JPS599029B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPS599029B2 JPS599029B2 JP51147285A JP14728576A JPS599029B2 JP S599029 B2 JPS599029 B2 JP S599029B2 JP 51147285 A JP51147285 A JP 51147285A JP 14728576 A JP14728576 A JP 14728576A JP S599029 B2 JPS599029 B2 JP S599029B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- indoor
- outside air
- heat exchanger
- outdoor
- Prior art date
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は冷媒サイクルで構成されるヒートポンプの着
霜防止に関するものである。
霜防止に関するものである。
従来のヒートポンプは、外気温度が０℃〜−５℃まで低
下すると冷媒の蒸発温度が−５〜−１５℃に低下して蒸
発器表面に着霜を生じ、その着霜が多くなると熱交換が
殆んどなされなくなり暖房運転が出来ず、液バンク現象
で圧縮機を破損する等の理由で暖房運転を停止し、冷媒
サイクルを逆転し除霜したのち、再度暖房運転を行なっ
た。
下すると冷媒の蒸発温度が−５〜−１５℃に低下して蒸
発器表面に着霜を生じ、その着霜が多くなると熱交換が
殆んどなされなくなり暖房運転が出来ず、液バンク現象
で圧縮機を破損する等の理由で暖房運転を停止し、冷媒
サイクルを逆転し除霜したのち、再度暖房運転を行なっ
た。
しかし、この間、室内側に冷風が出たり、長時間にわた
って暖房運転が中断されたり、又、四方切換弁が頻ぱん
に作動するので寿命が短かくなるなどの欠点があった。
って暖房運転が中断されたり、又、四方切換弁が頻ぱん
に作動するので寿命が短かくなるなどの欠点があった。
この発明は上記従来の欠点を解消するために、外気温度
を検出して室内側送風機の風量を制御し、蒸発器におけ
る着霜防止をその目的とするものである。
を検出して室内側送風機の風量を制御し、蒸発器におけ
る着霜防止をその目的とするものである。
次に本発明を第１図〜第３図において説明する。
第１図〜第３図はいずれも本発明の一実施例を示すもの
で、第１図は部屋を冷房及び暖房する為に設置されたヒ
ートポンプを示し、第２図は上記ヒートポンプの暖房運
転時における実験例による外気温度と蒸発温度の関係及
び蒸発器への着霜特性を示し、第３図は暖房運転時にお
ける室内側送風機の外気温度に対する風量制御特性を示
す。
で、第１図は部屋を冷房及び暖房する為に設置されたヒ
ートポンプを示し、第２図は上記ヒートポンプの暖房運
転時における実験例による外気温度と蒸発温度の関係及
び蒸発器への着霜特性を示し、第３図は暖房運転時にお
ける室内側送風機の外気温度に対する風量制御特性を示
す。
第１図において３及び５はそれぞれ部屋１内に設置され
た室内側熱交換器及び室内側送風機、４及び６はそれぞ
れ室外に設置された室外側熱交換器及び室外側送風機、
γは圧縮機、８は四方切換弁、９は膨張弁等の冷媒絞り
装置、２は上述の３〜９から構成されるヒートポンプで
ある。
た室内側熱交換器及び室内側送風機、４及び６はそれぞ
れ室外に設置された室外側熱交換器及び室外側送風機、
γは圧縮機、８は四方切換弁、９は膨張弁等の冷媒絞り
装置、２は上述の３〜９から構成されるヒートポンプで
ある。
イと口は冷媒の流れ方向を示すもので、イは暖房運転時
、口は冷房運転時である。
、口は冷房運転時である。
ハと二は風の流れを示すもので、ハは室外側送風機６に
よって室外空気を吸引して室外側熱交換器４を通って室
外に吐出し、二は室内送風機５によって室内空気を吸引
して室内側熱交換器３を通って室内に吐出することを意
味する。
よって室外空気を吸引して室外側熱交換器４を通って室
外に吐出し、二は室内送風機５によって室内空気を吸引
して室内側熱交換器３を通って室内に吐出することを意
味する。
なお、外気温度を検出する外気温度検出器、並びに外気
温度検出器からの温度信号を入力して室外側送風機５の
風量を制御する制御装置については、その図面並びに詳
細説明を省略する。
温度検出器からの温度信号を入力して室外側送風機５の
風量を制御する制御装置については、その図面並びに詳
細説明を省略する。
第２図においてａは蒸発器の着霜開始時の特性を示す曲
線、ｂは蒸発器への着霜が１００％になる時の特性を示
す曲線、Ｃはヒートポンプ２の外気温度と蒸発温度の関
係を示す曲線である。
線、ｂは蒸発器への着霜が１００％になる時の特性を示
す曲線、Ｃはヒートポンプ２の外気温度と蒸発温度の関
係を示す曲線である。
但し曲線Ｃの特性は室内側送風機３及び室外側送風機４
は一定風量で運転されているものとした場合である。
は一定風量で運転されているものとした場合である。
点Ａは曲線ａと曲線Ｃの交点を示し、その時の外気温度
をｔＡとする。
をｔＡとする。
点Ｂは曲線ｂと曲線Ｃの交点を示し、その時の外気温度
をｔＢとする。
をｔＢとする。
第３図においてｄは外気温度に対する室内側送風機３の
風量制御特性を示す曲線である。
風量制御特性を示す曲線である。
以上において本発明の動作内容を暖房運転時に関し説明
すると室内側熱交換器３は疑縮器となり室外側熱交換器
４は蒸発器となっている。
すると室内側熱交換器３は疑縮器となり室外側熱交換器
４は蒸発器となっている。
室内側送風機３及び室外側送風機４の風量及び室内側空
気条件が一定の場合には蒸発温度と外気温度には第２図
の曲線Ｃに示すような関係がある。
気条件が一定の場合には蒸発温度と外気温度には第２図
の曲線Ｃに示すような関係がある。
従って外気温度ｔＡまで下がると室外側熱交換器４は着
霜を開始し外気温度がさらにｔＢまで下がると室外側熱
交換器４の全体に着霜し殆んど熱交換をしなくなってし
まう。
霜を開始し外気温度がさらにｔＢまで下がると室外側熱
交換器４の全体に着霜し殆んど熱交換をしなくなってし
まう。
そこで外気温度がｔＡ付近まで低下したら、外気温度検
出器（図示せず）の信号により制御装置（図示せず）は
、第３図の曲線ｄのように室内側送風機５の風量を制御
し、風量を徐々に減少させる。
出器（図示せず）の信号により制御装置（図示せず）は
、第３図の曲線ｄのように室内側送風機５の風量を制御
し、風量を徐々に減少させる。
このとき、蒸発温度は第２図に示す如く点Ａを分岐とし
て曲線Ｃから曲線ａの矢印方向へ移動するよう制御され
る。
て曲線Ｃから曲線ａの矢印方向へ移動するよう制御され
る。
上記外気温度検出器はサーミスターで、又、上記制御装
置はサイリスク等の半導体回路で簡単に設計出来るが、
室内側送風機５の風量特性は第３図の曲線ｄのように連
続制御でなくても風量の２段或いは３段位の段階的に切
換えるものでも目的を達し得る。
置はサイリスク等の半導体回路で簡単に設計出来るが、
室内側送風機５の風量特性は第３図の曲線ｄのように連
続制御でなくても風量の２段或いは３段位の段階的に切
換えるものでも目的を達し得る。
以上のように室内側送風機５の風量を制御することによ
って外気温度の低下に伴なう室外側熱交換器４への着霜
の心配は殆んどなくなった。
って外気温度の低下に伴なう室外側熱交換器４への着霜
の心配は殆んどなくなった。
もし外気温度の急変などによる温度変化に追随できす着
霜が起ったとしても従来のように暖房運転を中止し、四
方切換弁８によって冷媒サイクルを逆転させて冷媒を矢
印口の方向に流し、室外側熱交換器４を凝縮器として動
作させて除霜することができる０しかしその必要性は非
常に少なＧ）。
霜が起ったとしても従来のように暖房運転を中止し、四
方切換弁８によって冷媒サイクルを逆転させて冷媒を矢
印口の方向に流し、室外側熱交換器４を凝縮器として動
作させて除霜することができる０しかしその必要性は非
常に少なＧ）。
従って、本発明によれば外気温度が低温になっても暖房
の連続運転が可能で、従来のように室内側に冷風が出た
りする不具合は解消される。
の連続運転が可能で、従来のように室内側に冷風が出た
りする不具合は解消される。
なお外気温度の他に外気湿度、凝縮温度、凝縮圧力、蒸
発温度、蒸発圧力などを検出して同様の制御をすること
が可能であることはいうまでもない。
発温度、蒸発圧力などを検出して同様の制御をすること
が可能であることはいうまでもない。
第１図はヒートポンプで部屋を空気調和する装置を示し
、第２図はその装置の暖房運転時における外気温度と蒸
発温度の関係及び蒸発器への着霜特性を示し、第３図は
暖房運転時における室内側送風機の外気温度に対する風
量制御特性を示す図である。 図中、２は空気調和装置、３は室内側熱交換器、４は室
外側熱交換器、５は室内側送風機、６は室外側送風機、
７は圧縮機、８は四方切換弁である。
、第２図はその装置の暖房運転時における外気温度と蒸
発温度の関係及び蒸発器への着霜特性を示し、第３図は
暖房運転時における室内側送風機の外気温度に対する風
量制御特性を示す図である。 図中、２は空気調和装置、３は室内側熱交換器、４は室
外側熱交換器、５は室内側送風機、６は室外側送風機、
７は圧縮機、８は四方切換弁である。
Claims (1)
- １ 圧縮機、室内側熱交換器、室外側熱交換器、室内側
送風機、室外側送風機、冷媒絞り装置、四方切換弁等よ
りなるヒートポンプ式空気調和装置において、暖房運転
時に外気温度検出器により外気温度を検出し、上記検出
器の信号を入力する制御装置の出力により上記室内側送
風機の風量を、外気温度が所定温度以下になるにつれて
減少するよう制御することを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51147285A JPS599029B2 (ja) | 1976-12-08 | 1976-12-08 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51147285A JPS599029B2 (ja) | 1976-12-08 | 1976-12-08 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5372344A JPS5372344A (en) | 1978-06-27 |
| JPS599029B2 true JPS599029B2 (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=15426738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51147285A Expired JPS599029B2 (ja) | 1976-12-08 | 1976-12-08 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599029B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6313021B2 (ja) * | 2013-11-18 | 2018-04-18 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 空気調和機 |
-
1976
- 1976-12-08 JP JP51147285A patent/JPS599029B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5372344A (en) | 1978-06-27 |
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