JPS599723Y2 - 超音波霧化装置 - Google Patents

超音波霧化装置

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Publication number
JPS599723Y2
JPS599723Y2 JP12283379U JP12283379U JPS599723Y2 JP S599723 Y2 JPS599723 Y2 JP S599723Y2 JP 12283379 U JP12283379 U JP 12283379U JP 12283379 U JP12283379 U JP 12283379U JP S599723 Y2 JPS599723 Y2 JP S599723Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
atomization
atomization tank
air
liquid
ultrasonic
Prior art date
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Expired
Application number
JP12283379U
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English (en)
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JPS5642366U (ja
Inventor
登志道 辻
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波の照射によって液体を霧化する超音波霧
化装置に関する。
この種装置は霧を生或する霧化槽内にファンによって空
気を供給して該霧化槽内にて生或された霧を霧化槽外に
取出すようにしているが 霧化槽内に塵埃が侵入して超
音波振動子に付着すると超音波振動子が過負荷になる等
著しく寿命が低下するから、従来はファンの吸入口に網
目状のフィルタを設けて吸入空気中の塵埃を除去するよ
うにしている。
しかしながら、斯る従来構造ではフィルタが目詰状態に
なるとファンによる送風量が低下するから、例えば白灯
油を霧化してバーナに供給し燃焼させる燃焼装置におい
ては上記ファンによる送風量が低下すると赤火燃焼を起
す等の不具合を生ずる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、霧化槽内に供給される空気中の塵埃を確実に捕獲
できて超音波振動子の寿命を著しく向上できるとともに
捕獲した塵埃によって前記霧化槽内に供給される空気の
流量が変化するようなことも起らない超音波霧化装置を
提供するにある。
以下本考案を強制給排気式石油ストーブに適用したー実
施例について図面を参照しながら説明する。
1は外ケース、2は外ケース1内に着脱可能に収納され
るカセット式の燃料タンク、3は燃料タンク2から受皿
4に流出する液体燃料たる白灯油が導管5を介して流入
する定油面装置、6は導管7を介して定油面装置3に接
続された浅底な容器状をなす霧化槽、8はこの霧化槽6
の底板6aの略中央部に装着された超音波振動子、9は
霧化槽6の上半部を形威すべく霧化槽6の上面部に被せ
た霧化ケースである。
10は霧化ケース9の内側面の近傍を略U字形の仕切板
11によって仕切って上下面が開放するように形或され
た区画部で、仕切板11の下端を霧化槽6の底板6aか
ら所定長離間させて導管7を介して霧化槽6内に供給さ
れる白灯油の一部が区画部10内にも流入するようにな
っており、霧化槽6及び区画部10内の液面は定油面装
置3により一定のレベルに維持される。
12は霧化ケース9を貫通するように設けた略L字形の
供給管で、これの吹出口12 aを区画部10内におい
て下向きに開口させ該区画部10内の白灯油の液面より
所定長上方に対向位置させている。
13は区画部12の直下に対応させて霧化槽6の底板部
6aに形或された略漏斗状の傾斜案内部で、これの最下
部に筒状をなす排出口体14が連通形戚されている。
15は排出口体14の流出口14 aを解閉作動する液
排出装置たる弁装置で、排出口16aを有する板状の弁
体16が排出口体14に設けた横.7[14bに摺動可
能に配設されていて、該弁体16はコイルばね17によ
って常に矢印a方向に付勢されて排出口16 aが常に
は流出口14aと合致しないようになっており、弁体1
6をコイルばね17に抗して反矢印a方向に摺動すると
排出口16 aが流出口14 aを開放するようになっ
ている。
18は横孔14bと弁体16との間からの液漏れ防止用
のシールである。
さて、19は上面にバーナプレート20を装着したバー
ナ装置、21はバーナ装置19の周囲を被うバーナケー
ス、22は室外から外気を吸引する燃焼用のファンで、
これの吐出側を二分岐して一方を通気管23を介して供
給管12に連通させ、他方を通気管24を介してバーナ
ケース21に連通させている。
25は霧化ケース9に供給管12と対向するように設け
た吹出口体、26は吹出口体25と対向するように霧化
ケース9内に設けた邪魔板、27は吹出口体25とバー
ナ装置19とを連通する導霧管、28はバーナケース2
1内からバーナ装置19のバーナプレート20上に二次
空気を噴出する噴出口、29はバーナ装置11の上方を
被う燃焼室、30はこの燃焼室29からの排気を室外に
導出するための排気口、31は室内空気を燃焼室29の
周囲を通過させて加熱し再び室内に送風するための循環
用ファン、32はファン31を駆動するモータ、33は
バーナプレート12上に生戊される炎の大きさを検知す
るための炎検知器たるフレームセンサ、34は着火装置
である。
次に以上のように構或した本実施例の作用について説明
する。
着火に先立って超音波振動子8及びファン22を作動さ
せると、霧化槽6の底部に貯えられた白灯油に超音波が
照射されて該白灯油が柱状に盛り上がるようになり、以
って霧化ケース9内に霧化燃料が生戊される。
一方、ファン22によって送られる空気は一部が通気管
24を介してバーナケース21内に送風されるが、残り
は通気管23及び供給管12を介して矢印bで示すよう
に吹出口12 aから区画部10内に送風される。
そして、吹出口12 aから吹出した空気は該区画部1
0内に貯えられた白灯油の表面に当って上方に向きを変
えるが、該空気中の塵埃はその重力によってそのまま下
方に進み白灯油の表面に付着することにより該空気中か
ら除去される。
而して、白灯油の表面に付着して除去された塵埃は区画
部10内においてその重力によって白灯油内を下方に向
けて沈下し傾斜案内部13に案内されて排出口体14の
流出口14aの近傍に堆積するようになる。
一方、区画部10において塵埃を除去された空気は柱状
に盛上った白灯油の周囲部を通過する際に霧化ケース9
内に生或された霧化燃料が混合されることとなり、霧化
燃料を含んだ空気が吹出口体24及び導霧管27を介し
てバーナ装置19内に供給される。
そして、ファン22及び超音波振動子8が作動されてか
ら所定時間経過した時に着火装置34が作動されてバー
ナプレート20から上方に送られる霧化燃料に着火され
、該霧化燃料がバーナプレート20上で燃焼される。
このようにして霧化燃料がバーナプレー} 20上で燃
焼を開始して燃焼室29が所定温度に達すると、モータ
32が自動的に作動されてファン31により室内空気を
循環するようになり、室内空気が燃焼室29によって加
熱されつつ循環されることにより室内が暖房される。
このように本実施例によれば霧化ケース9内に供給され
る空気中の塵埃は区画部10を通過する時に該区画部1
0内に貯えた白灯油に付着することによって除去され、
順次該白灯油中に沈下するから、従来構造の網目状のフ
ィルタのように捕獲した塵埃によって目詰りを起して通
風量が変化するようなことは全く起らず、従って常に一
定の送風量が維持されるためバーナ装置19における燃
焼状態も常に良好に保たれる。
また上記実施例では、区画部10の下方に排出口体14
に連通ずる傾斜案内部13を設けているから、区画部1
0内において白灯油中に沈下した塵埃は流出口14 a
の近傍に堆積して霧化槽6の他の部分に移動することが
確実に防止され、しかも弁体16を開放して少量の白灯
油を排出口体14から排出させることによって、堆積し
た塵埃を容易に排除できる。
本考案は以上の説明から明らかなよに、霧化槽内に供給
される空気中の塵埃を確実に捕獲できて超音波振動子の
寿命を著しく向上できるとともに捕獲した塵埃によって
前記霧化槽内に供給される空気の流量が変化することも
ない超音波霧化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を強制吸排気式石油ストーブに適用した一
実施例を示すものであり、第1図は概略的縦断面図、第
2図は要部の拡大縦断面図である。 図面中、6は霧化槽、8は超音波振動子、9は霧化ケー
ス(霧化槽)、10は区画部、12は供給管、13は傾
斜案内部、15は弁装置(液排出装置)、19はバーナ
装置、22はファンである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.液体を貯留するとともに底部に該液体に超音波を照
    射して霧を生戒するための超音波振動子を備えた霧化槽
    と、この霧化槽内の一部に前記液体が流入し得るように
    設けられた区画部と、前記霧を前記霧化槽外に送風する
    ための空気を前記区画部の液面上に吹き当てるようにし
    て前記霧化槽内に供給する供給管とを具備してなる超音
    波霧化装置。
  2. 2.区画部と対称する霧化槽の底板部に液排出装置に連
    通ずる傾斜案内部を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の超音波霧化装置。
JP12283379U 1979-09-05 1979-09-05 超音波霧化装置 Expired JPS599723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12283379U JPS599723Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 超音波霧化装置

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JP12283379U JPS599723Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 超音波霧化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642366U JPS5642366U (ja) 1981-04-18
JPS599723Y2 true JPS599723Y2 (ja) 1984-03-27

Family

ID=29354861

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JP12283379U Expired JPS599723Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 超音波霧化装置

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