JPS60105141A - 陰極線管用偏向ヨーク構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自己集中型偏向ヨークに使用マ東るラスタ歪
補正装面に関する。

米国特許第３７．２１９３０号明細書にはインライン滉
３１を子ビーム・カラーテレビジョン映像管において動
的集中装置を用いずに３本のビームをラスタ上のすべて
の点に集中させるのに適した偏向ヨークが開示されてい
るが、これは本来各コイルの巻線分布を選択して一般に
は糸巻型の水平偏向磁界と樽型の垂直偏向磁界とをラス
タの軸上および４隅部における集中状態が一様になるよ
うに加減することによシ行われる。この方法は９０度お
よび１１０度偏向のテレビジョン受像機に用いられてい
る。

糸巻歪は上記の自己集中型を含む多くのテレビジョン表
示装置において生ずるが、この歪は一般に映像管の形状
寸法と偏向磁界の形状に原因がある。形状寸法による歪
は表示面のすべての点がヨークの偏向中心から等距離に
ないことに因り、この型のラスタパタン歪はビームの偏
向角の増大と共に増大する。偏向磁界は糸巻歪に影響し
、偏向磁界の形状が糸巻型ならばラスタ歪は減少し、樽
型ならばラスタ歪は増加する。

糸巻歪は糸巻型偏向磁界を用いて実質的に減ららすこと
ができ、また前面すなわちビーム出口近傍における偏向
磁界の形状が糸巻歪の制御に最も敏感であることが知ら
れている。これはビームがヨークの後部よシも前部にお
いて、よシ互いに接近し、しかもそのビームがヨークの
前方で最も大きく偏向されるからである。これはラスタ
歪がヨークの中心軸からのビーム偏向量の２乗と偏向磁
界の横方向の不均一量との積になるという３次ビーム理
論に基づいている。この不均一は一般にＨ２関数として
表わされ、偏向磁界の３次直角成分である。

また、ビームの集中に影響する偏向磁界の非点収差は偏
向磁界をヨークのビーム出口端から遥か後方で変えるこ
とによって最もよく制御されると７とも公知である。非
点収差はビーム偏向量とＨ２磁界との１次積であるから
、実際にはヨーク中心軸に沿う任意の位置で偏向磁界を
変えることによって補正することができるが、ヨークの
前部はバタン修正用に設計されているので、非点収差補
正は他の場所で行わねばならない。サドル型垂直偏向コ
イルは巻線機のコイル巻回膣を比較的容易に調節できる
ので、糸巻歪の補正に適するが、最近の偏向ヨークの多
くはトロイド状に巻かれた垂直偏向巻線を用いている。

トロイド型コイルは一般に巻き目の一部が半径方向にな
るように巻かれ、その半径方向の巻き目は偏向ヨークの
中心軸を含む面内にある。半径方向の巻き目が橙いよう
なトロイド状偏向巻線を現在得られるトロイド型コイル
巻腺機を用いて巻くには、線巻速度が著しく低下するか
機械が複雑になるかまたはその両方である。

サドル型またはトロイド型の糸巻歪補正巻線を巻こうと
するときに生ずる今１つの問題はビームの自己集中に必
要な正しい非点収差磁界を維持することである。

陰極線管に使用する偏向ヨークは１対の水平偏向コイル
と１対の垂直偏向コイルとを有する。また第１の手段が
ヨークの上部および下部近傍およびそのビーム出口端近
傍に垂直偏向磁界と同じ極性の磁界をそれぞれ生成し、
第２の手段がヨークの長さ方向の中央部分の上部および
下部においてそのフレアの内面に隣接して配置されて垂
直偏向軸近傍において垂直偏向磁界に樽型成分を加える
ようになっている。この第１および第２の手段はラスタ
歪を補正するよう垂直偏向磁界を変える。

第１図において、カラーテレビジョン映［Ｒ管１０は内
面に赤、緑、青の縦に配置された螢光体線条工３の繰返
し配列を有するフェースプレート１１を備えている。有
孔マスク１４は管内のフェースプレート１１後方に間隔
をおりて品質されている。管体のネック部１２内部には
３本の水」メインフィン型電子ビームＲ，Ｇ、Ｂを発生
する電子銃（′薄体１５が配置され、そのネック部の周
りに偏向ヨーク構体１６が適正なヨーク取付具１９によ
って固定されている。

ヨークはラッパ状鉄心１７と、垂直および水平偏向１６
は前記米国特許明細書記載の自己集中型のものでよく、
動的集中装置を全く用いないで螢光面１１上のすべての
点で３ビームの集中を行う。

第２図および第３図はこの発明を実施する偏向ヨーク１
６をさらに詳細に示す。プラスチックのヨーク取付具１
９は１対のサドル型水平偏向コイル１８Ｈを垂直偏向巻
線１８Ｖがトロイド状に巻かれたラッパ状鉄心１７に対
して適正方向に支持する働きをする。従ってこの例では
偏向ヨーク１６は通常ＳＴジョーク呼ばれるサドル・ト
ロイド型である。第２図に示す映像管の表示面側から見
た偏向ヨークの前面図および第３図に示すヨークの側面
図では、１対の磁石２１ａ、２１ｔ）として示された磁
界発生手段がヨークの前面すなわちビーム出口部分ノヨ
ークの上部および下部の近傍に固定され、図示の極性を
有する。これらの磁石は取付具１９の凹陥部に適当に接
着されている。

１対の磁石２ｚａ、２２１）として示さノした磁束再度
手段はヨークの長さ方向の中央部の上部および下部にお
りてそのフレアの内面に配置され、図示の極性を与えら
れている。これらの磁石は垂直偏向巻線と水平偏向巻線
とを分離する取付−１４１９上の絶縁層に接着剤によっ
て固定されている。磁石はすべて永久磁石とすることが
でき、偏向コイルによつて起こる偏向磁界の不都合な分
裂をできるだけ少なくするようバリウムフェライトのよ
うな低透磁率材料で作ることが好ましい。磁界可変手段
界可変手段２２．ａ、２２ｂの目的を以下第４図ないし
第７図について説明する。

第５図は偏向ヨークのビーノ・出口から見た樽型の垂直
偏向磁界の磁力線の一部を示す。図では垂直偏向磁力線
２３がビームを螢ブｆ；面の中心から上向きに偏向する
ようになっているが、この発明の説明はこの場合につい
て行う。図示しないが、ビームを螢光面の中心から下向
きに偏向する逆極性の垂直偏向磁界についてもこの発明
の原理は同じであるが、ただ１つの相違は偏向磁界の極
性が異なシ、磁石１１１１ｂ、２９１）の磁界の極性が
第５図と反対になることである。

ラスタの上部における糸巻型ラスタ歪を補正するために
、磁石２１ａ　ｉ−を図示の陪件の磁力線２４を生ずる
。磁力線２４は垂直偏向磁力線２３と同じ極性を有する
。

上述の説明および第４図に示すように、磁石２１ａは糸
巻歪を補正するのに最も効果のあるヨークのビーム出口
端近くに配置されている。ヨークの前面部は第４図に部
分Ｃで示さり、この部分Ｃではビームの偏向量を表わす
曲線２７が最大になっている。ラスタ歪は仰向距離の自
乗の開破であるから、ヨークの部分Ｃは磁石２１ａ　、
　２１ｋｌを配置する場所に選ばれている。曲線２６は
垂直偏向磁界のＨ２の曲線で、零細によって曲線の３頭
載Ａ、Ｂ、Ｃをさらに明瞭に示している。垂直樽型偏向
磁界の場合にはＨ２曲線が零細の完全に下側に現われて
いることに注意すべきである。

第６ａ図には磁力ベクトルの総和が螢光面上のラスタの
左側、中央および右側に対して示されている。ベクトル
Ｄは樽型の垂直偏向磁界の磁力成分を示す。ベクトルＰ
は磁石２１ａによって生じた磁界の磁力を示す。螢光面
の中央では磁力線２３．２４は互いに接するため、２つ
のベクトルＰ％Ｄは単純に加わるが、螢光面の左側と右
側とでは磁力線２３．２４は互いに接せず、互いに変曲
して離れているため図示のように垂直方向のカとこれに
直角方向の力とを有する。これから偏向量はラスタの中
央で最大になり、左側および右側で小さくなることがわ
かる。従ってビームは端部よシも中央において大きく垂
直方向に偏向される。仁の偏向量は明らかにラスタ上部
の糸巻形状を打消す方向にある。このようにして、上部
ラスタ糸巻歪が軽減される。

磁石２１ａの樽型垂直偏向磁界に関連する動作によ）樽
型磁界の効果すなわち糸巻歪が減るだけでなく、３本の
インライン型電子ビームに対する偏向磁界の自己集中効
果も減る。磁石２２ａの動作によって自己集中効果が回
復する。磁石２２ａによって生じた磁束２５は垂直偏向
磁束２３と逆の極性を有する。第６ｂ図はビームに働く
磁力を示すがその方は垂直偏向磁力りと磁石２２ａによ
る磁力Ｐとによって生じる。ラスタの中心ではこれらの
カは互いに接触し方向反対であるがら、磁力Ｐは磁力Ｄ
を直接低減する。ラスタの左側ではこれらのカは接触せ
ず、図のように直角成分に分れ、ラスタの右側では左側
と同様磁力は接触せず、直角の成分が生ずる。これらの
磁力の効果にょシ、樽型垂直偏向磁界が強化され、ビー
ムが垂直に偏向される時に自己集中効果が回復される。

磁石２２ａ　、　２２ｂは第３図に示すようにヨーク軸
に沿った中央部に配置されている。この領域は第４図の
中央領域Ｂに対応する。樽型成分が磁石２２ａ　、　２
２ｂによる垂直偏向磁界に加わると、上部および下部の
糸巻歪を増加させるように働くが、磁石ｇｊＢａはビー
ムの偏向が第４図の領域Ｃよシ小さい領域Ｂで働くこと
がわかる。従って糸巻歪の補正に関する限フ磁石１ａの
効果が支配的である。

磁石を図示の位置に図示の極性で配置すると、ビームの
集中に影響を与えることなく糸巻歪の補正を行９ことが
できる。

前述のように、磁石２！！ａ、２２１）は透磁性材料片
で置換することができる。透磁性材料は磁石２２＆の逆
極性の磁力線２５と同様に磁束を変え、ビームの自己集
中が同様忙強化される。

磁界分路や強化装置を備えた映像管電子銃溝体用自己集
中偏向ヨークを組合わせた場合に起こるラスタ状態３０
を第７図に示す。図において矩形の実線で示すように赤
および青のマスクは重なって集中状態にあるが、実線曲
線Ｇで示すように緑のラスタは歪んでいる。緑うスタは
インライン型３ビームの中の中央のビームで形成され、
赤ラスタと青ラスタとは外側の電子ビームで形成される
。

ラスタＧは歪んでいる上に赤うスタおよヒ青フスタと寸
法が異なるためコマ収差が発生する。磁石２２ａ％ｌｂ
の緑ラスタへの効果は第７図の点線の矩形で示すマスク
Ｇ′で示したようになっている。

緑の中央ラスタ歪はこれらの磁石が偏向ヨークの長さ方
向の中央部において離間する電子ビームに与える磁界の
差動効果によυ発生する。磁石２２ａ。

２２ｂによシ発生する磁界またはそれらの磁石に代える
透磁性材料片の磁界変更効果によって変形された垂直偏
向磁界は中央の電子ビームによシ生ずるマスクにのみ影
響を与えて、第７図の赤ラスタおよび青ツスタよシも小
さくなるようにマスクＧ′を補正する。補正された緑う
スタも赤うスクおよび青ツスタと同じ寸法を有すること
がわかる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施する表示装置の部分平面図、第
２図および第３図はこの発明を実施する偏向ヨークを示
す図、第４図はこの発明の説明に磁力およびマスクの形
状を示す図である。 １０・・・カラーテレビジョン映像管、１１・・・フェ
ースプレート、１２・・・ネック部、１３・・・螢光体
線条、１４・・・有孔マスク、１５・・・電子銃１体体
、１６・・・・偏向ヨーク構体、１７・・・ラッパ状鉄
心、１８・・・・垂直および水平偏向コイル、１９・・
・ヨーク取付具、２０・・・集中兼純度磁石溝体、ｌａ
、２１１）・・・・磁石片（＄１の手段）　、　２２＆
、２２ｂ・・・磁石片（第ａの手段）、２３・・・垂直
偏向コイル磁界、２４・・・第１の手段の磁界。 特許出願人　アールシーニー　コーポレーション代理人
清水　哲ほか２名 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示 特ＥＵ昭ｂ　’Ｊ　１４１　；シｕ５ｓｑ２、発明の名
称 陰極線管用偏向ヨーク構体 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　アメリカ合衆国　ニューヨーク州　１００２０
ニユーヨーク　ロックフェラー　−ｆラザ　ａ。 名　＄Ｊ、　（７５７）　アールシーニー　コーポレー
ション４、代理人 ５　補正命令の日付 発送日　昭和５９年１１月２７日 ６　補正の対象 図　面 ７　補正の内容 願書に最初に添付した図面の６．ｔ！ｊ別紙のとおり（
内容に夏型なし） 添付書類 図　面　１通 以　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）１対の水平偏向コイルおよびｌ対の垂直偏向コイ
   ルと、ヨークのビーム出口端近傍におけるそのヨークの
   上部および下部の近傍にそれぞれ上記の垂直偏向コイル
   によって生ずる磁界と同じ極性の磁界を生ずる第１の手
   段と、上記ヨークの長さ方向の中央部の上部および下部
   においてそのヨークのフレア内面の近傍に配置されて、
   垂直偏向軸近傍において上記垂直偏向磁界に樽状成分を
   付加する第２の手段とを含み、上記第１および第２の手
   段が上記垂直偏向磁界を変えてラスタ歪の補正を行うよ
   うになっている陰極線管用偏向ヨーク６４体。