JPS60104142A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPS60104142A
JPS60104142A JP21140583A JP21140583A JPS60104142A JP S60104142 A JPS60104142 A JP S60104142A JP 21140583 A JP21140583 A JP 21140583A JP 21140583 A JP21140583 A JP 21140583A JP S60104142 A JPS60104142 A JP S60104142A
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JP
Japan
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monoolefin
adhesive
aromatic
conjugated diene
rubber
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JP21140583A
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Minoru Ishiguro
石黒 稔
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は初JυJ接漸カの改良された粘着剤組成物にI
JJ L、さらに詳しくは、共役ジエン糸ゴムにインブ
レン、芳香族系モジオレフィン及び脂肪族系モノオレフ
ィンの共重合樹脂を粘渣イ」与剤として配合して成る新
規な粘着剤組成物に関する。
ゴム成分と粘着伺与剤を基本成分とする粘着剤はセロフ
ァンテープ、クラフトテープなどの粘着テープ類や価格
表示ラベルなどの粘着ラベル類などの分野で広く使用さ
れている。従来、ゴム成分としては一般に天然ゴム、合
成ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジェンゴム(以
下、SBRと略する)などの共役ジエン系ゴムが用いら
れており、また粘着付与剤としてはポリテルペン樹脂、
ロジンエステルなどの天然系4flJ脂や石油系炭化水
素樹脂などが用いられているが、粘着付力樹脂として比
較的安価で入手容易な石油系炭化水素樹脂を使用すると
、天然系樹脂を用いる場合に比較して概して性能に劣っ
ており、とりわけ初期接着力に劣っていることが大きな
問題であった。特にペースエラストマーとしてSBRを
用いる場合にはその傾向が著しく、EIBR系粘着剤の
粘着イ」与剤としては事実上使用不可能であった。
そこで本発明者らはかかる従来技術の欠点を解消すべく
倹約を行った結果5%定な炭化水素樹脂を用いることが
有効なことを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明の目的は初期接着力の没れた粘着剤組成物を提供
することにあり、他の目的は初期接着力、接着力および
保持力のバランスに優れた粘着剤組成物を提供すること
にある。
本発明のこれらの目的は、(N共役ジエン系ゴムに粘着
付与剤として(11)イソプレン25〜70M量係、芳
香族系モノオレフィン25〜7oz量チ及び脂肪族系モ
ノオレフィン5〜40重F:%がら成る単量体混合物を
ハロゲン化アルミニウム系触媒の存在下にカチオン重合
してq<+られる炭化水素樹脂を配合し、粘着剤組成物
とすることによって達成される。
本発明においては、イソグリフ25〜フ0重量裂、好ま
しくは30〜65重量敷芳香族系モノオレフィン25〜
70重量%、好ましくは30〜65重貴チ、脂肪族系モ
ノオレフィン5〜4ONit%、好ましくは10〜30
重量饅から成る単量体混合物をハロゲン化アルミニウム
系触媒の存在下にカチオン重合して得られる固形炭化水
素樹脂、好ましくは軟化点50〜120t、’の炭化水
素樹脂が粘着付与剤として使用される。
イソプレンの使用比率は前記のとうりであり。
その比率が70重量係を超えると共′役ジエン系ゴムと
の相溶性に悪影響を及ぼす高分子量ポリマーを生成しや
すく、またこの比率が25重N%を下回ると重合反応の
際に液状低分子量ポリマーが大量に副生じ、樹脂の軟化
点が著しく低下する0一方、芳香族系モノオレフィンと
しては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、イソプロペニルトルエンなどが例示されるが、なか
でも炭素数10以下のものが賞月される。かかる芳香族
系モノオレフィンの単量体混合物に占める比率は前記の
とうりであり、その範囲外では共役ンエン系ゴム、とく
に8BHに対する相溶性が低下する。
また脂肪族系モノオレフィンとしては、インブチレン、
ブテン−1、シス−ブテン−2、トランス−7’7−ン
ー2+ペンテン−1,シス−ペンテン−2+ トランス
−ペンテン−2,2−メチル−ブテン−1% 2−メチ
ル−ブテン−2、ジイソブチレン、シクロペンテン、シ
クロヘキセンy、c ドア% 例示され、とくに炭素数
4〜8のものが賞月される。
かかる脂肪族系モノオレフィンを用いることによって共
役ジエン系ゴムに対する相溶性が改良され初期接着力も
向上するが、その比率が40重量%を超えると樹脂収率
が低下し、液状低分子量ポリマーが大量に副生じ、樹脂
の軟化点が著しく低下する。
さらに本発明の効果を本質的に阻害し、ない範囲内であ
れば1.3−ブタジェン、1.6−ペンタジェン、シク
ロペンタジェン、シンクロペンタジェン。
メチルシクロペンタジェン、インデン、メチルインデン
等の他の重合可能成分を含んでいてもよいが、そのき有
率はできるだけ小さいことが望ましい。
本発明において使用される炭化水素樹脂はこのような単
量体混合物をハロゲン化アルミニウム系触媒の存在下に
常法に従ってカチオン重合することによって得られる。
使用される触媒の例としては、塩化アルミニウム、臭化
アルミニウムナトノごときハロゲン化アルミニウム、こ
れらと塩酸。
ハロゲン化炭化水嵩、芳香族炭化水素などの配位子とか
ら成る錯体が挙けられる。本発明においてはかかるハロ
ゲン化アルミニウム系触媒を用いることが必須の要件で
あり5芳香族系石油樹脂の製造に際して一般に賞月され
ているハロゲン化ホウ素系触媒を用いても本発明の効果
を得ることはできない。
また希釈剤としては芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、
脂肪族炭化水素および・・ロゲン化炭化水素のいずれの
溶媒も有効に利用されるが、なかでも芳香族系炭化水素
が好ましい。この溶媒は通常単量体100重量部当たり
20〜1000M量部、好ましくは50〜500M量部
の割合で使用される。重合は通常、0〜120C1好ま
しくは20〜100Cの温度で行われ5反応系の圧力は
大気圧以上もしくはそれ以下であってもよい。反応時間
は一般に数秒ないし12時間もしくはそれ以上にわたっ
て変化することができる。:取合終了後、常法に従って
処理し乾燥することによって目的とする炭化水素樹脂が
得られる。
本発明組成物のペースポリマーで−ある共役ジエン系ゴ
ムとしては、天然ゴム、5BH1合成ポリイソプレンゴ
ム、ポリブタジェンゴムなどが例示され、通常、ムーニ
ー粘度20〜100.好ましくけ30〜80のものが用
いられる。これらのなかでも天然ゴム及びSBRが好ま
しく、8BHの場合には通常、結合スチレン量が15〜
55%。
好ましくは20〜50%、数平均分子量100,000
〜1.000.000、好ましくは200,000〜5
00,000のランダム共重合体が用いられる。
ペース1ラストマーと炭化水素樹脂の配合割合は粘着剤
の所望の用途に応じて変量し得るが、一般にペースエラ
ストマー100重量部に対し炭化水素樹脂30〜250
重量部、好ましくは40〜150重景部が配合される。
また5本発明においては共役ジエン系ゴムと炭化水素樹
脂に加えて本発明の効果を本質的に妨げない範囲で他の
ペースエラストマーや粘着イ」与剤樹脂を併用すること
ができ、さらにプロセスオイル、ポリブテンなどの軟化
剤、酸化防止剤、充填剤などを配合することもできる。
本発明の組成物は任意の方法に従って製造される。例え
ば各配合成分をトルエンなどの溶剤の存在下に攪拌混合
して粘着剤溶液とすることができ、またゴムラテックス
に予めエマルジョン化した炭化水素樹脂を攪拌混合して
粘着剤エマルジョンとすることもできる。これらの粘着
剤溶液または粘着剤エマルジョンは1通常、塗布機を用
いて所望の基材に均一に塗布され、オーブン中で乾燥さ
れた後、巻取られて各種の粘着テープあるいは粘着ラベ
ル製品が製造される。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、参考例および実施例中の部およびチは全て重量
基準である。
参考例1 ベンゼン100部及び塩化アルミニウム1.2部または
三弗化ホウ素ジエチルエーテラート2.0ffl(を仕
込んだのち、第1表に示すごとき組成の単量体混合物1
00部を徐々に加え65Cで共重合することにより各種
の炭化水素樹脂を製造した。
なお軟化点はJ工5K−2531に規定された環球法に
従い、色相はA、EITM D 1544−(S3Tに
規定されたガードナー色度によって測定した0結果を第
1表に示す。
実施例1 SDR(二ポール1502、結合スチレン量25、5 
%、ムーニー粘度52、日本ゼオン社製)100部、粘
着付与剤樹脂60部、ナフテン系プロセスオイル(シェ
ルフレックス371.シェル化学社製)10部及び酸化
防止剤1部をトルエンに溶解混合し、不揮発分濃度20
%の粘着剤溶液を調製した。次にこの溶液を25μ厚の
ポリエステルフィルム上に糊厚25μになるように塗布
して粘着テープを作成、し、その初期接着力、接着力お
よび保持力を測定した。粘着付与剤としては。
参考例1で得られた炭化水素樹脂のみならず(第2表に
おける粘着付与剤のアルファベットは第1表中のものに
対応する)、比較のために従来から共役ジエン糸ゴムを
ベースエラストマーとした粘着剤の粘着付与剤として工
業的に使用されている各種の粘滑伺与剤樹脂について同
時に評価した。
なお、初期接着力はJIS Z−0257に準じ、25
Cにおいて傾斜角30度のステンレス板上の斜面に長さ
10(′nの粘着テープを粘着面を上にして貼りつけ、
斜面の上方10cmの位置より直径3/62インチから
1インチまでの30種類の大きさの鋼球を初速度0でこ
ろがして粘着テープ上で停止する最大径の球の大きさで
表示し、接着力はJIS Z−0257に準じ、280
@の耐水研磨紙で研磨したステンレス板に幅10m1X
長さ100+*aとして粘着テープを貼りつけ、25C
において200 mm7分の速度で180度の方向に剥
離して測定し、保持力はJIS Z−0257に準じ1
回様に処理したステンレス板に25mmX 10Fff
の面積が接するように粘着テープを貼りつけ、23Cに
おいて1klの荷重を加えて粘着テープがステンレス板
より脱落するのに要する時間を測定した。
結果を第2表に示す。
この結果から1本発明の粘着剤は優れた初期接着力を示
し、また初期接着力、接着力及び保持力のバランスにも
優れていることがわかる。こitに対し通常の脂肪族系
炭化水素樹脂を粘着付与斉1jに用いて得られる組成物
は殆ど粘着剤としての性能を示さず、またポリテルペン
樹脂を用いて得らizる粘着剤組成物も極めて低い初期
接着力と接着力を示すのみである。ロジンエステルを用
いて得られる粘着剤組成物はある程度の初期接着力を示
すものの、保持力、接着力との)くランスにおいて本発
明による粘着剤組成物より劣っている0実施例2 ペースエラストマー(!: シテB B R(二yJ’
−iし1502)50部と天然コ゛ム(ベールクレーフ
′、ムーニー粘度60)の等景況合物を用いること以外
は実施例1と同様にして粘着剤組成物f:調製し、その
粘着物性を評価した。結果を第3表に示す。
第3表の結果から、SBR/天然コ゛ム併用系の場合に
も優れた初期接着力を有し−また接着力、保持力の面で
も優れた性能を示すことがわ力・る。
実施例3 ペースエラストマ″−トシて天然ゴム(ベールクレープ
、ムーニー粘度6)を用いること以外は実施例1と同様
にして粘着剤組成物を調製し、その粘着物性を評価した
。なお、保持力については40Gで測定した。結果を第
4表に示す〇第4表の結果から、天然ゴム系の場合にも
優れた性能を示すことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (N共役ジエン系ゴムに粘着伺与剤として(B)イ
    ソフI/725〜70重景%、芳香族系モノオレフィン
    25〜70旗景チ及び脂肪族系モノオレン4フ5〜40
    重刑チから成る単量体混合物をハロゲン化アルミニウム
    系触媒の存在下にカチオン重合して得られる炭化水素イ
    σj脂を配合して成る粘着剤組成物。
JP21140583A 1983-11-10 1983-11-10 粘着剤組成物 Granted JPS60104142A (ja)

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JPS60104142A true JPS60104142A (ja) 1985-06-08
JPH0330631B2 JPH0330631B2 (ja) 1991-05-01

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11315171A (ja) * 1998-03-04 1999-11-16 Bridgestone Corp ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2007131706A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Mitsui Chemicals Inc 粘着付与剤及びホットメルト接着剤組成物
JP2016527362A (ja) * 2013-08-05 2016-09-08 エルジー・ケム・リミテッド 粘着フィルムおよびこれを利用した有機電子装置の製造方法
WO2020026697A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 デンカ株式会社 粘着剤及び該粘着剤を用いた粘着テープ

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US10570321B2 (en) 2013-08-05 2020-02-25 Lg Chem, Ltd. Pressure-sensitive adhesive film and method of manufacturing organic electronic device using the same
WO2020026697A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 デンカ株式会社 粘着剤及び該粘着剤を用いた粘着テープ

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