JPS5999832A - パルス信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、２種類のパルス信号を一つの伝通路により時
分割的に伝送するパルス信号伝送装置Ｃａｔ関する。こ
のような伝送装置は、たとえば、受信側での復調に際し
て同期信号を必要とするよ・うなデータ信号を送信装置
から受信装置へ伝送するときに、この同期信号とデータ
信号とを一つの伝送路に多重１．て伝送する場合など番
、通ずるものである。

第１図にこの〜つの例を示す。第１図でＣＯＮＴはＣＲ
Ｔ制御回路であって、図外の情報処理装置からの入力信
号により、カラー表示装置ＣＲＴに１４号を送（Ｑする
。このとき、必要な信号の種類は垂直同期信号ＶＤ、水
平同期信号１１１）および色信号Ｒ，Ｇ、　Ｂである。

制御回路から表示装置までの距離が短いときにはよいが
、この距離が長くなるとこのための伝送ケーブルには高
価な多芯のケーブルが必要であ１つ、また各信号の減衰
および雑音の特性が相違するので、単純にケーブル長を
延ばして距離を長くすることができない。

第１図の装置で色信号Ｒと水平同期信号ＨＤは同時に発
生しないので、この二つの信号を時分ｈ１多重して伝送
することができる。また、色信号Ｇと垂直同期信号は同
時に発生しないので、この二つの信号も時分割多重して
伝送することができる。

さらに、色信号■３とアラーム信号（第１菌乙こは表示
がない）とは、同時に発生しないので、この−二つの信
号も時分割多重して伝送することができる。

それぞれの二、つの信号は同時に発生しない性質がある
とともに、そのパルス幅が相違するのでこれを利用して
簡単に識別することができる。

第２図はこのようなニー、）のパルス幅の異なる信！４
−を多重化して伝送する従来例装置の要部構成図である
。同期信号などパルス幅の広い信号Ａは端子Ａｓに入υ
する。色信号などパルス幅の狭い信号Ｂは端−ｒ−Ｂｓ
に入力する。送信装置１゛ｘでは、第２図Ｃに示すよう
に多重化して、伝送路りにこれを送信する。受信装置Ｒ
ｘでは、受信パルス列からパルス幅により二つの信号を
識別して、受信出力端子ＡｒおよびＢｒにそれぞれ信号
ＡおよびＢを再生して送出するように構成されＣいる。

また第２図に示す従来例装置では、伝送路の平衡性を良
くするために、パルス信号の極性を交互に変更して送信
する（ＡＭ１方式）。

このような従来例装置によれば、経済的なシステムを構
成することができるが、 ■　伝送路の減衰量特性は周波数の平方根に比例するの
で、パルス幅の狭いパルス信号がパルス幅の広いパルス
信号より減衰が大きく、均一な信号雑音比が得られない
。

■　パルス・トランスで信号を絶縁する場合にはパルス
幅を大きくすることができない。

■　受信装置にはパルス幅検出回路が必要になりパルス
幅の狭いパルス信号に相当する時間だけ遅れ時間が生じ
る。

等の欠点が見出された。

本願出願人は、特願昭５７−１５１１５７　＆こよりこ
のための改良発明を出１！’ＩＬまたが、本発明はそれ
をさらに改良するものである。

本発明は、パルス幅の異なる２種類のパルス借りを時分
割多重して伝送することができる装置であって、経済的
で、信号雑音比がよく、検出時間遅れのない装置を提供
することを目的とする。

本発明は、送信装置には、パルス幅の広い第一パルス信
号については、その前縁および後縁のタイミングでそれ
ぞれパルス幅の狭いパルス信号を発生させ、この幅の狭
いパルス借すおよび入力するパルス幅の狭い方の第二パ
ルス信号を多重化するとともに、上記第一パルス信号の
前縁および後縁ノタイミングで発生されたパルス信号に
ついてはその直前のパルス信号と同極性になるようＱこ
、上記第二ヘルス信号についてはその直前のパルス信号
と′ｆ！極性になるよ・うにして伝送路に送（Δする。

受信装置では、伝送路から受信されるパルス列に同極性
のパルス信号が連続するとこれを識別し、その連続する
パルス信号の後の偶数番目のパルス信号を上記第一パル
ス信号の前縁として識別し、そのパルス信号に続く次の
パルス信号ヲ−Ｊｘ　記％　−パルス信号の後縁として
識別し、その他のパルス信号を上記第二パルス信号とし
゛Ｃ識別する。

このような装置で、さらに送信装置から伝送路に送信す
る総てのパルス信号について、その振幅の絶対値が等し
くそのパルス幅が等しくなるように構成することが好ま
ｊ７い。

次に実施例図面を用いて本発明をさらにｉ￥：　Ｌ、　
＜説明する。

第３図は本発明実力１６例装置の送信装置要部構成図で
ある。入力端ｔ″−Ａｓにはパルス幅の広い第一パルス
信号が入力する。入力端子Ｂｓにはパルス幅の狭い第二
パルス信号が入力する。１”　ｘは送信装置、Ｌは伝送
路をそれぞれ示す。入力醋１了ΔＳは、アンド回路Ａ１
の一力の人力および反転回路Ｂ　ｔを介Ｌ７て−ｉ゛ン
ト“回路Ａ２の一方の入力に接続される。さらに入力端
子Ａｓは分岐して、遅延回路Ｉ）ｉを介してアンド回路
Ａ２の他方の入力に接続され１、二の遅延回路Ｄ１の出
力は反転回路Ｂ　２を介１−５てアント回路Ａ１の他方
の入力に接続される、アント回路Δ１およびＡ２の出力
および入力端子Ｂｓの信号〜はそれぞれオア回路０１の
入力に接続される。入力端子Ｂｓの信号はさらに分岐さ
れて、ｌ）形フリップフロップＦＦ＋のクロック入力に
接続される。このフリップフロップＦＦ＋　のＤ入力は
その反転出力頁と結合する。

オア回路０１の出力ば２（固のアンＩ・回路Ａ３および
Ａ、のそわぞれ一方の入力に接続される。この２個のア
〉ノド回路Ａ〕およびＡ４のそれぞれ他方の入力には、
上記フリノブフｉ：、ｌ　ツブＦ　Ｆ’　ｓの出力Ｑお
よび反転出力頁がそれぞれ１゛８続される。この２個の
アンド回路Ａ３およびＡ４の各オープンヨレフタ反転出
力は絶縁ｌ・ランス′［１の一次巻綿Ｇこ接結さね、こ
の−次巻線の中点には、抵抗Ｉ≧１を介Ｌ２て２個の７
７１回路Ａ３およびＡ４の各コレクタに電圧が供給され
る。

］・ランス′Ｉ゛１の二次巻線は、伝送路Ｌｌ１ｍ接続
され乙。

第４図はト発明実施例装置の受（ｄ装置要部構成図であ
る。伝送路Ｉ７は２個の受信増幅回路ＲＣ，ｒおよびＲ
Ｃ２の人力に接続されるにの２個の受信増幅回路ＲＣ１
およびＲＣ２の入力は一１互いに逆相になるように接続
されて、受信増幅回路Ｉ’２　Ｃ１の出力には伝送［、
に到来した正極性のパルス（ｉ号のみが、受信増幅回路
ＲＣ２の出力には伝送路■、に到来し２だ負極性のパル
ス信号のみがそれぞれ送出される。

この受信増幅回路ＲＣ１の出力は反転回路Ｂ　３を介し
て、フリップフロップＦＦ２のクロック信号入力および
フリップフロップＦＦ３のリセ７　Ｌ信号入力に接続さ
れる。受信増幅回路ＲＣ２の出力は反転回路Ｂ４を介し
て、フリップフロップＦＦ３のクロック信号入力および
フリップフロップＦＦ２のり七ノド信号入力に接続され
る。、＝のフリノブフ０　ノブＦ　Ｆ２およびＦＦ３の
各り入力はハイレヘルに固定する。フリップフロップＦ
Ｆ２の反転出力ひおよび受信増幅回路ＲＣ＋の出力は、
アント回路Ａ５の２つの入力に接続される。また、ソリ
ツブフロップＦＦ３の反転出力Ｕおよび受信増幅回路Ｒ
Ｃ２の出力はアンド回路へ〇の２つの入力に接続される
６２個のアンド回路Ａ５およびΔＧの出力は、オア回路
０１の２つの入力に接続され１．その出力は１．この受
信装置の第二パルス信号出力端子Ｂ　ｒに導かれる。

フリップフロップＦＦ２の出力Ｑはアンド回路Ａ　・ｔ
の一方の入力に接続される。このアンド回路Ａ７の出力
は、Ｄ形のフリップフロップＦＦ４の１０人カムニ接続
され、このフリップフロップＦＦ４の反転出力頁は上記
アンド回路Ａ７の他方の入力に結合される。このフリッ
プフロップＦＦ４のクロック信号入力には受信増幅回路
Ｒｃｌの出力が接続される。フリップフロップＦＦ２お
よびフリップフロップＦＦ４の各リセット人力には反転
回路Ｂ４の出力が導かれる。

フリップフロップＦＦｉの出力Ｑはアンド回路Ａ８の一
方の入力に接続される。このアンド回路Ａ８の出力は、
Ｄ形のフリップフロップＦＦ５のＤ入力に接続され、こ
のフリ７・ブフロノブＦＦｓの反転出力頁は−Ｆ、記−
？ンド回路Ａ８の他力の入力に結合される。このソリノ
ブフロ、・ブＦＦ５のクロック信号入力には受信増幅回
路Ｉ々０２の出力が接続される。フリップフロップＦ　
Ｆ　３およびフリノブフｌ′ＪツブＦＦ５の各リセット
人力Ｑこは反転回路Ｂ２の出力が導かれる。

フリップフロップＦＦ４の出力Ｑおよびソリノプフロソ
プＦＦｓの出力Ｑは、１個のオア回路０４の２つの入力
に接続され、このオア回路０４の出力は、この受信装置
の第一パルス信号出力端子Δｒに導かれる。

このように構成された装置の動作を第５図に示す動作タ
イムチャートを用いて説明する。第５図ａ〜Ｓは、第３
図および第４図に×印を付して示す点の信号波形図であ
る。

第３図で入力端子Ａｓの第一パルス信号ａは、遅延回路
Ｄ＋で遅延されて信号すとなる。この遅延回路Ｄｉの遅
延時間は、入力端子Ｂｓに入力される第二パルス信号の
パルス幅にほぼ等しくなるように設定される。アンド回
路Ａ１の出力には、この第一パルス信号の前縁のタイミ
ングで信号Ｃが送出される。アンド回路Ａ２の出力には
、第一パルス信号の後縁のタイミングで信号ｄが送出さ
れる。

この前縁のタイミングの信号Ｃと後縁のタイミングの信
号ｄとは、入力端子Ｂｓに与えられる第二パルス信号ｅ
とともにオア回路０１で多重され、オア回路０１の出力
には信号りを得る。一方第二パルス信号ｅが発生する毎
にフリップフロップＦＦ１が反転し、そのフリップフロ
ップＦＦ１の出力に信号ｆおよびｇを得る。アンド回路
Ａ３およびΔ４では信号りを信号ｆおよびｇで反転制御
することにより、第５図ｉに示すように、第一パルス信
号の前縁および後縁のパルスはその直前のパルス信号と
同極性であり、第二パルス信号はその直前のパルス信号
とは反対極性になるパルス信号列が得られる。

このパルス信号列ｉは、伝送路Ｉ、を通過して第４図に
示す受信装置の入力に到達する。伝送路りが長い場合に
は、このパルス信号列ｉの波形は歪むが、ここでは、動
作原理を説明するために伝送路りにおける波形歪はない
ものとして説明する。

波形歪がある場合には、公知の受信再生回路などにより
、第５スミに示す波形を等化再生することができる。

パルス信号列ｌのパルス信号から、正極性のパルス信号
が受信増幅回路ＲＣ１の出力に信号ｊとして送出される
。また、負極性のパルス信号が受信増幅回路ＲＣ２の出
力に信号にとして送出される。フリップフロップＦ　Ｆ
　２は、この負極性のパルス信号ｋによりリセットされ
、その次の正極性のパルス信号ｊの立ち下がりで反転す
るので、フリップフロップＦＦ２の出力は第５図βのよ
うになる。フリップフロップＦＦ３は、正極性のパルス
信号ｊによりリセットされ、その次の負極性のパルス信
号にの立ち下がりで反転するので、フリップフロップＦ
Ｆ３の出力は第５図ｍのようになる。

すなわちフロップＦＦ２の出力信号ｌは、伝送路りに２
回以上連続して正極性のパルス信号が到来しているとき
には立ち上がったままとなり、伝送路［、の極性が交互
に反転しているときには立らＦがっている。アンド回路
Ａ５はごの信号！の逆相の信号で開閉されるので、伝送
路りの極性が交互に反転しているときに、その正極性の
パルス信号ｊが選択されて信号ｐとして出力される。ま
た、）じ１ノブＦＦ３の出力信号ｍは、伝送路りに２回
以上連続して負極性のパルス信号が到来しているときに
は立ち上がったままとなり、伝送路りの極性が交互に反
転しているときには立ち下がっている。アンド回路Ａ６
はこの信号ｍの逆相の信号で開閉されるので、伝送路り
の極性が交互に反転しているときに、その負極性のパル
ス信号ｋが選択されて信号ｑとして出力される。信号ｐ
およびｑの論理和をとることにより、第二パルス信号Ｓ
を再生することができる。

伝送路ｌ、に２回以上連続して正極性のパルス信号が到
来すると、上記のように信号！が立ち上がっているので
、フリップフロップＦＦ４は偶数回目の正極性のパルス
信号でセットされ、奇数回目の王権性のパルス信号でリ
セットされる。したがって、フリップフロップＦＦ４の
出力ｎには、正の極性のパルス幅の広い第一パルス信号
が得られる。一方、伝送路りに２回以上連続し゛Ｃ負極
性のパルス信号が到来すると、上記のように信号ｍが立
ち上がっているので、フリップフロップＦ’　Ｆ　ｓは
偶数回目の負極性のパルス信号でセットされ、奇数回目
の負極性のパルス信号でリセソｌ〜される。

したがって、フリップフロップＦＦｓの出力０には、負
の極性のパルス幅の広い第一パルス信号が得られる。こ
の信号ｎおよび信号Ｏの論理和をとることにより、オア
回路０４の出力には第５図ｒに示す第一・パルス信号が
再生される。

このように、パルス幅の広い第一パルス信号とパルス幅
の狭い第二パルス信号とを−っの伝送路に多重化して伝
送する装置が得られる。

、Ｌ記例は送信装置のみに伝送路を絶縁１−ランスで絶
縁したが、受信装置にも絶縁トランスを用いて、伝送路
と装置を絶縁することができる。また、受信装置のみに
絶縁トランスを用いる設計も可能であり、条件によって
は、絶縁トランスを一切使用しない構成をとることもで
きる。

−）二記例は、ＣＲＴ用の色ｆｄ号と同期信号を例にと
って説明したが、この例に限らず、本発明の装置は各種
の制御系、測定系、表示系の簡易な信号伝送に広〈実施
することができる。

以上説明したように、本発明の装置では同期信いデータ
信号とを一つの伝送路に多重化して伝送することができ
る。したがって、制御端と被制御端とが離れているシス
テムで、伝送路を経済化することができる。本発明の装
置では、伝送路に伝送される信号はそのパルス幅が総て
等しいので、伝送距離によって減衰量が変わるようなこ
とがなく、均一・に高い信号雑音比かえられる。本発明
の装置では、受信装置でパルス幅により信号の識別を行
わないので、識別のための時間遅れがない。

しかも、２種類の信号を識別するための論理は簡単であ
り、装置は安価に構成することができる。

また、伝送路のパルス信号はそのパルス幅が狭いので、
伝送路を絶縁１−ランスにより絶縁することができ、そ
れによりパルス幅の広いパルス信号が歪むことがない。

さらに、伝送路のパルス信号の振幅絶対値を等しくし、
パルス幅を等しくすれば、受信増幅回路を均一に設定す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の多重化されない信号を伝送する例を示
す図。 第２図は従来例装置の構成図。 第３図は本発明実施例装置の送信装置構成図。 第４図は本発明実施例装置の受信装置構成図。 第５図は本発明実施例装置の動作説明図。 Ｔｘ：送信装置、Ｒｘ：受信装置、Ｌ：伝送路、ＡＳ：
第一パルス信号入力端子、Ｂｓ：第二パルス信号入力端
子、Ａｒ：第一パルス信号出力端子、Ｂｒ：第二パルス
信号出力端子。 特許出願人　株式会社横河電機製作所 代理人弁理士　井　出　直　孝

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）時分割的に発生されるパルス幅の広い第一パルス
   信号およびパルス幅の狭い第二パルス信号を１つの伝送
   路に多重して伝送する伝送装置において、 送信装置には、 」−記第一パルス信号の前縁および後縁のタイミングで
   それぞれパルス幅の狭いパルス信号を発生させるパルス
   変換手段と、 このパルス変換手段から送出される上記幅の狭いパルス
   信号および上記第二パルス信号を多重化するとともに、
   上記第一パルス信号の前縁および後縁のタイミングで発
   生されたパルス信号についてはその直前のパルス信号と
   同極性になるように。 上記第二パルス信号についてはその直前のノ旬レス信号
   と逆極性になるように上記伝送路に送信する手段と を備え、 受信装置には、 上記伝送路から受信されるパルス列に同極性のパルス信
   号が連続するときにその偶数番目のパルス信号を上記第
   一パルス信号の前縁として識別し、そのパルス信号の次
   のパルス信号を上記第一パルス信号の後縁として識別し
   、その他のパルス信号を上記第二パルス信号として識別
   する手段を備えた ことを特徴とするパルス信号伝送装置。
2. （２）送信装置は、その送信装置から上記伝送路に送信
   する総てのパルス信号について、その振幅の絶対値が等
   しくそのパルス幅が等しくなるように構成された特許請
   求の範囲第ｆ１１項に記載のパルス信号伝送装置。