JPS5992072A

JPS5992072A - 区分方式

Info

Publication number: JPS5992072A
Application number: JP20320782A
Authority: JP
Inventors: 黒川　功二; 早崎　之禧; 春木　和仁; 石山　隆郎
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-11-19
Filing date: 1982-11-19
Publication date: 1984-05-28
Also published as: JPH0318952B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は複数段の大小区分がなされた区分表示を有する
たとえば郵便物等を区分する区分方式に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

たとえば郵便業務においては、郵便番号制の導入等によ
りいわゆる差立区分業務については、自動選別機、押印
機、郵便番号読取区分機等の機械化が進んでいる。しか
し、いわゆる配達区分業務すなわち各郵便局宛に届けら
れる郵便物を配達人ごとに区分し、そののち配達人が配
達順序に区分する業務においては、現在も人間が宛先を
読んで区分を行なっている。

そこで、近年、配達区分業務を機械化する方法が提案さ
れている。すなわち、この方法においては、郵便物に記
載されている宛先を目視により読取ってその情報を情報
入力装置にキーインすることによりコードに変換してバ
ーコード等を区分表示として郵便物に印刷する。そして
、この郵便物を区分機にかけ、バーコード等の情報にも
とづいて区分するようにしている。

また、このような配達区分業務の機械化に伴って郵便物
を区分するための放射状区分方式や並べ直し区分方式も
提案されている。

先ず、郵便物を５２方面に区分する場合の放射状区分方
式を第１図を参照しながら説明する。

ここで用いられる区分機の区分口数は１６０で、そのう
ち有効区分口数は１５０であり、残り１０はりジュクト
用として用いる。１回目に郵便物Ｐを区分機にかけた結
果を図中５ｔｅｐ　１として示す。この段階では、１０
方面たとえば１０区〜１９区の区分が完了する。その他
の区は、予め組み合わされた同志たとえば１区〜９区、
２０区〜２９区、３０区〜３９区、４０区〜４９区、５
０区〜５２区がそれぞれ集合され、それぞれ５つの区分
口に分かれている。２回目の区分は、集合区分されてい
る５つの区分口の中の１つたとえば２０区〜２９区を取
り出して再給し、１０の区に分割し区分を完了させる。

これを図中５ｔｅｐ　２として示す。これをくり返すこ
とで５２方面の区分が完了する。したがって、この放射
状区分方式の特徴は、機械が途中で故障しても区分が完
了している段階までは有効なものとして利用できるとい
う利点がある一方、区分回数が多く処理時間がかかると
いう欠点がある。

次に郵便物を７２方面に区分する場合の並べ直し区分方
式を第２図を参照しながら説明する。

ここで用いられる区分機の区分口数は１６０で、そのう
ち有効区分口数は１５０であり、残りの１０はりジュク
ト用として用いる。区分する郵便物Ｐに１〜７４の区分
番号が与えられているとすると、１回目に郵便物Ｐを区
分機にかけた結果を図中５ｔｅｐ　ｌとして示す。この
区分は、郵便物Ｐに与えられた区分番号の下１ケタ目が
同じである郵便物Ｐを集め１０方面に区分した状態を示
す。ついで、２回目の区分は、１回目の区分完了郵便物
を全て取り出した後指定された順（この場合では、下１
ケタ目の数が小さいものからの順番）に再供給を行ない
、区分番号の２ケタ目で区分する。この各区分口の郵便
物Ｐを流すたびに８枚のしきり板Ａ（中区分方面の区切
りとする）を流し込む。これをくり返すことで７４方面
の区分が完了する。この状態を図中５ｔｅｐ　２として
示す。このように並べ直し区分を行なった場合には、１
つの区分口に致方面に区分された郵便物Ｐが集積される
ことになる。ここで、この致方面の区切りを示すために
しきり板Ａを郵便物Ｐとともに区分機にかけて自動的に
各区の区切りとして用いる方法を詳しく説明する。第１
の方法は、８ｔｅｐ　２の段階で、５ｔｅｐ　ｌの区分
が完了している郵便物Ｐを各区分口ごとに流した後に区
分に必要な区分口の数だけしきり板Ａを流す。この方法
では、しきり板Ａ上に区分方面の表示をした場合には、
しきり板Ａを流すたびにしきり板Ａ上の区分方面を確認
する必要があり、区分方面をしきり板Ａに表示しない場
合には、その必要がないが、各区分口に区分方面を表示
するプラズマディスプレー等が必要となる。第２の方法
は、バーコード等によって区〜分方面の表示が付与され
ているしきり板Ａを用いる方法であり、この方法の場合
は５ｔｅｐ　ｌの段階からしきり板Ａを供給し、郵便物
Ｐと同様に扱う。この方法による区分完了例を第３図に
示す。この図かられかるように郵便物Ｐをたとえば８０
方面に区分する場合にはしきり板Ａも８０方面に区分す
るため、区分機は１６０方面の区分を行なうことになる
。したがって、この並べ直し区分方式の特徴は、区分回
数が少く処理時間が短かいという利点がある一方、機械
が途中で故障した場合にはそれまでの区分が使いものに
ならないという欠点がある。

以上のように、放射状区分方式と並べ直し区分方式はそ
れぞれ利点および欠点を有しているため、近時、これら
のいずれの欠点も生じない区分方式が望まれている。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、区分回数が少く処理時間が短いとと
もに、機械が途中で故障してもそれまでの区分を可及的
に有効なものとして利用できるようにした区分方式を提
供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は複数段の大小区分がなされた区分表示を有する
紙葉類を区分するにあたり、大区分段階には放射状区分
方式を、小区分段階には並べ直し区分方式をそれぞれ行
なうことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第４図および第５図を参照し
ながら説明する。第４図は本発明に係る区分方式を採用
した郵便物処理システムを示すもので、図中１・・・は
２列に複数配設された自動コーディングデスクである。

２は第１の小型区分機で、この第１の区分機２は放射状
区分、並べ直し区分の両用に使用できるものであり、区
分指定のプログラム変更をスイッチ切換により行なえる
タイプとなっている。また、この第１の区分機２は第５
図にも示すように、郵便物Ｐの供給部３を有している。

この供給部３に供給された郵便物Ｐは取出部４により一
枚ずつ取出されるようになっている。また、上記第１の
区分機２内の取出部４近傍にはバーコード読取装置５が
配設されている。さらに、上記第１の区分機２内には複
数の区分箱６・・・が並設されている。これら区分箱６
・・・にはダート７を介して郵便物Ｐが区分集積される
ようになっている。

また、上記第１の区分機２の前方部には複数の郵便物整
理棚８・・・の前方部には郵便物供給補助台９が設けら
れている。また、この郵便物供給補助台９の近傍には上
記第１の区分機２と同一構成の第２の区分機１０が設け
られ、この第２の区分機１０の前方部には郵便物整理ケ
ース１１が設けられている。さらに、この郵便物整理ケ
ース１１の側方部にはＬ字形に手区分棚１２が設けられ
ている。なお、１３は未処理郵便物Ｐの保管場所、１４
はコード付定済み郵便物Ｐの保管場所、１５は交付場所
である。

しかして、未処理郵便物保管場所１３に保管された郵便
物Ｐは各オペレータによって各自制り当てられた部数だ
け運ばれてセットされる。

そして、コーディングデスクト・・のキーボードなどか
ら宛先情報を入力すると、郵便物Ｐに区分表示としての
コードが付与され、コーディングデスクト・・の区分箱
へコード付定済み郵便物Ｐとリジェクト郵便物Ｐとに分
けられて集積される。コード付定済み郵便物Ｐはオペレ
ータによってファイバー１６へ取り集められてコード付
定済み郵便物保管場所１４に運ばれる。コードの付けら
れていない誤送などの小区分用郵便物Ｐも同様にファイ
バー１６へ取り集められて手区分棚１２へ運ばれる。決
められた機械区分処理開始時刻になると、コード付定済
み郵便物Ｐは第１の区分機２の供給部３近くまでファイ
バー１６ごと運ばれ、ファイバー１６から取り出されて
第１の区分機２へかけられ配達区分のうちの大区分が行
なわれる。このとき、第１の区分機２においては放射状
区分方式が行なわれる。第１の区分機２の区分箱６へ集
積される郵便物Ｐは第１の区分機２の正面手前に置かれ
た郵便物整理棚８へ移し込まれ、大区分が終了すると、
区分箱６のすべての郵便物Ｐが取出され、郵便物整理棚
８へ入れられる。つぎに、配達区分のうちの小区分を行
なうために、郵便物整理棚８から１つのカセット（通常
は１つのカセットが１つの配達区に相当するが、部数の
多い配達区は数個もつ場合がある。）を取出し、郵便物
供給補助台９に乗せて運び区分方面指定を１つの小区分
方面にセットして第２の区分機１゜に供給する。この第
２の区分機１ｏにおいては並べ直し区分方式が行なわれ
る。区分されて区分箱６に集積された郵便物Ｐは取出さ
れ輪ゴムなどで把束され、班ごとのファイバー１６にま
とめられる。このとき、ファイバー１６の中は区ごとに
仕切り板を入れる必要があり、更に、区分箱６から取出
し把束するときにその区の中であらかじめ決められた通
し番号の印刷された紙札な添付する必要がある。各小区
分方面については繰り返し小区分を完了し、　ｋに戸別
組立業務へ交付する。

以上のように、大区分段階で放射状区分方式を、小区分
段階で並べ直し区分方式をそれぞれ行なうようにしたか
ら、区分回数が少く処理時間が短いとともに、機械が途
中で故障してもそれまでの区分を可及的に有効なものと
して利用できる。すなわち、大区分段階では区分方面が
少ないから放射状区分方式を行なってもその欠点である
区分回数の問題は解消できる。また、小区分段階は最終
段階の区分であるから、この段階に並べ直し区分方式を
行なってもその欠点である機械の故障の影響を最少にと
どめることができる。したがって、放射状区分方式およ
び並べ直し区分方式のそれぞれの利点のみを得ることが
できる。

また、第１と第２の区分機２，１０はそれぞれスイッチ
の切換により放射状区分方式と並べ直し区分方式とを選
択的に行なえるようにしたから、一方の区分機２または
１０が故障した場合でも本発明の区分方式を他方の区分
機２または１０のみで実施することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複数段の大小区分
がなされた区分表示を有する紙葉類を区分するにあたり
、大区分段階には放射状区分方式を、小区分段階には並
べ直し区分方式をそれぞれ行なうようにしたから、区分
回数が少く処理時間が短いとともに、機械が途中で故障
してもそれまでの区分を可及的に有効なものとして利用
できる等優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は放射状区分方式の説明図、第２図は並べ直し区
分方式の説明図、第３図は同方式による区分完了状態を
示す図、第４図は本発明に係る区分方式を採用した郵便
物処理システムの一実施例を示す構成図、第５図は同実
施例の区分機を示す斜視図である。Ｐ・・・紙葉類（郵便物）、２・・・第１の区分機、１
０・・・第２の区分機。

Claims

【特許請求の範囲】

複数段の大小区分がなされた区分表示を有する紙葉類を
区分するにあたり、大区分段階には放射状区分方式を、
小区分段階には並べ直し区分方式をそれぞれ行なうこと
を特徴とする区分”　　方式。