JPS5989694A - N−ホスホノメチルグリシンの製造方法 - Google Patents

N−ホスホノメチルグリシンの製造方法

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JPS5989694A
JPS5989694A JP58193559A JP19355983A JPS5989694A JP S5989694 A JPS5989694 A JP S5989694A JP 58193559 A JP58193559 A JP 58193559A JP 19355983 A JP19355983 A JP 19355983A JP S5989694 A JPS5989694 A JP S5989694A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、除草剤としておよび植物生長調節剤として
知られているN−ホスホノメチルグリシンの新規な製造
方法に関する。
除草剤は、主要作物であるトウモロコシ、大豆、米その
他の収穫量を増大するために、あるいはまたハイウェー
、鉄道用地その他の地域の雑草を除去するために、農家
や農産会社その他の産業分野で広く使用されている。
除草剤は作物のための土壌中養分を奪ってしまう不用雑
草を殺したり調節したり、あるいはハイウェーや鉄道用
地の美観を改善したシするのに有効である。商業的に販
売されている除草剤には種々の異ったタイプのものがあ
るが、大別して発芽前の除草剤と発芽後の除草剤という
2つの範聯に分けられる。発芽前の除草剤は、雑草の発
芽前に土壌中に適用される。そして発芽後の除草剤は、
雑草や不用植物が土壌から現われ次のちに植物表面に適
用される。
早くから商業的に知られている発芽後除草剤の一つは、
2.4−D (2,4−ジクロロフェノキシ酢酸)であ
る。この化合物や類似のたとえば2.4. s −T 
(2,4,5−トリクロロフェノキシ酢酸)は永年使用
されて来たが、これらの分解物は永く土壌中に留り、生
物的にも分解されないことが判った。政府当局と商業上
の利害関係者の間で、これらの残留影響について論議が
あったが、当局は数年前これらの除草剤の米国における
使用を制限した。そのとき以来、適用後比較的短期間で
生物的に分解されて無害なものになる除草剤の開発に努
力が払われた。
そのように、生物的に分解可能で、少量適用しても除草
あるいは植物生長調節効果のあル化合物の一つは、N−
ホスホノメチルグリシンおよびその各種塩類である。N
−ホスホノメチルグリシンおよび農薬として有効な塩類
は米国政府によシ承認され、商業的に非常な成功をおさ
めている。
N−ホスホノメチルグリシンおよびその塩はこの分野で
認められかつ有効な唯一の発芽後除草剤である。現在の
市販の化合物は、N−ホスホノメチルグリシンおよびそ
の誘導体のイソプロピルアミン塩である。
畑地適用においては、通常的0.01〜20ポンド/ニ
ーカー好ましくFi2〜6ポンド/ニーカーの量が適用
される。
N−ホスホノメチルグリシン、およびその可溶性塩は種
々の方法で製造される。その一つの方法として、米国特
許第3,160,632号(Toy他1964.12.
 s )は、N−ホスフィノメチルグリシン(グリシン
メチレンホスフィン酸)を塩化第2水銀と水溶媒中、還
流温度で反応させ、次いで反応生成物を分離することを
記述している。また他の方法は、エチルグリシンをホル
ムアルデヒドおよびジエチルホスファイトと反応させる
ものである。この方法は米国特許第3,799,758
  (フランツ。
1974、3.26)に記述されている。さらに、N−
ホスホノメチルグリシン、その塩、誘導体が除草剤や植
物生長調節剤として、有効として記している多くの特許
がある。そのような、N−ホスホノメチルグリシン、適
用方法、製造方法、塩、誘導体に関する他の特許は、米
国特許第3,868,407号、第4,197,254
号および第4,199,354号等である。
N−ホスホノメチルグリシンおよび或種の塩の除草剤と
しての重要性の故に、この化合物を製造する他の改良方
法が常に探し求められて来た。
次の手段によ#)N−ホスホノメチルグリシンが製造さ
れることが判った: (a)  次式を有するヒダントインまたは3置換ヒダ
ントイン ここにRは、水素、Cアルキル、 1〜10 06〜ツアリール、アルキル基がC工〜□。であるアル
キルカルがニル、およびアリール基がCであるアルキル
カル?ニル 6〜12 よりなる群から選ばれる と、パラホルムアルデヒドとを、 低分子量カルボン酸の存在下、1−(ヒドロキシメチル
)誘導体を含む中間生成物の混合物を生成する温度と充
分な時間反応させ、 (b)  この反応混合物に、 (:)三塩化リンおよび三臭化リンよりなる群から選ば
れる置換リン化合物、または(iD  亜リン酸および
無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸あるいは非対称
の無水物からなる群から選ばれるカルゲン酸無水物 を添加することにより、1−(ヒドロキシメチル)誘導
体を、1−ホスホノメチルヒダントインに変え、そして
この反応を充分な温度と時間継続し、1−(ホスホノメ
チル)誘導体の生成反応を完結させる。そして (C)  このようにして生成した1−(ホスホノメチ
ル)誘導体をアルカリまたはアルカリ土類水酸化物より
なる群から選ばれる塩基の水溶液で加水分解し、N−ホ
スホノメチルグリシンの塩を生成する。そして (d)  この塩を強酸で中和して、最終生成物である
N−ホスホノメチルグリシンを得る。
本発明の方法に用いる出発化合物は、上記式のようなヒ
ダントインあるいは3−置換ヒダントインである。好ま
しくは、置換していないヒダントインであるが、しかし
、3−メチルヒダントイン、3−エチルヒダントイン等
の3置換ヒダントインも使用できる。また、3位置にC
アルキル基や06〜28了り−ル1〜2゜ 基、C□〜、。アルキルを有するアルキルカルがニル基
、C6〜、2アリールを有するアリールカル−?ニル基
を有するヒダントインもまた使用に適している。しかし
置換基を有する化合物はコストが高くなるので好ましく
ない。
本発明の方法では、パラホルムアルデヒドが反応の最初
の段階で水を除去するために用いられる。水は好ましく
ないので水性のポルマリンは明らかに不適当である。
酢WIは、本発明の(、)段階における低分子量カルが
ン酸として好ましいものである。他の好適なものとして
は、たとえばプロピオン酸、酪酸等がある。
置換リン化合物として最も好適な化合物は三塩化り/で
ある。他の使用し得るものとしては三臭化リンがある。
酸 (C)段階の方法に好適な塩基は、水欅化ナトリウムで
ある。しかしながら、水酸化カリウム、水酸化バリウム
などの他の塩基も同様に使用できる。
(b) (iD段階において好適な酸無水物は無水酢酸
である。しかしながら他の使用し得る無水■ 無としては、ゾロピオン酸無水物、酪酸無水物、および
、酢酸、プロピオン酸、酪酸の無水物の混合物がある。
本発明の方法の(d)段階の好適な酸は、塩酸である。
しかしながら、塩化臭素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン
酸等も使用できる。これらの酸は比較的強いプロトン酸
として記述できる。そしてこの範躊に入るものであれば
他の酸もまた使用できる。
好ましい化合物を使用して、本発明の方法を以下に説明
する。
ヒダントイン  ノ母うホルムアルデヒドb)(1) 
 pc!、+   6AeOH−−ラaAe、o  +
三塩化リン    酢酸    無水酢酸HP(OH)
!   +   3Hα 亜リン酸     塩化水素 および/または ヒドロキシメチルヒダントイン  亜リン酸1 (NaO)IPCHINHCH,C0INa + Na
、co、 十RMH1+  2H,O N−ホスホノメチルグリシン3−ナトリウム塩1 d )   (Nap) ! PCHtNHC)T* 
C0tNa  +  3 Hα−一−すN−ホスホノメ
チルグリシン  +  3 Naα本発明の方法におい
ては、出発物質であるヒダントイン、パラホルアルデヒ
ド、三塩化リンは全てほぼ化学量論的な量すなわち1;
1:1で用られる。低分子量カルボン酸は通常過剰に用
いる。(c)段階での水酸化ナトリウムも同様に過剰に
適用する。また(a段階でも酸は充分使用して、反応混
合物のpHを約1.4にまで下げる。これが最終生成物
であるN−ホスホノメチルグリシンが溶液中から最も効
率よく結晶化するpHである。
反応の第1段階は還流温度で行われ、もし酢酸を用いる
場合は約115〜120℃の範囲である。ヒダントイン
とホルムアルデヒドとCd約45分間還流される。しか
し、厳密な時間を要求するものではない。
(b)段階における三塩化リンは最初は室温で添加され
、それから還流するよう加熱される。
反応物が加熱されるにつれて塩化水素が発生する。加熱
は約50分かけて還流温度、約115〜120℃に達す
るようKゆつくシ昇温する。還流温度に達したら反応が
充分完結するようにさらに20分間加熱する。
前記式には示されていないが、(b)段階の最後に場合
によっては水を加えてもよい。水を添加したのち約2時
間還流する。その後減圧下にカル?ン酸−水混合溶媒を
除去する。
(c)段階の塩基は室温で加えられる。そして加水分解
工程は塩基として水酸化ナトリウムを用いる場合は還流
温度(約102℃)で約24時間行われる。
もし、無水酢酸やアセチルクロライドが、(a)段階の
初期にノ母うホルムアルデヒドとヒダントインとともに
加えられると、ホスホノメチルヒダントインの収量が向
上することが判った。その理由は正確には判明していな
い。
しかし、3−置換ヒダントインではなくて、ヒダントイ
ンが用いられる場合だけこの向上が見られる。そこで、
もしヒダントインを用いる場合には、好ましくは反応初
期の(、)段階において無水酢酸またはてセチルクロラ
イドを添加する。
本発明を説明するために以下に実施例を示す。
実施例l 500dの丸底フラスコに温度計、コンデンサー、磁気
攪拌機、および加熱マントルを設ける。このフラスコに
窒素気流中で、10f(0,10モル)のヒダントイン
、3.22(0,10モル)のノやラホルムアルデヒド
(純度約95%)を60−の無水酢酸とともに加える。
この混合物を還流温度にまで加温し、45分間還流する
。その後、反応混合物を室温にまで冷却し、13.8 
t (0,10モル)の三塩化リンを一度に加える。発
熱が起る。反応混合物を徐々に還流温度にまで加温する
その間ガスの発生が起る。加熱の過程で、白色の沈澱(
i、i’−メタン−ビス(ヒダントイン))が生成し、
再び溶解する。反応混合物は還流温度に約2時間還流れ
、その後15〇−の水を加え、さらに1.5時間還流さ
れる。混合物はそれから減圧下にストリップされ24.
4fr  の粘稠なピンク色の油状物として粗1−(ホ
スホノメチル)ヒダントイ・ンを得る。この粗生成物は
液体クロマトグラフで定量され43、7 %の純度であ
シ、、収量は10.7 tr  で理論量の56%であ
ることが判った。
実施例■ 前述のようにして粗1−(ホスホノメチル)ヒダントイ
ンを生成し、低温で結晶化し、イソプロピルアルコール
−エーテル(1:5)で還流温浸して部分精製する。精
製物質は陰イオン交換カラムの液体クロマトグラフで評
価し、純度75.3重量係であることが判った。
これの1.94f(7,53ミリモル)と50mの2N
カセイソーダの溶液を還流源f (102℃)で24時
間加熱する。冷却された反応混合物を陰イオン交換・カ
ラムの液体クロマトグラフで評価し、7.65±064
0ミリモルのN−ホスホノメチルグリシン−3−ナトリ
ウム塩を含有していることが判った。そこで、塩の収率
は約100%でおる。
この塩の溶液を12NHαでpH,1,54で酸性化し
、沈殿した白色固体(多分ケイ酸であろう)を戸別する
。p液を冷却し、結晶核を入れ約5℃で数日放置する。
ホスホノメチルグリシン結晶の沈殿が生成し、これを戸
別、洗滌、乾燥する。収量は0.48 fr  (1,
84ミリモル、1−ホスホノメチルグリシン基準で38
%)であった。NMR,IRスペクトルは真正化合物の
それと同じであった。
実施例■ 造 最初から11.29 (0,110モル)の無水酢酸を
添加する以外は実施例Iと同じようにして行った。1−
(ホスホノメチル)ヒダントインの収率は理論量の76
%であった。
実施例■ 1−(ホスホノメチル)ヒダントインの製実施例Iの方
法において、最初から8.62(o、iioモル)のア
セチルクロライドを加えテ行った。これは加熱を始める
とガスの発生を伴う強い発熱反応であるので、注意深く
加熱する必要がある。その他の点では、実施例■と同様
である61−(ホスホノメチル)ヒダントインの収率は
理論量の75%であった。
実施例■ ! 500mの丸底フラスコに温度計、コ7デンサー、磁気
攪拌機、加熱マントルを設ける。
これに、窒素気流中で10. Ot (o、iooモル
)のヒダントイン、3.29(0,10モル)のノ4ラ
ホルムアルデヒド(純度約95%)および611−の無
水酢酸を加える。この混合物を還流温度で0.75時間
加熱し冷却する。得られた澄明な液に8.59 (0,
100モル)の97%の亜リン酸および30.69 (
0,300モル)の無水酢酸を加える。反応混合物は還
流温度に1.2時間加熱し、さらに0.1時間この温度
に保つ。(加熱の初期に白色固体の沈殿が生成しのち再
び溶解する)。この反応混合物を少し冷却し、150−
の水を加える。これを2時間還流温度に加熱し、のち冷
却し、70℃で減圧ストリップし、油状の粗1−(ホス
ホノメチル)ヒダントインを2L4f得る。液体クロマ
トグラフによる定量によ!D、1−(ホスホノメチル)
ヒダントインの収量は46悌であることが判った。
実施例■ N−ホスホノメチルグリシン3−ナトリウム塩の製造 実施例1の方法にしたがい、2.85f(0,025モ
ル)の3−メチルヒダントイン、0.8f(約0.02
5モル)のパラホルムアルデヒド、11g1tの無水酢
酸および3.52(0,024モル)の三塩化リンによ
り粗3−メチル−1−(ホスホノメチル)ヒダントイン
(6,549)を得た。5.569の当該粗生成物を1
0mの水に溶解し、20%カセイソーダでpH10,7
のアルカリ性にした。かくて得喪溶液を24時間還流し
たのち冷却し、液体クロマトグラフでN−ホスホノメチ
ルグリシン3−ナトリウム塩を定量する。収率は理論量
の72%であることが判った。
本発明の方法を行うにあたって、反応混合物に三塩化リ
ンを加えたのち通常白色の沈殿が生成し、のちこれが還
流温度に加熱されると再び溶解することに留意すべきで
ある。この沈殿は単離され、1.1’−メタン−ビス−
ヒダントインであることが判った。これを三塩化リンお
よび酢酸で処理し反応を通常どおシ行えば、この物質F
i1−(ホスホノメチル)ヒダントイン(49%収率)
に変ることが判った。
本発明の方法の(b)段階では、中によっても(IDに
よっても、最終生成物は同じである。三塩化リンが酢酸
と一緒に用いられる場合は、中間生成物は1−(ホスホ
ノメチル)ヒダントインであり、一方(11)で、無水
酢酸と亜リン酸が一緒に用いられる場合も、1−(ホス
ホノメチル)ヒダントインを生成する。三塩化リンと酢
酸は溶液中で反応して、(11)と同じく亜リン酸と無
水酢酸とを生ずるものと思われる。
本発明の範囲内において、この発明の分野における通常
の知識を有する者は、反応物の量、温度、モル比、反応
時間等随意変更し得るものである。
代理人 弁理士  桑  原  英  明(23) 1293−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L  次の各段階を含むN−ホスホノメチルグリシンの
    製造方法: (、)  次式を有するヒダントインまたは3置換ヒダ
    ントイン ここに、 Rは水素、Cアルキル、C6〜12ア 1〜10 リール、アルキル基がC工〜うであるアルキルカルがニ
    ル、およびアリール基 がC6〜、2であるアルキルカル?ニルよりなる群から
    選ばれる。 と、ノ45ホルムアルデヒドトヲ、 (1)1^、1 低分子量カルがン酸の存在下、出発ヒダントインの1−
    (ヒドロキシメチル)誘導体を含む中間生成物の混合物
    が生成する温度で充分な時間反応させ、 (b)  この反応混合物に、 (1)三塩化リンおよび三臭化リンよりなる群から選ば
    れる置換リン化合物、ま たは (11)  亜リン酸および無水酢酸、無水プロピオン
    酸、無水酪酸または非対称の無 水物からなる群から選ばれる酸無水物 を添加することにより、1−(ヒドロキシメチル)誘導
    体を1−ホスホノメチル誘導体に変え、そしてこの反応
    を、充分な温度と時間継続し、1−(ホスホノメチル)
    誘導体の生成反応を完結させる。 そして、 (c)  このようにして生成した1−(ホスホノメチ
    ル)誘導体をアルカリまたはアルカリ土類水酸化物より
    なる群から選ばれ(2) る塩基で加水分解し、N−ホスホノメチルグリシンの塩
    を生成する。そして (d)  この塩を強酸で中和して、最終生成物である
    N−ホスホノメチルグリシンを得る。 2、置換リン化合物が、三塩化リンおよび三臭化リンよ
    りなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3、 低分子量カルゲン酸が、酢酸、プロピオン酸、酪
    酸からなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 4、 ヒダントイン、パラホルムアルデヒドおよび置換
    リン化合物が、はぼ化学量論的な量用いられ、カルF+
    ?ン酸が過剰に用いられる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 5、 ヒダントインが、3−メチルヒダントインである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、ハラホルムアルデヒドがヒダントインに対し過剰に
    用いられる特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、 酸が、塩酸、硫酸、臭化水素酸、およびヨウ化水
    素酸からなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 8、  (e)段階の塩基が、アルカリまたはアルカリ
    土類水酸化物よシなる群から選ばれる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 9、  (a)段階の他の反応物と一緒に、アセチルク
    ロライドまたは無水酢酸が加えられる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 10、 亜リン酸および無水酢酸、無水プロピオン酸、
    無水酪酸またはこれらの混合物からなる群から選ばれる
    酸無水物を反応混合物に加えることにより(b)段階を
    達成する特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP58193559A 1982-10-18 1983-10-18 N−ホスホノメチルグリシンの製造方法 Granted JPS5989694A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US43512282A 1982-10-18 1982-10-18
US435122 1982-10-18

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JPS5989694A true JPS5989694A (ja) 1984-05-23
JPH0225917B2 JPH0225917B2 (ja) 1990-06-06

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EP (1) EP0107464B1 (ja)
JP (1) JPS5989694A (ja)
KR (1) KR840006489A (ja)
AT (1) ATE17357T1 (ja)
AU (1) AU559033B2 (ja)
CA (1) CA1205817A (ja)
CS (1) CS242887B2 (ja)
DD (1) DD215555A5 (ja)
DE (1) DE3361801D1 (ja)
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