JPS6010132A - 光学測定器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、測定セルに測定光を入射し、測定セルから
出射する光を測定する光学測定器に関する。たとえばけ
い光光度計や分光光度計として有用である。

（ロ）従来技術 溶液試料中の被検物質を吸光光度法により定量する場合
、−短光路長の測定セルを用いると、希薄液では吸光度
が低くて精度が不十分であるとか、濃厚液では吸光光度
計の測定可能範囲を越えてしまって希釈しないと測定で
きないという不便さがある。したがって、前者では短光
路長測定セルを使用し、後者では長光路長測定セルを使
用するのが一般的である。しかし、溶液試料を入れる測
定セルを適切に選択しなくてはならず、また選択が不適
当だったときには溶液試料を移し替えるための手間がか
かる不便さがある。

（ハ）発明の目的 この発明は、測定セルを替えることなく光路長を変える
ことができる光学測定器を提供することを目的とする。

ぐ→発明の構成 この発明の光学測定器は、光源、その光源の測定光が入
射する測定セル、その測定セルを透過し＆　ＮＪＩ＋定
光を反射して測定セルに再入射させる少なくとも１個の
反射器、その少なくとも１個の反射器を０個使用する場
合から全て使用する場合まで所望に応じて使用する反射
器を選択することによって選択した反射器の数より１回
多い回数だけ測定光が測定セルを透過するようにする選
択手段および測定セルから出射した光を受光する少なく
とも１個の光検出器を具備して構成される。

（ホ）実施例 第１図に示す（１）は、この発明の光学測定器の一実施
例である。光源（２）、測定セル（８）、ミラー（４）
（５）、光束セクタ（６）および検出器（７）（８）か
らなっている。

光束セクタ（６）によってミラー（４）（６）をいずれ
も使用しないようにすると、第１図（イ）に示すように
、光源（２）を出た測定光（１）は測定セル（３）を１
回だけ透過して検出器（７）に検知される。一方、光束
セクタ（６）によってミラー（４）（５）を２個とも使
用するようにすると、第１図（ロ）に示すように、測定
光（１）は測定セル（８）を８回透過して検出器（８）
に検知される。そこで試料溶液（８）が濃厚液であれば
、透過率が低いから第１図（イ）のようにして光路長を
短くする。また試料溶液（８）が希薄液であれば、透過
率が高いから第１図（ロ）のようにして光路長を長くす
る。光束セクタ（６）−を一定速度で回転させて、同一
試料溶液（ｓ）について光路長の異なるデータをとるよ
うにしてもよい。

第２図に示す（ロ）は、他の実施例である。上記ミラー
（４）（５）に替えてプリズムＱ引鴫を使用し、回転式
の上記光束セクタ（６）をスライド式の光束セクタ（ト
）に替えたものである。上記光学測定器（１）では測定
光（１）が角度をもって測定セル（８）に入射していた
が、この光学測定器（ロ）では垂直に入射している。

第８図に示すＱｌは、さらに他の実施例である。

（ハ）はハーフミラ−で、測定光（１）の一部を透過さ
せ、かつ一部を反射する。そこで検出器（７）では測定
セル（８）を１回だけ透過した光が検知され、検出器（
８）では測定セル（８）ｔ−８回透過した光が検知され
る。

そこで短い光路長としたときにはアナログスイッチ（ホ
）で検出器（７）の出力信号を選択し、長い光路長とし
たいときにはアナログスイッチ（ホ）で検出器（８）の
出力信号を選択すればよい。

第４図に示すＯｐは、さらにまた他の実施例である。ミ
ラーに）によって測定光（１）の反射角度を調節してあ
り、測定セル（８）を１回だけ透過した光も８回透過し
た光も同じ検出器（２）で検知されるようになっている
。いずれであるかは光束セクタに）の位置を検知するこ
とで判別できる。

さらに他の実施例としては、測定セルに対して同側に光
源と検出器とを配置し、反対側および所望により同側に
反射器を配置するものが挙げられる。この場合、測定光
が測定セルを透過する回数は２以上の偶数になる。

さらにまた他の実施例としては、測定光の光路外に検出
器を配置し、けい光等を測定するようにしたものが挙げ
られる。

（へ）発明の効果 この発明の光学測定器によれば、測定セルを替えること
なく測定光路長を変えることができる。

そこで濃度範囲の広い多種類の試料を測定対象とし、光
路長の変更を頻繁に行うのが望ましい臨床自動分析用分
光光度計として特に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の光学測定器の一実施例の構成説明図
、第２図は他の実施例の構成説明図、第８図はさらに他
の実施例の構成説明図、第４図はさらにまた他の実施例
の構成説明図である。 （１）（ロ）ａｅｏｏ・・・・・・光学測定器、　（２
）・・・・・・光源１、（８）・・・・・・測定セル、
（４Ｘ６）に）・・・・・・ミラー、ａ→（至）・・・
・・・プリズム、　（ハ）・・・・・・ハーフ　ミ７−
１（６）（至）（２）・・・・・・光束セクタ、　翰・
・・・・・アナログスイッチ、（’Ｉ）（８）（ロ）・
・・・・・検出器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　光源、その光源の測定光が入射する測定セル、その
   測定セルを透過した測定光を反射して測定セルに再入射
   させる少なくとも１個の反射器、その少なくとも１個の
   反射器を０個使用する場合から全て使用する場合まで所
   望に応じて使用するるようにする選択手段および測定セ
   ルから出射した光を受光する少なくとも１個の光検出器
   を具備してなる光学測定器。