JPS5997551A - フオルステライト・ネフエリン系結晶化ガラス - Google Patents
フオルステライト・ネフエリン系結晶化ガラスInfo
- Publication number
- JPS5997551A JPS5997551A JP20550082A JP20550082A JPS5997551A JP S5997551 A JPS5997551 A JP S5997551A JP 20550082 A JP20550082 A JP 20550082A JP 20550082 A JP20550082 A JP 20550082A JP S5997551 A JPS5997551 A JP S5997551A
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- JP
- Japan
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- glass
- crystallized glass
- forsterite
- plate
- al2o3
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0036—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0045—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、壁材等の建材として好適な大理石模様のフオ
ルステライト・ネエフエリン系の結晶化ガラスに関する
。
ルステライト・ネエフエリン系の結晶化ガラスに関する
。
従来より建材として大理石模様のある結晶化ガラスとし
ては、集積法によるウオラストナイト系結晶化ガラスは
その結晶の性質上好適な模様を得るためには溶融したガ
ラスを一度水砕等の手段により粒状化し、それを型枠に
入れて結晶化せねばならず工程が複雑となる。また粒状
物を集積し熱処理にて転化結晶化させるため、粒界に気
泡が残り、これが研磨後の表面に多数のピットとして現
われ、汚れ付着等の外観を損なう難点があった。
ては、集積法によるウオラストナイト系結晶化ガラスは
その結晶の性質上好適な模様を得るためには溶融したガ
ラスを一度水砕等の手段により粒状化し、それを型枠に
入れて結晶化せねばならず工程が複雑となる。また粒状
物を集積し熱処理にて転化結晶化させるため、粒界に気
泡が残り、これが研磨後の表面に多数のピットとして現
われ、汚れ付着等の外観を損なう難点があった。
本発明はかかる難点を解決した結晶化ガラスの提供を目
的とする。重量表示でＳｉＯ２４５〜６０、Ａｌ２Ｏ３
１４〜２５、ＭｇＯ ８〜１６、及びＮａ２Ｏ１２〜
２２からなるフオルステライト・ネエフエリン系結晶化
ガラスである。
的とする。重量表示でＳｉＯ２４５〜６０、Ａｌ２Ｏ３
１４〜２５、ＭｇＯ ８〜１６、及びＮａ２Ｏ１２〜
２２からなるフオルステライト・ネエフエリン系結晶化
ガラスである。
本発明による結晶化ガラスは結晶がガラス表面とは関係
なくランダムな方向に発達するのでロールアウト法等に
より溶融ガラスを板状に成形し、結晶化させ、研磨する
ことにより容易に大理石様の、結晶化ガラスを製造でき
る。そのため造粒工程および型枠に集積する工程が不安
となり工程が簡略化される利点がある。また、溶融・成
形したガラスをそのまま結晶化させる為気泡による欠点
もなく美麗な表面を得ることができる。
なくランダムな方向に発達するのでロールアウト法等に
より溶融ガラスを板状に成形し、結晶化させ、研磨する
ことにより容易に大理石様の、結晶化ガラスを製造でき
る。そのため造粒工程および型枠に集積する工程が不安
となり工程が簡略化される利点がある。また、溶融・成
形したガラスをそのまま結晶化させる為気泡による欠点
もなく美麗な表面を得ることができる。
本発明における組成の限定理由は以下の通りである。
ＳｉＯ２はフオルステライト（２ＭｇＯ・ＳｉＯ２）お
よびネエフエリン（ＮＡ２Ｏ・Ａｌ２Ｏ３・２ＳｉＯ２
）の結晶成分であり、かつまたガラス相の成分となる。
よびネエフエリン（ＮＡ２Ｏ・Ａｌ２Ｏ３・２ＳｉＯ２
）の結晶成分であり、かつまたガラス相の成分となる。
ＳｉＯ２〈４５％、ＳｉＯ２〉 ６０％では結晶化ガラ
スの製品が得られ難く、また溶解温度が高くなり溶解性
が悪くなると共に粘性が高くなりロールアウト等での板
状への成形が難かしくなる。
スの製品が得られ難く、また溶解温度が高くなり溶解性
が悪くなると共に粘性が高くなりロールアウト等での板
状への成形が難かしくなる。
Ａｌ２Ｏ３はネエフエリンの結晶成分である。
Ａｌ２Ｏ３〈１４％では外観がガラス的となり美観を損
なう。Ａｌ２Ｏ３〉２５％では粘性が高くなり成形か難
かしくなる。
なう。Ａｌ２Ｏ３〉２５％では粘性が高くなり成形か難
かしくなる。
ＭｇＯはフオルステライト結晶の成分である。
ＭｇＯ〈８％では該結晶が生成し難く、該結晶を生成し
てもその量が少なく美観を損なう。ＭｇＯ〉１６％では
溶融ガラスを成形する際結晶が生成し易くなり、該成形
が難かしくなる。
てもその量が少なく美観を損なう。ＭｇＯ〉１６％では
溶融ガラスを成形する際結晶が生成し易くなり、該成形
が難かしくなる。
Ｎａ２Ｏはネエフエリン結晶の成分である。
また原料の溶解性及び板状への成形性を向上させる。Ｎ
ａ２Ｏ〈１０％では粘性が高く成形が難かしくなる。Ｎ
ａ２Ｏ〉２２％ではガラスに近づき外観が低下する。
ａ２Ｏ〈１０％では粘性が高く成形が難かしくなる。Ｎ
ａ２Ｏ〉２２％ではガラスに近づき外観が低下する。
上記範囲中重量％で、ＳｉＯ２４９〜５５、Ａｌ２Ｏ３
１８〜２２，ＭｇＯ９〜１４，Ｎａ２Ｏ１２〜１８の範
囲が特に好ましい。前記組成に対して次のような成分を
添加することができる。即ち５％以下のＺｎＯを添加す
ることにより耐候性を向上し成形時に発生するクラック
を防止することができる。ＺｎＯの添加量が多過ぎると
失透温度が上がり成形性が悪くなると共に他の結晶例え
はガーナイトが生成し大理石模様が損なわれる。
１８〜２２，ＭｇＯ９〜１４，Ｎａ２Ｏ１２〜１８の範
囲が特に好ましい。前記組成に対して次のような成分を
添加することができる。即ち５％以下のＺｎＯを添加す
ることにより耐候性を向上し成形時に発生するクラック
を防止することができる。ＺｎＯの添加量が多過ぎると
失透温度が上がり成形性が悪くなると共に他の結晶例え
はガーナイトが生成し大理石模様が損なわれる。
Ｋ２Ｏの添加は、該結晶化ガラスの耐酸性を向上させる
。その場合、Ｋ２Ｏは通常Ｎａ２Ｏと置換して添加され
るが、多量の添加は溶解性が悪化し失透温度が高くなる
のでＫ２Ｏは６％以下にするのが好ましい。またＣｏＯ
、ＮｉＯ，ＭｎＯ２，Ｆｅ２Ｏ３等の着色剤を微量添加
することにより好みの色調にすることができる。
。その場合、Ｋ２Ｏは通常Ｎａ２Ｏと置換して添加され
るが、多量の添加は溶解性が悪化し失透温度が高くなる
のでＫ２Ｏは６％以下にするのが好ましい。またＣｏＯ
、ＮｉＯ，ＭｎＯ２，Ｆｅ２Ｏ３等の着色剤を微量添加
することにより好みの色調にすることができる。
本発明の結晶化ガラスは、例えば次のように各原料を前
記目標となる組成割合に調合してバツチを製造しこれを
溶融炉に入れ溶解する。この原料としては珪砂（ＳｉＯ
２源）、長石、水酸化アルミニウム，バイヤーアルミナ
（Ａｌ２Ｏ３源）、水酸化マグネシウム，マグネシアク
リンカー（ＭｇＯ源），ソーダ灰，芒硝（Ｎａ２Ｏ源）
，炭酸カリウム（Ｋ２Ｏ源）が使用できる。溶融したガ
ラスは清澄されロールアウト法により所定板厚に成形さ
れる。成形された板ガラスは徐冷炉にて徐冷され所定の
大きさに切断される。次いでこの板ガラスをトンネル窯
に入れ１０５０℃１〜３時間程度の結晶化処理を行なう
。これによリフオルステライト及びネエフエリンの結晶
から成る結晶化ガラスが得られる。この処理に当り、板
ガラスをステンレス、ＳｉＣ等の基台に載置すると処理
工程で板ガラスの熱変形を防ぐことができるので好まし
い。更に該基台にアルミナ、珪砂等を散布しておくこと
により基台と板ガラスの付着を防ぐことができる。
記目標となる組成割合に調合してバツチを製造しこれを
溶融炉に入れ溶解する。この原料としては珪砂（ＳｉＯ
２源）、長石、水酸化アルミニウム，バイヤーアルミナ
（Ａｌ２Ｏ３源）、水酸化マグネシウム，マグネシアク
リンカー（ＭｇＯ源），ソーダ灰，芒硝（Ｎａ２Ｏ源）
，炭酸カリウム（Ｋ２Ｏ源）が使用できる。溶融したガ
ラスは清澄されロールアウト法により所定板厚に成形さ
れる。成形された板ガラスは徐冷炉にて徐冷され所定の
大きさに切断される。次いでこの板ガラスをトンネル窯
に入れ１０５０℃１〜３時間程度の結晶化処理を行なう
。これによリフオルステライト及びネエフエリンの結晶
から成る結晶化ガラスが得られる。この処理に当り、板
ガラスをステンレス、ＳｉＣ等の基台に載置すると処理
工程で板ガラスの熱変形を防ぐことができるので好まし
い。更に該基台にアルミナ、珪砂等を散布しておくこと
により基台と板ガラスの付着を防ぐことができる。
次いで、この板ガラスの表面を研磨し光沢を出すことに
より大理石様の結晶化ガラスが得られる。
より大理石様の結晶化ガラスが得られる。
本発明による結晶化ガラスは通常の板ガラスと同様１４
５０〜１５００℃で溶解することができ、結晶化処理も
９５０〜１１５０℃１〜４時間で可能である。また曲げ
強度は７００ｋｇ／ｃｍ２程度であり、かつ耐候性に優
れているため外装材として特に適している。
５０〜１５００℃で溶解することができ、結晶化処理も
９５０〜１１５０℃１〜４時間で可能である。また曲げ
強度は７００ｋｇ／ｃｍ２程度であり、かつ耐候性に優
れているため外装材として特に適している。
（実施例）
各原料を重量％表示で表−１の各組成になるように調合
し、溶融炉に投入する。溶解・清澄したガラスをフォア
ハウスより引出しロールアウト法により、リボン状板ガ
ラスを成形しさらにこれを徐冷炉に入れ徐冷し所定の大
きさに切断した。次いでＳｉＣ板で構成した台車に珪砂
を散布しその上に切断した板ガラスを載置し、該台車を
トンネル窯に入れ１５０℃／Ｈで昇温し、１０５０℃で
３時間の結晶化処理を行なった。
し、溶融炉に投入する。溶解・清澄したガラスをフォア
ハウスより引出しロールアウト法により、リボン状板ガ
ラスを成形しさらにこれを徐冷炉に入れ徐冷し所定の大
きさに切断した。次いでＳｉＣ板で構成した台車に珪砂
を散布しその上に切断した板ガラスを載置し、該台車を
トンネル窯に入れ１５０℃／Ｈで昇温し、１０５０℃で
３時間の結晶化処理を行なった。
次いでこの結晶化後の板ガラスの表面を珪砂にて粗磨し
、ベンガラで光沢を出した。かくして製造された結晶化
ガラスについて表面を観察したが大理石様の美麗な表面
が得られ表面にビット等の欠点はまったくなかった。
、ベンガラで光沢を出した。かくして製造された結晶化
ガラスについて表面を観察したが大理石様の美麗な表面
が得られ表面にビット等の欠点はまったくなかった。
Claims (1)
- １、重量％表示でＳｉＯ２４５〜６０，Ａｌ２Ｏ３１４
〜２５，ＭｇＯ８〜１６，Ｎａ２Ｏ １０〜２２からな
る大理模様のフオルステライト・ネフエリン系結晶化ガ
ラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20550082A JPS5997551A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | フオルステライト・ネフエリン系結晶化ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20550082A JPS5997551A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | フオルステライト・ネフエリン系結晶化ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5997551A true JPS5997551A (ja) | 1984-06-05 |
| JPH0211537B2 JPH0211537B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=16507883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20550082A Granted JPS5997551A (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | フオルステライト・ネフエリン系結晶化ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5997551A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017001937A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社オハラ | 結晶化ガラス及び結晶化ガラス基板 |
-
1982
- 1982-11-25 JP JP20550082A patent/JPS5997551A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017001937A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社オハラ | 結晶化ガラス及び結晶化ガラス基板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0211537B2 (ja) | 1990-03-14 |
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