JPS5993736A - 魚釣用リ−ル外装部品の表面処理方法 - Google Patents

魚釣用リ−ル外装部品の表面処理方法

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Publication number
JPS5993736A
JPS5993736A JP20429882A JP20429882A JPS5993736A JP S5993736 A JPS5993736 A JP S5993736A JP 20429882 A JP20429882 A JP 20429882A JP 20429882 A JP20429882 A JP 20429882A JP S5993736 A JPS5993736 A JP S5993736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paraffin
silicone oil
emulsified
reel
mixture emulsion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20429882A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Ogawa
小川 和延
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、強化繊維補強ポリアミド樹脂材で成形した
リール部品表面に艶出しと防水処理加工をおこなった魚
釣用リールの外装部品の表面処理方法に関する。
近年魚釣操作を容易にするために魚釣用リールを合成樹
脂等の軽量材料で形成し、その軽量化を図ることが行わ
れて強化繊維補強熱可塑性合成樹脂材を用いたリールか
提案されているが、上記樹脂材にポリアミド樹脂を用い
たリールは表面に強化繊維が浮き出て外観的に悪く、こ
の対策として成形金型にシボ処理をおこなってもウェル
ド部や強化繊維の乱流部などは目視でその状態が判明で
きる欠点があり、この対策として表面にショットホーニ
ング処理を施して表面に微細な凹凸面を形成して梨地に
仕上げ、目視にて上記ウェルド部や乱流部が判明できな
くする方法がある。
しかし、ショットホーニング処理後の表面は無数の強化
繊維が露出して白色化した外観を呈して表面の艶が著し
く損われる。
更に、リールは使用に際して海釣りでは海水が付着する
ことは避けられないことで水分や塩分が付着すると不具
合を生ずることがあるが、上記のようにショットホーニ
ング処理がなされた表面には微細な凹凸が形成されるの
で水分や塩分が表面に多く付着し易くなり、水切れが悪
くいつまでも湿り気のある状態が長く続き、収納に際し
ても水切り不充分のままケースやバックに入れられるこ
とになり、このとき金属製の他の釣具が収納されている
と、湿り気が他の釣具に移り、腐蝕の原因となり、更に
微細な凹凸面に水分と共に塩分が付着して固化すると白
色化と同様の現象を呈すると共に樹脂が濃色調の場合は
特にその現象が目立つ欠点がある。
更に表面に油やシリコン系オイルのみ塗布したものでは
短時間で水で流れ落ちる欠点がある。
本発明の目的は、上記欠点に鑑み、リール外装部品表面
にショットホーニング処理後の微細な凹凸面にエマルジ
ョン化したシリコン系オイル液とパラフィン液の混合液
を塗布又は浸漬して表層に混合液を吸水含浸すると共に
表面に混合液の被膜を作り、艶出しと防水処理加工をお
こなった魚釣用リールの外装部品の表面処理方法を提案
することにある。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、リー
ル外装部品をリール本体で述べると第1図でリール本体
1は一側が開口した筐体2の上側にリール脚3を一体に
固定し、筐体2の側壁にハンドル軸嵌合用の突出部4を
形成するように金型成形している。
上記成形材料はポリアミド樹脂材を母材にして、強化材
料としてガラス繊維と炭素繊維やチタン酸カリウム繊維
を母材に対し30%重量比率から60%重量比率夫々混
合して用いる。
上記金型から取り出したリール本体1はバリ取りをおこ
ない、その後例えば空気圧5Kg/cmで5分から20
分の処理時間で研磨剤をリール本体表面に吹き付けてシ
ョットホーニング処理をおこなう。
上記ショットホーニング処理をおこなうと第2図のよう
にリール本体表面は微細な凹凸面5となり、ウェルド部
や強化繊維の乱流部やキズ、ヒケなどは消えるが、表面
に強化繊維が短毛6のように毛羽立ち、露出するので白
色化して艶がなくなり、水分を表面に吸収しやすい状態
となる。
次に上記ショットホーニング処理後表面に例えばエマル
ジョン化したシリコン系オイル液と微量のエマルジョン
化したパラフィン液の混合液を塗布又は浸漬処理すると
第3図のように上記微細な凹凸面5上に発水したシリコ
ン系オイル液とパラフィン液の混合液でシリコン系オイ
ルとパラフィンの被膜7が出来上り、上記短毛による白
色化が改善されて本来の樹脂が持つ色調の艶のある表面
にもどる。
又樹脂表層にはシリコン系オイル液と微量のパラフィン
液の混合液が例えば1%重量比率吸水した混合液の含浸
層8が出来、発水後、長期間防水効果として大きな働き
をする。
上記のように外装表面処理をおこなうと、埃、塵などの
汚れがつきにくくなり、シリコン系オイル及びパラフィ
ンの被膜7と含浸層8で水をはじき耐水性効果を高め、
JISZ2371規格によって水の吹き付け試験をおこ
なってもその効果は著しく、塩分が付着固化してもシリ
コン系オイルとパラフィンの被膜表面に付着しているの
で布で軽く拭くことで除去でき、色調は上記のように樹
脂の持つ色調に戻り、白色化が消され、艶のある表面と
なり、シリコン系オイルとパラフィンの含浸と付着力で
艶のある表面状態を長期間に渡り保持することができ、
表面は布でクリーニングすると常に艶のある表面に維持
することができる。
上記シリコン系オイルとパラフィンの混合液を表面に塗
布してシリコン系オイルとパラフィンの被膜を形成する
以前に、表面にシルクスクリーン印刷で記号・マークな
どの商標や機種番号などを記載し、表面にシリコン系オ
イル液とパラフィン液の混合液を塗布して上記微細な凹
凸面を被うと共に印刷塗料を被うと、塗料の付着力が強
固になって印刷面を保護し、リールの使用に際して塗料
の剥離を防止することも出来る。
上記外装部品の表面処理方法はリール本体以外の樹脂化
した外装部品に適用してもよい。
本発明は上述のように構成したから、リール部品表面の
キズや繊維の乱流模様がショットホーニング処理で消さ
れ、その処理で白色化して艶を失なった表面はシリコン
系オイルとパラフィンの被膜で被うことで樹脂の持つ色
調で艶のある表面に戻って商品価値を著しく高め、表層
に吸水含浸したシリコン系オイル液とパラフィン液の混
合液で長期間防水され、樹脂表面に水分が吸収されて精
度が低下することによる作動不良となることが防止でき
る等の優れた効果を奏する魚釣用リールの外装部品の表
面処理方法となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、 第1図はリール本体の外観斜視図、 第2図はショットホーニング処理後の表面拡大断面図、 第3図はシリコン系オイル液とパラフィン液の混合液を
塗布含浸後の表面拡大断面図である。 1・・・リール本体、5・・・微細な凹凸面、7・・・
シリコンとパラフィンの被膜、8・・・表層に含浸した
シリコン系オイルとパラフィンの層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リール外装部品を強化繊維補強ポリアミド樹脂材で成形
    し、該リール外装部品の表面にショットホーニング処理
    で微細な凹凸面を形成した後、エマルジョン化したシリ
    コン系オイルとエマルジョン化した微量のパラフィンの
    混合液を上記凹凸面に塗布又は浸漬して上記混合液を上
    記ポリアミド樹脂材の表層に含浸したことを特徴とする
    魚釣用リール外装部品の表面処理方法。
JP20429882A 1982-11-20 1982-11-20 魚釣用リ−ル外装部品の表面処理方法 Pending JPS5993736A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693121A (ja) * 1992-09-14 1994-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撥水部材及びその製造方法
JP2001323089A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Olympus Optical Co Ltd 繊維強化熱可塑性樹脂成形品

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