JPS598856Y2 - スタツド溶接に使用されるスタツド - Google Patents
スタツド溶接に使用されるスタツドInfo
- Publication number
- JPS598856Y2 JPS598856Y2 JP1978090544U JP9054478U JPS598856Y2 JP S598856 Y2 JPS598856 Y2 JP S598856Y2 JP 1978090544 U JP1978090544 U JP 1978090544U JP 9054478 U JP9054478 U JP 9054478U JP S598856 Y2 JPS598856 Y2 JP S598856Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud
- welding
- stud welding
- rounded
- base metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンデンサに蓄えられたエネルギーをスタツ
ドと母材との間に設出して溶接を行なういわゆるCDス
タツド溶接において使用されるスタツドの改良に関する
ものである。
ドと母材との間に設出して溶接を行なういわゆるCDス
タツド溶接において使用されるスタツドの改良に関する
ものである。
CDスタツド溶接においては溶接電流、その通電時間お
よび母材へのスタツドの押し付けタイミングが良好な溶
接を得るための三大条件であるが、これらの条件が十分
であっても母材とスタツドとの間の溶接部にブローホー
ルが生じ、溶接部の十分な機械的強度が得られないこと
がしばしば生じ得る。
よび母材へのスタツドの押し付けタイミングが良好な溶
接を得るための三大条件であるが、これらの条件が十分
であっても母材とスタツドとの間の溶接部にブローホー
ルが生じ、溶接部の十分な機械的強度が得られないこと
がしばしば生じ得る。
ブローホールの発生は主として溶接の際に発生したガス
の残留に起因することが認められている。
の残留に起因することが認められている。
従って母材にスタツドを押し付ける際に母材とスタツド
との間に存在する空気や発生ガスを逸出する必要がある
。
との間に存在する空気や発生ガスを逸出する必要がある
。
例えば第1図に示すような従来型のスタツドではその溶
接端面1が平坦であるため、このようなスタツドを母材
に溶接すると、母材とスタツドとの間の空気または発生
ガスの半径方向外方への流れが防げられ、従ってアーク
の拡がりが悪く、溶融した金属が十分に押し出されない
ため溶接部にブローホールが形成され易い。
接端面1が平坦であるため、このようなスタツドを母材
に溶接すると、母材とスタツドとの間の空気または発生
ガスの半径方向外方への流れが防げられ、従ってアーク
の拡がりが悪く、溶融した金属が十分に押し出されない
ため溶接部にブローホールが形成され易い。
このためスタツドの溶接端部を円錐形状に構威したもの
を提案されてきたが、しかしその場合にはスタツドの溶
接端部の溶かすべき金属の量が多くなり、従って使用電
力量が増加する欠点がある。
を提案されてきたが、しかしその場合にはスタツドの溶
接端部の溶かすべき金属の量が多くなり、従って使用電
力量が増加する欠点がある。
この考案の目的は、スタツド溶接時の空気および発生ガ
スの逸出を良くしアークが溶接面に一様に拡がるように
するため溶接端面の周縁部を丸く形威した改良型のスタ
ツドを提供することにある。
スの逸出を良くしアークが溶接面に一様に拡がるように
するため溶接端面の周縁部を丸く形威した改良型のスタ
ツドを提供することにある。
このようにスタツドの溶接端面の周縁部を丸く形戊する
ことによって母材とスタツドとの間の空気および発生ガ
スの逸出が十分になり、溶けた金属が半径方向外方へ一
様に十分に押し出され、従ってブローホールの発生が防
止され強固なスタツド溶接を行なうことができる。
ことによって母材とスタツドとの間の空気および発生ガ
スの逸出が十分になり、溶けた金属が半径方向外方へ一
様に十分に押し出され、従ってブローホールの発生が防
止され強固なスタツド溶接を行なうことができる。
その結果製品の質が向上されると共に溶接不良を非常に
減少することができるので生産性を高めることができる
。
減少することができるので生産性を高めることができる
。
以下この考案によるスタツドの一実施例を第2図を参照
して説明する。
して説明する。
第2図にはスタツドの頭部部分を軸方向縦断面図で示す
。
。
溶接端面2の中心突起部3の周囲の中央部4はほぼ平坦
であり、そしてその周縁部5は図示されたように例えば
押圧または切削によって丸く形威されている。
であり、そしてその周縁部5は図示されたように例えば
押圧または切削によって丸く形威されている。
ほぼ平坦な中央部4と丸く形威された周縁部5との径方
向の長さの比は好ましくは3〜4:1程度に設計され得
る。
向の長さの比は好ましくは3〜4:1程度に設計され得
る。
このように構威したスタツドを溶接した場合の溶接部に
おいては中央部4の周辺の空気または発生ガスの逸出が
十分であり、アークの拡がり良く、溶けた金属が十分に
押し出されるので、ブローホールの発生は見られず、ま
たスタツドの全周を包囲する余盛りも一様かつ十分であ
り、堅固に溶接されていることが認められる。
おいては中央部4の周辺の空気または発生ガスの逸出が
十分であり、アークの拡がり良く、溶けた金属が十分に
押し出されるので、ブローホールの発生は見られず、ま
たスタツドの全周を包囲する余盛りも一様かつ十分であ
り、堅固に溶接されていることが認められる。
第1図は従来型のスタツドの一部分を示す軸方向縦断面
図、第2図はこの考案によるスタツドの一実施例を示す
軸方向縦断面図である。 図中、2は溶接端面、4は中央部、5は周縁部である。
図、第2図はこの考案によるスタツドの一実施例を示す
軸方向縦断面図である。 図中、2は溶接端面、4は中央部、5は周縁部である。
Claims (1)
- CDスタツド溶接によって母材に溶接されることになる
スタツドの溶接端面2の中心突起部3の周囲の中央部4
がほは゛平坦であり、そしてその周縁部5が丸く形威さ
れ、ほぼ平坦な中央部4と丸く形威された周縁部5との
径方向の長さの比が3〜4:1であることを特徴とする
スタツド溶接に使用されるスタツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978090544U JPS598856Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | スタツド溶接に使用されるスタツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978090544U JPS598856Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | スタツド溶接に使用されるスタツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5511237U JPS5511237U (ja) | 1980-01-24 |
JPS598856Y2 true JPS598856Y2 (ja) | 1984-03-19 |
Family
ID=29018973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978090544U Expired JPS598856Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | スタツド溶接に使用されるスタツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598856Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183588A (ja) * | 2012-05-17 | 2012-09-27 | Junichi Mizoguchi | スタッドボルト |
JP2013253703A (ja) * | 2013-09-20 | 2013-12-19 | Junichi Mizoguchi | スタッドボルト |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926160A (ja) * | 1972-07-03 | 1974-03-08 |
-
1978
- 1978-07-03 JP JP1978090544U patent/JPS598856Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926160A (ja) * | 1972-07-03 | 1974-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5511237U (ja) | 1980-01-24 |
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