JPS599802Y2 - ク−ラント供給装置 - Google Patents

ク−ラント供給装置

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JPS599802Y2
JPS599802Y2 JP8203778U JP8203778U JPS599802Y2 JP S599802 Y2 JPS599802 Y2 JP S599802Y2 JP 8203778 U JP8203778 U JP 8203778U JP 8203778 U JP8203778 U JP 8203778U JP S599802 Y2 JPS599802 Y2 JP S599802Y2
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JP
Japan
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tool holder
oil supply
ring
coolant
distribution port
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JP8203778U
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English (en)
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JPS54182492U (ja
Inventor
寿文 長谷川
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主軸に着脱可能に挿着される工具ホルダにクー
ラントを供給するためのクーラント供給装置に関するも
ので、その目的とするところは、軸頭のフロントキャッ
プにクーラントの分配口を開口した回転リングを設け、
工具ホルダにはその回転リングに接合する簡単な給油ブ
ロックを設けるだけで工具ホルダにクーラントを供給で
きるようになし、以ってクーラントの供給を簡単かつ安
価に行えるようにしたことである。
一般に、主軸に挿着される工具ホルダにクーラントを供
給するために、従来においては工具ホルダに給油スリー
ブを軸承し、この給油スリーブに軸頭側に設けた給油機
構を結合して工具ホルダにクーラントを供給するように
なっている。
かかる従来の方式においては、工具ホルダのそれぞれに
給油スリーブを軸承する必要があり、しかも主軸に挿着
された工具ホルダの給油スリーブの給油口を給油機構に
対応させるために、給油スリーブを一定の角度位置に位
置決めする位置決め機構が必要となり、このためにクー
ラントの供給装置が複雑かつ高価となる問題がある。
本考案は上述した従米の問題点に鑑みてなされたもので
、以下にその実施例を図面に基いて説明する。
第1図および第2図において、10は工具交換装置付工
作機械の軸頭本体で、この軸頭本体10には主軸11が
回転可能に軸承され、この主軸11は図略の駆動モータ
により回転駆動され、かつ定位置停止装置により一定の
角度位置に停止される。
主軸11の先端には工具ホルダ12のシャンク部13を
着脱可能に挿着するアダプタ14が嵌着固定されている
工具ホルダ12には主軸アダプタ14に植設されたドラ
イブキー15に係合するキー溝16が形或され、このキ
ー溝16とドライブキー15とが合致する角度で工具ホ
ルダ12が図略の交換装置により主軸アダプタ14に挿
着される。
主軸アダプタ14に挿着された工具ホルダ12はそのプ
ルスタツド17をドローパー18によりボール19を介
して引張され、主軸アダプタ14に締着される。
20は工具ホルダ12に保持された工具である。
前記工具ホルダ12には円周上2か所に給油ブロック2
1が固着され、この給油ブロック21の端面に後述する
給油機構を介してクーラントが供給される給油口22が
開口されている。
工具ホルダ12には給油口22に連通ずる給油路23が
形或され、この給油路23は工具20の所要位置に開口
されたクーラント噴出孔に連通されている。
次に前記給油ブロック21にクーラントを供給する給油
機構について説明する。
前記軸頭本体10の先端にはフロントキャップ25が固
着され、このフロントキャップ25にメカニカノレシー
ノレリング26が主軸11の軸線方向に摺動可能に嵌装
されており、このシールリング26はスプリング27の
発力により前方に押圧されている。
前記フロントキャップ25の外周には回転リング28が
回転かつ軸方向移動可能に支持され、この回転リング2
8は前記メカニカルシールリング26の先端面に相対回
転可能に接合されている。
回転リング28の先端には前記工具ホルダ12が主軸ア
ダプタ14に挿着された際に給油ブロック21と接合す
る駒29が円周上2か所に固着され、この駒29に前記
給油口22と接続する分配口30が開口されている。
駒29には分配口30を開閉するチェック弁31が内装
され、このチェック弁31は通常スプリング32の発力
により分配口30を閉止する位置に保持される。
前記回転リング28を通常は所定の角度位置で回転を規
制するために、前記フロントキャップ25の外周には環
状溝33が形威され、この環状溝33の円周上複数か所
に切欠部34(第3図参照)が形或されている。
かかる環状溝33には回転リング28に螺着された係合
ピン35が遊嵌され、この保合ピン35は前記スプリン
グ27の発力によるメカニカルシールリング26および
回転リング28の前進によって切欠部34に係合される
これにより回転リング28の前進端を規制するとともに
、回転リング28の回転を規制する。
なお、回転リング28の先端面には給油ブロック21に
係合する係合溝36が形戊され、この係合溝36と給油
ブロック21との係今によって工具ホルダ12の回転が
回転リング28に確実に伝えられる。
前記分配口30は回転リング26に形或された連通路3
7に連通され、この連通路37は回転リング28とメカ
ニカルシールリング26との接合部を介してシールリン
グ26に形或された連通路38に連通されている。
連通路38はフロントキャップ25および軸頭本体10
に形或された供給路39に接続され、この供給路39は
開閉弁40を介してクーラント供給源に接続されている
本考案装置は上述したように構或されているので、定位
置停止装置により一定の角度位置に停止された主軸11
のアダプタ14に交換装置によって工具ホルダ12が一
定の角度で挿着され、これにより主軸11のドライブキ
ー15に工具ホルダ12のキー溝16が係合されるとと
もに、給油ブロック21が回転リング28の駒29に当
接され、かつ保合溝36に係合される。
これによりチェック弁31が給油ブロック21によりス
プリング32に抗して押され、分配口30を開口して給
油口22との接続を達戊する。
この際、回転リング28の駒29への接合により回転リ
ング28および゛メカニカルシールノング26がスプリ
ング27に抗して後退され、これにより回転リング28
に螺着された係合ピン35が切欠部34より脱して環状
溝33に対応され、回転リング28が回転可能状態とな
る。
前記主軸アダプタ14に挿着された工具ホルダ12はそ
のプルスタツド17をドローパー18によりボール19
を介して引張されることにより、主軸アダプタ14に締
着される。
続いて主軸11が図略の駆動モータにより回転駆動され
るとともに、開閉弁40が切換えられ、これによりクー
ラントが供給路39、連通路38、メカニカルシールリ
ング26と回転リング28との接合部、連通路37を介
して分配口30に分配され、さらにこの分配口30より
給油口22を介して工具ホルダ12の給油路23に供給
され、工具20に開口した噴出孔より噴出される。
この状態で工具20により工作物の加工が行われる。
そして所定の加工が完了すると、開閉弁40が切換えら
れてクーラントの供給が停止されるとともに、主軸11
は定位置停止装置により一定の角度位置に停止される。
続いて工具ホルダ12が交換装置により主軸アダプタ1
4より離脱されると、メカニカノレシーノレリング26
およぴ゛回転リング28がスプリング27の発力により
前進され、係合ピン35が切欠部34に係合して回転リ
ング28の回転を不能にし、分配口30の位相を変動さ
せない。
またチェック弁31がスプリング32の発力により分配
口30を閉止し、分配口30よりクーラントが洩れるの
を防止する。
しかしながら、前記チェック弁31は実施例に示したよ
うに開閉弁40が設けられている場合には必ずしも必要
ではない。
また上記実施例においては、回転バランスのうえから給
油ブロック21を工具ホルダ12の円周上2か所に設け
ているが、1か所だけでもクーラントを供給するうえで
何ら支障はない。
さらに上記実施例においては、工具ホルダ12が主軸ア
ダプタ14に挿着されていない際に回転リング28の位
相ずれを防止するために、回転リング28を摺動可能と
して係合ピン35を切欠部34に係合させるようにして
いるが、これは単なる一例を示したものにすぎず、他の
回転規制機構も採り得る。
以上述べた説明より明らかなように本考案は、軸頭本体
に固着したフロントキャップにクーラントの分配口を設
けた回転リングを回転可能に支持し、主軸に挿着される
工具ホルダには前記分配口と接続する給油口を回転リン
グと相対回転不能に接合する給油ブロックを設けただけ
の構或であるので、従来のように工具ホルダのそれぞれ
に給油スリーブを軸承する如き複雑な構或を採ることな
く、軸頭本体側に唯一の回転リングを装備するだけで、
軸頭本体側から工具ホルダ内にクーラントを供給できる
ようになり、これによってクーラントの供給を簡単な構
或で安価に行い得る特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すクーラント供給装置の断
面図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は第1図の
III−III線矢視図である。 10・・・・・・軸頭本体、11・・・・・・主軸、1
2・・・・・・工具ホルダ、21・・・・・・給油ブロ
ック、22・・・・・・給油口、25・・・・・・フロ
ントキャツフ゜、26・・・・・・メカニカノレシーノ
レリング、28・・・・・・回転リング、30・・・・
・・分配口、34・・・・・・切欠部、35・・・・・
・係合ピン、37, 38・・・・・・連通路、39・
・・・・・供給路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸頭本体に回転可能に軸承された主軸を一定の角度位置
    に停止し、この主軸に一定の角度で着脱可能に挿着され
    る工具ホルダにクーラントを供給するものにして、前記
    軸頭本体の先端にクーラント供給源に接続された供給路
    を形或したフロントキャップを固着し、このフロントキ
    ャップに分配口を開口した回転リングを回転可能に支持
    し、この回転リングに前記フロントキャップに嵌装され
    たシールリングを相対回転可能に接合させ、このシール
    リングに前記供給路と分配口とを接続する連通路を形戊
    し、また前記工具ホルダには前記回転リングに相対回転
    不能に接合する給油ブロックを設け、この給油ブロック
    に前記工具ホルダ内に形戊した給油路と分配口とを接続
    する給油口を設け、さらに前記給油ブロックを設けた工
    具ホルダが主軸に挿着されていないときは前記回転リン
    グの回転を規制する規制手段を備えてなるクーラント供
    給装置。
JP8203778U 1978-06-15 1978-06-15 ク−ラント供給装置 Expired JPS599802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203778U JPS599802Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15 ク−ラント供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203778U JPS599802Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15 ク−ラント供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182492U JPS54182492U (ja) 1979-12-24
JPS599802Y2 true JPS599802Y2 (ja) 1984-03-28

Family

ID=29002497

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8203778U Expired JPS599802Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15 ク−ラント供給装置

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Also Published As

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JPS54182492U (ja) 1979-12-24

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