JPS5986294A - 電気機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波加熱装置等の電気機器の電源コードの取
付構造に関するものである。

従来例の構成とその問題慨 従来のクリえば高周波加熱装置などの電気機器において
は、その電源コードの本体への固定は種々の構成で行わ
れている。

第１図１はこのような電気機器への電源コードの取付構
造の一クリを高周波加熱装置を示して説明しようとする
ものである。

第１図は、従来の高周波加熱装置の外装の一部を外し、
さらに底板をとり外した状態を斜睨図で示したものであ
る。第１図において加熱室１の前面にはドアー２を開閉
自在に設けている。マグネトロン３からの電波は導波管
４を通り、加熱室１内に照射される。底板５は本体から
とり外しだ状態を示しており、トランス６などの電気部
品を取付けている。電源コード７の本体側には取付部８
を樹脂成形によって設けている。取付部８には蟻溝９を
設けている。底板６及び後板１ｏには凹部１１を設け、
この凹部１１に蟻溝９を嵌合させ、底板５を本体へ固定
することによって電源コード７を数例けている。

このような従来の構成によると電源コード７は増刊部８
の蟻溝９によって簡単に、しかも確実に固定されるが、
補修サービス時などで電源コード７を交換しようとする
と底板５をとり外さなければいけないので、作業が困難
で手間がかかった。

まだ蟻溝９によらずにフラングを用いた圧入によるもの
、ビス止めなどによる構成も実用されているが、この場
合は、組立時に圧入力や締付力が必要で、これもまた作
業が困難であり好ましくなかった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、電源コード
の数句を確実にすると共に、組立、補１しを容易にする
ことを目的とする。

発明の構成 上記目的を達するだめ、本発明は外装板の一部に電源コ
ードの取付部が挿入でき、しかも小１１１部と犬「［」
部とを有する開口を設け、この開口部に取付部を挿入し
、開口の大巾部を他部品で閉鎖して電源コードの抜は止
めをするものである。これによって電源コードの取付が
簡単にしかも確実に行えると共に、取外しも他部品を外
すだけで電源コードの交換が容易に行えるという効果を
有するものである。

実施例 以下、本発明の一実施列について図面に基づいて説明す
る。

第２図は本発明の一実施例による高周波加熱装置の電源
コードの取付部を分解して示す部分斜視図である。

第２図において本体外装を構成する外装体のうち裏板２
１には開口２２を設けている。２３はプラスチック等で
成形した取付部であり、電源コード２４と一体にしてい
る。取付部２３はその幅ｄ１に対して一部狭い幅ａ２と
しだ蟻溝２５を有している。開口２２は逆凸形の形状と
し、大１１３部の寸法を℃１　として取付部２３０幅ａ
１より少し広くして挿入自在にしている。小中部の寸法
ｆ！、２は蟻溝２５が嵌合できるよう取付部２３０幅ａ
　としている。２６は本体の底偽である。

第３図、は側面の部分断面図である。第２図と同一部分
は同一番号で示しだ。第３図において加熱室２７の前面
にはドアー２８を開閉自在に設けている。マグネトロン
２９の電波は導波管３ｏを介して加熱室２７内に照射す
る。３１は電源トランス、３２はマグネトロン冷却用の
ファンである。

ファン３２の周囲には送風を効果的に行うだめにガイド
３３を設けている。

電源コード２４の取付部２３は二点鎖線の矢印で示すよ
うに開口２２０大１］部から挿入し、下へ押し下げて蟻
溝２５を小中部ａ２に嵌合させる。ガイド３３は下方に
延長しており、開口閉鎖部３４としている。ガイド３３
はビス３５で裏板２１に取付ける構成である。

以下上記構成における作用について説明する。

電源コード２４の取イゴ部２３は開口２２へ挿入後下へ
押し下げ蟻溝２６に嵌合させ、次にガイド３３をビス３
５で裏板２１に取付けることによって開口閉鎖部３４が
開口２２の余剰部を閉鎖し、取付部２３は上方向へ抜け
ることを防ぐ。電源コード２４の引張り方向、押込み方
向に対しては、取イ・１部２３の蟻溝部２６の作用によ
り確実に保持固２ポされる。

このように本実施クリによれば、電源コード２４は本体
の開口２２に軽く挿入した後、ガイド３３をビス止めす
るだけで簡単に、しかも確実に本体に固定できるという
効果を有する。

発明の効果 本発明によれば次のような効果を得ることができる。

（１）電源コードは成形による取付部を本体に固定する
ので、引張り力、押込み力が加わっても抜けなどがなく
確実に本体に固定される。

僻）電源コードの成形による取付部は電源コードの１ｖ
・激な折れ曲りを防止するので断線などの故障を起しに
くい安全な装置を実現できる。

ユ）取付部は開口に挿入するだけなので圧入力なども不
要であり、取付作業における疲労もなイ１ｒ く楽に、容易に取ばけができる。また特殊な工具も不要
なので誰でもどこでも簡単にできる。

（４）電源コードの取付部を挿入できる開口を設けてい
るので、底板などの本体外装を構成する大形の構造部品
はあらかじめ先に組立てしておけるので作業性が良く、
補修サービスなどで電源コードを交換する場合でも、ガ
イドなどわずかの部品の取外しで済み、極めて能率良く
、補修、サービスをすることができる。

Ｉ）　　開口部は内部の他部品で閉鎖しておくので外観
の体裁も良い。

（６）実Ｎｐ　ｆ＋ｌＪのごとく裏板などの開口設置部
においても折曲部（第２図中３６）は切欠くことなく、
連続して設けられるので、板金構造体として極めて強度
が強くでき、丈夫な装置とすることができる。

（７）開口閉鎖部は内部の構造部品、例えばガイドなど
の一部を延長するだけで済ませば、別部品を設ける必要
もなく、簡単な構造にすることができ経済的である。

なお実施ρｌにおいては、ガイド３３の一部によって開
口を閉鎖した構成を示しだが、これに限らずどのような
部品によっても開口閉鎖をしても全く同様の効果を発揮
することができる。

まだ開］］は、裏板に凸形のものを設けたが、例えば、
裏板と底板など複数の構造体で共同して凸形を形成して
も同じである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の高周波加熱装置の内部構造を示す分解斜
睨図、第２図は本発明の一実施例にかかる高周波加熱装
置の電源コードの取付部を分解して示す部分斜視図、第
３図は同部分断面図である。 ２２−・開口、２３　・・取付部、２４　・・−電源コ
ード、２６・　　蟻溝、３３　　ガイド、３４−・・・
開口閉鎖部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外装板の一部に小中と大ｄ」を有する開口を設け、この
   開口の小１１１部に電源コードの取付部を挿着固定し、
   上記開口の大ｄＪ部を他部品で閉鎖した電気機器。