JPS5987270A - 内燃機関の燃料噴射ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の燃料噴射ノズルであって、燃料通
路を有し、該燃料通路が、ノズルケーンジグへ嵌込まれ
たフィルタ体ヲ介シて、噴射孔にある噴射弁へ通じてお
り、かつ上記燃旧通路内に、燃料の流動方向に開く逆止
弁が設けられている形式のものに関する。逆止弁ｕ１噴
射ノズルにおいて、ある程度のｆｉｌｉ）留圧力を保持
し、これにより、噴射弁閉鎖のさいに燃焼ガスが噴射弁
弁座に達してこれを汚すことがない、１．うにするため
に設けることができる。このこ１、は、噴射路ｒ後燃料
圧力の減少が極めて迅速１θ＝行なわノする、例えば小
型高速回転内燃機関用の噴射装［δにおいて可能であろ
う。逆止弁は上記の目的の他に、噴射弁の減圧及び所謂
燃滓・１吸いもどし量を受容するだめにも役立ち、これ
により、吸いもどし燃料による二次噴射乃至後だれが避
げられる。

＆Ｊ、しめに述べた形式の公知の噴射ノズルでは、逆止
弁は燃料通路内に直接に設けられており、この」場合弁
座及び閉鎖ばねの支持面はノズルケーンジグの互いに隣
接した部分に形成されている。このような構成−：噴射
ノズルの最終組立を田面［にする。それというのはこの
組立のさいに弁部分を正しく嵌込むことに注意を集中し
なｃＪれはならず、また場合によっては弁部分が、これ
らを受容すべく設りられでいる、ノズルケーンジグの中
空室から不意に脱落することを防止する手段が必要とな
るからである。

これに対して１、特許請求の範囲第１項記載の特徴を有
する本発明の燃料噴射ノズルは以下の利点を有している
。即ち、逆止弁をフィルタ体と共に、全体としてあらか
じめ組立てた状態でノズルケーシンダ、例えばノズルホ
ルダ、内へ嵌込みもしくはプレス嵌めすることができる
１つのユニットを形成する。これにより、噴射ノズルの
最終組立は著しく簡単となり、かつまた、逆止弁の精密
な作孔及び嵌合を、ノズルクーシングとは独立に、比較
的小さいフィルタ体について行なうことができるという
さらに別の利点かえられる。

特許請求の範囲第２項乃至第９項は本発明の有利な実Ｉ
ＡＬ態様を示す。

逆上弁の閉鎖部側ば、特許請求の範囲第２項記載の実施
態様によれば、噴射弁の燃料吸いもどし量を受容しかつ
二次噴射及び後だれをｊ（）？けるだめの、減圧ピスト
ンもしくは吸いもどしピストンとして製作することがで
きる。

燃オニ１通路内へ嵌込まノｔ１燃料通路の囲繞１−゛り
と共にフィルタ間隙を形成する棒状フィルタとして構成
されたり°与許請求の範囲第３項記載のフィルタ体−：
、逆上弁の組立てにとって特にイ１利である。

特許請求の範囲第４項乃至第９項記載のｌ、＋１．ｆｆ
成にｊ　ｆｌば、フィルタ体にコン・ξクトな構造が一
／７見られ、かつ、場合によっては吸いもどし機能をも
有する逆止弁がフィルタ作用を損なうことがない。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

噴射ノズルはノズル本体１０を有し、このノズル本体１
０は中間ディスク１１と共に緊締ナンｌ□　ｌ　２　ヲ
介してノズルボルダ１４に固く緊締されている。ノズル
本体１０ば、通常のように、閉鎖ばね１６の力に抗して
移動可能な弁ニー１゛ル１７を内蔵しており、こ′ｉ″
Ｌは、ノズル本体１０内の噴射孔１８の手前に支承され
ている弁ＰＩ＜と協働する。ノズルホルダ１４は内部に
燃料供給通路を有し、これは、孔径の異なった３つの孔
区分２０．２２．２４から成っている１、孔区分２４は
ノズル本体１０内の通路２５と合致しており、この通路
２５Ｈ弁ニードル１７を取囲む圧力室に開口している。

圧力室の範囲に弁ニーｒル１７は受圧肩面を有しており
、かつ圧力室は弁ニードル１７とノズル本体１０との間
の環状室を介して弁座に接続している。弁ニードル１７
ば、供給される燃料の圧力によって閉鎖ばね１６の力に
抗して押上げられ、このさいに弁が開かれ、燃料は噴射
孔１８に達する。閉鎖ばね１６を受容している室２６内
へ入る漏油はさらに別の孔２８を経て、図面にはみえ−
こいない、漏油導管接続用の接続部へ導かれる１、燃料
供給通路の孔区分２０内へは棒状のフィルタ体３０が挿
入されており、このフィルタ体３０ば、供給される燃料
をして、狭い間隙を強制的に通過させるもので、この狭
い間１１Ｕフィルタ体３０の外周と、これを取囲んでい
る、孔区分２０の壁３１との間に形成される間隙である
。この場合燃料けろ過されて、−緒に供給された、所定
の大きさ以上のダスト粒子、切粉等はとどめられる。

フィルタ体３０はその両端部にそれぞれ１つの鍔３２．
３４を有しており（第２図）、これらの鍔の間に、直径
が僅かに小さい中間区分３６がある。両方の鍔３２．３
４はノズルホルダ１４内の孔区分２０に嵌合してこの区
分を充しており、フィルタ体３０を摩擦接続により、孔
区分２０内に不動に保持している。フィルタ体３０のこ
のような構成により、中間区分３６とノズルボルダ１４
の孔壁３１との間に環状室３８が形成さｔＬ、この環状
室を燃料は、後に詳細に述べる形式で、通過せしめられ
る。

フィルタ体３０は一貫した縦孔４０を有しており、この
縦孔４０内の入口側には中空ねじ４２がねじはめられて
いる。縦孔４０の出口側はねし栓体４４によって閉鎖さ
れている。中空ねじ４２は軸方向刊加部４６及び中心孔
４８を有しており、こｎは付加部４６の端面５０に開口
している。ねじ栓体４４Ｉｒｉ、付加部５２を有し、こ
れは端面側ビン５４を支持していると共に、閉鎖ばね５
６の一端を支持しており、このばねはピストン状の閉鎖
部材６０を中空ねじ４２の端面５０に向って押圧してい
る。

縦孔４０からは第１の横孔６２が延びており、これは方
形横断面を有し、その入口側の壁区分６３は距離ａだけ
中空ねじ４２の端面５０に対してずらされている。横孔
６２はフィルタ体３０の外周面にある縦溝６４に開口し
ており、この縦溝は燃料の流れ方向で徐々に小さくなる
■字形横断面を有Ｌ　、かつ両端がフィルタ体３０の両
端面の手前で終っている。縦溝６４の一方の側面６６（
第３図）は、フィルタ体３０の縦軸線■０を含む一平面
■２に対して距離すにある一平面６８内にある。縦溝６
４の他方の側面７４は側面６６に対して直角であり、か
つフィルタ体３０の縦軸線７０に対して角度Ｃ（第２図
）の傾斜を以って延びている。この横断面構造及び配置
形式により、縦溝６４の次第に減少する深さは切削のさ
いに自動的にえら扛る。

縦孔４０からは、端面側ピン５４の範囲に、第２の横孔
７６４’へ延びており、これは円形横断面を有しており
、かつフィルタ体３０の外周。

面にある縦溝７８に開口している。縦溝７８の横断面は
縦溝６４の横断面と対称に形成されており、かつ同様に
縦軸線７０に対して角度Ｃを以って傾斜している。ｗＬ
溝７８Ｈしかし、フィルタ体の出口側の鍔３４を貫通し
かつこの鍔３４に接する環状端面８０に開口している。

フィルタ体３０には２つのさらに別の縦ｆｊ８２，８４
が設けられており、これらは縦溝７８と同様に製作され
かつ配置されており、かっこｆｌ、らの両級溝８２．８
３並びにこれらと縦溝７８とはそれぞれ１２０　０角度
をなしている。各縦溝７８．８２及び８４は鍔３４に縁
部切欠き８６を形成し、該縁部切欠きを介して環状室３
８は燃料供給通路の、さらに先へ延びている孔区分２２
．２４、通路２５に接続している。

閉鎖部イ′Ａ６０は、端面５０及び、縦孔４０内への横
孔６２の開口ｆ形成されるエツジと共に、全体として第
４図に符号９０で示されている逆＋１：弁を形成してい
る。この逆止弁け、環状室３８内の入口側に通じている
通路接続部（４８，４０，６２，６４，）にある。ここ
から燃料は縦溝７８．８２．８４及びδつの縁部切欠き
８６を経て、さらに先へ続いている燃料通路へ達する。

燃料はこの場合何回も偏向ぜしめら扛、かつ強制的に狭
い間隙を通過せしめら汎、これにより所期のフィルタ効
果がえられる。

噴射過程開始のさいに上昇する燃料圧力Ｑユ閉鎖部４Ａ
’　６０を閉鎖ばね５６の力に抗して端ｊ１１５０から
、それも、閉鎖部材６０が横孔６２を開きかつ燃料がさ
らに続いている間隙及び通路内へ流れることができる壕
で、押部す。この過程において閉鎖部材６０によって押
しのけられた燃料は横孔７６及び縦溝７８を経て、さら
に続いている燃料通路内へ流入する。噴射過程の終りに
は閉鎖はね５６は閉鎖部材６０を迅速に端面５０に押戻
し、このさい、横孔６２は閉しられ、かつ横孔７６を経
である程度の燃料州、が閉鎖部材６０とねじ栓体４４と
の間の室内へ吸込まれて戻される。距離ａば、吸込み戻
されだ燃和量が噴射弁１７の吸いもどし量にほぼ等しく
なるように、設計されている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は、本発
明による棒状フィルタを備えだ噴射、ノズルの縦断面図
、第２図は第１図の棒状フィルタの拡大図、第３図は第
２図の１−１ｎ線による断面図、第４図は第２図のＩＶ
−ＩＶ線による断ｃｔｎ図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　内燃機関の燃わ１噴射ノズルであって、燃料通路
   を有し、該燃料通路が、ノズルケーソング内へ嵌込壕れ
   たフィルタ体を介して、噴射孔にある噴射弁へ通してお
   り、かつ上記１：！　、Ｉ′二１通路内に、燃料の流動
   方向に開く逆止弁が設けられている形式のものにおいて
   、逆止弁（９０）がフィルタ体（３０）内にフィルタ体
   と一体に構成されていることを特徴とする、内燃機関の
   燃料噴射ノズル。 ２、　逆止弁（９０）の閉釘１部用（６０）が、逆止弁
   （９０）及び噴射弁（１７）ｍｌ＆こあイ：、燃料通路
   （４分（２２，２４，２５）のだめの減圧弁として構成
   されている特許請求の範囲第１項記載の内燃機関の燃米
   １噴射ノズル。 δ、　フィルタ体（３０）が、燃オ；・１通路内へ嵌込
   まれ、ノズルケーシンダ（１４）の囲繞壁（３１）と共
   にフィルり間隙を形成する（本状フィルタとして構成さ
   れている特言′１゛言青〉１〈の範囲１第１項又は第２
   項のうちいず２″ｌ−カニ１項言己載の燃料噴射ノズル
   。 ４　フィルタイ４；　（３０）が両’Ａ５音Ｉ；に、そ
   ノｔぞソｔ、燃ｊ′：１通路（２０）の横断面にびつ／
   こり嵌合する鍔（３２，３４）及び、これらの１ｉｌｊ
   鍔（３２，３４）間に、該鍔Ｊ、りも作力１に１α′Ｉ
   看の小さい中間区分（３６〕を有しており、力）つ該中
   間区分（３６）とノズルくｍ−ソング（１４）の囲繞壁
   （３１）との間に形成された環」犬？；イ（３８）が、
   フィルタイ本（３０）のつ１１１ｉｆτ［ｉに接続間「
   １する通路（４８，６２，８６）に接１１ｅ　Ｌ　−Ｃ
   ’Ｊ’Ｓ　リ、カッ逆止弁（９０）′ｌに上Ｆ　ｙｍ路
   の一力（４ａ、６２）に組込ｔ　ｎている牛、デ訂請求
   の範囲第３項記載の燃１：・１１イｉ射ノズル５、　フ
   ィルタ体（３０）の人Ｌ１仙のｇｊ１シ音１へ刀１Ｃつ
   庁７状室（３８）へ通じている通路が、フィルり体（３
   ０〕内の縦孔（４０，４８）及びイゲｉイＬ（６２〕に
   よって形成されており、がっ逆止弁（９０）の閉鎖部側
   （６ｏ）が縦孔（４０，４８）内への横孔（６２）の開
   口と協働する特ａ／ｌ請求の範囲第４項記載の燃料噴射
   ノズル。 ５、　　ｒａ）　　縦孔（４０）が全フィルタ体（３ｏ
   ）によって貫通されており、 （ｂ）縦孔（４０）の入口側の開口部内に、貫通孔（４
   ８）を有する中室ねじ（４２）がねじはめられており、
   かつ該貫通孔（４Ｂ　）の端面（５０〕が逆止弁（９０
   〕の閉鎖部側（６０）のためのストツ・ξもしくは弁座
   を形成しており、 （ｃ）閉鎖部側（６０）が縦孔（４ｏ）内で案内される
   ピストンとして製作されており、該ビス］・ンが閉鎖ば
   ね（５６）により中空ねじ（４２）に抑圧さ扛ており、 （ｄ、）　　閉鎖ばね（５６）が、縦孔（４０〕の、閉
   鎖部側（６０）の下流側に延びている縦孔区分内に配置
   されており、該縦区分が１１°、Ｉｔ孔（７６）として
   の負荷逃がし孔により環状５；り（３８）に接続されて
   おり、かつ上記縦孔区分が、フィルタ体（３０）の端部
   にある、閉鎖ばね（５６）の支持部組として役立つ栓体
   （４４）により、閉鎖されている、 特ａ１゛請求の範囲第５項記載の燃料噴射ノズル７　閉
   鎖部側’　（６０）のだめのストツ・ξもしくしＩ：弁
   座として役立つ、中空ねしく４２）の端面（５０〕が、
   横孔（６２）の上流側の距離ａｉ／こ位置しており、該
   距離ａが、閉鎖部イＡ（６０）によって横孔（６２）が
   １７ｆＪかれるまでに閉鎖ｇｌ（イー）Ｊによって押°
   しの４−Ｊられだ燃料昂、が噴射弁（１７）の吸いもど
   し扇に等しくなるように、設定されている、ｑ″ｆ詐胛
   ｆ求の範囲第６項記載の燃料噴射ノズル。 ８　イ１１゛１孔（６２）がフィルタ体（３０）の外周
   面にある縦ｒｉｉ　（６４）の範囲に開１」シ、該縦溝
   （６４）にＪ：フィルタ体（３０）の両端部の手前で終
   っているり゛テ許請求の範囲第６項又＆；Ｊ−第７項の
   うぢいずれか１項記載の燃料噴射ノズル。 ９、環状室（３８）からさらに先へ延びている通路が、
   相応する端部（８０）Ｋ接続開１１する縦溝（７８，８
   ２，８４）によって形成されており、これらの縦溝（７
   ８，８２，ε３４）が、中間区分（３６）にある溝端部
   に向って徐々に減少する横断面を有している４！Ｊ’　
   ｆｆ’ｌ請求の範囲第４項乃至第８項のうちいずれか１
   項記載の燃料噴射ノズル。