JPS5994377A - 空気電極の製造方法 - Google Patents
空気電極の製造方法Info
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- JPS5994377A JPS5994377A JP57203601A JP20360182A JPS5994377A JP S5994377 A JPS5994377 A JP S5994377A JP 57203601 A JP57203601 A JP 57203601A JP 20360182 A JP20360182 A JP 20360182A JP S5994377 A JPS5994377 A JP S5994377A
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- metal oxide
- sputtering
- vapor deposition
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、水素/酸素燃料電池、金属/空気電池、酸素
センサ用の空気電極の製造方法に関し、更に詳しくは、
薄くても長時間に亘9重負荷放電が可能で、保存性能に
も優れた空気電極の製造方法に関する。
センサ用の空気電極の製造方法に関し、更に詳しくは、
薄くても長時間に亘9重負荷放電が可能で、保存性能に
も優れた空気電極の製造方法に関する。
従来から、各種の燃料電池、空気/亜鉛電池をはじめと
する空気金属電池やガルバニ型の酸素センサなどの空気
電極には、ガス拡散電極が用いられてきている。このガ
ス拡散電極としては初期には均一孔径分布を有する浮型
の多孔質電極が用いられてきたが、最近では、酸素ガス
に対する電気化学的還元能(酸素をイオン化する)を有
しかつ集電体機能も併有する多孔質の電極本体と、該電
極本体のガス側表面に一体的に添着される薄膜状の撥水
性層とから成る2層構造の電極が多用されている。
する空気金属電池やガルバニ型の酸素センサなどの空気
電極には、ガス拡散電極が用いられてきている。このガ
ス拡散電極としては初期には均一孔径分布を有する浮型
の多孔質電極が用いられてきたが、最近では、酸素ガス
に対する電気化学的還元能(酸素をイオン化する)を有
しかつ集電体機能も併有する多孔質の電極本体と、該電
極本体のガス側表面に一体的に添着される薄膜状の撥水
性層とから成る2層構造の電極が多用されている。
この場合、電極本体は主として、酸素ガス還元過電圧の
低いニッケルタングステン酸;パラジウム・コバルトで
被覆された炭化タングステノ;ニッケル;銀;白金;パ
ラジウムなどを活性炭粉末のような導電性粉末に担持せ
しめて成る粉末にポリテトラフロロエチレンのようガ結
着剤を添加した後、これを金属多孔質体、カーボン多孔
質体、カーボン繊維の不織布などと一体化したものが用
いられている。
低いニッケルタングステン酸;パラジウム・コバルトで
被覆された炭化タングステノ;ニッケル;銀;白金;パ
ラジウムなどを活性炭粉末のような導電性粉末に担持せ
しめて成る粉末にポリテトラフロロエチレンのようガ結
着剤を添加した後、これを金属多孔質体、カーボン多孔
質体、カーボン繊維の不織布などと一体化したものが用
いられている。
また、電極本体のガス側表面に添着される撥水性層とし
ては主にポリテトラフロロエチレン、テトラフロロエチ
レン−ヘキサフロロプロピレン共重合体、エチレン−テ
トラ70口エチレン共重合体などのフッ素樹脂、又はポ
リプロピレンなどの樹脂から構成される薄膜であって、
例えば、粒径0.2〜40μmのこれら樹脂粉末の焼結
体:これら樹脂の繊維を加熱処理して不織布化した紙状
のもの;同じく繊維布状のもの;これら樹脂の粉末の一
部をフッ化黒鉛で置きかえたもの;これらの微粉末を増
孔剤、潤滑油などと共にロール加圧してから加熱処理し
たフィルム状のもの、もしくはロール加圧後加熱処理を
しないフィルム状のもの;などの微細孔を分布する多孔
性の薄膜である。
ては主にポリテトラフロロエチレン、テトラフロロエチ
レン−ヘキサフロロプロピレン共重合体、エチレン−テ
トラ70口エチレン共重合体などのフッ素樹脂、又はポ
リプロピレンなどの樹脂から構成される薄膜であって、
例えば、粒径0.2〜40μmのこれら樹脂粉末の焼結
体:これら樹脂の繊維を加熱処理して不織布化した紙状
のもの;同じく繊維布状のもの;これら樹脂の粉末の一
部をフッ化黒鉛で置きかえたもの;これらの微粉末を増
孔剤、潤滑油などと共にロール加圧してから加熱処理し
たフィルム状のもの、もしくはロール加圧後加熱処理を
しないフィルム状のもの;などの微細孔を分布する多孔
性の薄膜である。
しかしながら、上記した従来構造の空気電極において、
電極本体のガス側表面に添着されている撥水性層は、電
解液に対しては不透過性であるが、空気又は空気中の水
蒸気に対しては不透過性ではない。
電極本体のガス側表面に添着されている撥水性層は、電
解液に対しては不透過性であるが、空気又は空気中の水
蒸気に対しては不透過性ではない。
そのため、例えば空気中の水蒸気が撥水性層を通過して
電極本体に侵入しその結果電解液を稀釈したシ、または
逆に電解液中の水が水蒸気として撥水性層から放散し7
てしまい電解液を濃縮することがある。この結果、電解
液の濃度が変動してしまい安定した放電を長時間に亘シ
維持することができなくなるという事態が生ずる。
電極本体に侵入しその結果電解液を稀釈したシ、または
逆に電解液中の水が水蒸気として撥水性層から放散し7
てしまい電解液を濃縮することがある。この結果、電解
液の濃度が変動してしまい安定した放電を長時間に亘シ
維持することができなくなるという事態が生ずる。
空気中の炭酸ガスが撥水性層を通過して電極本体内に侵
入して活性層に吸着した場合、その部位の酸素ガスに対
する電気化学的還元能が低下して重負荷放電が阻害され
る。まだ、電解液がアルカリ電解液の場合には、電解液
の変質、濃度の低下又は陰極が亜鉛のときには該亜鉛陰
極の不働態化などの現象を引き起こす。更には、活性層
(電極本体の多孔質部分)で、炭酸塩を生成して孔′:
を閉塞し、電気化学的還元が行なわれる領域を減少させ
るので重負荷放電が阻害される。
入して活性層に吸着した場合、その部位の酸素ガスに対
する電気化学的還元能が低下して重負荷放電が阻害され
る。まだ、電解液がアルカリ電解液の場合には、電解液
の変質、濃度の低下又は陰極が亜鉛のときには該亜鉛陰
極の不働態化などの現象を引き起こす。更には、活性層
(電極本体の多孔質部分)で、炭酸塩を生成して孔′:
を閉塞し、電気化学的還元が行なわれる領域を減少させ
るので重負荷放電が阻害される。
このようなことは、製造した電池を長期間保存しておく
場合又は、長期間使用する場合、電池の性能が設計規準
から低下するという事態を招く。
場合又は、長期間使用する場合、電池の性能が設計規準
から低下するという事態を招く。
このため、空気電極の撥水性層のガス側(空気側)に更
に塩化カルシウムのような水分吸収剤又はアルカリ土類
金属の水酸化物のような炭酸ガス吸収剤の層を設けた構
造の電池が提案されている。
に塩化カルシウムのような水分吸収剤又はアルカリ土類
金属の水酸化物のような炭酸ガス吸収剤の層を設けた構
造の電池が提案されている。
これは、上記したような不都合な事態をある程度防止す
ることはできるが、ある時間経過後、これら吸収剤が飽
和状態に達しその吸収能力を喪失すれば、その効果も消
滅するのでなんら本質的な解決策ではあシ得ない。
ることはできるが、ある時間経過後、これら吸収剤が飽
和状態に達しその吸収能力を喪失すれば、その効果も消
滅するのでなんら本質的な解決策ではあシ得ない。
本発明は、従来構造の以上のような欠点を解消し、空気
中の水蒸気又は炭酸ガスが電極本体内に侵入せず、した
がって長期に亘る重負荷放電が可能で保存性能にも優れ
た薄い空気電極の製造方法の提供を目的とする。
中の水蒸気又は炭酸ガスが電極本体内に侵入せず、した
がって長期に亘る重負荷放電が可能で保存性能にも優れ
た薄い空気電極の製造方法の提供を目的とする。
本発明の空気電極は、まずその一つは酸素ガスに対する
電気化学的還元能を有し、かつ、集電体機能も併有する
多孔質の電極本体と;該電極本体のガス側表面に直接又
は多孔性膜を介して一体的に添着されたルチル型結晶構
造の金属酸化物の薄膜とから成ることを特徴とする構造
であや、その1造方法は、酸素ガスに対する電気化学的
還元能1;有0.72つ、集、オ、。、−ヶあよ、多□
5.2□極本体のガス側表面に、蒸着法又はスノくツタ
リング法で、ルチル型結晶構造の金属酸化物をスノ(ツ
タリング源又は蒸着源として、又反応槽ガスを酸素を1
0%以下含有する又は含有しない不活性ガスとして薄膜
を形成するものでうり、また、他の態様としては、孔径
0.1μm以下の微細孔を有する多孔性膜の一方の面に
、蒸着法又はスノくツタリング法で、ルチル型結晶構造
の金属酸化物を前述と同様な方法で被着せしめて該金属
酸化物の薄層を形成し、ついで、該多孔性膜の他方の面
を、酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、かり、
集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表面に
圧着して一体化することを特徴とするものである。
電気化学的還元能を有し、かつ、集電体機能も併有する
多孔質の電極本体と;該電極本体のガス側表面に直接又
は多孔性膜を介して一体的に添着されたルチル型結晶構
造の金属酸化物の薄膜とから成ることを特徴とする構造
であや、その1造方法は、酸素ガスに対する電気化学的
還元能1;有0.72つ、集、オ、。、−ヶあよ、多□
5.2□極本体のガス側表面に、蒸着法又はスノくツタ
リング法で、ルチル型結晶構造の金属酸化物をスノ(ツ
タリング源又は蒸着源として、又反応槽ガスを酸素を1
0%以下含有する又は含有しない不活性ガスとして薄膜
を形成するものでうり、また、他の態様としては、孔径
0.1μm以下の微細孔を有する多孔性膜の一方の面に
、蒸着法又はスノくツタリング法で、ルチル型結晶構造
の金属酸化物を前述と同様な方法で被着せしめて該金属
酸化物の薄層を形成し、ついで、該多孔性膜の他方の面
を、酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、かり、
集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表面に
圧着して一体化することを特徴とするものである。
二つ目は、酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、
かつ、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側
表面に、直接又は多孔性膜を介して、撥水性層及びルチ
ル型結晶構造の金属酸化物の薄層をこの順序で一体的に
積層した構造である−ことを特徴とし、その製造方法の
第1は、酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、か
つ、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表
面に、蒸着法又はスパッタリング法で撥水性層を形成し
、更に、該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタリング法
でルチル型結晶構造の金属酸化物をスパッタリング源又
は蒸着源として、又拡反応槽ガスを酸素を10チ以下含
有する又は含有しない不活性ガスとじて被着せしめて該
金属酸化物の薄層を形成することを特徴とし、第2は、
孔径0.1μm以下の微細孔を有する多孔性膜の一方の
面に蒸着法又はスパッタリング法で撥水性層を形成し、
更に該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタリング法でル
チル型結晶構造の金属酸化物の薄層を前述と同様な方法
で形成し、ついで、該多孔性膜の他方の面を、酸素ガス
に対する′電気化学的還元能を有し、かつ、集電体機能
も併有する多孔質の電極本体のガス側表面に圧着するこ
とを特徴とするものである。
かつ、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側
表面に、直接又は多孔性膜を介して、撥水性層及びルチ
ル型結晶構造の金属酸化物の薄層をこの順序で一体的に
積層した構造である−ことを特徴とし、その製造方法の
第1は、酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、か
つ、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表
面に、蒸着法又はスパッタリング法で撥水性層を形成し
、更に、該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタリング法
でルチル型結晶構造の金属酸化物をスパッタリング源又
は蒸着源として、又拡反応槽ガスを酸素を10チ以下含
有する又は含有しない不活性ガスとじて被着せしめて該
金属酸化物の薄層を形成することを特徴とし、第2は、
孔径0.1μm以下の微細孔を有する多孔性膜の一方の
面に蒸着法又はスパッタリング法で撥水性層を形成し、
更に該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタリング法でル
チル型結晶構造の金属酸化物の薄層を前述と同様な方法
で形成し、ついで、該多孔性膜の他方の面を、酸素ガス
に対する′電気化学的還元能を有し、かつ、集電体機能
も併有する多孔質の電極本体のガス側表面に圧着するこ
とを特徴とするものである。
まず、本発明の空気電極に用いる電極本体は。
酸素ガスを′心気化学的に還元する(酸素ガスをイオン
化する)活性能を有し、かつ、導電性の多孔質体である
。具体的には、前述したようなものの外に、銀フィルタ
ー、ラネーニッケル、銀又はニッケルの焼結体、各種の
発泡メタル、ニッケルメッキしたステンレススチール細
線の圧槁体、及びこれに金、パラジウム、銀などをメッ
キして成る金属多孔質体などをあげることができる。な
お、このとき、電極本体の細孔内で進行する電極反応に
よって生成した酸素ガスの還元生成物イオンを該細孔(
反応領域)から迅速に除去して例えば50mA/c11
1以上の重負荷放電を円滑に継続さ1せるために、該電
極本体の細孔の孔径は0.1〜10μm程度の範囲で分
布していることが好ましい。
化する)活性能を有し、かつ、導電性の多孔質体である
。具体的には、前述したようなものの外に、銀フィルタ
ー、ラネーニッケル、銀又はニッケルの焼結体、各種の
発泡メタル、ニッケルメッキしたステンレススチール細
線の圧槁体、及びこれに金、パラジウム、銀などをメッ
キして成る金属多孔質体などをあげることができる。な
お、このとき、電極本体の細孔内で進行する電極反応に
よって生成した酸素ガスの還元生成物イオンを該細孔(
反応領域)から迅速に除去して例えば50mA/c11
1以上の重負荷放電を円滑に継続さ1せるために、該電
極本体の細孔の孔径は0.1〜10μm程度の範囲で分
布していることが好ましい。
本発明の空気電極は、上記したような電極本体のガス側
衆面に、直接又は多孔性膜を介して、ルチル型結晶構造
の金属酸化物の薄層を積層した撥水性層及びルチル型結
晶構造の金属酸化物の薄層をこの順序で積層した構造で
ある。
衆面に、直接又は多孔性膜を介して、ルチル型結晶構造
の金属酸化物の薄層を積層した撥水性層及びルチル型結
晶構造の金属酸化物の薄層をこの順序で積層した構造で
ある。
本発明において、撥水性層を構成する材質としく PT
FE )、フロロエチレンプロピレン(FEP)、ポリ
フェニレンオキサイド(PPO) 、ポリフェニレンサ
ルファイド(PpS) 、ポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)及びこれらの共重合体又はこれらの
混合物をあげることができる。
FE )、フロロエチレンプロピレン(FEP)、ポリ
フェニレンオキサイド(PPO) 、ポリフェニレンサ
ルファイド(PpS) 、ポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)及びこれらの共重合体又はこれらの
混合物をあげることができる。
また、撥水性層の厚みは0.01〜1.0μmの範囲に
おることが好ましく、0.01μm未満になると形成さ
れた撥水性層内にピンホールが増加してその撥水性効果
が減少し、また層全体の機械的強度も低下するので破損
等の現象が起り易す<、1.0μmを超えると電極に供
給される酸素量が不足し得られた電極の重負荷放電が困
難となる。
おることが好ましく、0.01μm未満になると形成さ
れた撥水性層内にピンホールが増加してその撥水性効果
が減少し、また層全体の機械的強度も低下するので破損
等の現象が起り易す<、1.0μmを超えると電極に供
給される酸素量が不足し得られた電極の重負荷放電が困
難となる。
本発明に用いられるルチル型結晶構造の金属酸化物とは
、化学式AO2で示され、配位多面体は正8面体でこの
8面体の稜を共有して1次元的に並んだ集合体が組み合
わさった構造を有するものを指称し、具体的には、二酸
化スズ(SnO2)、二酸化チタン(TiO2) s二
酸化バナジウム(VO2)、二酸化モリブデン(MOO
2) 、二酸化タングステン(′wO2)a−二酸化レ
ニウム(α−Re02) s二酸化ルビジウム(RuO
z)、二酸化オスミウム(Os02 )、二酸化ロジウ
ム(Rh02)、二酸化イリジウム(Ir02)、二酸
化白金(Pt、02)のそれぞれ単独又は2釉以上を任
意に組合せた複合体をあげることができる。これらのう
ち、 5n02.TiO2はとくに有用できる。
、化学式AO2で示され、配位多面体は正8面体でこの
8面体の稜を共有して1次元的に並んだ集合体が組み合
わさった構造を有するものを指称し、具体的には、二酸
化スズ(SnO2)、二酸化チタン(TiO2) s二
酸化バナジウム(VO2)、二酸化モリブデン(MOO
2) 、二酸化タングステン(′wO2)a−二酸化レ
ニウム(α−Re02) s二酸化ルビジウム(RuO
z)、二酸化オスミウム(Os02 )、二酸化ロジウ
ム(Rh02)、二酸化イリジウム(Ir02)、二酸
化白金(Pt、02)のそれぞれ単独又は2釉以上を任
意に組合せた複合体をあげることができる。これらのう
ち、 5n02.TiO2はとくに有用できる。
これらの金属酸化物の薄層の厚みは、撥水性層の場合と
同様の理由により、o、oi〜1.0μmの範囲にある
ことが好ましい。
同様の理由により、o、oi〜1.0μmの範囲にある
ことが好ましい。
不発明においては、上記したルチル型結晶構造の金属酸
化物の薄層を単独で添着するだめに゛は、又撥水性層及
びルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を、電極本体の
ガス側表面にこの順序で積層するためには、次のような
方法が適用される。
化物の薄層を単独で添着するだめに゛は、又撥水性層及
びルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を、電極本体の
ガス側表面にこの順序で積層するためには、次のような
方法が適用される。
前者に対する第1の方法は、′電極本体のガス側表面に
、直接蒸着、法又はスパッタリング法で、ルチル型結晶
構造の金属酸化物を被着せしめて所定の厚みの薄層を形
成する方法である。
、直接蒸着、法又はスパッタリング法で、ルチル型結晶
構造の金属酸化物を被着せしめて所定の厚みの薄層を形
成する方法である。
第2の方法は、孔径0.1μm以下の微細孔を有する可
i性の多孔性膜の片面に、蒸着法文はスパックリング法
で、まず、ルチル型結晶構造の金属酸化物を被着せしめ
て該金属酸化物の薄層を形成して2層構造の複合薄膜を
形成し、ついで、この複合薄膜の他方の面、すなわち、
多孔性膜の他方の面を電極本体のガス側表面に所属の圧
力で圧着して一体化する方法である。
i性の多孔性膜の片面に、蒸着法文はスパックリング法
で、まず、ルチル型結晶構造の金属酸化物を被着せしめ
て該金属酸化物の薄層を形成して2層構造の複合薄膜を
形成し、ついで、この複合薄膜の他方の面、すなわち、
多孔性膜の他方の面を電極本体のガス側表面に所属の圧
力で圧着して一体化する方法である。
後者に対する第1の方法は、電極本体のガス側表面に、
蒸着法、スパッタリング法で、まず直接に、撥水性層を
構成し得る材質を所定の厚み被着せしめて撥水性層を形
成し、ついで、該撥水性層の上に更にルチル型結晶構造
の金属酸化物を所定の厚み被着せしめて該金属酸化物を
所定の厚み被着せしめて該金属酸化物の薄層を形成する
方法である。
蒸着法、スパッタリング法で、まず直接に、撥水性層を
構成し得る材質を所定の厚み被着せしめて撥水性層を形
成し、ついで、該撥水性層の上に更にルチル型結晶構造
の金属酸化物を所定の厚み被着せしめて該金属酸化物を
所定の厚み被着せしめて該金属酸化物の薄層を形成する
方法である。
第2の方法は、孔径0.1μm以下の微細孔を有する可
撓性の多孔性膜の片面に、蒸着法又はスバッの薄層を形
成して多孔性膜−撥水性層一金属酸化物の薄層から成る
複合薄膜とし、この複合薄膜の他方の面、すなわち、多
孔性膜の他方の面を一極本体のガス側表面に所定の圧力
で圧着17て一体化する方法である。
撓性の多孔性膜の片面に、蒸着法又はスバッの薄層を形
成して多孔性膜−撥水性層一金属酸化物の薄層から成る
複合薄膜とし、この複合薄膜の他方の面、すなわち、多
孔性膜の他方の面を一極本体のガス側表面に所定の圧力
で圧着17て一体化する方法である。
更に、それぞれの第2の方法で用いる多孔性膜は、その
孔径が0.1μm以下の微細孔を有するものであればそ
の材質は問わない。例えば、多孔性フッ素樹脂膜(商品
名、フロロポア;住友電工■製)、多孔性ポリカーボネ
ート膜(商品名、ニュクリボア;ニュクリポアコーポレ
ーシ目ン#)、多孔性セルローズエステル膜(商品名、
ミリポアメンブランフィルタ−;ミリポアコーポレーシ
゛ヨン製)、多孔性ポリプロピレン膜(商品名、セルガ
ード;セラニーズ・プラスチック製)などの可撓性の多
孔性膜をあげることができる。多孔性膜において、その
孔径が0.1羅を超えると、該多孔性膜にルチル型結晶
構造の金属酸化物薄膜、撥水性層及びルチル型結晶構造
の金属酸化物の薄膜を形成したとき、得られた複合薄膜
にピンホールが発生し易すくなって該薄膜の機能が喪失
するとともにその機械的強度も低下して破損し易すくな
る。
孔径が0.1μm以下の微細孔を有するものであればそ
の材質は問わない。例えば、多孔性フッ素樹脂膜(商品
名、フロロポア;住友電工■製)、多孔性ポリカーボネ
ート膜(商品名、ニュクリボア;ニュクリポアコーポレ
ーシ目ン#)、多孔性セルローズエステル膜(商品名、
ミリポアメンブランフィルタ−;ミリポアコーポレーシ
゛ヨン製)、多孔性ポリプロピレン膜(商品名、セルガ
ード;セラニーズ・プラスチック製)などの可撓性の多
孔性膜をあげることができる。多孔性膜において、その
孔径が0.1羅を超えると、該多孔性膜にルチル型結晶
構造の金属酸化物薄膜、撥水性層及びルチル型結晶構造
の金属酸化物の薄膜を形成したとき、得られた複合薄膜
にピンホールが発生し易すくなって該薄膜の機能が喪失
するとともにその機械的強度も低下して破損し易すくな
る。
このようにして製造された本発明の空気電極は常法にし
たがって電池に組込まれる。この場合、断続的放電を行
うときに、酸素ガスの電気化学的還元以外に′成極構成
要素自体の電気化学的還元によって瞬間的な大電流供給
を可能とするため、酸素の酸化還元平衡電位よシも0.
4V以内の範囲で卑な電位によって酸化状態を変化する
金属、酸化物又は水酸化物を少くとも含有する多孔質層
を、電極本体の電解液側に一体的に付設することが好ま
しい。この多孔質層は、軽負荷で放電中又は開路時にめ
ってはローカルセルアクションで酸素ガスによって酸化
され、もとの酸化状態に復帰する。
たがって電池に組込まれる。この場合、断続的放電を行
うときに、酸素ガスの電気化学的還元以外に′成極構成
要素自体の電気化学的還元によって瞬間的な大電流供給
を可能とするため、酸素の酸化還元平衡電位よシも0.
4V以内の範囲で卑な電位によって酸化状態を変化する
金属、酸化物又は水酸化物を少くとも含有する多孔質層
を、電極本体の電解液側に一体的に付設することが好ま
しい。この多孔質層は、軽負荷で放電中又は開路時にめ
ってはローカルセルアクションで酸素ガスによって酸化
され、もとの酸化状態に復帰する。
このような多孔質層の構成材料としては、Ag2O、M
nO2、Co2O3、PbO2、各種ペロゲスカイト型
酸化物、スピネル型酸化物などをあけることができる。
nO2、Co2O3、PbO2、各種ペロゲスカイト型
酸化物、スピネル型酸化物などをあけることができる。
一方、空気電極は板状で電池に組込まれるてけではなく
、円筒型Fに池に組込まれる場合もあるが、その場合に
は、板状の空気゛ば極を巻回して円筒とすることがある
。このようなときには、巻回作莱で空気電極を破損させ
ず機械的安定性を付与するために、ルチル型結晶構造の
金属酸化物の薄層のガス側表面には、更に、多孔性フッ
素樹脂膜、ψ孔性ポリカーボネート膜、多孔性セルロー
スエステル膜、多孔性ポリプロピレン膜などの多孔性薄
膜を一体的に添着しておくことが好ましい。
、円筒型Fに池に組込まれる場合もあるが、その場合に
は、板状の空気゛ば極を巻回して円筒とすることがある
。このようなときには、巻回作莱で空気電極を破損させ
ず機械的安定性を付与するために、ルチル型結晶構造の
金属酸化物の薄層のガス側表面には、更に、多孔性フッ
素樹脂膜、ψ孔性ポリカーボネート膜、多孔性セルロー
スエステル膜、多孔性ポリプロピレン膜などの多孔性薄
膜を一体的に添着しておくことが好ましい。
実施例1〜13
平均孔径5μm1多孔度80チのラネー二yケル板(厚
み200μm)を電極本体とした。これをスパッタ装置
にセットして、ターゲットに各柚ルチル型結晶構造の金
属酸化物を用いて、ラネーニッケル板の片面に直接上記
金属酸化物の薄層を形成した。スパッタ条件は、アルゴ
ンガス圧力2×1〇−3Torr1高周波電力ioow
であった。金属酸化物の薄膜の厚みはいずれも0.2μ
川であった。
み200μm)を電極本体とした。これをスパッタ装置
にセットして、ターゲットに各柚ルチル型結晶構造の金
属酸化物を用いて、ラネーニッケル板の片面に直接上記
金属酸化物の薄層を形成した。スパッタ条件は、アルゴ
ンガス圧力2×1〇−3Torr1高周波電力ioow
であった。金属酸化物の薄膜の厚みはいずれも0.2μ
川であった。
ついで、これらを2チ塩化パラジウム溶液中に浸漬して
隙分極し、ラネーニッケルの空孔内も含めて約0.5μ
mの厚みでパラジウムを析出させ本発明の空気d極とし
た。
隙分極し、ラネーニッケルの空孔内も含めて約0.5μ
mの厚みでパラジウムを析出させ本発明の空気d極とし
た。
実施例14〜26
平均孔径0,03μmの微細孔を均一に分布する厚み5
μmの多孔性ポリカーボネート膜(商品名:ニュクリポ
ア、ニュクリボアコーポレーション社製)をスパッタ装
置にセットし、実施例1〜13と同様な条件で鉄膜の片
面にルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を形成した。
μmの多孔性ポリカーボネート膜(商品名:ニュクリポ
ア、ニュクリボアコーポレーション社製)をスパッタ装
置にセットし、実施例1〜13と同様な条件で鉄膜の片
面にルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を形成した。
0.2μmの薄層が形成された。ついで、この多孔性膜
の他方の面を平均孔径5μm1多孔度80%のラネーニ
ッケル板(厚み200μm)の片面に圧着した。これを
2チ塩化パラジウム溶液に浸漬して陰分極し、う坏−ニ
ッケル板の空孔内も含めて約0.5μmのパラジウム全
析出させ、本発明の至気電極とした。
の他方の面を平均孔径5μm1多孔度80%のラネーニ
ッケル板(厚み200μm)の片面に圧着した。これを
2チ塩化パラジウム溶液に浸漬して陰分極し、う坏−ニ
ッケル板の空孔内も含めて約0.5μmのパラジウム全
析出させ、本発明の至気電極とした。
実施例27〜39
平均孔径5μm1多孔度80係のラネーニッケル板(厚
与200μm ) 全紙慎本体とした。このラネーニッ
ケル板の片面に、アルゴンガス圧1×1O−2Torr
、高周波′祇力200Wのスパッタ条件で、700ロ
エチレングロビレンFEP )を被着せしめた。厚み0
.2μm (D FEP I養水性態が形成された。
与200μm ) 全紙慎本体とした。このラネーニッ
ケル板の片面に、アルゴンガス圧1×1O−2Torr
、高周波′祇力200Wのスパッタ条件で、700ロ
エチレングロビレンFEP )を被着せしめた。厚み0
.2μm (D FEP I養水性態が形成された。
ついで、これをスパッタ装置にセットして、ターゲット
に各種ルチル型結晶構造の金属酸化物を用いて、該FE
P撥水性層の上に直接上記金属酸化物の薄層を形成した
。スパッタ条件は、アルゴンガス圧力2 X 10
Torr %高周波”成力100Wでβった。金属酸化
物の薄膜の厚みはいずれも0.1μmでめった。
に各種ルチル型結晶構造の金属酸化物を用いて、該FE
P撥水性層の上に直接上記金属酸化物の薄層を形成した
。スパッタ条件は、アルゴンガス圧力2 X 10
Torr %高周波”成力100Wでβった。金属酸化
物の薄膜の厚みはいずれも0.1μmでめった。
ついで、これらを2チ塩化パラジウム溶液中に浸漬して
陰分極し、ラネーニッケルの空孔内も含めて約05μm
の厚みでパラジウムを析出させ本発明の空気は極とした
。
陰分極し、ラネーニッケルの空孔内も含めて約05μm
の厚みでパラジウムを析出させ本発明の空気は極とした
。
実施例40〜57
平均孔径0.03μmの微細孔を均一に分布する厚み5
μmの多孔性ポリカーボネート膜(商品名;ニュクリポ
ア、ニュクリポアコーポレーション社製)の片面に、ア
ルゴンガス圧I X 10’Torr 、高周波電力2
00Wのスパッタ条件で、フロロエチレングロビレン(
FEP )を被着せしめ、厚み0.2μmの撥水性層を
形成した。
μmの多孔性ポリカーボネート膜(商品名;ニュクリポ
ア、ニュクリポアコーポレーション社製)の片面に、ア
ルゴンガス圧I X 10’Torr 、高周波電力2
00Wのスパッタ条件で、フロロエチレングロビレン(
FEP )を被着せしめ、厚み0.2μmの撥水性層を
形成した。
ついで、該FEP撥水性層の上に実施例27〜39と同
様にしてルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を形成し
た。0.1#rrXQ薄層が形成された。
様にしてルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層を形成し
た。0.1#rrXQ薄層が形成された。
得られた複合薄膜の多孔性ポリカーボネート膜側を、平
均孔径5μm1多孔度80チのラネーニッケル板(厚み
200μm)の片面に圧着して一体化した。
均孔径5μm1多孔度80チのラネーニッケル板(厚み
200μm)の片面に圧着して一体化した。
ついで、これを2%塩化パラジウム溶液に浸漬して陰分
極し、ラネーニッケル板の空孔内も含めて約0.5μm
のパラジウムを析出させ本発明の空気電極とした。
極し、ラネーニッケル板の空孔内も含めて約0.5μm
のパラジウムを析出させ本発明の空気電極とした。
比較例1〜4
スパッタ反応槽中に混合ガス(酸素50チ、アルゴン5
(1q6)を用いた他は、実施例1〜4と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,2μm
)を形成し、空気電極を作製した。
(1q6)を用いた他は、実施例1〜4と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,2μm
)を形成し、空気電極を作製した。
比較例5〜8
スパッタ反応槽中に混合ガス(酸素50%、アルゴン5
0チ)を用いた他は、実施例14〜19と同様にして各
種ルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,2μm)
を形成し、空気成極を作製した。
0チ)を用いた他は、実施例14〜19と同様にして各
種ルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,2μm)
を形成し、空気成極を作製した。
比較例9〜12
スパッタ反応槽中に混合ガス(酸素50%、アルゴン5
0条)を用いた他は、実施例27〜32と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,1μm
)を形成し、空気成極を作製した。
0条)を用いた他は、実施例27〜32と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄層(0,1μm
)を形成し、空気成極を作製した。
比較例13〜16
スパッタ反応槽中に混合ガス(酸素50%、アルゴン5
0チ)を用いた他は、実施例40〜45と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄#(0,1μm
)を形成し、空気電極を作製した。
0チ)を用いた他は、実施例40〜45と同様にして各
種のルチル型結晶構造の金属酸化物の薄#(0,1μm
)を形成し、空気電極を作製した。
比較例17
塩化パラジウムの水溶液に活性粉末を懸濁1シた後、ホ
ルマリンで還元してパラジウム付活性炭粉末とした。つ
いで、この粉末を10〜15%のポリテトラフロロエチ
レンディスバージョンで防水処理を施し、更に結着剤と
してPTFE粉末を混合した後ロール圧延してシートと
した。このシートをニッケルネットに圧着して厚みQ、
5 mmの一極本体とした。次に人造黒鉛粉末にPTF
Eディスバージジンを混合した後、加熱処理して防水黒
鉛粉末とし、これに結着剤としてPTFE粉末を混合し
てロール圧延した。得られたシートを上記した電極本体
と圧着して厚み1.6朋の空気電極とした。
ルマリンで還元してパラジウム付活性炭粉末とした。つ
いで、この粉末を10〜15%のポリテトラフロロエチ
レンディスバージョンで防水処理を施し、更に結着剤と
してPTFE粉末を混合した後ロール圧延してシートと
した。このシートをニッケルネットに圧着して厚みQ、
5 mmの一極本体とした。次に人造黒鉛粉末にPTF
Eディスバージジンを混合した後、加熱処理して防水黒
鉛粉末とし、これに結着剤としてPTFE粉末を混合し
てロール圧延した。得られたシートを上記した電極本体
と圧着して厚み1.6朋の空気電極とした。
比較例18
酸素ガス選択透過膜であるポリシロキサン膜(厚み50
μm)を平均孔径5μmで多孔度80矢のラネーニッケ
ル板(厚み200μm)の片面に圧着した後、全体を2
%塩化パラジウム溶液中で陰分極してラネーニッケル板
の空孔内も含めて0.5師のパラジウムを析出させ空気
電極とした。
μm)を平均孔径5μmで多孔度80矢のラネーニッケ
ル板(厚み200μm)の片面に圧着した後、全体を2
%塩化パラジウム溶液中で陰分極してラネーニッケル板
の空孔内も含めて0.5師のパラジウムを析出させ空気
電極とした。
比較例19
比較例17で製造した空気電極の空気側に塩化カルシウ
ムの水蒸気吸収層を付設した。
ムの水蒸気吸収層を付設した。
比較例20
平均孔径0.15μmの細孔を分布する厚み5μmの多
孔性ポリカーボネート膜(部品名;ニュクリポア、ニュ
クリボアコーポレーション社製)の片面に、実施例1〜
13と同様の方法で厚み0.2μmのTiO2の薄膜を
形成し、他方の面を平均孔径5μm多孔度80%のラネ
ーニッケル板の片面に圧着した。全体全2%塩化パラジ
ウム溶液に浸漬して陰分極し、ラネーニッケル板の空孔
内も含めて約0.5μmのパラジウムを析出させ空気電
極としだ。
孔性ポリカーボネート膜(部品名;ニュクリポア、ニュ
クリボアコーポレーション社製)の片面に、実施例1〜
13と同様の方法で厚み0.2μmのTiO2の薄膜を
形成し、他方の面を平均孔径5μm多孔度80%のラネ
ーニッケル板の片面に圧着した。全体全2%塩化パラジ
ウム溶液に浸漬して陰分極し、ラネーニッケル板の空孔
内も含めて約0.5μmのパラジウムを析出させ空気電
極としだ。
比較例21
平均孔径0.03μmの多孔性ポリカーボネート膜を用
いたこと、TiO2の薄膜の厚みが0.005μmでめ
ったことを除いては、比較例20と同様の方法で空気電
極を製造した。
いたこと、TiO2の薄膜の厚みが0.005μmでめ
ったことを除いては、比較例20と同様の方法で空気電
極を製造した。
比較例22
TiO2の薄膜の厚みが2.0μmであったことを除い
ては、比較例21と同様にして空気電極を製造した。
ては、比較例21と同様にして空気電極を製造した。
比較例23
平均孔径j)、15μmの細孔を分布する厚み5μmの
多孔性ポリカーボネート膜(商品名;ニュクリボア、ニ
ュクリボアコーポレーション社製)の片面に、実施例2
7〜39と同様にして、まず厚み0.2μmのFEP撥
水撥水全層パッタリング法で形成し、ついでこの上に厚
み0.1μmのTiO2薄層を実施例27〜39と同様
のスパッタリング法で形成した。得られた複合薄膜の多
孔性ポリカーボネート膜側を平均孔径5μm1多孔度8
0%のラネーニッケル板(厚み200μm)の片面に圧
着して一体化した。これを2cf6塩化パラジウム溶液
に浸漬して陰分極し、う坏−ニッケル板の空孔内も含め
て約0.5μmのパラジウムを析出させ空気゛成極とし
た。
多孔性ポリカーボネート膜(商品名;ニュクリボア、ニ
ュクリボアコーポレーション社製)の片面に、実施例2
7〜39と同様にして、まず厚み0.2μmのFEP撥
水撥水全層パッタリング法で形成し、ついでこの上に厚
み0.1μmのTiO2薄層を実施例27〜39と同様
のスパッタリング法で形成した。得られた複合薄膜の多
孔性ポリカーボネート膜側を平均孔径5μm1多孔度8
0%のラネーニッケル板(厚み200μm)の片面に圧
着して一体化した。これを2cf6塩化パラジウム溶液
に浸漬して陰分極し、う坏−ニッケル板の空孔内も含め
て約0.5μmのパラジウムを析出させ空気゛成極とし
た。
比較例24
平均孔径0.03μmの多孔性ポリカーボネート膜を用
いたこと、FEP撥水撥水全層iO2の薄層の厚みがそ
れぞれ0.005μmであったことを除いては、比較例
23と同様の方法で空気電極を製造した。
いたこと、FEP撥水撥水全層iO2の薄層の厚みがそ
れぞれ0.005μmであったことを除いては、比較例
23と同様の方法で空気電極を製造した。
比較例25
FEP撥水撥水全層みが2.0μm、TiO2の薄I命
の厚みが1.0μmであったことを除いては、比較例2
4と同様にして空気成極を製造した。
の厚みが1.0μmであったことを除いては、比較例2
4と同様にして空気成極を製造した。
比較例26
実施例27〜39・のラネーニッケル板とFEP撥水撥
水全層らなる複合層を2%塩化パラジウム溶液に浸漬し
て陰分極し、ラネーニッケル板の空孔内も含めて約0.
5μmのパラジウムを析出させ空気電極とした。
水全層らなる複合層を2%塩化パラジウム溶液に浸漬し
て陰分極し、ラネーニッケル板の空孔内も含めて約0.
5μmのパラジウムを析出させ空気電極とした。
比較例27
実施例40〜52の多孔性ポリカーボネート膜とI=’
EP撥水性層とからなる複合薄膜の多孔性ポリカーボネ
ート膜側を、平均孔径5μm1多孔度80%のラネーニ
ッケル板の片面に圧着した。これを2チ塩化パラジウム
溶液に浸漬して陰分極し、ラネーニッケル板の空孔内も
含めて約0.5μmのパラジウムを析出させ空気電極と
した。
EP撥水性層とからなる複合薄膜の多孔性ポリカーボネ
ート膜側を、平均孔径5μm1多孔度80%のラネーニ
ッケル板の片面に圧着した。これを2チ塩化パラジウム
溶液に浸漬して陰分極し、ラネーニッケル板の空孔内も
含めて約0.5μmのパラジウムを析出させ空気電極と
した。
以上79個の空気電極を用い、対極を重量比で3%の水
銀アマルガム化したゲル状亜鉛、電解液を水酸化カリウ
ム、セパレータをポリアミド1不織布として空気−亜鉛
電池を組立てた。
銀アマルガム化したゲル状亜鉛、電解液を水酸化カリウ
ム、セパレータをポリアミド1不織布として空気−亜鉛
電池を組立てた。
これら79個の電池を25°Cの空気中で16時間放置
した後、各種の電流で5分間放電し、5分後の端子電圧
が1.0V以下となるときの電流密度を測定した。まだ
、45’0.90%の相対湿度の雰囲気中にこれら電流
を保存して電解液の漏洩状態を截置した。
した後、各種の電流で5分間放電し、5分後の端子電圧
が1.0V以下となるときの電流密度を測定した。まだ
、45’0.90%の相対湿度の雰囲気中にこれら電流
を保存して電解液の漏洩状態を截置した。
更に、保存後の成性につき、上記と同様の放d試験を行
ない、そのときの電流値の初期電流値に対する比(イ)
を算出した。この算出値は、各電池の空気電極の劣化状
態の程度を表わし放電特性維持率といい得るものである
。この値の大きい電極はど劣化が小さいことを表わす。
ない、そのときの電流値の初期電流値に対する比(イ)
を算出した。この算出値は、各電池の空気電極の劣化状
態の程度を表わし放電特性維持率といい得るものである
。この値の大きい電極はど劣化が小さいことを表わす。
また、各電極に添着されている薄膜に関し、酸素ガス透
過速度をガスクロマトグラフをガス検出手段とする等比
法で測定し、水蒸気透過速度をJISZ0208(カッ
プ法)に準じた方法で測定し、両者の比を算出した。
過速度をガスクロマトグラフをガス検出手段とする等比
法で測定し、水蒸気透過速度をJISZ0208(カッ
プ法)に準じた方法で測定し、両者の比を算出した。
以上の結果を一括して表に示した。
以下余白
1
−〔発明の効果〕 以上の結果から明らかなように、本発明の空気電極は全
体が薄く、空気中の水蒸気又は炭酸ガスを電極本体に侵
入させることがなく、そのため、長期に亘る重負荷放電
が可能となり、また保存性能にも優れるのでその工業的
価値は大である。
−〔発明の効果〕 以上の結果から明らかなように、本発明の空気電極は全
体が薄く、空気中の水蒸気又は炭酸ガスを電極本体に侵
入させることがなく、そのため、長期に亘る重負荷放電
が可能となり、また保存性能にも優れるのでその工業的
価値は大である。
なお、上記実施例の空気電極の性能評価は、電解液とし
て水酸化カリウムを用いて行なったが、他の電解液、例
えば塩化アンモニウムや、水酸化ナトリウムや、水酸化
ルビジウム、水酸化リチウム、水酸化セシウム等をこね
ら溶液に混合した電解液を用いても同様の効果が得られ
ることは言う壕でもない。また、本発明方法にかかる空
気成極は空気−鉄電池にも用いることができた。
て水酸化カリウムを用いて行なったが、他の電解液、例
えば塩化アンモニウムや、水酸化ナトリウムや、水酸化
ルビジウム、水酸化リチウム、水酸化セシウム等をこね
ら溶液に混合した電解液を用いても同様の効果が得られ
ることは言う壕でもない。また、本発明方法にかかる空
気成極は空気−鉄電池にも用いることができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、かつ
、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表面
に、蒸着法又はスパッタリング法で、ルチル型結晶構造
の金属酸化物をスパッタリング源又は蒸着源として被着
せしめて該金属酸化物の薄膜を形成することを特徴とす
る空気電極の製造方法。 (2)該蒸着法又はスパッタリング法において、反応槽
ガスが酸素を10%以下含有する又は含有しない不活性
ガスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の空気・−極の製造方法。 (3)該電極本体が、孔径0.1〜10μmの細孔を分
布する特許請求の範囲第1項記載の空気電極の製造方法
。 (4)該跣ルチル型結晶構造の金属酸化物の薄膜の厚み
が、0.01〜1.0μmである特許請求の範囲第1項
又は第2項記載の空気電極の製造方法。 G〕孔径0,1μm以下の微細孔を有する多孔性膜の一
方の面に、蒸着法又はスパッタリング法で、ルチル型結
晶構造の金属酸化物をスパッタリング源又は蒸着源とし
て被着せしめて該金属酸化物の薄層を形成し、ついで、
該多孔性膜の他方の面を、酸素ガスに対する電気化学的
還元能を有し、かつ、集電体機能も併有する多孔質の電
極本体のガス側表面に圧着して一体化することを特徴と
する空気電極の製造方法。 6ン該蒸着法又はスパッタリング法において、反応槽ガ
スが酸素を10%以下含有しない不活性ガスであること
を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の空気電極の製
造方法。 (7〕該電極本体が、孔径0.1〜10μmの細孔を分
布する特許請求の範囲第5項記載の空気電極の製造方法
。 ■)該薄層の厚みが、0.01〜1.0μmである特許
請求の範囲第5項又は第6項記載の空気電極の製造方法
。 (9)酸素ガスに対する電気化学的還元能を有し、かつ
、集電体機能も併有する多孔質の電極本体のガス側表面
に、蒸着法又はスパッタリング法で撥水性層を形成し、
更に、該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタリング法で
ルチル型結晶構造の金属酸化物をスパッタリング源又は
蒸着源として被着せしめて該金属酸化物の薄層を形成す
ることを特徴とする空気成極の製造方法。 αO)′該蒸着法、又はスパッタリング法において、反
応槽ガスが酸素を10チ以下含有する又は含有しない不
能性ガスで′あることを特徴とする特許請求の範囲第9
項記載の空気電極の製造方法。 (11)該金属酸化物の薄層の厚みが、0.01〜1.
0μmである特許請求の範囲第9項又はMi伝伝記記載
空気電極の製造方法。 (12)該撥水性層の厚みが、0.01〜1.0μmで
ある特許請求の範囲第9項記載の空気電極の製造方法。 (13)該電極本体が、孔径0.1〜10μmの細孔を
分布する特許請求の範囲第9項記載の空気電極の製造方
法。 (14)孔径0.1μm以下の微細孔を有する多孔性膜
の一方の面に蒸着法又はスパッタリング法で撥゛1水性
層を形成し、更に該撥水性層の上に蒸着法又はスパッタ
リング法でルチル型結晶構造の薄層を形成し、ついで該
多孔性膜の他方の面を、酸素ガスに対する電気化学的還
元能を有し、かつ、集電体機能も併有する多孔質の電極
本体のガス側表面に圧着することを特徴とする空気電極
の製造方法。 ・σ5)該蒸着法又はスパッタリング法において、反応
槽ガスが酸素を10%以下含有する又は含有しない不活
性ガスであることを特徴とする特許請求の範囲第14項
記載の空気電極の製造方法。 α6)該金属酸化物の薄層の厚みが、0.01〜1.0
μmである特許請求の範囲第14項又は第15項記載の
空気電極の製造方法。 07)該撥水性層の厚みが、o、oi〜1.0μmであ
る特許請求の範囲第14項記載の空気電極の製造方法。 α8)該電極本体が、孔径0.1〜10μmの細孔を分
布する特許請求の範囲第14項記載の空気電極の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57203601A JPS5994377A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 空気電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57203601A JPS5994377A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 空気電極の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5994377A true JPS5994377A (ja) | 1984-05-31 |
Family
ID=16476751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57203601A Pending JPS5994377A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 空気電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5994377A (ja) |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP57203601A patent/JPS5994377A/ja active Pending
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