JPS5996994A - 発泡型ホツトメルトによる本の背貼り加工方法 - Google Patents

発泡型ホツトメルトによる本の背貼り加工方法

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JPS5996994A
JPS5996994A JP20742082A JP20742082A JPS5996994A JP S5996994 A JPS5996994 A JP S5996994A JP 20742082 A JP20742082 A JP 20742082A JP 20742082 A JP20742082 A JP 20742082A JP S5996994 A JPS5996994 A JP S5996994A
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JP
Japan
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hot melt
book
cover
foamed
spine
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Application number
JP20742082A
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English (en)
Inventor
三吉 大井
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Nordson KK
Original Assignee
Nordson KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発泡型ホットメルトにより本の中身の背部に対
し表紙を貼り付ける製本方法に関する。
従来、本の中身の背部に対する表紙の貼付は用接着剤と
してはホットメルトが多く使用されて来た。これらの貼
付は作業に当っては、上記背部にホットメルトを塗布し
、しかる後、核部に表紙を貼付していたものである。そ
れら装置の一例の側面図を第1図に示す。ホットメルト
溶融タンク11内には、ペレット状ホットメルトHMo
が投入され、該タンク底部に設けられたヒータ・12に
よって加熱溶融される。その溶融されたホ・ノドメルト
HMoの液面近辺には転写ロール4の下部が浸漬され、
該溶融ホットメルトの一部は上記転写ロールの表面に付
着し、そして回転上昇(uM.;)シて、その最上位置
において上記転写ロール面上に付着している溶融ホット
メルl−HMo”と、別途水平方向゛ゝA″に移動して
来る本の中身Bの背部Bbに近接せしめて、上記溶融ホ
ットメルトを上記背部上に転写(HM)せしめるもので
ある。
また本の中身Bはチャック板1,2によって一冊毎チャ
ノクされ、また該チャック板はチェノ(図面不承)によ
ってエンドレスに、かつ連続的に移動するため、上記本
の中身Bの背部Bb(l−i連続的に転写ロール4と近
接、溶融ホットメルトが付着(HM)される。その直後
ドクターロール6によって必要なる厚さに調整され、上
記溶融ホットメルトが適切量塗布された後、上記移動し
ているチャック板の下方からはフラットコンヘアベルト
16が走行して来、上記チャックされている本の背部面
と合流し、同一方向同一速度にて走行する。上記フラ・
ノドベルトコンベア上には予め然るべき位置に表紙C′
が載せられて居り、上記の合流位置においては、該表紙
cuフラットベルトコンベア16下方にある加圧板15
によって上記本B″の背部が加圧(Pl)され、ホソト
メル) HM”を介して接着される。以上が従来の本の
中身の背部に対するホットメルトによる表紙の接着法で
あった0しかるに、最近、上記製本工程における表紙貼
付用接着剤としてのホソ;・メルトの代わりに発泡型ホ
ットメルトが注目されて来た。
元来、発泡型ホットメルトとは、無加硫のコム系、飽和
ポリエステル系、ポリアミ1−系、ポリオレフィン系及
びポリオレフィン系の共重合体又はそれらの変成体であ
って、これら熱溶融性接着剤の中に、空気若しくはN2
.CO□等の気体を無数の独立気泡として混入せしめた
もので、必然的にそれらの体積は15倍ないし5倍位ま
でに膨張されたものである。なお、これらの特性として
は、本来の粘着性を維持することは勿論、比重の減少化
に伴う原料接着剤としての削減、アプリケーク内の高圧
下における見掛は粘度の低下、吐布後における流動性(
チクソトロフノク性)の減少、圧着による接着層の薄層
化とその接着面積の拡大化、それに伴うセソ1へタイム
の短縮化、多孔質面や粗大面に対する接着性の向上、更
に表面の急冷却に因る低温アプリケ−/コンの拡大、弾
性のアップ、シール性の向上、その作業上におけるオー
プンタイムの延長、総括的コストの低減等、接着加工上
、多くの利点を有しているものである。
発泡型ホットメルトは以上の如き特性を保有しているこ
とにより、製本工程における本の中身の背部に対する接
着剤として、これを使用したる際、種々の効果を発揮す
ることが、実験の結果間らかになって来たのである。即
ち、発泡型ポットメルトは各紙葉間の微少なる間隙内に
滲透して行き、かつ接着層は薄層化し、かつ吐布後の流
動性が少いため、吐出中断時におけるいわゆる糸引き現
象の発生が少く、更にオープンタイムが長くなって、逆
にセットタイムが短くなるなど、作業工程上は勿論、製
本された後の本自体においても弾力性を保有しているた
めに、本の取扱う上においても多くの利点を有すること
が分ったのである。これらの効果を更に具体的に列挙す
ると次の如くなる。
(1)従来のホットメルトにより製本されたものは、該
ホットメルトが固化して板状となり、本を開いた場合、
その各紙葉のノ1一部が平らに開き難くなる。たゾし、
発泡型ホットメルトを使用した場合には、ノド部は、本
の中身の背部、即ち接着剤が弾力性を有するため、平ら
に開き易くなるのである。
(2)上記(1)項において、ホットメルトによって固
くなったノド部を無理に手で押して平らにすると、前記
本の中身の背部の板状に固化したホットメルトが、開か
れた紙葉のとじ部に沿って綱状に割れることがある。た
ソし、発泡型ホットメルトによるものは、弾力性のある
ため割れず、そして本を閉じれば、捷だ元に戻る。
(ろ)上記(1)項及び(2)項におけるが如く、発泡
型ホットメルトによるものは、各紙葉の71・部が平ら
に開けるので、その分印刷スペースを拡げることが出来
る。
(4)逆目(横目)に紙の目を取って従来のホットメル
トにて製本されたものは、その本を開いた場合、前記本
の中身の背部が固くなっているだめ、ノド゛部に横シワ
が発生するが、発泡型ホントメルトによるものは、その
弾力性のため、各紙葉になじんで横シワの発生は生じな
い。
(5)接着剤の使用量は、発泡型ホットメルトは従来の
ホットメルトの約V2〜14にて済み、コスト低減及び
省エネルギに太いに寄与する。
(6)発泡型ホン1メルト使用の場合、作業上従来のホ
ットメルトに比し、オープンタイムは50%前後長くな
るが、その反面圧着時などのセットタイムは逆に短くな
るので生産速度のアンプに貢献することになる。
以上が、製本作業において接着剤として発泡型ホットメ
ルトを使用した際に得られる新しい効果であり、これが
製本における発泡型ホットメルトメル使用が注目されて
来た所以なのである。
上述のように多くのメリットを有する発泡型ホットメル
トを本の中身の背部に塗布するためには、従来のホット
のホットメルト用転写ロール装置をそのまX使用するこ
とは出来ない。理由は発泡型ホットメルト内の微細な気
泡が機械的及び時間的に破壊されて終うからである。
本発明の目的は、製本作業において、表紙の背部の裏面
への発泡型ホットメルト吐布による本の中身の背部に対
する表紙の貼p付は加工方法を提供するにある。
本発明の方法によれば、従来の表紙の背貼り装置におけ
る表紙の送り込み工程において、該表紙の背部の裏面上
に発泡型ホットメルトを吐布するたけで良く、即ち既設
の上記送り込み用フラットベルトコンベア上方部に発泡
型ホントメルト用吐出器を取付けるだけで良く、極めて
容易に実施することが出来る。その概要側面図を第2図
に示す。表紙のテークオフ装置ろ2から、一枚うつ表紙
が引き出され、送り込み用フラットベルトコンベア66
上に載って移動する表紙C1に対し、電気式検出器28
が感知し、それを増幅器31を介して電磁弁26を作動
し、それに直結されている空気式操作弁25を操作し、
更にそれに直結されている吐出器24内の開閉弁を開い
て発泡型ホットメルトを表紙C1上に吐布(FM)する
。このようにして発泡型ホットメルトの条状に吐布(F
M’)された表紙C′。
は゛ゝB″方向に移動して行く。また、別のラインにて
チャック板21.22にてチャックされた本の中身B、
が、その背部B、bを下方に向けて走行して来る。そし
て上述の背部B、b’と発泡型ホットメルトの吐布され
た表紙C1とは次第に互いに接近し、ついにそれらは合
流し、下方よりの圧力P2も加えられて、それらは互い
に圧着される。以上の作業状態を更に断面図を以って示
すと、第6図以降の如くなる。先づ第3図(第2図E−
E断面)においては発泡型ホットメルトがノズル26よ
り吐出し、表紙C1上に吐布される(FM)。発泡型ホ
ットメルトの条状に吐布(FM’)された表紙C、Tは
、該吐布部FM′の真上方の、本の中身B 、+の背部
B、bに次第に接近して行く(第4図5第2図における
F−F断面)。これらは互いに合流して、上記本の中身
B:′の背部B 、 b”は上記表紙01″上の発泡型
ホットメルト条帯FM”と接触し、同時に下方より加え
られた圧力P2によって圧着される(第5図、第2図に
おけるG−G断−面)0その際、上記発泡型ホットメル
ト条帯の断面は上記背部の両側にはみ出す。前記第2図
の側面図はそれまでを示している。それ以降の工程は従
来の方法と同じであるが、発泡ホットメルトの挙動が若
干異るので、そえらを再び断面を以って、引き続いて示
す。即ち第6図に示すように、−v〃字型のガイドプレ
ート41によって、表紙C−′は11v11字型に、本
の中身の背部の両側稜線部より曲げられる。続いて該背
部の両側即ちノ1一部B、bsld、両側より加圧円盤
43A、43Bによって挟圧され、発泡型ホットメルト
は゛Vr字型(FM″′)トなって本の中身の背部を両
側より包むようにして表紙C1が接着される。このよう
にして表紙の貼付けられた本は製本完了し、チャック板
21.22の開放によって下方機外に落下放出される(
第8図)。
上述の如く本方法においては発泡型ホットメルトは従来
のホットメルトよりも容量的によシ多く吐布されるが、
これはホントメルトよりも発泡により体積が数倍膨張し
ているため、重量的には従来のホットメルトの数分の−
で足るのである。
また中身の厚さが2龍ないし15mmであれば吐布部は
一条でも良いが、それが15龍ないしろ07nrLの場
合には複数条にするか、若しくは一ケの上記本の中身の
背部の幅に相応した幅を有する−ヶのスロントノズルを
使用すれば良い。
以上の如く、本発明による発泡型ホットメルトの吐布に
よる本の中身の背部に対する表紙の背貼り方法によれば
、比較的容量の多い発泡型ホットメルトを吐布すること
が可能であり、それによって表紙の貼り付は強度をより
犬とし、捷だ既設の表紙貼り付は装置をそのix利用す
ることが出来るので新設の要はなく、更に発泡型ホット
メルト使用によるコストダウン捷だそれにより製本され
た本のノド部の開度を大きくかつ容易に開くことが出来
るなど、種々の面における多くのメリソ1へが得られる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の背貼り装置の側面図  第2図は本発明
による方法及び装置の側面図(以降すべて本発明による
ものにつきその称呼は省略する)  第6図は第2図に
おけるE−E断面図  第4図は第2図における!、−
F断面図第5図は第2図におけるG−G断面図  第6
図は表紙が゛■″字型に曲げられた断面図  第7図は
背部を両側より挟圧した断面図  第8図は表紙貼付後
の機外放出の状況説明図主要な符号の説明 1.2.21.22・・・チャック板  4・・転写ロ
ール  6・・・トククーワール  7・・・ドクター
ナイフ   13.33・・・フラソトヘル1−コンベ
ア15.35・・・加圧板  26・・・ノズル  2
4・・・吐出器  25・・・空気式操作弁  26・
・・電磁弁  28・・・電気式検出器  60・・発
泡型ホットメルトアプリケータ  62・・・テークア
ツプ装置  41・・ゝゝV″字型カイ、ドブレート4
3A、43B・・・挟圧円盤  11A″・・チャック
板及びフラット・\ルトコンヘアの移動進行方向B 、
 B ’、 B”、 B”’・・・;B、、B、’、B
、、B、・・・本の中身Bb ; B、b 、 B、b
’・・・本の中身の背部  C8゜c 、 c′、 c
′、、、、 ; c、 、 c; 、 c、″、c−,
,,表紙  FM。 FM′、FM″、FM″′、−・発泡型ホットメルトH
Mo、HM二、HM、;;  HM 、HM’、HM″
、I(M”′、 ・・・ホットメルト 特許出願人  ノードソン株式会社 手続補正書(方式) 1.事件の表示  昭和57年特許願第207420号
2、発明の名称  発泡型ホントメル1−による本の背
貼り加工方法 ろ、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 〒140東京部品川区南犬井4−10−74、補
正の対象 (1)「明  細  書」 (2)「図     面」 5、補正の内容 別紙の通り。明細書、図面の浄書内容に変更なし。 −ル拓−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 製本作業において、表紙C1の背部の裏面上に、先づ発
    泡型ホットメルトを条状に吐布しくFM)、該発泡型ホ
    ットメルトFMを接着媒体として本の中身B1の背部B
    、bに対し、上記表紙C1を貼り付けることを特徴とす
    る発泡型ホットメルトによる本の背貼り加工方法。
JP20742082A 1982-11-26 1982-11-26 発泡型ホツトメルトによる本の背貼り加工方法 Pending JPS5996994A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535333A (en) * 1976-07-03 1978-01-18 Nippon Denso Co Ltd Air/fuel ratio feedback control system
JPS5317645A (en) * 1976-08-02 1978-02-17 Nordson Corp Foaming agent of hott melt thermal plastic adhesive

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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