JPS60102159A - 多加水熟成による即席麺の製造方法 - Google Patents

多加水熟成による即席麺の製造方法

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JPS60102159A
JPS60102159A JP58208715A JP20871583A JPS60102159A JP S60102159 A JPS60102159 A JP S60102159A JP 58208715 A JP58208715 A JP 58208715A JP 20871583 A JP20871583 A JP 20871583A JP S60102159 A JPS60102159 A JP S60102159A
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藤原 昌
Kesayoshi Kudo
工藤 今朝好
Satoru Hatsugai
初貝 哲
Seiichi Harada
誠一 原田
Haruo Harada
晴夫 原田
Toyohisa Sotodani
外谷 豊久
Kyuji Inaba
稲場 久二
Jun Iimura
飯村 純
Hiroyuki Asano
浅野 宏行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、即席性を有する多加水熟成多筒の背1法に関
する。
従来より、麺類の製法において風味のよい手打麺の技法
にならい、小麦粉に対する加水′j11が;38重量飴
以上の多加水で混1阜した後、長時間熟成させる方法は
、周知であり、特に茹麺、生麺、乾麺において、すてK
IO年程年上前多々実施されて来ており、夫々の目的に
応じて小麦粉に苅ずろ水分含量及び熟成手段も広範囲に
わたつCいる9゜又、これに使用される装置類も色々発
明、工夫されてはきているが、大量生産を建前とずろ即
席麺の製造については、多加水熟成法は殆んど見受けら
れない。その理由としては、従来方式では製造上に下記
のようなネックが存在するからである。
混捏工程においては、多加水の為、大塊状になりやすい
熟成工程においては、玉取り式熟成及び巻取り式熟成等
によったのでは連続した工程にならず、少量生産にしか
適さない工程といえる。なお、巻取り式熟成では麺帯の
耳切れなどが生じ、超厚なども不安定となる。又、ノ・
ンガ一式熟成は、一応連続作動が可能であるが、麺帯が
自重で・・ンガーから垂れ下ったり切れたりするので、
長時間熟成が不可能である。
次の圧延工程では、圧延速度が速すぎて麺帯形成が充分
でなく、麺帯のロールへの付着、麺帯のダブりなどによ
り、製麺上のトラブルが多い。
更に、切出し工程では、水分が多いため切刃で切れない
場合があり麺線になったとしても、麺線同志の付着が部
分的にさげられず、波形の形成に際してもウェーブが細
かくなりすぎる傾向がある。
次の蒸工程では、糊化の度合により、麺線同志がべたつ
いてほぐれが悪くなり、i’93分的に団子状になる。
この為、次の乾燥工程において、乾燥むらが生じ、麺の
中の水分が不均一になる。、又、特に油揚げ工程におい
ては火ぶくれなどもtlじ、超脱を著しく害するものと
なる。且つ、粕床の形状も非常に悪いものとなり、商品
価1直をなくしcしまう。即ち、大量生産の即席釉裂法
には適さない。
近時、乾燥工程において、過熱水蒸気で1μi間的に乾
燥することにより、この欠点を補う試行もあると囲くが
、これは熟成法そのものの改;1(技術ではない。
本発明は、上記の欠点を解消ず・\く、混11と1:程
より、乾燥工程までを綿密に実験01死した結果開発さ
れたものである。即ち、本発明σ耳1的は多加水にして
、熟成した即席麺な太1u−土産し、手IJ風のソフト
な透明感のある風味のよい麺を提供することにある。
以下、本発明について説明すると、まず混15遍は、四
季を通じて、定温で実施し、常に最適の条件下で処理で
きるように工夫した。即ち、混捏工程では、季節に拘ら
ずドウが一定温度を保つよう調節し、又ミキサー内の羽
の角度も工夫し、更に、羽の回転数を35〜65 rp
mにまで可変にし、多加水によるドウ形成が充分に行わ
れるようにすると共に、常に小塊状になるようにした。
そのためミキサーの周囲には一定温度(夏場は3〜15
℃、冬場は30〜40℃)のチラー水(又は加温水)を
ヒートポンプ方式で絶えず循環させ、室温、原料粉の温
度、練込液の温度などの変化に拘らず、ドウの温度は四
季を通じて定温にコントロールできる。従って、出来上
ったドウは、グルテン網状構造が充分形成された小塊状
のものである為、次の麺帯形成が容易になるのである。
本発明の熟成方式は、いわば超厚麺帯式熟成とも言うべ
きもので、数段のベルトコンベアー上を移送される間に
熟成が完了するので、連続処理がi5J能である。これ
が本発明の第一の特徴である。 − 次の麺帯形成においては、ソフトに圧延すべく40〜5
0 m/m位の麺帯厚に仕上げて、麺帯のまへ次の熟成
工程に連続的に移行する。これが本発明の第二の特徴で
ある。
従来のバッチ方式による玉取り式熟成や巻取り式熟成な
どでは、連続的に移行できない3.又ハンガ一式連続熟
成も前述のごとく垂れ一トリ、リノれるなどして長時間
熟成に堪えない。しかも、多大な労力と余分なスペース
を要し、経済的で、し、るとはいえない。
次に、当該麺帯を熟成工程で水分の均質化を果たしグル
テンの網状構造を充分に形成しy−’−W、多段式ロー
ルによる低速圧延により、徐々に所望の超厚になるまで
、麺帯な薄くし“Cいく。これが、本発明の第三の特徴
である。従来の麺(ii’ Il、?tyh式では、麺
帯複合後4〜5段ロールイc数秒Q通過してしまう。本
発明の圧延方式の通過時間は多段ロールによって1分5
0秒から2分;3 +1秒を費やし、きわめて低速な圧
延により、無理のないIJE延;Iへ程を経るものであ
って、即席麺に対して手延風圧延とグルテンネットワー
クの破壊防IFを効果的に具現させるものである。
次の蒸工程では、従来よりも増してグルテンの変性防止
と透明感の付与のために、従来と比べて倍近い時間(2
分から3分間)を費やし、蒸熱処理した後、麺線のほぐ
れを容易にする為、品温を一旦15〜40℃位にまで冷
却し、油噴霧又は油塗布した後、最終段階として、油揚
工程な経ることにより、油揚即席麺をイ(I、非油揚即
席麺の場合は冷却後油噴霧又は油塗布をすることなく、
最終段階としての後述の熱風乾燥その他の乾燥工程を経
ることにより非油揚即席麺を得るものである。
まず、油揚工程を経る油揚即席麺の場合について説明す
ると、油槽の温度勾配制御システムと油槽の表面近くを
通過させろ表面フライ方法とにより、所望の油揚即席麺
を得るものである。以下その特徴について述べると、 ■ 多加水麺でも火ぶくれの出ないよう初期温度は低く
、中期温度は高め、終期温度は高温でからりと揚げる三
段階の温度勾配制御を行う。
@ 同時に、表面フライ方法により、麺の油切れをよく
する。
これが、本発明の第四の特徴である。
次に、油揚工程を経ない非油揚即席麺の場合の乾燥工程
について説明する。
即ち、当該製法により、麺を蒸熱処理した後、麺線のほ
ぐれを容易にするため、−「1、品η1.−を15〜4
0℃位までに冷却した後、60〜!l O’C位までの
比較的低い温度で、時間をかkj゛て熱風乾燥するか、
公知の真空乾燥マイクロ波乾燥或いはこれらの併用(例
えば特公昭45−502 (J等)により乾燥させて透
明感のある光沢を有したJl:?[+l賜即席麺を得る
のである。
本発明の各工程において、設定温度、時間の長短、圧力
の高低等の数直にljがあるのは、原Fl /J・麦粉
の品質、食塩の添加量、ロールσ)段数、回転数、乾燥
方法等の差違によつ”C微妙15(差がイ1.するので
、現実の仕様に対応して夫々摘要されるRαnge を
示したものであり、食味、食感等の官能に係わる季項な
ので、この数1直の臨界的意義と明示することは困難で
あるが、本発明の趣旨により類推される範囲は本発明に
含まれる。
以下、本発明の最も好ましい実施例について詳しく説明
する。
実施例1゜ 主原料としての小麦粉25崎に対して、43重量%の水
に、食塩300g、親水40 g、卵白粉100Iを溶
解した練込液(温度8℃)と、同時にパーム油、ラード
油の混合油250gを加えて、20分間混捏した。混捏
後、出来上ったドウは、麺帯厚な50 m1mにし−C
,温度30°C1湿度90%の条件下で1時半熟成した
。熟成を終った麺帯は、多段式ロールにより、低速圧延
で2分20秒を費やして、徐々に所定の糊厚1.1m/
mにまで圧延し、丸刃す20で切出し麺線にした。
次に熱工程では、蒸煮圧0.25 Ky/dで3分間蒸
熱処理後、油噴霧し、麺線の品温を一旦35℃位にまで
冷却した後、油揚工程で、初期温度115℃、中期温度
145℃、終期温度150℃、揚時間1分40秒で所望
の油揚即席麺を得た。
実施例2、 主原料としての小麦粉25に9に対して40重量%の水
に食塩300g、卵白粉1oog、i見本40gを溶解
した練込液(温度8℃)と、同++yνこパーム油、ラ
ードの混合油2004/を加えて、20分間混捏した。
混捏後、出来上ったドウは、麺帯厚を50 m/mにし
て、?I+il I、(fi 25 ”C,n1?度8
0%の条件下で45分間熟成しl、−、、J−ソ訃の上
程は実施例1記載の条件により実施し、D1望の油揚即
席麺を得た。
実施例3、 主原料(小麦粉;澱粉=8 : 2 ) 25KyK対
して、43重量%の水に、食塩30 t+ ’ハ叩白粉
100Lイ見水100gを溶iQ’f t−たAプ1!
lへ液(温度8°C)と、同時にパーム油、ラードの混
合油250yを加えて、20分間混捏した1、混1”;
! (&、出来」−ったドウは麺帯厚を50 m/nt
にして、温度30℃、湿度88チの条件下で、1時間熟
成した後、多段式ロールにより、低速圧延で、2分20
秒を費やして、徐々に所定の糊厚1. l 1rL/r
uにまで圧延し、丸刃す22で切出し、ahaにした。
次の熱工程では、蒸煮圧0.25 Ky/dで3分間蒸
熱処理後、油噴霧し、麺線の品温を一旦25℃位にまで
冷却した後、乾燥温度60〜80℃で45分間熱風乾燥
し、所望の非油揚即席麺を得た。
前記実施例1、及び実施例2において、製造した麺は手
打風で生麺に近い食感を有し、火ぶくれ状態のないしま
った形の、ンコシコとした歯ごたえのある、湯のびしに
くい油揚即席麺が得られるのである。
ここで、実施例1及び実施例2記載中で、夫々の添加量
・植物油脂hLを主原料の小麦粉に対して05重量%未
溝の添加量にすると、麺線がべたついて、麺線同志のほ
ぐれが悪くなり、蒸熱処理後の作業性及び麺の食味に悪
影響を及ぼす。逆に、動・植物油脂計を庄原ネ・1の小
麦粉に対して、4.0重量%を超える添加量にすると、
いわゆる油脂になり、麺の食味もゴリゴリしたものとな
る。
なお、実施例1、実施例2.実施例3の前記製造条件に
おいて、混捏条件における加水量が38重量%以下、熟
熱条件が温度20℃未満、湿度85%未満にした場合は
、麺帯の表面が乾きやすく、且つ、グルテン網状構造の
形成が不充分となり、多加水熟成の効果がでない。
次の実施例3において、製造した麺の食味はソフトでシ
コシコした歯切れのよい麺が、?IJられろ。。
なお、当該製法において、主片Flの小麦粉υこ対して
動・植物油脂0.5重量%未満の添加b;にすると、蒸
熱処理後の麺のほぐれが悪く、・εの為1:を燥むらが
生じやすく、食味も麺のlEぐれ力゛づ1.!・、く山
切れの悪い麺となる。
又、動・植物油脂の添加量が2. OrIiIfi襲j
ソ、十であると、乾燥工程で麺内部の油が表面シこにじ
み出るため、前述のごとく油脂になる傾向がある。
次に、多加水熟成法によらざる即席47;111jの従
来製法、即ち主原料の小麦粉25に7に対して、3;3
重量%の水量に、食塩300g、卵白粉100γ、視水
60gを溶解した練込液を加え、混捏後、常法により製
造した油揚麺と非油揚麺の2種類ヤ比較例として、実施
例1、実施例2、実MM例3によって製造した各々の即
席麺とを、比較するため試食して官能試験した結果を下
表に示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主原料の小麦粉に対して38〜45重量係の水分
    含量とし、且つ0.4〜4.0重量係の動、植物油脂を
    混合添加した麺帯を形成し、これを温度15〜35℃、
    湿度80〜95チの雰囲気内で、30分〜3時間熟成し
    た後、低速多段圧延により、所望の麺厚に調整【7、そ
    の後麺線に切出し、次の蒸工程において蒸熱処理後、一
    旦品温な20〜60℃まで冷却後、該麺線な乾燥するこ
    とからなることを特徴とする、多加水熟成による即席麺
    の製造方法。
  2. (2)前記乾燥処理は油あげにより行なわれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記油あげ乾燥処理は初期温度113±5℃、中
    期温度143±4℃、終期温度151±4℃の三段階に
    設定した油温により、1分40秒から2分間油あげ乾燥
    することにより行なわれることを特徴とする特γl’ 
    請求の9・11囲第2瑣に記載の方法。
  4. (4)前記乾燥は麺線を熱風、真′)iF、:Eたは4
    ・イクロ波若しくはこれらを併用することに」、り行な
    われることを特徴とする特許請求の7.iΣ囲第1項に
    記載の方法。
JP58208715A 1983-11-07 1983-11-07 多加水熟成による即席麺の製造方法 Granted JPS60102159A (ja)

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