JPS5998137A - 帯電防止プラスチツクフイルム - Google Patents
帯電防止プラスチツクフイルムInfo
- Publication number
- JPS5998137A JPS5998137A JP57207731A JP20773182A JPS5998137A JP S5998137 A JPS5998137 A JP S5998137A JP 57207731 A JP57207731 A JP 57207731A JP 20773182 A JP20773182 A JP 20773182A JP S5998137 A JPS5998137 A JP S5998137A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- water
- electrically
- ionic
- insoluble
- Prior art date
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- Pending
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、静電気障害に弱いエレクトロニクス素子など
の包装に適する帯電防止フィルムに関するものである。
の包装に適する帯電防止フィルムに関するものである。
ポリエチレン、ポリプロピレン、#’Jfm化ビニルな
どのプラスチックフィルムは、その表面抵抗値(測定法
はJIS K6911に準拠。以下同じ)が1014
オーム以上もあp1容易に帯電するので、静電気障害に
剥い物品の包装には、帯電防止のための処理が必要であ
る。帯電防止のために、プラスチックフィルム用に種々
の@電防止剤が用いられているが、フィルム中に混練り
して用いるものは、表面抵抗値が1010乃至1012
オーム程度であシ、効果が不十分であった。また、塗布
用の帯電防止剤として、イオン性または非イオン性の導
電剤が知られて居シ、これらは混練シ用の帯電防止剤に
よるよりも、比較的低いlO8オーム程度までの表面抵
抗値を得ることができるが、塗布面がべとつき、水がか
かると容易に流失して効果を失う欠点があった。
どのプラスチックフィルムは、その表面抵抗値(測定法
はJIS K6911に準拠。以下同じ)が1014
オーム以上もあp1容易に帯電するので、静電気障害に
剥い物品の包装には、帯電防止のための処理が必要であ
る。帯電防止のために、プラスチックフィルム用に種々
の@電防止剤が用いられているが、フィルム中に混練り
して用いるものは、表面抵抗値が1010乃至1012
オーム程度であシ、効果が不十分であった。また、塗布
用の帯電防止剤として、イオン性または非イオン性の導
電剤が知られて居シ、これらは混練シ用の帯電防止剤に
よるよりも、比較的低いlO8オーム程度までの表面抵
抗値を得ることができるが、塗布面がべとつき、水がか
かると容易に流失して効果を失う欠点があった。
本発明のフィルムは、これらの欠点を改良したものであ
る。
る。
本発明のフィルムは、水に不溶のイオン性導′蹴性樹脂
とイオン性または非イオン性の等重刑との混合物を、プ
ラスチックフィルムに塗布してなる帯電防止プラスチッ
クフィルムでおる。
とイオン性または非イオン性の等重刑との混合物を、プ
ラスチックフィルムに塗布してなる帯電防止プラスチッ
クフィルムでおる。
本発明に用いるイオン性導電性樹脂とは、電子写真紙、
静電記録紙などの表面抵抗低下用処理剤として知られて
いるイオン性官能基を■する樹脂類であるが、これらの
中で、水に不溶性なものを用いる。
静電記録紙などの表面抵抗低下用処理剤として知られて
いるイオン性官能基を■する樹脂類であるが、これらの
中で、水に不溶性なものを用いる。
このイオン性導電性樹脂と混合するイオン性または非イ
オン性の導電剤とニ、伝布用の帯電防止剤として知られ
ているカチオン性、アニオン性、非イオン性の導電性官
能基を有している薬剤である。これらの薬剤は、プラス
チックフィルムの表面に塗布して用いられるが、塗布膜
が多いとべとつき、塗布膜゛が少ないと効果が少なく、
水がかかると容易に流失して効果を失うものである。本
発明のフィルムは、これらの薬剤をイオン性′#電性樹
脂と混合して塗布するものであるが、混合して塗布する
ことにより、以下に説明するような有用な効果が得られ
る。
オン性の導電剤とニ、伝布用の帯電防止剤として知られ
ているカチオン性、アニオン性、非イオン性の導電性官
能基を有している薬剤である。これらの薬剤は、プラス
チックフィルムの表面に塗布して用いられるが、塗布膜
が多いとべとつき、塗布膜゛が少ないと効果が少なく、
水がかかると容易に流失して効果を失うものである。本
発明のフィルムは、これらの薬剤をイオン性′#電性樹
脂と混合して塗布するものであるが、混合して塗布する
ことにより、以下に説明するような有用な効果が得られ
る。
まず第1に、イオン性婢電性樹脂単体金用いるよシも低
い表面抵抗値のフィルムが得られ、また、より薄い塗布
膜で制電効果を得ることができる。これは1.イオン性
導電性樹脂が有している4’tk性の官能基に加えて、
混在する導電剤の官能基が共同して相乗的に導電性に寄
与するものと理解される。つぎに、塗布面にべとつきの
ないフィルムが得うれる。
い表面抵抗値のフィルムが得られ、また、より薄い塗布
膜で制電効果を得ることができる。これは1.イオン性
導電性樹脂が有している4’tk性の官能基に加えて、
混在する導電剤の官能基が共同して相乗的に導電性に寄
与するものと理解される。つぎに、塗布面にべとつきの
ないフィルムが得うれる。
これは、イオン性導電性樹脂は多くのカチオン性あるい
はアニオン性の官能基を有しているので、同独の官能基
を有する等重刑を、通常のプラスチックよシも多量゛に
會Mし保持することができる故であろうと考えられる。
はアニオン性の官能基を有しているので、同独の官能基
を有する等重刑を、通常のプラスチックよシも多量゛に
會Mし保持することができる故であろうと考えられる。
さらに、塗膜中に比較的多量の4電剤を保持させること
ができるので、フィルムを放置しておくことによシ導重
刑をフィルム全体によく浸透させ、塗布面の反対の面に
まで@亀防止効果をもたせることができる。さらにまた
、水洗いによって、一部の導電剤が流失しても、放置す
ることにより、帯電防止効果が回復する効果があるが、
これは堕膜中に比教的多歌の導電剤を保持させているの
で、この塗膜が専′−剤の貯槽の役目を果たして、台喝
剤が流失した部分に導電剤を浸透拡散させる故であると
考えられる。
ができるので、フィルムを放置しておくことによシ導重
刑をフィルム全体によく浸透させ、塗布面の反対の面に
まで@亀防止効果をもたせることができる。さらにまた
、水洗いによって、一部の導電剤が流失しても、放置す
ることにより、帯電防止効果が回復する効果があるが、
これは堕膜中に比教的多歌の導電剤を保持させているの
で、この塗膜が専′−剤の貯槽の役目を果たして、台喝
剤が流失した部分に導電剤を浸透拡散させる故であると
考えられる。
以下、実施例によシ具体的に説ψ]する。
実施例1
カチオン性第4級アンモニウム官能基を含有する、水に
不溶性、エタノールに可溶性のアクリル系St性樹脂9
03: 置部と、カチオン性の導電剤であるヘキサデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライド10ポ幇部とを混
合し、この混合物をエチルアルコール溶液とした。淳み
60μのEVAフィルムの両面をコロナ放電処理して、
ぬれ張力を41ダイン/mに14iした。このフィルム
の片面に、上記混合物溶液を、乾量で597−の割付で
頭布し乾燥して2週間放置した。塗布面の表面抵抗値は
7X10’オーム、塗布面の表側の非塗布面の表面抵抗
値は2X1011オームで、裏面も良好な帯電防止性を
有していた。この外面を、流水に当てて洗浄すると、乾
燥後の表面抵抗値は、4X1014オームとなりX帯電
防止性能を失ったが、7日後には、丹び5XIO”オー
ムに回復し、帯電防止性能を示した。また、塗布面を流
水で水洗し、乾燥した後の表面抵抗値は8×107オー
ムであった。このフィルムは、塗布面を外にしてヒート
シールにより袋として用いると、内面外面ともに帯電防
止されてお9、とくに外面は高度の表面導電性を有して
いるので、静電気障害に弱い物品の包装に有用である。
不溶性、エタノールに可溶性のアクリル系St性樹脂9
03: 置部と、カチオン性の導電剤であるヘキサデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライド10ポ幇部とを混
合し、この混合物をエチルアルコール溶液とした。淳み
60μのEVAフィルムの両面をコロナ放電処理して、
ぬれ張力を41ダイン/mに14iした。このフィルム
の片面に、上記混合物溶液を、乾量で597−の割付で
頭布し乾燥して2週間放置した。塗布面の表面抵抗値は
7X10’オーム、塗布面の表側の非塗布面の表面抵抗
値は2X1011オームで、裏面も良好な帯電防止性を
有していた。この外面を、流水に当てて洗浄すると、乾
燥後の表面抵抗値は、4X1014オームとなりX帯電
防止性能を失ったが、7日後には、丹び5XIO”オー
ムに回復し、帯電防止性能を示した。また、塗布面を流
水で水洗し、乾燥した後の表面抵抗値は8×107オー
ムであった。このフィルムは、塗布面を外にしてヒート
シールにより袋として用いると、内面外面ともに帯電防
止されてお9、とくに外面は高度の表面導電性を有して
いるので、静電気障害に弱い物品の包装に有用である。
実施例2
尋百剤として非イオン性の界面活性剤を2油量部、カチ
オン性のオクタデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ドを12 i= ’a部、実施例1と同じアクリル糸辱
電性樹脂88重葉部を混合してエチルアルコール溶液と
した。
オン性のオクタデシルトリメチルアンモニウムクロライ
ドを12 i= ’a部、実施例1と同じアクリル糸辱
電性樹脂88重葉部を混合してエチルアルコール溶液と
した。
厚み50μのポリエチレンフィルムの両面をコロナ放電
処理によシぬれ張力41ダイン/mに調整し、このフー
イルムの片面に、上記溶液を乾量で8g/ゴ塗布し乾燥
して、3週間放置した。塗布面はべとつきなく、蜜布面
の表面抵抗値は3X10’オーム、塗布面の表側の非塗
布面の表面抵抗、値は3X1012オームで、書面も帯
電防止性を有していた。
処理によシぬれ張力41ダイン/mに調整し、このフー
イルムの片面に、上記溶液を乾量で8g/ゴ塗布し乾燥
して、3週間放置した。塗布面はべとつきなく、蜜布面
の表面抵抗値は3X10’オーム、塗布面の表側の非塗
布面の表面抵抗、値は3X1012オームで、書面も帯
電防止性を有していた。
実施例3
導電剤として、両性の導電剤であるジメチルドデシルア
ルキルベタイン8 M量部とアニオン性官能基を含有す
る水に不溶、エチルアルコールに可溶のスチレン系導電
性柄面92重量部との混合物をエタノール溶液とした。
ルキルベタイン8 M量部とアニオン性官能基を含有す
る水に不溶、エチルアルコールに可溶のスチレン系導電
性柄面92重量部との混合物をエタノール溶液とした。
この溶液を用いて、笑施?IJ1で用いたコロナ放電処
理したEVAフィルムの片面に、乾量でlOg/ff!
″塗布し乾燥して2週間放置した。
理したEVAフィルムの片面に、乾量でlOg/ff!
″塗布し乾燥して2週間放置した。
塗布面の表面抵抗値は3X107オーム、塗布面の裏側
の、非塗布面の表面抵抗餉は4×1011オームで、裏
面も艮好な帯電防止性を有していた。
の、非塗布面の表面抵抗餉は4×1011オームで、裏
面も艮好な帯電防止性を有していた。
代理人 三 宅 正 夫 他1名
Claims (1)
- (1)水に不溶のイオン性導電性樹脂と、イオン性また
は非イオン性の導電剤との混合物を、プラスチックフィ
ルムに塗布してなる帯電防止プラスチックフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207731A JPS5998137A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207731A JPS5998137A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998137A true JPS5998137A (ja) | 1984-06-06 |
Family
ID=16544601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57207731A Pending JPS5998137A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998137A (ja) |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP57207731A patent/JPS5998137A/ja active Pending
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