JPS60101286A - 容積式圧縮機におけるスクロ−ル部材の製造法 - Google Patents

容積式圧縮機におけるスクロ−ル部材の製造法

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JPS60101286A
JPS60101286A JP21041883A JP21041883A JPS60101286A JP S60101286 A JPS60101286 A JP S60101286A JP 21041883 A JP21041883 A JP 21041883A JP 21041883 A JP21041883 A JP 21041883A JP S60101286 A JPS60101286 A JP S60101286A
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JP21041883A
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Hai Sato
菩 佐藤
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容積式圧縮機におけるスクロール部材の製造法
、詳しくは1対のスクロール部材を互いにかみ合わせる
ごとく京ね、−万のスクロール部材を他方のスクロール
部材に対し動かして、両スクロール部材間に形成する空
間を中心方向に移動させて容積を減少させるごとくした
容積式圧縮機における前記スクロール部材の製造法に関
する前記スクロール部材をもつ前記圧縮機は、上記した
R1 <かみ合わせた一対のスクロール部材の一万を他
方ζこ対し公転させて、これら両スクロール部材間の接
触部を移動させていき、該両部材の前記接触により該部
材1itllこ形成される空間を除々lr−縮少させる
如く成して気体を圧縮するものであるから、前記両スク
四−ル部材囮の接触部のシール性を良好にすることが前
記圧縮機の性能の同上にとってきわめて重要である。こ
のため、前記スクロール部材の加工は寸法精度と表面仕
上げとに高い加工精度が要求されているのであって、例
えば、表面仕上げは表面粗さが1μ程度とすることが要
求されていたのである。
ところが、形状の複雑なスクロール部材を上記の如く高
精度に加工することは困難で、かつ、多大な作業はを必
要とする問題があったのである。そこで、この問題を解
決すべく、特公昭58−23516号公報に前記スクロ
ール部材の一方の表面に樹脂コーティングを行うことに
より前記部材の表面仕上げの精度をある程度低くできな
がら、しかもシール性を同上させるようにしたものがす
でに提案されている。
しかしながら、このものは、従来通り前記スクロール部
材を切削した後、更に研削により表面仕上げを行い、比
較的高い精度の所望の寸法精度と表面粗さを得た上で、
前記部材の表面に樹脂コーティングするものであるから
、従来に比し作業量を減少できたとはいえ、やはり難し
い研削により表面仕上げを行わなければならないのであ
って、このため前記スクロール部材の加工作業の作業量
が多く、力)つ困難であるという問題を根本的には解決
できなかったのである。
本発明は上記従来の問題に鑑み発明したもので、目的は
、先ず前記スクロール部材の中間素体を設定寸法より小
形に形成しておき、この中間素体表面に樹脂被膜を厚め
に形成し、該被膜外面を加工して外形寸法を設定寸法と
成すことにより、両スクロール部材間のシール性を低下
させることなく、前記中間素体表面の研削による表面仕
上げ工程を省略して加工作業の作業量を少なくできるよ
うに成す点にある。
而して、不発明の構成は、一対のスクロール部材を互に
かみ合わせるごとく重ねて一方のスクロール部材を他方
のスクロール部材に対して動かして両スクロール部材間
に形成する空間を中心方間に移動させて容積を減少させ
るごとくした容積式圧縮機における前記スクロール部材
の製造法であって、設定寸法より小形としたスクロール
部材の中間素体を形成し、該中間素体の表面を研削する
ことなく、この中間素体の表面に、フッ素系樹脂破膜を
その被膜外形が設定寸法より大形となるごとく形成し、
然る後、前記被膜をその外形寸法が設定寸法となるごと
く表面仕上げをする如く成したのであって、即ち、前記
フッ素系樹脂被膜の外面を表面仕上げして前記スクロー
ル部材の設定寸法をだTことlこより、該素体の研削に
よる表面仕上げを全く省略できるように成したのである
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すものは、スクロール部材を用いた容積式圧
縮機で、外筒壁(1a)をもつリアヘン)−(1)と7
’ントヘツド〔2〕とから成るハウジング(A)円に、
第2図に模式的に示す如く断面形状が渦巻形の渦巻体(
3)、(4)と、この渦巻体(3)、(4)の−側に形
成される円板(5)、(6)とから成るスクロール部材
(7)、(8)を一対、相互にかみ合わせる如く重ねて
配設している。そして、リアヘッド(1)4!IIIこ
位置する一方の前記スクロール部材(8〕を前記リアヘ
ッド(1)Jこ固定する一方、他方のスクロール部材(
7)の円板(5)Eこおけるフロントヘッド(2)側の
而の中央に環状の突部(5a)を形成し、該突部(5a
)に駆動軸(9)の偏心軸部(91)をニードル軸受(
1o)を介して挿嵌し、該軸部(91)に前記−万のス
クロール部材(7)を結合している。
尚、(11)、(12)はリアヘッド〔1〕に設ける流
体入口、流体出口、(16〕は他方のスクロール部゛材
(8)中央に設ける吐出ボート、(14)は−万の前記
スクロール部材(7)の自転を防止する自転防止機構、
(15)は前記一方のスクロール部材(7)のスラスト
力を受けるフランジ、(16)は前記偏心軸部(91)
と一体的に回転するロータ、(17)、(18)はスラ
ストニードル軸受、(19)はラジアルニードル軸受で
ある。
斯く構成Tる容積式圧縮機の一方の前記スクロール部材
(7)を下記の如く製造するのである先ず、前記スクロ
ール部材(7)の中間素体(71)を精密焼結合金によ
り、前記スクロール部材(7)の設定寸法より小形に形
成するのである0 この中間素体(71)の外形寸法は、前記設定寸法刀)
す、前記中間素体(7)の表面に形成する、詳しくは後
記する樹脂被膜(72)の最少膜厚(20〜100μ、
好ましくは約40μ)を引いた寸法以下とするのである
。尚、この寸法は、更嘉こ前記中間素体(71)の寸法
精度、表面粗さを加味して決定するのが好ましい。
次に、前記中間素体(71)の表面を、切削、研削等の
表面仕上げを何ら行なうことなく、脱脂処理のみを行な
うのである。
更に、脱脂処理を行った前記中間素体(71〕における
前記他方のスクロール部材(8)と接触する図にフッ素
系の詳しくは後記する被膜組成物をはけ塗りして焼成し
、前記樹脂被膜(72)を形成するのである。また、こ
の樹脂被膜(72)の膜厚は該被膜(72)の外形が前
記設定寸法より大きくなる厚さとするのであって、例え
ば100〜120μとするのである。
尚、この1戻厚は数ミリ程度としてもよい。
然る後、前記被膜(72)を、その外形寸法が前記設定
寸法となるごとく切削加工により表面仕上げを行うので
ある。この表面仕上げは、例えば表面粗さ5〜50μと
するのである。
尚、他方の前記スクロール部材(8)も精密焼結合金で
設定寸法通りに形成し、この部材(8)表面には宿脂被
膜を形成しない。
斯くすると、前記−万のスクロール部材〔7)は金属か
ら成る中間素体(71)表面を、切削加工による寸法出
しや研削加工による表面仕上げをする1桿を全く省略で
きるから、従来に比し著しく加工作業の作業着を少なく
できるのである。
尚、樹脂破膜(72)外面の表面仕上げ加工は、該被膜
が軟らかいので金属表面の加工に比しはる力)に容易で
ある。
又、従来のように、前記スクロール部材(7)(中間素
体(71) )の渦巻体(3)部分側面(31)を金属
加工することがないので、該側面(31))こバイト等
の加工具を押し当て、その押力1こより前記渦巻体(3
)に変形を生じさせたり、該渦巻体〔3〕と8版(5)
との境界部の加工が困鍾で、この部分に加工不良を生じ
て全体に前記スクロール部材(7)の加工精度が低下す
るようなこともないのである。換言すると、従来に比し
加工精度を同上できるのである。
尚、上記フッ素系の被膜組成物には例えば下記するもの
を用いるのである。
即ち、前記組成物は ■ 385部のメチルイソプチルテトン(有機媒体)に
平均粒径0.2〜065μのテトラフルオロエチレン単
独重合体(PTT!Bと略す)分散体であるPTFE水
性分散体(重合体含有量60重量%〔ダイキン工業製ポ
リフロンディスバージaンD−1))30fljBとテ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体(FEPと略T)水性分散体(重合体含有量50重
量%〔ダイキン工業製ネオフロンディスパージョンHD
−1))70部との混合物を分散し、さらに水分を除去
してPTFE/FKP=3/7組51E(7)P’l”
PK−FEP25.0重ii%f含む淡黄色半透明状の
オルガノゾル200部を作成し■ そしてこの混合オル
ガノゾル200部とポリアミドイミドCPAIと略T)
樹脂Aニー1゜O(アモコ社製)100部、ポリエーテ
ルサル7オ7(PMSと略T〕、100F(工、a。
1製)20部およびN−メチル−2−ピロリドン110
部、並びに顔料としてカーボンネオスペクトラマーク■
(コロンビアカーボン製)6部および酸化チタン1’R
−22(チタン工業製)1部を混線、濾過して作成する
のである。
尚、P T IF E、 P T F E共重合体、お
よびPES、PA工などの樹脂の混合比は上記実施例に
限るものではない。
また、前記中間素体(71)はダイカストやロストフッ
ク法等の精密鋳造法により形成してもよい。
更に、前記中間素体(71)は通常の鋳造により形成し
、切削加工により外形寸法を設定寸法以下に成彩するよ
うにしてもよい◇もちろんこの場合も研削による表面仕
上げは行なわないのである◇ 以上のll+ll C本発明は、設定寸法より小形とし
たスクロール部材の中間素体を形成し、該中間素体の表
面を研削すること72(この中間素体の表面にこ、フッ
素糸樹脂被膜をその被膜外形が設定寸法より大形となる
ごとく形成し、然る後、前記被膜を、その外形寸法が設
定寸法となるごとく表面仕上げをしたから、スクロール
部材の中間素体の研削による表面仕上げ工程を全く省略
でき、この結果、前記樹脂被膜によりシール性を保持で
きながら、し力)も従来に比し加工作業の作業量を著し
く減少させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を適用した容積式圧縮機の縦断
面図、第2図は同実施例の形状を示す模式図である。 (7)、(8)・・・スクロール部材 (71)・・・中間素体 (72)・・・樹脂被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1対のスクロール部材を互にかみ合わせるごとく
    重ねて、−万のスクロール部材を他方のスクロール部材
    に対して動かして両スク四−ル部材間姦こ形成する空間
    を、中心方向に移動させて容積を減少させるごとくした
    容積式圧縮機における前記スクロール部材の製造法であ
    って、設定寸法より小形としたスクロール部材の中間素
    体を形成し、該中間素体の表面を研削することなく、こ
    の中間素体の表面lこ、フッ素采栃脂被膜を、その被膜
    外形が設定寸法より大形となるごとぐ形成し、然る後、
    前記被膜を、その外形寸法が設定寸法となるごとく表面
    仕上げをするごとくしたことを特徴とする容積式圧縮機
    におけるスクロール部材の製造法。
JP21041883A 1983-11-08 1983-11-08 容積式圧縮機におけるスクロ−ル部材の製造法 Pending JPS60101286A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377612A (ja) * 1986-09-19 1988-04-07 Iwata Tosouki Kogyo Kk スクロ−ル流体機械の製造法
JP2007245234A (ja) * 2006-01-26 2007-09-27 Daikin Ind Ltd 圧縮機の摺動部品の製造方法および圧縮機
EP1983192A4 (en) * 2006-01-26 2016-08-17 Daikin Ind Ltd METHOD FOR MANUFACTURING THE SLIDING COMPONENT COMPRESSOR COMPRESSOR

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