JPH02240532A - 分光光度計 - Google Patents
分光光度計Info
- Publication number
- JPH02240532A JPH02240532A JP6121789A JP6121789A JPH02240532A JP H02240532 A JPH02240532 A JP H02240532A JP 6121789 A JP6121789 A JP 6121789A JP 6121789 A JP6121789 A JP 6121789A JP H02240532 A JPH02240532 A JP H02240532A
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- Japan
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- light
- beam splitter
- incident
- hole
- mirror
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- Pending
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は紫外・可視分光光度計や分光螢光光度計などの
分光光度計に関し1例えば液体クロマトグラフやフロー
インジェクション分析装置!(FIA)などの光学的検
出器として用いられる分光光度計に関するものである。
分光光度計に関し1例えば液体クロマトグラフやフロー
インジェクション分析装置!(FIA)などの光学的検
出器として用いられる分光光度計に関するものである。
(従来の技術)
液体クロマトグラフやFIAの検出器としての分光光度
計では、検出セルにフローセルが用いられる。
計では、検出セルにフローセルが用いられる。
第3図に液体クロマトグラフで用いられている吸光検出
器を示す。
器を示す。
光源からの光が回折格子2によって分光され、分光され
た光の一部はビームスプリッタの半透鏡4を透過してス
リット6からフローセル8に入射し、フローセル8を通
過した光が試料側受光素子10で検出される。一方、半
透鏡4で反射された光はスリット12から参照側受光素
子14に入射し検出される。検出素子10.14のそれ
ぞれの検出信号はともに増幅された後、対数演算器に導
かれて吸光度が求められる。
た光の一部はビームスプリッタの半透鏡4を透過してス
リット6からフローセル8に入射し、フローセル8を通
過した光が試料側受光素子10で検出される。一方、半
透鏡4で反射された光はスリット12から参照側受光素
子14に入射し検出される。検出素子10.14のそれ
ぞれの検出信号はともに増幅された後、対数演算器に導
かれて吸光度が求められる。
(発明が解決しようとする課題)
液体クロマトグラフやFIAで微量分析を行なうために
はS/N比を向上させることが重要であり、そのための
努力が営々と続けられている。S/N比を改善する1つ
の方法は、試料側受光素子10に入射する光量を増加さ
せることである。
はS/N比を向上させることが重要であり、そのための
努力が営々と続けられている。S/N比を改善する1つ
の方法は、試料側受光素子10に入射する光量を増加さ
せることである。
ところで、フローセル8の光通過部分は種々の理由によ
って直径1mm、長さ10mmの円筒形のものが一般的
である。回折格子2からフローセル8に入射する光のう
ち、A’OB’で表わされる角度025.7度、つまり
上2゜85度で張られる立体角内の光のみがフローセル
8を通過でき、その周辺部AOA ’やBOB ’の光
はフローセル8で遮断されてしまう。光源ランプは広角
に光を放射しているので、多量の光がフローセル8で遮
断されることになる。一方、参照側はフローセルのよう
な立体角の制限がないため、一般に試料側よりも受光素
子へ入射する光量が大きくなる。したがって、試料側受
光素子10へ入射する光量を増大させることが重要であ
る。
って直径1mm、長さ10mmの円筒形のものが一般的
である。回折格子2からフローセル8に入射する光のう
ち、A’OB’で表わされる角度025.7度、つまり
上2゜85度で張られる立体角内の光のみがフローセル
8を通過でき、その周辺部AOA ’やBOB ’の光
はフローセル8で遮断されてしまう。光源ランプは広角
に光を放射しているので、多量の光がフローセル8で遮
断されることになる。一方、参照側はフローセルのよう
な立体角の制限がないため、一般に試料側よりも受光素
子へ入射する光量が大きくなる。したがって、試料側受
光素子10へ入射する光量を増大させることが重要であ
る。
従来のように、ビームスプリッタ4として半透鏡を用い
ている限り、フローセル8で遮断される光が多く、試料
側受光素子10に到達する光が大きく減衰してしまう。
ている限り、フローセル8で遮断される光が多く、試料
側受光素子10に到達する光が大きく減衰してしまう。
本発明は試料側受光素子へ入射する光量を増加させてS
/N比を向上させることのできる分光光度計を提供する
ことを目的とするものである。
/N比を向上させることのできる分光光度計を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明では、ビームスプリッタとしてビームスプリッタ
に入射する測定光の光束径より小さい穴が測定光入射部
分の中央部にあけられた反射鏡を用いる。
に入射する測定光の光束径より小さい穴が測定光入射部
分の中央部にあけられた反射鏡を用いる。
(作用)
ビームスプリッタの穴を通った測定光は試料光となり、
その穴の周囲で反射された測定光は参照光となる。試料
光はビームスプリッタとして半透鏡を使った場合に比べ
て立体角が小さく、試料側受光素子に入射する光量が増
大する。
その穴の周囲で反射された測定光は参照光となる。試料
光はビームスプリッタとして半透鏡を使った場合に比べ
て立体角が小さく、試料側受光素子に入射する光量が増
大する。
(実施例)
第1図は本発明を液体クロマトグラフの吸光検出器に適
用した実施例を表わす。
用した実施例を表わす。
光源として重水素ランプ20とタングステンハロゲンラ
ンプ22が設けられており9球面鏡24によって何れか
の光源20.22が選択される。
ンプ22が設けられており9球面鏡24によって何れか
の光源20.22が選択される。
26はスリットであり、球面鏡24で反射されてスリッ
ト26を通過した光は凹面回折格子2で分光され、ビー
ムスプリッタ28に入射する。ビームスプリッタ28は
中央部に穴があけられた平面鏡であり5分光器2からの
光の中央部分はビームスプリッタ28の穴を通過し、ス
リット6からフローセル8を経て試料側受光素子10に
入射し検出される。ビームスプリッタ28の穴の外側で
反射された光はスリット12を経て参照側受光素子14
に入射し検出される。
ト26を通過した光は凹面回折格子2で分光され、ビー
ムスプリッタ28に入射する。ビームスプリッタ28は
中央部に穴があけられた平面鏡であり5分光器2からの
光の中央部分はビームスプリッタ28の穴を通過し、ス
リット6からフローセル8を経て試料側受光素子10に
入射し検出される。ビームスプリッタ28の穴の外側で
反射された光はスリット12を経て参照側受光素子14
に入射し検出される。
32は試料側受光素子10の検出信号を増幅する増幅器
、34は参照側受光素子14の検出信号を増幅する増幅
器、36は増幅器32.34でそれぞれ増幅された試料
側及び参照側の検出信号を対数変換し、その差を取って
吸光度を求める対数演算器である。
、34は参照側受光素子14の検出信号を増幅する増幅
器、36は増幅器32.34でそれぞれ増幅された試料
側及び参照側の検出信号を対数変換し、その差を取って
吸光度を求める対数演算器である。
ビームスプリッタ28に関する部分を第2図に詳細に示
す。
す。
ビームスプリッタ28が分光器2からの光の光軸に対し
て傾き角αが45度に設置されている場合は、穴30の
テーパ角βは45度であれば十分である。穴30の入射
側の大きさは、A’OB’が張る円錐とビームスプリッ
タ28の入射面との交線と一致しているのが望ましい。
て傾き角αが45度に設置されている場合は、穴30の
テーパ角βは45度であれば十分である。穴30の入射
側の大きさは、A’OB’が張る円錐とビームスプリッ
タ28の入射面との交線と一致しているのが望ましい。
立体角A’OB′はその範囲内の光であればフローセル
8によって遮られることなく全てがフローセル8を通過
する角度である。フローセル8が直径1mm、長さ10
mmの円筒形である場合は、A’OB’は上2゜85度
で張られる立体角である。
8によって遮られることなく全てがフローセル8を通過
する角度である。フローセル8が直径1mm、長さ10
mmの円筒形である場合は、A’OB’は上2゜85度
で張られる立体角である。
本実施例において、回折格子2で回折した光でビームス
プリッタ28の穴30を通った光は試料光となり、全て
フローセル8を通過して受光素子10に入射する。また
、回折格子2で分光された光でA’OB’の立体角の外
側の光はビームスプリッタ28で反射され5参照光とし
て受光素子14に入射する。試料光は全てフローセル8
を通過するので、半透鏡を使った場合に比べて減衰がな
く、光量が増大している。参照光は半透鏡の場合も本実
施例の場合も何れも光量は多い。したがって、全体とし
て検出器のS/N比が向上する。
プリッタ28の穴30を通った光は試料光となり、全て
フローセル8を通過して受光素子10に入射する。また
、回折格子2で分光された光でA’OB’の立体角の外
側の光はビームスプリッタ28で反射され5参照光とし
て受光素子14に入射する。試料光は全てフローセル8
を通過するので、半透鏡を使った場合に比べて減衰がな
く、光量が増大している。参照光は半透鏡の場合も本実
施例の場合も何れも光量は多い。したがって、全体とし
て検出器のS/N比が向上する。
本発明は分光光度計で測定光を試料光と参照光に分離す
るビームスプリッタとして一般的に適用することができ
る。例えば、液体クロマトグラフやFIAで用いる螢光
検出器では、試料から発生した螢光を螢光分光器に入射
させる前にビームスプリッタをおいて参照光を取り出す
ことが行なわれているが、そのビームスプリッタとして
本発明の中央部に穴があけられた反射鏡を用いることが
できる。
るビームスプリッタとして一般的に適用することができ
る。例えば、液体クロマトグラフやFIAで用いる螢光
検出器では、試料から発生した螢光を螢光分光器に入射
させる前にビームスプリッタをおいて参照光を取り出す
ことが行なわれているが、そのビームスプリッタとして
本発明の中央部に穴があけられた反射鏡を用いることが
できる。
実施例は、ビームスプリッタとしての反射鏡が平面鏡で
あるが、球面鏡であってもよい。
あるが、球面鏡であってもよい。
(発明の効果)
本発明では、ビームスプリッタとしてビームスプリッタ
に入射するi++q定光の光束径より小さい穴が測定光
入射部分の中央部にあけられた反射鏡を用いるので、ビ
ームスプリッタとして半透鏡を用いる従来の装置に比べ
て、試料側受光素子に入射する光量を増大させることが
でき、検出器のSZN比を向上させることができる。
に入射するi++q定光の光束径より小さい穴が測定光
入射部分の中央部にあけられた反射鏡を用いるので、ビ
ームスプリッタとして半透鏡を用いる従来の装置に比べ
て、試料側受光素子に入射する光量を増大させることが
でき、検出器のSZN比を向上させることができる。
第1図は本発明を吸光検出器に用いた実施例を表わす構
成図、第2図は第1図の要部の構成図、第3図は従来の
吸光検出器を狼わす構成図である。 2・・・・・・回折格子、8・・・・・・フローセル、
10・・・・・・試料側受光素子、14・・・・・・参
照側受光素子、28・・・・・・ビームスプリッタ、3
0・・・・・・穴。 特許出願人 株式会社島津製作所
成図、第2図は第1図の要部の構成図、第3図は従来の
吸光検出器を狼わす構成図である。 2・・・・・・回折格子、8・・・・・・フローセル、
10・・・・・・試料側受光素子、14・・・・・・参
照側受光素子、28・・・・・・ビームスプリッタ、3
0・・・・・・穴。 特許出願人 株式会社島津製作所
Claims (1)
- (1)測定光の一部を通過させて試料光とし、残部を反
射させて参照光とするビームスプリッタを光学系に含む
分光光度計において、ビームスプリッタは、ビームスプ
リッタに入射する測定光の光束径より小さい穴が測定光
入射部分の中央部にあけられた反射鏡であることを特徴
とする分光光度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6121789A JPH02240532A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 分光光度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6121789A JPH02240532A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 分光光度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02240532A true JPH02240532A (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=13164811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6121789A Pending JPH02240532A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 分光光度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02240532A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7369315B2 (en) | 2005-01-12 | 2008-05-06 | Pacific Telescope Corp. | Beam splitter and optical imaging systems incorporating same |
JP2008286562A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Shimadzu Corp | 蛍光分光光度計 |
JP2011237384A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析用光学系及びその光学系を用いた分析装置 |
CN104316629A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-28 | 安徽皖仪科技股份有限公司 | 一种液相多通道检测器装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57161519A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-05 | Perkin Elmer Corp | Achromatic beam splitter |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP6121789A patent/JPH02240532A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57161519A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-05 | Perkin Elmer Corp | Achromatic beam splitter |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7369315B2 (en) | 2005-01-12 | 2008-05-06 | Pacific Telescope Corp. | Beam splitter and optical imaging systems incorporating same |
JP2008286562A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Shimadzu Corp | 蛍光分光光度計 |
JP2011237384A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析用光学系及びその光学系を用いた分析装置 |
CN104316629A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-28 | 安徽皖仪科技股份有限公司 | 一种液相多通道检测器装置 |
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