JPS5999407A - Ttl方式の焦点検出装置 - Google Patents

Ttl方式の焦点検出装置

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Publication number
JPS5999407A
JPS5999407A JP20916882A JP20916882A JPS5999407A JP S5999407 A JPS5999407 A JP S5999407A JP 20916882 A JP20916882 A JP 20916882A JP 20916882 A JP20916882 A JP 20916882A JP S5999407 A JPS5999407 A JP S5999407A
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JP
Japan
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focus detection
exit pupil
photoelectric conversion
lens
conversion element
Prior art date
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Pending
Application number
JP20916882A
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English (en)
Inventor
Takeshi Utagawa
健 歌川
Yosuke Kusaka
洋介 日下
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−眼レフレックスカメラ等に適するTTL方
式の焦点検出装置、特に撮影レンズの射出瞳の異なる領
域を通過した光束が作る複数の被写体像の相対的ずれ量
を検出して焦点検出を行ういわゆる瞳分割型の焦点検出
装置に関する。
光学機器等の焦点検出装置、特に−眼レフレックスカメ
ラ等に適する焦点検出装置として、撮影レンズ等を通し
て測光し、所定の焦点面と実際に結像される被写体の結
像面とのすれ量を検出するいわゆるTTL方式の焦点検
出装置に関しては、従来から種々の提案がなされている
。提案されたこの種の焦点検出装置を大別すると、例え
ば特開昭55−155308号或は特開昭55−108
631号の公開特許公報に開示されているように、焦点
面前後の被写体像のほけの程度(コントラスト)を比較
して焦点検出を行ういわゆるコントラスト検出型焦点検
出装置と、特開昭54−104859号或は特開昭54
−159259号の公開特許公報に開示されているよう
に、撮影レンズの射出瞳上の異なる領域を通過した光束
が作る一対の被写体像の相対的横ずれ量を検出して焦点
検出を行ういわゆる瞳分割型焦点検出装置とに分けられ
る。
上記のコントラスト検出型および瞳分割型の焦点検出装
置においては、いずれも、撮影レンズによって被写体像
が結像されるフィルム面上にその像を検知するイメージ
センサ−を設置し得ないので、そのイメージセンサ−は
フィルム面と共役な他の位置に置かれる。この場合、イ
メージセンサ−を含む検知手段は、−眼レフレックスカ
メラに・おいては通常、焦点板の後方のファインダ一部
または撮影光路中に置かれる回動ミラーとフィルム面と
の間のカメラ本体底部に設けられる。そのうち、ファイ
ンダー内部に検知手段が置かれるものは、一般に焦点検
出装置のすべてがそのファインダー内に設置されるので
、カメラの上部が重くなり、カメラの支持が不安定とな
ってカメラぶれを起す恐れがある。そこで、上記の如き
トップヘビーにならないように、カメラ本体の底部にイ
メー・ジセンサーを含む焦点検出装置を設けることが望
まれる。
第1図は、焦点検出装置を一眼レフレックスカメラの本
体の底部に配置した従来公知の一例を示すもので、撮影
レンズ1を通過した被写体からの光束は、回動ミラー2
によりその一部は反射されてファインダー光学系の焦点
板3に被写体像を結ぶが、他の一部は回動ミラー2の中
央部分を透過した後、ザブミラー4′にて反射され、フ
ィルム面Fと共役な面捷たはその前後に配置されたイメ
ージセンサ−5に達するように構成されている。
このイメージセンサ−5によって検知された検知信号は
、最終的に焦点検出演算装置6により演算処理され、フ
ィルム面Fにおける被写体像の結像状態に関する情報と
なる。しかしながら、この従、来公知のサブミラー4′
の構成では、第2A図の光学系図に示されているように
フィルム面Fと回動ミラー2との間のスペースが広い場
合にはよいが、ソノスペースが狭い場合には、フィルム
面Fと共役な面に置かれるイメージセンサ−5の位置も
必然的に撮影光軸Xに近づく。そのため、イメージセン
サ−5を保護するカバー7が撮影光路内に突出し、撮影
に必要な光束の一部りがそのカバー7によってカットさ
れる恐れが有る。
上記の如き問題は、撮影光軸X上の回動ミラー2とフィ
ルム面Fとの間が狭いこと起因して起るが、この間隔を
拡げるためには、サブミラー4′と共に回動ミラー2を
も第2A図中で左方へ移動しなければならない。しかし
ながら、実際には、カメラの小型化に伴うスペースの不
足、撮影レンズ1またはそのレンズマウント部と揺動す
る際の回動ミラー2との機械的干渉あるいはファインダ
ー光学系中の焦点板3との関係、その他、他のカメラ本
体との共通化などの制約条件などのために、単純に回動
ミラー2とフィルム面Fとノ間ノ撮影光軸上での間隔を
変えることは困難である。
そこで、回動ミラー2の位置を変えること無く、第2B
図の如く、焦点検出を行う領域すなわち測距領域をフィ
ルムの画面中央F、からカメラ本体の底面側の領域F、
に偏位させるように、サブミラー4“の撮影元軸Xに対
する傾角θを小さくすれば、イメージセンサ−5の位置
を撮影光@Xから大きく離すことができる。しかしなが
ら、このようにすると、測距領域が画面中央から被写界
の天空側に堀ってしまうので、好壕しくない。
上記のように測定領域が画面中央から偏ることの無いよ
うにし、しかも撮影元軸Xからでき得る限りイメージセ
ンサー5が離れるようにするために、例えは第2C図の
如く、サブミラー4″′の上端縁が撮影光軸Xの近傍に
位置するように構成したコントラスト型焦点検出装置が
知られている。
この第2C図におけるサブミラー4″′の配置によれば
、撮影レンズ1を通りフィルムFの画面中央F。
に向う光束のうち、撮影元軸Xから下方の光束()・ソ
テングにて示す)はサブミラー4“′によってイメージ
センサ−′5の方に向うが、撮影光軸Xから上方の光束
はイメージセンサ−5によって受光されない。すなわち
、イメージセンサ−5に達する光束が撮影レンズ1の射
出瞳を通過する領域は、サブミラー4″′の上端縁によ
り制限されることになる。
この場合、コントラスト型焦点検出装置にあっては、像
のボケを検出するために所定の焦点面の前後におかれた
一対のイメージセンサ−5,5′により受光される2つ
の光像を作る一焦点検出光束は完全に重々り合っている
ため、サブミラー4″によるケラレが生じても、それぞ
れのイメージセンサ−上の対応する位置に対して像のボ
ケの比較には何等の支障も来さない。従って、これによ
って検出誤差を生じる恐れは無い。しかし、瞳分割型焦
点検出装置にあっては、2つの所定領域を通過する異な
る2光束によって焦点検出を行うものであるから、その
所定領域がサブミラー4″′によって制限されることは
、その検出精度を狂わせる恐れがある。
また一方、コントラスト型焦点検出装置にあっては、一
対のイメージセンサ−上に結像される光像のボケの程度
を比較し、そのボケの程度が2つ焦点検出装置である。
従って、その所定の焦点面から被写体の像面が遠いとき
は、2つのイメージセンサ−上の光像のボケの程度が双
方共に大きいため、そのボケのわずか力差を検出するこ
とが困難となる。つまり、このコントラスト型焦点検出
装置においては、焦点検出を可能とする被写体距離の範
囲が狭くなり、合焦距離範囲を大きくなし得ない欠点が
ある。しかし、瞳分割型焦点検出装置においては、撮影
レンズの射出瞳上の異なる2つの領域を通過する光束に
よって形成される2つの光像の横ずれを検出して焦点検
出するものであるから、検出し得る被写体距離の範囲を
大きくすることができる長所を有する。
本発明は、上記の如き状況に鑑み、瞳分割型の焦点検出
装置において、測距領域は画面中心を維持し且つイメー
ジセンサ−の位置を撮影光路から充分離すことができ、
しかも高い検出精度を確保できる焦点検出装置を提供す
ることを目的とする。
その目的のために、本発明においては、対物レンズを通
過して所定の結像面の中央部に被写体像を形成する光束
中に反射部材を設け、この反射部材を介してその対物レ
ンズの剋出瞳面の異なる2つの所定領域を通過する2光
束を光電変換素子列にてそれぞれ受光して焦点検出を行
う焦点検出装置において、その反射部材の対物レンズ光
軸に対して直角な一端縁が、その対物レンズ光軸上また
はその近傍に位置する如くその反射部材を設け、対物レ
ンズの射出瞳上の2つの前記所定領域の並び方向の射出
瞳直径に関して非対称で、しかもその直径に直角な他の
直径に関して対称な形状に区画すると共に、その反射部
材の一端縁からの反射光束を除去する射出瞳区画手段を
その反射部材の反射光束中に設け、その射出瞳区画手段
によって区画された所定領域を通過する2光束な光電変
換素子に導くように構成したことを特徴とするものであ
る。
以下、添付の図面に示された実施例に基づいて本発明の
詳細な説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す光学系配置図で、撮影
レンズ1を通過してフィルム面Fに向かう光束のうち、
その一部は、回動ミラー2にて反射され、ファインダー
光学系の焦点板3に達してその焦点板3上に被写体像を
結像し、また他の一部は、回動ミラー2を透過した後、
サブミラー4にて下方へ反射され、後で詳しく述べられ
るイメージセンサ−5に至る。サブミラー4は回動ミラ
ー2と共に撮影の際には上方へ回動する如く構成されて
いるが、第3図の如き、ファインダー観察位置にあると
きは、第2A図の如き公知の焦点検出装置用のサブミラ
ー4′の位置とは異なり、そのサブミラー4の位置は、
サブミラー上端縁4aが撮影光軸Xに一致するかまたは
わずかに上方の位置に設けられている。従ってサブミラ
ー4とフィルム面Fとの撮影光軸上での間隔Xが第2A
図の従来装置の間隔/より長くなるので、この間隔Xと
光学的光路長が等しい距離yの位置にイメージセンサ−
5は置かれ、撮影光束がけられないようにイメージセン
サ−5を撮影光軸Xから充分離すことができる。
さて、本発明に使用される瞳分割型焦点検出装置には、
特開昭54=159259号の公開特許公報に開示され
ている第5図のように、多数の微小レンズと光電変換素
子とを組合せて光電変換素子列を構成するイメージセン
サ−によって焦点検出を行う形式のものと、特開昭54
−104859号の公開特許公報に開示されたものと同
様に、第10図の如く焦点面後方の2個の結像レンズを
介して形成された二つの像を、それぞ−れ複数の光電変
換素子から成る光電変換素子列によって構成されたイメ
ージセンサ−にて検知して焦点検出を行う形式のものと
がある。第3図の実施例は前者のイメージセンサ−を使
用した焦点検出装置を示すもので、先ず、前者の微小レ
ンズ使用の瞳分割型焦点検出装置の公知の光学系につい
て、その概要を説明し、本発明の実施例との差異を明ら
かにする。
第4図は微小レンズを有するイメージセンサ−を使用し
た焦点検出装置の公知の光学系配置図、第5図はそのイ
メージセンサ−の一部を拡大した断面図、第5A図は微
小レンズ中の光電変換素子を示す平面図である。第5図
において、イメージセンサ−は、基板8上に一列に並べ
られた多数の微小レンズ9と、各微小レンズ9内に設け
られた一対の光電変換素子10.11とから構成されて
いる。
この一対の光電変換素子10.11は、第5A図に示す
如く、それぞれほぼ半月形に形成され、微小レンズ9の
光軸に関して点対称と々るように配置されている。この
微小レンズ90頂点Qは、概略フィルム面に相当する撮
影レンズ1の所定の焦点面に置かれ、その微小レンズ9
の直前に第4図示の如く、補助レンズ12が設けられて
いる。この補助レンズ12は、その前側焦点が撮影レン
ズ1の射出瞳の位置とほぼ一致するように配置される。
(第4図参照) いま、第4図において、図示されない被写体から撮影し
/ズ1に入射する光束L0がイメージセンサ−5の微小
レンズ9の頂点Qに結像したとすると、撮影レンズ1の
射出瞳上の一点Ai通り、各微小レンズ9の頂点に向う
光束Laは補助レンズ12によって平行光束となり、第
5図に示す如く、各微小レンズ9の頂点Qを通り、一方
の光電変換素子10に達する。同様にして、撮影レンズ
の光軸に関して点Aと対称な射出瞳上の他の一点Bを通
過して各微小レンズ9の頂点Qに向かう光束Lbも補助
レンズ12を透過した後各微小レンズ90頂点Qを通過
して第5図の如く他方の光電変換素子11に達する。こ
の場合、第5A図の如き半月形の光電変換素子10.1
1の全面に達する光束の通過する撮影レンズ1の射出瞳
上の通過領域は、あたかも各微小レンズ9の頂点Qをピ
ンホールとして、第6図における撮影レンズ1の射出瞳
13上に投影される光電変換素子10.11の射影に相
当し、光電変換素子10.11と相似形の領域13Aお
よび13Bである。
従って、一方の光電変換素子列10tが受は入れる光束
Laは、第6図において射出瞳13の直径Dyに関して
一方の側(右側)にあって、光電変換素子10と相似形
の焦点検出光束通過領域13Aを通過する光束である。
また、他方の光電変換素子列11tが受は入れる光束L
bは、光電変換素子11と相似形で射出瞳13の直径D
yに関して領域13Aと反対側(左側)にある焦点検出
光束通過領域13Bを通る光束である。
それ故、第2A図の如く、サブミラー4′が、撮影レン
ズ1の射出瞳を通過してイメージセンサ−5に向う光束
の全部を反射してイメージセンサ−5に到達させる程に
充分大きい場合には、第6図の焦点検出光束通過領域1
3Aおよび13Bからの光を光電変換素子io、 ii
はすべて受入れることができる。そのイメージセンサ−
の一方の光電変換素子列10tの出力信号と他方の光電
変換素子列11の出力信号とは、射出瞳の互いに異なる
領域13A。
13B k通る光束により作られる被写体像の強度分布
を反映することになり、この2系列の出力信号間の相対
的ずれ量を検出することにより、撮影レンズの焦点の整
合状態を知ることができる。
一方、本発明の第3図における実施例の如く、サブミラ
ー4の上端4aを撮影光軸Xの近傍まで近づけて設けた
場合には、イメージセンサ−5が受入れる光束は、ハツ
チングによって示されているように、サブミラー4の上
端縁4aにて制限されるため、撮影レンズ1のほぼ下半
分を通過する光束となる。従って、撮影レンズ1の射出
瞳13上でのイメージセンサ−5が受入れる光束の通過
領域は、第7図の如く2つの半月形部分の対称軸線とな
る直径Dyに直角方向(すなわち、受光素子列の並びの
方向)の直径Dxを含むほぼ下半分の領域13八′およ
び13B′となる。
ところで、瞳分割型焦点検出装置にあっては、撮影レン
ズ1の射出瞳上のそれぞれ異なる領域を通過する二つの
光束La、 Lbを、そのサブミラー4の如き反射部材
を介してイメージセンサ−5のそれぞれ異なる光電変換
素子列1(M、 IItへ導き、その光電変換素子列1
.OA、 IItの並びの方向に対する被写体像の相対
的ずれ量を検出して焦点検出を行なうものである。その
ため、光電変換素子列の並びの方向と同じ方向(第6図
および第7図における直径Dxに平行な方向)の焦点検
出光束のクランの不均一や光束の乱れは勿論のこと、光
電変換素子の並びの方向に直角な直径Dyに平行な方向
の焦点検出光束のクランの不均一や光束の乱れも焦点検
出精度に重大な影響を及ぼす。この場合、サブミラー4
の上端縁4aの乱れや、光電変換素子列の並び方向とそ
の上端縁4aとの平行度の狂いは、サブミラー4が撮影
レンズ1に近づく程すなわち焦点検出面から離れる程、
そのサブミラー4の位置における検出光束の広がりは犬
さくなり、且つそれぞれの射出瞳上の所定領域からそれ
に対応する光電変換素子列の各光電変換素子に至る焦点
検出光束は相互に宣なる量が多くなるので、サブミラー
4の上端i4aの如き光束制限部材の端部形状等の誤差
による悪影響は軽減される。しかし、現実の光束制限部
材すなわちサブミラー4の位置は焦点検出面から10数
瓢程度の所にあるので、サブミラ一端縁のわずかな誤差
も検出精度に大きい影響を及ぼすことになる。
もちろん、第2A図の如くサブミラー4′が充分大きく
、第6図の如く光電変換素子1o、 iiと相似の形状
を持つ焦点検出光束通過領域13A、 13Bからの光
束が途中でさえぎられずにイメージセンサ−5に受光さ
れる場合には問題無い。しかし、第7図の領域13’A
、 13’Bの如くサブミラー4の上端4aによって光
束がけられると、この位置における焦点検出光束の広が
りδ(第3図および第8図参照)は、一般の一眼レフレ
ックスカメラの場合、1.5箇程度或はそれ以下と非常
に小さく、且つ各光電変換素子対10.11に至る光束
は、サブミラー4のそれぞれ異なる部・分で反射される
ので、サブミラー4の上端4aの反射部が0.1+nm
程度にわずかな乱れ(凹凸など)や、サブミラー上端4
aの光電変換素子列の並び方向に対する平行度のわずか
な狂いにより、イメージセンサ−5の光電変換素子対1
0゜11に到達する光量は不均一に著しい変化をこうむ
る。この事は、焦点検出の精度を著しく悪化させること
になる。
このような第3図におけるサブミラー4の上端4aによ
る焦点検出光束のクランの不均一や乱れの影響により検
出精度が悪化することを防止するためには、常に検出光
束の広がりが、撮影レンズ1とイメージセンサ−5との
間に存在するサブミラ=4の如き光束制限部材と干渉し
ないように、光電変換素子の受光面の形状を決定すれば
よい。そのためには、第5B図に示す各光電変換素子1
0′。
11′の受光面のように、例えは点線で示された半分た
けカットした形状にし、さらに、この受光部形状から決
まる焦点検出光束がサブミラー4によってけられないよ
うに、サブミラー4の反射面に第8図に示すようにわず
かに余裕を持たせ、撮影レンズ1の射出瞳上での実際に
光′電変換素子10′。
11′によって受光される光束通過領域が、第7図のハ
ノチンクによって示した検出光束通過領域13A。
13′Bと々るように制限することが望ましい。このよ
うに、サブミラー4と光電変換素子10’ 、 11’
を構成することは、サブミラー4による検出光束のクラ
レの不均一や乱れによる検出F#度の低下を防ぐことが
できるので、焦点検出精度上有利である。
もちろん、撮影光軸Xとイメージセンサ−5との距離y
に充分余裕があって、サブミラー4の上端縁4aを第3
図の如き撮影光軸近傍から回動ミラー2の裏面に沿って
右上方の適当な位置まで変位して設置した場合には、第
7図において直径Dxより上方の例えば実線Pの位置ま
で、サブミラー4によりカットされる位置が平行移動す
る。従って、サブミラー4の上端縁4aによるカット線
Pよりわずかに直径Dx寄りの破線P′まで検出光束通
過領域13′Aおよび13′Bの上端縁をのばすことが
できる。
また、検出光束通過領域の変化に応じて、第5B図の光
電変換素子10’、11”e、その拡張された検出光束
通過領域と相似形となるように左方へ拡張すればよい。
このようにすれば、第5B図の光電変換素子10’ 、
 11’の受光面積の拡大により、撮影レンズ1の射出
瞳上の検出光束通過領域が大きくなるので、検出出力信
号を大きくできる。
また、第8図の光路図から明らかなように、第7図に示
された撮影レンズ1の射出瞳上の検出光束通過領域13
’A、 13’Bを通過してイメージセンサ−5の微小
レンズ9の頂点Qに被写体像を形成する光束(ハツチン
グ部分)は、フィルムF上の画面中心F・に結像すべき
光束である。従って、第3図に示された本発明の実施例
においては、回動ミラー2とフィルム面Fとの間の撮影
光軸上の間隔Xが比較的狭くても、イメージセンサ−5
を撮影光路から光分離れた位置に設置して、しかも画面
中心に結像される被写体に対して焦点検出を行うことが
できる。
さらに、回動ミラー2とフィルム面Fとの間の撮影光軸
上の間隔Xが狭く、サブミラー4の上端縁4ai撮影光
軸と一致するまで回動ミラー2の裏面に沿って変位して
も、まだ、イメージセンサ−5と撮影光軸Xとの間隔が
不充分の場合には、焦点検出のだめの光束が不足しない
限り、サブミラー4を第9図の如く、その上端縁4aが
撮影光軸Xよりわずかに下方にある如く設置しても、イ
メージセンサ−5の光電変換素子10“、11“の形状
を、第5C図の如く、微小レンズ9の頂点Qよりも第5
C図において右側でカントするように形成すれば、検出
精度に悪影響を与えずに、画面中心F。に形成される被
写体像に対応する被写体に対して焦点検出を行うことが
できる。
第10図は、撮影レンズの焦点面の後方に2個の結像レ
ンズと光電変換素子列を有する2個のイメージセンサ−
とにより、撮影レンズの射出瞳の互いに異なる領域を通
過する被写体からの光束を受けて焦点検出を行う、特開
昭54−104859号の公開特許公報に開示された基
本原理に基づく瞳分割型焦点検出装置の光学系配置図で
ある。また第11図は第10図の焦点検出光学系の原理
を使用した本発明の実施例の光学系配置図である。
第10図において、図示されない被写体から撮影レンズ
1全通して撮影画面の中央部へ向かう光束のうちで、撮
影レンズ1の射出瞳上の互いに異なる領域13A、 1
3Bを通過する2光束LA、 LBは、フィルム面と共
役な所定の第1次像面に被写体像を形成した後、撮影レ
ンズ光軸に関して対称的な位置に配置された2個の結像
レンズ14A、 14]3により、それぞれ被写体像を
2つの光電素子列15A。
15Bから成るイメージセンサ−上にそれぞれ結像する
如く構成されている。また、前記の第1次像面にはフィ
ールドレンズ16が設けられ、2個の結像レンズ14A
、 14Bは、このフィールドレンズ16に関して撮影
レンズ1の射出瞳と共役な位置に設けられている。
従って、撮影レンズ1の射出瞳上の焦点検出光束通過領
域13Aおよび13Bの形状と面積を結像レンズ14A
および14Bの形状と大きさによって定めることができ
る。また、2つの光電変換素子列15Aおよび15Bの
、それぞれの出力信号は、射出瞳上の焦点検出光束通過
領域13Aおよび13Bを通る光束LA、LBが作る被
写体像の強度分布を反映することになり、この2つの出
力信号間の相対的ずれ量を検出することにより、撮影レ
ンズの焦点整合状態を知ることができる。
上記の焦点検出光学系を、第3図のようにサブミラー4
の上端縁4aが撮影光軸Xの近傍におかれている一眼レ
フレックスカメラに組み込んだ場合には、撮影レンズの
射出瞳のほぼ上半分の領域を通過して画面中央部に向か
う光束は、サブミラー4によって反射されない。従って
、例えは第7図の焦点検出光束通過領域13’A、 1
3’ Hの如く、直径Dyに対して直交する直線Pまた
は直径Dxを境界にして上部除去した下部の領域を通過
した光束が焦点検出に役立つ光束となる。それ故、その
有効領域は、例えば第7図の焦点検出光束通過領域13
’A。
13′Bの如く、褒影レンズが焦点調節のために光軸方
向に移動する際に焦点検出光束がずれる方向の射出瞳の
直径Dxに対して非対称な形状となる。
コノ場合は、結像レンズ14A、 14Bの外形を第7
図の焦点検出光束通過領域13′穴、13′Bの形状と
一致するように形成すれば、サブ゛ミラー4の上端縁4
aによって制限される焦点検出光束の不均一や乱れの影
響による検出精度の低下・産防止できる。
第11図は、上記のサブミラー4の影響を考慮して、結
像レンズ14A、 14Bに入る光束を限定した本発明
の実施例の光学系配置図である。撮影・レンズの射出瞳
を通過し、フィルム面Fの画面中央部F。に向かう被写
体からの光束は公知の如く一部、回動ミラー2によって
反射され上方の焦点板上に被写体像を結像する。まだそ
の一部は回動ミラー2を透過した後サブミラー4にて反
射され、フィールドレンズ16の位置に被写体の第1次
像を形成する。
さらに、このフィールドレンズを通過した光束により、
2個の結像レンズ14A、 14Bを介して被写体の第
2次像が光電変換素子列15A、 15B上に形成され
るように構成されている。
また、この2個の結像レンズ14A、 14Bは、フィ
ールドレンズ16に関して射出瞳13と共役な位置で、
紙面に垂直方向に並設され、各結像レンズ14A、14
Bに近接して、第7図の焦点検出光束通過領域13’ 
A、 13’ Bと相似形の開口を有するストッパー1
7A、 17Bが設けられ、結像レンズ14A、14B
を通過する光束を制限している。
この第11図の実施例においては、回動ミラー2とフィ
ルム面Fとの間の撮影光軸上の間隔が比較的狭く構成さ
れていても、サブミラー4を、上端4aが撮影元軸Xに
近接するように設けることにより、フィールドレンズ1
6と撮影光軸Xとの距離を光分大きくすることができる
。なお、結像レンズ14A、 14Bに近接して設けら
れるストッパー17A、 17Bのかわりに結像レンズ
14A、 14Bの外形をそれぞれストッパー17A、
 17Bの開口と一致するように形成してもよい。この
ように結像レンズ14A、 14Bの外形を射出瞳13
上の焦点検出光束通過領域13’ A、’13’ Bと
相似形に形成すれば、結像レンズ14A、 14Bの収
容スペースが少なくなり、焦点検出装置の設置の面から
も有利である。
また、第5D図の光電変換素子1o/// 、 11/
//の如く、その形状を微小レンズ90頂点Qより左側
にまで拡張して形成し、どれを第12図の如く傾斜して
設置し、撮影光軸X上を通りサブミラーによって反射さ
れた光束Lcが、その光電変換素子10///。
11″の端縁Ed(第5D図参照)を通る如く設置して
もよい。まだ、同様にして第13図の如く、結像レンズ
14A、 14Bを偏心させ、その結像レンズの外形を
第5D図の光電変換素子10′′/、11“′と相似の
形状に形成し、その幅の広い側の端縁Edが、撮影光軸
を通ってサブミラー4により反射される光束Lcと一致
するように構成してもよい。
上記の各実施例は、いずれも−眼レフレックスカメラの
焦点検出装置についてのものであるが、本発明は、−眼
レフレックスカメラに限ること無く、眼底カメラや測定
機付属の撮影装置や、光学系の焦点調節装置の対物レン
ズの焦点検出装置において使用し得ることは勿論である
以上の如く本発明によれば、カメラ本体等の大型化を招
くこと無く、撮影光軸に対して傾斜しておかれる光線分
割用のミラーとフィルム面との間に置かれた焦点検出用
ミラーをフィルム面から離すことができるので、フィル
ム面と共役な所定焦点面を撮影光軸から十分離すことが
できる。従って、イメージセンサーは勿論、その前に置
かれるフィルター、補助レンズ、フィールドレンズ等を
撮影光束の通路外に置くことができ、カメラの小型化、
撮影光束のクラレや内面反射によるフレアの発生等の問
題を解決できる。しかも焦点検出のための測距領域を画
面中央に維持でき、また、特に複雑な光学部材を使用し
ないので製作が容易で、安価に提供し得る等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の焦点検出装置を有する一眼レフレックス
カメラの断面図、第2A図は第1図の光学系配置図、第
2B図は第2A図のサブミラーを大きく傾けた場合の説
明図、第2C図は第2A図のサブミラーの位置を変えた
場合の説明図、属−3図は本発明の一実施例を示す光学
系配置図、第4図は第3図に使用される瞳分割型焦点検
出光学系の説明図、第5図は第4図の主要部をなすイメ
ージセンサ−の拡大断面図、第5A図は第5図のイメー
ジセンサ−の光電変換素子の平面図、第5B図、第5C
図、第5D図はそれぞれ本発明の実施例の光電変換素子
の平面図、第6図は第5A図の光電変換素子を使用した
第2A図における撮影レンズの射出瞳上の焦点検出光束
通過領域を示す平面図、第7図は本発明の実施例の第3
図における撮影レンズの射出瞳上の焦点検出光束通過領
域を示す平面図、第8図は、第3図の光学系説明図、・
第9図は、本発明の第8図とは異る実施例の光学系説明
図、第10図は第4図とは異なる原理に基づく公知の瞳
分割型焦点検出装置の光学系配置図、第11図は、第1
0図の原理に基づく本発明の実施例を示す光学系配置図
、第12図は第8図とは異なる本発明の東側例の光学系
配置図、第13図は、第11図とは異なる本発明の実施
例の光学系配置図である。 1・・・・・・対物レンズ、4・・・・・・反射部材4
a・・・・・・反射部材の一端縁 1(M、 11415A、 15B・・・・・・光電変
換索子列13・・・・・・射出瞳面 13A、 13B、 13’ A、 13’ B・・・
・・・所定領域X・・・・・・撮影光軸、DX、Dy・
・・・・・射出瞳直径量 願 人 日本光学工業株式会
社 代理人 渡辺隆男 fZB図 ケ2G口 第3図 24図 25図 才5A図     才、58図 fSC図    750口 ′;? 6 図 オフ図 才8図 19厘 10’:11” 才10図 −″A=11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)対物レンズを通過して所定の結像面の中央部に被
    写体像を形成する光束中に反射部材を設け、該反射部材
    を介して前記対物レンズの射出瞳面の互いに異なる2つ
    の所定領域を通過する2光束を光電変換素子列にてそれ
    ぞれ受光して焦点検出を行う焦点検出装置において、前
    記反射部材の対物レンズ光軸に対して直角な一端縁が該
    対物レンズ光軸上またはその近傍に位置する如く前記反
    射部材を設け、前記射出瞳上の2つの所定領域を該2つ
    の所定領域の並び方向の射出瞳の直径に関して非対称で
    且つ該直径に直角な他の直径に関して対称な形状に区画
    すると共に前記反射部材の前記端縁からの反射光束を除
    去する射出瞳区画手段を前記反射部材の反射光束中に設
    け、該射出瞳区画手段によって区画された所定領域を通
    過する2光束を前記光電変換素子に導く如く構成したこ
    とを特徴とするTTL方式の焦点検出装置。 (2、特許請求の範囲第1項記載の焦点検出装置におい
    て、前記射出瞳区画手段は、前記所定”1像面(ト)に
    共役な所定焦点面上に設けられ且つ前記光電変換素子列
    (1oz、 11t)の並び方向に配置された複数の微
    小レンズ(9)と、該微小レンズのそれぞれに固設され
    且つ前記射出瞳上の前記2つの所定領域(13’A、 
    13/B)と相似形の一対の光電変換素子(10’、 
    11’ 、 10”、 11“。 1o/// 、 11/// )  とから成ることを
    特徴とするTTL方式の焦点検出装置。 (3)%許請求の範囲第1項記載の焦点検出装置におい
    て、前記射出瞳区画手段は、前記所定の結像面(ト)に
    共役な所定焦点面上に設けられたフィールドレンズ(1
    6)に関して前記射出瞳と共役な位置に配置され且つ2
    つの光電変換素子列(15A、16B)上に被写体の第
    2次像をそれぞれ形成する2個の結像レンズ(14A、
     14B )または該結像レンズ(14A、14B )
    の入射光束を区画するストッパー(17A、 17B)
    であって、前記結像レンズ(14A、 14B)の外形
    または前記ストッパー(17A、 17B)の開口が前
    記射出瞳上の前記所定領域と相似形に形成されているこ
    とを特徴とするTT、L方式の焦点検出装置。
JP20916882A 1982-11-29 1982-11-29 Ttl方式の焦点検出装置 Pending JPS5999407A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7041950B2 (en) 2001-02-26 2006-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing element for sensing an image formed by an image sensing lens

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7041950B2 (en) 2001-02-26 2006-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing element for sensing an image formed by an image sensing lens

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