JPS599684Y2 - 油水分離装置 - Google Patents
油水分離装置Info
- Publication number
- JPS599684Y2 JPS599684Y2 JP13217179U JP13217179U JPS599684Y2 JP S599684 Y2 JPS599684 Y2 JP S599684Y2 JP 13217179 U JP13217179 U JP 13217179U JP 13217179 U JP13217179 U JP 13217179U JP S599684 Y2 JPS599684 Y2 JP S599684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- treated water
- chamber
- perforated plate
- adsorbent
- Prior art date
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- Expired
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油吸着材を用いた油水分離装置に関するもので
ある。
ある。
第１図に従来一般に使用される油木分離装置を示す。
第１図においてａは油木分離装置本体、ｂは装置本体ａ
の上蓋部に設けられた油水供給口、Ｃは装置本体ａの下
蓋部に設けられた処理水排出口、ｄは装置本体ａ内の下
部に断面全域に亙って設けられた多孔板支持床、ｅは支
持床ｄの上部に配置された吸着材層、ｆは装置本体、ａ
を支える据付脚である。
の上蓋部に設けられた油水供給口、Ｃは装置本体ａの下
蓋部に設けられた処理水排出口、ｄは装置本体ａ内の下
部に断面全域に亙って設けられた多孔板支持床、ｅは支
持床ｄの上部に配置された吸着材層、ｆは装置本体、ａ
を支える据付脚である。
このような油木分離装置において、油水供給口ｂより油
水分離本体ａに流入した油木は矢印Ａで示すように吸着
材層ｅを通過し、ここで油を吸着分離し処理水排出口Ｃ
からは清浄な処理水が装置外部へ流出する。
水分離本体ａに流入した油木は矢印Ａで示すように吸着
材層ｅを通過し、ここで油を吸着分離し処理水排出口Ｃ
からは清浄な処理水が装置外部へ流出する。
吸着材は一般に飽和装着量が決まっており、従ってある
一定の油量しか吸着できない。
一定の油量しか吸着できない。
このため、吸着材層ｅは長期にわたる使用により、必ず
油で飽和となり、飽和になれば吸着不可能な油分は処理
水に混入し、処理水排出口Ｃより出る。
油で飽和となり、飽和になれば吸着不可能な油分は処理
水に混入し、処理水排出口Ｃより出る。
したがって、第１図に示すような一般的な油木分離装置
にあっては吸着材が飽和したら、吸着材を交換しなけれ
ばならない。
にあっては吸着材が飽和したら、吸着材を交換しなけれ
ばならない。
吸着材の交換作業は吸着材自体が油まみれでかなり困難
な作業で、かつ吸着材の価格も決して安価とはいえない
ため、ランニングコストの増大をもたらすという欠点を
有していた。
な作業で、かつ吸着材の価格も決して安価とはいえない
ため、ランニングコストの増大をもたらすという欠点を
有していた。
本考案は、上部および下部に油水供給口および処理水排
出口を有する油木分離装置において、上記装置内を傾斜
多孔板支持床とほぼ垂直な仕切板とで吸着室と処理水室
とに水密に区分し、上記傾斜多孔板支持床上に吸着材層
を設け、上記処理水室の上部にあってかつ上記処理水室
と連通ずる油回収室に面する上記装置の側壁上部に回収
油排出口を設けたことを特徴としその目的とする処は、
上記従来の欠点を解消し、油水分離処理において、油木
分離装置内に収納する吸着材の交換頻度を従来の装置に
比べて飛躍的に少なくする油木分離装置を提供するもの
である。
出口を有する油木分離装置において、上記装置内を傾斜
多孔板支持床とほぼ垂直な仕切板とで吸着室と処理水室
とに水密に区分し、上記傾斜多孔板支持床上に吸着材層
を設け、上記処理水室の上部にあってかつ上記処理水室
と連通ずる油回収室に面する上記装置の側壁上部に回収
油排出口を設けたことを特徴としその目的とする処は、
上記従来の欠点を解消し、油水分離処理において、油木
分離装置内に収納する吸着材の交換頻度を従来の装置に
比べて飛躍的に少なくする油木分離装置を提供するもの
である。
以下本考案の好ましい実施例として第２図乃至第４図に
示す実施例について説明する。
示す実施例について説明する。
この実施例においては、上部および下部に油水供給口１
および処理水排出口２を有する横置円筒型の油木分離装
置３において、上記装置３内を傾斜多孔板支持床４とほ
ぼ垂直な仕切板５とで吸着室６と処理水室７とに水密に
区分し、上記傾斜多孔板支持床４上に吸着材層８を設け
、上記処理水室７の上部にあってかつ上記処理水室７と
連通ずる油回収室９に面する上記装置の側壁上部に回収
油排出口１０を設けてある。
および処理水排出口２を有する横置円筒型の油木分離装
置３において、上記装置３内を傾斜多孔板支持床４とほ
ぼ垂直な仕切板５とで吸着室６と処理水室７とに水密に
区分し、上記傾斜多孔板支持床４上に吸着材層８を設け
、上記処理水室７の上部にあってかつ上記処理水室７と
連通ずる油回収室９に面する上記装置の側壁上部に回収
油排出口１０を設けてある。
なお、上記油水供給口１に対面して流入油木整流板１１
が設けてあり、上記多孔板支持床４の下方には若干の傾
斜を持つ処理水整流板１２が設けられている。
が設けてあり、上記多孔板支持床４の下方には若干の傾
斜を持つ処理水整流板１２が設けられている。
１３は上記油水分離装置３を支える据付脚である。
このように構或された本実施例において、第４図に示す
よすに、油水供給口１から矢印イに示すように流入する
。
よすに、油水供給口１から矢印イに示すように流入する
。
流入した油水は矢印口で示すように吸着材層８を通過し
油を吸着分離した後、処理水として多孔板支持床４の孔
を流過して矢印ハに示すように処理水排出口２から装置
１外へ流れ出る。
油を吸着分離した後、処理水として多孔板支持床４の孔
を流過して矢印ハに示すように処理水排出口２から装置
１外へ流れ出る。
原水の吸着処理が進み、吸着材層８の吸着材が完全に飽
和状態になると、多孔板支持床４の下部二に示すように
粗粒化された油滴が出て来る。
和状態になると、多孔板支持床４の下部二に示すように
粗粒化された油滴が出て来る。
この油滴は、多孔板支持床４が傾斜しているため油と水
との比重差によって支持床４下面に沿って矢印ホのよう
に斜め上に向かって移動する。
との比重差によって支持床４下面に沿って矢印ホのよう
に斜め上に向かって移動する。
この油滴二は回収油室９に溜り、回収油排出口１０から
装置３外へ排出する。
装置３外へ排出する。
また、第５図および第６図は本考案に係る他の実施例で
竪型円筒弐油水分離装置３ａを示すものである。
竪型円筒弐油水分離装置３ａを示すものである。
なお、第５図および゛第６図の図面符号で第２図ないし
第４図と共通する符号は同一の名称を有する。
第４図と共通する符号は同一の名称を有する。
以上の結果から明らかなように、本考案によれば吸着材
は一般に油滴の粗粒化効果をも有することが多いため、
吸着材層が完全に油で飽和して吸着能力を失った後でも
その粗粒化効果および流下して来た油滴を傾斜多孔板支
持床の斜面にそって分離させるために同一吸着材で油木
の分離が長時間持続される。
は一般に油滴の粗粒化効果をも有することが多いため、
吸着材層が完全に油で飽和して吸着能力を失った後でも
その粗粒化効果および流下して来た油滴を傾斜多孔板支
持床の斜面にそって分離させるために同一吸着材で油木
の分離が長時間持続される。
したがって、油木分離装置内に収納する吸着材の交換頻
度は従来の装置に比べて飛躍的に少なくなり、ランニン
グコストの低減化などの利点を有する。
度は従来の装置に比べて飛躍的に少なくなり、ランニン
グコストの低減化などの利点を有する。
第１図は従来の油水分離装置の側断面図、第２図は本考
案に係る油水分離装置の一実施例の側断面図、第３図は
そのＩＩＩ−ＩＩＩ矢視断面図、第４図は第２図および
第３図に示す油木分離装置における作用説明図、第５図
は本考案に係る油水分離設置の他の実施例、第６図はそ
のＶＩ − ＶＩ矢視断面図である。 １・・・・・・油水供給口、２・・・・・・処理水排出
口、３，３ａ・・・・・・油水分離装置、４・・・・・
・傾斜多孔板支持床、５・・・・・・仕切板、６・・・
・・・吸着室、７・・・・・・処理水室、８・・・・・
・吸着材層、９・・・・・・油回収室、１０・・・・・
・回収油排出口。
案に係る油水分離装置の一実施例の側断面図、第３図は
そのＩＩＩ−ＩＩＩ矢視断面図、第４図は第２図および
第３図に示す油木分離装置における作用説明図、第５図
は本考案に係る油水分離設置の他の実施例、第６図はそ
のＶＩ − ＶＩ矢視断面図である。 １・・・・・・油水供給口、２・・・・・・処理水排出
口、３，３ａ・・・・・・油水分離装置、４・・・・・
・傾斜多孔板支持床、５・・・・・・仕切板、６・・・
・・・吸着室、７・・・・・・処理水室、８・・・・・
・吸着材層、９・・・・・・油回収室、１０・・・・・
・回収油排出口。
Claims (1)
- 上部および下部に油水供給口および処理水排出口を有す
る油水分離装置において、上記装置内を傾斜多孔板支持
床とほぼ垂直な仕切板とで吸着室と処理水室とに水密に
区分し、上記傾斜多孔板支持床上に吸着材層を設け、上
記処理水室の上部にあってかつ上記処理水室と連通ずる
油回収室に面する上記装置の側壁上部に回収油排出口を
設けたことを特徴とする油木分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13217179U JPS599684Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 油水分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13217179U JPS599684Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 油水分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5652005U JPS5652005U (ja) | 1981-05-08 |
| JPS599684Y2 true JPS599684Y2 (ja) | 1984-03-27 |
Family
ID=29363799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13217179U Expired JPS599684Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 油水分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599684Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP13217179U patent/JPS599684Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5652005U (ja) | 1981-05-08 |
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