

イセ込み縫いミシンにおける布送り量選定方法

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JPS6010749B2
JPS6010749B2 JP14746680A JP14746680A JPS6010749B2 JP S6010749 B2 JPS6010749 B2 JP S6010749B2 JP 14746680 A JP14746680 A JP 14746680A JP 14746680 A JP14746680 A JP 14746680A JP S6010749 B2 JPS6010749 B2 JP S6010749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 この発明はィセ込み縫いミシンにおける布送り墨選定方
法に関するものである。 従釆技術 一般に上下2枚の加工布を縫い合せる場合、その加工布
の滑り等により、上下両加工布の布後端が揃わないでズ
レて縫製されるといった問題があった。 そして、ィセ込み縫いの場合には、前記布後端のズレと
いう問題の他にィセ込み縫いが行われる位置がズレて縫
製されるという大きな問題を含んでいた。そこで、作業
者が何度も謎縫いを行い「長年の経験及び勘に基づき布
送り調節機構により加工布の送り量を調整して、縫いズ
レが生じないようにしているのが現状であった。 すなわち、議縫いのたびごとに、上送り調節機構を適宜
に調整して上加工布の上送り量を変更し、縫いズレが零
となる最適な上送り量を見つけ出す作業を行っていた。
従って、縫製準備作業に多大な時間が費され「作業能率
を著しく低下させていた。目的 そこで、本発明者は前記問題点に立って、ィセ込み縫い
における両加工布の縫いズレが零となる最適な送り量を
簡単な方法で求めることができることを見し、出した。 すなわち、上送り調節機構を所定量作動させて上送り歯
の上送り量を制御するパルスモータの回転角に比例して
、その上送り量が変化するという前提に立った場合、同
パルスモータの回転角(パルスモータに入力されるパル
ス数に等しい)〔x〕と、これによって決定された上送
り量に基づく上加工布の1針当りの実際の送り量〔y〕
との関係は、■加工布の種類(加工布間の抵抗トバィア
スの度合入■上送り圧力、押え圧力「■縫製スピード等
の要因により種々変化するものと考えられるが、前記■
における上下加工布が同種類で前記■、■の条件を一定
にしたときもy=a×十b……
【1} の関係式{11で表わされる。 そして、パルスモータの回転角〔xi〕にして、1回目
の謎縫いを行い上下両加工布の後端間の縫いズレ量〔m
l〕を求める。 尚、この時1針当りの実際の上加工布の送り量を〔yl
〕とする。次に、パルスモー夕の回転角を〔x2〕にし
て2回目の試縫いを行い、上下両加工布の後端間の縫い
ズレの量〔m2〕を求める。この時、1針当りの実際の
上加工布の送り量を〔y2〕とする。この2回の議縫い
によって「前記関係式【1め)らa=器三篤胤‘21b
=×11y2−×2・yl…...{3,xl−x2が
求められる。 又、1回目及び2回目の誠縫いによる縫いズレの量〔m
l〕、〔m2〕は「mlこd・yl−d・p
“””{4}m2=d・y2−d・p
……‘5’d:試縫いした時の全針数p;下加工布の
1針当りの実際の下送り量で表わされる。 尚、ml、m2は上加工布の後端が下加工布の後端より
も縫いズレして長くなった場合には正の値、逆に短かく
なった場合には負の値となる。一方、上下加工布の後端
の縫いズレが零となる条件式はy−p=a×+b−p=
0・…川【61夕である。 すなわち1針当りの上送り量〔y〕と、下送り量〔p〕
とが等しくなるときであって、この条件式‘6}及び前
記‘2}〜【5}式から上下加工布の後端の縫いズレが
零となる前記パルスモータの回転角〔聡〕が求まる。○ 聡=学‐X空章三器m2岬{7) {7ー式によれば上下加工布の後端間の縫いズレを零す
なわち、ィセ込み縫い以外の通常の上下加工5布の縫い
合せを行う場合における縫製途中の縫いズレを零にする
パルスモータの回転角〔xs〕は、加工布の長さに関係
なく2度の試縫いを行い、その時のパルスモータの回転
角〔xl〕、〔x2〕と縫いズレ量〔ml〕〜〔m2〕
がわかれば計0算することができる。 次に、上下加工布の一定区間にィセ込み縫いをする場合
に、そのィセ込みにおける縫いズレを零にするための最
適なパルスモータの回転角は、下加工布とイセ込み縫い
を行うために下加工布より縫製領域が長い上加工布との
長さの差〔S〕を前記試縫いによって求めた上下加工布
の後端間の縫いズレ量として考えることにより求めるこ
とができる。 すなわち、前記イセ込み縫い区間で上加工布を前記長さ
の差〔S〕分余分に上送りさせるように、パルスモータ
の回転角〔xss〕を求めればよい。今、ィセ込み区間
の縫製針数を〔8〕とし、その区間の実際の送り量を〔
yss(=axss+b)〕※とすれば
J※$S=p+暑…柵柵=為十辛b
・・・・・側 の関係式脚、‘9}が成りたつ。 そして、関係式■に前記式■〜【5}から求められる〔
a〕及び〔b〕の値を代入することによって、ィセ込み
縫い区間での縫いズレが零となるパルスモータの回転角
〔瓶S〕は、聡S;署‐s‐m憲三器十×2‐m1−X
I−m2……oQml−m2となる。 従って、上記式■から上下加工布の一定区間にィセ込み
をする縫製を行う場合の縫いズレを零にする最適な前記
パルスモータの回転角〔xss〕は、上下加工布の長さ
の差〔S〕及びイセ込み縫い区間の縫製針数がわかり、
2回の試縫いにより、その時のパルスモータの回転角〔
xl〕、〔x2〕縫いズレ量〔ml〕、〔m2〕及び試
縫い時における全縫製針数〔a〕がわかれば計算するこ
とができる。 この発明は上記の算出方法に基づき、ィセ込み縫いミシ
ンにおいて上下加工布の縫いズレを防止し「縫製準備作
業を短縮して作業能率の向上を図ることができる布送り
量選定方法を提供するにある。 実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図において、ミシン本体1のペット部2には公知の
下加工布送り量調節機構(図示せず)に基づいて一定の
下送り運動を行う下送り歯3が設けられ、その上方には
上送り歯4が設けられている。 上加工布送り調節機構5はミシン本体1の頭部6内に設
けられ「前記上送り歯4に所定の上送り運動を行わせる
。 パルスモータ7は前記ミシン本体1の頭部6上に固談さ
れ、前記上加工布送り調節機構5と駆動連結されている
。そして、このパルスモータ7が回動されると、その回
動量(回転角)に比例して前記上加工布送り調節機構5
が作動し、前記上送り歯4の上送り量が可変されるよう
になっている。本実施例ではパルスモータ7の回転角が
0の時(以下原点位置という)、上送り歯4の上送り量
は最4・となり、回転角が大きくなるにつれて上送り歯
4の上送り量が一定の比率で増大するように前記上送り
調節機構5は作動される。パルスモータ回敷位置検出装
置8は前記パルスモータ7上に設けられ、同パルスモー
タ7が原点位置にあることを示す原点信号とパルスモー
タ7の回動に応答するパルス信号を出力する。回転検出
器9はミシンモータ10の後部に設けられ、糸論捕捉器
と協働して縫目形成手段を構成するミシン針11がミシ
ンモータ10の駆動により1回上下動されるごとに4が
固のパルス信号を出力するようになっている。加工布案
内装置12は3個の案内板13;亀4, 15からなり
、上加工布16は案内板13,】4間に「下加工布17
は案内板量4,18間に導入されて、その布端が揃えら
れた状態で縫製位贋に案内される。 上加工布検出器18は発光素子と受光素子とからなる反
射型の検出器であって前記案内板13に設けられ、前記
上加工布16の後端通過を検出する。下加工布検出器1
9は同じく発光素子と受光素子とからなる反射型の検出
器であって前記案内板15に設けられ、前記下加工布1
7の後端通過を検出する。制御パネル2Mまミシンテー
ブル(図示せず)に装置され、かつミシンを駆動制御す
るための制御装置を内蔵したコントロールボックス(図
示せず)の前面に設けられ「制御回路をィニシャラィズ
させるプログラムスイッチ21、作業者目から試縫時に
上送り量を選定して最適な上送り量を求める方法(以下
マニアルという)と、予め制御回路のプログラムに従っ
て謎縫を行わせて最適な上送り量を求める方法(以下オ
ートという)の2つの方法とのうちいずれか一方を選択
することのできる選択スイッチ22、及び前記マニアル
時の上送り量を設定する上送り量指定デジタルスイッチ
23が設けられている。 第1及び第2指示ランプ24,25は前記選択スイッチ
22右側に設けられ〜それぞれ点灯されることにより何
回目の試縫いであるか作業者に指示するためのものであ
る。 NGランプ26及びOKランプ27は試縫いの結果「上
下両加工布16,17の縫いズレ量を可及的に零とする
イセ込み縫いの縫製作業が可能か否かを指示するランプ
であって、OKランプ27が点灯されると縫製が可能で
あることを指示し〜NGランプ26が点灯されると縫製
が不能であることを指示する。又、制御パネル201こ
はィセ込み縫いされる上下両加工布間の長さの差〔S〕
を設定する菱設定デジタルスイッチ28、イセ込み縫い
区間の縫製針数〔8〕を設定する針数設定デジタルスイ
ッチ29、及び縫製開始位置からィセ込み開始位置まで
の縫製針数を設定するィセ込み開始針数設定デジタルス
イッチ38とが設けられ「作業者が適宜に操作できるよ
うになっている。 縫製針数表示袋鷹31はセブンセグメント方式の表示装
置であって、縫製開始位置から縫製終了位置まで、縫製
途中における縫製位置の針数を表示するようになってい
る。ィセ込み開始選択スイッチ32は作業者目から前記
ィセ込み開始針数設定デジタルスィッ3チ30を操作し
てィセ込み開始位置の針数を設定する方法(以下マニア
ルという)と、試縫い途中で前記縫製針数表示装置31
に表示された縫製針数を見て、作業者がロードスイッチ
33をオンさせて、ィセ込み開始位置の針数をその表示
された3縫製針数とする設定方法(以下オートという)
のいずれか一方を選択することができるようになってい
る。次に上記のように構成されたミシンの駆動制御装置
を第3図に示す電気ブロック回路図に従ってチ説明する
。 中央処理制御装置(以下「CPUという)35は論出し
専用メモリ(リード。 オンリー・メモリ;以下ROMという)36、及び議出
し及び書込み可能なメモリ(ランダム・アクセス・メモ
リ;以下RAMという)37とともに演算制御装置を構
成しており、2回の試縫いによって計測したデータと作
業者によって設定された各データとにより、イセ込み縫
いにおける縫いズレが零となる上送り歯4の最適な上送
り量を演算し「その演算結果に基づいて、前記パルスモ
ータ7の回転角を制御する。前記ROM36には試縫い
のための制御プログラムが記憶され、一方前記RAM3
7には入出力ィンタ−フェイス38を介して前記各デジ
タルスイッチ23,28〜30等から、2回の試縫いを
行う際の議縫いのための上送り制御データ等の各種デー
タ及び前記CPU35の演算結果等が第4図に示すよう
に記憶されるようになっている。 前記上及び下加工布検出器18,19からの加工布後端
通過検出信号はそれぞれ増幅及びシュミット回路39,
40で増幅及び波形整形された後、入出力インターフェ
イス38及びデータバス41を介して前記CPU35に
入力されるようになっている。また、前記回転検出器9
から前記ミシン針11がミシンモータ10の駆動により
1回上下動される間に出力される48個の前記パルス信
号はカウンタ亀2で直後カウントされてLそのカウント
されたパルス信号の数が入出力インターフェイス38及
びデータバス41を介して前記CPU35に入力される
とともに、同パルス信号はパルス信号を1′48に分岡
する分周回路43を介して針数カウンタ亀4でカウント
されて、そのカウントされたパルス信号の数(縫製針数
)が入出力インターフェイス38及びデータバス41を
介してCPU35に入力されるようになっている。パル
スモータ原点スイッチ45及びヱンコーダ亀6は前記パ
ルスモータ回動位置検出器8内に設けられ、パルスモー
タ原点スイッチ45は前記パルスモータ7が原点位置に
ある時オンして、原点信号を出力する。ェンコーダ46
は公知のパルスモータ7の回敷角検出装置であって、こ
のェンコーダ46から出力されるパルス信号は次段のパ
ルスカウンタ47でカウントされて、そのカウントされ
た位置信号の数が前記入出力インターフェイス38及び
データバス41を介して前記CPU35に入力される。
パルスモータドライブ回路48は「前記CPU35が試
縫いのために前記RAM37から議出した上送り制御デ
ータ及び2回の謎縫いにより、ィセ込み縫いにおいて上
下両加工布16,17が縫いズレしないようにCPU3
5が演算した最適な上送り制御データをデータバス41
及び入出力インターフェイス38を介して入力する。 そして、同ドライブ回路48は前記上送り制御デー外こ
基づいて前記パルスモータ7を所定の回転角位置になる
ように回動制御させる。表示インターフェイス49は前
記データバス41を介してCPU35から表示制御デー
ダを入力し、そのデータに基づき、デコーダ50を介し
て前記各ランプ24〜27及び縫製針数表示装置31を
点灯及び表示制御するようになっている。 次に上記のように構成したミシン駆動制御装置の作用に
基づいて、イセ込み縫いミシンにおける布送り量選定方
法を説明する。さて、予め選択スイッチ22をオートに
、ィセ込み開始選択スイッチをマニアルにセットした状
態で、議縫いをすべく電源スイッチ(図示せず)をオン
させた後、作業者がプログラムスイッチ21をオンさせ
ると、CPU35は初期設定されて、ROM36の試縫
いのための制御プログラムが有効化される。 次に、CPU35は前記選択スイッチ22がオートにセ
ットされていることに基づいて、予め前記ROM36に
記憶された第1回目及び第2回目の試縫いのための第1
及び第2の上送り制御データ〔xl〕、〔x2〕をRA
M37に記憶させるとともに、まず第1の上送り制御デ
ータ〔xl〕に基づき、パルスモータドラィブ回路48
を介して、その第1の上送り制御データ〔xl〕に相当
した回転角位置へパルスモータ7を回動させる。そして
、第1回目の謎縫いにおける上送り歯4の上送り量が設
定されると、CPU35は第1指示ランプ24を点灯さ
せた後、第1回目の謎縫いを待つ。次に説経し・用の下
加工布17、イセ込み縫いのために下加工布17より長
い試縫い用の上加工布16の長さの差〔S〕を求め、そ
の長さの差〔S〕を差設定デジタルスイッチ28を操作
して、前記RAM37に記憶させる。 続いて、上下雨加工布16,17の後端が一致するよう
に後端を揃えて重ね合わせる。そして、重ね合わさった
上下両加工布16,17のうち長さの短かし、下加工布
16の前端位置から、それらの上下加工布16,17の
後端緑まで謎縫いすべく、上下両加工布16,17をそ
れぞれ加工布案内装魔12に通して、下加工布17の前
端位置が縫製位置まで来るように案内させる。続いて、
スタートスイッチ(図示せず)をオンさせると、CPU
35はこのオン信号に応答してミシンモータ10を駆動
させ、第1回目の試縫いを開始させるとともに、針数カ
ウンタ44をリセットさせ、同ミシンモータ10の駆動
に基づいて上下動されるミシン針11の縫製針数をカウ
ントさせ、その数を縫製針数表示装置31に表示させる
。 この時、上送り歯4による実際の上加工布16の上送り
量が下送り歯3による実際の下加工布17の下送り量(
一定)より小さい場合には、まず下加工布検出器19か
ら下加工布17の後端通過検出信号が出力された後、上
加工布検出器18から上加工布T6の後端通過検出信号
が出力される。そして、CPU35はまず下加工布検出
器19からの検出信号に応答してカウン夕42をリセッ
トした後、前記回転検出器9からのパルス信号の計数を
同カウンタ42に行わせ、次に上加工布検出器18から
の検出信号に応答して、カゥンタ42の計数を停止させ
、その計数内容(縫いズレ量〔ml〕)を前記RAM3
7内に設けられたMIレジスタに記憶させる。 さらにCPU35は前記下加工布検出器19からの検出
信号に応答して、前記縫製針数をカウントしている針数
カゥンタ44の計数内容に、同下加工布検出器19の検
出位層から縫製位置までに下加工布17が案内されて縫
製されるに要する縫製針数(検出位置から縫製位置まで
の距離は一定であり「かつ下加工布17の送り量も一定
であるのでその縫製針数をCPU35は演算する)分だ
け加算し、その演算結果を前記RAM37の全縫製針数
〔Q〕のレジスタに格納する。 「その後CPU35
は前記針数カウンタ44の計数内容が前記全縫製針数〔
Q〕レジス夕の格納内容と一致すると、ミシンモータ1
0の駆動を停止させ、第1回目の謎縫い作業が自動的に
終了される。 続いて、CPU35は前記上下両加工布検出器18,1
9のいずれかが先に検出信号を発生したかに基づいて実
際の上下両布送り量の大小を判断する。この場合、CP
U3乳ま「上加工布16が下加工布亀7よりも遅く検出
位置を通過したので七前記縫いズレ量〔ml〕を正にす
べく前記Miレジスタの符号を示すエリアを正にさせて
記憶させる。又、逆に上加工布ISの送り量が下加工布
母7の送り量よりも大きい場合には、CPU35は前記
縫いズレ量〔ml〕を負にすべくMIレジスタの符号を
示すエリアを賞にさせて記憶させる。次に「CPU35
は〜前記選択スイッチ22がオートにセットされても、
ることにより〜前記RAM371こ記憶されている第2
回目の試縫いのための第2の上送り制御デ−夕〔x2〕
を議出しも前記パルスモータドラィブ回路鶴蟹を介して
その第2の上送り制御デ岬夕〔x2〕に相当した回転角
&層まで前記パルズモータ汐を回教させる。そして第2
回目の試縫いにおける上送り歯&の上送り量の設定が完
了するともCPU3鼠ま第2指示ランプ鱗5を点灯させ
た後「第8回目の謎縫いを待つ。その後も前記と同機な
方法で謙総いを行ない〜CPU静刺ま前記と同様に縫い
ズレがあるかないかをチェックも次に第2回目の縫いズ
レ量〔n12〕を計測して前記RAM舞肴内に設けられ
たM2レジス外こ記憶させるとともにも上加工布母8が
長いか否かをチヱツタして長い場合は総ズレ量〔m2〕
を正にすべくM2レジスタの符号を示すエリアを正にさ
せて記憶させ勺逆に短かい場合にはM2レジス夕の符号
を示すエリアを食にさせて記憶させる。 CPU35は前記2回の試縫いによって計測された縫い
ズレ量〔ml〕「〔m2〕と「第1回目及び第2回目の
議縫いにおける前記第1及び第2上送り制御データ〔x
l〕〜〔x2〕に基づいて、前記演算式の〜聡申X20
m】−X18m2 ml−m2 に従う演算動作を実行しても上下加工布亀6り1宵の後
様の縫いズレが零となる最適上送り制御データ〔聡)を
算出する。 続いて、CPU35‘ま演算式Q■に従った演算動作の
実行に移るが、いまだ作業者によりィセ込み区間の針数
〔8)のためのデータが前記RAM3Wと。ードされて
いないので「同CPU8鼠ま「そのデータを待つ。作業
者がィセ込み開始針数設定デジタルスイッチg鰹を操作
してト下加工布暮れこおけるィセ込み開始針数〔解〕を
前記RAM371こ記憶させるととも亀こト針数設定デ
ジタルスイッチ29を操作してィセ込み区間における縫
製針数〔食〕をRAM37に記憶させる。 それらの縫製針数がRAM薄れと記憶されると「 CP
U軍則ま縫いズレ量〔ml〕も〔m2〕も及び第1及び
第2上送り制御データ〔xl〕〜〔x2〕の他に前記長
さの差〔S〕「第i回目の説縫いによって計測した全縫
製針数〔磯〕及び前記ィセ込み区間における縫製針数〔
8〕に基づいて、前記演算式■聡S:養母88老母三器
十×2匂m重−XIQm2ml−m2に従う演算動作を
実行しても上下加工布電偽 亀?のィセ込み区間におけ
る縫いズレが零となる最適な上送り劉御デ”夕〔聡s〕
を算出する。 なお「本実施例では前記長さの差〔篤〕を第i回目の議
縫い後に設定したが「第1回目の論縫い前に又は第2回
目の試縫い後に設定するようにしてもよい。さらにへ前
記イセ込み区間における縫製針数〔8〕及びィセ込み開
始針数〔乳〕を第1回目の試縫いの前後に設定するよう
にしてもよい。これによりCPU3韓さま前記演算式{
川こ従う演算動作後「ただちに次の演算式脇に従う演算
動作を実行することになる。この時tCPU譲歌ま前記
各カウン夕亀蓋? 母亀をリセットさせかつパルスモー
タ7を原点位置に復帰させた後も前記2つの最適上送り
制御データ〔繁s〕「〔粉s〕にてもそれぞれパルスモ
−夕7を回動させた場合に「上誌上加工布送り調節機構
韓作動が最大許容作動範囲(上送り歯4の最大送り運動
範囲)内にあるか否かをチェックする。 そして「CPU36は最適上送り制御データ〔樹〕へ〔
楓s〕が許容範囲にあることをチェックすると、この両
データ〔総〕、〔xSS〕をそれぞれ前記RAM麓?も
と記憶させた後tOKランプ2すを点灯させるとともに
「まずデータ〔聡〕に相当した回転角位瞳へパルスモー
タ7を回動させて、実際の縫製作業に移る。そして、実
際の縫製作業をすべ〈スタートスイッチをオンさせると
、上加工布16は前記最適上送り制御データ〔聡〕に相
当した上送り歯4の上送り運動により縫いズレすること
なく下加工布17とともに縫製される。ィセ込み開始位
贋にくると(縫製針数nとなる位置)、CPU35は、
前記RAM37に記憶したィセ込み開始針数〔n〕と実
際に縫製されている針数とを比較して、直ちに前記ィセ
込み区間における最適上送り制御データ〔xss〕に相
当した回転角位置へパルスモータZ7を回動させて、上
送り歯4にィセ込み区間における縫いズレを防止して、
上加工布16をイセ込み縫いのための上送り運動を実行
させる。そして、所定区間のィセ込み縫いが完了すると
、直ちにCPU35は再び前記最適上送り制御データZ
〔縦〕に相当した回転角位置へパルスモータ7を回動さ
せて、通常の縫製を縫いズレさせることなく完了させる
。従って、各縫製区間において、最適な送り量でもつて
、上加工布16は上送りされ、ィセ込み縫いする位置の
ズレ及び後端間の縫いズレがなく完全な縫製が行われる
。なお「前記2つの最適上送り制御データ 〔XS〕、〔xSs〕のいずれか一方が前記許容範囲外
にある場合には、CPU35がNGランプ26を点灯さ
せる。 そして、CPU35は作業者が上送り歯4の上送り圧及
び押え圧力を調整し再び前記と同様な試縫いを行わない
限り実際の縫製作業ができないようにしている。次に前
記選択スイッチ22をマニアルにセットした場合につい
て説明する。選択スイッチ22をマニアルにセットする
と、CPU35は前記ROM36に予め記憶された第1
回目及び第2回目の試縫いのための上送り制御データ〔
xl〕〔x2〕をRAM37に記憶させることなく、前
記上送り量指定デジタルスイッチ23の操作を待つ。 そして、同デジタルスイッチ23の操作により適宜の第
1上送り制御データ〔xla〕を前記RAM37に記憶
させた後、パルスモータ7を同データ〔xla〕に基づ
いて回動させる。これによって、第1回目の説経し、を
行い縫いズレ量〔mla〕を計測する。続いて、CPU
35は第2回目の議縫いの前に前記上送り豊指定デジタ
ルスイッチ23の操作による第2回目の試縫いのための
第2上送り制御データ〔x勿〕の入力を待つ。 そして、前記と同様に第1上送り制御データ〔xla〕
と異なる値の第2上送り制御データ〔x松〕を前記RA
M37に記憶させた後、パルスモータ7を同データ〔x
松〕に基づいて回動させる。これによって、第2回目の
敦縫し、を行い縫いズレ量〔m2〕を計測する。そして
、この2つの縫いズレ量〔mla〕、〔mを〕が計測さ
れた後、前記と同様の方法で2つの最適上送り制御デー
タ〔聡〕、〔xss〕がCPU35によって算出される
。次に前記イセ込み開始選択スイッチ32をオートにセ
ットした場合の試縫い方法について説明する。 イセ込み開始スイッチ32をマニアルにセットすると、
前記ィセ込み開始針数設定デジタルスイッチ30及びィ
セ込み縫い区間の縫製針数を設定する針数設定デジタル
スイッチ29によるィセ込み開始針数〔n〕及び縫製針
数〔8〕のデータが無効化され、以下の方法で前記デー
タが設定される。 すなわち、ィセ込み開始スイッチ32がオートの状態に
あり、第1回目若しくは第2回目の試縫い途中(予め定
めた下加工布17のィセ込み縫い開始位置が縫製位置に
来た時)でスタートスイッチをオフさせて一旦試縫いを
止めた後、ロードスイッチ33を押すと、CPU35は
前記縫製針数表示装置31に表示された針数を、ィセ込
み開始針数〔n〕のデータとして、前記RAM37に記
憶する。 再び作業者はスタートスイッチをオンさせ敦総し、を再
開させる。そして、下加工布17の予め定めたィセ込み
縫い終了位置が縫製位置に釆た時、スタートスイッチを
オフさせた後、前記と同機にロードスイッチ33を押す
と、CPU35はその時の縫製針数表示装置31に表示
された針数と前記ィセ込み開始針数〔n〕とで縫製針数
〔B〕を演算し前記虫AM37に記憶する。以後、再び
試縫いを行って前記と同機に縫いズレ量を計測する。そ
して、以後CPU35は前記と同機の方法で2つの最適
上送り制御データ〔xs〕、0〔偽s〕を算出する。こ
のように、2回の謎縫いをするだけで通常の縫い合せ区
間及びィセ込み縫い区間における最適な上加工布16の
上送り量を自動的に算出し、かつその送り量を自動的に
調節設定させることが可能となるため、ィセ込み縫いに
おけるイセ込み縫い位置の位置ズレ及び上下両加工布1
6,17間の後端のズレを防止することができるととも
に、その両ズレ防止のための準備作業を短縮し、作業能
率の向上を図ることができる。 なお、本実施例では、前記選択スイッチ22をオートに
して試縫いが行われる際、使用される第1及び第2上送
り制御データ〔xl〕〔x2〕はROM36に予め固定
的に記憶させ、それをRAM37に記憶させるようにし
たが、RAM37にバックアップ用の電源を常に供総合
するようにして、前記両デ−夕〔xl〕〔x2)を同R
AM37に記憶保持させるようにしてもよい。 又、第1及び第2上送り制御データを多数設定して、作
業者が適宜に選択して試縫いが行えるようにしてもよい
。又、本実施例において、パルスモータ7の回転角を検
出するために「パルスモータ7の回転軸に連結したェン
コーダ46からの出力信号をパルスカウンタ47により
計数するようにしているが「特別なヱンコーダ46を用
いなくてもパルスモータドライブ回路48‘と付与した
パルス数をRAM37の所定レジス外こ記憶しておくこ
とにより、パルスモータ7の回転角度を検出するように
してもよい。 さらに、本実施例において、ズレ量出力手段として、ミ
シン主軸に連結したパルス発生手段から出力−されるパ
ルス数を計数しているが、前記ミシンの縫製時における
ミシン主軸の回転速度が略−定であるならばト一方の加
工布後端検出信号発生時から他方の加工布後端検出信号
が発生するまでの時間を計数するようにしてもよい。 又、実施例において、たとえば第1回目の試縫いで縫い
ズレ量〔ml〕が0になった場合においても、2回の試
縫いを行うようにしているが「 この時第1回目の第1
上送り制御データ〔xl〕を前記通常の縫い合せ区間の
ための最適上送り制御データ〔xs〕とするようにCP
U35を演算処理動作させるようにしてもよい。 同様に第2回目の謎縫いによって縫いズレ量〔m2〕が
0になった場合にも、その第2上送り制御データ〔x2
〕を最適上送り制御データ〔偽s〕として同CPU35
を演算処理動作させることも勿論可能である。効果以上
、詳述したようにこの発明によれば、2回の議縫いをす
るだけで、イセ込み縫いにおける通常の縫い合せ区間及
びィセ込み縫い区間における最適な加工布の送り量を自
動的に算出しかつその送り量を自動的に調節設定させる
ことが可能となるため「ィセ込み縫い位置の位置ズレ及
び上下両加工布間の後端のズレを防止することができる
とともに、その両ズレ防止のための準備作業を短縮して
作業能率の向上を図ることができる効果を有する。 図面の簡単な説明第1図はこの発明を具体化したイセ込
み縫いミシンにおける各検出装置の取付け位置を説明す
る説明図、第2図は同じく上下両加工布検出器の取付け
位置を説明する説明図、第3図は同じくミシン駆動制御
装置の電気ブロック回路図、第4図はミシン駆動制御装
置の議出し及び書込み可能なメモリの記憶内容を示す説
明図である。 ミシン本体……1、下送り歯・・…・3、上送り歯……
4〜上加工布送り調節機構…・・・5、パルスモータ…
…7「回転検出器・…・・9、ミシン針・…・・1亀、
加工布案内装置……12、上加工布……16、下加工布
・・・・・・17、上加工布検出器・・…・18、下加
工布検出器…・・・19、上送り量指定デジタルスイッ
チ……23、差設定デジタルスイッチ・…・・28「針
数設定デジタルスイッチ・・・・・・29、ィセ込み開
始針数設定デジタルスイッチ……30「中央処理制御装
置・・・…35、論出し専用メモリ・・・…36t読出
し及び書込み可能なメモリ・・・・・〇37、カウンタ
……42、分周回路…・・・43、針数カウンタ……4
4、パルスカウンタ……47、パルスモータドラィブ回
路・・・…48。 豹1図 滋2図 第3図 麓4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下動する針11及びそれと協働する糸輪捕捉器か
    らなる縫目形成手段と、 前記針11の運動と調時して
    上下2枚の加工布16,17を移送するための上方布送
    り手段4並びに下方布送り手段3と、 その両布送り手
    段3,4のうち少なくとも一方の送り量を調節し得るよ
    うに、一方若しくは双方の布送り手段3,4に連結され
    た送り量調節手段5等とを備え、 長さの差(S)を有する2枚の加工布16,17の縫
    い合わせを行なうとともに該加工布16,17の一定区
    間に所定針数(β)のイセ込み縫いを施し得るミシンに
    おいて、 縫い合わされる加工布16,17をそれら後
    端が一致するように重ね合わせ、それらの加工布16,
    17の短かい方の前端位置から後端縁まで、一方の送り
    量を(d)としかつ他方の送り量を第1の送り量(x1
    )として試縫いし、その時の両加工布16,17の後端
    縁のズレ量(m1)を計測し、 次に前記他方の送り量
    を前記とは異なる第2の送り量(x2)として前記と同
    様に試縫し、その時の両加工布16,17の後端縁のズ
    レ量(m2)を計測し、 前記第1回目若しくは第2回目の試縫時の針数(a)
    を計数し、 前記加工布16,17の長さの差(S)作
    業者により設定された所望のイセ込み縫い区間の針数(
    β)、前記試縫時の針数(a)、送り量(x1)(x2
    )、両加工布16,17の後端縁のズレ量(m1)(m
    2)に基づいて、実際の縫製時における両加工布16,
    17の後端縁のズレ量が可及的に零に近い値となるイセ
    込み縫い区間以外の縫い合わせ区間の前記他方の送り量
    (xs)及びイセ込み縫い区間の前記他方の送り量(x
    ss)を、演算式xs=(x2・m1−x1・m2)/
    (m1−m2)演算式xss=α/β・S・(x1−x
    2)/(m1−m2)+(x2・m1−x1・m2)/
    (m1−m2)で求めるようにしたことを特徴とするイ
    セ込み縫いミシンにおける布送り量選定方法。
JP14746680A 1980-10-21 1980-10-21 イセ込み縫いミシンにおける布送り量選定方法 Expired JPS6010749B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532449Y2 (ja) * 1989-09-11 1993-08-19

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JPH0532449Y2 (ja) * 1989-09-11 1993-08-19

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