JPS599889Y2 - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

射出成形機の型締装置

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Publication number
JPS599889Y2
JPS599889Y2 JP1978161891U JP16189178U JPS599889Y2 JP S599889 Y2 JPS599889 Y2 JP S599889Y2 JP 1978161891 U JP1978161891 U JP 1978161891U JP 16189178 U JP16189178 U JP 16189178U JP S599889 Y2 JPS599889 Y2 JP S599889Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
mold clamping
piston
clamping device
housing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978161891U
Other languages
English (en)
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JPS5578420U (ja
Inventor
黎至 田村
賢治 春日井
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本製鋼所 filed Critical 株式会社日本製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、射出戊形機の型締装置のうち、型送りシリン
ダと型締シリンダとを別構造とした、いわゆる、特殊直
圧方式の型締装置におけるロッキング機構に関するもの
である。
従来、射出戒形機の型締装置は、早純直圧式のラムタイ
プを除いて、いわゆる、特殊直圧方式の場合には、金型
の厚さに合わせて型締ピストン部の移動や、ハウジング
の移動を行なう型厚調整作業を可能とする構或となって
おり、この構戒を利用して型厚調整作業を行なう場合に
、一般に、15〜60分の時間を必要としていた。
また、特殊直圧方式の場合には、型送りピストンの機械
的なロッキング機構を有しているために、その位置の検
出の精度及び信頼性に相当高いものが要求され、しがも
、この要求は、万に一つの失敗をも許されぬ程の高いも
のであるので、場合によっては、位置検出を二重とした
複雑な回路を設けることもあり、価格高騰の要因ともな
っていた。
本考案は、従来の特殊直圧方式の型締装置における以上
のような欠点を除去し、任意の位置において型送りピス
トンをロッキングすることを可能とし、これによって、
型厚調整のための型締ピストンの余分なストロークや、
機構の必要を無くし、低価格で且つ信頼性の高いロッキ
ング機構を備えた射出或形機の型締装置を得ることを、
その目的とするものである。
以下、本考案を、その1実施例を示す添付図面に基づい
て説明する。
図に示すように、金型1を取付けた固定盤2と、型締シ
リンダ3を形或されその中に型締ピストン4を組込んだ
ハウジング5とが、数本のタイパー6によって結合され
ており、また、固定盤2とハウジング5との間には、金
型7を取付けた可動盤8があり、この可動盤8は、ハウ
ジング5に形威された型締シリンダ3に内蔵された型締
ピストン4に形或された型送りシリンダ9に組込まれた
型送りピストン10と締結してあり、更に、この型送り
ピストン10のピストンロツド10−1は、型締ピスト
ン4に組込まれた円筒状のロッキングスリーブ11に、
しゆう動自在にはめられている。
このロッキングスリーブ11は、例えば軟鋼のような弾
性限度の高い鋼製で、その両端部に形或されたフランジ
部にオイルパッキン11−1を環装し、ロッキングスリ
ーブ11の外周及びその両端部のフランジ部と、型締ピ
ストン4の型送りシリンダ9の内壁に同心に設けられた
内孔4−1との間に囲まれた環状のくぼみ12は、油圧
室となっていて、この油圧室12には、型締ピストン4
などを介して、適宜に作動流体が供給されるようにして
ある。
なお、この作動流体の供給機構の詳細は、図示を省略し
てある。
本考案は、以上のような構戒を有するが、次ぎに、その
作動を説明する。
可動盤8は、型送りシリンダ9内の型送りピストン10
の頭部側の室A内に作動流体を流すことによって、ピス
トン10及び可動盤8を介して金型7を、閉じる一般的
な型送り動作を行ない、型送りの終了後、ロッキングス
リーブ11をその外周に形威された油圧室12内に作動
流体圧を加えることによって収縮させ、型送りピストン
10のピストンロツド10−1を型締ピストン4に対し
て強固に固定する。
そこで、型締ピストン4の端面と型締シリンダ3の内孔
との間に形或された室B内に流体圧を加えると、型締ピ
ストン4はロッキングスリーブ11を介して型送りピス
トン10のロツド10−1に所定の型締力を伝え、金型
1に金型7を密着させることができる。
なお、ロッキングスリーブ11を作動流体によって収縮
させて型送りピストン10をロッキングする時期は、例
えば、両金型1,7が密着した時に信号を出す検出部を
設置し、この信号によって制御することができる。
本考案は、以上のような構戊及び作用を有するが、これ
に対し、従来は、型送りピストン10ないしはピストン
ロツド10−1の固定手段として、ピストンロツド10
−1に段部や、ねじ山部を設け、機械的にピストンロツ
ド10−1を固定していたので、金型1及び7の厚さの
変化に対して、型締ピストン4を移動させたり、あるい
は、ハウジング5を移動させたりして、機械的に寸法位
置を確保していた。
このために、型締ピストン4のストロークは型厚変動分
だけ余分に必要とし、従って、ハウジング5を大きなも
のにしたり、あるいは、ハウジング5を移動させる方式
の場合には、タイパー6を長くしたりすることによって
、これに対応する必要があった。
このようにして、本考案においては、ロッキングスリー
ブ11の環状の油圧室12内に流体圧を加えることだけ
によって、ロッキングスリーブ11が任意の位置におい
て型送りピストン10ないしはピストンロツド10−1
を締付け、両者の間の摩擦力によってピストン10を固
定するので、従来の型締装置においては必要であった型
厚変動分の余分な型締ピストン4のストロークを除去す
ることができると共に機械的に固定する場合に必要とさ
れていたような固定位置の検出機構や、検出精度に対す
配慮が不要となり、また、ロッキングの信頼性が向上さ
れる。
しかも型厚の調整時間は、型送りピストン10が高速で
移動することのできること及び調整作業が型厚の増減に
合わせ、両金型が密着した信号を出す検出部をセットす
ることだけで済むので、大巾に短縮することができる。
以上のように、本考案は従来の特殊直圧方式の型締装置
におけるすべての欠点を除去することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案による型締装置の1実施例を、上半部には
型閑の限度位置において、また、下半部には型締位置に
おいて、それぞれ、示した断面図である。 1,7・・・・・・金型、2・・・・・・固定盤、4・
・・・・・型締ピストン、5・・・・・・ハウジング、
6・・・・・・タイバー、8・・・・・・可動盤、10
・・・・・・型送りピストン、11・・・・・・ロック
キングスリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイパー6によって相互に連結された固定盤2及びハウ
    ジング5並びに該固定盤と該ハウジングの間に移動自在
    に配置された可動盤8を有し、ハウジング5に形或され
    た型締シリンダ3に内蔵された型締ピストン4内に型送
    りシリンダ9を形威し、この型送りシリンダ9に内蔵さ
    れた型送りピストン10を可動盤8に連結して戊る特殊
    直圧形型締装置において、該型送りピストン10のピス
    トンロツド10−1を、該型締ピストン4に内装した、
    弾性変形可能な円筒状のロッキングスリーブ11に、摺
    動自在に嵌挿し、、該ロッキングスリーブ11の外周に
    形威した環状のくぼみと該型締ピストン4の内周面とで
    包囲された油圧室12を構或した射出或形機の型締装置
JP1978161891U 1978-11-27 1978-11-27 射出成形機の型締装置 Expired JPS599889Y2 (ja)

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JP1978161891U JPS599889Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 射出成形機の型締装置

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JPS5578420U JPS5578420U (ja) 1980-05-30
JPS599889Y2 true JPS599889Y2 (ja) 1984-03-28

Family

ID=29157065

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133027A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 桜井 宏 型締め装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924618U (ja) * 1972-06-01 1974-03-02

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JPS4924618U (ja) * 1972-06-01 1974-03-02

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JPS5578420U (ja) 1980-05-30

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